JP2014010945A - イオン発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 正イオンと負イオンが結合する割合を抑制し、正イオン及び負イオンを室内全体にバランス良く供給することができるイオン発生装置を実現する。
【解決手段】 本発明に係るイオン発生装置1は、正イオンを発生させる第1イオン発生手段35と、負イオンを発生させる第2イオン発生手段45とを備えたイオン発生装置1であって、第1イオン発生手段35より発生した正イオンを導出する第1風路31と、第2イオン発生手段45より発生した負イオンを導出する第2風路41とを備え、第1風路31の風量が第2風路41の風量より多い第1状態と、第2風路41の風量が第1風路31の風量より多い第2状態とを有し、第1状態と第2状態が交互に生じることを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 本発明に係るイオン発生装置1は、正イオンを発生させる第1イオン発生手段35と、負イオンを発生させる第2イオン発生手段45とを備えたイオン発生装置1であって、第1イオン発生手段35より発生した正イオンを導出する第1風路31と、第2イオン発生手段45より発生した負イオンを導出する第2風路41とを備え、第1風路31の風量が第2風路41の風量より多い第1状態と、第2風路41の風量が第1風路31の風量より多い第2状態とを有し、第1状態と第2状態が交互に生じることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、空気中に正イオン及び負イオンを放出して、室内の除菌や消臭を行うイオン発生装置に関する。
近年、正イオン及び負イオンを放出するイオン発生装置が実用化されており、室内空間内に浮遊するカビ菌やウィルスの分解、ニオイの除去、集塵等の効果をもたらすことが知られている。
例えば、特許文献1では、正イオン及び負イオンを空気中に発生することができるイオン発生器を組み込んだ空気清浄装置が開示されており、図7は、特許文献1の空気清浄装置の側面概略図である。空気清浄装置101は、正の電圧の印加によりプラスイオンを発生する針状陽電極102と、負の電圧の印加によりマイナスイオンを発生する針状陰電極103と、針状陽電極102及び針状陰電極103に電圧を印加する電圧印加手段104を備え、針状陽電極102及び針状陰電極103は、エアミックスチャンバ105内に配置している。電圧印加手段104は、針状陽電極102に正電圧を印加することと針状陰電極103に負電圧を印加することとを交互に周期的に繰返して行う。こうすることで、両イオンの分散のタイミングがずれ、両イオンの結合を防止することができる。
しかしながら、特許文献1の空気清浄装置のように、正イオンと負イオンを交互に発生させたとしても、正イオン及び負イオンは同じエアミックスチャンバ105内に発生するため、両イオンの結合を防ぐことはできない。そこで、装置内での両イオンの結合を防ぐために正イオンと負イオンを別々の風路で発生させ、空間に放出する方法も考えられる。その場合、正イオン及び負イオンを同時に発生させたとしても、装置内での結合は防げるが、その場合においても、正イオンと負イオンを同程度に放出させた場合には、吹出口近傍に正イオン及び負イオンが高密度で存在することになることから、両イオンが吹出口近傍で結合してしまうという課題があった。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、イオンと負イオンの結合を抑制し、正イオン及び負イオンを室内全体にバランス良く供給することができるイオン発生装置を提供することである。
本発明に係るイオン発生装置は、正イオンを発生させる第1イオン発生手段と、負イオンを発生させる第2イオン発生手段とを備えたイオン発生装置であって、第1イオン発生手段より発生した正イオンを導出する第1風路と、第2イオン発生手段より発生した負イオンを導出する第2風路とを備え、第1風路の風量が第2風路の風量より多い第1状態と、第2風路の風量が第1風路の風量より多い第2状態とを有し、第1状態と第2状態が交互に生じることを特徴とする。
また、第1風路は、第1送風機を備え、第2風路は、第2送風機を備えており、第1送風機及び第2送風機は、各送風機の出力を個別に制御できる制御装置に接続されていることを特徴としても良い。また、第1風路は、第1吹出口を有し、第2風路は、第2吹出口を有することを特徴としても良い。また、第1吹出口の開口面積と第2吹出口の開口面積は、ほぼ等しいことを特徴としても良い。また、第1吹出口は、第2吹出口より上部に配置されることを特徴としても良い。
