JP2014016487A - カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】カートリッジが大型化することを抑制できながら、感光ドラムの効率的な配置を確保することができるカートリッジを提供すること。
【解決手段】
プロセスカートリッジ15は、ドラム本体81およびドラムギア83を備える感光ドラム20と、本体ケーシング2に設けられる本体電極133に接触(作用)する給電ユニット43とを備える。ドラム本体81の左端部の周面には、第1非画像形成領域T1が形成され、ドラム本体81の右端部の周面には、第2非画像形成領域T2が形成される。そして、ドラムギア83を、ギア部97がドラム本体81の左端部に対して左側から隣接するように、ドラム本体81の左端部に設けるとともに、給電ユニット43を、ドラム本体81の右端面よりも右方に向かって突出するように、ドラム本体81の右端部の右前側に配置する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるカートリッジに関する。
従来より、カートリッジが着脱自在に装着される電子写真方式のプリンタが知られている。カートリッジは、左右方向に延びる感光ドラムと、転写ローラと、電極部材やギヤ機構部とを備えている。
このようなカートリッジとしては、例えば、感光ドラムおよび転写ローラを備えるドラムカートリッジと、現像ローラ、現像ローラ電極およびギヤ機構部を備え、ドラムカートリッジに着脱自在に装着される現像カートリッジとを備えるプロセスカートリッジが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そのようなプロセスカートリッジでは、感光ドラムの左端部に、駆動力を受けるためのドラム駆動ギヤと、転写ローラに駆動力を伝達するための転写ローラギヤとが設けられている。また、現像ローラ電極が、ドラム駆動ギヤおよび転写ローラギヤよりも、左方に向かって突出するように設けられるとともに、ギヤ機構部が、ドラム駆動ギヤおよび転写ローラギヤに対して前側に対向するように設けられている。
そして、そのようなプロセスカートリッジでは、プリンタに装着された状態において、プリンタから、現像ローラ電極を介して現像ローラにバイアスが印加されるとともに、ギヤ機構部を介して駆動力が現像ローラに入力される。
特開2006−72285号公報
しかるに、感光ドラムは、一般に、プロセスカートリッジにおける左右方向略中央部分に配置されることが望まれている。
しかし、特許文献1に記載のプロセスカートリッジでは、ドラム駆動ギヤおよび転写ローラギヤが感光ドラムの左端部に設けられ、かつ、現像ローラ電極が、ドラム駆動ギヤおよび転写ローラギヤよりも、左方に向かって突出するように設けられている。
そのため、プロセスカートリッジにおける感光ドラムの左端部よりも左側の部分には、ドラム駆動ギヤ、転写ローラギヤおよび現像ローラ電極を設けるためのスペースを確保する必要があり、感光ドラムの右端部よりも右側の部分と比較して相対的に大きなスペースが確保される。
その結果、感光ドラムが、右側に詰めるように、プロセスカートリッジに設けられており、感光ドラムの効率的な配置を確保することが困難である。
一方、プロセスカートリッジにおける感光ドラムの右端部よりも右側の部分に、別途スペースを設ければ、感光ドラムを、プロセスカートリッジにおける左右方向略中央部分に配置することができるが、プロセスカートリッジが大型化するという不具合がある。
そこで、本発明の目的は、カートリッジが大型化することを抑制できながら、感光ドラムの効率的な配置を確保することができるカートリッジを提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明のカートリッジは、軸線方向に延び、周面に感光層が形成される素管と、素管の軸線方向一方側端部である第1端部に設けられ、外部からの駆動力を受けるように構成されるギアとを備える感光ドラムと、素管における第1端部と反対側の端部である第2端部に対して、素管の径方向外側に配置され、外部の部材に作用するように構成される作用部材とを備えている。
また、素管は、第1端部の周面に形成される第1非画像形成領域と、第2端部の周面に形成される第2非画像形成領域と、第1非画像形成領域と第2非画像形成領域との間に形成される画像形成領域とを有している。
また、作用部材は、第2端部よりも軸線方向外側に配置される突出部分を有している。
また、第1非画像形成領域の軸線方向長さが、第2非画像形成領域の軸線方向長さよりも長く形成され、ギアの軸線方向長さが、突出部分の軸線方向長さよりも短く形成されている。
このような構成によれば、ギアが素管の第1端部に設けられ、作用部材の突出部分が第2端部よりも軸線方向外側に配置されるので、素管の第1端部に対して軸線方向外側に、ギアを設けるためのスペースが確保され、素管の第2端部に対して軸線方向外側に、突出部分を配置するためのスペースが確保される。
そのため、素管の軸線方向両端部のそれぞれに対して、軸線方向外側にスペースが確保され、素管の軸線方向一方側にのみスペースが確保される場合と比較して、素管の効率的な配置を確保できる。
また、素管の軸線方向一方側(第1端部側)において、第2非画像形成領域と比較して長い第1非画像形成領域と、突出部分と比較して短いギアとが配置され、素管の軸線方向他方側(第2端部側)において、第1非画像形成領域と比較して短い第2非画像形成領域と、ギアと比較して長い突出部分とが配置されている。
つまり、カートリッジの軸線方向一方側において、第1非画像形成領域およびギアを配置するためのスペースが確保され、カートリッジの軸線方向他方側において、第2非画像形成領域および突出部分を配置するためのスペースが確保されている。
そのため、カートリッジにおける軸線方向両側のそれぞれにおいて、スペースがバランスよく確保され、第1非画像形成領域と第2非画像形成領域との間に形成される画像形成領域の効率的な配置を確保できる。
従って、本発明のカートリッジによれば、カートリッジが大型化することを抑制できながら、感光ドラムの素管、とりわけ、画像形成領域の効率的な配置を確保することができる。
(2)また、第1非画像形成領域における感光層の厚みが、画像形成領域における感光層の厚みよりも薄く形成され、第2非画像形成領域における感光層の厚みが、画像形成領域における感光層の厚みよりも厚く形成されていてもよい。
このような構成によれば、第1非画像形成領域および第2非画像形成領域のそれぞれの感光層の厚みにより、素管の軸線方向端部が第1端部または第2端部のいずれに該当するか容易に判別できる。そのため、カートリッジの組み立て作業の円滑化を図ることができる。
(3)また、カートリッジは、感光ドラムを備える第1カートリッジと、現像剤を収容可能、かつ、第1カートリッジに離脱可能に装着されるように構成される第2カートリッジとを備えていてもよい。
この場合、第2カートリッジは、素管に対して径方向外側から対向するように配置され、画像形成領域に現像剤を供給するように構成される現像剤担持体と、第1端部およびギアのそれぞれに対して径方向外側から対向するように配置され、外部からの駆動力を現像剤担持体に伝達するように構成される駆動部材と、作用部材とを備えている。
また、作用部材は、現像剤担持体に対して電気的に接続されるように構成される電極部材であってもよい。
このような構成によれば、感光体が第1カートリッジに備えられ、現像剤が第2カートリッジに収容されているので、例えば、感光体が寿命を迎えた場合には、第1カートリッジのみを交換でき、現像剤の残量が所定値よりも少なくなった場合には、第2カートリッジのみを交換できる。
