JP2014007630A - 撮像装置、及びその制御方法、プログラム - Google Patents

撮像装置、及びその制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信不能期間に自動撮影を継続する場合であっても、通信不能期間に取得した全ての撮影データを通信回復後に外部装置に確実に送信することができることを可能とする。
【解決手段】外部装置による遠隔操作により自動撮影を開始し、自動撮影中には被写体の撮影データを外部装置へ送信する構成において、自動撮影中に前記外部装置への未送信分の撮影データを記憶する。自動撮影中には、記憶した未送信分の撮影データの送信に要する電源電池の必要残量を演算し、電源電池の現在の電池残量が必要残量未満となったことを条件として自動撮影を終了する。
【選択図】図7

Description

本発明は、自動的に撮影および撮影データの外部装置への送信を行う撮像装置、及びその制御方法、プログラムに関するものである。
従来、例えば下記特許文献1には、リモコン等の外部装置によるデジタルカメラの遠隔操作、及びデジタルカメラからリモコンへの画像データの送信を可能とする技術が記載されている。
係る技術を用いれば、デジタルカメラ等の撮像装置に、動画撮影や、静止画像の一定時間毎の連続撮影とった自動撮影を離れた場所から開始させたり、終了させたりすることができるとともに、自動撮影で得られる動画像や静止画像の撮影データを外部装置側においてリアルタイムで蓄積したり確認したりすることができる。例えば外部装置として携帯電話端末を利用すれば、携帯電話端末によって自宅に設置したデジタルカメラにペットの様子を撮影させ、かつ撮影画像を携帯電話端末側においてリアルタイムで確認することができる。
特開2006−13881号公報
ところで、上述したように外部装置で撮像装置に遠隔接続し、撮像装置に外部装置に対して撮影データを送信させる構成においては、外部装置が携帯電話端末のような移動体であるときには、遠隔接続により自動撮影(自動的な撮影および撮影データの送信)を開始した後、通信環境の悪化により通信不能状態となる場合が予想される。
そのため、撮像装置が電池を電源として動作するものであるときには、自動撮影の開始後に通信不能状態となった際には、撮像装置に自動撮影の継続と撮影データの蓄積とを行わせ、通信が回復した後に撮影データを外部装置へ送信させることが考えられる。
しかしながら、通信が回復するまでの間に自動撮影を継続させると、通信が回復した時点で電池残量不足によって撮影データの送信ができず、通信不能期間の撮影データを外部装置に送信できない事態が生ずるという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、通信不能期間に自動撮影を継続する場合であっても、通信不能期間に取得した全ての撮影データを通信回復後に外部装置に確実に送信することができることができる撮像装置、撮影データの取得送信方、プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明にあっては、無線により接続された外部装置からの遠隔操作に従い、撮像手段により被写体を継続的に撮像する自動撮影を開始し、当該自動撮影中には被写体の撮影データを送信手段により外部装置へ送信する撮像装置であって、前記自動撮影中における前記外部装置への未送信分の撮影データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている未送信分の撮影データの前記送信手段による前記外部装置への送信に要する電源電池の必要残量を演算する演算手段と、電源電池の現在の電池残量を検出する検出手段と、前記自動撮影中に、前記検出手段により検出された電池残量が前記演算手段により演算された必要残量未満となったことを条件として前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、通信不能期間に自動撮影を継続する場合であっても、通信不能期間に取得した全ての撮影データを通信回復後に外部装置に確実に送信することができることが可能となる。
本発明の一実施形態を示すカメラのブロック図である。 外部装置の一例を示す操作端末のブロック図である。 操作端末の制御部が実行する処理を示すフローチャートである。 カメラの制御部が実行する処理を示すフローチャートである。 図4に続くフローチャートである。 カメラの制御部による撮影可能時間予測処理を示すフローチャートである。 条件継続モードが設定されているときのカメラの電池残量の変化の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の撮像装置として例示するカメラ1の電気的構成の概略を示したブロック図である。
カメラ1は、電池を電源として動作するとともに、無線により接続された所定の外部機器である後述する操作端末51(図2参照)からの遠隔操作による被写体の撮影が可能なものであり、図1に示したように、撮像部2と、通信部3、画像記憶部4、電源部5、制御部6、プログラム記憶部7を備えている。
撮像部2は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Meta1 0xide Semiconductor)型の撮像素子、及び撮像素子から出力される撮像信号に基づく画像データを生成する信号処理回路等から構成される。撮像部2が生成した画像データ、すなわち被写体の画像データは制御部6へ供給される。
通信部3は、無線通信用のアンテナ3aを備え、操作端末51との間で所定のプロトコルに従った無線によるデータ通信を行い、操作端末51から撮影開始や撮影終了等を指示するコマンド信号を受信し制御部6へ供給する。また、通信部3は、撮像部2の撮像動作により得られる被写体の撮影データを前記操作端末51へ送信する。
