JP2014013563A - 身元確認支援システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】身元不明者の身元照合情報を多数の照合対象者の歯牙状態情報20と照合して身元を確認する身元確認支援システム1であって、歯牙状態情報には照合対象者の識別子21に、個人情報22とX線撮影画像データ24と治療情報23とが対応付けされ、治療情報は所定の種別の歯の有無についての情報25と特定の複数の歯についての治療記録26とを含み、身元照合情報には身元不明者の識別子に、特定の1本以上の歯についての治療記録が対応付けされ、歯牙状態情報の作成指示により生成した新規の記識別子に、入力されたX線撮影画像データと個人情報と治療情報を対応付けして歯牙状態情報を作成して記憶し、ある身元不明者についての身元照合情報が入力されると、身元照合情報中の治療記録に一致する治療記録を含む歯牙状態情報の識別子を含む情報をユーザーに向けて出力する。
【選択図】図2
Description
身元不明者となる可能性のある多数の人を照合対象者として、身元不明者の口腔内の歯列のX線撮影画像に対する所見に基づいて作成した身元照合情報と、各照合対象者についての前記X線撮影画像に対する所見に基づく治療情報を含む歯牙状態情報とを照合して前記身元不明者の身元確認を支援し、
多数の前記照合対象者のそれぞれについての前記歯牙状態情報を記憶する記憶手段と、歯牙状態情報作成処理と身元照合処理とを実行する制御手段とを備え、
前記歯牙状態情報は、前記照合対象者のそれぞれに個別に割り当てられた識別子に、個人情報と、デジタルデータとしての前記X線撮影画像であるX線撮影画像データと、前記治療情報とが対応付けされた情報であり、
前記治療情報には、口腔内の所定領域の歯の有無についての情報と、特定の種別に属する複数本の歯についての治療記録とが含まれ、当該治療記録は、複数の項目のそれぞれに特定の治療状態が対応付けされて、各項目に該当するか否かの旨を記述する2値のいずれかを付帯し、前記特定の種別に属する複数本の歯のそれぞれには一つの項目のみに該当の旨の値が対応付けされ、
前記歯牙状態情報作成処理は、特定の照合対象者に対応する歯牙状態情報の作成を指示する旨の情報が入力されると、新規の前記識別子を生成するステップと、当該識別子に対応する前記X線撮影画像データと個人情報と前記治療情報が入力されると、当該入力された各情報を当該識別子に対応付けして前記歯牙状態情報を作成して前記記憶手段に記憶するステップとを含み、
前記身元照合情報は、特定の身元不明者についての識別子に、少なくとも、前記特定の種別に属する1本以上の歯についての前記治療記録を含む所見情報が対応付けされた情報であり、
前記身元照合処理は、ある身元不明者についての身元照合情報が入力されると、当該身元照合情報中の所見情報に一致する内容を含む治療記録が対応付けされている歯牙状態情報を特定し、当該特定した歯牙状態情報の識別子を含む情報をユーザーに向けて出力する、
ことを特徴とする身元確認支援システムとしている。
前記所見情報には、前記所定領域にある歯の種別とその有無とを対応付けした情報が含まれ、
前記身元照合処理は、ある身元不明者についての身元照合情報として、前記所定領域にある歯の種別とその有無とを対応付けした情報が入力されると、当該入力された歯の種別とその有無との対応付けを部分集合として含む歯牙状態情報の中から、当該身元照合情報中の所見情報に含まれる当該所定の領域にある歯以外についての前記治療記録と一致する内容を含む治療記録が対応付けされている歯牙状態情報を特定する
ことを特徴とする身元確認支援システムとすることもできる。
<システム構成>
