JP2014006285A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤担持回転体の回転軸方向の端部における磁力線の回り込みを抑制して、現像剤担持回転体の回転軸方向の端部への磁性トナーの付着を十分に抑制することができる現像装置を提供すること。
【解決手段】像担持体2の下方側に像担持体2に対向して配置される現像剤担持回転体であって、回転軸J2を中心に回転する回転スリーブ171と、回転スリーブ171の内部に配置される複数の現像剤担持側磁性部材とを有する現像剤担持回転体17と、複数の現像剤担持側磁性部材のうち像担持体2とは反対側の反対極磁性部材173の回転軸J2方向の端部における像担持体2と反対側の表面に回転スリーブ171を挟んで対向する磁性シール部材30と、像担持体2に対向する対向極磁性部材172における回転軸J2方向の外側に配置され且つ反対極磁性部材173における回転軸J2方向の外側に配置されていない外側磁性部材31と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式により形成された静電潜像を現像するための現像装置、及び該現像装置を備える画像形成装置に関する。
従来、磁性トナー(現像剤)を用いて電子写真現像法により現像を行う現像装置において、現像ローラー(現像剤担持回転体)が像担持体の下方側に像担持体に対向して配置される現像装置がある。現像ローラーは、像担持体の表面に形成される静電潜像に現像剤を飛翔させて供給する。現像ローラーの内部には、現像剤担持側磁性部材が配置される。
現像ローラーが像担持体の下方側に配置される現像装置においては、現像ローラー側から像担持体側に飛翔した磁性トナーは、現像ローラーに印加される交番電界、現像剤担持側磁性部材と磁性トナーとの間に働く磁力及び重力の影響を受けて、現像ローラー側に戻りやすい。そのため、磁性トナーの飛散が少ない。
ここで、磁性トナーが現像ローラー側に戻るとき、現像剤担持側磁性部材における現像ローラーの回転軸方向の長さ(幅)内に、全ての磁性トナーが戻ることが好ましい。現像剤担持側磁性部材の回転軸方向の幅は、現像ローラーの現像領域を規定するためである。しかし、現像ローラーの回転軸方向の端部近傍においては、一部の磁性トナーが現像領域外に飛散する場合があり、その飛散した磁性トナーは、現像ローラーの回転軸方向の端部に付着する可能性がある。
これに対し、現像ローラーの回転軸方向の端部近傍からの磁性トナーの現像領域外への飛散を防ぐために、現像ローラーの回転軸方向の端部で、且つ、現像ローラーの径方向における像担持体とは反対側の表面から所定距離離間した箇所に、磁性シール部材を配置した現像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3270516号公報
特許文献1に記載の現像装置は、磁性シール部材が非接触タイプであるため、接触タイプのシール部材(例えば弾性体、不織布等)を用いる場合に比べて、現像ローラーの回転負荷の増加や、現像ローラーと磁性シール部材との摺擦による温度上昇の発生を抑えることが可能であり、現像ローラーが中高速で回転する現像装置には好適である。
また、特許文献1に開示の現像装置において、磁性シールに対向する側の現像ローラーの端部の磁力線は、磁性シール部材に向けて直線的に形成される。そのため、この磁力線に沿って磁性トナーが移動するトナーチェーンにより、現像領域の外部への磁性トナーの漏れ出しの飛散を防ぐことが可能である。
しかしながら、特許文献1に開示の現像装置において、像担持体に対向する側の現像ローラー(現像剤担持回転体)の回転軸方向の端部の磁力線は、現像ローラーの端部から回転軸方向の外方へ一旦大きくはみ出した後、磁性シール部材に向けて回り込むように形成される。そのため、磁性トナーも磁力線に沿って回り込むように移動することになり、現像ローラーの回転軸方向の端部(端面)への磁性トナーの付着を十分に抑制することができないという問題がある。
本発明は、現像剤担持回転体の回転軸方向の端部における磁力線の回り込みを抑制して、現像剤担持回転体の回転軸方向の端部への磁性トナーの付着を十分に抑制することができる現像装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記現像装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、像担持体の下方側に前記像担持体に対向して配置され、現像剤の供給を受けて表面に現像剤層を形成して、前記像担持体に形成される静電潜像に現像剤を飛翔させる現像剤担持回転体であって、回転軸を中心に回転すると共に前記回転軸方向に延び且つ前記表面を形成する回転スリーブと、該回転スリーブの内部に配置され且つ前記回転軸方向に延びる複数の現像剤担持側磁性部材と、を有する現像剤担持回転体と、前記現像剤担持回転体の径方向における前記像担持体とは反対側の表面から所定距離離間して配置され、前記複数の現像剤担持側磁性部材のうち前記像担持体とは反対側の反対極磁性部材の前記回転軸方向の端部における前記像担持体と反対側の表面に、前記回転スリーブを挟んで対向する磁性シール部材と、前記複数の現像剤担持側磁性部材のうち前記像担持体に対向する対向極磁性部材における前記回転軸方向の外側に配置され且つ前記反対極磁性部材における前記回転軸方向の外側に配置されていない外側磁性部材と、を備える現像装置に関する。
