JP2014013029A - 流体ポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】 流体がポンプ部からモータ部に、スムースに流入し得る技術を提供する。
【解決手段】 燃料ポンプは、ポンプ部とモータ部とを備える。モータ部は、ロータ54と、ロータ54の外周に沿って、互いに隣接して配置される複数個のコアを備えるステータ60と、を備える。各コアは、ティースを備え、隣接するコアのティースの間には、ステータ60とロータ54との隙間に連通しており、ポンプ部側から吐出口側に向かって伸びる流体通路100が設けられており、流体通路100の少なくとも一部には、流体通路100の流路面積が吐出口側からポンプ部側の端に向かって拡大する拡大区間L2が設けられている。
【選択図】 図7
【解決手段】 燃料ポンプは、ポンプ部とモータ部とを備える。モータ部は、ロータ54と、ロータ54の外周に沿って、互いに隣接して配置される複数個のコアを備えるステータ60と、を備える。各コアは、ティースを備え、隣接するコアのティースの間には、ステータ60とロータ54との隙間に連通しており、ポンプ部側から吐出口側に向かって伸びる流体通路100が設けられており、流体通路100の少なくとも一部には、流体通路100の流路面積が吐出口側からポンプ部側の端に向かって拡大する拡大区間L2が設けられている。
【選択図】 図7
Description
本明細書では、ポンプ部とモータ部とを備える流体ポンプを開示する。
特許文献1に、ポンプ部とモータ部とを備える燃料ポンプが開示されている。この燃料ポンプでは、ポンプ部によって燃料ポンプ内に吸入された燃料は、ポンプ部によって昇圧され、モータ部を通過して、燃料ポンプ外に吐出される。モータ部は、ロータとステータとを備える。ステータには、ロータの軸方向に伸びる溝状のクリアランスが形成されている。燃料は、ロータとステータとの隙間及びクリアランスを通過する。この構成では、ロータとステータとの隙間以外に燃料の流路が設けられている。
モータ効率の観点から、ステータとロータとの隙間を狭くすることが好ましい。一方、モータ部内の流路面積が小さい場合、ポンプ部で昇圧された流体が、モータ部にスムースに流入できずに、ポンプ効率が低下する場合がある。本明細書では、流体がポンプ部からモータ部に、スムースに流入し得る技術を提供する。
本明細書で開示される技術は、流体ポンプに関する。流体ポンプは、ハウジングと、ハウジングの一方の側に配置されているポンプ部と、ハウジングの他方の側に配置されていると共に、ポンプ部と連通するモータ部と、ハウジングの一方の側の端に設けられている吸入口と、ハウジングの他方の側の端に設けられている吐出口と、を備える。モータ部は、ロータと、ロータの外周に沿って、互いに隣接して配置される複数個のコアを備えるステータと、を備える。各コアは、ティースを備える。隣接するコアのティースの間には、ステータとロータとの隙間に連通しており、ポンプ部側から吐出口側に向かって伸びる流体通路が設けられている。流体通路の少なくとも一部には、流体通路の流路面積が吐出口側からポンプ部側の端に向かって拡大する拡大区間が設けられている。
この構成によれば、流体通路の流路面積が一定である場合と比較して、ポンプ部側の端における流体通路の流路面積を大きくし得る。このため、流体は、ポンプ部からモータ部にスムースに流入し得る。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものである。
(特徴1)各コアは、ティースの側面の一部を一巡するボビンを備えていてもよい。拡大区間の両側に位置するボビンのロータの回転方向に沿った長さは、ポンプ部側の端から吐出口側に向かって徐々に長くなっていてもよい。
この構成によれば、隣接するコアに設けられているボビンの間に、拡大区間を容易に形成することができる。
(特徴2)各コアは、ティースの側面の一部を一巡するボビンを備えていてもよい。ボビンが一巡している部分のティースを、ティースに直交する断面で見たとき、ティースは、矩形状を有していてもよい。ボビンのティースの4個の角のそれぞれを覆う部分は、円弧形状を有しており、4個の円弧形状のうち、少なくとも1個の円弧形状の中心の位置は、ティースの内部に位置していてもよい。
この構成によれば、ボビンの周方向の長さを短くすることができる。これにより、コイル線の巻回に掛かる時間を短縮することができる。
