JP2014011240A - 結晶膜の検査方法及び検査装置 - Google Patents

結晶膜の検査方法及び検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014011240A
JP2014011240A JP2012145445A JP2012145445A JP2014011240A JP 2014011240 A JP2014011240 A JP 2014011240A JP 2012145445 A JP2012145445 A JP 2012145445A JP 2012145445 A JP2012145445 A JP 2012145445A JP 2014011240 A JP2014011240 A JP 2014011240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
profile
crystal film
image
calculated
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012145445A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5878835B2 (ja
Inventor
Shuhei Yamamoto
修平 山本
Takehiro Miura
健宏 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2012145445A priority Critical patent/JP5878835B2/ja
Publication of JP2014011240A publication Critical patent/JP2014011240A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5878835B2 publication Critical patent/JP5878835B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】 従来技術では検出することができない、ポリシリコン結晶膜の膜厚が薄くなった基板の微結晶部分を検出することができるポリシリコン結晶膜の検査方法および検査装置を提供する。
【解決手段】 暗視野で撮影した画像においてレーザーの走査方向に垂直方向に積算してプロファイルを作成し、プロファイルの上位と下位について任意の数点から平均を算出し、上位の平均と下位の平均からコントラスト値を算出し、算出されたコントラスト値からパワーオーバー及びパワーアンダー部分が存在しているか判断する。
【選択図】 図11

Description

本発明は、結晶膜の検査方法に関し、特に、エネルギー線を照射してアニール処理することによって形成されたポリシリコン結晶膜を検査する検査方法および検査装置に関する。
液晶ディスプレイのアクティブ素子などとして用いられる薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:略称「TFT」)を製造するにあたっては、薄膜状のシリコン半導体を用いるのが一般的である。薄膜状のシリコン半導体は、非晶質シリコン、たとえばアモルファスシリコンから成る非晶質シリコン半導体と、結晶性を有するシリコンから成る結晶性シリコン半導体との2つに大別される。
非晶質シリコン半導体は、成膜温度が比較的低く、気相成長法によって比較的容易に製造することが可能であり、量産性に富むといった特徴を有するので、最も一般的に用いられている。しかし非晶質シリコン半導体は、結晶性シリコン半導体に比べて導電性などの物性が劣るので、高速特性を得るために、結晶性シリコン半導体から成るTFTの製造技術の確立が強く求められている。すなわち、基板の一表面部に、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法または減圧熱化学気相成長法などによって、アモルファスシリコン薄膜が形成され、固相成長結晶化工程と、レーザーアニール結晶化工程とを順次経て、結晶性シリコン半導体膜が形成される。
レーザーアニール結晶化工程において、基板にレーザーを照射することにより基板上の結晶粒径を成長させることにより導電性などの物性が良くなるが、レーザーのパワーが一定の強度を超えると成長した結晶の粒径が小さくなる微結晶といわれる状態になり、物性が著しく悪くなる。
特開2002−184715 特開2002―319606 特開2004−207270
基板上の結晶膜にレーザーを照射することによって結晶が成長する。しかし、レーザーのパワーが強すぎると成長した結晶が砕けてしまい微結晶となる。そこで、微結晶が発生しておらず、適切な結晶成長が行われているかを検査により確認する必要がある。
