JP2014010950A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】端子が変位しうるようにハウジングに保持されているコネクタに相手側のコネクタを嵌合する際に、治具を用いることなく当該端子の位置ずれを防止できるコネクタを提供する。
【解決手段】電気コネクタ1は、相手側となるオス型端子4に電気的に接続されるメス型端子10と、メス型端子10を保持する第2ハウジング40と、を備える。第2ハウジング40は、第2ハウジング40に一体的に形成されることで、初期位置と拘束位置との間を弾性により移動し、負荷を受けることで拘束位置においてメス型端子10の変位を拘束する押圧突起44を備える。押圧突起44が下向きに押されることで拘束位置においてメス型端子10の変位を拘束するので、メス型端子10が変位しうるように第2ハウジング40に保持されていても、メス型端子10が位置ずれを起こすのを防ぐことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、相手端子と嵌合を行なう際に、自己の端子に位置ずれが起こるのを防ぐことができる電気コネクタに関する。
電気コネクタ(以下、単にコネクタ)は、通常、オス型端子を保持するオスコネクタと、オス型端子と電気的に接触されるメス型端子を保持するメスコネクタとが互いに嵌合されている。両コネクタが嵌合された後に嵌合が外れるのを阻止するために、強い力で嵌合させる、あるいは、抜け止めのためのロック機構を設ける、といった対応を採る。一方で、作業性を考慮すると、嵌合の負荷を極力低くすることが望まれる。そのために、嵌合の作業を補助する治具を用いることが広く行なわれている(例えば、特許文献1)。
特開2009−140857号公報
オス型端子とメス型端子は互いに予定された位置で接触することが、電気的な接続状態を確保する上で重要である。ところが、嵌合時にオス型端子とメス型端子の間に不必要な位置ずれが生じると、予定されていた位置での接触が得られない。これではコネクタの信頼性が損なわれる。特に、端子が変位しうるようにハウジングに保持されているコネクタにおいては、この位置ずれを防ぐための手立てが必要である。そこで、位置ずれを起さないようにするために、治具を用いることもできるが、治具を用いることは作業効率の低下に繋がる。
本発明は、このような課題に基づいてなされたもので、端子が変位しうるようにハウジングに保持されているコネクタに相手側のコネクタを嵌合する際に、治具を用いることなく当該端子の位置ずれを防止できるコネクタを提供することを目的とする。
本発明の電気コネクタは、相手側の端子bに電気的に接続される端子aと、前記端子aを保持するハウジングと、を備えている。そして、ハウジングは、ハウジングに一体的に形成されることで、初期位置と拘束位置との間を弾性により移動し、負荷を受けることで拘束位置において端子aの変位を拘束する端子拘束体を備えることを特徴とする。
本発明の電気コネクタは、端子拘束体が負荷を受けることで拘束位置において端子aの変位を拘束するので、端子aが変位しうるようにハウジングに保持されていても、端子aが位置ずれを起こすのを防ぐことができる。しかも、端子拘束体はハウジングと一体的に形成されているので、治具を用いて端子aの位置ずれを防ぐのに比べて、作業性がよい。
本発明における端子拘束体は、端子aを拘束するための負荷を取り除くと、弾性により初期位置に復帰させることができる。そうすれば、格別な作業を施すことなく端子拘束体を初期位置に復帰させることができる。
端子拘束体は、相手側の端子bを端子aに接続、典型的には嵌合する作業の際に動作される。つまり、当該作業の開始時に端子拘束体は初期位置から拘束位置に移動される。そうすると、端子拘束体は端子aを拘束する。そして、作業の完了後に負荷を取り除くことで初期位置に戻る。
端子拘束体は、端子拘束体の移動の向きをα、接続作業の際に端子bを動かす向きをβとすると、向きαと向きβが対向し、かつ、略同軸上に配置されることが好ましい。これにより、押し込むなどの一つの動作を端子拘束体に対して行うだけで、端子aの動きを拘束するとともに、相手方の端子bとの接続による力を受け止めることができる。
本発明における端子aは、典型的には、メス型端子からなる。そして、少なくとも端子bと接続される部位が、ハウジングに対して相対的に変位ができるように、メス型端子がハウジングに保持されている場合に、本発明による効果を顕著に享受できる。