また、本発明は、前記現像装置と、表面に静電潜像が形成されると共に、前記現像装置の現像剤層から現像剤の供給を受けて前記静電潜像にトナー画像が形成される前記像担持体と、前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的に又は間接的にシート状の被転写材に転写する転写部と、前記被転写材に転写されたトナー画像を定着させる定着部と、を備える画像形成装置に関する。
本発明によれば、現像剤担持回転体の回転軸方向の端部における磁力線の回り込みを抑制して、現像剤担持回転体の回転軸方向の端部への磁性トナーの付着を十分に抑制することができる現像装置を提供することができる。
また、本発明によれば、前記現像装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るプリンター1の各構成要素の配置を説明するための図である。 プリンター1における現像装置16の全体の構成を説明する断面図である。 プリンター1の前側(図1のX方向)から現像装置16を見たときにおける現像ローラー17と感光体ドラム2との位置関係、及び、磁性シール部材30の配置並びに現像ローラー17の内部構造を説明するための断面図である。 現像装置16における現像ローラー17及びその周辺部の構成を示す要部の拡大縦断側面図である。 現像装置16における現像ローラー17の回転軸J2方向の端部の構成を示す要部の拡大図である。 現像ローラー17の回転軸J2方向の端部の磁力分布パターンを示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1により、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのプリンター1における全体構造を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るプリンター1の各構成要素の配置を説明するための図である。
以下の説明において、プリンター1の前側に立ったユーザーから見て、左右方向をX方向とし、前後(奥行き)方向をY方向とし、上下方向(垂直方向)をZ方向とする。
図1に示すように、画像形成装置としてのプリンター1は、装置本体Mと、所定の画像情報に基づいてシートとしての用紙Tに所定のトナー画像を形成する画像形成部GKと、用紙Tを画像形成部GKに給紙すると共にトナー画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部KHとを有する。装置本体Mにおける外形は、筐体としてのケース体BDにより構成される。
図1に示すように、画像形成部GKは、像担持体(感光体)としての感光体ドラム2と、帯電部10と、露光ユニットとしてのレーザースキャナーユニット4と、現像装置16と、トナーカートリッジ5と、トナー供給部6と、クリーニング装置11と、除電器12と、転写ローラー8と、定着部9とを備える。
図1に示すように、給排紙部KHは、給紙収容部52と、シート載置装置としての手差しトレイ65と、用紙Tの搬送路Lと、レジストローラー対80と、排紙部50とを備える。
以下、画像形成部GK及び給排紙部KHの各構成について詳細に説明する。
まず、画像形成部GKについて説明する。
画像形成部GKにおいては、感光体ドラム2の表面に沿って順に、上流側から下流側に順に、帯電部10による帯電、レーザースキャナーユニット4による露光、現像装置16による現像、転写ローラー8による転写、除電器12による除電、及びクリーニング装置11によるクリーニングが行われる。
感光体ドラム2は、円筒形状の部材からなり、感光体又は像担持体として機能する。感光体ドラム2は、搬送路Lにおける用紙Tの搬送方向に対して直交する方向に延びる第1回転軸を中心に、矢印の方向に回転可能に配置される(図2参照)。感光体ドラム2の表面には、静電潜像が形成され得る。
帯電部10は、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。帯電部10は、感光体ドラム2の表面を一様に負(マイナス極性)又は正(プラス極性)に帯電させる。
