JP2014008696A - 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フィルタ部材に幅広い動きを与えフィルタ部材に堆積した異物を除去し易くする。
【解決手段】共通液室を形成する第1共通液室部材7と第2共通液室部材5とを有し、第1共通液室部材7と第2共通液室部材5との間に、多数のフィルタ孔を形成したフィルタ領域29が設けられたフィルタダンパ部材6を配置して、上流側共通液室26から下流側共通液室25に流れる液体から異物を捕捉し、フィルタダンパ部材6のフィルタ領域29の下流側共通液室25側表面には、フィルタ領域29を振動させる屈曲型アクチュエータ31が直接取付けられている。
【選択図】図3
【解決手段】共通液室を形成する第1共通液室部材7と第2共通液室部材5とを有し、第1共通液室部材7と第2共通液室部材5との間に、多数のフィルタ孔を形成したフィルタ領域29が設けられたフィルタダンパ部材6を配置して、上流側共通液室26から下流側共通液室25に流れる液体から異物を捕捉し、フィルタダンパ部材6のフィルタ領域29の下流側共通液室25側表面には、フィルタ領域29を振動させる屈曲型アクチュエータ31が直接取付けられている。
【選択図】図3
Description
本発明は液体吐出ヘッド及び画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)からなる記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置、例えばインクジェット記録装置が知られている。
液体吐出ヘッドにおいて、液滴を吐出するノズルが通じる複数の個別液室に液体を供給する共通液室内に液体をろ過するフィルタ部材を配置したものが知られている(特許文献1など)。
また、液体供給経路内に配置したフィルタ部材を圧電素子などのアクチュエータを用いて振動させることで、フィルタ部材が捕捉した異物をフィルタ部材から振り払うようにして、フィルタ部材のフィル多機能を維持するようにしたものが知られている(特許文献2ないし5)。
しかしながら、上記特許文献1に開示されている圧電アクチュエータは、フィルタ部材を変形させる力が弱く、堆積した異物を除去できないおそれがある。
また、引用文献2に開示の構成にあっては、フィルタ部に圧電素子が貼り付けられていないため、フィルタを変形させる力が弱く、堆積した異物を除去できないおそれがある。
また、特許文献3に開示の構成にあっては、フィルタ部材に直接振動子を取り付けているが、振動子によって超音波を発生させてフィルタ部材を微細振動させることしかできず、フィルタ部材を大きく変位させることができず、堆積した異物を除去できないおそれがある。
引用文献4に開示の構成にあっては、縦振動型の圧電素子を有するアクチュエータ装置でフィルタを振動させ、かつアクチュエータ装置がフィルタ部材に直接取り付けられていないので、フィルタ部材を大きく変位させることができず、堆積した異物を除去できないおそれがある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、フィルタ部材を微細振動から大きな変位まで振動させることができ、しかもフィルタ部材に幅広い動きを与えることで、フィルタ部材に堆積した異物をより除去し易くすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体吐出ヘッドは、
液滴を吐出する複数のノズルと、
前記ノズルが通じる複数の個別液室と、
前記複数の個別液室に液体を供給する共通液室と、を備え、
前記共通液室内には前記液体をろ過するフィルタ部材が設けられ、
前記フィルタ部材の表面には、前記フィルタ部材を振動させる屈曲型アクチュエータが取付けられている
構成とした。
液滴を吐出する複数のノズルと、
前記ノズルが通じる複数の個別液室と、
前記複数の個別液室に液体を供給する共通液室と、を備え、
前記共通液室内には前記液体をろ過するフィルタ部材が設けられ、
前記フィルタ部材の表面には、前記フィルタ部材を振動させる屈曲型アクチュエータが取付けられている
構成とした。
本発明によれば、フィルタ部材を微細振動から大きな変位まで振動させることができ、しかもフィルタ部材に幅広い動きを与えることで、フィルタ部材に堆積した異物をより除去し易くなる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る液体吐出ヘッドについて図1ないし図7を参照して説明する。図1は同ヘッドの外観斜視説明図、図2は同ヘッドの構成部材のノズル配列方向における分解説明図、図3は図2のA−A線に沿う断面説明図、図4は図2のB−B線に沿う断面説明図、図5は図3のC−C線に沿う断面説明図、図6は図3のD−D線に沿う断面説明図、図7はフィルタダンパ部材の平面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、ノズル板2と、流路部材である流路板3と、振動板部材4とを接着剤で接合している。