(特徴3)拡大区間では、ロータの回転方向の流体通路の長さと、ロータの半径方向の流体通路の長さの少なくとも一方の長さが、吐出口側からポンプ部側の端に向かって拡大していてもよい。
(特徴4)ステータは、ポンプ部側の端部と吐出口側の端部との両側において、ハウジングに圧入されているシール部をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、樹脂層によってステータを保護することができ、シール部によって、ステータとハウジングとの間に、流体が浸入することを抑制することができる。
(特徴5)ステータは、ティースのロータに対向する面を覆う樹脂層をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、ティースのロータに対向する面が、流体に直接接触することを防止することができる。このため、ティースが、流体によって腐食されることを防止することができる。
本実施例の燃料ポンプ10は、燃料タンク(図示省略)内に配置され、自動車のエンジン(図示省略)に燃料(例えばガソリン等)を供給する。図1に示すように、燃料ポンプ10は、両端が開口された円筒形状を有するハウジング2によって、側面が形成されている。図2に示すように、燃料ポンプ10の上端には、吐出口11と、リリーフ弁12と、供給口13と、端子70とが配置されている。なお実施例では、図1の状態で上下を規定する。例えば、吐出口11は、燃料ポンプ10の上端に位置する、ということができる。吐出口11は、エンジンに接続されている。リリーフ弁12は、燃料ポンプ10内の燃料の圧力を所定の圧力以下に維持するために設けられている。供給口13は、ジェットポンプ(図示省略)に、燃料を供給する。
図3に示すように、燃料ポンプ10は、モータ部50とポンプ部30を備える。モータ部50とポンプ部30は、ハウジング2内に配置されている。ポンプ部30は、ケーシング32とインペラ34を備える。ケーシング32は、ハウジング2の下端の開口を閉塞する。ケーシング32の下端には、吸入口38が設けられている。ケーシング32の上端には、ケーシング32内とモータ部50とを連通する連通孔(図示省略)が設けられている。ケーシング32内には、インペラ34が収容されている。
モータ部50は、ポンプ部30の上方に位置する。モータ部50は、ブラシレスモータであり、三相モータである。モータ部50は、ロータ54とステータ60とを備える。モータ部50は、ハウジング2の上端の開口を閉塞する。詳細には、後述するステータ60の樹脂層66aによって、ハウジング2の上端の開口が閉塞されている。なお、樹脂層66aには、吐出口11とリリーフ弁12と供給口13とが形成されている。ロータ54は、永久磁石を備える。ロータ54の中心には、シャフト52が貫通して固定されている。シャフト52の下端は、インペラ34の中心部に挿入され、貫通している。ロータ54は、シャフト52の両端部に配置された軸受けによって、回転軸Rを中心に回転可能に支持されている。
ステータ60は、6個(複数個)のコア90と端子70と樹脂層66とを備える。6個のコア90は、環状に配置されており、略円筒形状を形成する。6個のコア90の中心部には、ロータ54が配置されている。6個のコア90は、2個のU相のコア90と、2個のV相のコア90と、2個のW相のコア90とを備える。6個のコア90は、複数個のコアプレート62と、樹脂製の絶縁材64とを備える。コアプレート62は、磁性体の材料で作製されている。複数個のコアプレート62は、積層されている。各コアプレート62は、環状形状を有している。絶縁材64は、複数個のコアプレート62のうち外周面を除く表面を覆う。6個のコア90は、同様の構成を備える。
図4に示すように、各コア90は、ティース72を備える。なお、図4では、1個のコア90の各部72〜74のみに符号を付している。ティース72は、コア90の外周縁から、ステータ60の内周に向かって伸びている。ティース72は、ティース本体73とティース先端部74とを備える。ティース本体73は、複数個のコア90によって形成される略円筒形状の外周縁から軸心に向かって伸びている。ティース先端部74は、ティース本体73の内周側の端に連結されている。ティース先端部74は、ロータ54の外周に沿って伸びており、ロータ54の外周面に対向している。ティース先端部74のロータ54の外周面に対向する面は、絶縁材64によって覆われている。この構成によれば、ロータ54とステータ60との間を燃料が通過する際に、ティース72が、燃料に直接接触することを防止することができる。これにより、ティース72が腐食することを防止することができる。