そのため、1つのカートリッジに、現像剤が収容されるとともに、感光体が備えられている場合と比較して、ランニングコストの低減を図ることができる。
また、第2カートリッジが、現像剤担持体と、駆動部材と、電極部材とを備えるので、画像形成動作時においては、駆動部材を介して現像剤担持体に駆動力を伝達することができ、かつ、電極部材を介して現像剤担持体にバイアスを印加することができる。
また、駆動部材が第1端部およびギアのそれぞれに対して径方向外側から対向するように配置されるので、第1端部(第1非画像形成領域)およびギアを配置するためのスペースに駆動部材を配置でき、そのスペースを有効に利用することができる。
そのため、現像剤担持体が、画像形成動作時において、画像形成領域に現像剤を確実に供給することができながら、カートリッジが大型化することを抑制できる。
従って、ランニングコストの低減を図ることができ、かつ、画像形成領域に現像剤を確実に供給することができながら、カートリッジの大型化を抑制できる。
(4)また、第2カートリッジが第1カートリッジに装着された状態において、画像形成領域の軸線方向中央部分と、現像剤担持体の軸線方向中央部分とが、径方向に沿って並ぶように配置されていてもよい。
このような構成によれば、画像形成領域の軸線方向中央部分と、現像剤担持体の軸線方向中央部分とが、径方向に沿って並ぶように配置されているので、現像剤担持体の効率的な配置を確保することができながら、画像形成領域に現像剤をより一層確実に供給できる。
本発明によれば、カートリッジが大型化することを抑制できながら、感光ドラム、とりわけ、画像形成領域の効率的な配置を確保することができる。
プリンタの一実施形態を示す中央断面図である。 図1に示すプロセスカートリッジを左上側から見た斜視図である。 図2に示すドラムカートリッジを左上側から見た分解斜視図である。 図2に示すプロセスカートリッジ(カバーフレームを除いた状態)の平面図である。 (a)は、図2に示すプロセスカートリッジの左側面図であり、(b)は、図2に示すプロセスカートリッジの右側面図である。 図5(a)に示すプロセスカートリッジのA−A断面図である。
1.プリンタ
図1に示すように、プリンタ1は、略ボックス形状の本体ケーシング2を備えている。
また、プリンタ1は、本体ケーシング2内において、用紙Sを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Sに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
なお、プリンタ1に関し、方向について言及する場合には、水平方向に載置した状態を基準とし、具体的には、図中の矢印方向を基準とする。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2には、プロセスカートリッジ15(後述)を着脱するためのカートリッジ開口部5と、用紙Sを導入するための用紙開口部6とが形成されている。
カートリッジ開口部5は、本体ケーシング2の上端部において、上下方向に貫通形成されている。
用紙開口部6は、本体ケーシング2の前端部における下端部において、前後方向に貫通形成されている。
また、本体ケーシング2には、その上端部に、トップカバー7が設けられ、その前端部に、給紙カバー8が設けられている。
トップカバー7は、その後端部を支点として、カートリッジ開口部5を閉鎖する閉鎖位置と、カートリッジ開口部5を開放する開放位置とに揺動(移動)可能に設けられている(図1に示す二点鎖線参照)。
給紙カバー8は、その下端部を支点として、用紙開口部6を閉鎖する第1位置と、用紙開口部6を開放する第2位置とに揺動(移動)可能に設けられている(図1に示す二点鎖線参照)。
(2)給紙部
給紙部3は、本体ケーシング2の底部に設けられる用紙載置部9を備えている。
用紙載置部9は、用紙開口部6を介して、本体ケーシング2の外部と連通されている。
そして、用紙Sは、給紙カバー8が第2位置に配置された状態において、その前側部分が給紙カバー8の上面にスタックされるとともに、その後側部分が用紙開口部6を介して用紙載置部9内にスタックされる。
また、給紙部3は、用紙載置部9の後端部上側に配置されるピックアップローラ11と、ピックアップローラ11の後側に配置される給紙ローラ12と、給紙ローラ12の後下側に対向配置される給紙パッド13と、給紙パッド13の後端部から連続して上方に向かって延びる給紙パス14とを備えている。
(3)画像形成部
画像形成部4は、カートリッジの一例としてのプロセスカートリッジ15と、スキャナユニット16と、定着ユニット17とを備えている。
(3−1)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成され、給紙部3の後側部分の上側において、本体ケーシング2に装着されている。
プロセスカートリッジ15は、第1カートリッジの一例としてのドラムカートリッジ18と、第2カートリッジの一例としての現像カートリッジ19とを備えている。
ドラムカートリッジ18は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成されており、感光ドラム20と、転写ローラ21と、スコロトロン型帯電器22とを備えている。
感光ドラム20は、左右方向(軸線方向)に延びる略円筒形状に形成されており、ドラムカートリッジ18の後側部分に設けられている。感光ドラム20は、その中心軸線A1(回転軸線)を回転中心として回転可能である。
転写ローラ21は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、感光ドラム20に対して後側から圧接されている。また、転写ローラ21は、その中心軸線を回転中心として回転可能である。
詳しくは、転写ローラ21は、その中心軸線が感光ドラム20の中心軸線A1よりも僅かに下側に位置するように、感光ドラム20の後側に配置されている。なお、転写ローラ21の下端縁は、感光ドラム20の下端縁よりも上側に配置されている。具体的には、転写ローラ21の中心軸線と感光ドラム20の中心軸線A1とを結ぶ仮想の線分(図示せず)と、前後方向に沿って水平に延びる仮想の直線(図示せず)とが形成する鋭角の角度は、約3°である。そのため、転写ローラ21が感光ドラム20に対して圧接される圧力(転写圧)には、転写ローラ21の自重が影響しない。
スコロトロン型帯電器22は、感光ドラム20の前上側に間隔を隔てて対向配置されている。
詳しくは、スコロトロン型帯電器22は、転写ローラ21に対して、感光ドラム20の周方向に間隔を隔てて配置されており、感光ドラム20の中心軸線A1と転写ローラ21の中心軸線とを結ぶ仮想の線分(図示せず)と、感光ドラム20の中心軸線A1と帯電ワイヤ23(後述)とを結ぶ仮想の線分(図示せず)とが形成する角の角度が約120°となるように配置されている。
また、スコロトロン型帯電器22は、帯電ワイヤ23と、グリッド24とを備えている。
帯電ワイヤ23は、左右方向に延びるように張設され、感光ドラム20の前上側に間隔を隔てて対向配置されている。
グリッド24は、前上側に向かって開放された側面視略U字形状に形成され、帯電ワイヤ23を後下側から囲うように設けられている。
現像カートリッジ19は、ドラムカートリッジ18に着脱可能に装着されており、感光ドラム20の前下側に配置されている。
また、現像カートリッジ19は、略ボックス形状の現像フレーム25を備えており、現像フレーム25内には、トナー収容室26と、現像室27とが前後に並んで形成されている。トナー収容室26と現像室27とは、それらの容積がそれぞれ略同じに形成され、連通口28により連通されている。