本発明によれば、正イオン及び負イオンを室内全体にバランス良く供給し、効果的に殺菌作用・脱臭作用を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分又は相当部分を表わすものとする。また、各部分の長さ、幅、厚さ、深さなどの寸法関係は図面の明瞭化と簡略化のために適宜変更されており、実際の寸法関係を表わすものではない。
〔実施形態1〕
図1は、本発明のイオン発生装置1の斜視図である。本実施形態のイオン発生装置1は、筐体2から外形を形成し、筐体2は、正イオンあるいは負イオンの一方を含んだ清浄空気を放出する第1吹出口3、第1吹出口3から放出するイオンと逆極性のイオンを含んだ清浄空気を吹き出す第2吹出口4、イオン発生装置1を操作するための操作パネル部5、イオン発生装置1の運転状況を表示する運転表示部6とを備えている。本実施形態では、筐体2の前面に第1吹出口3と第2吹出口4が設けられているが、それに限られない。筐体2は、ポリスチレン、ポリカーボネート、アクリルなどの樹脂や、導電性、加工性、汎用性の高い銅やアルミニウムの金属から構成されており、樹脂あるいは金属の単層でも良く、それぞれを重ね合わせた複層でも良い。
図1は、本発明のイオン発生装置1の斜視図である。本実施形態のイオン発生装置1は、筐体2から外形を形成し、筐体2は、正イオンあるいは負イオンの一方を含んだ清浄空気を放出する第1吹出口3、第1吹出口3から放出するイオンと逆極性のイオンを含んだ清浄空気を吹き出す第2吹出口4、イオン発生装置1を操作するための操作パネル部5、イオン発生装置1の運転状況を表示する運転表示部6とを備えている。本実施形態では、筐体2の前面に第1吹出口3と第2吹出口4が設けられているが、それに限られない。筐体2は、ポリスチレン、ポリカーボネート、アクリルなどの樹脂や、導電性、加工性、汎用性の高い銅やアルミニウムの金属から構成されており、樹脂あるいは金属の単層でも良く、それぞれを重ね合わせた複層でも良い。
図2は、図1に示すイオン発生装置1のA−A’部の断面図である。イオン発生装置1は、二つの風路を備えており、第1吹出口3及び第2吹出口4は、それぞれ第1風路31及び第2風路41に接続されている。
第1風路31は、イオンを含んだ空気を導出する役割を有し、背面側に室内の空気を取り込む第1吸込口32を設け、第1吸込口32付近には、風路に取り込む空気中の粉塵等を捉える第1フィルター33を備える。第1風路31の内部には、第1吸込口32から取り込んだ空気を第1吹出口3に送風するための第1送風機34と、正イオンあるいは負イオンの一方を発生させる第1イオン発生手段35を備える。第1吸込口32から取り込んだ空気は、第1フィルター33により清浄され、第1イオン発生手段35から発生したイオンを含んで第1吹出口3から室内に放出される。第1イオン発生手段35は、第1フィルター33及び第1送風機34よりも第1吹出口3側に配置されるほうが好ましい。第1イオン発生手段35と第1吹出口3の間に第1フィルター33あるいは第1送風機34等が存在すると、第1イオン発生手段35から発生したイオンが第1フィルター33あるいは第1送風機34等に接触してしまうため、第1吹出口3から放出されるイオン量が減少してしまう。そのため、第1イオン発生手段35と第1吹出口3の間には、何も配置されていないことが好ましい。
第2風路41は、イオンを含んだ空気を導出する役割を有し、第1風路31と同様の構成である。第2風路41は、背面側に室内の空気を取り込む第2吸込口42を設け、第2吸込口42付近には、風路に取り込む空気中の粉塵等を捉える第2フィルター43を備える。第2風路41の内部には、第2吸込口42から取り込んだ空気を第2吹出口4に送風するための第2送風機44と、第1イオン発生手段35から発生させるイオンと逆極性のイオンを発生させる第2イオン発生手段45を備える。第2吸込口42から取り込んだ空気は、第2フィルター43により清浄され、第2イオン発生手段45から発生したイオンを含んで第2吹出口4から室内に放出される。第2イオン発生手段45は、第2フィルター43及び第2送風機44よりも第2吹出口4側に配置されるほうが好ましい。第2イオン発生手段45と第2吹出口4の間に第2フィルター43あるいは第2送風機44等が存在すると、第2イオン発生手段45から発生したイオンが第2フィルター43あるいは第2送風機44等に接触してしまうため、第2吹出口4から放出されるイオン量が減少してしまう。そのため、第2イオン発生手段45と第2吹出口4の間には、何も配置されていないことが好ましい。
このように、互いに逆極性のイオンを発生させる第1イオン発生手段35及び第2イオン発生手段45を、独立した別々の風路内に備え、発生させたイオンを独立した第1吹出口3及び第2吹出口4から室内に放出することによって、イオン発生装置1内で正イオン及び負イオンが混合し、結合することを防止している。