ティース72の表面には、ボビン75が配置されている。ボビン75は、ティース本体73の側面を一巡する。即ち、ボビン75は、軸方向Rに伸びる2個の面及び軸方向Rの両端面を覆う。ボビン75は、絶縁材64によって形成されている。ボビン75には、コイル線76が巻回されている。コイル線76は、端子70に接続されている。隣接する2個のコア90のティース72及びコイル線76の間には、樹脂層66が充填されている。
隣接する2個のコア90のティース72の間には、燃料通路100が設けられている。燃料通路100は、ティース72を覆う絶縁材64と、ティース72及びコイル線76の間に充填されている樹脂層66によって形成されている。燃料通路100は、ステータ60のポンプ部30側の端(即ち下端)からロータ54の上端よりも上方に連通している。燃料通路100は、ポンプ部30と吐出口11とを連通する。燃料通路100は、軸方向Rに沿って、溝状に伸びている。燃料通路100は、軸方向Rに直交する断面で見たときに、ロータ54とステータ60との隙間に開口している。即ち、燃料通路100は、全長に亘って、ロータ54とステータ60との隙間に連通している。変形例では、燃料通路100は、一部の区間において、ロータ54とステータ60との隙間に連通していなくてもよい。
図7に示すように、燃料通路100は、一定区間L1と拡大区間L2とを備える。一定区間L1は、燃料通路100の上端から軸方向Rの中間位置までの区間である。一定区間L1において、燃料通路100の流路面積(軸方向Rに直交する断面における燃料通路100の面積)は、一定である。拡大区間L2は、一定区間L1の下端(即ち軸方向Rの中間位置)からポンプ部30側の端(即ち下端)までの区間である。拡大区間L2において、燃料通路100の流路面積は、一定区間L1の下端(即ち吐出口11側)からポンプ部30側の端に向かって拡大している。図5に示すように、拡大区間L2では、ロータ54の半径方向における燃料通路100の長さが、吐出口11側からポンプ部30側の端に向かって拡大している。
図6は、ティース72をティース本体73に直交する断面で見たときの端面図である。ティース本体73は、矩形状を有している。ボビン75は、ティース本体73を一巡するように覆っている。ボビン75のロータ54の回転方向に沿った長さWは、ポンプ部30側の端の長さW2から上端部の長さW1に向かって徐々に長くなっている。この結果、拡大区間L2では、ボビン75のロータ54の回転方向に沿った長さWは、ポンプ部30側の端から上端に向かって徐々に長くなっている。この構成では、図4と図5とを比較して明らかなように、隣接する2個のコア90のコイル線76の間隔Dは、吐出口11側の端における間隔D1よりもポンプ部30側の端における間隔D2の方が大きくなる。この構成によれば、燃料通路100の拡大区間L2を、コイル線76の間隔Dが比較的に広い区間に形成することができる。このため、拡大区間L2を容易に形成することができる。
ボビン75のティース本体73の4個の角のそれぞれを覆う部分75a,75bは、円弧形状を有している。4個の部分75a,75bのうち、上方の部分75aの中心の位置75cは、ティース本体73の内部に位置する。この構成によれば、ボビン75の周方向の長さを短くすることができる。これにより、コイル線76の巻回に掛かる時間を短縮することができる。
図8に示すように、ステータ60のポンプ部30側の端部(即ち下端部)と吐出口11側の端部(即ち上端部)とは、樹脂層66によって覆われている。ステータ60の上端部を覆う樹脂層66aとステータ60の下端部を覆う樹脂層66bとは、隣接するティース72の間に充填されている樹脂層66によって連結されている。樹脂層66は、コアプレート62の外周面を覆っていない。即ち、コアプレート62の外周面は露出している。樹脂層66は、成形型を用いて成形される。成形型内には、絶縁材64に覆われている6個のコア90が配置される。成形型は、コアプレート62の外周面を基準に、成形型に対するコア90の位置決めをすることができる。
