JP2014013547A - 加工システムにおける誤差補正装置および方法 - Google Patents

加工システムにおける誤差補正装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザ加工とパンチ加工を行う加工システムおいて、レーザ加工により発生する誤差を補正し、複合加工の精度を向上させる。
【解決手段】レーザ加工とパンチ加工を行う加工システムおいて、パンチ加工における加工軸の座標系およびレーザ加工における加工軸の座標系を設定して記憶手段に保持し、レーザ加工における補正座標の変換式を設定して記憶手段に保持し、パンチ加工により、ワークに所定の穴を形成し、形成された穴の座標を記憶し、レーザ加工において検出手段により穴の中心位置を測定する。そして、パンチ加工における加工軸の座標系とレーザ加工における加工軸の座標系との回転方向のずれを算出し、レーザ加工における座標系の原点を算出し、レーザ加工における座標系の勾配補正の係数を算出し、記憶手段より、補正座標の変換式を読み出し、前記算出された、回転方向のずれおよびレーザ加工における座標系の原点および勾配補正の係数により、補正後のレーザ加工における指令座標を求める。
【選択図】図4

Description

本発明は、少なくともレーザ加工を行う加工システムに関し、特に、レーザ加工とパンチ加工を行う加工システムおいて、レーザ加工により発生する誤差を補正し、複合加工の精度を向上させることができる誤差補正装置および方法に関するものである。
一般に、レーザを使用してワークを切断加工するレーザ加工と、上部タレットのパンチ金型と下部タレットのダイ金型とによるワークのパンチ加工とを一台の加工機で行う複合機が知られている。
特開平4−33786号公報 特開2010−46679号公報 特開昭63−140778号公報
しかしながら、上記従来のレーザ加工とパンチ加工を行う加工システムにおいては、レーザ加工時にワークテーブルの移動に使用するボールネジ等の部品が熱膨張により変形し、それにより加工精度が低下してしまう問題があった。
そのため、従来では、専用のテストプログラムを実行してワークを実加工し、その実加工したワークを、測定器により測定し、その測定結果を基に加工補正を行うようになっていた。
すなわち、例えば、専用のテストプログラムとして、ワークにパンチ加工により穴を開けた後に、その穴の外側にレーザ加工による穴を開けて、内側に穴(パンチ穴)を有する部材を作る場合、オペレータが、測定器により、パンチ加工による穴の所定の原点と、レーザ加工による穴の所定の原点とを測定し、その測定した原点の位置合わせを行うことによって複合加工の位置補正を行うようになっていた。
しかしながら、上記手動により原点測定し、その測定結果に基づいて位置補正を行う方法では、非常に手間がかかり、オペレータの負担となる。それと共に、連続加工運転をする場合、加工の進行中に熱膨張がより進み、誤差も大きくなってしまう問題もあった。
本発明は上述の問題を解決するためのものであり、請求項1に係る発明は、ワークに対して、第1の種類の加工と第2の種類の加工とを行う加工システムにおいて、前記加工により発生する誤差を補正する誤差補正装置であって、
前記第2の種類の加工において、前記ワークに設けられた穴を検出する検出手段と、
所定の情報を記憶する記憶手段と、
以下の(A)〜(E)の工程処理を制御する制御装置と、を有する誤差補正装置である。
(A)前記第1の種類の加工における加工軸の座標系および前記第2の種類の加工における加工軸の座標系を設定して前記記憶手段に保持する工程と、
(B)前記工程(A)において設定された座標系に基づいて、前記第2の種類の加工における補正座標の変換式を設定して前記記憶手段に保持する工程と、
(C)前記第1の種類の加工により、前記ワークに所定の穴を形成する工程と、
(D)前記工程(C)において形成された穴の座標を記憶する工程と、
(E)前記第2の種類の加工において前記検出手段により前記穴の中心位置を測定する工程と、
(F)前記工程(D)において設定された穴の座標および前記工程(E)において測定された穴の中心位置に基づいて、前記第1の種類の加工における加工軸の座標系と前記第2の種類の加工における加工軸の座標系との回転方向のずれを算出する工程と、
(G)前記工程(E)において測定された穴の中心位置および前記工程(F)において算出された回転方向のずれに基づいて、前記第2の種類の加工における座標系の原点を算出する工程と、
(H)前記工程(F)において算出された回転方向のずれおよび前記工程(G)において算出された座標系の原点に基づいて、前記第2の種類の加工における座標系の勾配補正の係数を算出する工程と、