第1の従来技術は、紫外光レーザーを用いた顕微鏡により撮影された画像を用いて、レーザーパワーが最適の場合、結晶膜の表面状態が周期的かつ直線性があるようになることを利用した結晶膜の検査方法であり、Z位置においてコントラストが最大の部分で基板表面の自己相関を算出し、自己相関の値により判定を行う。
第2の従来技術は、第1の従来技術に加えて、画像のコントラスト比、低コントラスト領域の面積、微結晶による連続線の長さを観測して結晶粒径の判断を行う手法である。
従来手法1は判定のために、コントラストを用いた観測場所の決定と自己相関関数の計算が必要である。従来手法2は、判定のために用いるパラメータが多く、従来手法1、2ともに処理が多くなる。
第3の従来技術では、結晶膜の表面を暗視野で撮影した際にレーザーパワーが強すぎることにより発生する微結晶部分が黒色の縞状に発生することを利用して、縞の本数をカウントすることで微結晶部分の有無の判定を行っている。しかし、製造プロセスが変わり結晶膜の膜厚が薄くなったことにより撮影した画像に微結晶の黒色部分が出にくくなったため、従来技術では正しく微結晶部分の有無の判定を行うことができない。
本発明の目的は、レーザーパワーが強すぎたり弱すぎたりする部分を、少ない計算量で検出することができるポリシリコン結晶膜の検査方法および検査装置を提供することである。
本発明は、エネルギー線を照射してアニール処理を実施することによって形成されたポリシリコン結晶膜の検査方法であって、
レーザーの走査方向に対して垂直方向に微結晶部分が発生することに加えて、レーザーの強度に応じて溶融シリコンの粒界による乱反射成分(暗視野での高輝度領域)が段階的に大きくなることを利用して、
撮影した画像についてレーザーの走査方向に対して垂直方向に平均したプロファイルを作成してシェーディング処理を行い、シェーディング処理後のプロファイルの最大と最小の値からコントラスト値を算出し、
あらかじめ定めた値の範囲とコントラスト値を比較して、コントラスト値があらかじめ定めた値より大きい場合にパワーオーバーと判定し、あらかじめ定めていた値より小さい場合にパワーアンダーと判定し、あらかじめ定めた値の範囲内の場合に良品と判断することを特徴とするポリシリコン結晶膜の検査方法である。
微結晶はレーザーのパワーが一定の値を超えた時に発生するが、従来に比べてレーザーの出力制御を細かく行うことが出来るようになったため、レーザーのパワーが微結晶になる付近の時に微結晶が離散的に現れることがある。そのように現れた微結晶を検出するために、本発明は、上記垂直方向に平均したプロファイルを作成する際に、画像をレーザーの走査方向に対して垂直方向にm個の画像に分割し、分割したm個の画像毎にプロファイルを作成してコントラスト値を算出し、分割したm個の画像のうちでコントラスト値が最大のプロファイルを使用して判定することを特徴とする。
照射されるレーザーのパワーをグラフにした際に矩形波になっていることが理想だが、実際はレーザー端の部分で波形がなまった形になっている。そして、レーザーの送りピッチ幅に従って、レーザーのなまった部分のパワーが基板の表面状態として現れるため、基板を暗視野で撮影した画像には明暗が周期的に現れる。よって、画像の解像度とレーザーの送りピッチから画像の明部と暗部の周期及び幅を予測することが出来る。そこで、本発明はプロファイルから明部と暗部の周期及び幅に従って抽出する点数を決めて、輝度の上位・下位それぞれで定めた点数を抽出して、上位・下位それぞれの平均からコントラスト値を算出し、あらかじめ定めた値とコントラスト値を比較して判定することを特徴とするポリシリコン結晶膜の検査方法である。
また本発明は、明部と暗部の周期及び幅をあらかじめ予測できることを利用して、レーザーの走査方向に対して平行方向に明部と暗部の出現周期及び幅に従って画素を分割して、分割した範囲内の画素をまとめて積算平均してプロファイルを作成し、コントラスト値を算出し判定することを特徴とする。
また本発明は、上記レーザーの走査方向に対して垂直方向に分割する方法と平行方向に分割する方法を同時に行うことができることを特徴とする。
また、本発明は撮影した画像のノイズ除去のために平滑化フィルタ処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、レーザーを照射してアニール処理を実施することによって形成されたポリシリコン結晶膜を検査するにあたって、撮影した画像から作成したプロファイルの上位と下位を抽出してコントラストを算出することにより、従来技術では検出できなかった微結晶部分を検出することができ、基板の判定を行うことが出来る。
また、本手法では判定にフーリエ変換による計算などを必要としないため、従来手法1及び2に比べて短い処理時間・少ない手順で行うことができる。
