JP2014016510A - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高ズーム比で、広角端から望遠端における全ズーム範囲にわたり特に倍率色収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置を提供すること。
【解決手段】物体側から順に、変倍中固定の正の屈折力の第1群と、変倍に伴い光軸方向に移動する負の屈折力の第2群と、変倍に伴い光軸方向に移動して変倍に伴う像面の変動を補正する第3群と、変倍中固定の開口絞りと、変倍中固定の正の屈折力の第4群から構成されるズームレンズにおいて、第2群の構成、および構成レンズの材料のアッベ数と部分分散比、及び屈折力等の条件を適切に設定したこと。
【選択図】 図1

Description

本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、放送用テレビカメラ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、銀塩写真用カメラ等に好適なものである。
近年、テレビカメラ、銀塩フィルム用カメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置には、大口径比、高ズーム比でしかも高い光学性能を有したズームレンズが要望されている。
高ズーム比のズームレンズとして、最も物体側に正の屈折力のレンズ群を配置し、全体として4つのレンズ群より成るポジティブリード型で、テレフォト型の4群ズームレンズが知られている。
この4群ズームレンズとして、物体側から像側へ順に合焦用の正の屈折力の第1レンズ群、変倍用の負の屈折力の第2レンズ群、変倍に伴う像面変動を補正するための第3レンズ群、結像用の正の屈折力の第4レンズ群より成る4群ズームレンズが知られている。
第3レンズ群が正の屈折力を持ったこのタイプの4群ズームレンズにおいて、高ズーム比化を図った4群ズームレンズが知られている(特許文献1〜3)。
特許文献1、2ではズーム比96倍程度の高ズーム比のズームレンズを開示している。
特許文献3では、ズーム比50倍程度の高ズーム比のズームレンズを開示している。
一方、第3レンズ群が負の屈折力を持ったこのタイプの4群ズームレンズにおいて、高ズーム比化を図った4群ズームレンズが知られている(特許文献3)。
特許文献3では、ズーム比22倍程度の高ズーム比のズームレンズを開示している。
特開2004−264458号公報 特開2004−264459号公報 特開2008−40395号公報
前述した構成のポジティブリード型の4群ズームレンズは高ズーム比が比較的容易である。
しかしながら、高ズーム比になる程、諸収差の変動が大きくなり、全ズーム領域で高い光学性能を得るのが難しくなってくる。
特に軸上色収差、倍率色収差ともにズーム変動が増大してくる。そのため高い結像性能を得るためには一次の色収差のみならず、二次スペクトルの補正を良好に行なうことが重要になってくる。
ポジティブリード型の4群ズームレンズにおいて、高ズーム比化を図りつつ、色収差を良好に補正し、高い光学性能を得るには変倍用の第2群の構成を適切に設定することが重要である。
本発明は、高ズーム比で、広角端から望遠端における全ズーム範囲にわたり、特に倍率色収差のズーム変動を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側から順に、ズーミングに際して不動の正の屈折力の第1群、ズーミングに際して光軸方向に移動する負の屈折力の第2群、ズーミングに際して光軸方向に移動して変倍に伴う像面の変動を補正する第3群、ズーミングに際して不動の開口絞り、ズーミングに際して不動の正の屈折力の第4群で構成されるズームレンズにおいて、
前記第2群は、少なくとも2枚以上の正の屈折力のレンズと少なくとも3枚以上の負の屈折力のレンズから構成され、
かつ前記第2群は物体側から、互いに反対符号のレンズL21、L22の順で構成されており、
前記L21の物体側の面と前記L22の像側の面との光軸上の距離をX2とし、前記第2群の光軸上の全厚をL2とし、前記第2群内の最も像側の面における広角端と望遠端の軸上近軸光線の光軸からの高さをそれぞれhW_m、hT_mとし、前記第2群内の最も像側の面における広角端と望遠端の瞳近軸光線の光軸からの高さをそれぞれHW_m、HT_mとし、前記第2群の屈折力をφ2とし、前記L21およびL22のうち、正の屈折力のレンズの部分分散比と分散と屈折力をそれぞれθp、νp、φpとし、負の屈折力のレンズの部分分散比と分散と屈折力をそれぞれθn、νnとするとき、
−0.15<(hT_m×HT_m−hW_m×HW_m)/(hT_m×hT_m−hW_m×hW_m)<0.14 ・・・(1)
0.06<X2/L2< 0.35 ・・・(2)
−18.0×10-3<(θp−θn)/(νp−νn)<−2.8×10-3 ・・・(3)
2.0< νn − νp < 30.0 ・・・(4)
−0.50<φp/φ2<−0.02 ・・・(5)
なる条件を満足することを特徴としている。
本発明によれば、高ズーム比で、広角端から望遠端における全ズーム範囲にわたり、特に倍率色収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置を得られる。
本発明の実施例1のズームレンズの広角端でフォーカス無限遠時の断面図 (A)、(B)、(C)数値実施例1の広角端、焦点距離292.02mm、望遠端における縦収差図 本発明の実施例2のズームレンズの広角端でフォーカス無限遠時の断面図 (A)、(B)、(C)数値実施例2の広角端、焦点距離31.78mm、望遠端における縦収差図 本発明の実施例3のズームレンズの広角端でフォーカス無限遠時の断面図 (A)、(B)、(C)数値実施例3の広角端、焦点距離31.78mm、望遠端における縦収差図 本発明の実施例4のズームレンズの広角端でフォーカス無限遠時の断面図 (A)、(B)、(C)数値実施例4の広角端、焦点距離33.73mm、望遠端における縦収差図 本発明の実施例5のズームレンズの広角端でフォーカス無限遠時の断面図 (A)、(B)、(C)数値実施例5の広角端、焦点距離33.73mm、望遠端における縦収差図 本発明の実施例6のズームレンズの広角端でフォーカス無限遠時の断面図 (A)、(B)、(C)数値実施例6の広角端、焦点距離31.67mm、望遠端における縦収差図 本発明の実施例7のズームレンズの広角端でフォーカス無限遠時の断面図 (A)、(B)、(C)数値実施例7の広角端、焦点距離31.67mm、望遠端における縦収差図 本発明の撮像装置の要部概略図 正の屈折力のレンズ群による倍率色収差の2色の色消しと二次スペクトル残存に関する模式図 負の屈折力のレンズ群による倍率色収差の2色の色消しと二次スペクトル残存に関する模式図 アッベ数νdと部分分散比θgFの分布の模式図 本発明の第3群の屈折力が正である4群ズームレンズの広角端の近軸追跡の模式図 本発明の第3群の屈折力が正である4群ズームレンズの望遠端の近軸追跡の模式図 本発明の第3群の屈折力が正である4群ズームレンズにおける物体側から順に正レンズ及び負レンズ、像側から順に正レンズ及び負レンズで構成される第2群の広角端の近軸追跡の模式図 本発明の第3群の屈折力が正である4群ズームレンズにおける物体側から順に正レンズ及び負レンズ、像側から順に正レンズ及び負レンズで構成される第2群の望遠端の近軸追跡の模式図
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。
図1は本発明の実施例1(数値実施例1)であるズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図2(A)、(B)、(C)は、数値実施例1のそれぞれ広角端、焦点距離292.02mm、望遠端における縦収差図である。
但し、焦点距離の値は、後述する数値実施例をmm単位で表したときの値である。これは以下の各実施例において、全て同じである。
図3は本発明の実施例2(数値実施例2)であるズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図4(A)、(B)、(C)は、数値実施例2のそれぞれ広角端、焦点距離31.78mm、望遠端における縦収差図である。
図5は本発明の実施例3(数値実施例3)であるズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図6(A)、(B)、(C)は、数値実施例3のそれぞれ広角端、焦点距離31.78mm、望遠端における縦収差図である。
図7は本発明の実施例4(数値実施例4)であるズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図8(A)、(B)、(C)は、数値実施例4のそれぞれ広角端、焦点距離33.78mm、望遠端における縦収差図である。
図9は本発明の実施例5(数値実施例5)であるズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図10(A)、(B)、(C)は、数値実施例5の広角端、焦点距離33.78mm、望遠端における縦収差図である。
図11は本発明の実施例6(数値実施例6)であるズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図12(A)、(B)、(C)は、数値実施例6のそれぞれ広角端、焦点距離31.67mm、望遠端における縦収差図である。
図13は本発明の実施例7(数値実施例7)であるズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図14(A)、(B)、(C)は、数値実施例7のそれぞれ広角端、焦点距離31.67mm、望遠端における縦収差図である。
図15は本発明の撮像装置の要部概略図である。
図16は正の屈折力のレンズ群による倍率色収差の2色の色消しと二次スペクトル残存に関する模式図である。
図17は負の屈折力のレンズ群による倍率色収差の2色の色消しと二次スペクトル残存に関する模式図である。
図18はアッベ数νdと部分分散比θgFの分布の模式図である。
図19は本発明において第3群の屈折力が正である4群ズームレンズの広角端の近軸追跡の模式図を示す。
図20は本発明において第3群の屈折力が正である4群ズームレンズの望遠端の近軸追跡の模式図を示す。
図21は本発明の第3群の屈折力が正である4群ズームレンズにおける物体側から順に正レンズ及び負レンズ、像側から順に正レンズ及び負レンズで構成される第2群の広角端の近軸追跡の模式図を示す。
図22は本発明の第3群の屈折力が正である4群ズームレンズにおける物体側から順に正レンズ及び負レンズ、像側から順に正レンズ及び負レンズで構成される第2群の望遠端の近軸追跡の模式図を示す。
収差図において、球面収差はe線とg線とC線とF線によって表されている。非点収差はe線のメリディオナル像面(ΔM)とe線のサジタル像面(ΔS)によって表されている。倍率色収差はg線とC線とF線によって表されている。FnoはFナンバー、ωは半画角である。
すべての収差図において、球面収差は0.4mm、非点収差は0.4mm、歪曲は5%、倍率色収差は0.05mmのスケールで描かれている。
尚、広角端と望遠端は変倍用の第2群U2が機構上光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
次に各数値実施例の特徴について説明する。
本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、変倍中固定の正の屈折力の第1群(フォーカスレンズ群)U1を有している。更に、広角端(短焦点距離端)から望遠端(長焦点距離端)へのズーミングに際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力の第2群(バリエーター)U2を有している。更に、第2群U2の移動に連動して光軸上を非直線的に移動し、変倍に伴う像面変動を補正する第3群(コンペンセーター)U3を有している。更に、ズーミングに際して不動の開口絞りSPを有している。更に、ズーミングに際して不動の正の屈折力の第4群(リレーレンズ群)U4を有している。
第2群U2と第3群U3とで変倍系を構成している。
第2群U2は少なくとも2枚以上の正の屈折力を有するレンズと少なくとも3枚以上の負の屈折力を有するレンズから構成されている。
第2群U2は物体側から、互いに反対符号のレンズL21、L22の順で構成されている。
L21の物体側の面とL22の像側の面との光軸上の距離をX2とし、第2群の光軸上の全厚をL2とし、第2群U2内の最も像側の面における広角端と望遠端の軸上近軸光線の光軸からの高さをそれぞれhW_m、hT_mとし、第2群U2内の最も像側の面における広角端と望遠端の瞳近軸光線の光軸からの高さをそれぞれHW_m、HT_mとし、第2群の屈折力をφ2とし、L21およびL22のうち、正の屈折力のレンズの部分分散比と分散と屈折力をそれぞれθp、νp、φpとし、負の屈折力のレンズの部分分散比と分散と屈折力をそれぞれθn、νnとするとき、
−0.15<(hT_m×HT_m−hW_m×HW_m)/(hT_m×hT_m−hW_m×hW_m)<0.14 ・・・(1)
0.06<X2/L2< 0.35 ・・・(2)
−18.0×10-3<(θp−θn)/(νp−νn)<−2.8×10-3・・・(3)
2.0< νn − νp < 30.0 ・・・(4)
−0.50<φp/φ2<−0.02 ・・・(5)
なる条件を満足している。
ここで、本実施例で用いている光学素子(レンズ)の材料の部分分散比とアッべ数は次の通りである。
フラウンフォーファ線のg線(435.8nm)、F線(486.1nm)、d線(587.6nm)、C線(656.3nm)に対する屈折率をそれぞれNg、NF、Nd、NCとする。
アッべ数νdとg線とF線に関する部分分散比θgFは以下の通りに与えられる。
νd=(Nd−1)/(NF−NC) ・・・(6)
θgF=(Ng−NF)/(NF−NC) ・・・(7)
各実施例では、第2群U2のレンズ構成を前述の如く特定し、かつ条件式(1)〜(5)を満足することにより、倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動補正を効果的に行っている。
ここで、軸上近軸光線及び瞳近軸光線は、次のように定義される光線である。軸上近軸光線は、光学系全系の広角端の焦点距離を1に規格化し、光学系に光軸と平行に、光軸からの高さを1として入射させた近軸光線である。瞳近軸光線は、光学系全系の広角端の焦点距離を1に規格化し、撮像面の最大像高に入射する光線の内、光学系の入射瞳と光軸との交点を通過する近軸光線である。物体は光学系の左側にあるものとし、物体側から光学系に入射する光線は左から右へ進むものとする。