本発明によれば、端子が変位しうるようにハウジングに保持されているコネクタに相手側のコネクタを嵌合する際に、治具を用いることなく当該端子の位置ずれを防止できる。
本実施形態におけるコネクタの外観を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は背面図である。 図1(b)のII−II線矢視断面図である。 本実施形態におけるコネクタの端子押さえ機能を示す部分断面図であり、(a)は押え機能が解放された状態を示し、(b)は押え機能が発揮された状態を示す。 本実施形態のコネクタに組み付けられるメス型端子を示す斜視図である。
以下、添付する図1〜4に示す電気コネクタ1に基づいてこの発明を詳細に説明する。
本実施の形態に係る電気コネクタ1は、メス型端子10と、メス型端子10を収容するハウジング5と、から構成される。メス型端子10はオス型端子3,4と電気的に接触され、ハウジング5は例えば図示を省略する回路基板に固定される。例えば、オス型端子3はハウジング5が固定される回路基板に固定され、オス型端子4は、図中、回路基板よりも下方に配置される他の機器に固定される。したがって、オス型端子3とオス型端子4は、振動の形態が相違する。電気コネクタ1は、この相違する振動形態を吸収するために、メス型端子10が特徴的な構成を採用し、また、ハウジング5がメス型端子10の特徴に対応する機能を有している。なお、回路基板は、図2において、ハウジング5の下側に位置する。
[メス型端子10]
メス型端子10は、図4に示すように、第1メス端子11と、第2メス端子12と、第1メス端子11と第2メス端子12とを繋ぐ連結バネ20とから構成される。メス型端子10は、銅、銅合金のように高導電性の金属板に切断及び折り曲げを施すことにより、第1メス端子11と、第2メス端子12と、連結バネ20とが、一体的に形成されている。同じ形状及び寸法(仕様)に作製されている第1メス端子11と第2メス端子12は、オス型端子3,4との挿抜方向Aの位置をずらして、連結バネ20により繋がれている。詳しくは後述するが、このようにして連結バネ20により繋がれることで、第1メス端子11と第2メス端子12は独立して変位することができる。
第1メス端子11は、オス型端子3が挿入される受容口14が一端側に開口されたボックス状の端子本体13と、受容口14から挿入されるオス型端子3を収容する受容キャビティ15と、を備える。端子本体13の他端側は、連結バネ20が一体的に接続されている。受容キャビティ15の内部には、図2に示される端子本体13の内壁に向けて挿入されたオス型端子3を押し付ける主リーフ16と従リーフ17が設けられている。
端子本体13の外壁には、係止突起18が形成されている。係止突起18は、メス型端子10がハウジング5に装着された状態で、ハウジング5に係止されることでハウジング5に対するメス型端子10の位置決め及び抜け止めを担う。
第2メス端子12は、第1メス端子11と同じ仕様を有しているため、第1メス端子11と同じ構成要素には同じ符号を付することで、その説明を省略する。ただし、前述したように、第1メス端子11と第2メス端子12は挿抜方向Aの位置をずらして配置されている。より具体的には、メス型端子10がハウジング5に装着されると、第2メス端子12が第1メス端子11よりも回路基板に近い位置に配置される。また、第1メス端子11と第2メス端子12は、お互いの係止突起18が外側を向き、かつ、主リーフ16及び従リーフ17が内側で対向するように逆向きに配置される。さらに、第2メス端子12の係止突起18は、後述するように、オス型端子3と第2メス端子12を嵌合させる際に機能する。
第1メス端子11と第2メス端子12を繋ぐ連結バネ20は、一対の柱状部21,22と、柱状部21,22の先端同士を繋ぐ梁部23と、を備えている。電気コネクタ1が振動を受けた際に、第1メス端子11と第2メス端子12が独立して変位できるように、連結バネ20は弱い力で弾性変形するように配慮されている。
柱状部21は、第1メス端子11の他端側に一体的に接続され、挿抜方向Aに延設されている。同様に柱状部22は、第2メス端子12の他端側に一体的に接続され、挿抜方向Aに延設されている。ただし、柱状部21よりも柱状部22の延設長を長くすることで、第1メス端子11と第2メス端子12を挿抜方向Aの位置をずらしている。柱状部21,22は、挿抜方向Aに沿って形成されているため、挿抜方向Aと直交する幅方向B(図4)に主に撓むことになる。柱状部21,22は、第1メス端子11,第2メス端子12と接続される根元部分を細くすることで、振動が加わったときに、容易に撓むようにしている。