基板1を厚み方向に切断して拡大して示す断面図である。 エキシマレーザーアニール装置3と帯状部分4との関係を示す基板1の斜視図である。 本発明の一実施形態であるポリシリコン結晶膜の検査方法が実行される検査装置9の概略を示す斜視図である。 検査装置9の制御系のブロック図である。 レーザーパワーを変えて結晶成長させた基板のパワーごとの撮影画像の模式図である。 撮影した画像から作成したプロファイルの模式図である。 プロファイルからコントラストを算出するための抽出点を選ぶ際の様子である。 画像をレーザーの走査方向に対して平行方向に分割して判定を行う場合の概略図である。 画像をレーザーの走査方向に対して垂直方向にまとめてプロファイルを算出する場合の概略図である。 画像をレーザーの走査方向に対して平行方向に分割する方法と垂直方向にまとめてプロファイルを算出する方法を組み合わせた場合の概略図である。 検査装置9が実行する検査の処理手順を示したフローチャートである。
図1は、基板1を厚み方向に切断して拡大して示す断面図である。図1は、基板1の一表面部に、結晶性膜を形成した後、結晶膜2を形成する工程を段階的に示す。図2は、エキシマレーザーアニール装置3と帯状部分4との関係を示す基板1の斜視図である。
本実施形態は、たとえば液晶ディスプレイを製造する際に用いられる結晶性シリコン半導体膜、たとえばポリシリコン結晶膜(以下、単に「結晶膜」ともいう)2を検査する検査装置に、後述する検査装置9を適用した場合の一例を示す。本発明に係るポリシリコン結晶膜の検査方法は、検査装置9で実行される。
図1(a)に示した基板1は、平板状基材5の表面部5aに、非晶質膜としての非晶質シリコン層6が形成されて構成される。平板状基材5は、電気絶縁性材料、たとえばガラスなどから成り、厚み方向から見て、たとえば長方形の形状である。図1(b)に示した基板1は、非晶質シリコン層6の一表面部6aに、たとえば酸化液が塗布され、この酸化液の働きによって酸化膜7が形成される。
図1(c)に示した基板1は、酸化膜7の一表面部7aに触媒堆積層8が形成され、非晶質シリコン層6の結晶化が始まる温度、たとえば摂氏約550度以上で加熱されて、非晶質シリコン層6の結晶化が進行する。非晶質シリコン層6の結晶化がある程度進行した後、図2に示すように、エキシマレーザーアニール装置3は、非晶質シリコン層6に対してレーザー光Raを照射する。その結果、非晶質シリコン層6は、一度溶融し、冷却固化過程を経て多結晶化する。つまり、基板1の一表面部に結晶膜2が形成される。レーザー光Raは、エネルギー線である。
図3は、本発明の一実施形態であるポリシリコン結晶膜の検査方法が実行される検査装置9の概略を示す斜視図である。検査装置9は、結晶膜2を検査する。検査装置9は、xyステージ10、xyステージ駆動機構11、電荷結合素子(Charge Coupled Device:以下「CCD」という)カメラ12、照明13、および制御装置14を含んで構成される。
xyステージ10は、基板1を吸着支持可能に構成されている。xyステージ10は、基板1の厚み方向に移動可能に構成されるとともに、X方向およびY方向に移動可能に構成されている。X方向は、長方形状のxyステージ10の長手方向に沿った方向であり、Y方向は、X方向および基板1の厚み方向に直交する方向である。xyステージ駆動機構11は、CCDカメラ12および照明13に対して、結晶膜2の任意の一部分を検査対象位置に選択的に移動駆動する機構である。xyステージ駆動機構11は、xyステージ10をX方向に移動駆動可能なx方向駆動部11aと、Y方向に移動駆動可能なy方向駆動部11bとを含む。
撮像部であるCCDカメラ12は、基板1の厚み方向の一方、つまり図3に示した矢符A1の方向に支持され、基板1に形成された結晶膜2を撮像可能に配置して設けられている。CCDカメラ12は、たとえば約1mm×1mmの矩形領域を撮像可能に構成されている。照明13は、たとえば、CCDカメラ12のレンズとなる暗視野顕微鏡12aの暗視野照明として使用される。CCDカメラ12は、照明13を用いて、結晶膜2を厚み方向一方側から撮像することが可能である。
図4は、検査装置9の制御系のブロック図である。制御装置14は、マイクロコンピュータ、バス18、入出力インターフェース19、および図示しない駆動回路とを含んで構成されている。マイクロコンピュータは、中央処理装置(Central Processing Unit:以下「CPU」という)15、読み出し専用記憶装置(ROM:Read Only Memory :以下「ROM」という)16、および読み出し書き込み記憶装置(Random Access Memory:以下、「RAM」という)17を含んで構成される。
CPU15、ROM16およびRAM17は、バス18を介して入出力インターフェース19に電気的に接続されている。入出力インターフェース19には、CCDカメラ12、キーボード20およびマウス21がそれぞれ電気的に接続されている。また、入出力インターフェース19には、図示しない駆動回路を介してxyステージ駆動機構11、照明13および表示装置22がそれぞれ電気的に接続されている。ROM16には、CPU15によって実行されるプログラムが記憶されている。制御部であるCPU15は、ROM16に記憶されるプログラムを実行することによって、後述する第1および第2の濃度値の分布を表す分布特性としての濃度値分布特性を求め、結晶膜2の微結晶の有無を判定するとともに、結晶膜2の結晶化不良を判定する。