図18に示すように、現存する光学材料はνdに対し部分分散比θgFが狭い範囲に分布しており、νdが小さいほどθgFが大きい傾向を持っている。
所定の屈折力Φで、正の屈折力Φp、負の屈折力Φn、アッベ数νp、νn、軸上近軸光線の光軸からの高さh、瞳近軸光線の光軸からの高さH、の2枚のレンズGp、Gnで構成される薄肉密着系の軸上色収差係数L、倍率色収差係数Tは、
L=h×h×(Φp/νp+Φn/νn) ・・・(8)
T=h×H×(Φp/νp+Φn/νn) ・・・(9)
であらわされる。ここで、
Φ=Φp+Φn ・・・(10)
とする。式(8)及び式(9)の各レンズの屈折力は、式(10)がΦ=1となるように規格化されている。3枚以上で構成される場合も同様に考えることができる。式(8)及び式(9)において、L=0及びT=0とするとC線−F線の軸上及び像面上での結像位置が合致する。特に高倍率のズームレンズでは、変倍に伴う色収差変動を抑制するために、各レンズ群の色収差、すなわちL及びTが概ねゼロ近傍となるように補正される。
この時、物体距離を無限遠として光束を入射した場合のF線に対するg線の軸上色収差のずれ量及び倍率色収差のずれ量を、それぞれ軸上色収差の二次スペクトル量Δs、倍率色収差の二次スペクトル量Δyとして定義すると、
Δs=−h×h×(θp−θn)/(νp−νn)×f ・・・(11)
Δy=−h×H×(θp−θn)/(νp−νn)×Y ・・・(12)
であらわされる。ここで、fはレンズ全系の焦点距離、Yは像高とする。
図19、図20に本実施例において第3群U3の屈折力が正である4群ズームレンズの広角端、望遠端の近軸追跡の模式図を示す。図19、図20では、各レンズ群を薄肉レンズで示している。図19及び図20に示すように、所定の屈折力Φで、本実施例の4群ズームレンズのように4つの薄肉密着レンズ群から構成され、各群毎にC線−F線の軸上及び倍率色収差が補正された薄肉系の軸上色収差、倍率色収差の二次スペクトル量ΔS、ΔYは、
ΔS=[−h1×h1×(θp1−θn1)/(νp1−νn1)×Φ1
−h2×h2×(θp2−θn2)/(νp2−νn2)×Φ2
−h3×h3×(θp3−θn3)/(νp3−νn3)×Φ3
−h4×h4×(θp4−θn4)/(νp4−νn4)×Φ4
]×f ・・・(13)
ΔY=[−h1×H1×(θp1−θn1)/(νp1−νn1)×Φ1
−h2×H2×(θp2−θn2)/(νp2−νn2)×Φ2
−h3×H3×(θp3−θn3)/(νp3−νn3)×Φ3
−h4×H4×(θp4−θn4)/(νp4−νn4)×Φ4
]×Y ・・・(14)
とあらわされる。ここで、
Φ=Φ1+Φ2+Φ3+Φ4
−e1´×Φ1×(Φ2+Φ3+Φ4)
−e2´×(Φ3+Φ4)×(Φ1+Φ2−e1´×Φ1×Φ2)
−e3´×Φ4×[Φ1+Φ2+Φ3−e1´×Φ1×(Φ2+Φ3)
−e2´×Φ3×(Φ1+Φ2)+e1´×e2´×Φ1×Φ2×Φ3]
・・・(15)
とする。fはレンズ全系の焦点距離、Yは像高とする。第1群、第2群、第3群、第4群の軸上近軸光線の光軸からの高さをh1、h2、h3、h4、瞳近軸光線の光軸からの高さをH1、H2、H3、H4とする。第1群、第2群、第3群、第4群の正の屈折力のレンズの平均部分分散比をθp1、θp2、θp3、θp4、負の屈折力のレンズの平均部分分散比をθn1、θn2、θn3、θn4とする。第1群、第2群、第3群、第4群の正の屈折力のレンズの平均分散をνp1、νp2、νp3、νp4、負の屈折力のレンズの平均分散をνn1、νn2、νn3、νn4とする。第1群、第2群、第3群、第4群の屈折力をΦ1、Φ2、Φ3、Φ4とする。第1群と第2群、第2群と第3群、第3群と第4群の光軸上の間隔をe1´、e2´、e3´とする。式(13)及び式(14)の各群の屈折力は式(15)がΦ=1となるように規格化されている。5群以上で構成される場合も同様に考えることができる。
図18において、正の屈折力のレンズ群Lpでの色消しでは正レンズGpとしてアッベ数νpの大きな材料、負レンズGnとしてνnの小さな材料を用いる。従って式(14)より、正レンズGpはθpが小さく、負レンズGnはθnが大きくなって、F線とC線で色収差を補正すると、図16に示すように正の屈折力のレンズ群Lpが絞りよりも物体側に位置する場合、軸外ではg線の結像点が像高の低い方にずれる。二次スペクトル量ΔS及びΔYは、図20に示すように望遠側において軸上近軸光線と瞳近軸光線の光軸からの高さが高い位置を通る本実施例の第1群U1で顕著に発生する。これは本実施例において第3群U3の屈折力が負である4群ズームレンズにおいても同じである。
図18において、負の屈折力のレンズ群Lnでの色消しでは正レンズG1としてアッベ数ν1の小さな材料、負レンズG2としてν2の大きな材料を用いる。従って式(14)より、正レンズG1はθ1が大きく、負レンズG2はθ2が小さくなって、F線とC線で色収差を補正すると、図17に示すように負の屈折力のレンズ群Lnが絞りよりも物体側に位置する場合、軸外ではg線の結像点が像高の高い方にずれる。図20に示すように、この現象は本実施例の4群ズームレンズでは負の屈折力の第2群U2で発生する。これは本実施例において第3群U3の屈折力が負である4群ズームレンズにおいても同じである。
したがって、式(14)における第1項は負、第2項は正となり、第2群U2で発生する倍率色収差の二次スペクトル量の絶対値を増大させることにより、第1群U1で発生した倍率色収差の二次スペクトル量を効果的に補正できる。
更に、各群内においてレンズ位置による望遠端の瞳近軸光線の光軸からの高さの差を使って、望遠端の倍率色収差の二次スペクトル量を効果的に補正することができる。本実施例では、第2群U2内において望遠端の瞳近軸光線の光軸からの高さがより高い物体側の正レンズ及び負レンズのアッベ数、部分分散比及び屈折力を適切に選択することで望遠端の倍率色収差の二次スペクトルを効果的に補正している。これにより、倍率色収差の二次スペクトルの広角端と望遠端の変動を効果的に補正している。また、第2群U2内で望遠端の瞳近軸光線の光軸からの高さがより低い像側の正レンズ及び負レンズのアッベ数、部分分散比及び屈折力を適切に選択し、物体側の正レンズ及び負レンズで過剰補正になる望遠端の軸上色収差の二次スペクトルを効果的に戻している。
以下、本発明の4群ズームレンズの第2群U2内における倍率色収差の二次スペクトルの広角端と望遠端の変動補正について詳細を述べる。
ここで、3枚以上のレンズで構成されているレンズ全系の軸上色収差係数L、倍率色収差係数Tを、以下の式(16)、(17)で与える。
L=Σ(h_j×h_j×φ_j/ν_j) ・・・(16)
T=Σ(h_j×H_j×φ_j/ν_j) ・・・(17)
但し、h_j、H_jをそれぞれ物体側からj番目のレンズの近軸追跡における軸上近軸光線の光軸からの高さ、瞳近軸光線の光軸からの高さとする。φ_j、ν_jをそれぞれ物体側からj番目のレンズの屈折力、アッベ数とする。
さらに、レンズ全系の軸上色収差量Δf、倍率色収差量ΔYは、以下の式(18)及び(19)で与えられる。
Δf=−L×f ・・・(18)
ΔY=−T×Y ・・・(19)
但し、レンズ全系の焦点距離をf、像高をYとする。
今、式(16)及び(17)で用いているアッベ数ν_jの分母(部分分散)をng−nFとすると、式(16)及び(17)はそれぞれF線に対するg線の軸上色収差係数、倍率色収差係数となる。式(18)及び(19)はそれぞれ軸上色収差、倍率色収差の二次スペクトル量を表す。式(16)及び(18)より、軸上色収差の二次スペクトルの各レンズの分担値は、軸上近軸光線の高さの二乗、レンズの屈折力及びg線とF線の屈折率差に比例して大きくなる。一方、式(17)及び(19)より、倍率色収差の二次スペクトルの各レンズの分担値は、軸上近軸光線の高さ、瞳近軸光線の高さ、レンズの屈折力及びg線とF線の屈折率差に比例して大きくなる。
ここで、式(16)及び(17)より物体側からj番目のレンズにおける二次スペクトルの軸上色収差係数に対する二次スペクトルの倍率色収差係の比TL_jは以下の式(120)で求まる。
TL_j=H_j/h_j ・・・(20)
絞りより物体側に位置するレンズにおいて、TL_jは常に負の値をとる。式(20)より、瞳近軸光線の光軸からの高さがより高い位置にあるレンズほど二次スペクトルの倍率色収差係数の分担値がより大きいため、倍率色収差の二次スペクトル補正により有利である。一方、瞳近軸光線の光軸からの高さがより低い位置にあるレンズほど二次スペクトルの軸上色収差係数の分担値がより大きいため、軸上色収差の二次スペクトル補正に有利である。本実施例の4群ズームレンズの第2群U2内においては、より物体側に位置するレンズほど瞳近軸光線の光軸からの高さが高い傾向にあるため倍率色収差の二次スペクトル補正に有利である。
更に、式(16)及び(17)より物体側からj番目のレンズにおける広角端と望遠端の二次スペクトルの軸上色収差係数の差に対する広角端と望遠端の二次スペクトルの倍率色収差係数の差の比TzLz_jは以下の式(21)で求まる。
TzLz_j=(hT_j×HT_j−hW_j×HW_j)/(hT_j×hT_j−hW_j×hW_j) ・・・(21)
但し、hW_j、HW_jをそれぞれ物体側からj番目のレンズの近軸追跡における広角端の軸上近軸光線の光軸からの高さ、広角端の瞳近軸光線の光軸からの高さとする。hT_j、HT_jをそれぞれ物体側からj番目のレンズの近軸追跡における望遠端の軸上近軸光線の光軸からの高さ、望遠端の瞳近軸光線の光軸からの高さとする。
図21、図22に本実施例の第3群の屈折力が正である4群ズームレンズにおける物体側から順にレンズL21及びレンズL22、像側から順にレンズL24及びレンズL23で構成される第2群U2の広角端、望遠端の近軸追跡の模式図を示す。図21、図22に示す第2群U2は、L21及びレンズL22、L23及びレンズL24のそれぞれで色収差を補正するためL21及びL24を正レンズ、L22及びL23を負レンズで構成されている。また、L21及びL22、L23及びL24はそれぞれ薄肉密着レンズとすると、それぞれ軸上近軸光線及び瞳近軸光線の光軸からの高さは等しくなる。
特に高ズーム比のズームレンズの第2群U2においては、図21及び図22に示すように望遠端での軸上近軸光線及び瞳近軸光線の光軸からの高さhT_j、HT_jが高くなるため式(21)の値を決める上で支配的となる。式(21)の分母は正の値をとるため、望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さがより高くなる第2群U2の物体側に位置するレンズほど式(21)の値は負に大きな値をとる傾向にある。
従って、L21及びL22で色収差の二次スペクトル補正により有利な硝材のアッベ数と部分分散比、及び屈折力を選択して望遠端の倍率色収差の二次スペクトルを補正することで、倍率色収差の二次スペクトルの広角端と望遠端の変動を効果的に補正できる。
一方、L23及びL24は図22に示すように望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さがL21及びL22よりΔHT(=|HT_j−HT_j+3|)だけ低くなる。従って、L23及びL24の硝材のアッベ数と部分分散比、及び屈折力を適切に選択することで、望遠端の倍率色収差の二次スペクトル悪化を最小限に留め、且つL21及びL22で過剰補正になる望遠端の軸上色収差の二次スペクトルを効果的に戻すことができる。これは本実施例において第3群U3の屈折力が負である4群ズームレンズにおいても同じである。
以上を考慮して、本実施例の4群ズームレンズの第2群U2は、少なくとも2枚以上の正の屈折力のレンズと少なくとも3枚以上の負の屈折力のレンズから構成されている。更に、本実施例では第2群U2は物体側から互いに反対符号のレンズL21、L22、像側から互いに反対符号のレンズL24、L23、及び第2群U2に適切な負の屈折力を持たせるため更に少なくとも1枚以上の負の屈折力のレンズで構成されている。
式(21)と同様にして、物体側からi番目の面における広角端と望遠端の二次スペクトルの軸上色収差係数の分担値の差に対する広角端と望遠端の二次スペクトルの倍率色収差係数の分担値の差の比TzLz_iは、以下の式(22)で求まる。
TzLz_i=(hT_i×HT_i−hW_i×HW_i)/(hT_i×hT_i−hW_i×hW_i)
・・・(22)
但し、hW_i、HW_iをそれぞれ物体側からi番目のレンズの近軸追跡における広角端の軸上近軸光線の光軸からの高さ、広角端の瞳近軸光線の光軸からの高さとする。hT_i、HT_iをそれぞれ物体側からi番目のレンズの近軸追跡における望遠端の軸上近軸光線の光軸からの高さ、望遠端の瞳近軸光線の光軸からの高さとする。
ここで、第2群U2の各面の第2群U2内における位置γkを式(23)のように定義する。
γk=D_k/L2 ・・・(23)
但し、D_kを第2群U2の最も物体側の面と第2群U2内の物体側からk番目(k=1〜m)の面との光軸上の距離とする。
本実施例の第2群U2内においては、γkの絶対値が小さくなる、より物体側に位置するレンズほど倍率色収差の二次スペクトルの広角端と望遠端の変動をより効果的に補正することができる。
条件式(1)〜(5)は、以上を考慮して倍率色収差の二次スペクトルの広角端と望遠端の変動をより効果的に補正できる第2群U2内のレンズL21、L22の位置と材料のアッべ数と部分分散比、及び屈折力等の条件を適切に設定したものである。
条件式(1)は第2群U2の広角端と望遠端の軸上近軸光線及び瞳近軸光線の光軸からの高さの関係を規定している。条件式(1)は式(22)と同様で、本実施例の第2群U2の最も像側の面における、広角端と望遠端の二次スペクトルの軸上色収差係数の分担値の差に対する広角端と望遠端の二次スペクトルの倍率色収差係数の分担値の差の比を表わす。条件式(1)は高ズーム比のズームレンズほどより負に大きな値をとる傾向にある。
条件式(1)の上限を超えると、第2群U2の最も物体側の面と最も像側の面の望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さの差が大きくなり、第2群のユニット全厚が長くなり過ぎるため小型化に不利である。
条件式(1)の下限を超えると、ズーム比が大き過ぎるため色収差変動や緒収差を良好に補正することが困難となる。
更に好ましくは条件式(1)を次の如く設定するのが良い。
−0.10<(hT_m×HT_m−hW_m×HW_m)/(hT_m×hT_m−hW_m×hW_m)<0.10 ・・・(1a)
条件式(2)は倍率色収差のズーム変動補正に有利となる第2群U2内のレンズL21、L22の位置を規定している。