ノズル板2には、液滴を吐出する複数のノズル20が千鳥状に4列配列されている。このノズル板2は、例えば、ステンレス(ここでは、SUS316)を用いてプレス加工でノズル20を形成している。
流路板3は、ノズル20に連なって通じる個別液室である圧力室21を形成している。この流路板3は、例えばステンレス(ここではSUS304)を用いてプレス加工で形成している。
振動板部材4は、圧力室21の一部の壁面を変位可能な振動領域4aとして形成する。また、振動板部材4には、後述する下流側共通液室25に臨み、下流側共通液室25と各圧力室21とを通じる液体供給路22が形成されている。この振動板部材4は、Ni電鋳で形成している。
そして、振動板部材4の圧力室21と反対側には、第2共通液室部材5、フィルタダンパ部材6、このヘッドのフレームを兼ねる第1共通液室部材7を順次積層して接着剤で接合している。
第1共通液室部材7と第2共通液室部材5とによって各圧力室21に通じる共通液室10を形成する。共通液室10は、フィルタダンパ部材6の上流側の上流側共通液室26と、下流側の下流側共通液室25とで構成されている(図6参照)。
フィルタダンパ部材6には、多数のフィルタ孔29aを形成したフィルタ領域29が設けられ、上流側共通液室26から下流側共通液室25に流れる液体から異物を捕集(捕捉)する。
このフィルタダンパ部材6のフィルタ領域29の下流側共通液室25側の表面には、フィルタ領域29を振動させる屈曲型アクチュエータ31が直接取付けられている。
また、フィルタダンパ部材6のノズル配列方向の両端部には、図6に示すように、上流側共通液室26の一部の壁面を形成する変形可能な領域(以下、「ダンパ領域」という。)30を形成している。
そして、第2共通液室部材5にはダンパ領域30を挟んで上流側共通液室26に対向するダンパ室36を形成している。ダンパ室36は大気開放通路27(図4参照)を介して圧電アクチュエータ8を配置する貫通穴(フィルタダンパ部材6の貫通穴は図7に貫通穴61として図示している)に開口して大気に開放されている。
本実施形態では、第1共通液室部材7は、上流側共通液室26を形成し、ノズル配列方向両端部に、外部から液体を供給するための液体供給口部37と外部に液体を排出する液体排出口部38が設けられている。また、液体供給口部37及び液体排出口部38は、ノズル配列方向でダンパ領域30の外側端部に配置されている。
振動板部材4の振動領域4aの圧力室21とは反対側に圧電アクチュエータ8を配置している。圧電アクチュエータ8は、2列のノズル列に合わせて1つのベース部材33に例えばノズルピッチの半分のピッチで柱状の圧電素子(圧電柱)32A、32Bを交互に形成した2つの圧電部材32を接合している。なお、本実施形態のノズル列は4列であるので、圧電アクチュエータ8を2つ配置している。
圧電部材32の各圧電柱32Aは、振動板部材4の振動領域4aと接合されて、フレキシブル配線部材34に備えられる駆動IC81(図5参照)からフレキシブル配線部材34を介して駆動信号が与えられる。なお、振動板部材4の振動領域4aと接合していない圧電柱32Bは、圧力室間隔壁21Aに対応する位置に接合されている。
また、下流側共通液室25の壁面を形成する振動板部材4の部分の一部は変形可能な領域(ダンパ領域)24とし、流路板3にはダンパ領域24を挟んで下流側共通液室25に対向するダンパ室35を形成している。
この液体吐出ヘッドでは、圧電アクチュエータ8を駆動することで振動板部材4の振動領域4aが変位して、圧力室21の液体が加圧されて、ノズル20から液滴が吐出される。
次に、この液体吐出ヘッドにおけるフィルタ部材であるフィルタ領域を振動させる構成の詳細について図8及び図9も参照して説明する。図8はフィルタダンパ部材のフィルタ領域の要部拡大平面説明図、図9は同フィルタ領域を変形させた状態を示す図3と同様な断面説明図である。
フィルタダンパ部材6のフィルタ領域29には多数のフィルタ孔29aが形成されている。そして、上述したように、フィルタダンパ部材6の下流側共通液室25側表面にはフィルタ領域29を振動させる屈曲型アクチュエータ31が直接取付けられている。
屈曲型アクチュエータ31は、一端部をフィルタダンパ部材6と第2共通液室部材5との間で接着して固定し、他端部を自由端(フィルタ領域以外には固定されていない端部)としている。
ここで、屈曲型アクチュエータ31について図10を参照して説明する。図10は圧電素子を使用した屈曲型アクチュエータの異なる例を示す説明図である。
〈モノモルフ型〉
図10(a)に示すように、圧電セラミックなどからなる圧電層301の両面に電極302、302を設けたものである。
図10(a)に示すように、圧電セラミックなどからなる圧電層301の両面に電極302、302を設けたものである。
〈ユニモルフ型〉
図10(b)に示すように、圧電層301に電極を兼ねる金属板303を接合し、圧電層301のd31方向の変位を利用するものである。
