JP2014012110A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者に遊技の時間、コストなどに合わせた遊技スタイルを選択することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】遊技領域11の各所に変動表示を行い、特定図柄を抽選する役物である図柄表示部付き始動入賞口20を配設する。特定図柄に当たる確率を高く設定する一方、賞球を比較的少量にして、早期での当たりを期待でき、球もちがよく、長時間遊技を行えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関し、特に、遊技領域上に、始動入賞口と一体化して配置されるとともに、該始動入賞口に遊技球が入賞すると図柄が変動表示する図柄表示部よりなる図柄表示部付き始動入賞口を配設し、該各図柄表示部に特定図柄が表示されると、該特定図柄に対応して賞球が付与されるようにし、該特定図柄にて変動停止表示される確率は高確率で、付与される賞球数は低賞球数とした、遊技機に関する。
従来、スタートチャッカーに入賞すると連動して図柄が「複数個」表示される図柄表示部が表示動作する遊技機としては、俗称「フィーバー機」(又は、セブン機、又は、旧風適法規上の第1種と称される。)が代表例として存する。
当該「フィーバー機」においては、発射された遊技球がスタートチャッカーに入賞すると画面上で図柄を所定時間変動表示した後に静止表示(停止表示)し、この静止表示した図柄が予め定められた所定の図柄(特定図柄)の組み合わせであればゲーム内容を遊技者に有利な状態としている。遊技者に有利な状態とする予め定められた図柄の組み合わせを表示するか否かは、遊技球が作動口に入賞したタイミングに起因して選択される乱数の値によって決定され、選択された乱数値が予め定められた値と一致すれば画面上に複数の図柄の組み合わせ、例えば「777」又は「333」等の所定の図柄の組み合わせを表示し遊技者に有利なゲーム内容となったことを報知すると共に、所謂「大当り」と称して大入賞口等を所定時間開放して遊技者に大量の遊技球を賞球として払い出している。
特開2008−245777号公報 特開2000−197745号公報
しかしながら、従来のフィーバー機においては、大当りの賞球は大量であるものの(であるから当然のこととして)大当たりの発生確率は低く、運任せの要素が強く、発生までに時間がかかりすぎるので、遊技客の持っている(許されている)遊技時間と遊技費用に合わせた遊技スタイルを選択できず、遊技時間と遊技費用がかかりすぎるという欠点があった。
また、遊技の内容としてスタートチャッカーに入賞させることのみが目的となり、スタートチャッカーが配設されている遊技領域のへその部分にのみ目が行き、遊技機の醍醐味である遊技領域中の遊技球の動きに一喜一憂できないという欠点があった。近年特に、大当りに至るソフト処理が複雑化(遊技の内容が複雑)し、遊技機のゲーム性が極めてわかりにくいという欠点もあった。
本発明は、上記の事情に鑑み、比較的に高い確率で「当たり」を発生させて、少量の賞球を遊技者に提供することにより、遊技者が遊技時間や予算に合わせた遊技スタイルを選択でき、初当たりまでの所要時間を短くし、遊技機本来の醍醐味である遊技球の動きを楽しむことができ、ゲーム性をわかり易くした遊技機を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項の発明に存する。
[1]遊技領域(11)上に始動入賞口(20)に遊技球が入賞すると図柄が変動表示する図柄表示部付き始動入賞口(20)を配設し、
前記図柄表示部(21)における変動表示の結果、特定の表示態様が確定すると、該特定の表示態様の種類に対応して賞球が付与され、
前記特定の表示態様の成立する確率を高く変動可能とし、付与される賞球の数を少なく設定可能としたことを特徴とする遊技機(10)。
[2]前記図柄表示部付き始動入賞口(20)において、前記図柄表示部(21)を複数備えたことを特徴とする[1]に記載の遊技機(10)。