(I)前記記憶手段より、前記補正座標の変換式を読み出し、前記工程(F)、(G)、(H)において算出された、前記回転方向のずれおよび前記第2の種類の加工における座標系の原点および前記勾配補正の係数により、補正後の前記第2の種類の加工における指令座標を求める工程。
請求項2に係る発明は、前記制御装置が、さらに、工程(J)として、前記工程(H)において求められた補正後の前記第2の種類の加工における指令座標に基づいて前記第2の種類の加工を行う工程を制御することを特徴とする請求項1に記載の誤差補正装置である。
請求項3に係る発明は、前記第1の種類の加工が、パンチ加工であり、前記第2の種類の加工が、レーザ加工であることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の誤差補正装置である。
請求項4に係る発明は、前記所定の穴が、前記ワークの四隅にそれぞれ設けられた小さな穴であることを特徴とする請求項3に記載の誤差補正装置である。
請求項5に係る発明は、前記検出手段が、前記第2の種類の加工における前記ワークよりの戻りレーザ光を検出する戻り光検出器であることを特徴とする請求項3あるいは4に記載の誤差補正装置である。
請求項6に係る発明は、前記第2の種類の加工において前記検出手段により前記穴の中心位置を測定する工程が、前記穴において、8の字を描くように前記ワークにレーザ光を照射し、その戻り光を、前記戻り光検出器により検出し、戻り光の強弱を測定し、その測定結果により、前記穴の円周の座標を求め、その円周部の座標により、前記穴の中心の座標を求めることならなることを特徴とする請求項2に記載の誤差補正装置。である。
請求項7に係る発明は、ワークに対して、所定の加工を行う加工機において、前記加工により発生する誤差を補正する誤差補正装置であって、
前記加工において、前記ワークに設けられた穴を検出する検出手段と、
所定の情報を記憶する記憶手段と、
以下の(A)〜(E)の工程処理を制御する制御装置と、を有する誤差補正装置である。
(A)前記加工における加工軸の座標系を設定して前記記憶手段に保持する工程と、
(B)前記工程(A)において設定された座標系に基づいて、前記加工における補正座標の変換式を設定して前記記憶手段に保持する工程と、
(C)前記加工により、前記ワークに所定の穴を形成する工程と、
(D)前記工程(C)において形成された穴の座標を記憶する工程と、
(E)前記加工において前記検出手段により前記穴の中心位置を1回目に測定する工程と、
(E)’前記加工において前記検出手段により前記穴の中心位置を2回目に測定する工程と、
(F)前記工程(D)において設定された穴の座標および前記工程(E)、(E)’において測定された穴の中心位置に基づいて、前記1回目の測定における加工軸の座標系と前記2回目の測定における加工軸の座標系との回転方向のずれを算出する工程と、
(G)前記工程(E)、(E)’において測定された穴の中心位置および前記工程(F)において算出された回転方向のずれに基づいて、前記加工における座標系の原点を算出する工程と、
(H)前記工程(F)において算出された回転方向のずれおよび前記工程(G)において算出された座標系の原点に基づいて、前記2回目の測定における座標系の勾配補正の係数を算出する工程と、
(I)前記記憶手段より、前記補正座標の変換式を読み出し、前記工程(F)、(G)、(H)において算出された、前記回転方向のずれおよび前記2回目の測定における座標系の原点および前記勾配補正の係数により、補正後の前記加工における指令座標を求める工程。
請求項8に係る発明は、第2の種類の加工において、ワークに設けられた穴を検出する検出手段と、所定の情報を記憶する記憶手段と、制御装置とを有し、前記制御装置の制御の基で、前記ワークに対して、第1の種類の加工と前記第2の種類の加工とを行う加工システムにおいて、前記加工により発生する誤差を補正する誤差補正方法であって、
(A)前記第1の種類の加工における加工軸の座標系および前記第2の種類の加工における加工軸の座標系を設定して前記記憶手段に保持する工程と、
(B)前記工程(A)において設定された座標系に基づいて、前記第2の種類の加工における補正座標の変換式を設定して前記記憶手段に保持する工程と、
(C)前記第1の種類の加工により、前記ワークに所定の穴を形成する工程と、
(D)前記工程(C)において形成された穴の座標を記憶する工程と、
(E)前記第2の種類の加工において前記検出手段により前記穴の中心位置を測定する工程と、
(F)前記工程(D)において設定された穴の座標および前記工程(E)において測定された穴の中心位置に基づいて、前記第1の種類の加工における加工軸の座標系と前記第2の種類の加工における加工軸の座標系との回転方向のずれを算出する工程と、