画像記憶部4は、RAM(Random Access memory)や、カメラ1の本体に着脱自在なカード型メモリ等から構成され、撮像部2が生成した画像データに基づき制御部6において生成される撮影データを一時的に記憶する。画像記憶部4に一時的に記憶された撮影データは通信部3によって前記操作端末51へ送信される。
電源部5は、電源電池(例えばニッケル水素電池等の充電池)、及びDC/DCコンバータなどで構成され、上記の各部に対し各々が必要とする電力を供給する。また、電源部5には、電源電池の残量(以下、電池残量という。)を検出して制御部6へ供給する回路等が含まれる。
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)、及びその周辺回路等とから構成され、カメラ1の各部を制御する。
プログラム記憶部7は例えばROM(Read Only Memory)であり、プログラム記憶部7には、制御部6にカメラ1の各部を制御させるために必要なプログラムが予め記憶されている。
以上説明したカメラ1は、例えば一般的なデジタルカメラやデジタルビデオカメラに前記通信部3を付加することにより実現される。
そして、カメラ1においては、ユーザによって遠隔操作モードが設定されている間には、制御部6が上記プログラムに従い動作することにより、前記操作端末51からの遠隔操作によって被写体を撮影し、撮影により得られる撮影データをリアルタイムで操作端末へ送信する(詳細については後述する)。
カメラ1において行われる撮影動作には自動撮影と静止画撮影とが含まれる。静止画撮影は、撮影指示に応答して行われる単発(通常)の静止画撮影である。また、自動撮影は、被写体を継続的に繰り返し撮像しながら撮影データを外部装置に送信する撮影動作であり、本実施形態においては、所定のフレームレートで被写体を撮像する動画撮影を行いながら動画データの送信を行う撮影動作である。
さらに、カメラ1には、自動撮影中に操作端末と通信不能状態となった場合の動作モードとして複数の動作モードが予め用意されており、係る動作モードも操作端末51から遠隔操作によって設定可能となっている。
上記の複数の動作モードは条件継続モード、無条件停止モード、無条件継続モードの3種類である。各動作モードの詳細については後述するが、条件継続モードが本発明の第1の動作モードに対応し、無条件停止モードが本発明の第2の動作モードに対応し、無条件継続モードが本発明の第3の動作モードに対応する動作モードである。
一方、図2は、カメラ1の遠隔操作に使用される操作端末51の電気的構成の概略を示したブロック図である。操作端末51は、操作部52と、通信部53、表示部54、データ記憶部55、制御部56を備えている。
操作部52は、カメラ1の遠隔操作に使用される操作ボタンを含む各種スイッチから構成され、ユーザにより任意のスイッチが操作されると、当該スイッチを示す操作信号が操作部52から制御部56へ供給される。
通信部53は、無線通信用のアンテナ53aを備え、前記カメラ1との間で所定のプロトコルに従った無線によるデータ通信を行い、カメラ1に対して撮影開始や撮影終了等を指示するコマンド信号を送信する。また、通信部53は、カメラ1から送られる撮影データを受信する。
表示部54は、液晶モニタ等から構成され、通信部53が受信した撮影データに基づく静止画像や動画像の撮影画像を表示する。
制御部56は、CPU、及びその周辺回路等とから構成され、所定のプログラムに従い操作端末51の各部を制御する。
以上の構成からなる操作端末51は、例えば携帯電話端末に、カメラ1の遠隔操作を可能とするアプリケーションプログラムを組み込むことにより実現される。
次に、操作端末51からの遠隔操作によってカメラ1が自動撮影を行う場合の操作端末51とカメラ1の動作について説明する。
(操作端末側の動作)
まず、操作端末51の遠隔操作に関する動作について説明する。図3は、操作端末51の制御部56が実行する処理の内容を示したフローチャートである。
操作端末51には動作モードとして複数の動作モードが予め用意されており、複数の動作モードには、カメラ1の遠隔操作に使用される遠隔操作モードが含まれている。
制御部56は、遠隔操作モードが設定されていないときには(ステップSA1:NO)、他の動作モードによる図示しない他の処理を実行する。
一方、制御部56は、遠隔操作モードが設定されている間には(ステップSA1:YES)、所定のスイッチ操作等によりユーザによってモード設定コマンドが入力されたか否かを確認する(ステップSA2)。
制御部56は、モード設定コマンドが入力されると(ステップSA2:YES)、入力されたモード設定コマンドをカメラ1へ送信する(ステップSA3)。
カメラ1へ送信されるモード設定コマンドは、カメラ1が自動撮影中において操作端末51と通信不能状態となった場合の動作モードを選択的に設定するためのコマンドであり、設定可能な動作モードの種類は、既説した無条件停止モード、無条件継続モード、条件継続モードの3種類である。
また、制御部56は、ユーザによってカメラ1に静止画撮影を指示するための静止画撮影コマンドが入力されると(ステップSA4:YES)、静止画撮影コマンドをカメラ1へ送信する(ステップSA5)。
また、制御部56は、ユーザによってカメラ1に自動撮影の開始を指示するための自動撮影開始コマンドが入力されると(ステップSA6:YES)、自動撮影開始コマンドをカメラ1へ送信する(ステップSA7)。
また、制御部56は、ユーザによってカメラ1に自動撮影の終了を指示するための自動撮影終了コマンドが入力されると(ステップSA8:YES)、自動撮影終了コマンドをカメラ1へ送信する(ステップSA9)。