図10(b)に示すように、圧電層301に電極を兼ねる金属板303を接合し、圧電層301のd31方向の変位を利用するものである。
〈バイモルフ型〉
図10(c)に示すように、二枚の圧電層301、301間に電極となる金属板304を挟んだ構成のものであり、分極方向が同方向のものと180度異なる方向のものがある。
図10(c)に示すように、二枚の圧電層301、301間に電極となる金属板304を挟んだ構成のものであり、分極方向が同方向のものと180度異なる方向のものがある。
〈マルチモルフ型〉
薄い圧電セラミックスと電極層を複数層積層させた積層型圧電アクチュエータ。圧電セラミックスに対する電界強度が大きく、駆動電圧を下げられるメリットの反面、静電容量が大きく駆動の際の電流が大きくなるデメリットもある。また、積層型は厚みが厚くなることから、共通液室内に配置するにはあまり適していない。
薄い圧電セラミックスと電極層を複数層積層させた積層型圧電アクチュエータ。圧電セラミックスに対する電界強度が大きく、駆動電圧を下げられるメリットの反面、静電容量が大きく駆動の際の電流が大きくなるデメリットもある。また、積層型は厚みが厚くなることから、共通液室内に配置するにはあまり適していない。
このように構成したので、屈曲型アクチュエータ31に駆動電圧を印加することによって、例えば、図9に示すように、フィルタ領域29を変形させることができ、駆動電圧を変化させることでフィルタ領域29を振動させることができる。
そこで、フィルタダンパ部材6のフィルタ領域29にろ過した異物(例えばゴミや内容物の塊など)が堆積したときには、屈曲型アクチュエータ31によってフィルタ領域29を振動させることにより、フィルタ領域29に堆積した異物を共通液室10内に再浮遊させることができ、フィルタ領域29のフィルタ機能を回復することができる。
なお、屈曲型アクチュエータ31に代えて、フィルタ領域29の周囲に圧電素子を貼り付けて伸縮させることで、フィルタ領域29に張りと撓みを持たせてフィルタ領域29を変位させる従前の構成にあっては、フィルタ領域29を変形させる力が弱く、堆積した異物を除去できないおそれがある。
また、屈曲型アクチュエータ31を使用することで、駆動波形を制御することによって、微細振動から大きな変位までを行わせることができ、さらに、変位方向をコントロールすることもできて、フィルタ領域29に対して幅広い動きを与えることができ、堆積した異物をより除去し易くなる。
また、本実施形態のように屈曲型アクチュエータ31の一端部を固定端とし、他端部を自由端とすることで、より大きな変位を確保することができる。つまり、図11(a)に示すように、一端部を固定端として、他端部を自由端とすることで、変位量Aを得ることができるのに対し、図13(b)に示すように、いずれの端部も自由端とした場合の変位量Bは、変位量Aよりも小さくなる。
次に、本発明の第2実施形態に係る液体吐出ヘッドについて図12を参照して説明する。図12は同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向の要部断面説明図である。
本実施形態では、ノズル20からの液滴の吐出方向が、重力方向で、上方から下方であり、かつ、フィルタダンパ部材6の上流側である上流側共通液室26からフィルタダンパ部材6の下流側である下流側共通液室25への液体の流れ方向が、重力方向で、下方から上方である構成としている。
この場合、上流側共通液室26は、流路板3に形成した凹部3aと、振動板部材4に形成した開口部4bと、第2共通液室部材5に形成した開口部5aによって構成されている。
そして、屈曲型アクチュエータ31は、フィルタダンパ部材6のフィルタ領域29の上流側共通液室側表面に取り付けている。
つまり、前記第1実施形態では、重力方向で、上流側共通液室26が下流側共通液室25よりも上方向に配置し、上流側共通液室26から下流側共通液室25への液体の流れが上方から下方である構成としているので、上流側共通液室26内で浮遊している異物が液中で浮力が足りず沈む方向であるとき、異物が下方のフィルタ領域29に沈殿し易やすくなる。
これに対し、本実施形態のようにフィルタ領域29を通過する液体が、重力方向で下方から上方へと流れる構成とすることで、上流側共通液室26内に侵入して浮遊中の異物は、浮力が足りず沈む方向であるときでもフィルタ領域29に堆積しなくなる。
また、フィルタ領域29でトラップされた異物についても、屈曲型アクチュエータ31を駆動することで、フィルタ領域29から離れ、上流側共通液室26の底部へと堆積されていくため、異物除去の効率が向上する。
次に、本発明の第3実施形態について図13を参照して説明する。図13は同実施形態の説明に供するノズル配列方向と直交する方向の要部断面説明図である。
本実施形態では、ヘッドのノズル面2aをキャッピングするキャップ部材71を有し、キャップ部材71は図示しない液体供給手段に接続されている。