レーザースキャナーユニット4は、露光ユニットとして機能するものであり、感光体ドラム2の表面から離間して配置される。レーザースキャナーユニット4は、不図示のレーザー光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モーター等を有して構成される。
レーザースキャナーユニット4は、PC(パーソナルコンピューター)等の外部機器から入力された画像情報に基づいて、感光体ドラム2の表面を走査露光する。レーザースキャナーユニット4により走査露光されることで、感光体ドラム2の表面の露光された部分の電荷は、除去される。これにより、感光体ドラム2の表面に静電潜像が形成される。
現像装置16は、感光体ドラム2に対応して設けられ、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。現像装置16は、感光体ドラム2に形成された静電潜像に単色(通常はブラック)のトナーを付着させて、単色のトナー画像を感光体ドラム2の表面に形成する。現像装置16は、感光体ドラム2の下方側に感光体ドラム2の表面に対向して配置された現像剤担持回転体としての現像ローラー17、トナー攪拌用の攪拌ローラー18、19等を有して構成される。
現像装置16の詳細については後述する。
トナーカートリッジ5は、現像装置16に対応して設けられており、現像装置16に対して供給されるトナーを収容する。
トナー供給部6は、トナーカートリッジ5及び現像装置16に対応して設けられており、トナーカートリッジ5に収容されたトナーを現像装置16に対して供給する。トナー供給部6と現像装置16とは、不図示のトナー供給路により結ばれている。
転写ローラー8は、感光体ドラム2の表面に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させる。転写ローラー8には、不図示の転写バイアス印加部により、感光体ドラム2に形成されたトナー画像を用紙Tに転写させるための転写バイアスが印加される。転写ローラー8は、感光体ドラム2に対して当接した状態で回転可能に構成される。
感光体ドラム2と転写ローラー8との間で、搬送路Lを搬送される用紙Tが挟み込まれる。挟み込まれた用紙Tは、感光体ドラム2の表面に押し当てられる。感光体ドラム2と転写ローラー8との間で、転写ニップNが形成される。転写ニップNにおいて、感光体ドラム2に現像されたトナー画像は、用紙Tに転写される。
除電器12は、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。除電器12は、感光体ドラム2の表面に光を照射することにより、転写が行われた後の感光体ドラム2の表面を除電する(電荷を除去する)。
クリーニング装置11は、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。クリーニング装置11は、感光体ドラム2の表面に残存したトナーや付着物を除去すると共に、除去されたトナー等を所定の回収機構へ搬送して、回収させる。
定着部9は、用紙Tに転写されたトナー画像を構成するトナーを溶融及び加圧して、用紙Tに定着させる。定着部9は、ヒーターにより加熱される加熱回転体9aと、加熱回転体9aに圧接される加圧回転体9bと、を備える。加熱回転体9aと加圧回転体9bとは、トナー画像が転写された用紙Tを挟み込んで加圧すると共に搬送する。加熱回転体9aと加圧回転体9bとの間に挟み込まれた状態で用紙Tが搬送されることで、用紙Tに転写されたトナーは、溶融及び加圧され、用紙Tに定着される。
次に、給排紙部KHについて説明する。
装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する1個の給紙収容部52が配置される。給紙収容部52は、装置本体Mの右側(図1における右側)に開放して構成される。給紙収容部52には、右側の開放部を通じて、用紙Tが挿入されて、収容される。給紙収容部52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。給紙収容部52には、用紙Tが載置板60の上に積層された状態で収容される。載置板60に載置された用紙Tは、給紙収容部52における用紙送り出し側の端部(図1において左側の端部)に配置される送り出し部51により搬送路Lに送り出される。送り出し部51は、載置板60上の用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すためのピックアップローラー61と、ピックアップローラー61に対向して配置され且つピックアップローラー61に向けて付勢されている分離部材62と、を備える。
装置本体Mの内部であって給紙収容部52の上方には、手差しトレイ65が設けられる。手差しトレイ65は、給紙収容部52にセットされる用紙Tとは異なる大きさや種類の用紙Tを画像形成部GKに供給することを主目的として設けられる。手差しトレイ65は、装置本体Mの右側(図1における右側)に開放して構成される。手差しトレイ65には、右側の開放部を通じて、用紙Tが挿入されて、載置される。手差しトレイ65には、用紙Tが1枚のみ又は複数枚積層された状態で載置可能である。手差しトレイ65に載置された用紙Tは、前述の送り出し部51により搬送路Lに送り出される。