また、制御部56は、カメラ1から撮影データを受信すると(ステップSA10:YES)、受信した撮影データを表示部54に表示する(ステップSA11)。
さらに、制御部56は、カメラ1から撮影可能予測時間を受信すると(ステップSA12:YES)、受信した撮影可能予測時間を表示部54に表示する(ステップSA13)。なお、撮影可能予測時間の詳細については後述する。
以後、制御部56は、ステップSA1〜ステップSA14の処理を繰り返す。
(カメラ側の動作)
次に、カメラ1の動作について説明する。図4〜図6は、カメラ1の制御部6が実行する処理の内容を示したフローチャートである。
図4に示したように、制御部6は、遠隔操作モードが設定されていないときには(ステップSB1:NO)、遠隔操作モード以外の他の動作モードにおける図示しない他の処理を実行する。
一方、制御部6は、ユーザにより遠隔操作モードが設定されている状態では(ステップSB1:YES)、操作端末51からのモード設定コマンドの受信の有無を確認する(ステップSB2)。
そして、制御部6は、操作端末51からモード設定コマンドを受信すると(ステップSB2:YES)、自動撮影中において操作端末51と通信不能状態となった場合の動作モードとして、受信したモード設定コマンドに応じた動作モード、つまり既説した無条件停止モード、無条件継続モード、条件継続モードのいずれかを設定する(ステップSB3)。
また、制御部6は、操作端末51からの静止画撮影コマンドの受信の有無を確認し、静止画撮影コマンドを受信すると(ステップSB4:YES)、通常の静止画撮影、つまり単発の静止画撮影を行う(ステップSB5)。そして、制御部6は、静止画撮影で取得した撮影データ、つまり静止画データを操作端末51へ送信する(ステップSB6)。
また、制御部6は、操作端末51からの自動撮影開始コマンドの有無を確認し、自動撮影開始コマンドを受信しなければ(ステップSB7:NO)、ステップSB2の処理へ戻り、ステップSB2〜ステップSB6の処理を繰り返す。
一方、制御部6は、遠隔操作モードにおいて自動撮影開始コマンドを受信すると(ステップSB7:YES)、直ちに撮影可能時間予測処理を行い、現在の電池残量に応じた自動撮影が可能な時間である撮影可能予測時間を取得する(ステップSB8)。
図6は、制御部6によるステップSB8の撮影可能時間予測処理を示したフローチャートである。撮影可能時間予測処理において制御部6は、まず現在の電池残量Nを取得する(ステップSB101)。
次に、制御部6は、被写体の撮影、及び撮影データの送信を行う場合の単位時間当たりの消費電力A、被写体の撮影だけを行う場合の単位時間当たりの消費電力B、撮影データの送信だけを行う場合の単位時間当たりの消費電力Cを取得する(ステップSB102〜SB104)。各消費電力A〜Dはプログラム記憶部7に記憶されているカメラ1に固有の値であり、制御部6は各々の値をプログラム記憶部7から取得する。
しかる後、制御部6は、下記式(1)によって通常の撮影可能予測時間T1を算出する(ステップSB105)。
T1 = N/A ・・・式(1)
つまり通常の撮影可能予測時間T1は、自動撮影中に操作端末51との通信状態が維持されることを前提とし、撮像動作、及び撮影データの送信動作を行い続けた場合に予測される撮影可能な時間である。換言すると、通常の撮影可能予測時間T1は、カメラ1が撮影した動画像を操作端末51においてリアルタイムで確認することができる最大時間である。
さらに、制御部6は、下記式(2)によって通信不能時の撮影可能予測時間(T2)を算出する(ステップSB106)。
T2 = (N/(B+C))+D ・・・式(2)
上記式(2)において「D」は、自動撮影の開始後に通信状態が回復するまでの間に、通信状態が回復したか否かを逐次確認するために必要な消費電力であり、予め決められた消費電力である。
つまり通信不能時の撮影可能予測時間T2は、自動撮影の開始直後に操作端末51と通信不能状態となることを前提とし、通信不能期間において撮像動作、及び通信状態の確認と、撮影データの記憶を行い、記憶した撮影データを通信状態が回復した時点で一括して送信する場合に予測される撮影可能な時間である。
したがって、通信不能時の撮影可能予測時間T2は、通常の撮影可能予測時間T1よりも短く、通常の撮影可能予測時間T1が現在予測される最大の撮影可能時間であり、通信不能時の撮影可能予測時間T2が現在予測される最小の撮影可能時間である。
そして、制御部6は、上記の撮影可能時間予測処理を終了すると、係る処理で取得した通常の撮影可能予測時間T1と通信不能時の撮影可能予測時間T2とを撮影可能予測時間として操作端末51へ送信する(ステップSB9)。
これに伴い、操作端末51において、撮影可能予測時間として現在予測される最大の撮影可能時間と最小の撮影可能時間とが表示される。
しかる後、制御部6は撮影処理を開始する(ステップSB10)。すなわち制御部6は、予め決められている動画像のフレームレートでの撮像部2による被写体の撮像動作、及び動画像を構成する画像データ(撮影データ)の生成動作を開始する。
そして、撮影処理を開始した後、制御部6は、図5に示したように自動撮影終了コマンドの受信の有無を逐次確認し、自動撮影終了コマンドを受信したときには(ステップSB11:YES)、直ちに撮像部2による被写体の撮像動作を停止させて自動撮影を終了し(ステップSB12)、ステップSB2の処理へ戻る。
また、制御部6は、自動撮影終了コマンドを受信しなければ(ステップSB11:NO)、以下の処理を行う。例えば自動撮影の開始直後においては、通常、操作端末51との間が通信不能状態ではなく(ステップSB13:NO)、また、未送信データは存在しない(ステップSB14:NO)。なお、未送信データとは、自動撮影により取得した撮影データであって、未だ操作端末51へ送信していない撮影データである。