(G)前記工程(E)において測定された穴の中心位置および前記工程(F)において算出された回転方向のずれに基づいて、前記第2の種類の加工における座標系の原点を算出する工程と、
(H)前記工程(F)において算出された回転方向のずれおよび前記工程(G)において算出された座標系の原点に基づいて、前記第2の種類の加工における座標系の勾配補正の係数を算出する工程と、
(I)前記記憶手段より、前記補正座標の変換式を読み出し、前記工程(F)、(G)、(H)において算出された、前記回転方向のずれおよび前記第2の種類の加工における座標系の原点および前記勾配補正の係数により、補正後の前記第2の種類の加工における指令座標を求める工程と、を有することを特徴とする誤差補正方法である。
請求項9に係る発明は、前記誤差補正方法が、さらに、工程(J)として、前記工程(H)において求められた補正後の前記第2の種類の加工における指令座標に基づいて前記第2の種類の加工を行う工程を有することを特徴とする請求項8に記載の誤差補正方法である。
本発明によれば、レーザ加工とパンチ加工を行う加工機おいて、レーザ加工により発生する誤差を補正し、複合加工の精度を向上させることができる。
本発明を実施したレーザ加工とパンチ加工を行う加工システムの概略を示す説明図である。 図1に示したレーザ加工部17におけるレーザ光学系の概略説明図である。 図1に示したNC装置5の概略構成を示すブロック図である。 図3に示した誤差補正装置としてのNC装置5による自動誤差補正動作のフローチャートである。 図3に示した誤差補正装置としてのNC装置5による自動誤差補正動作の説明図である。 図3に示した誤差補正装置としてのNC装置5による自動誤差補正動作の説明図である。 図3に示した誤差補正装置としてのNC装置5による自動誤差補正動作の説明図である。 図3に示した誤差補正装置としてのNC装置5による自動誤差補正動作の説明図である。 図3に示した誤差補正装置としてのNC装置5による自動誤差補正動作の説明図である。 図3に示した誤差補正装置としてのNC装置5による自動誤差補正動作の説明図である。 図3に示した誤差補正装置としてのNC装置5による自動誤差補正動作の説明図である。 誤差補正装置の変形例の説明図である。 誤差補正装置の変形例の説明図である。 誤差補正装置の変形例の説明図である。 誤差補正装置の変形例の説明図である。
図1は、本発明を実施したレーザ加工とパンチ加工を行う加工システムの概略を示す説明図である。なお、本実施形態においては、加工機としてレーザ加工とパンチプレスとの複合機を例にとって説明するが、後述するようにレーザ加工機単体に適用することもできる。
図1に示すように、この加工システム1は、レーザ加工とパンチ加工を行う加工機(複合機)3と、加工プログラムによるNCデータに基づいて加工機3を制御するためのNC装置5とを有しており、NC装置5よりの加工プログラムに基づいたドライブデータが加工機3へ送られ、そのドライブデータに従って加工機3により各所の制御がおこなわれ、被加工部材(ワーク)の加工が行われ、所定の製品が製作されるようになっている。
次に、図1に示した複合機3における構成および加工動作について簡単に説明する。
図1に示す複合機3は、フレーム7と、テーブル9と、キャリッジベース11と、キャリッジ13と、複数のクランパ15と、レーザ加工部17と、レーザ加工ヘッド19と、レーザ発振器19aと、タレット21と、ガイド23と、製品保持部25とを備えている。
フレーム7は床面に固定されており、レーザ加工部17と、レーザ加工ヘッド19と、タレット21等を支持するものである。テーブル9は、フレーム7に対しY軸方向に第1の駆動部53(サーボモータ等;図3参照)により移動位置決め自在に構成されている。キャリッジベース11は、テーブル9の一端部にX軸方向に延伸して備えられている。そして、キャリッジ13は、該キャリッジベース11上を第2の駆動部55(サーボモータ等;図3参照)によりX軸方向に移動位置決め自在に設けられている。キャリッジ13にはワークWを把持するクランプ15が複数備えられている。
レーザ加工部17は、フレーム7のY軸方向に延伸して備えられている。レーザ加工ヘッド19は、レーザ加工部17上をY軸方向に第3の駆動部57(サーボモータ等;図3参照)により移動位置決め自在に備えられている。また、レーザ加工ヘッド19は、レーザ発振器19aよりレーザビームが与えられ、アシストガス供給源(図示しない)よりアシストガスが供給される。