そこで、屈曲型アクチュエータ31を駆動するときに、キャップ部材71内に外部から液体を加圧供給することで、供給された液体は、白抜き矢印で示すように、ノズル20から圧力室21、液体供給路22を通じて下流側共通液室25に至り、フィルタダンパ部材6のフィルタ領域29を通過して上流側共通液室26まで侵入する。つまり、屈曲型アクチュエータ31を駆動するときに、液体を液滴吐出時と逆方向に流動させる。
なお、ノズル20から液体を流入させるとき、ヘッド内を正圧にし、ノズル20から出る液体でキャップ部材300内の空気を追い出してから流入を行うことで、圧力室21内部に気泡は流入しない。
このように、フィルタ領域29に通常(液滴吐出時)とは逆向きの流れが発生することで、フィルタ領域29に堆積した異物401等がより離れ易くなる。
また、ノズル20から流入する液体については、ノズル20自体がフィルタとなっており、ノズル20の孔径以上の異物は圧力室21内部に侵入しないので、不吐出の原因となることは少ない。
次に、本発明の第4実施形態について図14を参照して説明する。図14は同実施形態の説明に供するノズル配列方向に沿う要部断面説明図である。
本実施形態では、屈曲型アクチュエータ31を駆動するときに、液体供給口部37から液体を供給し、液体排出口部38から液体を排出させる動作を行うことで、上流側共通液室26内の液体を白抜き矢印で示す方向に流動させている。この場合、液体排出口部38から排出される液体を液体供給口部37に戻して液体を循環させることもできるし、あるいは、液体排出口部38から液体を排出したままにすることもできる。
これにより、屈曲型アクチュエータ31を駆動することで、フィルタダンパ部材6のフィルタ領域29から離れた異物をヘッド外に排出することができるようになる。なお、循環させる場合には、外部の循環経路中にフィルタ部材を配置する。
次に、本発明の第5実施形態について図14を参照して説明する。図14は同実施形態の説明に供するノズル配列方向と直交する方向の要部断面説明図である。
本実施形態では、屈曲型アクチュエータ31を駆動するときに、ヘッドを液滴吐出時とは上下逆向きに位置を変更している。例えば、前記第1実施形態の構成では、ノズル面2aを上方向に向けた状態で、屈曲型アクチュエータ31を駆動する。
これにより、フィルタダンパ部材6のフィルタ領域29から離れた異物401が、液中で沈む場合には、自重にて上流側共通液室26内を落下し、上流側共通液室26内に効率的に異物を浮遊させることができる。
また、前記第2実施形態の構成に適用した場合には、異物が液中で浮かぶ場合に有効である。また、どちらの向きでも行えれば、異物の浮力を問わず排出させることが可能である。
次に、本発明の第6実施形態について図16を参照して説明する。図16は同実施形態の説明に供するノズル配列方向と直交する方向の要部断面説明図である。
本実施形態では、ヘッドに対する初期充填を行うときに、屈曲型アクチュエータ31を駆動するようにしている。
これにより、ヘッド内部に残ってしまう気泡402を効率的に排出させることができる。つまり、特にフィルタ領域29の直下部には、構造上、気泡402がたまり易く、一度取り残されてしまうと、その場に留まり続け、フィルタ領域29の液体通過の阻害することになる。
そこで、屈曲型アクチュエータ31にてフィルタ領域29を変位,振動させることで、その取り残された気泡402を集約したり、排出させたりすることができる。
次に、本発明の第7実施形態について図17及び図18を参照して説明する。図17は同実施形態の説明に供するノズル配列方向と直交する方向の要部断面説明図、図18は同じく動作説明に供するノズル配列方向と直交する方向の要部断面説明図である。
本実施形態では、屈曲型アクチュエータ31として圧電素子を利用し、屈曲型アクチュエータ31の曲がりに応じて生じる電位を検出して、フィルタ領域29での圧力損失量を検知するようにしている。
つまり、圧電素子を使用した屈曲型アクチュエータ31を直接フィルタ領域29に貼り付けることで、フィルタ領域29が撓むことで屈曲型アクチュエータ31に撓みが発生して撓み量に応じた起電力が生じるので、これを検知することでフィルタ領域29の撓み量を検知できる。
ここで、フィルタ領域29の撓み量は、詰まっているフィルタ孔29aの割合が多くなると大きくなるので、フィルタ領域29の撓み量を検知することで、フィルタ孔29aの目詰まりの程度を検出できる。
例えば、図18に示すように、フィルタ撓み検知開始時に、フィルタ領域29が上流側共通液室26に向かって凸状に撓んだ状態で待機させる。その後、上流側共通液室26内の液体を加圧し、あるいは、ノズル20側から液体を吸引することで、図17に示すように、フィルタ領域29の流体抵抗で押されて凹状態となる時間、及びその撓み量によってフィルタ孔29aの堰き止められている量を検知することができる。この場合、フィルタ領域29を凸状態にして検知を開始することにより、屈曲型アクチュエータ31には、より多くの起電力を生じさせ、検知が容易になる。