梁部23は、S字状に形成することでバネ定数を小さくして、主に挿抜方向Aに容易に撓むことができる。メス型端子10がハウジング5に装着されると、第1メス端子11はハウジング5に対して固定、拘束されるが、第2メス端子12はハウジング5に拘束されずに自由状態となるので、梁部23は、柱状部21との接続端を固定端とする片持ち梁として機能する。
[オス型端子3,4]
タブ形状のオス型端子3,4は、図2に示されるように、各々、第1メス端子11、第2メス端子12と嵌合される。
L字形状のオス型端子3は、回路基板の表面(ハウジング5に対向する面)に固定される。固定は、例えばはんだ付け(図示省略)により行なわれる。また、真直状のオス型端子4は、図示を省略する電気機器に固定される。この電気機器は、回路基板と機械的な拘束関係を有していない。したがって、この電気機器と回路基板とを備える上位のデバイスが振動したとすると、電気機器と回路基板とは振動形態が相違するので、オス型端子3とオス型端子4の振動形態も相違することになる。
オス型端子3は、その先端側が第1メス端子11の受容キャビティ15に挿入されることで、第1メス端子11と電気的に接触される。弾性変形する主リーフ16及び従リーフ17から押圧力を受けるオス型端子3は端子本体13の内壁に押し付けられることで、第1メス端子11とオス型端子3の電気的な接触が維持される。オス型端子4も同様である。
ここで、オス型端子3と第1メス端子11の電気的な接触を安定して維持するためには、電気コネクタ1を使用している間に、第1メス端子11とオス型端子3が接触する位置が維持されることが望まれる。位置ずれを起すと、第1メス端子11とオス型端子3の接触面の摩耗に伴う接触圧力の不足によって、電気的な接触を維持することができなくなるからである。オス型端子4と第2メス端子12についても同様である。
[ハウジング5]
ハウジング5は、図1,図2に示されるように、メス型端子10を内部に収容するとともに、例えば回路基板(図示を省略)上に固定される。
本実施形態におけるハウジング5は、第1ハウジング30及び第2ハウジング40という2つの要素からなる。なお、これらのハウジング要素は、絶縁性の樹脂を射出成形することで作製される。
[第1ハウジング30]
第1ハウジング30は、図1,図2に示されるように、底床31と、底床31の周囲から立ち上る側壁35と、底床31と側壁35に取り囲まれる領域を2つの収容凹部37,38に区切る仕切り36と、を備えている。
底床31には、オス型端子3が挿通される挿通孔32と、オス型端子4が挿通される挿通孔33と、が形成されている。オス型端子3は挿通孔32に、また、オス型端子4は挿通孔33に、遊嵌される。
収容凹部37には第1メス端子11が、また、収容凹部38には第2メス端子12が収容される。
第1メス端子11は、受容口14が形成される一端(下端)が底床31に接するとともに、係止突起18が側壁35の上端に係止されることで、第1ハウジング30に保持される。
一方、第2メス端子12は、受容口14が形成される一端(下端)が底床31から離れており、かつその周囲には側壁35及び仕切り36との間に遊びが設けられている。また、第2メス端子12の係止突起18は、収容凹部38に接する側壁35の上端との間に隙間が設けられている。したがって、第2メス端子12は連結バネ20を介して収容凹部38の内部に宙吊りにされている。
[第2ハウジング40]
第2ハウジング40は、図1,図2に示されるように、概ねキャップ(cap)状の形状を有しており、メス型端子10、オス型端子3、オス型端子4を含む、第1ハウジング30の上部を覆うように、第1ハウジング30に装着される。なお、図示は省略されているが、第1ハウジング30に形成されるロック片と第2ハウジング40に形成されるロック片が係合されることで、第2ハウジング40は第1ハウジング30から抜け止めされている。
第2ハウジング40は、天井41と、天井41の周囲から垂れ下がる側壁42(42A,42B)と、天井41と側壁42に取り囲まれる収容凹部43と、を備えている。
天井41は、側壁42Aに近い側の肉厚が厚くされているのに対して、それよりも側壁42Bに近い側の肉厚が薄くされている。したがって、天井41は、肉薄の領域が弾性変形が容易にできるように形成されている。