図1は、本発明の実施例に係る身元確認支援システム1の構成についての概略図である。この例では、当該システム1は、情報通信網(5,7)を介して相互に通信可能な複数のコンピューター(2,4,6)によって構成されている。そして、ここに例示した身元確認支援システム1は、一般的なサーバークライアントシステムと同様である。サーバー2は、当該システム1の制御部であり、歯牙状態情報を付帯する大容量の記憶装置3に蓄積するとともに、その蓄積情報を識別可能に管理するデータベース機能を備えている。
本発明の実施例に係る身元確認支援システム1では、記憶装置3に蓄積されている歯牙状態情報の記載内容に大きな特徴がある。本実施例では、歯科医院にて治療を受けた患者が将来身元不明者となった場合を想定し、一人の患者の治療が終了するごとに一人分の歯牙状態情報が作成される。そして、各患者についての歯牙状態情報を、身元不明者の身元を確認するための情報として利用するのである。すなわち、歯科医院で治療を受けた患者を、身元不明者の身元と照合される対象者(照合対象者)としている。
本実施例では、情報作成端末4や身元照会端末6には、医師による歯牙状態情報20の作成や登録、および身元の確認作業を支援するためのユーザーインタフェース環境を備えた専用のプログラムがインストールされているものとする。
まず、歯科治療を受けている患者が、歯科医院などを通じて歯牙状態情報20の作成と登録に同意し、当該患者がその医院での治療を終えたら、その医院にて、患者の歯列に対してX線撮影を行う。本実施例では、パノラマ・デンタル(全顎)撮影としている。そして、患者についての個人情報を記載した紙面と、X線撮影画像とをセットにして、当該セットを身元確認支援システム1による身元確認作業の運営母体となる組織(警察歯科医会、歯科大学法医学教室、警察など、以下、管理組織)に郵送などによって送付する。なお、X線用の撮像素子を用いて撮影したX線撮影画像は、光学的に可視化された「もの」として記録されているものではなく、デジタルデータとして記録されるので、その場合は、X線撮影画像データを記録した媒体やそのデータを印刷出力したものを送付することになる。もちろん、銀塩フィルムであってもスキャナで取り込んで電子データに変換し、その変換後のデータを個人情報の紙面とセットにしてもよい。X線撮影画像データを送付する場合では、個人情報をテキストデータにして、上記セットを電子メールの貼付ファイルやサーバーにアップロードするなどして送付することも可能である。
次に上記のセットに基づいて歯牙状態情報20を作成し、それをデータベースに登録するまでの手順を説明する。図3は、歯牙状態情報20の作成に関わる処理や作業の流れ図であり、図4〜図6は、この歯牙状態情報20の作成や登録作業に際して情報作成端末4のディスプレイに表示される作業領域の画面(以下、画面)の一例を示している。なお、上記セットの送付先である管理組織の施設(図1,符号10)には情報作成端末4が設置されており、当該施設10には、歯牙状態情報を作成するために、専属の医師など(以下、情報作成者)が待機しているものとする。そして、当該情報作成者は、情報作成端末4を操作し、個人医院の医師などから受け取ったX線撮影画像と個人情報のセットに基づいて図2示した内容の歯牙状態情報20を作成するものとする。
次に、本実施例の身元確認支援システム1を用いて、事故や災害などに巻き込まれて身元不明となった人の身元を確認する作業や、当該システム1における身元確認のための情報処理の流れを説明する。ここでは、身元不明者の収容施設に、X線撮影装置と、身元照会端末6とが設置されているものとする。
まず、歯牙状態情報の作成準備と同様にして、身元不明者の口腔内をX線撮影する。すなわち、パノラマ・デンタル撮影する。ここでは、撮影画像がすでにX線撮影画像データに変換されて、その画像データが身元照会端末6にて表示可能な状態となっていることとする。また、身元不明者のそれぞれにIDを付与し、その不明者のID(以下、不明者ID)とX線撮影画像データとの対応付けがすでに完了しているものとする。なお、不明者IDとしては、単なる文字列でも良いし、収容所とその収容所での安置位置などであってもよい。いずれにしても、不明者IDを指定すれば、身元不明者の人体の所在とX線撮影画像データとが特定できる状態になっているものとする。また、事前に確認された個人情報の一部、例えば、生体情報(性別、血液型)や、所持品などから確認された氏名や連絡先の断片など、身元確認作業に有用と思われる情報があれば、その情報を身元不明者の個人情報として不明者IDに対応付けしておいてもよい。