そして、フィルタ領域29の詰まりが検知されたときには、屈曲型アクチュエータ31を駆動してフィルタ領域29を振動させて目詰まりを回復させる動作を行う。
次に、本発明の第8実施形態について説明する。
屈曲型アクチュエータ31はフィルタ領域29の目詰まりの解消目的以外に、例えば、液滴吐出中の滴吐出に伴う共通液室10内の圧力変動を減衰させる目的で駆動することもできる。
つまり、液滴を吐出させるために圧力室21を加圧することで、圧力変動が液体供給路22から共通液室10に伝播し、その圧力変動によって、隣接チャンネルへ影響を及ぼし、吐出させたいタイミングで吐出しない、いわゆる不吐出が発生したり、逆に、吐出させないノズルから液たれが生じるなどの相互干渉が発生する。
この場合、前記実施形態では、ダンパ領域30を設けて圧力変動を吸収ないし減衰させているが、これで十分でないこともある。
そこで、滴吐出中に、共通液室10内に伝播する圧力変動と逆位相で圧力変動を打ち消すように屈曲型アクチュエータ31を駆動することで、より効果的に相互干渉を防止できる。
なお、上述した液体吐出ヘッドとこの液体吐出ヘッドに液体を供給するタンクを一体化することでヘッド一体型液体カートリッジ(カートリッジ一体型ヘッド)を得ることができる。
次に、本発明に係る画像形成装置の一例について図19及び図20を参照して説明する。図19は同装置の機構部の側面説明図、図20は同機構部の要部平面説明図である。
この画像形成装置はシリアル型画像形成装置であり、左右の側板221A、221Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド231、232でキャリッジ233を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ233には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出するための本発明に係る液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド234を複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド234は、それぞれ2つのノズル列を有する液体吐出ヘッド234a、234bを1つのベース部材に取り付けて構成したもので、一方のヘッド234aの一方のノズル列はブラック(K)の液滴を、他方のノズル列はシアン(C)の液滴を、他方のヘッド234bの一方のノズル列はマゼンタ(M)の液滴を、他方のノズル列はイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。なお、ここでは2ヘッド構成で4色の液滴を吐出する構成としているが、各色毎の液体吐出ヘッドを備えることもできる。
また、キャリッジ233には、記録ヘッド234のノズル列に対応して各色のインクを供給するためのサブタンク235a、235b(区別しないときは「サブタンク235」という。)を搭載している。このサブタンク235には各色の供給チューブ236を介して、供給ユニット224によって各色のインクカートリッジ210から各色のインクが補充供給される。
一方、給紙トレイ202の用紙積載部(圧板)241上に積載した用紙242を給紙するための給紙部として、用紙積載部241から用紙242を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)243及び給紙コロ243に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド244を備え、この分離パッド244は給紙コロ243側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙242を記録ヘッド234の下方側に送り込むために、用紙242を案内するガイド部材245と、カウンタローラ246と、搬送ガイド部材247と、先端加圧コロ249を有する押さえ部材248とを備えるとともに、給送された用紙242を静電吸着して記録ヘッド234に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト251を備えている。
この搬送ベルト251は、無端状ベルトであり、搬送ローラ252とテンションローラ253との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。また、この搬送ベルト251の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ256を備えている。この帯電ローラ256は、搬送ベルト251の表層に接触し、搬送ベルト251の回動に従動して回転するように配置されている。この搬送ベルト251は、図示しない副走査モータによってタイミングを介して搬送ローラ252が回転駆動されることによってベルト搬送方向に周回移動する。