そして、ワークWをレーザ加工ヘッド19の真下位置に移動させ、レーザ加工ヘッド19の先端ノズルよりレーザビームがアシストガス噴射と共にワークWの被加工位置に向けて照射されることにより、レーザ切断加工が行われる。従って、クランプ15に把持されたワークWは、キャレッジ13のX軸方向の移動と、レーザ加工ヘッド19のY軸方向の移動により、レーザ加工ヘッド19により加工されるようになっている。ここで、レーザ加工ヘッド19のY軸方向の移動にはボールネジが使用されている。
タレット21は、上下のタレットより構成され、上部タレットが回転割出し自在に支持されている。また、この上部タレットに対向して、下部フレームに下部タレットが回転割出し自在に支持されている。なお、上部フレームの加工位置に対応する場所には、ラムシリンダ59が設けられており、ラムを下降させて上部タレットのパンチ金型と下部タレットのダイ金型の協働によりワークWに対し加工を行う。この際に、クランプ15に把持されたワークWは、キャレッジ13のX軸方向の移動及びテーブル9のY軸方向の移動により上下金型の間にワークWの加工位置を位置決めされて加工されるようになっている。
次に、図1に示したレーザ加工部17におけるレーザ加工ヘッド19のレーザ光学系について説明する。
図2は、図1に示したレーザ加工部17におけるレーザ光学系の概略説明図である。
図2に示すように、このレーザ加工部17におけるレーザ光学系27では、レーザ発振器19aより発振されたレーザ光Laが、ミラー29により反射され、対物レンズ31を介してワークWに照射され、ワークWよりの戻りレーザ光Lbが、対物レンズ31を介してミラー29により反射され、戻り光検出器33によって検出されるようになっている。
ここで、ワークWにパンチ穴Hがある部分にレーザ光Laが照射された場合には、ワークWに反射しないので、戻りレーザ光Lbが弱くなり、ワークWにパンチ穴Hが無い部分にレーザ光Laが照射された場合には、ワークWに反射して、戻りレーザ光Lbが強くなる。
従って、ワークWにパンチ穴Hがある場合、そのパンチ穴Hがある部分と無い部分との戻りレーザ光Lbの強弱の変化を戻り光検出器33によって検出し、後述する複合精度の補正に使用される。
なお、戻り光検出器33は、レーザ発振器19aを守る役割も果たしている。すなわち、ワークWの材質がアルミである場合、戻り光が大きくなり、レーザ発振器19aがこわれてしまうので、これを防止する働きを行っている。
図3は、図1に示したNC装置5の概略構成を示すブロック図である。
このNC装置5は、入力表示部47よりのオペレータからの設定や指示に従い、データベース51内のパンチやダイのデータおよび製品形状データや被加工部材(ワークW)のデータを用いると共に、ROM41よりのコンピュータプログラムに従ってRAM43を用いて、入力設定された加工動作を行うと共に、前述した戻り光検出器33よりの検知結果に基づいて、パンチ加工とレーザ加工との加工精度を自動的に補正して複合加工の精度を向上させる誤差補正装置としても機能するようになっている。
図3に示すように、NC装置5は、ROM41およびRAM43がバスを介して接続されたCPU45を有しており、CPU45には、さらに、バスを介して、上述したレーザ発振器19a、戻り光検出器33、入力部と表示部とを兼ねる上記入力表示部47、D軸エンコーダ49、データベース51、第1〜第3の駆動部53、55、57が接続されている。
また、上記CPU45には、バスを介して、パンチの装着されたラムを上下に駆動するためのラムシリンダ59を駆動するためのドライバ61も接続されるようになっている。
次に、図4〜図11を参照して誤差補正装置の自動誤差補正動作について説明する。
図4は、図3に示した誤差補正装置としてのNC装置5による自動誤差補正動作のフローチャートであり、図5〜図11は、図3に示した誤差補正装置としてのNC装置5による自動誤差補正動作の説明図である。
まず、複合加工を行う前の自動誤差補正モードの準備工程となると、図4のステップ101において、パンチ加工における加工軸の座標系およびレーザ加工における加工軸の座標系の設定が行われる。
すなわち、図5に示すように、パンチ加工時におけるx軸およびy軸およびその原点Oが設定されると共に、レーザ加工時におけるx’軸およびy’軸およびその原点Hが設定される。
ここで、図5に示すように、パンチ加工時における原点0とレーザ加工時における原点Hとにずれがある場合、レーザ加工時における原点Hは、H(Hx、Hy)と設定され、パンチ加工時における座標系(x、y)とレーザ加工時における座標系(x’、y’)とに回転方向のずれがある場合、回転方向のずれθが設定される。
なお、上記座標系およびずれの設定は、NC装置5のCPU45によって行われ、RAM43あるいはデータベース51に保持される。