したがって、制御部6は、自動撮影の開始直後においては、ステップSB10の処理で開始した撮影処理により取得した撮影データを直ちに操作端末51へ送信する(ステップSB15)。
以後、制御部6は、自動撮影終了コマンドを受信せず(ステップSB11:NO)、かつ操作端末51との間が通信不能状態にならなければ(ステップSB13:NO)、ステップSB15の処理を繰り返す。これにより、カメラ1で撮影された動画像が操作端末51においてリアルタイム表示される。
一方、自動撮影中に任意の時点で操作端末51との間が通信不能状態になった場合(ステップSB13:YES)、制御部6は、その時点で設定されている通信不能時の動作モードを確認し(ステップSB16)、設定されている動作モードに応じた以下の処理を行う。
すなわち制御部6は、動作モードが無条件停止モードであった場合には(ステップSB16:無条件停止)、直ちに撮像部2による被写体の撮像動作を停止させて自動撮影を終了し(ステップSB12)、ステップSB2の処理へ戻る。
また、制御部6は、動作モードが無条件継続モードであった場合には(ステップSB16:無条件継続)、操作端末51へ送信すべき撮影データを画像記憶部4に記憶した後(ステップSB17)、ステップSB11の処理へ戻る。
つまり無条件継続モードにおいて制御部6は、操作端末51との間が通信不能状態となっている間にも自動撮影を継続し、新たに取得した撮影データを画像記憶部4に順次蓄積する。
そして、制御部6は、任意の時点で操作端末51との通信が回復した場合には(ステップSB13:NO)、画像記憶部4には未送信データ(撮影データ)が存在するため(ステップSB14:YES)、未送信データを操作端末51へ送信する(ステップSB18)。その後、制御部6はステップSB11の処理へ戻る。
したがって、操作端末51との通信がいったん不能状態となった後、通信が回復した場合には、それ以降に自動撮影で取得された撮影データについても、ステップSB18の処理が繰り返されることにより、未送信データとして操作端末51へ送信される。
そして、制御部6は、通信が回復した後に自動撮影終了コマンドを受信した時点で(ステップSB11:NO)、直ちに撮像部2による被写体の撮像動作を停止させて自動撮影を終了する(ステップSB12)。ただし、その際、制御部6は、未送信データの送信が完了するまで未送信データの送信は継続する(図示せず)。
また、操作端末51との通信がいったん不能状態となった後、通信が回復しない場合については、電池残量が無くなるまで自動撮影が継続され、その間の撮影データが画像記憶部4に空き容量がなくなるまでを限度として記憶される。
一方、通信不能時の動作モードが条件継続モードであった場合(ステップSB16:条件継続)、制御部6は、画像記憶部4に蓄積されている未送信データのデータ量を確認し、未送信データを操作端末51へ送信するのに必要な電池残量である電池必要量を算出する(ステップSB19)。
ステップSB19の処理に際して制御部6は、未送信データ(撮影データ)のデータ量nと、撮影データの単位データ量当たりの送信時間t、未送信データの送信に必要な単位時間当たりの消費電力E、余裕残量Fを用い、下記式(3)によって電池必要量Gを算出する。
G = n/t×E+F ・・・式(3)
なお、上記の送信時間t、消費電力E、余裕残量Fはプログラム記憶部7に記憶されているカメラ1に固有の値であり、制御部6は各々の値をプログラム記憶部7から取得する。また、余裕残量Fは、全ての未送信データの送信をより確実に行うことを目的として予め決められている値である。
次に、制御部6は、現在の電池残量を取得し(ステップSB20)、現在の電池残量が上記の電池必要量以上であるか否かを判断する(ステップSB21)。
しかる後、制御部6は、現在の電池残量が電池必要量以上であれば(ステップSB21:YES)、操作端末へ送信すべき撮影データを画像記憶部4に記憶した後(ステップSB17)、ステップSB11の処理へ戻る。以後、制御部6は、ステップSB19〜ステップSB21、ステップSB17の処理を繰り返す。
したがって、電池残量が上記の電池必要量以上である間は(ステップSB21:YES)、ステップSB17の処理が繰り返されることにより、自動撮影により取得した撮影データが画像記憶部4に順次蓄積される。
また、任意の時点で操作端末51との通信が回復した場合には(ステップSB13:NO)、ステップSB18の処理が繰り返されることにより、画像記憶部4に記憶された撮影データ及び通信回復後に取得される撮影データが、未送信データとして操作端末51へ送信される。
一方、制御部6は、ステップSB17の処理を繰り返す間に、現在の電池残量が低下し、それが上記の電池必要量未満となった場合、つまり未送信データを操作端末51へ送信するのに必要な電池残量を下回った場合には(ステップSB21:NO)、直ちに撮像部2による被写体の撮像動作を停止させて自動撮影を終了する(ステップSB22)。
その後、制御部6は、操作端末51との通信が回復したか否かを逐次確認し、通信が回復するまで待機状態となる(ステップSB23:NO)。そして、制御部6は、操作端末51との通信が回復した時点で(ステップSB23:YES)、画像記憶部4に記憶されている全ての未送信データを操作端末51へ送信する(ステップSB24)。
そして、制御部6は、全ての未送信データの送信を完了した時点で全ての処理を終了する。つまり制御部6は、条件継続モードにおいて自動撮影を自動的に終了させた後には、操作端末51によるいずれの遠隔操作も無効とする。
図7は、カメラ1に通信不能時の動作モードとして条件継続モードが設定されているとき、操作端末51との通信が不能状態となった後、通信が回復する以前に制御部6が自動撮影を終了させる場合の電池残量の変化を示した図である。