トナー収容室26には、トナー(現像剤)が収容され、その前後上下方向略中央部分には、アジテータ29が設けられている。つまり、アジテータ29は、感光ドラム20よりも下側に配置されている。
現像室27には、その下壁の内面(上面)において、供給ローラ溝30と、現像ローラ対向面31と、ロアフィルム貼着面32とが形成されている。
供給ローラ溝30は、供給ローラ33(後述)の周面に沿う略半円形状であって、後下方に向かって窪むように形成されている。
現像ローラ対向面31は、現像ローラ34(後述)の周面に沿う略円弧形状であって、供給ローラ溝30の後端部から連続して、後上方に向かって延びるように形成されている。
ロアフィルム貼着面32は、現像ローラ対向面31の後端部から連続して後方に向かって延びるように形成されている。つまり、ロアフィルム貼着面32は、現像ローラ対向面31よりも上側に配置されている。
また、ロアフィルム貼着面32は、感光ドラム20の下側部分に対して上下方向に間隔を隔てて対向配置されており、上下方向に投影したときに、感光ドラム20の中心軸線A1と重なるように配置されている。
また、現像室27には、供給ローラ33と、現像剤担持体の一例としての現像ローラ34と、層厚規制ブレード35と、ロアフィルム36とが設けられている。
供給ローラ33は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、その下側部分が供給ローラ溝30内に配置されるように、現像室27の前側部分に設けられている。供給ローラ33は、トナー収容室26の後側に配置されており、上下方向においてトナー収容室26と略同じ高さ(トナー収容室26よりもわずかに上側)に配置されている。また、供給ローラ33は、その中心軸線を回転中心として回転可能である。
現像ローラ34は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、その下側部分における周面と現像ローラ対向面31とが互いに間隔を隔てて対向するように、現像室27の後側部分に設けられている。現像ローラ34の左右方向長さは、供給ローラ33の左右方向長さよりも長く形成されている。
また、現像ローラ34は、供給ローラ33に後上側から接触するとともに、その上側および後側部分が現像室27から露出されるように設けられ、感光ドラム20に対して前下側から接触している。つまり、現像ローラ34は、供給ローラ33の後上側に配置されるとともに、感光ドラム20の前下側において、感光ドラム20の中心軸線A1よりも下側に配置されている。そして、供給ローラ33の中心軸線、現像ローラ34の中心軸線および感光ドラム20の中心軸線A1は、感光ドラム20の径方向に沿う略同一直線上に位置されている。
また、現像ローラ34は、スコロトロン型帯電器22に対して、感光ドラム20の周方向に間隔を隔てて配置されており、感光ドラム20の中心軸線A1と帯電ワイヤ23とを結ぶ仮想の線分(図示せず)と、感光ドラム20の中心軸線A1と現像ローラ34の中心軸線とを結ぶ仮想の線分(図示せず)とが形成する角の角度が約120°となるように配置されている。つまり、現像ローラ34、スコロトロン型帯電器22および転写ローラ21のそれぞれは、感光ドラム20の周方向において略等間隔を隔てて配置されている。また、現像ローラ34は、その中心軸線を回転中心として回転可能である。
層厚規制ブレード35は、その上端部が、現像室27の上壁の後端部に固定され、その下端部が、現像ローラ34に前側から接触されている。
ロアフィルム36は、その後側部分がロアフィルム貼着面32に固定され、その前端部が、現像ローラ対向面31の上側において、現像ローラ34の周面と接触されている。
(3−2)スキャナユニット
スキャナユニット16は、プロセスカートリッジ15の前側において、感光ドラム20と前後方向に間隔を隔てて対向するように配置されている。
スキャナユニット16は、感光ドラム20に向けて、画像データに基づいて、レーザービームLを出射し、感光ドラム20の周面を露光する。
詳しくは、レーザービームLは、スキャナユニット16から後方に向かって出射され、感光ドラム20の前端部における周面を露光する。つまり、感光ドラム20が露光される露光点(感光ドラム20の前端部における周面)は、感光ドラム20の中心軸線A1に対して、感光ドラム20と転写ローラ21とが接触するニップ部分の反対側に設定されている。
このとき、現像カートリッジ19は、レーザービームLの出射軌跡よりも下側に配置され、スコロトロン型帯電器22は、レーザービームLの出射軌跡よりも上側に配置されている。
なお、スキャナユニット16と感光ドラム20との間に対応する本体ケーシング2の内側面には、プロセスカートリッジ15の着脱を案内するガイド部37が設けられている。そして、プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2から離脱されるときには、プロセスカートリッジ15がガイド部37にガイドされることにより、ドラムカートリッジ18に装着される現像カートリッジ19が、レーザービームLの出射軌跡を下側から上側に向かって通過する。
このとき、プロセスカートリッジ15に設けられる各種ローラ(転写ローラ21、供給ローラ33および現像ローラ34)も、レーザービームLの出射軌跡を下側から上側に向かって通過する。
(3−3)定着ユニット
定着ユニット17は、ドラムカートリッジ18の後側部分の上側に配置されている。詳しくは、定着ユニット17は、スコロトロン型帯電器22の上側に配置される加熱ローラ38と、加熱ローラ38に対して後上側から圧接される加圧ローラ39とを備えている。
つまり、加熱ローラ38は、スコロトロン型帯電器22のグリッド24の上端部(開放側端部)近傍に配置されている。
(4)画像形成動作
現像カートリッジ19のトナー収容室26内のトナーは、アジテータ29の回転により、連通口28を介して、供給ローラ33に供給され、さらに、現像ローラ34に供給され、供給ローラ33と現像ローラ34との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ34に供給されたトナーは、現像ローラ34の回転に伴って、層厚規制ブレード35によって厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ34の周面に担持される。
一方、感光ドラム20の周面は、スコロトロン型帯電器22によって一様に帯電された後、スキャナユニット16によって露光される。これにより、感光ドラム20の周面(詳しくは、ドラム本体81(後述)の画像形成領域T3(後述、図4参照))には、画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラ34に担持されるトナーが感光ドラム20の周面(詳しくは、画像形成領域T3(後述、図4参照))上の静電潜像に供給されることにより、感光ドラム20の周面(詳しくは、画像形成領域T3(後述、図4参照))上にトナー像(現像剤像)が担持される。
用紙載置部9にスタックされた用紙Sは、ピックアップローラ11の回転により、給紙ローラ12と給紙パッド13との間に送られ、給紙ローラ12の回転により1枚ずつ捌かれる。その後、捌かれた用紙Sは、給紙ローラ12の回転により、給紙パス14に搬送されて、所定のタイミングで1枚ずつ、画像形成部4(感光ドラム20と転写ローラ21との間)に給紙される。
そして、用紙Sは、感光ドラム20と転写ローラ21との間を、下側から上側に向かって搬送される。このとき、用紙Sに、トナー像が転写され、画像が形成される。