[3]前記特定の表示態様を複数種類とし、該特定の表示態様ごとに付与される賞球の数を異ならせたことを特徴とする[1]または[2]に記載の遊技機(10)。
[4]前記図柄表示部(21)において特定の表示態様が確定する当たり状態の成立は、少なくとも1箇所の前記図柄表示部(21)に前記特定の表示態様が表示されることによるものとすることを特徴とする[2]に記載の遊技機(10)。
[5]前記遊技領域(11)上には大入賞口(30)を配設し、賞球の付与は該大入賞口(30)によって行われることを特徴とする[1],[2],[3]または[4]に記載の遊技機(10)。
[6]前記遊技領域(11)上には前記大入賞口(30a,30b)を上下二箇所配設し、賞球の付与は上下二箇所の前記大入賞口(30a,30b)によって行われることを特徴とする[5]に記載の遊技機。
[7]前記遊技領域(11)上には内部に遊技球を導入する可動片(41)と入賞口(42)を備えた可変入賞部(40)を配設し、賞球の付与は該可変入賞部(40)によって行われることを特徴とする[1],[2],[3],[4],[5]または[6]に記載の遊技機(10)。
[8]複数の前記始動入賞口(20)のうち一つを特別始動入賞口(20a)とし、該特別始動入賞口(20a)に遊技球が入賞すると、すべての前記図柄表示部(21)が変動表示することを特徴とする[1],[2],[3],[4],[5],[6]または[7]に記載の遊技機(10)。
前記本発明は、次のように作用する。
前記[1]に記載の遊技機(10)によれば、遊技領域(11)上に、図柄を変動表示させる図柄表示部(21)を備えた図柄表示部付き始動入賞口(20)が配設される。遊技球が該図柄表示部付き始動入賞口(20)に入賞すると変動表示を開始し、特定の表示態様(特定図柄)に確定する。該特定の表示態様に対応して予め定められた数の賞球が行われる一方、遊技者は遊技領域(11)上に配された様々な図柄表示部付き始動入賞口(20)に狙いを定め遊技球を投入すべく続けて遊技球を発射して遊技を行う。
特定の表示態様に確定する確率は高く設定されており、また、同時に賞球が比較的低く抑えられているため、遊技は旧来の遊技機のように低い確率の大当たりを狙い、大量の賞球が行われるものと異なり、比較的抑えられた少量の賞球ではあるものの、特定の表示態様に確定する「当たり」は出易いものとなる。
これにより、遊技者は小額の資金により早期での当たりを期待することができ、いわゆる球もちがよくなり、長時間遊技することが可能となる。また、短時間での当たりが期待できることから、短時間で遊技を完結することもでき、昼休みなどの空き時間に遊技を行うことが可能となる。さらに、遊技者は、遊技領域(11)上の様々な位置に配された図柄表示部付き始動入賞口(20)を狙って遊技球を投入するので、遊技が単調でなく、球の動きを楽しむことができる。
前記[2]に記載の遊技機(10)によれば、図柄表示部付き始動入賞口(20)において、図柄表示部(21)を複数備えているので、特定の表示態様が確定する当たりを多くし、表示態様をより変化に富んだものとすることができる。これにより、興趣を高め、遊技をより、楽しめるものとすることができる。
前記[3]に記載の遊技機(10)によれば、図柄表示部(21)において変動表示の結果、確定する特定の表示態様を複数としたことにより、いわゆる当たりのバリエーションを増やし、射幸性を高めることができる。
前記[4]に記載の遊技機(10)によれば、図柄表示部(21)において特定の表示態様(特定図柄)が確定する当たり状態が成立は、少なくとも一箇所の特定の表示態様が表示され、確定したものによるので、当たり状態の成立は、例えば、図柄表示部付き始動入賞口(20)1基について図柄表示部(21)が二箇所である場合には、どちらか一方のみが特定図柄であるときや、二箇所両方の図柄表示部(21)が特定図柄であるときを当たりの成立とすることができる。これによりさらに、当たりのバリエーションを増やし、遊技者の興趣を高めることができる。
前記[5]に記載の遊技機(10)によれば、遊技領域(11)上には、大入賞口(30)が配される。これにより、賞球の付与は、大入賞口(30)の開動作により行われることとなり、賞球の払い出しを素早く行い、もって、遊技者は遊技時間を有効に利用することができる。