第1イオン発生手段35及び第2イオン発生手段45はそれぞれ、2つの電極からなるイオン発生素子からなり、各電極には図示しない電源が接続されている。各イオン発生素子は、電源により2つの電極間に電圧差を作り、コロナ放電を生じさせ、イオンを発生させる。例えば、一方の電極に正または負の電圧を印加し、他方の電極を接地させることによって、正イオンまたは負イオンを発生させることができる。電極は、導電部材からなり、針状や線状、板状、リング状等の形状を有する。図2においては、各イオン発生手段は、2つの針状の電極を対向配置させたイオン発生素子を用いているが、電極の形状や配置はこれに限定されるものではない。また、各イオン発生手段は、複数のイオン発生素子から構成されていても良い。
本実施形態においては、第1吹出口3から正イオンを放出させ、第2吹出口4から負イオンを放出させた。このとき、第1イオン発生手段35の一方の電極に正の電圧を印加し、他方の電極を接地させることで、第1イオン発生手段35から正イオンを発生させた。同様に、第2イオン発生手段45の一方の電極に負の電圧を印加し、他方の電極を接地させることで、第2イオン発生手段45から負イオンを発生させた。なお、第1イオン発生手段35及び第2イオン発生手段45から発生する正イオン及び負イオンは、ほぼ同量になるように設定する。また、第1イオン発生手段35及び第2イオン発生手段45の一方の電極に正及び負の電圧を印加する際、印加する電圧の波形に限定するものはなく、直流、パルス波形、正弦波形等が挙げられる。
第1送風機34及び第2送風機44は、ファンなどから構成され、各吸込口から空気を取り込み、取り込んだ空気にイオンを含んで各吹出口から室内に放出する役割を有する。また、第1送風機34及び第2送風機44は、各送風機の出力を個別に制御できる制御装置7に接続されている。
制御装置7は、電源などから構成され、第1送風機34及び第2送風機44に任意の電気信号を送ることで、各送風機の出力を制御する役割を有している。制御装置7が送風機に電圧が高い電気信号を送ると、送風機の出力が大きくなり、室内に放出するイオン量は多くなる。一方、電圧が低い電気信号を送ると、送風機の出力が小さくなり、室内に放出するイオン量は少なくなる。このように制御装置7により各送風機に送る電気信号を制御することによって、室内に放出する正イオン及び負イオンの量を個別に制御することができる。
本発明に係るイオン発生装置1は、第1風路31の風量が第2風路41の風量より多い第1状態と、第2風路41の風量が第1風路31の風量より多い第2状態を有しており、さらに第1状態と第2状態を交互に生じさせることができる。第1状態は、制御装置7によって第1送風機34の出力を第2送風機44の出力よりも大きくすることで生じ、第2状態は、制御装置7によって第2送風機44の出力を第1送風機34の出力よりも多くすることで生じる。
図3は、本実施形態のイオン発生装置1によるイオン放出の状態を示した図であり、図3(a)は、第1状態を示した図であり、図3(b)は、第2状態を示した図である。第1状態においては、第1風路31の風量が第2風路41の風量より多くなるため、第1吹出口3から放出される正イオンの方が多く室内空間に放出される。それに対して、第2状態においては、第2風路41の風量が第1風路31の風量より多くなるため、第2吹出口4から放出される負イオンの方が多く室内空間に放出される。これらの結果、第1状態あるいは第2状態でイオン発生装置1が運転している場合、第1吹出口3と第2吹出口4の近傍で正イオンと負イオンが混合し、結合する割合を抑制することができる。
さらに、制御装置7により第1状態と第2状態を一定時間ごとに交互に生じさせることによって、二つの吹出口から放出する風量が時間的に変化するため、一定の風量で放出する方式よりも、室内の空気をかき回す作用が強くなり、室内の空気が効果的に混合される。イオンの供給は、空気の流れによる影響が大きいため、室内の空気が効果的に混合されることにより、正イオン及び負イオンを室内全体に供給しやすくすることができる。
また、従来では、正イオン及び負イオンを室内全体に供給するために風量を大きくすることが一般的であったが、風量を大きくすると、電力消費と騒音が増大してしまうといった問題があった。一方、本発明のように風量を時間的に変化させることによって、効果的にイオンを供給することができるため、従来のように風量を大きくする必要はなく、上記のような問題を抑制することができる。