次に、ステップ103において、同じく準備工程として、レーザ加工における補正座標の変換式の設定が行われる。
すなわち、レーザ加工ヘッド19のY軸方向の移動に使用されるボールネジやワークW等はレーザ加工時における熱により膨張して変形し、その悪影響により、図6に示すように、その熱膨張によるx軸方向における増分SΔxが生じてしまう。
そこで、以下に説明するように、レーザ加工における補正座標式が設定される。
まず、図6に示すように、x軸に対し、熱膨張によるx方向における増分をΔxとし、x方向の指令座標をSxとし、Sxを指令した時の熱膨張によるx方向における増分をSΔxとし、x方向における勾配補正の係数をKxとすると、勾配補正の関係式は、
SΔx=(1+Kx)×Sx
となる。
Y方向についても同様に、勾配補正の関係式は、
SΔy=(1+Ky)×Sy
となる。
それを基に、以下のような補正座標の変換式が設定される。なお、上記補正座標の変換式の設定は、NC装置5のCPU45によって行われ、RAM43あるいはデータベース51に保持される。
Figure 2014013547
ここで、Pyは、補正前のレーザの指令座標であり、Pxは、補正前のレーザの指令座標であり、Px’は、補正後のレーザの指令座標であり、Py’は、補正後のレーザの指令座標である。
そして、最終的に求める補正座標値であるPx’、 Py’は、上記変換式における、パンチ加工時における原点Oとレーザ加工時における原点HとのずれHx、Hyおよびパンチ加工時における座標系とレーザ加工時における座標系との回転方向のずれθおよび勾配補正の係数Kx、Kyからなる係数を求めることにより得られる。
次に、以下のステップにおいて、上記係数の求め方について説明する。
すなわち、ステップ105において、まず、ワークWがクランプ15に把持され、キャレッジ13のX軸方向の移動及びテーブル9のY軸方向の移動により上下金型の間にワークWの加工位置を位置決めされ、所定の金型のパンチやダイによって加工され、図7に示すように、ワークWの四隅に、それぞれ小さな穴H1〜H4が形成される。
次に、ステップ107において、形成された穴H1〜H4のそれぞれにおいて、図7に示すように、その穴の座標が記憶される。すなわち、穴H1の座標としてW1(W1x、W1y)が、穴H2の座標としてW2(W2x、W2y)が、穴H3の座標としてW3(W3x、W3y)が、穴H4の座標としてW4(W4x、W4y)が記憶される。
次に、ステップ109において、レーザ光を照射して穴H1〜H4の中心位置の測定が行われる。
すなわち、クランプ15に把持されたワークWを、キャレッジ13のX軸方向の移動と、レーザ加工ヘッド19のY軸方向の移動により、レーザ加工ヘッド19を、順次、各穴H1〜H4の位置に移動させ、各穴において、図8の点線に示すように、8の字を描くようにレーザ光を照射しながらレーザ加工ヘッド19を移動させる。
そして、上述のようにレーザ光を照射し、その戻り光を、戻り光検出器33により検出し、戻り光の強弱を測定する。
ここで、パンチ穴Hがある部分にレーザ光Laが照射された場合には、ワークWに反射しないので、戻りレーザ光Lbが弱くなり、ワークWにパンチ穴Hが無い部分にレーザ光Laが照射された場合には、ワークWに反射して、戻りレーザ光Lbが強くなる。従って、図8に示すように、8の字を描くようにレーザ光を照射すれば、穴Hの円周の座標A、B、C、Dが求められ、その円周部の4点の座標により、次式より、中心Fの座標が求められる。
点Fのx座標=(Bのx座標+Dのx座標)/2
点Fのy座標=(Aのy座標+Cのy座標)/2
そして、レーザの戻り光により求められた穴H1〜H4の中心位置の座標は、図9に示すように、穴H1の中心位置の座標が、F1(F1x、F1y)と設定され、穴H2の中心位置の座標が、F2(F2x、F2y)と設定され、穴H3の中心位置の座標が、F3(F3x、F3y)と設定され、穴H4の中心位置の座標が、F4(F4x、F4y)と設定される。
次に、ステップ111において、補正に必要なパンチ加工時における座標系とレーザ加工時における座標系との回転方向のずれθが算出される。
すなわち、図10に示すように、穴H1と穴H3とについて、パンチ加工により求められた穴H1の中心位置の座標W1(W1x、W1y)と穴H3の中心位置の座標W3(W3x、W3y)とを結ぶ直線L1が求められ、レーザの戻り光により求められた穴H1の中心位置の座標F1(F1x、F1y)と穴H3の中心位置の座標F3(F3x、F3y)とを結ぶ直線L2が求められる。そして、両直線L1、L2の交点をZと設定し、交点Zと座標F3(F3x、F3y)と座標W3(W3x、W3y)とを頂点とする三角形を設定し、それぞれの辺の長さをa、b、cと設定する。