前記[6]に記載の遊技機(10)によれば、遊技領域(11)上には、大入賞口(30)が上下に二箇所配設される。これにより、賞球の払い出しを素早く行うとともに、片方のみ開動作を行うことや両方の開動作を行い、賞球にバリエーションを設け興趣を高めるとともに、遊技時間をより有効に利用することができる。
前記[7]に記載の遊技機(10)によれば、遊技領域(11)上には、可変入賞部(40)が配設され、その上方の両端には遊技球を可変入賞部(40)の内部へ導入する可動片(41)と、遊技球を入賞させる入賞口(42)を備えている。特定の表示態様により可動片(41)が開閉動作を行い、遊技球が可変入賞部(40)内に導入される。該入賞口(42)の一部は特定入賞領域(42)をなし、遊技球の一部が該特定入賞領域(42)を通過するとさらに可動片(41)が継続して開閉して遊技球を導入し賞球を行う。賞球にバリエーションを設けるとともに、興趣を高めることができる。また、同時に大入賞口(30)を備える遊技機(10)にあっては、特定入賞領域(42)を遊技球が通過することにより、大入賞口(30)の開動作を行い、さらに賞球をすることができる。
前記[8]に記載の遊技機(10)によれば、複数の前記図柄表示部付き始動入賞口(20)のうち一つを特別始動入賞口(20a)とし、該特別始動入賞口(20a)に遊技球が入賞し、図柄表示部(21)に特定の表示態様が確定した場合、全ての図柄表示部(21)が変動表示する。これにより、さらに賞球が行われることとなり、遊技者の興趣を高めることができる。また、特別始動入賞口(20a)を図柄表示部(21)を備えないものとして構成し、単に特別始動入賞口(20a)への遊技球の入賞をもって全ての図柄表示部(21)を変動表示させるものとしてもよい。
本発明に係る遊技機によれば、比較的少量の賞球を高い確率で得ることができるので、小額で遊技を行うことを可能とし、また、短時間であっても遊技を行うことができる。
本発明の第1実施の形態に係る遊技機(10)を示す正面図である。 本発明の第2実施の形態に係る遊技機(10)を示す正面図である。 本発明の第2実施の形態の変形例に係る遊技機(10)を示す正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の変形例に係る遊技機(10)を示す正面図である。 本発明の第3実施の形態に係る遊技機(10)を示す正面図である。 本発明の第3実施の形態の変形例に係る遊技機(10)を示す正面図である。 本発明の第4実施の形態に係る遊技機(10)を示す正面図である。 本発明の第4実施の形態の変形例に係る遊技機(10)を示す正面図である。 本発明の第5実施の形態に係る遊技機(10)を示す正面図である。 本発明の第5実施の形態の変形例に係る遊技機(10)を示す正面図である。 本発明の第5実施の形態の別の変形例に係る遊技機(10)を示す正面図である。
以下、図面に基づき、本発明を代表する各種実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施の形態に係る遊技機10を示している。
遊技機10は、遊技盤面上に遊技球を打ち出して遊技を行うパチンコ機である。遊技機10は、打ち出された遊技球が落下して遊技を進行させる役物等が取り付けられた遊技領域11をなす遊技盤面と、遊技領域11の正面を覆うガラスを固定するガラス枠等を有している。
ガラス枠には、装飾装置であるランプ・LED等が組み付けられている。また、ガラス枠の下方には、遊技球である貸球や賞球を貯留する上皿14、上皿14から溢れた遊技球を貯留する下皿15、本実施の形態における発明の特徴のひとつである権利行使手段37、遊技球の打ち出し操作を遊技者が行うハンドル16等が設けられている。なお、図示省略したが遊技機10には、有価価値カードの挿入により遊技球を貸し出すためのカードユニット(CR球貸機)が付設されている。