エキシマレーザーアニール装置3は、予め定められるパルス数で発振されてレーザー光Raを照射するように構成されている。また、エキシマレーザーアニール装置3は、照射対象の非晶質シリコン層6に対して、所定のY方向長さと、Y方向および基板1の厚み方向に直交するX方向のX方向幅とを有する矩形状のレーザー光Raを照射するように構成されている。エキシマレーザーアニール装置3は、xyステージ駆動機構11またはxyステージ駆動機構11と略同等の駆動機構と協働して、非晶質シリコン層6を有する基板1をX方向に送りつつ、基板1にレーザー光Raを照射する。
図5は、レーザー光Raの強度を変えて基板に照射した後に暗視野で撮影した画像である。レーザーパワーが上がるにつれて結晶が成長し光の反射成分が大きくなることから画像が明るくなる。また、レーザーの送りピッチとレーザー端の波形のなまりによって画像には明部と暗部が周期的に現れる。そして、レーザーパワーがある値を超えると微結晶が発生し、画像に黒い部分となって現れる。
図6aは、撮影された画像をレーザーの走査方向に対して垂直方向に積算平均した図である。また、図6bは、図6aにシェーディング補正を行った図である。シェーディング補正によって撮影した画像の結晶成長によらない輝度の変化成分を軽減し、レーザーパワーによる結晶成長及び微結晶の状態をより高い精度で画像により評価することができる。
プロファイルからコントラストを算出する際に、上位・下位をそれぞれ何点抽出して平均化するかの実施例の一つとして、画像のプロファイルはレーザーの送りピッチで明暗が現れる周期が決まり、画像の解像度により明暗のピークが画像内にいくつ現れるかが決まる。そのため、明暗の極値の個数を抽出する個数として使う方法がある。図7はプロファイルから実際に明暗の極値の個数を抽出する個数として使った場合である。図7aはレーザーパワーに大きな問題が無い場合のプロファイルである。抽出点が明暗の極値付近をとるため、コントラストは極大付近から極小付近でとることになる。図7bは一部に微結晶が発生した場合のプロファイルである。抽出点は、明部の場合はそれぞれの極大付近をとるが、暗部は微結晶が発生している部分の値をとるため、コントラストは極大付近から微結晶が発生している部分の値でとることになる。図7cは一部分だけレーザーのパワーが強い場合のプロファイルである。抽出点は、明部の場合はパワーの強い部分の値をとり、暗部は極小付近をとるため、コントラストは明部のパワーの強い部分から暗部の極値付近の値からとる。以上のように、明暗の周期の極大・極小から外れた部分がある場合はその部分を抽出し、明暗の周期の極大・極小から外れた部分が無い場合には極大・極小のそれぞれのピーク値を抽出するようにしてコントラスト値を算出することができる。
図8は判定を行う際に画像を分割して行う場合の図である。レーザーRaのパワー制御は従来に比べてレーザーの出力制御を細かく行うことが出来るようになったため、判定の閾値付近のパワーでレーザーを照射した時にパワーオーバー及びパワーアンダー部分が離散的に現れる場合があり、画像を積算平均して作成したプロファイルにパワーオーバー及びパワーアンダー部分の影響が現れないことがある。そのため、画像をレーザーの走査方向に対して垂直に、任意の数に分割して、それぞれの画像毎にコントラストを算出することでパワーオーバー及びパワーアンダーの影響を観測しやすくなる。図8は画像をレーザーの走査方向に対して垂直方向に3つに分割した場合である。それぞれの画像ごとにコントラストを算出して最大のものを使用してパワーオーバー判定を行う。
また、レーザーの送りピッチと画像の解像度によってレーザーの走査方向に対して明部と暗部が出る周期と幅を予想することができる。そのため、明部と暗部を切り分けられるように画像をレーザーの走査方向に対して水平方向に分割して、分割した部分をまとめてプロファイルを作成することによりパワーオーバーの判定を行うことも出来る。図9はレーザーの走査方向に対して、ピーク値を中心になるように画像を明暗の周期の四分の一に分割した図である。分割した範囲をまとめて輝度値を積算平均してプロファイルを作成し、そのプロファイルからコントラストを算出してパワーオーバー判定を行う。
図10はレーザーの走査方向に対して垂直方向に分割したそれぞれの画像について、レーザーの走査方向に対して水平方向に分割した範囲でプロファイルを作成する場合の分割の一例の図である。
図11は検査の実施形態を示したフローチャートである。基板の結晶膜面をCCDカメラにて暗視野で撮影を行い、ノイズを除去するために平滑化を行う。
また、必要に応じて画像を分割してプロファイルを作成して、シェーディング補正を行い、コントラストを算出する。画像を分割している場合は全画像についてプロファイル作成からコントラスト算出までを行う。
算出したコントラストから判定を行う。画像を分割した場合は分割した画像のコントラストの中で最大のものを使用して判定を行う。
1 基板
2 結晶膜
3 エキシマレーザーアニール装置