図8は、身元不明者に対する所見に基づいて当該不明者の身元を確認する手順や、その手順に伴う身元確認支援システム1における情報処理の内容などを示す流れ図である。また、図9〜図12は、身元不明者に対する所見を行う医師など(以下、所見者)が身元照会端末6を操作して身元確認作業を行う過程で、当該身元照会端末6に表示される画面の概略図である。
ところで、一人の身元不明者についての身元照会情報に対応する歯牙状態情報20は、一つとは限らず、データベース検索の結果、複数の歯牙状態情報20が抽出される場合も多い。このような場合には、該当する複数の歯牙状態情報20について、それらのID21と個人情報22の一部(性別、年齢、血液型など)と、その検索起源となった不明者IDとを身元照会端末6に返送すればよい。そして、身元照会端末6は、それら複数の歯牙状態情報20についてのIDや個人情報22の一部を一覧表示し、所見者が一覧中の特定の歯牙状態情報20についてさらに詳しく調べたいと思えば、その一覧から特定のIDを指定する旨の指示を受け付けるための機能を含めておけばよい。そして、身元照会端末6は、あるIDが指定されたならば、そのIDをサーバー2に送付して、該当する歯牙状態情報20の全てを返送してもらい、その歯牙状態情報20を画面に表示すればよい。
以上のように、身元不明者の身元を確認するために既存の歯牙状態情報20とそれと照合される所見情報には、カリエスの段階など、所見が分かれる不確実は情報が一切含まれておらず、複数の医師が、同じ照合対象者のX線撮影画像に対して所見を行っても、必ず同じ内容の歯牙状態情報が作成され、同様に、複数の医師が一人の身元不明者のX線撮影画像に対して所見を行ったとしても、同じ内容の所見情報が作成される。したがって、ある身元照会情報に基づくデータベース検索によって複数の歯牙状態情報が抽出されたとしても、その抽出された複数の歯牙状態情報の中に、照会した身元照会情報に対応する身元不明者の歯牙状態情報がほぼ確実に存在することになる。したがって、複数の歯牙状態情報が抽出されたとしても、より高度な身元確認技術を用いて身元を確認することで、必ず、身元不明者の身元を確認することができる。すなわち、身元を誤認する可能性がほとんど無い。
<計数対象の歯について>
上記実施例では、歯牙情報における歯の本数は、X線撮影画像において治療状態の確認が難しい歯を計数対象としていた。そして、その計数対象以外の歯の特定の歯について治療情報を対応付けしていた。それによって、本数と治療記録という内容が異なる情報ではあるものの、実質的に口腔内のほぼ全領域にある歯についての情報が得られるようになっていた。もちろん、上記実施例に限らず、X線撮影画像において治療状態の確認がしやすい歯を計数対象としてもよい。例えば、犬歯から第3大臼歯までの口腔の奥側ある上下左右の合計24本の歯についてはその本数についても確認しやすい。また、その計数対象の歯のうち、治療状態の確認がしやすい特定の歯に治療情報を対応付けすることとしてもよい。例えば、犬歯や第1大臼歯などである。いずれにしても、口腔内の所定の領域における歯の有無に関する情報と、特定の種別の歯についての治療記録や所見に基づいて照合処理を行うことで、身元不明者の身元を迅速かつ高い精度で確認することができる。