遊技領域11の正面視において左側端縁を区画する位置には、前記ハンドル16の回転操作により打ち出された遊技球を遊技領域11の上方へ導くための外レールが設けられている。遊技領域11には、前記外レールより放出された遊技球が落下する経路に変化を与えるための天釘を含む遊技釘の他、遊技領域11の下方の略中央に大入賞口30、大入賞口30の上方には上から1,2,4,2,1個と横に並ぶように(図柄表示部付き)始動入賞口20が10箇所配置されている。
なお、始動入賞口20のうちの最下に位置する始動入賞口20は特別始動入賞口20aであって、その作用は後述するが、該特別始動入賞口20aへの遊技球の入賞および特定の表示態様の確定をもって、全ての図柄表示部21の変動表示を開始させるものである。さらに、遊技領域11の最下部には、何れの入賞口にも入らず落下した遊技球を排出するためのアウト球口12が設けられている。
また、遊技機10には、遊技全体の制御を行う制御手段が設けられている。かかる制御手段は、図示省略したがインターフェース、CPU、RAM、ROM等から構成されたマイクロコンピューターから成る。制御手段は、表示遊技や特別遊技状態を制御する等の様々な機能を有している。ここで、制御手段は各種入賞口に遊技球が入賞した際に賞出信号を機内部にある計数機に出力して、各種入賞口ごとに予め割り当てられている所定数の遊技球を計数機から上皿14に払い出させるように構成してもよい。
次に、本発明の根幹を成す(図柄表示部付き)始動入賞口20と図柄表示部21について説明する。図1に示し前述したように、遊技領域11略中央付近に10個配設された始動入賞口20は上部に入賞口を、下部には図柄表示部21を備え、入賞口への遊技球の入賞によって図柄表示部21が変動表示を開始する。その結果所定のパターンの図柄(表示態様)一つに確定するとその図柄が特別図柄(特別表示態様)であるかを判定し、特別図柄である場合は「当たり」となり賞球を行う。賞球の方法は様々であって後述する実施の形態では、他の手段によるものもあるが、第1の実施の形態にかかる遊技機10においては遊技領域11の下方に備えられた大入賞口30によって行う。
大入賞口30は特定図柄に確定し「当たり」となった場合に、所定の時間もしくは所定のパターンで開動作を行う又は所定の賞球数に賞球を行う。賞球の数は大入賞口30内部に設けられたセンサーによってカウントされて、上皿14等に払い出されるもので前述した制御手段によって制御される。
また、遊技領域11の略中央の右端付近には入賞表示部31を備えている。入賞表示部31は、図柄表示部21において特別図柄に確定し「当たり」となった場合に、点灯されるもので、複数ある始動入賞口20の「当たり」が累積した場合順次加算され、賞球を消化した場合に順次減算されて消灯されるものである。「当たり」の場合であっても遊技を止めずに引き続いて他の始動入賞口20に遊技球を導入させて遊技を行うことができる。
さらに、始動入賞口20のうち一つを特別始動入賞口20aとすることができる。特別始動入賞口20aに遊技球が入賞し、図柄表示部21に特定の表示態様が確定した場合、全ての図柄表示部21が変動表示する。これにより、さらに賞球の機会が与えられる可能性を与えることとなり、遊技者の興趣を高めることができる。また、特別始動入賞口20aを図柄表示部21を備えないものとして構成し、単に特別始動入賞口20aへの遊技球の入賞をもって全ての図柄表示部21を変動表示させるものとしてもよい。
次に遊技機10の作用を説明する。
図1において、遊技者はハンドル16を打ち出し力に応じて回転操作することで球発射装置(図示省略)により、遊技領域11上に遊技球を打ち出して遊技を行う。遊技球は所定の間隔をもって次々に打ち出され、天釘をはじめ遊技領域11上のさまざまな部位に衝突しながら下方に落下(流下)をする。
遊技の最初のステップは遊技領域11上の各所に配された始動入賞口20に遊技球を投入することである。遊技者はハンドル16の打ち出し力を巧みに操作して始動入賞口20に入賞させなければならない。始動入賞口20は所定のパターンで開閉動作を繰り返しているもので、開動作中を狙って遊技球を投入させることにより、図柄表示部21において変動表示が開始される。遊技は一つ図柄表示部21が変動表示している間も進行し、他の始動入賞口20をめがけて遊技球を打ち出すこととなる。変動表示が特定図柄に確定すると、すなわち「当たり」となり、入賞表示部31に1つ点灯するとともに、所定のパターンに従って大入賞口30の開動作を行う。「当たり」の場合は、音声やランプ等の演出により遊技者に知らせるとよい。