そして、用紙Sは、加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙Sには、画像が熱定着される。
その後、用紙Sは、排紙ローラ40に向けて搬送され、排紙ローラ40によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ41上に排紙される。
このように用紙Sは、用紙載置部9から給紙され、感光ドラム20と転写ローラ21との間(ニップ部分)を通過し、次いで、加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過した後、排紙トレイ41上に排紙されるように、側面視略C字状の搬送パスを搬送される。
2.プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ15は、上記し、図2に示すように、ドラムカートリッジ18と、現像カートリッジ19とを備えている。
(1)ドラムカートリッジ
ドラムカートリッジ18は、ドラムフレーム51を備えている。
なお、以下のドラムカートリッジ18の説明において、方向について言及する場合には、感光ドラム20が配置されている側をドラムカートリッジ18の後側とし、スコロトロン型帯電器22が配置されている側を上側とする。すなわち、ドラムカートリッジ18に関する上下前後方向は、プリンタ1に関する上下前後方向と若干異なり、ドラムカートリッジ18は、その後側がプリンタ1の後上側、その前側がプリンタ1の前下側となるように、プリンタ1に装着されている。
(1−1)ドラムフレーム
ドラムフレーム51は、図3に示すように、ベースフレーム52と、カバーフレーム53とを備えている。
ベースフレーム52は、上側が開放された平面視略矩形の有底枠形状に形成されている。ベースフレーム52は、左右1対のベース側壁54と、ベース下壁55と、ベース後壁57と、ベース前壁56とを備えている。
1対のベース側壁54は、左右方向に間隔を隔てて対向配置されている。
1対のベース側壁54のそれぞれは、前後方向に長手の略平板形状に形成されている。ベース側壁54は、その後側半分を構成する後側部分60と、その前側半分を構成する前側部分61とを一体的に備えている。
後側部分60は、上下方向に延びる側面視略矩形状に形成されている。
また、後側部分60には、ドラム軸挿通穴58が形成されている。ドラム軸挿通穴58は、後側部分60の前後方向略中央部分において、側面視略円形状に貫通形成されている。ドラム軸挿通穴58の内径は、感光ドラム20のドラム軸80(後述)の外径と略同径に形成されている。なお、両ベース側壁54のドラム軸挿通穴58は、左右方向に投影したときに互いに一致している。
前側部分61は、後側部分60の前端部における下端部から連続して、前方に向かって延びる側面視略矩形状に形成されている(図5(a)参照)。
ベース下壁55は、両ベース側壁54の下端部間に架設されるように、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。なお、ベース下壁55の後端部は、感光ドラム20の下側に、感光ドラム20と上下方向に間隔を隔てて配置されている(図1参照)。
ベース後壁57は、ベース下壁55の後端部の後側に間隔を隔てて配置され、両ベース側壁54の後端部間に架設されるように、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。なお、ベース後壁57とベース下壁55との間の開口領域が、図1に示すように、感光ドラム20と転写ローラ21との間に向かう用紙Sを通過させるための給紙開口74として区画されている(図1参照)。
また、ベース後壁57には、図3に示すように、転写ローラ支持部70が設けられている。転写ローラ支持部70は、ベース後壁57から後方に向かって膨出するように設けられ、左右方向に延びる略部分円筒形状に形成されている。
転写ローラ支持部70は、その左右方向両端部が閉鎖されるとともに、上側および前側が開放されている。転写ローラ支持部70の左端部は、左側のベース側壁54よりも左右方向内側(右側)に配置され、転写ローラ支持部70の右端部は、右側のベース側壁54よりも左右方向内側(左側)に配置されている。
また、ベース後壁57には、ドラムギア露出開口72が形成されている。
ドラムギア露出開口72は、転写ローラ支持部70の左端部と、左側のベース側壁54との間において、背面視略矩形状に貫通形成されている。
ベース前壁56は、ベース下壁55の前端部から連続して上方に向かって延び、かつ、両ベース側壁54の前端部間に架設されるように、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。
そして、ベースフレーム52のうち、転写ローラ支持部70の前側において、両ベース側壁54の後側部分60の間の部分が、感光ドラム20を支持するためのドラム支持部101として区画されている。
また、ベースフレーム52のうち、ドラム支持部101よりも前側の部分(ベース下壁55と、ベース前壁56と、両ベース側壁54の前側部分61とによって区画される部分)が、現像カートリッジ19が装着可能な現像カートリッジ装着部102として区画されている。
カバーフレーム53は、ベースフレーム52の後端部の上側に配置されている。カバーフレーム53は、左右方向に延び、下側および前側が開放される略角筒形状に形成されている。また、カバーフレーム53は、左右1対のカバー側壁91と、カバー上壁92と、カバー後壁93とを備えている。
1対のカバー側壁91は、左右方向に間隔を隔てて対向配置されている。
カバー側壁91は、上下方向に延びる略平板形状に形成されている。また、カバー側壁91には、ドラム軸挿通穴94が形成されている。
ドラム軸挿通穴94は、カバー側壁91の下端部において、側面視略円形状に貫通形成されている。ドラム軸挿通穴94の内径は、感光ドラム20のドラム軸80の外径と略同径である。両カバー側壁91のドラム軸挿通穴94は、左右方向に投影したときに互いに一致している。
カバー上壁92は、両カバー側壁91の上端部間に架設されるように、左右方向に延び、下側が開放される略角筒形状に形成されている(図1参照)。カバー上壁92の内部には、上記したスコロトロン型帯電器22が支持されている(図1参照)。
カバー後壁93は、カバー上壁92の後端部から連続して後下方に向かって延び、両カバー側壁91の後端部間に架設されるように、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。カバー後壁93には、排紙開口121が形成されている。
排紙開口121は、カバー後壁93の上下方向略中央部分において、左右方向に長手の背面視略矩形状に形成されている。排紙開口121は、画像形成動作時において、感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過した用紙Sを定着ユニット17に向かって通過させる(図1参照)。
(2)感光ドラム
ドラムカートリッジ18は、上記したように、感光ドラム20および転写ローラ21を支持している。
感光ドラム20は、素管の一例としてのドラム本体81と、ドラムギア83と、フリクション部材82と、ドラム軸80とを備えている。
ドラム本体81は、図4に示すように、金属からなり、左右方向(軸線方向)に延びる略円筒形状に形成され、その周面には、周面を被覆するように樹脂製の感光層84が形成されている。