さらに、記録ヘッド234で記録された用紙242を排紙するための排紙部として、搬送ベルト251から用紙242を分離するための分離爪261と、排紙ローラ262及び排紙コロ263とを備え、排紙ローラ262の下方に排紙トレイ203を備えている。
また、装置本体の背面部には両面ユニット271が着脱自在に装着されている。この両面ユニット271は搬送ベルト251の逆方向回転で戻される用紙242を取り込んで反転させて再度カウンタローラ246と搬送ベルト251との間に給紙する。また、この両面ユニット271の上面は手差しトレイ272としている。
さらに、キャリッジ233の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド234のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構281を配置している。この維持回復機構281には、記録ヘッド234の各ノズル面をキャッピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という。)282a、282b(区別しないときは「キャップ282」という。)と、ノズル面をワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード283と、増粘したインクを排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け284などを備えている。
また、キャリッジ233の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘したインクを排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け288を配置し、この空吐出受け288には記録ヘッド234のノズル列方向に沿った開口部289などを備えている。
このように構成したこの画像形成装置においては、給紙トレイ202から用紙242が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙242はガイド部材245で案内され、搬送ベルト251とカウンタローラ246との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド237で案内されて先端加圧コロ249で搬送ベルト251に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、帯電ローラ256に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト251が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト251上に用紙242が給送されると、用紙242が搬送ベルト251に吸着され、搬送ベルト251の周回移動によって用紙242が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ233を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド234を駆動することにより、停止している用紙242にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙242を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙242の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙242を排紙トレイ203に排紙する。
このように、この画像形成装置では、本発明に係る液体吐出ヘッドを備えているので、フィルタ部材の目詰まりを低減して(堆積した異物を除去して)、安定した液体供給を行うことができ、高画質画像を安定して形成することができる。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図21を参照して説明する。図21は同制御部の全体ブロック説明図である。
この制御部500は、この装置全体の制御を司り、本発明における屈曲型アクチュエータ31の駆動制御、フィルタ部材29の撓み量検出などの各種制御手段を兼ねるCPU501と、CPU501が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、画像データ等を一時格納するRAM503と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ504と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC505とを備えている。