上記実施例では、歯牙情報には、治療情報として、口腔内の所定の領域にある歯の本数と特定の種別の歯についての治療記録とが含まれていた。また身元照会情報にも、所見情報として、所定の領域にある歯の本数と特定の種別の歯についての治療状態とが含まれていた。この例に限らず、口腔内の所定の領域にある歯の本数に代えて、所定の領域にある歯の種別とその有無を対応付けた情報を歯牙情報や所見情報に含めてもよい。そして、身元照合処理においては、その所定の種別の歯以外の歯について、歯牙情報中に治療記録と所見情報中の治療状態とを照合するようにしてもよい。
身元照会端末6がサーバー2にクエリーとなる身元照会情報を送信し、サーバー2がデータベースを検索し、その検索結果を身元照会端末6に返送するまでの一連の情報処理の流れは、上記実施例に限るものではない。すなわち、より効率的なデータベース検索方法は、多々あり、例えば、身元不明者の性別が特定できた段階で照合対象となる歯牙状態情報は、男女がほぼ同数とすれば、1/2となる。身元不明者が子供であれば、例えば、15歳以下の年齢に該当する歯牙状態情報を照合対象とするなど、検索効率に関わる処理はいくらでも考えられる。また、あらかじめ生存や所在が確認できていれば、その旨の情報も歯牙状態情報に含ませておいてもよい。それによって、所在や生存が未確認となっている照合対象者の歯牙状態情報のみを照合対象とすることができる。
情報作成端末4や身元照会端末6に表示される画面や、これらの端末(4,6)を用いて歯牙状態情報20を作成したり、身元の確認作業を行ったりする際の端末(4,6)の操作環境(ユーザインタフェイス環境)は、上記実施例に限らず、ユーザーインタフェース環境は適宜に設計可能である。すなわち、画面構成や歯牙状態情報20や身元照合情報の作成過程における画面遷移などは、適宜に設定してよい。
上記実施例では、歯牙状態情報20中の治療情報23は、情報作成者がX線撮影画像を見ながら入力されていた。この例に限らず、X線撮影画像に対して画像認識技術を適用し、口腔内の所定領域にある歯の本数を数えるとともに、歯列から所定の種別に属する歯を特定し、その歯に対して各項目についての治療状態を画像認識して特定してもよい。そして、最終的に、図2に示した歯牙状態情報20中の治療情報23を生成するようにしてもよい。
4 クライアント端末(情報作成端末)、5 LAN、
6,6a,6b クライアント端末(身元照会端末)、7 インターネット、
20 歯牙状態情報、21 ID、22 個人情報、23 治療情報、
24 X線撮影画像データ、25 歯の本数、26 治療状態を示素情報、
27 治療状態についての項目、30 初期画面、40 個人情報入力画面、
50 治療情報入力画面、52,72,92,102,105 X線撮影画像、
30 初期画面、40,60 個人情報入力画面、50 治療情報入力画面、
80 所見対象選択画面、90 所見情報入力画面、100 検索結果画面
Claims (12)
- 1台以上のコンピューターにより構成される身元確認支援システムであって、
身元不明者となる可能性のある多数の人を照合対象者として、身元不明者の口腔内の歯列のX線撮影画像に対する所見に基づいて作成した身元照合情報と、各照合対象者についての前記X線撮影画像に対する所見に基づく治療情報を含む歯牙状態情報とを照合して前記身元不明者の身元確認を支援し、
多数の前記照合対象者のそれぞれについての前記歯牙状態情報を記憶する記憶手段と、歯牙状態情報作成処理と身元照合処理とを実行する制御手段とを備え、
前記歯牙状態情報は、前記照合対象者のそれぞれに個別に割り当てられた識別子に、個人情報と、デジタルデータとしての前記X線撮影画像であるX線撮影画像データと、前記治療情報とが対応付けされた情報であり、
前記治療情報には、口腔内の所定領域の歯の有無についての情報と、特定の種別に属する複数本の歯についての治療記録とが含まれ、当該治療記録は、複数の項目のそれぞれに特定の治療状態が対応付けされて、各項目に該当するか否かの旨を記述する2値のいずれかを付帯し、前記特定の種別に属する複数本の歯のそれぞれには一つの項目のみに該当の旨の値が対応付けされ、