ドラム本体81の周面に設けられる感光層84は、ドラム本体81を、その軸線方向が上下方向に沿うように配置した状態で、感光層用塗布液に浸漬して、ドラム本体81の周面に感光層用塗布液を塗布した後、乾燥させることにより形成される。
感光層の塗布工程において、ドラム本体81の軸線方向が上下方向に沿うように配置されているので、塗布された感光層用塗布液は、重力により下方に向かって移動される。
そのため、感光層の塗布工程において、上側に配置されたドラム本体81の端部(以下、軸線方向一方側端部とする。)の周面に形成される感光層84は、ドラム本体81の軸線方向中央部分の周面に形成される感光層84と比較して、相対的に薄く形成される。つまり、ドラム本体81の軸線方向一方側端部の周面には、感光層84の厚みが相対的に薄い薄層領域T6が形成されている。
一方、感光層の塗布工程において、下側に配置されたドラム本体81の端部(以下、軸線方向他方側端部とする。)の周面に形成される感光層84は、ドラム本体81の軸線方向中央部分の周面に形成される感光層84と比較して、相対的に厚く形成される。つまり、ドラム本体81の軸線方向他方側端部の周面には、感光層84の厚みが相対的に厚い厚層領域T7が形成されている。
また、薄層領域T6とドラム本体81の軸線方向一方側端縁との間には、感光層の塗布工程において、チャック装置(図示せず)などに保持される保持領域T4が形成され、厚層領域T7とドラム本体81の軸線方向他方側端縁との間には、感光層の塗布工程において余分な感光層用塗布液が拭い取られて形成されるマージン領域T5が形成されている。なお、保持領域T4およびマージン領域T5のそれぞれには、感光層84が形成されていない。
その結果、ドラム本体81の周面には、その軸線方向両端部(軸線方向一方側端部および軸線方向他方側端部)において、画像形成に適しない非画像形成領域が形成される。
具体的には、ドラム本体81の周面には、第1端部の一例としての軸線方向一方側端部の周面において、薄層領域T6および保持領域T4からなる第1非画像形成領域T1が形成され、第2端部の一例としての軸線方向他方端部の周面において、厚層領域T7およびマージン領域T5からなる第2非画像形成領域T2が形成され、第1非画像形成領域T1と第2非画像形成領域T2との間において、画像形成領域T3が形成される。
そして、ドラム本体81は、第1非画像形成領域T1が左側に、第2非画像形成領域T2が右側に位置するように、転写ローラ21の前側において、ドラム支持部101内に配置されている。
第1非画像形成領域T1の左右方向長さD1は、第2非画像形成領域T2の左右方向長さD2よりも長く形成されている。
詳しくは、薄層領域T6の左右方向長さ(薄層領域T6の左端縁E1から右端縁E2までの左右方向長さ)が、厚層領域T7の左右方向長さ(厚層領域T7の右端縁E3から左端縁E4までの左右方向長さ)よりも長く形成されている。また、保持領域T4の左右方向長さ(薄層領域T6の左端縁E1からドラム本体81の左端縁までの左右方向長さ)も、マージン領域T5の左右方向長さ(厚層領域T7の右端縁E3からドラム本体81の右端縁までの左右方向長さ)よりも長く形成されている。
また、第1非画像形成領域T1の薄層領域T6における感光層84の厚みは、画像形成領域T3における感光層84の厚みよりも薄く形成され、第2非画像形成領域T2の厚層領域T7における感光層84の厚みは、画像形成領域T3における感光層84の厚みよりも厚く形成されている。
ドラムギア83は、図6に示すように、ドラム本体81の左端部(軸線方向一方側端部)に設けられ、素管嵌合部96と、ギアの一例としてのギア部97と、軸支持部95とを一体的に備えている。
素管嵌合部96は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、その外径が、ドラム本体81の内径と略同径(僅かに小径)に形成されている。
また、素管嵌合部96の径方向中央部分には、ドラム軸80が挿通される挿通穴105が形成されている。挿通穴105は、側面視略円形状に貫通形成され、その内径が、ドラム軸80の外径と略同径に形成されている。
ギア部97は、素管嵌合部96と中心軸線が一致するように、素管嵌合部96の左端面から左方に向かって突出する略円筒形状に形成されている。また、ギア部97は、その外径が、素管嵌合部96の外径と略同径に形成され、その外周面には、その全周にわたって、ギア歯が形成されている。
軸支持部95は、ギア部97の内部空間において、素管嵌合部96と中心軸線が一致するように、挿通穴105の周端部から左方に向かって突出する略円筒形状に形成されている。
軸支持部95は、その外径が、ギア部97の内径よりも小径に形成され、その内径が、ドラム軸80の外径と略同径(僅かに大径)に形成されている。
また、軸支持部95は、その左右方向長さが、ギア部97の左右方向長さよりも僅かに長く形成されている。つまり、軸支持部95の左端部は、ギア部97の左端部よりも僅かに突出している。
そして、ドラムギア83は、素管嵌合部96がドラム本体81の左端部内に相対回転不能に嵌合されることにより、ドラム本体81に支持されている。
これにより、ギア部97は、ドラム本体81の左端部に対して、左側(左右方向外側)から対向するように設けられている。また、ギア部97は、図4に示すように、ベースフレーム52の左側のベース側壁54の後側部分60と、転写ローラ支持部70の左端部との間に配置されている。また、ギア部97の後下側端部は、図5(a)に示すように、ドラムギア露出開口72を介して、後下側から露出されている。なお、ドラムギア露出開口72を介して露出されるギア部97には、プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2に装着された状態において(図1参照)、本体ケーシング2に設けられる駆動ギア130が噛合される。
フリクション部材82は、図6に示すように、ドラム本体81の右端部(軸線方向他方側端部)に設けられ、素管嵌合部98と、接触部材99と、スプリング100とを備えている。
素管嵌合部98は、左端部が閉鎖された略円筒形状に形成されている。素管嵌合部98の外径は、ドラム本体81の内径と略同径(僅かに小径)に形成されている。
また、素管嵌合部98の閉鎖部分の径方向中央部分には、ドラム軸80が挿通される挿通穴103が形成されている。
接触部材99は、右端部が閉鎖された略円筒形状に形成されている。接触部材99は、その外径が、素管嵌合部98の内径と略同径(僅かに小径)に形成されている。
また、接触部材99の閉鎖部分の径方向中央部分には、ドラム軸80が挿通される挿通穴104が形成されている。
そして、接触部材99は、その内部空間にスプリング100が収容されるように、素管嵌合部98に対して右側から嵌合されている。これにより、接触部材99は、スプリング100によって、常には、右方に向かって付勢されている。
そして、フリクション部材82は、素管嵌合部98がドラム本体81の右端部内に相対回転不能に嵌合されることにより、ドラム本体81に支持されている。
これにより、接触部材99は、ベースフレーム52の右側のベース側壁54の後側部分60と、素管嵌合部98の左端部(閉鎖部分)との間に配置される。そのため、接触部材99の右端面は、スプリング100の付勢力により、常には、右側のベース側壁54の後側部分60の左面に接触している。
また、ドラム本体81は、スプリング100により、常には、素管嵌合部98を介して左方に向かって付勢されている。そのため、ドラムギア83の軸支持部95の左端部が、常には、左側のベース側壁54の後側部分60の右面に接触している。
ドラム軸80は、金属からなり、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。また、ドラム軸80は、1対のベース側壁54の左右方向の間隔よりも長く形成されている。