そして、辺の長さa、b、cを使用して、以下の式2によって、ずれθが算出される。
Figure 2014013547
次に、ステップ113において、図5に示すところの、レーザ加工時における座標系の原点H(Hx、Hy)が算出される(パンチ加工時における原点0とレーザ加工時における原点Hとにずれがある場合)。
すなわち、レーザの戻り光により求められた穴H2の中心位置の座標F2(F2x、F2y)について、以下の式3によって、座標F2x’、F2y’を算出し設定する。
Figure 2014013547
そして、以下の式4によって、レーザ加工時における座標系の原点H(Hx、Hy)が算出され設定される。
Figure 2014013547
次に、ステップ115において、レーザ加工における座標系の勾配補正の係数Kx、Kyが算出される。
すなわち、まず、以下の式5によって、座標変換後のx座標であるPkxおよび座標変換後のy座標であるPkyが求められる。
Figure 2014013547
ここで、Pyは、補正前のレーザの指令座標であり、Pxは、補正前のレーザの指令座標である。
次に、レーザの戻り光により求められた穴H1〜H4の中心位置の座標F1(F1x、F1y)、F2(F2x、F2y)、F3(F3x、F3y)、F4(F4x、F4y)と、座標変換後のx座標であるPkxおよび座標変換後のy座標であるPkyとから、
図11に示すように、座標変換後の穴H1’の中心位置の座標が、F1’(F1kx、F1ky)と設定され、座標変換後の穴H2’の中心位置の座標が、F2’(F2kx、F2ky)と設定され、座標変換後の穴H3’の中心位置の座標が、F3’(F3kx、F3ky)と設定され、座標変換後の穴H4’の中心位置の座標が、F4’(F4kx、F4ky)と設定される。
そして、以下の式6、7によって、レーザ加工における座標系の勾配補正の係数Kx、Kyが算出される。
Figure 2014013547
次に、ステップ117において、実際の加工プログラムによる実加工モードであるか否かが判定され、実加工モードである場合、ステップ119において、実加工モードにおける複合座標補正が行われる。
すなわち、補正後のレーザの指令座標Px’、 Py’が、ステップ105〜115において求められた、パンチ加工時における原点Oとレーザ加工時における原点HとのずれHx、Hyおよびパンチ加工時における座標系とレーザ加工時における座標系との回転方向のずれθおよび勾配補正の係数Kx、Kyと、実際の加工プログラムにおける補正前のレーザの指令座標Px、Pyとを使用して、前述した式1により算出され設定される。
そして、その設定されたに補正後のレーザの指令座標Px’、 Py’より、実加工モードにおけるレーザ加工およびパンチ加工が行われる。
なお、上記複合座標補正は、所定の実加工毎に行われるようになっている。
このように、所定の実加工前に、パンチ加工時における座標系とレーザ加工時における座標系とのずれを自動的に算出して、自動的に複合座標補正するようになっているので、レーザ加工時にワークテーブルの移動に使用するボールネジ等の部品が熱膨張により変形しても、高度な複合精度を得ることができる。
また、本発明は、上記実施形態に限らず、以下に説明するように様々な形態に適用できる。
すなわち、上記実施形態では、上記式1における補正座標値Px’、 Py’を求めるために、ワークWの四隅に小さな穴H1〜H4を形成するようにしたが、これに限定されず、変形例として、実加工においてレーザ加工を実施する際に、ピアス(穴)を開けて行うが、このピアスの形成をパンチ加工で行うようにし、そのパンチ穴を、上記穴H1〜H4の代わりに用いて、パンチ加工時における原点Oとレーザ加工時における原点HとのずれHx、Hyおよびパンチ加工時における座標系とレーザ加工時における座標系との回転方向のずれθおよび勾配補正の係数Kx、Kyからなる係数を求め、補正座標値Px’、 Py’を求めるようにしても良い。
この場合、補正座標値Px’、 Py’を求め方は、前記実施形態と同様である。
また、上記実施形態では、穴H1〜H4の中心位置の座標を、レーザの戻り光を戻り光検出器33により求めるようにしていたが、これに限定されず、変形例として、図12に示すように、レーザ加工ヘッド19に隣接配置されワークWの上面とレーザ加工ヘッド19との間隔を測定するためのレーザ加工用ギャップセンサ63を用いて穴H1〜H4の中心位置の座標を得るようにしても良い。
すなわち、穴H1〜H4の位置では、レーザ加工用ギャップセンサ63が反応しないので、その特性を利用して穴H1〜H4の中心位置の座標を得る。また、図13に示すように、ワークWの下方に光電センサ65を設け、レーザ光を直接的に検出するようにしても良い。