4 帯状部分
5 平板状基材
6 非晶質シリコン層
7 酸化膜
8 触媒堆積層
9 検査装置
10 xyステージ
11 xyステージ駆動機構
12 CCDカメラ
13 照明
14 制御装置
15 CPU
16 ROM
17 RAM
18 バス
19 入出力インターフェース
20 キーボード
21 マウス
22 表示装置

Claims (7)

  1. エネルギー線を照射してアニール処理を実施することによって形成されたポリシリコン結晶膜の検査方法であって、
    アニール処理後に暗視野で撮影した画像において、アニールに使用したレーザーの走査方向に対して垂直に積算平均を行い、プロファイルを作成し、プロファイルの最大値と最小値からコントラスト値を算出して、コントラスト値をあらかじめ定めた値と比較してパワーオーバー及びパワーアンダー部分が存在するかを判定することを特徴とするポリシリコン結晶膜の検査方法。
  2. 前記積算平均をして作成したプロファイルに対して、シェーディング処理を施した後にコントラスト値を算出することを特徴とする請求項1に記載のポリシリコン結晶膜の検査方法。
  3. 前記暗視野で撮影した画像において、アニールに使用したレーザーの走査方向に対して垂直方向に画像をm個に分割し、分割した画像毎にプロファイルを作成し、プロファイル毎にコントラスト値を算出し、分割した画像のうちで最大のコントラスト値を利用してパワーオーバー及びパワーアンダー部分の存在を判定することを特徴とする請求項1、2のいずれか1つに記載のポリシリコン結晶膜の検査方法。
  4. 前記作成したプロファイルに対して、任意の数の上位・下位の点を抽出し、上位・下位においてそれぞれ平均を算出し、算出した上位・下位の平均からコントラスト値を算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のポリシリコン結晶膜の検査方法。
  5. 前記暗視野で撮影した画像において、垂直に積算を行う際にレーザーの走査方向に対して水平方向に任意の画素で分割し、分割した部分ごとにまとめて積算平均を行い、プロファイルを作成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のポリシリコン結晶膜の検査方法。
  6. 前記暗視野で撮影した画像において、ノイズ除去処理を行った後に特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のポリシリコン結晶膜の検査方法。
  7. エネルギー線を照射してアニール処理を実施することによって形成されたポリシリコン結晶膜の検査装置であって、
    アニール処理後に暗視野で撮影した画像において、アニールに使用したレーザーの走査方向に対して垂直に積算平均を行う手段と、プロファイルを作成する手段と、プロファイルの最大値と最小値からコントラスト値を算出して、コントラスト値をあらかじめ定めた値と比較してパワーオーバー及びパワーアンダー部分が存在するかを判定する手段を有することを特徴とするポリシリコン結晶膜の検査装置。
JP2012145445A 2012-06-28 2012-06-28 結晶膜の検査方法及び検査装置 Active JP5878835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012145445A JP5878835B2 (ja) 2012-06-28 2012-06-28 結晶膜の検査方法及び検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012145445A JP5878835B2 (ja) 2012-06-28 2012-06-28 結晶膜の検査方法及び検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014011240A true JP2014011240A (ja) 2014-01-20
JP5878835B2 JP5878835B2 (ja) 2016-03-08

Family

ID=50107682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012145445A Active JP5878835B2 (ja) 2012-06-28 2012-06-28 結晶膜の検査方法及び検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5878835B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002184715A (ja) * 2000-12-18 2002-06-28 Sony Corp 薄膜トランジスタ製造システム及び物体表面の評価装置
JP2002319606A (ja) * 2001-02-15 2002-10-31 Sony Corp ポリシリコン膜の評価方法