次に、第1風路31及び第2風路41の風量を制御する方法について説明する。上記で述べたように、第1風路31及び第2風路41から放出される風量の制御は、第1送風機34及び第2送風機44の出力を制御することによって行うことができる。第1送風機34及び第2送風機44の出力は、制御装置7から各送風機に送る電気信号の電圧の大きさで制御することができる。そのため、第1状態と第2状態を一定時間ごとに交互に起こすためには、例えば、図4、図5、図6に示すような電気信号を制御装置7から第1送風機34及び第2送風機44に送信すれば良い。各図の(a)は、第1送風機34への電気信号の電圧波形を示し、各図の(b)は、第2送風機44への電気信号の電圧波形を示す。各図の横軸は時間を示し、縦軸は送風機への電圧の大きさを示す。横軸上のTは、一周期を表し、縦軸の電圧の大きさは、最大電圧を1とした相対値で表している。期間T1では、第1送風機34への電圧を第2送風機44への電圧よりも大きくする。その結果、第1風路31の風量は、第2風路41の風量より多くなるため、第1状態となる。期間T2では、第2送風機44への電圧を第1送風機34への電圧よりも大きくする。その結果、第2風路41の風量は、第1風路31の風量より多くなるため、第2状態となる。
図4及び図5は、制御装置7から各送風機へ送る電気信号の一例を示した図であり、図4では矩形波の信号を用いており、図5では正弦波の信号を用いている。図4及び図5では、第1状態である期間T1と第2状態である期間T2が交互に起こっており、期間T1と期間T2の合計が一周期となっている。このように、第1送風機34及び第2送風機44へ送る電圧を制御することによって、第1状態と第2状態を一定時間ごとに交互に起こすことが可能となる。
図6も、制御装置7から各送風機へ送る電圧波形の一例を示した図であり、図4と同様に矩形波の信号を用いているが、第1状態である期間T1と第2状態である期間T2の間に第1送風機34及び第2送風機44への電圧が最大となる期間を設けていることが図4とは異なる。このように、第1送風機34及び第2送風機44への電圧のDUTY比を変化させて、第1状態と第2状態を一定時間ごとに交互に生じさせても良い。
なお、図4〜6において、送風機への最低電圧は、最高電圧の6割としたが、これに限定されない。本発明では第1送風機34と第2送風機44の出力に差を作ることができればよく、例えば、一方の送風機に電圧を印加し、他方の送風機に電圧を印加しないことで、二つの送風機の出力に差を作っても良い。
本実施形態において、期間T1と期間T2をほぼ同等にすることが好ましい。そうすることで、室内空間に放出される正イオン及び負イオンがほぼ同量になるため、空気中に浮遊するカビ菌やウィルスの分解、ニオイの除去、集塵等などの効果を効果的に生むことが可能となる。
また、第1吹出口3及び第2吹出口4は、略等しい開口面積であることが好ましい。各吹出口から放出されるイオンを含んだ清浄空気の風速は、各吹出口の開口面積と、風量から決定され、風速と風量は比例関係にある。本発明において、風量は、図4〜6のように第1送風機34及び第2送風機44への電圧によって制御されるが、第1吹出口3及び第2吹出口4の開口面積が略等しい場合、第1吹出口3及び第2吹出口4からの風速も同様に制御されることになる。第1状態である期間T1では、第1吹出口3から放出される正イオンを含んだ空気の風速は、第2吹出口4から放出される負イオンを含んだ空気の風速よりも大きくなるため、正イオンは負イオンに比べるとイオン発生装置1から離れた場所に供給される。同様に、第2状態である期間T2では、第2吹出口4から放出される負イオンを含んだ空気の風速は、第1吹出口3から放出される正イオンを含んだ空気の風速よりも大きくなるため、負イオンは正イオンに比べるとイオン発生装置1から離れた場所に供給される。これらの結果、期間T1と期間T2において、同じ領域で正イオン及び負イオンが高密度で混合することがなく、結合する割合をより抑制させることができる。
また、正イオンを放出する第1吹出口3は、負イオンを放出する第2吹出口4より上部に配置されており、室内空間の中心付近に向いていることが好ましい。正イオンは質量が重いため、移動度が低く拡散しにくい性質を持つが、負イオンは移動度が高く拡散し易い性質を持つ。正イオンを負イオンよりも下部から放出させた場合、正イオンは、上部から放出する負イオンに遮られるため、空間の上部まで拡散しにくい。それに対して、正イオンを負イオンよりも上部から放出させた場合、負イオンは、移動度が高いため、空間の上部にも供給されやすい。さらに、移動度が低い正イオンを室内空間の中心付近に向けて放出することによって、より効率的に正イオンを室内全体に供給することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係るイオン発生装置は、空気調和機、除湿器、除電装置、加湿器、空気清浄機、ファンヒ−タ等に用いても良く、主として、家屋の室内、ビルの一室、病院の病室、自動車の車室内、飛行機の機内、船の船室内等の空気を調整すべく用いられる装置である。