条件式(2)の上限を超えると、望遠端の瞳近軸光線の光軸からの高さが低くなり、望遠端の倍率色収差の二次スペクトルを十分に補正できないため倍率色収差のズーム変動補正に不利になる。
条件式(2)の下限を超えると、第2群U2内のレンズL21、L22が適切な屈折力を持たないため、倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動補正に不利になる。
更に好ましくは条件式(2)を次の如く設定するのが良い。
0.08<X2/L2<0.30 ・・・(2a)
条件式(3)は、第2群U2内のレンズL21、L22の材料のアッべ数と部分分散比を規定したものである。
条件式(3)の上限を超えると、第2群U2内のレンズL21、L22による二次スペクトル補正効果が不足してしまい、倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動を良好に補正することが困難となるので良くない。
条件式(3)の下限を超えると、第2群U2内のレンズL21、L22による二次スペクトルの補正効果が過剰になり、特に望遠端において倍率色収差と軸上色収差のバランスを取るのが困難となるので良くない。
更に好ましくは条件式(3)を次の如く設定するのが良い。
−14.0×10-3(θp−θn)/(νp−νn)<−2.9×10-3 ・・・(3a)
条件式(4)は、第2群U2内のレンズL21、L22の材料のアッべ数の関係を規定したものである。
条件式(4)の上限を超えると、第2群U2内のレンズL21、L22による二次スペクトル補正効果が不足してしまい、倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動を良好に補正することが困難となるので良くない。
条件式(4)の下限を超えると、第2群U2内のレンズL21、L22による二次スペクトルの補正効果が過剰になり、特に望遠端において倍率色収差と軸上色収差のバランスを取るのが困難となるので良くない。
更に好ましくは条件式(4)を次の如く設定するのが良い。
2.5<νn − νp < 28.0 ・・・(4a)
条件式(5)は、第2群U2内のレンズL21、L22の屈折力を規定したものである。
条件式(5)の上限を超えると、第2群U2内のレンズL21、L22による二次スペクトルの補正効果が過剰になり、特に望遠端において倍率色収差と軸上色収差のバランスを取るのが困難となるので良くない。
条件式(5)の下限を超えると、第2群U2内のレンズL21、L22による二次スペクトル補正効果が不足してしまい、倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動を良好に補正することが困難となるので良くない。
更に好ましくは条件式(5)を次の如く設定するのが良い。
−0.40<φp/φ2 <−0.05 ・・・(5a)
各実施例では、以上のように構成することによって、高倍率(高ズーム比)を確保しながら特に望遠端における倍率色収差の二次スペクトルを効果的に補正することで、倍率色収差の二次スペクトルの広角端と望遠端の変動を良好に補正した高い光学性能を得ている。
次に各実施例のズームレンズのレンズ構成の特徴のうち、前述した以外の特徴について説明する。
実施例1におけるレンズ構成について説明する。
図1は本発明の実施例1(数値実施例1)のズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。
U1は変倍中固定の正の屈折力の第1群U1である。第1群U1は、フォーカスのための屈折力を有し、全体又は一部の屈折力のあるレンズ群を移動することにより、フォーカスを行っている。U2は広角端(短焦点距離端)から望遠端(長焦点距離端)へのズーミングに際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力の第2群(バリエーターレンズ群)である。U3は第2群U2の移動に連動して光軸上を非直線的に移動し、変倍に伴う像面変動を補正する正の屈折力の第3群(コンペンセーターレンズ群)である。SPはズーミングに際して不動の開口絞りであり、第3群U3の像側に配置されている。U4はズーミングに際して不動の正の屈折力の第4群(リレーレンズ群)である。Pは色分解プリズムや光学フィルターであり、硝子ブロックとして示している。IPは像面であり、固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当している。
数値実施例1の第2群U2は2枚の正レンズと、3枚の負レンズから成っており、物体側より順に正レンズと負レンズとを接合した接合レンズ、負レンズ、負レンズと正レンズとを接合した接合レンズで構成されている。従って、数値実施例1の第2群U2は物体側から順に正レンズと負レンズ、像側から順に正レンズと負レンズで構成されている。
式(16)及び式(17)より、部分分散(ng−nF)の大きな材料を用いたレンズ程、より効果的に色収差の二次スペクトルを補正することができる。実施例1では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより高くなる最も物体側の位置に部分分散比θgFが大きな材料を用いた正レンズを配置することで効果的に倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動を補正している。更に、実施例1では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより低くなる最も像側の位置に適切な部分分散比θgFの材料を用いた正レンズを配置している。これにより、第2群U2内の物体側に位置するL21、L22で過剰補正になる軸上色収差の二次スペクトルのズーム変動を効果的に戻している。
表1に実施例1の各条件式の対応値を示す。数値実施例1は条件式(1)〜(5)の何れの条件式も満足し、条件式(1)及び条件式(5)の下限に近いことを特徴とする。
表2に実施例1における第2群の各面のhW_i、HW_i、hT_i、HT_iと式(22)及び式(23)の対応値を示す。表2より、実施例1の第2群U2内のより物体側に位置する面ほど式(22)の値が負に大きな値をとり、倍率色収差の二次スペクトルの望遠端と広角端の変動に対する分担値が大きいことがわかる。
実施例1は100倍の高倍率(ズーム比)を達成し、且つズーム全域において色収差及び諸収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を得ている。
実施例2におけるレンズ構成について説明する。
図3は本発明の実施例2(数値実施例2)のズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。U1は変倍中固定の正の屈折力の第1群U1である。第1群U1は、フォーカスのための屈折力を有し、全体又は一部の屈折力のあるレンズ群を移動することにより、フォーカスを行っている。U2は広角端(短焦点距離端)から望遠端(長焦点距離端)へのズーミングに際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力の第2群(バリエーターレンズ群)である。U3は第2群U2の移動に連動して光軸上を非直線的に移動し、変倍に伴う像面変動を補正する正の屈折力の第3群(コンペンセーターレンズ群)である。SPはズーミングに際して不動の開口絞りであり、第3群U3の像側に配置されている。U4はズーミングに際して不動の正の屈折力の第4群(リレーレンズ群)である。Pは色分解プリズムや光学フィルターであり、硝子ブロックとして示している。IPは像面であり、固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当している。
数値実施例2の第2群U2は2枚の正のレンズと、4枚の負レンズから成っており、物体側より順に正レンズと負レンズとを接合した接合レンズ、2枚の負レンズ、負レンズと正レンズとを接合した接合レンズで構成されている。従って、数値実施例2の第2群U2は物体側から順に正レンズと負レンズ、像側から順に正レンズと負レンズで構成されている。
式(16)及び式(17)より、部分分散(ng−nF)の大きな材料を用いたレンズ程、より効果的に倍率色収差の二次スペクトルと軸上色収差の二次スペクトルを補正することができる。実施例2では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより高くなる最も物体側の位置に部分分散比θgFが大きな材料を用いた正レンズを配置することで効果的に倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動を補正している。更に、実施例2では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより低くなる最も像側の位置に適切な部分分散比θgFの材料を用いた正レンズを配置している。これにより、第2群U2内の物体側に位置するL21、L22で過剰補正になる軸上色収差の二次スペクトルのズーム変動を効果的に戻している。
表1に実施例2の各条件式の対応値を示す。数値実施例2は条件式(1)〜(5)の何れの条件式も満足している。数値実施例2は条件式(3)の上限に近く、条件式(5)の下限に近いことを特徴とする。
表3に実施例2における第2群の各面のhW_i、HW_i、hT_i、HT_iと式(22)及び式(23)の対応値を示す。表3より、実施例2の第2群U2内のより物体側に位置する面ほど式(22)の値が負に大きな値をとり、倍率色収差の二次スペクトルの望遠端と広角端の変動に対する分担値が大きいことがわかる。
実施例2は18.5倍の高倍率(ズーム比)を達成し、且つズーム全域において色収差及び諸収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を得ている。
実施例3におけるレンズ構成について説明する。
図5は本発明の実施例3(数値実施例3)のズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。U1は変倍中固定の正の屈折力の第1群U1である。第1群U1は、フォーカスのための屈折力を有し、全体又は一部の屈折力のあるレンズ群を移動することにより、フォーカスを行っている。U2は広角端(短焦点距離端)から望遠端(長焦点距離端)へのズーミングに際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力の第2群(バリエーターレンズ群)である。U3は第2群U2の移動に連動して光軸上を非直線的に移動し、変倍に伴う像面変動を補正する正の屈折力の第3群(コンペンセーターレンズ群)である。SPはズーミングに際して不動の開口絞りであり、第3群U3の像側に配置されている。U4はズーミングに際して不動の正の屈折力の第4群(リレーレンズ群)である。Pは色分解プリズムや光学フィルターであり、硝子ブロックとして示している。IPは像面であり、固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当している。
数値実施例3の第2群U2は2枚の正のレンズと、4枚の負レンズから成っており、物体側より順に正レンズと負レンズとを接合した接合レンズ、2枚の負レンズ、負レンズと正レンズとを接合した接合レンズで構成されている。従って、数値実施例3の第2群U2は物体側から順に正レンズと負レンズ、像側から順に正レンズと負レンズで構成されている。
式(16)及び式(17)より、部分分散(ng−nF)の大きな材料を用いたレンズ程、より効果的に倍率色収差の二次スペクトルと軸上色収差の二次スペクトルを補正することができる。実施例3では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより高くなる最も物体側の位置に部分分散比θgFが大きな材料を用いた正レンズを配置することで効果的に倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動を補正している。更に、実施例3では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより低くなる最も像側の位置に適切な部分分散比θgFの材料を用いた正レンズを配置している。これにより、第2群U2内の物体側に位置するL21、L22で過剰補正になる軸上色収差の二次スペクトルのズーム変動を効果的に戻している。
表1に実施例3の各条件式の対応値を示す。数値実施例3は条件式(1)〜(5)の何れの条件式も満足している。数値実施例3は条件式(2)の下限及び条件式(5)の上限に近いことを特徴とする。
表4に実施例3における第2群の各面のhW_i、HW_i、hT_i、HT_iと式(22)及び式(23)の対応値を示す。表4より、実施例3の第2群U2内のより物体側に位置する面ほど式(22)の値が負に大きな値をとり、倍率色収差の二次スペクトルの望遠端と広角端の変動に対する分担値が大きいことがわかる。
実施例3は18.5倍の高倍率(ズーム比)を達成し、且つズーム全域において色収差及び諸収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を得ている。
実施例4におけるレンズ構成について説明する。
図7は本発明の実施例4(数値実施例4)のズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。U1は変倍中固定の正の屈折力の第1群U1である。第1群U1は、フォーカスのための屈折力を有し、全体又は一部の屈折力のあるレンズ群を移動することにより、フォーカスを行っている。U2は広角端(短焦点距離端)から望遠端(長焦点距離端)へのズーミングに際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力の第2群(バリエーターレンズ群)である。U3は第2群U2の移動に連動して光軸上を非直線的に移動し、変倍に伴う像面変動を補正する負の屈折力の第3群(コンペンセーターレンズ群)である。SPはズーミングに際して不動の開口絞りであり、第3群U3の像側に配置されている。U4はズーミングに際して不動の正の屈折力の第4群(リレーレンズ群)である。Pは色分解プリズムや光学フィルターであり、硝子ブロックとして示している。IPは像面であり、固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当している。
数値実施例4の第2群U2は3枚の正のレンズと、3枚の負レンズから成っており、物体側より順に正レンズと負レンズとを接合した接合レンズ、負レンズと正レンズとを接合した接合レンズ、負レンズ、正レンズで構成されている。