第2ハウジング40が装着された状態で、側壁42Aは下端が第1メス端子11の係止突起18に接触する。したがって、第1メス端子11は、係止突起18が第1ハウジング30の側壁35と第2ハウジング40の側壁42Aにより上下から挟まれることで、ハウジング5に対して固定される。
一方、第2ハウジング40が装着された状態で、側壁42Bの下端と第2メス端子12の係止突起18との間に間隙が設けられており、第2メス端子12の係止突起18は、機械的な拘束を受けない。
収容凹部43の内部には連結バネ20が収容されるが、天井41と側壁42は微小の間隔を隔てて連結バネ20に沿って設けられている。側壁42Bと交差する天井41には水平方向に突出する押圧突起(端子拘束体)44が形成されている。押圧突起44は、図3(a)に示す初期位置と、図3(b)に示す拘束位置との間を移動することができる。初期位置にある押圧突起44を下向きに押すと、天井41は肉薄の強度の低い部分が、側壁42Aと天井41交差部分を中心にして、反時計回りに撓む。
押圧突起44を下向きに押すと、天井41が反時計回りに撓むのに伴い、側壁42Bが下向きに変位して第2メス端子12の係止突起18に接触する。そこからさらに押圧突起44を下向きに押すと、係止突起18が側壁42Bの上端に突き当たるまで変位する。このようにして、押圧突起44が拘束位置において第2メス端子12を一時的に拘束した状態で、オス型端子4と第2メス端子12の嵌合を行なう。この嵌合の作業が終わったならば、押圧突起44を下向きに押すのをやめて、第2メス端子12を機械的な拘束を受けない状態に戻す。
[作用・効果]
以上の構成を備える電気コネクタ1の作用・効果を以下説明する。
第1メス端子11はハウジング5に固定されているのに対して、連結バネ20を介して、第2メス端子12は宙吊りにされている。第2メス端子12にオス型端子4を挿入しようとしても、オス型端子4が所定の位置まで到達することなく、連結バネ20が上向きに撓んでしまうおそれがある。しかし、本実施形態によると、第2メス端子12にオス型端子4を挿入するときに、押圧突起44を押し込むと、係止突起18を介して第2メス端子12に下向きの力が加わる。したがって、オス型端子4に上向きの力を加えて第2メス端子12に挿入する際に、天井41が第2メス端子12の上向きの動きを拘束して、オス型端子4の挿入による力を受け止め。その結果、第2メス端子12をオス型端子4の適切な位置まで無理なく挿入することができる。しかも、押圧突起44は第2ハウジング40の一部を構成するものであるから、他に同様の機能を果たす治具を用意する手間が省ける。
本実施形態は、押圧突起44を押す向きαとオス型端子4を挿入する向きβとが対向し、かつ両方の向きがほぼ同軸上に揃っている。したがって、押圧突起44を押し込むという一つの動作を行うだけで、第2メス端子12の動きを拘束するとともに、オス型端子4の挿入による力を受け止めることができる。ただし、対向かつ同軸という形態に本発明は限定されるものではなく、押圧突起44を押す向きとオス型端子4を挿入する向きが直交するように、第2ハウジング40を作製してもよい。ただし、この場合には、第2メス端子12の動きを拘束するための動作と、オス型端子4の挿入による力を受け止めるための動作が、別々になってしまう。
第2メス端子12の挿入作業が終了して押圧突起44への負荷を解除すると、押圧突起44は第2メス端子12を拘束している位置(拘束位置)から、天井41が持つ弾性による反力によって、図3(a)の当初の位置(初期位置)に復帰するので、第2メス端子12は機械的な拘束を受けない宙吊りの状態に戻る。つまり、第1メス端子11が振動を受けてハウジング5とともに変位したとしても、第2メス端子12はハウジング5の振動に追従して変位するとは限らない。しかるに、本実施形態では、第2メス端子12とオス型端子4の挿抜力F2は連結バネ20が弾性変形するのに要する負荷F1を超えるので、第2メス端子12とオス型端子4は接触位置を維持したままで、変位することができる。このように、第1メス端子11と第2メス端子12は、相対的に独立して変位することができるので、第1メス端子11が固定される回路基板(図示省略)と、第2メス端子12が固定される電子機器(図示省略)との振動形態が異なっているとしても、ともにオス型端子との接触位置を維持しながら回路基板と電子機器の各々の振動形態に同調して振動することができる。したがって、電気コネクタ1は、異なる振動形態を有する機器類に固定されるオス型端子と接触されても、オス型端子とメス型端子の電気的な接触を安定して維持できる。
電気コネクタ1は、第1メス端子11と第2メス端子12が、挿抜方向に位置がずれて配置される。