JP2004063504A (ja) * 2002-07-24 2004-02-26 Sharp Corp 結晶膜の検査方法および検査装置
JP2004207270A (ja) * 2002-12-20 2004-07-22 Sharp Corp 結晶膜の検査方法および検査装置
JP2007286000A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Dainippon Printing Co Ltd 検査装置、検査方法、及び検査処理プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002184715A (ja) * 2000-12-18 2002-06-28 Sony Corp 薄膜トランジスタ製造システム及び物体表面の評価装置
JP2002319606A (ja) * 2001-02-15 2002-10-31 Sony Corp ポリシリコン膜の評価方法
JP2004063504A (ja) * 2002-07-24 2004-02-26 Sharp Corp 結晶膜の検査方法および検査装置
JP2004207270A (ja) * 2002-12-20 2004-07-22 Sharp Corp 結晶膜の検査方法および検査装置
JP2007286000A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Dainippon Printing Co Ltd 検査装置、検査方法、及び検査処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5878835B2 (ja) 2016-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4715016B2 (ja) ポリシリコン膜の評価方法
KR20160127768A (ko) 엑시머 레이저 어닐링 제어를 위한 모니터링 방법 및 장치
US20090291511A1 (en) Method of forming semiconductor thin film and semiconductor thin film inspection apparatus
KR100769028B1 (ko) 레이저 결정화된 실리콘의 검사 방법 및 장치
JP4556302B2 (ja) 薄膜トランジスタ製造システム及び方法、ポリシリコン評価方法及びポリシリコン検査装置
JP2010181328A (ja) 太陽電池ウェハ表面の検査装置,太陽電池ウェハ表面の検査用プログラム,太陽電池ウェハ表面の検査方法
KR20150010392A (ko) 결정화된 실리콘의 검사 방법 및 장치
JP5878835B2 (ja) 結晶膜の検査方法及び検査装置
US6933185B2 (en) Polysilicon evaluating method, polysilicon inspection apparatus and method for preparation of thin film transistor
WO2010018869A1 (ja) 太陽電池の製造方法及び製造装置
JP4537131B2 (ja) レーザー結晶シリコンの検査方法及びその装置
JP4256123B2 (ja) 結晶膜の検査方法および検査装置
JP4556266B2 (ja) ポリシリコン評価方法、ポリシリコン検査装置、薄膜トランジスタ製造方法、及び、アニール処理装置
JP5453372B2 (ja) ポリシリコン結晶膜の検査方法および検査装置
JP3954488B2 (ja) 結晶膜の検査方法および検査装置
JP4774598B2 (ja) ポリシリコン評価装置及び薄膜トランジスタ製造システム
JP2003133560A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JP5309059B2 (ja) 微結晶化判定方法及び装置
JP2013235915A (ja) シート抵抗率計測機構付きレーザアニール装置
JP4770027B2 (ja) ポリシリコン評価方法並びに薄膜トランジスタ製造システム及び方法
JP2014063941A (ja) 多結晶シリコン膜の検査方法及びその装置
JP4631116B2 (ja) 薄膜トランジスタ製造方法
JP4770028B2 (ja) ポリシリコン評価装置及び薄膜トランジスタ製造システム
JP2006038587A (ja) 結晶膜の検査方法および検査装置
JP4572436B2 (ja) 薄膜トランジスタ製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150401

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5878835

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150