図7において縦軸は電池残量、横軸は経過時間であり、図に示したように経過時間は、カメラ1の動作内容が切り替わる複数のタイミングにより複数の動作期間に分けられる。
複数のタイミングは、自動撮影開始コマンドの受信タイミングと、通信不能状態の検出タイミング、撮影終了タイミング、通信回復の検出タイミング、未送信データの送信完了タイミングである。
複数の動作期間は、自動撮影開始コマンドを受信する以前の非動作期間と、それ以降の自動撮影及び撮影信号の送信を行う期間、自動撮影のみを行う期間、非動作期間、未送信データの送信のみを行う期間である。
撮影終了タイミングは、前述したように電池残量が電池必要量未満となったタイミングであるため、時間とともに減少する電池残量と、自動撮影のみを行う期間に蓄積される未送信データのデータ量によって前後する。
すなわち、図7に示した破線は、自動撮影のみを行う期間に蓄積される全ての未送信データを送信するために確保すべき電池必要量の変化であり、電池必要量の変化を示す破線と、実際の電池残量の変化を示す実線とが交わるタイミングが撮影終了タイミングとなる。
また、本実施形態においては、電池必要量に余裕残量が加算されているため、図7に示したように未送信データの送信完了タイミングにおいては、電池残量が上記の余裕残量だけ残存することとなる。
したがって、本実施形態のカメラ1においては、通信不能期間に自動撮影を継続する場合であっても、通信不能時の動作モードとして条件継続モードを設定しておくことにより、通信不能期間に取得した全ての撮影データを通信回復後に操作端末51に確実に送信することができる。
しかも、本実施形態においては、制御部6が、電池必要量として余裕残量を加算した電池残量を算出する構成とした。したがって、通信不能期間に取得した全ての撮影データを通信回復後に操作端末51により一層確実に送信することができる。
なお、本実施形態においては、制御部6が、未送信データのデータ量nと、撮影データの単位データ量当たりの送信時間t、未送信データの送信に必要な単位時間当たりの消費電力E、余裕残量Fを用いて電池必要量を算出する構成について説明した。しかし、電池必要量は余裕残量を加算しない電池残量としてもよい。また、電池必要量の算出を、未送信データのデータ量n及び撮影データの単位データ量当たりの送信時間tとに代えて、通信不能状態となってからの経過時間を用いて行う構成としてもよい。
また、カメラ1には、通信不能時の動作モードとして条件継続モードとは別に無条件継続モードが選択可能に設けられており、無条件継続モードでは、電池残量が無くなるまでカメラ1が自動撮影を継続し、その間の全ての撮影データを画像記憶部4に記憶する。したがって、例えばユーザがリアルタイムによる動画像の確認よりも、自動撮影時の撮影時間を重視する場合には、通信不能時の動作モードとして無条件継続モードを設定することにより、より長期間の動画撮影、及び撮影データの記憶を行うことができる。
なお、その場合には、画像記憶部4をカメラ1の本体に着脱自在なカード型メモリにより構成したり、カメラ1に、画像記憶部4に記録した撮影データを外部機器へ出力可能とする構成を追加するか、画像記憶部4に記録した撮影データを再生表示する表示装置を設ける等、記憶した動画像の確認が可能な構成とする必要がある。
さらに、カメラ1には、通信不能時の動作モードとして条件継続モードとは別に無条件停止モードが選択可能に設けられており、無条件停止モードでは、カメラ1が操作端末51との通信が不能となると直ちに自動撮影を終了する。したがって、例えばユーザがリアルタイムによる動画像の確認のみを希望する場合には、通信不能時の動作モードとして無条件停止モードを設定することにより、自動撮影が継続されることによる無駄な電力消費を防止することができる。
なお、本実施形態においては、通信不能時における動作モードの設定が自動撮影を開始する以前のみ可能である構成としたが、自動撮影を開始した後にも動作モードの設定(変更)が可能な構成としてもよい。
また、カメラ1においては、操作端末51から自動撮影開始コマンドを受信すると、直ちに撮影可能予測時間を取得し、それを操作端末51へ送信する。したがって、ユーザにおいては、遠隔操作でカメラ1に自動撮影を開始させる際には撮影可能な時間を知ることができるため都合がよい。
しかも、本実施形態においては、カメラ1が、自動撮影を開始時点で予測される最大の撮影可能時間ある通常の撮影可能予測時間T1と、自動撮影を開始時点で予測される最小の撮影可能時間ある通信不能時の撮影可能予測時間T2とを撮影可能予測時間として操作端末51へ送信する。したがって、ユーザにおいては、遠隔操作でカメラ1に自動撮影を開始させる際にはより詳細な撮影可能な時間を知ることができ、さらに都合がよい。
なお、本実施形態においては、カメラ1が撮影可能予測時間を取得し操作端末51へ送信するタイミングを、自動撮影開始コマンドの受信タイミングとした構成とした。しかし、撮影可能予測時間を取得し送信するタイミングは任意のタイミングとしてもよい。例えば、操作端末51に、ユーザのスイッチ操作に応答して撮影可能予測時間を要求する要求コマンドをカメラ1へ送信させ、カメラ1に、要求コマンドを受信したタイミングで撮影可能予測時間の取得、及び操作端末51への送信を行わせるようにしてもよい。その場合には、ユーザが必要な時点で撮影可能な時間を知ることができ、都合がよい。
また、本実施形態においては、通信が可能な状態ではリアルタイムで撮影データの送信や表示を行うものとして説明しているが、ここでいうリアルタイムとは、撮影と送信と表示が全く同時に行われなくとも多少の遅延があっても良い。つまり、通信が可能な状態であっても、一時的に撮影速度よりも通信速度が低下して撮影データが一時的に画像記憶部4に蓄積されるような場合があるが、このように一時的な通信速度の低下や一時的な画像データの蓄積については、リアルタイムな撮影データの送信が継続しているものとみなすことができる。一方、同じように通信速度は低下しているが通信が可能な状態において、一時的な通信速度の低下ではなく、しばらくは通信速度の回復が見込めないような状況においては、たとえ通信が可能であっても通信不能期間と同様に考えることができる。