従って、数値実施例4の第2群U2は物体側から順に正レンズと負レンズ、像側から順に正レンズと負レンズで構成されている。
式(16)及び式(17)より、部分分散(ng−nF)の大きな材料を用いたレンズ程、より効果的に倍率色収差の二次スペクトルと軸上色収差の二次スペクトルを補正することができる。実施例4では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより高くなる最も物体側の位置に部分分散比θgFが大きな材料を用いた正レンズを配置することで効果的に倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動を補正している。更に、実施例4では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより低くなる最も像側の位置に適切な部分分散比θgFの材料を用いた正レンズを配置している。これにより、第2群U2内の物体側に位置するL21、L22で過剰補正になる軸上色収差の二次スペクトルのズーム変動を効果的に戻している。
表1に実施例4の各条件式の対応値を示す。数値実施例4は条件式(1)〜(5)の何れの条件式も満足している。数値実施例4は条件式(1)及び条件式(5)の上限に近く、条件式(3)及び条件式(4)の下限に近いことを特徴とする。
表5に実施例4における第2群の各面のhW_i、HW_i、hT_i、HT_iと式(22)及び式(23)の対応値を示す。表5より、実施例4の第2群U2内のより物体側に位置する面ほど式(22)の値が負に大きな値をとり、倍率色収差の二次スペクトルの望遠端と広角端の変動に対する分担値が大きいことがわかる。
実施例4は22.4倍の高倍率(ズーム比)を達成し、且つズーム全域において色収差及び諸収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を得ている。
実施例5におけるレンズ構成について説明する。
図9は本発明の実施例5(数値実施例5)のズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。U1は変倍中固定の正の屈折力の第1群U1である。第1群U1は、フォーカスのための屈折力を有し、全体又は一部の屈折力のあるレンズ群を移動することにより、フォーカスを行っている。U2は広角端(短焦点距離端)から望遠端(長焦点距離端)へのズーミングに際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力の第2群(バリエーターレンズ群)である。U3は第2群U2の移動に連動して光軸上を非直線的に移動し、変倍に伴う像面変動を補正する負の屈折力の第3群(コンペンセーターレンズ群)である。SPはズーミングに際して不動の開口絞りであり、第3群U3の像側に配置されている。U4はズーミングに際して不動の正の屈折力の第4群(リレーレンズ群)である。Pは色分解プリズムや光学フィルターであり、硝子ブロックとして示している。IPは像面であり、固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当している。
数値実施例5の第2群U2は2枚の正のレンズと、3枚の負レンズから成っており、物体側より順に正レンズと負レンズとを接合した接合レンズ、2枚の負レンズ、正レンズで構成されている。従って、数値実施例5の第2群U2は物体側から順に正レンズと負レンズ、像側から順に正レンズと負レンズで構成されている。
式(16)及び式(17)より、部分分散(ng−nF)の大きな材料を用いたレンズ程、より効果的に倍率色収差の二次スペクトルと軸上色収差の二次スペクトルを補正することができる。実施例5では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより高くなる最も物体側の位置に部分分散比θgFが大きな材料を用いた正レンズを配置することで効果的に倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動を補正している。更に、実施例5では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより低くなる最も像側の位置に適切な部分分散比θgFの材料を用いた正レンズを配置している。これにより、第2群U2内の物体側に位置するL21、L22で過剰補正になる軸上色収差の二次スペクトルのズーム変動を効果的に戻している。
表1に実施例5の各条件式の対応値を示す。数値実施例5は条件式(1)〜(5)の何れの条件式も満足している。数値実施例5は条件式(1)、条件式(3)及び条件式(4)の上限に近く、条件式(5)の下限に近いことを特徴とする。
表6に実施例5における第2群の各面のhW_i、HW_i、hT_i、HT_iと式(22)及び式(23)の対応値を示す。表6より、実施例5の第2群U2内のより物体側に位置する面ほど式(22)の値が負に大きな値をとり、倍率色収差の二次スペクトルの望遠端と広角端の変動に対する分担値が大きいことがわかる。
実施例5は22.4倍の高倍率(ズーム比)を達成し、且つズーム全域において色収差及び諸収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を得ている。
実施例6におけるレンズ構成について説明する。
図11は本発明の実施例6(数値実施例6)のズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。U1は変倍中固定の正の屈折力の第1群U1である。第1群U1は、フォーカスのための屈折力を有し、全体又は一部の屈折力のあるレンズ群を移動することにより、フォーカスを行っている。U2は広角端(短焦点距離端)から望遠端(長焦点距離端)へのズーミングに際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力の第2群(バリエーターレンズ群)である。U3は第2群U2の移動に連動して光軸上を非直線的に移動し、変倍に伴う像面変動を補正する負の屈折力の第3群(コンペンセーターレンズ群)である。SPはズーミングに際して不動の開口絞りであり、第3群U3の像側に配置されている。U4はズーミングに際して不動の正の屈折力の第4群(リレーレンズ群)である。Pは色分解プリズムや光学フィルターであり、硝子ブロックとして示している。IPは像面であり、固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当している。
数値実施例6の第2群U2は3枚の正のレンズと、3枚の負レンズから成っており、物体側より順に負レンズと正レンズとを接合した接合レンズ、正レンズと負レンズとを接合した接合レンズ、正レンズ、負レンズで構成されている。
従って、数値実施例6の第2群U2は物体側から順に負レンズと正レンズ、像側から順に負レンズと正レンズで構成されている。
式(16)及び式(17)より、部分分散(ng−nF)の大きな材料を用いたレンズ程、より効果的に倍率色収差の二次スペクトルと軸上色収差の二次スペクトルを補正することができる。実施例6では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより高くなる物体側から2番目の位置に部分分散比θgFが大きな材料を用いた正レンズを配置することで効果的に倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動を補正している。更に、実施例6及び実施例7では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより低くなる像側から2番目の位置に適切な部分分散比θgFの材料を用いた正レンズを配置している。これにより、第2群U2内の物体側に位置するL21、L22で過剰補正になる軸上色収差の二次スペクトルのズーム変動を効果的に戻している。
表1に実施例6の各条件式の対応値を示す。数値実施例6は条件式(1)〜(5)の何れの条件式も満足している。数値実施例6は条件式(1)の上限に近いことを特徴とする。
表7にそれぞれ実施例6における第2群の各面のhW_i、HW_i、hT_i、HT_iと式(22)及び式(23)の対応値を示す。表7より、実施例6の第2群U2内のより物体側に位置する面ほど式(22)の値が負に大きな値をとり、倍率色収差の二次スペクトルの望遠端と広角端の変動に対する分担値が大きいことがわかる。
実施例6は21.0倍の高倍率(ズーム比)を達成し、且つズーム全域において色収差及び諸収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を得ている。
実施例7におけるレンズ構成について説明する。
図13は本発明の実施例7(数値実施例7)のズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。U1は変倍中固定の正の屈折力の第1群U1である。第1群U1は、フォーカスのための屈折力を有し、全体又は一部の屈折力のあるレンズ群を移動することにより、フォーカスを行っている。U2は広角端(短焦点距離端)から望遠端(長焦点距離端)へのズーミングに際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力の第2群(バリエーターレンズ群)である。U3は第2群U2の移動に連動して光軸上を非直線的に移動し、変倍に伴う像面変動を補正する負の屈折力の第3群(コンペンセーターレンズ群)である。SPはズーミングに際して不動の開口絞りであり、第3群U3の像側に配置されている。U4はズーミングに際して不動の正の屈折力の第4群(リレーレンズ群)である。Pは色分解プリズムや光学フィルターであり、硝子ブロックとして示している。IPは像面であり、固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当している。
数値実施例7の第2群U2は3枚の正のレンズと、3枚の負レンズから成っており、物体側より順に負レンズ、正レンズ、正レンズと負レンズとを接合した接合レンズ、正レンズ、負レンズで構成されている。従って、数値実施例7の第2群U2は物体側から順に負レンズと正レンズ、像側から順に負レンズと正レンズで構成されている。
式(16)及び式(17)より、部分分散(ng−nF)の大きな材料を用いたレンズ程、より効果的に倍率色収差の二次スペクトルと軸上色収差の二次スペクトルを補正することができる。実施例7では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより高くなる物体側から2番目の位置に部分分散比θgFが大きな材料を用いた正レンズを配置することで効果的に倍率色収差の二次スペクトルのズーム変動を補正している。更に、実施例7では望遠端での瞳近軸光線の光軸からの高さが第2群U2内でより低くなる像側から2番目の位置に適切な部分分散比θgFの材料を用いた正レンズを配置している。これにより、第2群U2内の物体側に位置するL21、L22で過剰補正になる軸上色収差の二次スペクトルのズーム変動を効果的に戻している。
表1に実施例7の各条件式の対応値を示す。数値実施例7は条件式(1)〜(5)の何れの条件式も満足している。数値実施例7は条件式(1)、条件式(2)、条件式(3)及び条件式(4)の上限に近いことを特徴とする。
表8に実施例7における第2群の各面のhW_i、HW_i、hT_i、HT_iと式(22)及び式(23)の対応値を示す。表8より、実施例7の第2群U2内のより物体側に位置する面ほど式(22)の値が負に大きな値をとり、倍率色収差の二次スペクトルの望遠端と広角端の変動に対する分担値が大きいことがわかる。
実施例7は21.0倍の高倍率(ズーム比)を達成し、且つズーム全域において色収差及び諸収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を得ている。
図15を用いて、各実施例のズームレンズを撮影光学系として用いた撮像装置(テレビカメラシステム)の概要を説明する。図15は本発明の撮像装置の要部概略図である。
図15において101は実施例1〜7のいずれか1つのズームレンズである。124はカメラである。ズームレンズ101はカメラ124に対して着脱可能になっている。125はカメラ124にズームレンズ101を装着することにより構成される撮像装置である。
ズームレンズ101は第1レンズ群F、変倍部LZ、結像用の第4レンズ群Rを有している。第1レンズ群Fは合焦用レンズ群が含まれている。変倍部LZは変倍の為に光軸上を移動する第2レンズ群と、変倍に伴う像面変動を補正する為に光軸上を移動する第3レンズ群が含まれている。
SPは開口絞りである。第4レンズ群Rは光路中より挿抜可能なレンズユニット(変倍光学系)IEを有している。
レンズユニットIEはズームレンズ101の全系の焦点距離範囲を変移している。
114、115は、各々第1レンズ群F、変倍部LZを光軸方向に駆動するヘリコイドやカム等の駆動機構である。
116〜118は駆動機構114、115及び開口絞りSPを電動駆動するモータ(駆動手段)である。
119〜121は、第1レンズ群F、変倍部LZの光軸上の位置や、開口絞りSPの絞り径を検出する為のエンコーダやポテンショメータ、あるいはフォトセンサ等の検出器である。
カメラ124において、109はカメラ124内の光学フィルタや色分解プリズムに相当するガラスブロック、110はズームレンズ101によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。
また、111、122はカメラ124及びズームレンズ本体101の各種の駆動を制御するCPUである。
このように本発明のズームレンズをテレビカメラに適用することにより、高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
以下の各数値実施例において、iは物体側からの面の順序を示し、riは物体側より第i番目の面の曲率半径、diは物体側より第i番目と第i+1番目の間隔、NiとνiとθgFiは第i番目の光学部材の屈折率とアッベ数と部分分散比である。
最後の3つの面は、フィルター等のガラスブロックである。
非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、kを円錐常数、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、A10、A11、A12をそれぞれ非球面係数としたとき、次式で表している。
で表される。又、例えば「e−Z」は「×10-Z」を意味する。*印は非球面であることを示している。