また、上記実施形態では、複合機に適用して複合精度を向上させるようにしていたが、これに限定されず、変形例として、レーザ単体機にも適用できる。
すなわち、図14に示すように、複数の加工軌跡67a、67b、67cのピアス69a、69b、69cのすべてを形成し、その中心座標を、図8に示す方法により、戻り光検出器33で検出し、図15に示すように、複数の加工軌跡67a、67b、67cをレーザ加工する前に、ピアス69a、69b、69cを、戻り光検出器33で再検出し、補正座標値Px’、 Py’を求めて、レーザ加工のxy軸の補正を行う。その際、各ピアス69a、69b、69cのずれを、外部記憶(データベース51)に記憶しておき、別ワークで同じ製品を加工する場合に利用するようにしても良い。
この場合、補正座標値Px’、 Py’を求め方は、前記実施形態と同様である。
1 加工システム
3 加工機(複合機)
5 NC装置
7 フレーム
9 テーブル
11 キャリッジベース
13 キャレッジ
15 クランパ
17 レーザ加工部
19 レーザ加工ヘッド
19a レーザ発振器
21 タレット
23 ガイド
25 製品保持部
27 レーザ光学系
29 ミラー
31 対物レンズ
33 戻り光検出器
47 入力表示部
49 軸エンコーダ
51 データベース
53 第1の駆動部
55 第2の駆動部
57 第3の駆動部
59 シリンダ
61 ドライバ
63 レーザ加工用ギャップセンサ
65 光電センサ
67a、67b、67c 加工軌跡
69a、69b、69c ピアス
H1〜H4 穴
L1、L2 レーザ光
W ワーク

Claims (9)

  1. ワークに対して、第1の種類の加工と第2の種類の加工とを行う加工システムにおいて、前記加工により発生する誤差を補正する誤差補正装置であって、
    前記第2の種類の加工において、前記ワークに設けられた穴を検出する検出手段と、
    所定の情報を記憶する記憶手段と、
    以下の(A)〜(E)の工程処理を制御する制御装置と、を有する誤差補正装置。
    (A)前記第1の種類の加工における加工軸の座標系および前記第2の種類の加工における加工軸の座標系を設定して前記記憶手段に保持する工程と、
    (B)前記工程(A)において設定された座標系に基づいて、前記第2の種類の加工における補正座標の変換式を設定して前記記憶手段に保持する工程と、
    (C)前記第1の種類の加工により、前記ワークに所定の穴を形成する工程と、
    (D)前記工程(C)において形成された穴の座標を記憶する工程と、
    (E)前記第2の種類の加工において前記検出手段により前記穴の中心位置を測定する工程と、
    (F)前記工程(D)において設定された穴の座標および前記工程(E)において測定された穴の中心位置に基づいて、前記第1の種類の加工における加工軸の座標系と前記第2の種類の加工における加工軸の座標系との回転方向のずれを算出する工程と、
    (G)前記工程(E)において測定された穴の中心位置および前記工程(F)において算出された回転方向のずれに基づいて、前記第2の種類の加工における座標系の原点を算出する工程と、
    (H)前記工程(F)において算出された回転方向のずれおよび前記工程(G)において算出された座標系の原点に基づいて、前記第2の種類の加工における座標系の勾配補正の係数を算出する工程と、
    (I)前記記憶手段より、前記補正座標の変換式を読み出し、前記工程(F)、(G)、(H)において算出された、前記回転方向のずれおよび前記第2の種類の加工における座標系の原点および前記勾配補正の係数により、補正後の前記第2の種類の加工における指令座標を求める工程。
  2. 前記制御装置が、さらに、工程(J)として、前記工程(H)において求められた補正後の前記第2の種類の加工における指令座標に基づいて前記第2の種類の加工を行う工程を制御することを特徴とする請求項1に記載の誤差補正装置。
  3. 前記第1の種類の加工が、パンチ加工であり、前記第2の種類の加工が、レーザ加工であることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の誤差補正装置。
  4. 前記所定の穴が、前記ワークの四隅にそれぞれ設けられた小さな穴であることを特徴とする請求項3に記載の誤差補正装置。
  5. 前記検出手段が、前記第2の種類の加工における前記ワークよりの戻りレーザ光を検出する戻り光検出器であることを特徴とする請求項3あるいは4に記載の誤差補正装置。