また、上記のような場合に、リアルタイム通信可能な期間であるか通信不能期間であるかの判断を、通信速度が予め決められた所定の通信速度より下回ったかどうか(または撮影速度と通信速度の比率が予め決められた所定の比率を下回ったかどうか)で判断するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、外部装置で撮像装置を遠隔操作する場合で説明したが、外部装置は、撮像装置を遠隔操作する機能を備えていなくとも撮像装置と遠隔接続して撮影データを受信および表示する機能を備えていればよい。つまり、例えば、外出する前に自宅に設置した撮像装置を操作して自動撮影を開始させておき、外出先において外部装置で撮影データを受信して表示するような利用形態であってもよい。
さらに、自動撮影中においても上記の要求コマンドの受信を許容し、要求コマンドを受信したタイミングで撮影可能予測時間の取得、及び操作端末51への送信を行う構成とすれば、ユーザの利便性をより一層向上させることができる。
一方、本実施形態においては、操作端末51からの遠隔操作によってカメラ1が開始する自動撮影が、所定のフレームレートで被写体を撮像する動画撮影であるものについて説明した。しかし、本発明における自動撮影は、被写体を継続的に繰り返し撮像する撮影動作であればよく、例えば静止画撮影を一定の時間間隔で繰り返し行う撮影動作であっても構わない。なお、その場合における撮影可能予測時間は、静止画撮影を繰り返し行うことができる時間である。
以上、本発明のいくつかの実施形態、及びその変形例について説明したが、これらは本発明の作用効果が得られる範囲内であれば適宜変更が可能であり、変更後の実施形態も特許請求の範囲に記載された発明、及びその発明と均等の発明の範囲に含まれる。
以下に、本出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
撮像手段により被写体を継続的に撮像しながら撮影データを送信手段により外部装置へ送信する自動撮影を行う撮像装置であって、前記自動撮影中における前記外部装置への未送信分の撮影データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている未送信分の撮影データの前記送信手段による前記外部装置への送信に要する電源電池の必要残量を演算する演算手段と、電源電池の現在の電池残量を検出する検出手段と、前記自動撮影中に、前記検出手段により検出された電池残量と前記演算手段により演算された必要残量との比較結果に基づくタイミングで前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させる制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
[請求項2]
前記外部装置との間で無線通信を行う通信手段を備え、
前記通信手段を介した前記外部装置からの遠隔操作により前記自動撮影を開始し、
前記送信手段は、前記通信手段を介して撮影データを前記外部装置へ送信することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
[請求項3]
前記制御手段は、前記自動撮影中に、前記検出手段により検出された電池残量が前記演算手段により演算された必要残量未満となるタイミングで前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
[請求項4]
前記制御手段は、前記送信手段に前記撮影データをリアルタイムで前記外部装置へ送信させるとともに、前記撮影データを前記外部装置との通信不能期間に前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1又は2,3記載の撮像装置。
[請求項5]
前記制御手段は、前記外部装置との通信が回復したタイミングで、前記送信手段に前記記憶手段に記憶されている未送信分の撮影データを前記外部装置へ送信させることを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
[請求項6]
前記制御手段は、前記検出手段により検出された電池残量とは無関係に、前記外部装置からの終了指示に応答し、前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の撮像装置。
[請求項7]
前記自動撮影中に前記外部装置との通信が不能となった場合の動作モードとして、前記制御手段が、前記検出手段により検出された電池残量が前記演算手段により演算された必要残量未満となったことを条件として前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させる第1の動作モード、及び前記制御手段が、前記外部装置との通信が不能となったことを条件として前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を直ちに停止させる第2の動作モードとを含む複数の動作モードが設けられるとともに、前記外部装置からの要求に応じ、前記動作モードとして前記複数の動作モードのいずれかを設定する動作モード設定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の撮像装置。
[請求項8]