<数値実施例1>
面データ
面番号 ri di ndi vdi θgFi 有効径 焦点距離
1 2129.395 6.00 1.80100 35.0 0.5863 207.79 -510.72
2 344.673 2.00 200.03
3 346.356 24.55 1.43387 95.1 0.5373 199.51 567.18
4 -839.014 22.52 198.00
5 389.319 17.75 1.43387 95.1 0.5373 194.25 764.00
6 -2237.919 0.25 193.82
7 279.897 19.03 1.43387 95.1 0.5373 189.67 673.48
8 6158.046 0.25 188.50
9 175.728 16.13 1.43875 94.9 0.5343 176.36 724.54
10 380.747 (可変) 174.56
11* 126.015 5.35 1.94087 17.4 0.6775 48.65 75.01
12 -161.926 2.00 2.00330 28.3 0.5980 47.25 -32.30
13 41.196 7.97 38.42
14 -76.306 2.00 2.00330 28.3 0.5980 37.53 -55.59
15 216.656 7.76 36.64
16 -44.119 2.00 1.77250 49.6 0.5521 36.09 -55.34
17 1655.192 5.95 1.95906 17.5 0.6597 37.83 70.07
18 -70.894 (可変) 39.59
19 87.384 17.42 1.43875 94.9 0.5343 81.78 176.30
20* -646.977 0.20 82.00
21 90.218 18.85 1.43875 94.9 0.5343 82.12 152.29
22 -243.499 0.20 80.45
23 630.609 2.50 1.80518 25.4 0.6161 77.58 -179.81
24 118.424 11.09 1.43875 94.9 0.5343 74.77 216.84
25 -476.044 0.20 73.65
26* 199.975 5.00 1.62041 60.3 0.5426 71.82 312.72
27 -7429.951 (可変) 70.81
28(絞り) ∞ 5.61 36.63
29 -1845.052 1.40 1.81600 46.6 0.5568 33.60 -37.31
30 31.130 0.20 31.93
31 27.954 6.43 1.84666 23.8 0.6205 32.41 42.50
32 108.263 7.45 31.45
33 -55.071 1.40 1.88300 40.8 0.5667 29.32 -64.75
34 -1313.708 2.01 29.37
35 -2773.834 1.80 1.62041 60.3 0.5426 29.39 237.26
36 -140.340 1.56 1.84666 23.8 0.6205 29.40 -136.44
37 694.948 3.03 29.49
38 0.000 14.07 1.62041 60.3 0.5426 29.78 -203.17
39 126.547 8.31 30.71
40 108.195 6.72 1.48749 70.2 0.5300 32.92 80.69
41 -60.869 0.20 33.14
42 -138.367 1.60 1.88300 40.8 0.5667 32.87 -58.38
43 83.385 8.95 1.48749 70.2 0.5300 32.95 59.69
44 -43.348 0.20 33.48
45 504.860 8.59 1.56732 42.8 0.5730 32.66 45.99
46 -27.505 1.60 1.88300 40.8 0.5667 32.16 -40.72
47 -118.009 0.20 32.79
48 57.570 7.89 1.48749 70.2 0.5300 32.66 68.44
49 -76.402 14.00 31.82
50 ∞ 33.00 1.60859 46.4 0.5664 60.00 ∞
51 ∞ 13.20 1.51633 64.2 0.5352 60.00 ∞
52 ∞ 60.00
像面 ∞