遊技者は遊技領域11上の各所に配された始動入賞口20を狙って遊技球を打ち分けなければならず、遊技においては遊技球の行方を追って操作することが要求され、遊技機本来の遊技球を打ち出すことを楽しむことにもつながり興趣を高めることができる。
また、本発明による遊技機10は特定図柄(特定の表示態様)に確定する確率が高く変動し、付与される賞球を少なくすることが可能となっている。これにより、遊技者は小額の資金により早期での当たりを期待することができ、いわゆる「球もち」がよくなり、長時間遊技することが可能となる。また、短時間での当たりが期待できることから、短時間で遊技を完結することもでき、昼休みなどの空き時間に遊技を行うことが可能となる。
さらに、図柄表示部21における特定図柄に確定する当たりの成立は複数種類のものとし、それぞれの賞球を異ならせることができる。すなわち、特定図柄を「7」,「3」,「5」とした場合、それぞれ大入賞口30を3回,2回,1回開動作するなどとして、賞球をそれぞれ、150個,100個,50個するなど設定する。この場合、入賞表示部31にはランプの点灯数と賞球数を対応させるなどして遊技者に知らせるように設定される。
図2〜4は第2の実施の形態に係る遊技機10を示している。なお第1の実施の形態と同種の部位には同一の符号をつけて説明を省略する。本実施の形態に係る遊技機10は(図柄表示部付き)始動入賞口20の一部乃至全体における図柄表示部21が複数備えていることを特徴とする。図2に示す遊技機10には中央の始動入賞口20の3基について図柄表示部21を2箇所備え、図3に示す遊技機10には全部の始動入賞口20の図柄表示部21を2箇所備え、図4に示す遊技機10には最下段の2基の始動入賞口20は図柄表示部21を3箇所備えるとともにそれら以外の始動入賞口20は図柄表示部21を2箇所備えている。
これにより、本実施の形態に係る遊技機10は、いわゆる「当たり」のバリエーションを増やすことができる。複数ある図柄表示部21のうち、少なくとも一つの特定図柄が確定されたことを当たりの条件としてもよいし、同じ図柄が揃った場合を特定図柄としてもよい。
図5,6は第3の実施の形態に係る遊技機10を示している。なお第1の実施の形態と同種の部位には同一の符号をつけて説明を省略する。本実施の形態の係る遊技機10は大入賞口30a,30bを上下に二箇所配設している。ここで、例えば、上方の始動入賞口20の賞球については上の大入賞口30aが行い、下方の始動入賞口20の賞球については下の大入賞口30bが行う。
これにより、遊技者が打ち出して流下する遊技球のうち、無駄となるアウト球を減らし、遊技者に迅速な賞球を行なうことができ、賞球の態様にバリエーションをつけることができる。上下それぞれの大入賞口30a,30bに対応して入賞表示部31を設け、それぞれ賞球の様子を遊技者に知らせるようにしている。
図7,8は第4の実施の形態に係る遊技機10を示している。なお第1の実施の形態と同種の部位には同一の符号をつけて説明を省略する。本実施の形態に係る遊技機10は可変入賞部40を遊技領域11の略中央に配設している。可変入賞部40は、左右の両端から上方に向かって可動片41,41を開口し、流下する遊技球を多く取り込むことができる役物である。始動入賞口への入賞により可変表示を行い、特定図柄によって「当たり」が確定したとき可変入賞部40の可動片41,41は上方に開かれる。
また、内部には通常の入賞口のほかに、特定入賞領域42を備え、該特定入賞領域42を通過する遊技球をセンサーで感知することにより、再度所定回数可動片41,41を開放するものである。これにより、効率よく賞球を行い、また、特定入賞領域42を備えたことにより、賞球の態様にバリエーションを与えることができる。