前記自動撮影中に前記外部装置との通信が不能となった場合の動作モードとして、前記制御手段が、前記検出手段により検出された電池残量が前記演算手段により演算された必要残量未満となったことを条件として前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させる第1の動作モード、及び前記制御手段が、前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を無条件に継続させる第3の動作モードとを含む複数の動作モードが設けられるとともに、前記外部装置からの要求に応じ、前記動作モードとして前記複数の動作モードのいずれかを設定する動作モード設定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の撮像装置。
[請求項9]
前記外部装置による遠隔操作には、前記自動撮影とは異なる単発の静止画撮影が含まれ、前記制御手段は、前記外部装置からの前記静止画撮影の要求に応答し、前記撮像手段に静止画撮影に向けた撮像動作を行わせ、当該撮像動作により取得した撮影データを前記送信手段に前記外部装置へ対し送信させることを特徴とする請求項1乃至8いずれか記載の撮像装置。
[請求項10]
前記自動撮影における撮影可能時間を前記検出手段により検出された電池残量に基づき予測する予測手段を備え、前記制御手段は、前記予測手段により予測された撮影可能時間を前記送信手段に前記外部装置へ対して送信させることを特徴する請求項1乃至9いずれか記載の撮像装置。
[請求項11]
前記予測手段は、前記外部装置から要求があった任意のタイミングでの前記撮影可能時間を予測し、前記制御手段は、前記外部装置からの要求に応答し、前記送信手段に前記撮影可能時間を前記外部装置へ対して送信させることを特徴する請求項10記載の撮像装置。
[請求項12]
前記予測手段は、前記外部装置から自動撮影の開始指示があったタイミングでの前記撮影可能時間を予測し、前記制御手段は、前記外部装置からの自動撮影の開始指示に応答し、前記送信手段に前記撮影可能時間を前記外部装置へ対して送信させることを特徴とする請求項10記載の撮像装置。
[請求項13]
前記自動撮影中に前記制御手段が前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させた後の前記外部装置による遠隔操作を無効とする操作無効手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至12いずれか記載の撮像装置。
[請求項14]
撮像手段により被写体を継続的に撮像しながら撮影データを外部装置へ送信する自動撮影を行う撮像装置の制御方法であって、前記自動撮影中に前記外部装置への未送信分の撮影データを記憶する工程と、前記未送信分の撮影データの前記送信手段による前記外部装置への送信に要する電源電池の必要残量を演算する工程と、電源電池の現在の電池残量を検出する工程と、検出した現在の電池残量と前記必要残量との比較結果に基づくタイミングで前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させる工程とを含むことを特徴とする制御方法。
[請求項15]
撮像手段により被写体を継続的に撮像しながら撮影データを送信手段により外部装置へ送信する自動撮影を行う撮像装置を制御するコンピュータに、前記自動撮影中に前記外部装置への未送信分の撮影データを記憶手段に記憶させる処理と、前記記憶手段に記憶されている未送信分の撮影データの送信に要する電源電池の必要残量を演算する処理と、電源電池の現在の電池残量を検出する処理と、検出した現在の電池残量と前記必要残量との比較結果に基づくタイミングで前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させる処理とを実行させることを特徴するプログラム。
1 カメラ
2 撮像部
3 通信部
3a アンテナ
4 画像記憶部
5 電源部
6 制御部
7 プログラム記憶部
51 操作端末
52 操作部
53 通信部
53a アンテナ
54 表示部
55 データ記憶部
56 制御部

Claims (15)

  1. 撮像手段により被写体を継続的に撮像しながら撮影データを送信手段により外部装置へ送信する自動撮影を行う撮像装置であって、
    前記自動撮影中における前記外部装置への未送信分の撮影データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている未送信分の撮影データの前記送信手段による前記外部装置への送信に要する電源電池の必要残量を演算する演算手段と、
    電源電池の現在の電池残量を検出する検出手段と、
    前記自動撮影中に、前記検出手段により検出された電池残量と前記演算手段により演算された必要残量との比較結果に基づくタイミングで前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記外部装置との間で無線通信を行う通信手段を備え、
    前記通信手段を介した前記外部装置からの遠隔操作により前記自動撮影を開始し、
    前記送信手段は、前記通信手段を介して撮影データを前記外部装置へ送信することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記自動撮影中に、前記検出手段により検出された電池残量が前記演算手段により演算された必要残量未満となるタイミングで前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記送信手段に前記撮影データをリアルタイムで前記外部装置へ送信させるとともに、前記撮影データを前記外部装置との通信不能期間に前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1又は2,3記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記外部装置との通信が回復したタイミングで、前記送信手段に前記記憶手段に記憶されている未送信分の撮影データを前記外部装置へ送信させることを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記検出手段により検出された電池残量とは無関係に、前記外部装置からの終了指示に応答し、前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の撮像装置。