非球面データ
第11面
K =-3.53915e+001 A 4= 2.02083e-006 A 6=-1.90171e-009 A 8= 1.28360e-012

第20面
K = 1.40124e+002 A 4= 1.86731e-007 A 6=-5.24712e-011 A 8= 2.18728e-014

第26面
K =-3.81210e+000 A 4=-5.85681e-007 A 6=-1.89094e-010 A 8= 1.42996e-014

各種データ
ズーム比 100.00
広角 中間 望遠
焦点距離 9.40 292.02 940.00
Fナンバー 1.85 1.85 4.90
画角 30.33 1.08 0.34
像高 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 650.07 650.07 650.07
BF 12.32 12.32 12.32

d10 3.16 169.16 181.22
d18 285.22 59.34 2.75
d27 3.00 62.88 107.41

入射瞳位置 133.41 2660.28 11352.01
射出瞳位置 402.51 402.51 402.51
前側主点位置 143.04 3170.85 14556.54
後側主点位置 2.92 -279.70 -927.68

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 248.24 108.48 58.97 -21.71
2 11 -26.00 33.03 8.13 -17.55
3 19 76.00 55.45 15.20 -25.66
4 28 57.72 149.40 67.72 11.44

<数値実施例2>
面データ
面番号 ri di ndi vdi θgFi 有効径 焦点距離
1 156.458 4.70 1.77250 49.6 0.5521 179.68 -275.37
2 89.149 49.83 151.34
3 -414.912 4.50 1.69680 55.5 0.5433 150.68 -213.01
4 233.681 0.15 145.46
5 148.462 8.90 1.75520 27.5 0.6103 146.00 699.35
6 200.492 10.74 144.61
7 557.158 19.82 1.43387 95.1 0.5373 144.25 375.71
8 -228.748 0.20 143.50
9 1760.180 4.40 29.8 0.6017 135.13 -211.40
10 155.233 26.22 1.45600 90.3 0.5340 128.64 220.33
11 -271.723 47.93 127.43
12 -415.809 13.23 1.43387 95.1 0.5373 123.47 573.83
13 -157.474 0.15 125.11
14 330.817 21.54 1.49700 81.5 0.5374 127.32 254.07
15 -200.750 0.15 127.05
16 128.072 10.45 1.62041 60.3 0.5426 116.31 480.74
17 216.782 (可変) 113.66
18 516.508 4.27 1.80810 22.8 0.6307 42.02 89.87
19 -85.208 1.50 1.88300 40.8 0.5667 41.49 -43.08
20 70.018 4.46 38.90
21 -159.622 2.00 2.00330 28.3 0.5980 38.79 -137.28
22 1075.713 4.00 38.86
23 -58.736 1.50 1.83400 37.2 0.5775 38.90 -105.11
24 -177.786 4.74 40.21
25 -40.700 1.50 1.88300 40.8 0.5667 40.45 -40.55
26 318.308 7.92 1.80810 22.8 0.6307 46.41 55.22
27 -51.935 (可変) 47.50
28 126.526 10.16 1.60311 60.6 0.5414 60.45 101.37
29* -115.593 0.20 60.98
30 -588.910 5.65 1.60311 60.6 0.5414 61.12 459.21
31 -189.553 0.20 61.38
32 125.055 2.00 1.84666 23.8 0.6205 60.79 -104.77
33 51.808 10.32 1.64000 60.1 0.5370 58.74 85.60
34 822.702 0.20 58.49
35 147.925 6.43 1.60311 60.6 0.5414 58.00 154.00
36 -248.130 (可変) 57.49
37(絞り) ∞ 3.55 31.31
38 -61.508 1.50 1.72916 54.7 0.5444 30.31 -30.24
39 34.959 4.80 1.84666 23.8 0.6205 29.60 72.50
40 75.092 6.48 29.13
41 -43.825 1.80 1.72916 54.7 0.5444 29.23 -36.37
42 69.097 8.81 1.72825 28.5 0.6077 31.16 39.00
43 -46.258 22.50 32.45
44 -51.049 1.80 1.75500 52.3 0.5476 32.62 -36.74
45 62.300 10.87 1.54814 45.8 0.5685 34.63 41.59
46 -34.000 0.20 36.00
47 218.445 1.80 1.83400 37.2 0.5775 35.92 -56.08
48 38.577 7.80 1.49700 81.5 0.5374 35.48 59.47
49 -119.348 0.20 35.78
50 419.274 8.48 1.49700 81.5 0.5374 35.88 55.96
51 -29.679 1.80 1.80518 25.4 0.6161 35.90 -64.02
52 -70.970 0.50 37.29
53 68.854 8.78 1.48749 70.2 0.5300 37.47 62.03
54 -51.969 5.00 37.02
55 ∞ 33.00 1.60859 46.4 0.5664 60.00 ∞
56 ∞ 13.20 1.51633 64.2 0.5352 60.00 ∞
57 ∞ 17.14 60.00
像面 ∞

非球面データ
第29面
K =-1.97208e+001 A 4=-1.11143e-006 A 6= 1.03629e-009 A 8=-6.46050e-013
A10= 2.11872e-016

各種データ
ズーム比 18.50
広角 中間 望遠
焦点距離 7.20 31.78 133.20
Fナンバー 1.53 1.53 1.85
画角 37.38 9.82 2.36
像高 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 608.18 608.18 608.18
BF 17.14 17.14 17.14

d17 8.44 78.44 108.69
d27 147.62 61.66 3.17
d36 2.15 18.11 46.35

入射瞳位置 125.84 225.26 537.05
射出瞳位置 116.40 116.40 116.40
前側主点位置 133.57 267.22 848.99
後側主点位置 9.94 -14.64 -116.06

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 103.68 222.91 145.55 64.77
2 18 -29.50 31.89 6.33 -18.42
3 28 52.50 35.16 9.90 -13.04
4 37 33.83 142.87 50.39 13.44