樹脂層66aは、ハウジング2に圧入される圧入部66dを備える。樹脂層66bは、ハウジング2に圧入される圧入部66eを備える。圧入部66eの上方には、当接面66cが設けられている。当接面66cは、ハウジング2の当接面に当接している。この構成によれば、圧入部66d,66eが、ステータ60の両端部に配置されているため、ステータ60がハウジング2に対して傾くことを抑制することができる。この結果、ステータ60とロータ54との隙間を適切に確保することができる。
外部電源から端子70を介して燃料ポンプ10に電力が供給されると、ティース72が磁化されて、ロータ54が回転する。この結果、インペラ34が回転することによって、燃料タンクから吸入口38を通過して、ポンプ部30に燃料が吸入される。燃料は、ポンプ部30で昇圧され、モータ部50に流入する。モータ部50に流入した燃料は、ロータ54とステータ60との隙間を通過して、吐出口11側に流れる。また、図7に示すように、モータ部50に流入した燃料は、燃料通路100を通過して、吐出口11側に流れる。ステータ60の上方に到達した燃料の一部は、吐出口11からエンジンに吐出される。また、ステータ60の上方に到達した燃料の他の一部は、リリーフ弁12又は供給口13に流れる。
燃料通路100のポンプ部30側には、拡大区間L2が設けられている。このため、燃料通路100の流路面積が一定区間L1と同様に、一定である場合と比較して、ポンプ部30側の端における流体通路の流路面積を大きくすることができる。この結果、燃料は、ポンプ部30からモータ部50にスムースに流入することができる。また、拡大区間L2において、燃料通路100の流路面積は、吐出口11側(即ち下流側)に向かって徐々に小さくなっている。この構成によれば、燃料の流れの乱れを小さくして、圧損を低減することができる。
また、樹脂層66a,66bの圧入部66d,66eを、ハウジング2に圧入することによって、ハウジング2とステータ60との間に燃料が浸漬しないように、シールすることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(1)上記の実施例では、燃料通路100は、拡大区間L2において、ロータ54の半径方向の燃料通路100の長さが、吐出口11側からポンプ部30側の端に向かって拡大している。しかしながら、図9,10に示すように、拡大区間L2において、燃料通路200のロータ54の半径方向の燃料通路100の長さは一定であってもよい。拡大区間L2において、燃料通路200のロータ54の回転方向の長さが、吐出口11側からポンプ部30側の端に向かって拡大していてもよい。あるいは、拡大区間L2において、燃料通路200のロータ54の半径方向の燃料通路100の長さとロータ54の回転方向の長さとの両方が、吐出口11側からポンプ部30側の端に向かって拡大していてもよい。
(2)上記の実施例では、燃料通路100は、一定区間L1を備える。しかしながら、燃料通路100は、拡大区間L2のみであってもよい。即ち、燃料通路100の通路面積は、吐出口11側の端からポンプ部30側の端に向かって、燃料通路100の全長に亘って、徐々に拡大していてもよい。
(3)上記の実施例では、燃料通路100は、各コア90の間に配置されている。しかしながら、燃料通路100は、各コア90の間に配置されていなくてもよい。言い換えると、燃料通路100は、少なくとも隣接する2個のコア90の間に配置されていればよい。
(4)上記の実施例では、樹脂層66aは、ハウジング2の上端の開口を閉塞している。しかしながら、ハウジング2の上端の開口を閉塞する蓋部は、樹脂層66aと別体で構成されていてもよい。この場合、蓋部に、吐出口11とリリーフ弁12と供給口13とが形成されていてもよい。また、蓋部は、樹脂層66aと当接していてもよい。蓋部と樹脂層66aとの当接位置は、樹脂層66aとハウジング2との接触部分よりも吐出口11側に位置していてもよい。この構成によれば、蓋部と樹脂層66aとの当接位置に、燃料が侵入する場合に、燃料は、樹脂層66aとハウジング2とが接触することによってシールしている部分を越えて、ハウジング2とステータ60との間に燃料が侵入することを抑制することができる。
(5)本明細書で開示される流体ポンプは、燃料ポンプ10以外に、冷却水用の冷却水ポンプであってもよく、一般手的は、流体ポンプは、水等の液体用ポンプであってもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:ハウジング
10:燃料ポンプ
11:吐出口
30:ポンプ部
38:吸入口
50:モータ部