前記歯牙状態情報作成処理は、特定の照合対象者に対応する歯牙状態情報の作成を指示する旨の情報が入力されると、新規の前記識別子を生成するステップと、当該識別子に対応する前記X線撮影画像データと個人情報と前記治療情報が入力されると、当該入力された各情報を当該識別子に対応付けして前記歯牙状態情報を作成して前記記憶手段に記憶するステップとを含み、
前記身元照合情報は、特定の身元不明者についての識別子に、少なくとも、前記特定の種別に属する1本以上の歯についての前記治療記録を含む所見情報が対応付けされた情報であり、
前記身元照合処理は、ある身元不明者についての身元照合情報が入力されると、当該身元照合情報中の所見情報に一致する内容を含む治療記録が対応付けされている歯牙状態情報を特定し、当該特定した歯牙状態情報の識別子を含む情報をユーザーに向けて出力する、
ことを特徴とする身元確認支援システム。 - 請求項1において、口腔内の所定領域の歯の有無についての情報は、当該所定領域にある歯の本数であることを特徴とする身元確認支援システム。
- 請求項2において、前記治療情報に含まれる前記口腔内の所定領域の歯は、犬歯から第3大臼歯までの口腔の奥側ある上下左右の合計24本の歯であることを特徴とする身元確認支援システム。
- 請求項3において、前記特定の種別に属する歯は、犬歯、第1大臼歯、第2大臼歯のうち少なくとも一種類の歯であることを特徴とする身元確認支援システム。
- 請求項2において、前記治療情報に含まれる前記口腔内の所定領域の歯は、上下左右の中切歯から第2小臼歯までの領域における犬歯を除く16本と、口腔内の最も奥側の領域にある上下の第3大臼歯の4本からなる合計20本の歯であることを特徴とする身元確認支援システム。
- 請求項5において、前記特定の種別に属する歯は、犬歯、第1大臼歯、および第2大臼歯のうち少なくとも一種類の歯であることを特徴とする身元確認支援システム。
- 請求項1において、
前記口腔内の所定領域の歯の有無についての情報は、当該領域にある歯の種別とその有無とを対応付けした情報であり、
前記所見情報には、前記所定領域にある歯の種別とその有無とを対応付けした情報が含まれ、
前記身元照合処理は、ある身元不明者についての身元照合情報として、前記所定領域にある歯の種別とその有無とを対応付けした情報が入力されると、当該入力された歯の種別とその有無との対応付けを部分集合として含む歯牙状態情報の中から、当該身元照合情報中の所見情報に含まれる当該所定の領域にある歯以外についての前記治療記録と一致する内容を含む治療記録が対応付けされている歯牙状態情報を特定する
ことを特徴とする身元確認支援システム。 - 請求項7において、前記口腔内の所定領域の歯は、上下左右の犬歯を除く中切歯から第2小臼歯までの領域にある16種類の歯と、口腔内の最も奥の領域にある上下左右のの第三大臼歯の4種類の歯からなる20種類の歯であることを特徴とする身元確認支援システム。
- 請求項1〜8のいずれかにおいて、前記歯牙状態情報作成処理では、作成中の歯牙状態情報に対応付けする前記X線画像を表示出力しつつ、前記治療情報の入力を受け付けることを特徴とする身元確認支援システム。
- 請求項9において、前記身元照合処理では、作成中の身元照合情報に、該当する身元不明者の前記X線撮影画像データを含めることを特徴とする身元確認支援システム。
- 請求項10において、前記身元照合処理では、該当する身元不明者の前記X線画像を表示出力しつつ、前記治療情報の入力を受け付けることを特徴とする身元確認支援システム。
- 請求項1〜11のいずれかにおいて、前記歯牙状態情報作成処理では、前記治療情報を、作成中の歯牙状態情報に対応付けする前記X線画像に画像認識技術を適用して生成することを特徴とする身元確認支援システム。
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