<数値実施例3>
面データ
面番号 ri di ndi vdi θgFi 有効径 焦点距離
1 161.556 4.70 1.77250 49.6 0.5521 178.75 -275.84
2 90.908 47.48 151.26
3 -435.183 4.50 1.69680 55.5 0.5433 150.95 -227.21
4 251.605 0.15 145.47
5 159.673 7.65 1.75520 27.5 0.6103 145.46 790.01
6 212.846 14.00 144.28
7 1058.468 18.14 1.43387 95.1 0.5373 143.45 397.50
8 -205.579 0.20 142.89
9 1311.654 4.40 1.80000 29.8 0.6017 133.11 -220.32
10 156.223 24.55 1.45600 90.3 0.5340 126.61 221.28
11 -272.943 48.06 125.48
12 -385.682 12.89 1.43387 95.1 0.5373 122.02 581.92
13 -154.368 0.15 123.62
14 323.127 21.54 1.49700 81.5 0.5374 125.64 248.29
15 -196.135 0.150 125.32
16 120.204 10.44 1.62041 60.3 0.5426 113.99 513.52
17 186.156 (可変) 110.90
18 54.548 1.84 1.94087 17.4 0.6775 42.51 367.00
19 63.557 1.50 2.00330 28.3 0.5980 41.70 -194.86
20 47.491 5.95 39.86
21 -184.795 2.00 2.00330 28.3 0.5980 39.54 -73.54
22 125.222 5.37 38.68
23 -56.964 1.50 1.77250 49.6 0.5521 38.64 -61.49
24 297.771 4.42 40.17
25 -64.577 1.50 1.75505 52.3 0.5476 40.48 -42.60
26 65.293 10.61 1.80810 22.8 0.6307 46.20 49.74
27 -99.594 (可変) 48.20
28 126.526 10.16 1.60311 60.6 0.5414 60.59 101.37
29* -115.593 0.20 61.12
30 -588.910 5.65 1.60311 60.6 0.5414 61.25 459.21
31 -189.553 0.20 61.52
32 125.055 2.00 1.84666 23.8 0.6205 60.92 -104.77
33 51.808 10.32 1.64000 60.1 0.5370 58.85 85.60
34 822.702 0.20 58.61
35 147.925 6.43 1.60311 60.6 0.5414 58.12 154.00
36 -248.130 (可変) 57.61
37(絞り) ∞ 3.55 31.36
38 -61.508 1.50 1.72916 54.7 0.5444 30.36 -30.24
39 34.959 4.80 1.84666 23.8 0.6205 29.64 72.50
40 75.092 6.48 29.17
41 -43.825 1.80 1.72916 54.7 0.5444 29.27 -36.37
42 69.097 8.81 1.72825 28.5 0.6077 31.21 39.00
43 -46.258 22.50 32.50
44 -51.049 1.80 1.75500 52.3 0.5476 32.66 -36.74
45 62.300 10.87 1.54814 45.80 0.5685 34.68 41.59
46 -34.000 0.20 36.04
47 218.445 1.80 1.83400 37.2 0.5775 35.96 -56.08
48 38.577 7.80 1.49700 81.5 0.5374 35.52 59.47
49 -119.348 0.20 35.81
50 419.274 8.48 1.49700 81.5 0.5374 35.92 55.96
51 -29.679 1.80 1.80518 25.4 0.6161 35.94 -64.02
52 -70.970 0.50 37.33
53 68.854 8.78 1.48749 70.2 0.5300 37.51 62.03
54 -51.969 5.00 37.06
55 ∞ 33.00 1.60859 46.4 0.5664 60.00 ∞
56 ∞ 13.20 1.51633 64.2 0.5352 60.00 ∞
57 ∞ 60.00
像面 ∞

非球面データ
第29面
K =-1.97208e+001 A 4=-1.11143e-006 A 6= 1.03629e-009 A 8=-6.46050e-013
A10= 2.11872e-016

各種データ
ズーム比 18.50
広角 中間 望遠
焦点距離 7.20 31.78 133.20
Fナンバー 1.53 1.53 1.85
画角 37.38 9.82 2.36
像高 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 601.48 601.48 601.48
BF 17.14 17.14 17.14

d17 0.98 70.98 101.23
d27 149.49 63.53 5.04
d36 2.15 18.11 46.35

入射瞳位置 123.86 223.27 535.06
射出瞳位置 116.40 116.40 116.40
前側主点位置 131.58 265.23 847.00
後側主点位置 9.94 -14.64 -116.06

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 103.68 219.00 143.57 61.79
2 18 -29.50 34.69 10.81 -16.55
3 28 52.50 35.16 9.90 -13.04
4 37 33.83 142.87 50.39 13.44

<数値実施例4>
面データ
面番号 ri di ndi vdi θgFi 有効径 焦点距離
1 461.006 5.10 1.69680 55.5 0.5433 179.08 -192.83
2 103.908 47.68 149.86
3 -228.481 4.50 1.69680 55.5 0.5433 148.30 -282.48
4 1477.902 0.50 148.84
5 259.668 10.62 1.80518 25.4 0.6161 150.00 432.64
6 975.041 2.00 149.51
7 566.121 18.33 1.49700 81.5 0.5374 148.53 359.31
8 -259.160 0.21 147.86
9 242.174 5.70 1.63980 34.5 0.5923 134.90 -602.66
10 147.766 6.75 1.49700 81.5 0.5374 131.12 1207.15
11 192.890 47.58 130.38
12 206.836 21.20 1.49700 81.5 0.5374 133.49 255.79
13 -321.061 0.20 133.50
14 203.099 5.70 1.72047 34.7 0.5834 129.76 -231.75
15 90.893 26.24 1.49700 81.5 0.5374 122.26 185.56
16 4745.721 0.20 121.63
17 135.646 11.37 1.62041 60.3 0.5426 117.63 326.38
18 394.533 (可変) 116.39
19 111.025 1.73 1.78000 25.0 0.6329 43.51 549.72
20 148.312 2.00 2.00330 28.3 0.5980 42.40 -37.17
21 29.796 6.35 36.31
22 519.202 2.50 1.75500 52.3 0.5476 36.11 -38.74
23 27.752 6.25 1.80810 22.8 0.6307 34.13 39.60
24 176.269 3.10 33.79
25 -111.453 1.50 1.65412 39.7 0.5737 33.42 -42.85
26 37.946 3.69 32.82
27 44.554 4.41 1.80000 29.8 0.6017 34.65 60.32
28 507.271 (可変) 34.52
29 -53.083 1.50 1.80610 40.9 0.5701 30.44 -33.61
30 56.693 4.88 1.84666 23.8 0.6205 32.60 61.28
31 -664.166 (可変) 33.34
32(絞り) ∞ 2.0 37.20
33 7650.111 6.43 1.62041 60.3 0.5426 38.57 97.18
34 -60.992 0.20 39.64
35 110.166 9.32 1.48749 70.2 0.5300 40.38 67.32
36 -45.663 2.00 1.88300 40.8 0.5667 40.30 -91.87
37 -105.836 65.00 41.15
38 620.109 2.50 1.83400 37.2 0.5775 40.59 -160.82
39 110.646 17.54 1.50137 56.4 0.5533 40.45 73.24
40 -52.375 2.38 40.92
41 67.762 9.55 1.49700 81.5 0.5374 38.22 56.46
42 -45.871 2.50 1.88300 40.8 0.5667 37.28 -38.56
43 138.537 2.73 36.78
44 53.155 7.14 1.62041 60.3 0.5426 37.35 67.34
45 -188.671 14.40 36.73
46 ∞ 33.00 1.60859 46.4 0.5664 38.00 ∞
47 ∞ 13.20 1.51633 64.2 0.5352 38.00 ∞
48 ∞ 38.00
像面 ∞

各種データ
ズーム比 22.40
広角 中間 望遠
焦点距離 7.25 33.73 162.49
Fナンバー 1.66 1.66 2.02
画角 37.17 9.26 1.94
像高 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 595.73 595.73 595.73
BF 9.00 9.00 9.00

d18 1.00 92.52 129.74
d28 137.26 35.96 13.44
d31 6.80 16.58 1.88

入射瞳位置 117.87 293.30 785.06
射出瞳位置 141.00 141.00 141.00
前側主点位置 125.52 335.65 1147.56
後側主点位置 1.75 -24.73 -153.49

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 119.52 213.87 134.06 49.85
2 19 -31.20 31.52 3.85 -20.13
3 29 -76.16 6.38 -0.39 -3.87
4 32 105.26 189.89 153.57 -193.64

<数値実施例5>
面データ
面番号 ri di ndi vdi θgFi 有効径 焦点距離
1 461.006 5.10 1.69680 55.5 0.5433 178.36 -192.83
2 103.908 47.68 149.34
3 -228.481 4.50 1.69680 55.5 0.5433 147.58 -282.48
4 1477.902 0.50 148.03
5 259.668 10.62 1.80518 25.4 0.6161 149.09 432.64
6 975.041 2.00 148.57
7 566.121 18.33 1.49700 81.5 0.5374 147.62 359.31
8 -259.160 0.21 146.93
9 242.175 5.70 1.63980 34.5 0.5923 134.59 -602.66
10 147.766 6.75 1.49700 81.5 0.5374 130.82 1207.15
11 192.890 47.58 130.08
12 206.836 21.20 1.49700 81.5 0.5374 133.49 255.79
13 -321.061 0.20 133.50
14 203.099 5.70 1.72047 34.7 0.5834 129.76 -231.75
15 90.893 26.24 1.49700 81.5 0.5374 122.26 185.56
16 4745.721 0.20 121.63
17 135.646 11.37 1.62041 60.3 0.5426 117.63 326.38
18 394.533 (可変) 116.39
19 104.781 3.86 1.80810 22.8 0.6307 43.16 107.69
20 -537.515 2.00 1.77250 49.6 0.5521 41.95 -35.01
21 28.668 7.53 33.74
22 -91.909 2.50 1.84666 23.8 0.6205 33.35 -37.14
23 49.136 5.03 32.01
24 172.938 1.50 1.84666 23.8 0.6205 32.69 -118.55
25 63.652 2.92 32.78
26 60.048 4.03 1.95906 17.5 0.6597 34.60 55.59
27 -521.093 (可変) 34.55
28 -53.083 1.50 1.80610 40.9 0.5701 30.46 -33.61
29 56.693 4.88 1.84666 23.8 0.6205 32.61 61.28
30 -664.166 (可変) 33.36
31(絞り) ∞ 2.00 37.20
32 815.079 6.43 1.62041 60.3 0.5426 38.70 103.41
33 -69.726 0.20 39.79
34 117.673 9.32 1.48749 70.2 0.5300 40.59 65.56
35 -42.931 2.00 1.88230 40.8 0.5667 40.58 -96.85
36 -87.583 65.00 41.58
37 496.780 2.50 1.83400 37.2 0.5775 40.22 -117.09
38 81.855 17.54 1.50137 56.4 0.5533 40.01 64.43
39 -49.876 2.38 40.59
40 90.472 9.55 1.49700 81.5 0.5374 38.33 60.19
41 -43.313 2.50 1.88300 40.8 0.5667 37.42 -42.38
42 294.980 2.73 37.30
43 50.971 7.14 1.62041 60.3 0.5426 37.77 71.06
44 -317.960 14.40 37.02
45 ∞ 33.00 1.60859 46.4 0.5664 38.00 ∞
46 ∞ 13.20 1.51633 64.2 0.5352 38.00 ∞
47 ∞ 38.00
像面 ∞

各種データ
ズーム比 22.40
広角 中間 望遠
焦点距離 7.25 33.73 162.49
Fナンバー 1.66 1.66 2.02
画角 37.17 9.26 1.94
像高 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 592.02 592.02 592.02
BF 9.00 9.00 9.00

d18 0.66 92.19 129.41
d27 136.04 34.74 12.22
d30 6.80 16.58 1.88

入射瞳位置 117.87 293.30 785.06
射出瞳位置 137.83 137.83 137.83
前側主点位置 125.53 335.86 1152.48
後側主点位置 1.75 -24.73 -153.49