  7. 前記自動撮影中に前記外部装置との通信が不能となった場合の動作モードとして、前記制御手段が、前記検出手段により検出された電池残量が前記演算手段により演算された必要残量未満となったことを条件として前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させる第1の動作モード、及び前記制御手段が、前記外部装置との通信が不能となったことを条件として前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を直ちに停止させる第2の動作モードとを含む複数の動作モードが設けられるとともに、
    前記外部装置からの要求に応じ、前記動作モードとして前記複数の動作モードのいずれかを設定する動作モード設定手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の撮像装置。
  8. 前記自動撮影中に前記外部装置との通信が不能となった場合の動作モードとして、前記制御手段が、前記検出手段により検出された電池残量が前記演算手段により演算された必要残量未満となったことを条件として前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させる第1の動作モード、及び前記制御手段が、前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を無条件に継続させる第3の動作モードとを含む複数の動作モードが設けられるとともに、
    前記外部装置からの要求に応じ、前記動作モードとして前記複数の動作モードのいずれかを設定する動作モード設定手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の撮像装置。
  9. 前記外部装置による遠隔操作には、前記自動撮影とは異なる単発の静止画撮影が含まれ、
    前記制御手段は、前記外部装置からの前記静止画撮影の要求に応答し、前記撮像手段に静止画撮影に向けた撮像動作を行わせ、当該撮像動作により取得した撮影データを前記送信手段に前記外部装置へ対し送信させる
    ことを特徴とする請求項1乃至8いずれか記載の撮像装置。
  10. 前記自動撮影における撮影可能時間を前記検出手段により検出された電池残量に基づき予測する予測手段を備え、
    前記制御手段は、前記予測手段により予測された撮影可能時間を前記送信手段に前記外部装置へ対して送信させる
    ことを特徴する請求項1乃至9いずれか記載の撮像装置。
  11. 前記予測手段は、前記外部装置から要求があった任意のタイミングでの前記撮影可能時間を予測し、
    前記制御手段は、前記外部装置からの要求に応答し、前記送信手段に前記撮影可能時間を前記外部装置へ対して送信させる
    ことを特徴する請求項10記載の撮像装置。
  12. 前記予測手段は、前記外部装置から自動撮影の開始指示があったタイミングでの前記撮影可能時間を予測し、
    前記制御手段は、前記外部装置からの自動撮影の開始指示に応答し、前記送信手段に前記撮影可能時間を前記外部装置へ対して送信させる
    ことを特徴とする請求項10記載の撮像装置。
  13. 前記自動撮影中に前記制御手段が前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させた後の前記外部装置による遠隔操作を無効とする操作無効手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至12いずれか記載の撮像装置。
  14. 撮像手段により被写体を継続的に撮像しながら撮影データを外部装置へ送信する自動撮影を行う撮像装置の制御方法であって、
    前記自動撮影中に前記外部装置への未送信分の撮影データを記憶する工程と、
    前記未送信分の撮影データの前記送信手段による前記外部装置への送信に要する電源電池の必要残量を演算する工程と、
    電源電池の現在の電池残量を検出する工程と、
    検出した現在の電池残量と前記必要残量との比較結果に基づくタイミングで前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させる工程と
    を含むことを特徴とする制御方法。
  15. 撮像手段により被写体を継続的に撮像しながら撮影データを送信手段により外部装置へ送信する自動撮影を行う撮像装置を制御するコンピュータに、
    前記自動撮影中に前記外部装置への未送信分の撮影データを記憶手段に記憶させる処理と、
    前記記憶手段に記憶されている未送信分の撮影データの送信に要する電源電池の必要残量を演算する処理と、
    電源電池の現在の電池残量を検出する処理と、
    検出した現在の電池残量と前記必要残量との比較結果に基づくタイミングで前記撮像手段による被写体の継続的な撮像動作を停止させる処理と
    を実行させることを特徴するプログラム。
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