1 イオン発生装置
2 筐体
3 第1吹出口
4 第2吹出口
5 操作パネル部
6 運転表示部
7 制御装置
31 第1風路
32 第1吸込口
33 第1フィルター
34 第1送風機
35 第1イオン発生手段
41 第2風路
42 第2吸込口
43 第2フィルター
44 第2送風機
45 第2イオン発生手段
2 筐体
3 第1吹出口
4 第2吹出口
5 操作パネル部
6 運転表示部
7 制御装置
31 第1風路
32 第1吸込口
33 第1フィルター
34 第1送風機
35 第1イオン発生手段
41 第2風路
42 第2吸込口
43 第2フィルター
44 第2送風機
45 第2イオン発生手段
Claims (5)
- 正イオンを発生させる第1イオン発生手段と、
負イオンを発生させる第2イオン発生手段とを備えたイオン発生装置であって、
前記第1イオン発生手段より発生した正イオンを導出する第1風路と、
前記第2イオン発生手段より発生した負イオンを導出する第2風路を備え、
前記第1風路の風量が前記第2風路の風量より多い第1状態と、
前記第2風路の風量が前記第1風路の風量より多い第2状態とを有し、
前記第1状態と前記第2状態が交互に生じることを特徴とするイオン発生装置。 - 前記第1風路は、第1送風機を備え、
前記第2風路は、第2送風機を備えており、
前記第1送風機及び前記第2送風機は、各送風機の出力を個別に制御できる制御装置に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のイオン発生装置。 - 前記第1風路は、第1吹出口を有し、前記第2風路は、第2吹出口を有することを特徴とする請求項1または2に記載のイオン発生装置。
- 前記第1吹出口の開口面積と前記第2吹出口の開口面積は、ほぼ等しいことを特徴とする請求項3に記載のイオン発生装置。
- 前記第1吹出口は、前記第2吹出口より上部に配置されることを特徴とする請求項3または4に記載のイオン発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012145242A JP2014010945A (ja) | 2012-06-28 | 2012-06-28 | イオン発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012145242A JP2014010945A (ja) | 2012-06-28 | 2012-06-28 | イオン発生装置 |
Publications (1)
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JP (1) | JP2014010945A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015111245A1 (ja) * | 2014-01-23 | 2015-07-30 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
WO2021221155A1 (ja) * | 2020-04-30 | 2021-11-04 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機及び当該空調室内機を含む空調機 |
CN113757797A (zh) * | 2020-06-05 | 2021-12-07 | 株式会社希力卡·装备Nq | 空气调节装置及空气调节管理方法 |
-
2012
- 2012-06-28 JP JP2012145242A patent/JP2014010945A/ja active Pending
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WO2015111245A1 (ja) * | 2014-01-23 | 2015-07-30 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
WO2021221155A1 (ja) * | 2020-04-30 | 2021-11-04 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機及び当該空調室内機を含む空調機 |
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