また、記録ヘッド34を駆動制御するためのデータ転送手段、駆動信号発生手段を含む印刷制御部508と、キャリッジ33側に設けた記録ヘッド34を駆動するためのヘッドドライバ(ドライバIC)509と、キャリッジ33を移動走査する主走査モータ554、搬送ベルト51を周回移動させる副走査モータ555、維持回復機構81の維持回復モータ556を駆動するためのモータ駆動部510と、帯電ローラ56にACバイアスを供給するACバイアス供給部511と、送液ポンプ241を駆動する供給系駆動部512などを備えている。
また、この制御部500には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル514が接続されている。
この制御部500は、ホスト側とのデータ、信号の送受を行うためのI/F506を持っていて、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読み取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト600側から、ケーブル或いはネットワークを介してI/F506で受信する。
そして、制御部500のCPU501は、I/F506に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC505にて必要な画像処理、データの並び替え処理等を行い、この画像データを印刷制御部508からヘッドドライバ509に転送する。なお、画像出力するためのドットパターンデータの生成はホスト600側のプリンタドライバ601で行っている。
印刷制御部508は、上述した画像データをシリアルデータで転送するとともに、この画像データの転送及び転送の確定などに必要な転送クロックやラッチ信号、制御信号などをヘッドドライバ509に出力する以外にも、ROMに格納されている駆動パルスのパターンデータをD/A変換するD/A変換器及び電圧増幅器、電流増幅器等で構成される駆動信号生成部を含み、1の駆動パルス或いは複数の駆動パルスで構成される駆動信号をヘッドドライバ509に対して出力する。
ヘッドドライバ509は、シリアルに入力される記録ヘッド34の1行分に相当する画像データに基づいて印刷制御部508から与えられる駆動信号を構成する駆動パルスを選択的に記録ヘッド34の液滴を吐出させるエネルギーを発生する駆動素子(例えば圧電素子)に対して印加することで記録ヘッド34を駆動する。このとき、駆動信号を構成する駆動パルスを選択することによって、例えば、大滴、中滴、小滴など、大きさの異なるドットを打ち分けることができる。
I/O部513は、装置に装着されている各種のセンサ群515からの情報を取得し、プリンタの制御に必要な情報を抽出し、印刷制御部508やモータ駆動部510、ACバイアス供給部511の制御、ヘッドタンク35に対するインク供給の制御などに使用する。
センサ群515は、用紙の位置を検出するための光学センサや、機内の温度、湿度を監視するためのサーミスタ(環境温度センサ、環境湿度センサ)、帯電ベルトの電圧を監視するセンサ、カバーの開閉を検出するためのインターロックスイッチなどがあり、I/O部513は様々のセンサ情報を処理することができる。
また、制御部500は、I/O513を介して、アクチュエータ駆動検出部520を介して、屈曲型アクチュエータ31を振動駆動させ、また、屈曲型アクチュエータ31の変位に伴う起電力を検出させて、フィルタ部材20の撓み量を検出する。
次に、制御部によるフィルタ部材(フィルタ領域)の撓み量検出に伴う処理の一例について図22のフロー図を参照して説明する。
まず、所定のタイミング(印刷動作の途中や電源投入時など)で、維持回復機構281の吸引キャップ282aによって記録ヘッド234のノズル面をキャッピングする。そして、図示しない吸引手段を駆動して、記録ヘッド234のノズルから吸引を行う。
これにより、前述した図17で説明したように、フィルタ領域29の流体抵抗によってフィルタ領域29は下流側共通液室25側に凹状態となり、フィルタ領域29の変形に伴う屈曲型アクチュエータ31の変形によって、屈曲型アクチュエータ31には起電力が発生する。
そこで、アクチュエータ駆動検出部520によって屈曲型アクチュエータ31で発生する起電力を検出し、予め定めた起電力−撓み量テーブルなどを参照することで、フィルタ領域29の撓み量を算出する。ここで、目詰まりしているフィルタ孔29aの数(目詰まり量という。)が多くなるほど流体抵抗が大きくなるので、フィルタ領域29の撓み量が大きくなる。
そして、算出した撓み量を予め定めた閾値と比較し、撓み量≧閾値であるときには、フィルタ領域29の目詰まり量が所定量以上になったものと判断して、屈曲型アクチュエータ31を振動駆動させて、フィルタ領域29の異物除去動作を行なって、フィルタ領域29の目詰まりを回復する。
次に、フィルタ部材にダンパ機能を持たせる場合の屈曲型アクチュエータの駆動制御の一例について図23のフロー図を参照して説明する。
印刷動作を開始したときには、印刷動作を終了するまで、圧電アクチュエータ8の圧電柱32Aを駆動するときに、共通液室10に伝播する圧力変動と逆位相(圧力変動を減殺する方向)に屈曲型アクチュエータ31を振動駆動する。