  6. 前記第2の種類の加工において前記検出手段により前記穴の中心位置を測定する工程が、前記穴において、8の字を描くように前記ワークにレーザ光を照射し、その戻り光を、前記戻り光検出器により検出し、戻り光の強弱を測定し、その測定結果により、前記穴の円周の座標を求め、その円周部の座標により、前記穴の中心の座標を求めることならなることを特徴とする請求項2に記載の誤差補正装置。
  7. ワークに対して、所定の加工を行う加工機において、前記加工により発生する誤差を補正する誤差補正装置であって、
    前記加工において、前記ワークに設けられた穴を検出する検出手段と、
    所定の情報を記憶する記憶手段と、
    以下の(A)〜(E)の工程処理を制御する制御装置と、を有する誤差補正装置。
    (A)前記加工における加工軸の座標系を設定して前記記憶手段に保持する工程と、
    (B)前記工程(A)において設定された座標系に基づいて、前記加工における補正座標の変換式を設定して前記記憶手段に保持する工程と、
    (C)前記加工により、前記ワークに所定の穴を形成する工程と、
    (D)前記工程(C)において形成された穴の座標を記憶する工程と、
    (E)前記加工において前記検出手段により前記穴の中心位置を1回目に測定する工程と、
    (E)’前記加工において前記検出手段により前記穴の中心位置を2回目に測定する工程と、
    (F)前記工程(D)において設定された穴の座標および前記工程(E)、(E)’において測定された穴の中心位置に基づいて、前記1回目の測定における加工軸の座標系と前記2回目の測定における加工軸の座標系との回転方向のずれを算出する工程と、
    (G)前記工程(E)、(E)’において測定された穴の中心位置および前記工程(F)において算出された回転方向のずれに基づいて、前記加工における座標系の原点を算出する工程と、
    (H)前記工程(F)において算出された回転方向のずれおよび前記工程(G)において算出された座標系の原点に基づいて、前記2回目の測定における座標系の勾配補正の係数を算出する工程と、
    (I)前記記憶手段より、前記補正座標の変換式を読み出し、前記工程(F)、(G)、(H)において算出された、前記回転方向のずれおよび前記2回目の測定における座標系の原点および前記勾配補正の係数により、補正後の前記加工における指令座標を求める工程。
  8. 第2の種類の加工において、ワークに設けられた穴を検出する検出手段と、所定の情報を記憶する記憶手段と、制御装置とを有し、前記制御装置の制御の基で、前記ワークに対して、第1の種類の加工と前記第2の種類の加工とを行う加工システムにおいて、前記加工により発生する誤差を補正する誤差補正方法であって、
    (A)前記第1の種類の加工における加工軸の座標系および前記第2の種類の加工における加工軸の座標系を設定して前記記憶手段に保持する工程と、
    (B)前記工程(A)において設定された座標系に基づいて、前記第2の種類の加工における補正座標の変換式を設定して前記記憶手段に保持する工程と、
    (C)前記第1の種類の加工により、前記ワークに所定の穴を形成する工程と、
    (D)前記工程(C)において形成された穴の座標を記憶する工程と、
    (E)前記第2の種類の加工において前記検出手段により前記穴の中心位置を測定する工程と、
    (F)前記工程(D)において設定された穴の座標および前記工程(E)において測定された穴の中心位置に基づいて、前記第1の種類の加工における加工軸の座標系と前記第2の種類の加工における加工軸の座標系との回転方向のずれを算出する工程と、
    (G)前記工程(E)において測定された穴の中心位置および前記工程(F)において算出された回転方向のずれに基づいて、前記第2の種類の加工における座標系の原点を算出する工程と、
    (H)前記工程(F)において算出された回転方向のずれおよび前記工程(G)において算出された座標系の原点に基づいて、前記第2の種類の加工における座標系の勾配補正の係数を算出する工程と、
    (I)前記記憶手段より、前記補正座標の変換式を読み出し、前記工程(F)、(G)、(H)において算出された、前記回転方向のずれおよび前記第2の種類の加工における座標系の原点および前記勾配補正の係数により、補正後の前記第2の種類の加工における指令座標を求める工程と、を有することを特徴とする誤差補正方法。
  9. 前記誤差補正方法が、さらに、工程(J)として、前記工程(H)において求められた補正後の前記第2の種類の加工における指令座標に基づいて前記第2の種類の加工を行う工程を有することを特徴とする請求項8に記載の誤差補正方法。
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