そして、ドラム軸80は、その左端部が、素管嵌合部96の挿通穴105および軸支持部95に相対回転可能に挿通され、かつ、その右端部が、素管嵌合部98の挿通穴103および接触部材99の挿通穴104に相対回転可能に挿通されている。これにより、ドラム軸80は、感光ドラム20の中心軸線A1に沿うように、ドラム本体81内に挿通されている。
また、ドラム軸80の左右方向端部のそれぞれは、ベースフレーム52のドラム軸挿通穴58、および、カバーフレーム53のドラム軸挿通穴94に相対回転不能に挿通されている。これにより、ドラム本体81は、ドラムフレーム51に対して、中心軸線A1を回転中心として相対回転可能に支持されている。
そして、感光ドラム20は、図5(a)に示すように、本体ケーシング2に設けられるモータなどの駆動源(図示せず)からの駆動力が、駆動ギア130を介して、ドラムギア83のギア部97に伝達されると、図1に示すように、ドラムギア83およびドラム本体81が、矢印で示す回転方向X(左側面視時計方向)に一体的に回転駆動される。
なお、感光ドラム20は、図6に示すように、回転駆動時において、ドラムギア83の軸支持部95の左端部と、左側のベース側壁54の後側部分60の右面とが摺擦するとともに、接触部材99の右端面と、右側のベース側壁54の後側部分60の左面とが摺擦することにより、意図しない外力による回転駆動が規制される。
(3)転写ローラ
転写ローラ21は、図4に示すように、左右方向に延びる金属製の転写ローラ軸86と、転写ローラ軸86の左右両端部が露出するように転写ローラ軸86を被覆するローラ本体85とを備えている。
ローラ本体85は、導電性の軟質樹脂(例えば、ゴムなど)から形成され、その左右方向長さが、ドラム本体81の画像形成領域T3の左右方向長さと略同じ長さに形成されている。
そして、転写ローラ21は、ローラ本体85がドラム本体81の画像形成領域T3に対して後側から圧接するように、転写ローラ支持部70内に配置されている。
また、転写ローラ21は、転写ローラ軸86の左右両端部が転写ローラ支持部70の左右両端部に支持されることにより、その中心軸線を回転中心として回転可能に設けられている。なお、転写ローラ軸86の左端部は、ドラムギア83のギア部97の右端部よりも右側(左右方向内側)に配置されている。
そして、転写ローラ21は、図1に示すように、感光ドラム20が回転駆動されると、ローラ本体85とドラム本体81との摩擦により、矢印で示す回転方向(左側面視反時計方向)に従動回転される。
3.現像カートリッジ
現像カートリッジ19は、図2に示すように、上記した現像フレーム25と、駆動部材の一例としての駆動ユニット44と、作用部材および電極部材の一例としての給電ユニット43とを備えている。
(1)現像フレーム
現像フレーム25は、左右方向に延びる略ボックス形状に形成され、図1に示すように、その現像室27において、現像ローラ34および供給ローラ33が設けられている。
現像ローラ34は、図6に示すように、左右方向に延びる金属製の現像ローラ軸65と、現像ローラ軸65の左右両端部が露出するように現像ローラ軸65を被覆するゴムローラ66とを備えている。
ゴムローラ66は、その左右方向長さが、ドラム本体81の画像形成領域T3の左右方向長さよりも長く形成され、かつ、ドラム本体81の左右方向長さよりも短く形成されている。
そして、現像ローラ34は、ゴムローラ66が感光ドラム20のドラム本体81に対して、前下側から対向接触するように(図1参照)、現像フレーム25の後端部に配置されている。
また、現像ローラ34は、現像ローラ軸65の左右両端部が現像フレーム25の後端部に支持されることにより、その中心軸線を回転中心として回転可能に設けられている。
供給ローラ33は、左右方向に延びる金属製の供給ローラ軸63と、供給ローラ軸63の左右両端部が露出するように供給ローラ軸63を被覆するスポンジローラ64とを備えている。
そして、供給ローラ33は、スポンジローラ64が現像ローラ34のゴムローラ66に対して前下側から対向接触するように(図1参照)、現像ローラ34の前下側に配置されている。
また、供給ローラ33は、供給ローラ軸63の左右両端部が現像フレーム25に支持されることにより、その中心軸線を回転中心として回転可能に設けられている。
(2)駆動ユニット
駆動ユニット44は、図2に示すように、現像フレーム25の左側に配置されている。
駆動ユニット44は、図5(a)に示すように、現像カップリング118と、ギアカバー119とを備えている。
現像カップリング118は、駆動ユニット44における前後方向略中央部分に配置されている。現像カップリング118は、図2に示すように、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、現像フレーム25の左壁の左面に相対回転可能に支持されている。また、現像カップリング118の左端面には、結合凹部116が形成されている。
結合凹部116は、現像カップリング118の左面から右方に向かって凹むように形成され、現像カップリング118の径方向に延びる側面視略長穴形状に形成されている。
なお、現像カップリング118の右端部の周面には、ギア歯(図示せず)が形成されている。そして、現像カップリング118は、そのギア歯(図示せず)が図示しないギア列と噛合しており、ギア列(図示せず)を介して、供給ローラ33、現像ローラ34およびアジテータ29に駆動伝達可能に接続されている。
ギアカバー119は、右側および後側が開放される略ボックス形状に形成されている。ギアカバー119は、現像カップリング118およびギア列(図示せず)を収容するように、現像フレーム25の左壁に固定されている。
また、ギアカバー119には、カップリングカラー120が形成されている。
カップリングカラー120は、ギアカバー119の左側壁における前後方向略中央部分において、ギアカバー119の左側壁から左方に向かって延びる略円筒形状に形成されている。カップリングカラー120は、その右端部において、ギアカバー119の内側(右側)に連通されている。カップリングカラー120内には、結合凹部116が露出されるように、現像カップリング118の左端部が挿通されている。
そして、結合凹部116には、画像形成動作時において、本体ケーシング2内に設けられる本体カップリング131が駆動伝達可能に嵌合される。
そうすると、本体ケーシング2に設けられるモータなどの駆動源(図示せず、外部の一例)からの駆動力が、本体カップリング131、現像カップリング118およびギア列(図示せず)を介して、現像ローラ34、供給ローラ33およびアジテータ29に伝達される。
これにより、現像ローラ34および供給ローラ33のそれぞれは、図1に示す矢印方向(左側面視反時計方向)に回転駆動される。
(3)給電ユニット
給電ユニット43は、図2に示すように、現像フレーム25の右側に配置されている。
給電ユニット43は、図5(b)に示すように、供給電極76と、絶縁部材77と、現像電極78とを備えている。
供給電極76は、導電性の樹脂材料から形成されており、給電ユニット43の前端部に配置されている。また、供給電極76は、側面視略矩形状に形成され、左右方向に延び、右端部が閉鎖された略角筒形状に形成されている(図2参照)。
そして、供給電極76は、図示しない連結部を介して、供給ローラ33の供給ローラ軸63に対して電気的に接続されている。