図9〜11は第5の実施の形態に係る遊技機10を示している。なお第1の実施の形態と同種の部位には同一の符号をつけて説明を省略する。本実施の形態に係る遊技機10は遊技領域11の略中央に第4の実施の形態に係る遊技機10において、上述した可変入賞部40を備え、また、その下方であってアウト球口12の上方には、大入賞口30を備えている。
始動入賞口への入賞により可変表示を行い、特定図柄によって「当たり」が確定したとき可変入賞部40の可動片41,41は上方に開かれる。可変入賞部40は、左右の両端から上方に向かって可動片41,41を開口し、流下する遊技球を多く取り込むともに、可変入賞部40の内部に設けられた特定入賞領域42を遊技球が通過すると大入賞口30が所定パターンで開動作を行うものである。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。また、前述した実施の形態では、遊技機をパチンコ機に適用した場合について説明したが、遊技機はパチンコ機に限られず、他に例えば、遊技媒体であるメダルを排出することなくデータとしての遊技価値で遊技可能なスロットマシン(パチスロ遊技機)であっても良い。
本発明に係る遊技機はパチンコ機に限らず、プログラム制御されるスマートボールゲーム機、アレンジボールゲーム機といった他の遊技機にも同様に適用することができる。
10…遊技機
11…遊技領域
12…アウト球口
14…上皿
15…下皿
16…ハンドル
20…(図柄表示部付き)始動入賞口
20a…特別始動入賞口
21…図柄表示部
30…大入賞口
30a…大入賞口
30b…大入賞口
31…入賞表示部
40…可変入賞部
41…可動片
42…特定入賞領域

Claims (8)

  1. 遊技領域上に始動入賞口に遊技球が入賞すると図柄が変動表示する図柄表示部付き始動入賞口を配設し、
    前記図柄表示部における変動表示の結果、特定の表示態様が確定すると、該特定の表示態様の種類に対応して賞球が付与され、
    前記特定の表示態様の成立する確率を高く変動可能とし、付与される賞球の数を少なく設定可能としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記図柄表示部付き始動入賞口において、前記図柄表示部を複数備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記特定の表示態様を複数種類とし、該特定の表示態様ごとに付与される賞球の数を異ならせたことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記図柄表示部において特定の表示態様が確定する当たり状態の成立は、少なくとも1箇所の前記図柄表示部に前記特定の表示態様が表示されることによるものとすることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  5. 前記遊技領域上には大入賞口を配設し、賞球の付与は該大入賞口によって行われることを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の遊技機。
  6. 前記遊技領域上には前記大入賞口を上下に二箇所配設し、賞球の付与は上下二箇所の前記大入賞口によって行われることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記遊技領域上には内部に遊技球を導入する可動片と入賞口を備えた可変入賞部を配設し、賞球の付与は該可変入賞部によって行われることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6に記載の遊技機。
  8. 複数の前記始動入賞口のうち一つを特別始動入賞口とし、該特別始動入賞口に遊技球が入賞すると、すべての前記図柄表示部が変動表示することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6または7に記載の遊技機。
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