54:ロータ
60:ステータ
66:樹脂層
70:端子
72:ティース
73:ティース本体
74:ティース先端部
75:ボビン
90:コア
100:燃料通路
10:燃料ポンプ
11:吐出口
30:ポンプ部
38:吸入口
50:モータ部
54:ロータ
60:ステータ
66:樹脂層
70:端子
72:ティース
73:ティース本体
74:ティース先端部
75:ボビン
90:コア
100:燃料通路
Claims (6)
- ハウジングと、
ハウジングの一方の側に配置されているポンプ部と、
ハウジングの他方の側に配置されていると共に、ポンプ部と連通するモータ部と、
ハウジングの一方の側の端に設けられている吸入口と、
ハウジングの他方の側の端に設けられている吐出口と、を備える流体ポンプであって、
モータ部は、
ロータと、
ロータの外周に沿って、互いに隣接して配置される複数個のコアを備えるステータと、
を備え、
各コアは、ティースを備え、
隣接するコアのティースの間には、ステータとロータとの隙間に連通しており、ポンプ部側から吐出口側に向かって伸びる流体通路が設けられており、
流体通路の少なくとも一部には、流体通路の流路面積が吐出口側からポンプ部側の端に向かって拡大する拡大区間が設けられている、流体ポンプ。 - 各コアは、ティースの側面の一部を一巡するボビンを備え、
拡大区間の両側に位置するボビンのロータの回転方向に沿った長さは、ポンプ部側の端から吐出口側に向かって徐々に長くなっている、請求項1に記載の流体ポンプ。 - 各コアは、ティースの側面の一部を一巡するボビンを備え、
ボビンが一巡している部分のティースを、ティースに直交する断面で見たとき、
ティースは、矩形状を有しており、
ボビンのティースの4個の角のそれぞれを覆う部分は、円弧形状を有しており、4個の円弧形状のうち、少なくとも1個の円弧形状の中心の位置は、ティースの内部に位置する、請求項1又は2に記載の流体ポンプ。 - 拡大区間では、ロータの回転方向の流体通路の長さと、ロータの半径方向の流体通路の長さの少なくとも一方の長さが、吐出口側からポンプ部側の端に向かって拡大している、請求項1から3のいずれか一項に記載の流体ポンプ。
- ステータは、ポンプ部側の端部と吐出口側の端部との両側において、ハウジングに圧入されているシール部をさらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の流体ポンプ。
- ステータは、ティースのロータに対向する面を覆う樹脂層をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の流体ポンプ。
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---|---|---|---|
JP2012151510A JP2014013029A (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | 流体ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012151510A JP2014013029A (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | 流体ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014013029A true JP2014013029A (ja) | 2014-01-23 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012151510A Pending JP2014013029A (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | 流体ポンプ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2014013029A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2012
- 2012-07-05 JP JP2012151510A patent/JP2014013029A/ja active Pending
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