絶縁部材77は、絶縁性の樹脂材料から形成されており、供給電極76の後側に隣接配置されている。また、絶縁部材77は、前側部分が上下方向に延び、後側部分が前側部分の上端部から連続して後方に向かって延びる側面視略L字状に形成されている。また、絶縁部材77は、左右方向に延び、右端部が閉鎖された略角筒形状に形成されている(図2参照)。そして、絶縁部材77は、現像フレーム25の右側壁の右面に支持されている。
現像電極78は、導電性の樹脂材料から形成されており、絶縁部材77の前側部分の前側、かつ、絶縁部材77の後側部分の下側に配置されている。また、現像電極78は、側面視略矩形状に形成され、左右方向に延び、右端部が閉鎖された略角筒形状に形成されている。
そして、現像電極78は、図示しない連結部を介して、現像ローラ34の現像ローラ軸65に対して電気的に接続されている。
なお、供給電極76、絶縁部材77および現像電極78のそれぞれの左右方向長さは、略同じ長さである。
プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2に装着された状態において、供給電極76および現像電極78のそれぞれの右端面は、図5(b)に示すように、本体ケーシング2に設けられる本体電極133(外部の部材の一例)に接触(作用)する。そうすると、供給電極76および現像電極78のそれぞれが、本体電極133と電気的に接続される。
これにより、画像形成動作時において、供給ローラ33の供給ローラ軸63(図6参照)には、本体ケーシング2に設けられる電源(図示せず)から、本体電極133および供給電極76を介して、供給バイアスが印加される。また、現像ローラ34の現像ローラ軸65(図6参照)には、本体電極133および現像電極78を介して、現像バイアスが印加される。
4.ドラムカートリッジに対する現像カートリッジの装着状態
現像カートリッジ19は、図2に示すように、ドラムカートリッジ18の現像カートリッジ装着部102に装着されている。
現像カートリッジ装着部102に装着された状態において、現像ローラ34のゴムローラ66における左右方向中央部分P2は、図4に示すように、ドラム本体81の画像形成領域T3における左右方向中央部分P1と、前後方向に沿って並ぶように、画像形成領域T3における左右方向中央部分P1の前側に配置されている。
また、現像カートリッジ19の駆動ユニット44は、ドラム本体81の左端部(第1非画像形成領域T1における左側部分)およびドラムギア83のギア部97に対して、前側から対向するように配置されている。
また、現像カートリッジ19の給電ユニット43は、ドラム本体81の右端部に対して、右前側に配置されており、その右端部が、ベース側壁54の前側部分61の右面よりも、僅かに右側(左右方向外側)に配置されている。
つまり、給電ユニット43は、ドラム本体81の右端面よりも、右方に向かって突出しており、ドラム本体81の右端面よりも右側に配置される部分が、突出部分132として区画されている。
突出部分132の左右方向長さD5は、ドラムギア83のギア部97の左右方向長さD4よりも長く形成されている。
そして、ギア部97および第1非画像形成領域T1の左右方向の長さの総和(D4およびD1の総和)は、突出部分132および第2非画像形成領域T2の左右方向の長さの総和(D5およびD2の総和)と略同じ長さである。
5.作用効果
(1)プロセスカートリッジ15では、図4に示すように、感光ドラム20のドラム本体81の左端部(第1端部の一例)にドラムギア83が設けられており、ドラムギア83のギア部97が、ドラム本体81の左端部に対して、左側(左右方向外側)から隣接するように設けられている。
また、現像カートリッジ19の給電ユニット43が、感光ドラム20のドラム本体81の右端面(第2端部の一例)よりも右方(軸線方向外側)に向かって突出するように設けられており、給電ユニット43におけるドラム本体81の右端面よりも突出する部分が、突出部分132として形成されている。
すなわち、ドラムギア83のギア部97がドラム本体81の左端部に設けられ、給電ユニット43の突出部分132がドラム本体81の右端部よりも右側に配置されるので、ドラム本体81の左端部に対して左側(軸線方向外側)に、ギア部97を設けるためのスペースが確保され、ドラム本体81の右端部の右側(軸線方向外側)に、突出部分132を配置するためのスペースが確保されている。
そのため、感光ドラム20のドラム本体81の左右方向両端部のそれぞれに対して、左右方向外側にスペースが確保され、ドラム本体81に対して左右方向いずれか一方側にのみスペースが確保される場合と比較して、ドラム本体81の効率的な配置を確保できる。
また、感光ドラム20の左端部(軸線方向一方側)において、第2非画像形成領域T2と比較して左右方向長さが長い第1非画像形成領域T1と、突出部分132と比較して左右方向長さが短いギア部97とが配置されている。
また、感光ドラム20の右端部(軸線方向他方側)において、第1非画像形成領域T1と比較して左右方向長さが短い第2非画像形成領域T2と、ギア部97と比較して左右方向長さが長い突出部分132とが配置されている。
つまり、プロセスカートリッジ15における左側部分において、第1非画像形成領域T1およびギア部97を配置するためのスペースが確保され、プロセスカートリッジ15における右側部分において、第2非画像形成領域T2および突出部分132を配置するためのスペースが確保されている。
その結果、プロセスカートリッジ15の左右両側のそれぞれにおいて、スペースがバランスよく確保され、第1非画像形成領域T1と第2非画像形成領域T2との間に形成される画像形成領域T3の効率的な配置を確保できる。
従って、プロセスカートリッジ15によれば、プロセスカートリッジ15が大型化することを抑制できながら、感光ドラム20のドラム本体81、とりわけ、画像形成領域T3の効率的な配置を確保することができる。
(2)また、第1非画像形成領域T1の薄層領域T6における感光層84の厚みが、図4に示すように、画像形成領域T3における感光層84の厚みよりも薄く形成され、第2非画像形成領域T2の厚層領域T7における感光層84の厚みが、画像形成領域T3における感光層84の厚みよりも厚く形成されている。
そのため、薄層領域T6および厚層領域T7のそれぞれの感光層84の厚みにより、ドラム本体81の左右方向端部の周面に形成される非画像形成領域が、第1非画像形成領域T1または第2非画像形成領域T2のいずれに該当するか容易に判別できる。
つまり、ドラム本体81の軸線方向両端部のそれぞれを、プロセスカートリッジ15において左右方向のいずれに配置すればよいか容易に判別できる。
その結果、プロセスカートリッジ15の組み立て作業の円滑化を図ることができる。
(3)また、プロセスカートリッジ15は、図2に示すように、感光ドラム20を備えるドラムカートリッジ18と、トナーを収容可能、かつ、ドラムカートリッジ18の現像カートリッジ装着部102に離脱可能に装着される現像カートリッジ19とを備えている。
現像カートリッジ19は、現像ローラ34と(図1参照)、駆動ユニット44と、給電ユニット43とを備えている。現像ローラ34は、図1に示すように、ドラム本体81に対して、前下側(ドラム本体81の径方向外側)から対向接触し、画像形成領域T3にトナーを供給する。
そのため、例えば、感光ドラム20が寿命を迎えた場合には、ドラムカートリッジ18のみを交換でき、現像剤の残量が所定値よりも少なくなった場合には、現像カートリッジ19のみを交換できる。
その結果、1つのプロセスカートリッジ15に、トナーが収容されるとともに、感光ドラム20が備えられている場合と比較して、ランニングコストの低減を図ることができる。