この場合、圧力室21の固有振動周期(共振周期)は定まっているので、圧電アクチュエータ8の駆動柱32Aに対する駆動波形開始から共通液室10に圧力変動が生じるまでのタイムラグを予め計測ないし算出しておき、圧電アクチュエータ8の駆動柱32Aに対する駆動波形の印加タイミングに合わせて屈曲型アクチュエータ31の駆動を開始すればよい。
また、前述したように、複数の大きさの液滴を打ち分けることができるこの画像形成装置においては、圧力変動が大きくなる大滴を吐出するときだけ、屈曲型アクチュエータ31を逆位相で振動駆動させるようにすることもできる。
なお、本願において、「用紙」とは材質を紙に限定するものではなく、OHP、布、ガラス、基板などを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味であり、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含む。また、画像形成、記録、印字、印写、印刷はいずれも同義語とする。
また、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用い、例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料、樹脂なども含まれる。
また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を三次元的に造形して形成された像も含まれる。
また、画像形成装置には、特に限定しない限り、シリアル型画像形成装置及びライン型画像形成装置のいずれも含まれる。
2 ノズル板
3 流路板
4 振動板部材
5 第2共通液室部材
6 フィルタダンパ部材
7 第1共通液室部材
8 圧電アクチュエータ
10 共通液室
20 ノズル
21 圧力室(個別液室)
29 フィルタ領域
31 屈曲型アクチュエータ
32 圧電部材
233 キャリッジ
234a、234b 記録ヘッド
3 流路板
4 振動板部材
5 第2共通液室部材
6 フィルタダンパ部材
7 第1共通液室部材
8 圧電アクチュエータ
10 共通液室
20 ノズル
21 圧力室(個別液室)
29 フィルタ領域
31 屈曲型アクチュエータ
32 圧電部材
233 キャリッジ
234a、234b 記録ヘッド
Claims (7)
- 液滴を吐出する複数のノズルと、
前記ノズルが通じる複数の個別液室と、
前記複数の個別液室に液体を供給する共通液室と、を備え、
前記共通液室内には前記液体をろ過するフィルタ部材が設けられ、
前記フィルタ部材の表面には、前記フィルタ部材を振動させる屈曲型アクチュエータが取付けられている
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 前記ノズルからの前記液滴の吐出方向が、重力方向で、上方から下方であり、かつ、
前記フィルタ部材の上流側から前記フィルタ部材の下流側への前記液体の流れ方向が、重力方向で、下方から上方である
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記屈曲型アクチュエータを駆動するときに、前記個別液室側から前記共通液室側に前記液体を流動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記共通液室の前記フィルタ部材より上流側の液室には外部から前記液体が供給される供給口部と前記液体を外部に排出する排出口部が設けられている
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の液体吐出ヘッドを備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 前記屈曲型アクチュエータの起電力を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果から前記フィルタ部材の撓み量を算出する算出手段と、
前記算出手段で算出された前記撓み量が予め定めた閾値以上になったときに、前記屈曲型アクチュエータを駆動させて前記フィルタ部材を振動させる制御をする制御手段と、を備えている
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記屈曲型アクチュエータを、液滴吐出時に前記共通液室に伝播する圧力変動と逆位相で駆動する手段を備えていることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
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-
2012
- 2012-06-29 JP JP2012147476A patent/JP2014008696A/ja active Pending
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