そうすることで、第1メス端子11にオス型端子3が嵌合されるタイミングと、第2メス端子12にオス型端子4が嵌合されるタイミングとがずれる。したがって、第1メス端子11と第2メス端子12が挿抜方向の同じ位置に配置されるのに比べて、同じ時点に必要な嵌合力を低減できる。
また、第1メス端子11と第2メス端子12を挿抜方向の位置をずらしているので、異なる長さのオス型端子3、オス型端子4を接続することができる。
さらに、回路基板に近い側の第2メス端子12においては、主リーフ16とオス型端子4との接触点よりも第2メス端子12の他端側までの距離を必要に応じて長くできるので、オス型端子4と第2メス端子12における有効接触長を確保するのが容易である。
電気コネクタ1は、コネクタとして使用されているときには第2メス端子12が宙吊りになっているが、オス型端子4との嵌合時には押圧突起44を操作することで一時的に機械的な拘束ができるので、第2メス端子12とオス型端子4との嵌合を確実に行なうことができる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では押圧突起44が係止突起18を介して第2メス端子12の上向きの動きを拘束したが、係止突起18を設けることなく、押圧突起44が第2メス端子12に直接接することで動きを拘束してもよい。また、第2ハウジング40を構成する部位であれば、押圧突起44に限らず、第2メス端子12に直接することでその動きを拘束することを本発明は許容する。
その他、連結バネ20の形態は一例にすぎず、例えば、梁部23はS字状ではなく直線状であってもよいし、一対の柱状部21,22の長さを等しくしてもよい。また、本実施形態では、2つのメス端子を連結バネ20で繋いだ例を示しているが、3つ以上のメス端子をバネで繋ぐこともできる。
さらに、本実施形態では、ボックスタイプのメス型端子、タブタイプのオス型端子の例を示したが、他のタイプのメス型端子、オス型端子に本発明を適用することができる。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
1 電気コネクタ
3,4 オス型端子
5 ハウジング
10 メス型端子
11 第1メス端子
12 第2メス端子
13 端子本体
14 受容口
15 受容キャビティ
16 主リーフ
17 従リーフ
18 係止突起
20 連結バネ
21,22 柱状部
23 梁部
30 第1ハウジング
31 底床
32,33 挿通孔
35 側壁
37,38 収容凹部
40 ハウジング
41 天井
42,42A,42B 側壁
43 収容凹部
44 押圧突起

Claims (5)

  1. 相手側の端子bに電気的に接続される端子aと、前記端子aを保持するハウジングと、を備え、
    前記ハウジングは、
    前記ハウジングに一体的に形成されることで、初期位置と拘束位置との間を弾性により移動し、
    負荷を受けることで前記拘束位置において前記端子aの変位を拘束する端子拘束体を備える、
    ことを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記端子拘束体は、
    前記端子aを拘束するための前記負荷を取り除くと、弾性により前記初期位置に戻る、
    請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 前記端子拘束体は、
    相手側の前記端子bを前記端子aに接続する作業の開始時に前記初期位置から前記拘束位置に移動し、
    前記作業の完了後に前記負荷を取り除くことで前記初期位置に戻る、
    請求項2に記載の電気コネクタ。
  4. 前記端子拘束体は、
    前記端子拘束体の前記移動の向きαと、前記作業の際に前記端子bを動かす向きβと、が、対向し、かつ、略同軸上に配置される、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気コネクタ。
  5. 前記端子aは、メス型端子からなり、
    少なくとも、前記端子bと接続される部位が、前記ハウジングに対して相対的に変位ができるように、前記ハウジングに保持されている、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の電気コネクタ。
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