また、駆動ユニット44は、本体ケーシング2にモータなどの駆動源(図示せず)からの駆動力を、現像ローラ34に伝達するように構成されている(図2参照)。また、給電ユニット43は、現像ローラ34の現像ローラ軸65(図6参照)に対して電気的に接続されるように構成されている。
そのため、画像形成動作時においては、駆動ユニット44を介して現像ローラ34に駆動力を伝達することができ、かつ、給電ユニット43を介して現像ローラ34にバイアスを印加することができる。
また、駆動ユニット44は、図4に示すように、現像カートリッジ19が現像カートリッジ装着部102に装着された状態において、ドラム本体81の左端部(第1非画像形成領域T1の左側部分)およびギア部97のそれぞれに対して、前側(ドラム本体81の径方向外側)から対向するように配置されている。
そのため、第1非画像形成領域T1およびギア部97を配置するためのスペースに駆動ユニット44を配置でき、そのスペースを有効に利用することができる。
その結果、現像ローラ34が、画像形成動作時において、画像形成領域T3にトナーを確実に供給することができながら、プロセスカートリッジ15が大型化することを抑制できる。
従って、ランニングコストの低減を図ることができ、かつ、画像形成領域T3にトナーを確実に供給することができながら、プロセスカートリッジ15の大型化を抑制できる。
(4)また、図4に示すように、現像カートリッジ19がドラムカートリッジ18の現像カートリッジ装着部102に装着された状態において、画像形成領域T3の左右方向中央部分P1(ドラム本体81の軸線方向中央部分)と、現像ローラ34のゴムローラ66の左右方向中央部分P2(ドラム本体81の軸線方向中央部分)とが、前後方向(ドラム本体81の径方向)に沿って並ぶように配置されている。
そのため、現像ローラ34(ゴムローラ66)の効率的な配置を確保することができながら、画像形成領域T3にトナーをより一層確実に供給できる。
6.変形例
上記したプロセスカートリッジ15は、本発明の一実施形態であり、本発明は上記した実施形態に限定されない。
プロセスカートリッジ15が装着される画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、上記したモノクロプリンタの他、カラープリンタとして構成することもできる。
画像形成装置をカラープリンタとして構成する場合には、複数の感光ドラムと記録媒体搬送部材とを備えるダイレクト方式のタンデム型カラープリンタや、複数の感光ドラムと、中間転写体と、転写部材とを備える中間転写方式のタンデム型カラープリンタとして構成することができる。
また、プロセスカートリッジ15は、上記したようなドラムカートリッジ18と現像カートリッジ19とが分離する分離型の他、ドラムカートリッジ18と現像カートリッジ19とを一体的に備える一体型として構成することもできる。
さらに、現像カートリッジ19は、現像ローラ34を有する筐体に対し、トナーが収容されるトナーカートリッジが着脱自在に装着されるように構成することもできる。
また、上記した現像ローラ34に代えて、例えば、現像スリーブ、現像ベルト、ブラシ状のローラなどの現像剤担持体を適用することもできる。
また、上記した供給ローラ33に代えて、例えば、供給スリーブ、供給ベルト、ブラシ状のローラなどの供給部材を適用することもできる。
また、上記したアジテータ29に代えて、例えば、オーガスクリューや搬送ベルトなどの搬送部材を適用することもできる。
また、上記した転写ローラ21に代えて、例えば、転写ベルト、転写ブラシ、転写ブレード、フィルム型転写装置などの接触型の転写部材や、例えば、コロトロンタイプなどの非接触型の転写部材などを適用することもできる。
また、上記したスコロトロン型帯電器22に代えて、例えば、コロトロン型帯電器、鋸歯状の放電部材などの非接触型の帯電器や、帯電ローラなどの接触型の帯電器などを適用することもできる。
また、上記したスキャナユニット16に代えて、LEDユニットなどの露光部材を適用することもできる。
また、上記した給電ユニット43は、作用部材の一例であるが、作用部材には、給電ユニット43の他、押圧ボス、軸受部材、トナー充填口、トナー充填口の蓋部材、トナー残量を検知するための窓なども含まれる。
さらに、画像形成装置は、画像読取部などを装備して、複合機として構成することもできる。
これらによっても、上記した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記した実施形態および変形例は、適宜組み合わせることができる。
15 プロセスカートリッジ
18 ドラムカートリッジ
19 現像カートリッジ
20 感光ドラム
34 現像ローラ
43 給電ユニット
44 駆動ユニット
81 ドラム本体
84 感光層
97 ギア部
132 突出部分
133 本体電極
A1 中心軸線A1
T1 第1非画像形成領域
T2 第2非画像形成領域
T3 画像形成領域
P1 画像形成領域の左右方向中央部分
P2 ゴムローラの左右方向中央部分

Claims (4)

  1. 軸線方向に延び、周面に感光層が形成される素管と、前記素管の軸線方向一方側端部である第1端部に設けられ、外部からの駆動力を受けるように構成されるギアとを備える感光ドラムと、
    前記素管における前記第1端部と反対側の端部である第2端部に対して、前記素管の径方向外側に配置され、外部の部材に作用するように構成される作用部材と
    を備え、
    前記素管は、
    前記第1端部の周面に形成される第1非画像形成領域と、
    前記第2端部の周面に形成される第2非画像形成領域と、
    前記第1非画像形成領域と前記第2非画像形成領域との間に形成される画像形成領域とを有し、
    前記作用部材は、
    前記第2端部よりも前記軸線方向外側に配置される突出部分を有し、
    前記第1非画像形成領域の前記軸線方向長さが、前記第2非画像形成領域の前記軸線方向長さよりも長く形成され、
    前記ギアの前記軸線方向長さが、前記突出部分の前記軸線方向長さよりも短く形成されていることを特徴とする、カートリッジ。
  2. 前記第1非画像形成領域における前記感光層の厚みが、前記画像形成領域における前記感光層の厚みよりも薄く形成され、
    前記第2非画像形成領域における前記感光層の厚みが、前記画像形成領域における前記感光層の厚みよりも厚く形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記感光ドラムを備える第1カートリッジと、
    現像剤を収容可能、かつ、前記第1カートリッジに離脱可能に装着されるように構成される第2カートリッジと、
    を備え、
    前記第2カートリッジは、
    前記素管に対して前記径方向外側から対向するように配置され、前記画像形成領域に現像剤を供給するように構成される現像剤担持体と、
    前記第1端部および前記ギアのそれぞれに対して前記径方向外側から対向するように配置され、外部からの駆動力を前記現像剤担持体に伝達するように構成される駆動部材と、
    前記作用部材とを備え、
    前記作用部材は、
    前記現像剤担持体に対して電気的に接続されるように構成される電極部材であることを特徴とする、請求項1または2に記載のカートリッジ。
  4. 前記第2カートリッジが前記第1カートリッジに装着された状態において、前記画像形成領域の前記軸線方向中央部分と、前記現像剤担持体の前記軸線方向中央部分とが、前記径方向に沿って並ぶように配置されていることを特徴とする、請求項3に記載のカートリッジ。
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