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 119.52 213.87 134.06 49.85
2 19 -31.20 29.37 4.18 -21.35
3 28 -76.16 6.38 -0.39 -3.87
4 31 107.21 189.89 157.62 -197.39

<数値実施例6>
面データ
面番号 ri di ndi vdi θgFi 有効径 焦点距離
1 -213.433 1.80 1.72916 54.7 0.5444 80.33 -145.46
2 213.433 5.58 78.44
3 556.690 1.80 1.80518 25.4 0.6161 78.51 -152.69
4 101.320 14.94 1.43875 94.9 0.5343 78.09 144.44
5 -162.669 0.15 78.45
6 175.439 8.28 1.61800 63.3 0.5441 78.50 188.64
7 -345.082 6.77 78.23
8 106.566 10.62 1.49700 81.5 0.5374 74.04 159.37
9 -301.725 0.15 73.11
10 66.906 6.52 1.72916 54.7 0.5444 65.52 152.88
11 159.414 (可変) 64.62
12* 2943.102 0.70 1.88300 40.8 0.5667 26.70 -15.01
13 13.271 1.91 1.78000 25.0 0.6329 20.84 125.15
14 14.364 5.90 19.92
15 -36.246 5.06 1.80810 22.8 0.6307 19.67 21.88
16 -12.719 0.70 1.81600 46.6 0.5568 19.69 -14.24
17 146.586 0.10 19.75
18 35.743 4.07 1.53172 48.8 0.5630 19.91 33.13
19 -33.683 1.53 19.77
20 -19.593 1.00 1.81600 46.6 0.5568 19.55 -72.41
21 -29.913 (可変) 20.01
22 -28.262 0.70 1.74320 49.3 0.5530 21.41 -23.35
23 46.007 2.80 1.84666 23.8 0.6205 23.55 52.04
24 -1313.700 (可変) 24.07
25(絞り) ∞ 1.30 28.08
26 1095.091 4.36 1.65844 50.9 0.5561 29.22 51.47
27 -35.085 0.150 29.66
28 80.854 2.44 1.51633 64.1 0.5352 30.43 155.54
29 -26300.000 0.15 30.41
30 92.852 6.78 1.51633 64.1 0.5352 30.35 47.29
31 -32.467 1.80 1.83400 37.2 0.5775 30.09 -46.20
32 -204.659 35.20 30.42
33 61.362 6.26 1.51633 64.1 0.5352 30.67 55.70
34 -52.603 1.73 30.56
35 -98.726 1.80 1.83481 42.7 0.5642 29.35 -28.68
36 32.111 5.75 1.51742 52.4 0.5564 28.83 46.44
37 -91.243 4.40 28.96
38 62.274 6.77 1.48749 70.2 0.5300 28.99 42.24
39 -29.818 1.80 1.83400 37.2 0.5775 28.78 -38.88
40 -355.420 0.15 29.24
41 53.543 4.40 1.51823 58.9 0.5456 29.47 60.39
42 -73.907 4.50 29.36
43 ∞ 30.00 1.60342 38.0 0.5795 40.00 ∞
44 ∞ 16.20 1.51633 64.2 0.5352 40.00 ∞
45 ∞ 40.00
像面 ∞

非球面データ
第12面
K = 4.48655e+004 A 4= 1.69272e-005 A 6=-2.98717e-008 A 8= 2.16146e-012

各種データ
ズーム比 21.00
広角 中間 望遠
焦点距離 7.80 31.67 163.80
Fナンバー 1.80 1.80 2.70
画角 35.19 9.85 1.92
像高 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 283.96 283.96 283.96
BF 7.50 7.50 7.50

d11 1.19 37.26 53.94
d21 53.40 11.72 3.76
d24 4.85 10.45 1.73

入射瞳位置 50.20 175.86 608.47
射出瞳位置 318.46 318.46 318.46
前側主点位置 58.19 210.75 858.55
後側主点位置 -0.30 -24.17 -156.30

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 68.20 56.61 36.62 2.85
2 12 -13.40 20.98 1.66 -13.90
3 22 -42.80 3.50 -0.09 -2.01
4 25 62.21 135.94 71.95 -140.83

<数値実施例7>
面データ
面番号 ri di ndi vdi θgFi 有効径 焦点距離
1 -213.433 1.80 1.72916 54.7 0.5444 81.44 -145.46
2 213.433 5.58 79.02
3 556.690 1.80 1.80518 25.4 0.6161 79.11 -152.69
4 101.320 14.94 1.43875 94.9 0.5343 78.69 144.44
5 -162.669 0.15 79.03
6 175.439 8.28 1.61800 63.3 0.5441 79.12 188.64
7 -345.082 6.77 78.86
8 106.566 10.62 1.49700 81.5 0.5374 74.62 159.37
9 -301.725 0.15 73.75
10 66.906 6.52 1.72916 54.7 0.5444 65.52 152.88
11 159.414 (可変) 64.62
12* 9697.479 0.70 1.88300 40.8 0.5667 27.07 -16.49
13 14.619 3.09 21.46
14 31.412 2.01 1.94087 17.4 0.6775 21.33 91.69
15 47.502 4.65 20.57
16 -23.381 4.23 1.80810 22.8 0.6307 19.52 26.95
17 -12.258 0.70 1.81600 46.6 0.5568 19.60 -15.59
18 -304.287 0.10 19.93
19 76.925 3.14 1.53172 48.8 0.5630 19.99 47.74
20 -37.618 1.36 19.92
21 -21.944 1.00 1.83481 42.7 0.5642 19.79 -102.88
22 -30.031 (可変) 20.20
23 -28.262 0.70 1.74320 49.3 0.5530 21.42 -23.35
24 46.007 2.80 1.84666 23.8 0.6205 23.56 52.04
25 -1313.700 (可変) 24.07
26(絞り) ∞ 1.30 28.08
27 1095.091 4.36 1.65844 50.9 0.5561 29.23 51.47
28 -35.085 0.15 29.67
29 80.854 2.44 1.51633 64.1 0.5352 30.44 155.54
30 -26300.000 0.15 30.41
31 92.852 6.78 1.51633 64.1 0.5352 30.35 47.29
32 -32.467 1.80 1.83400 37.2 0.5775 30.09 -46.20
33 -204.659 35.20 30.43
34 61.362 6.26 1.51633 64.1 0.5352 31.06 55.70
35 -52.603 1.73 30.95
36 -98.726 1.80 1.83481 42.7 0.5642 29.70 -28.68
37 32.111 5.75 1.51742 52.4 0.5564 29.15 46.44
38 -91.243 4.40 29.27
39 62.274 6.77 1.48749 70.2 0.5300 29.28 42.24
40 -29.818 1.80 1.83400 37.2 0.5775 29.09 -38.88
41 -355.420 0.15 29.55
42 53.543 4.40 1.51823 58.9 0.5456 29.79 60.39
43 -73.907 4.50 29.68
44 ∞ 30.00 1.60342 38.0 0.5795 40.00 ∞
45 ∞ 16.20 1.51633 64.2 0.5352 40.00 ∞
46 ∞ 40.00
像面 ∞

非球面データ
第12面
K =-1.59398e+013 A 4= 2.54961e-005 A 6=-5.95841e-008 A 8= 7.14396e-011

各種データ
ズーム比 21.00
広角 中間 望遠
焦点距離 7.80 31.67 163.80
Fナンバー 1.80 1.80 2.70
画角 35.19 9.85 1.92
像高 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 283.81 283.81 283.81
BF 7.50 7.50 7.50

d11 1.06 37.13 53.81
d22 53.39 11.71 3.75
d25 4.85 10.45 1.73

入射瞳位置 50.20 175.86 608.47
射出瞳位置 318.46 318.46 318.46
前側主点位置 58.19 210.75 858.55
後側主点位置 -0.30 -24.17 -156.30

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 68.20 56.61 36.62 2.85
2 12 -13.40 20.97 1.79 -13.91
3 23 -42.80 3.50 -0.09 -2.01
4 26 62.21 135.94 71.95 -140.83
U1 : 正の屈折力の第1群
U2 : 負の屈折力の第2群
U3 : 第3群
U4 : 正の屈折力の第4群
SP : 開口絞り
P : 色分解プリズムや光学フィルターを示すガラスブロック
IP : 撮像面
IE、EXT : 変倍光学系(レンズユニット)
101 : ズームレンズ
109 : ガラスブロック
110 : 固体撮像素子
111、122 : CPU
124 : カメラ
125 : 撮像装置
F : 第1群
LZ : 変倍部
R : 第4群

Claims (3)

  1. 物体側から順に、ズーミングに際して不動の正の屈折力の第1群、ズーミングに際して光軸方向に移動する負の屈折力の第2群、ズーミングに際して光軸方向に移動して変倍に伴う像面の変動を補正する第3群、ズーミングに際して不動の開口絞り、ズーミングに際して不動の正の屈折力の第4群で構成されるズームレンズにおいて、
    前記第2群は、少なくとも2枚以上の正の屈折力のレンズと少なくとも3枚以上の負の屈折力のレンズから構成され、
    かつ前記第2群は物体側から、互いに反対符号のレンズL21、L22の順で構成されており、
    前記L21の物体側の面と前記L22の像側の面との光軸上の距離をX2とし、前記第2群の光軸上の全厚をL2とし、前記第2群内の最も像側の面における広角端と望遠端の軸上近軸光線の光軸からの高さをそれぞれhW_m、hT_mとし、前記第2群内の最も像側の面における広角端と望遠端の瞳近軸光線の光軸からの高さをそれぞれHW_m、HT_mとし、前記第2群の屈折力をφ2とし、前記L21およびL22のうち、正の屈折力のレンズの部分分散比と分散と屈折力をそれぞれθp、νp、φpとし、負の屈折力のレンズの部分分散比と分散と屈折力をそれぞれθn、νnとするとき、
    −0.15<(hT_m×HT_m−hW_m×HW_m)/(hT_m×hT_m−hW_m×hW_m)<0.14
    0.06<X2/L2< 0.35
    −18.0×10-3<(θp−θn)/(νp−νn)<−2.8×10-3
    2.0< νn − νp < 30.0
    −0.50<φp/φ2<−0.02
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記L21は、正の屈折力であることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記L21は、負の屈折力であることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016009122A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 株式会社シグマ インナーフォーカシングタイプのズームレンズ
JP2017040769A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 株式会社シグマ ズームレンズ
WO2019082641A1 (ja) * 2017-10-23 2019-05-02 富士フイルム株式会社 ズームレンズ及び撮像装置

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JP2017040769A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 株式会社シグマ ズームレンズ
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