装置本体Mにおける上方側には、排紙部50が設けられる。排紙部50は、第3ローラー対53により用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。排紙部50の詳細については後述する。
用紙Tを搬送する搬送路Lは、送り出し部51から転写ニップNまでの第1搬送路L1と、転写ニップNから定着部9までの第2搬送路L2と、定着部9から排紙部50までの第3搬送路L3とを備える。
第1搬送路L1の途中(詳細には、ピックアップローラー61と転写ローラー8との間)には、用紙Tを検出するためのセンサーと、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正や画像形成部GKにおけるトナー画像の形成と用紙Tの搬送のタイミングを合わせるためのレジストローラー対80と、が配置される。センサーは、用紙Tの搬送方向におけるレジストローラー対80の直前(搬送方向における上流側)に配置される。レジストローラー対80は、センサーからの検出信号情報に基づいて上述の補正やタイミング調整をして用紙Tを搬送する。
第3搬送路L3における下流側端部には、排紙部50が形成される。排紙部50は、装置本体Mにおける上方側に配置される。排紙部50は、装置本体Mの右側(図1において右側)に向けて開口している。排紙部50は、第3搬送路L3を搬送される用紙Tを第3ローラー対53により装置本体Mの外部に排紙する。
排紙部50における開口側には、排紙集積部M1が形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面(外面)に形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面が下方に窪んで形成された部分である。排紙集積部M1の底面は、装置本体Mにおける上面の一部を構成する。排紙集積部M1には、所定のトナー画像が形成され且つ排紙部50から排紙された用紙Tが積層して集積される。
なお、各搬送路の所定位置には用紙検出用のセンサーが配置される。
次に、図2から図5により、本実施形態のプリンター1の特徴部分である現像装置16に係る構成の詳細について説明する。
図2は、プリンター1における現像装置16の全体の構成を説明する断面図である。図3は、プリンター1の前側(図1のX方向)から現像装置16を見たときにおける現像ローラー17と感光体ドラム2との位置関係、及び、磁性シール部材30の配置並びに現像ローラー17の内部構造を説明するための断面図である。図4は、現像装置16における現像ローラー17及びその周辺部の構成を示す要部の拡大縦断側面図である。図5は、現像装置16における現像ローラー17の回転軸J2方向の端部の構成を示す要部の拡大図である。
まず、現像装置16の全体の構成について説明する。
図2から図4に示すように、現像装置16は、現像ローラー17と、トナー層の層厚を規制する層厚規制部材としての層厚規制ブレード21と、磁性シール部材30と、外側磁性部材31と、第1攪拌ローラー18と、第2攪拌ローラー19と、収容筐体20と、を備える。現像ローラー17、層厚規制ブレード21、磁性シール部材30、第1攪拌ローラー18及び第2攪拌ローラー19は、収容筐体20の内部に配置される。収容筐体20の上方側には、開口部23が形成される。
図2に示すように、現像ローラー17は、感光体ドラム2の下方側に感光体ドラム2に対向して配置される。現像ローラー17は、収容筐体20の開口部23を介して感光体ドラム2に近接して配置される。なお、感光体ドラム2の下方側には、感光体ドラム2の垂直方向の下方から45°以内の斜め下側や、垂直方向における真下側が含まれる。
現像ローラー17に形成されるトナー層を構成するトナーは、現像ローラー17と感光体ドラム2との電圧との電圧差により、開口部23を介して感光体ドラム2に移動(飛翔)される。これにより、現像ローラー17は、感光体ドラム2の表面に形成された静電潜像にトナーを飛翔させて、感光体ドラム2の表面に形成された静電潜像にトナー画像を形成する。
現像ローラー17は、感光体ドラム2の下方側において、後述する第2攪拌ローラー19と感光体ドラム2との間に配置される。現像ローラー17は、感光体ドラム2の回転軸である第1回転軸J1に平行な第2回転軸J2に沿う方向に延びるように形成される。現像ローラー17は、図3に示すように、第2回転軸J2方向において、感光体ドラム2よりも短い部材である。例えば、現像ローラー17の第2回転軸J2方向の端部と感光体ドラム2の第2回転軸J2方向の端部との位置の差は、例えば10〜15mmである。
現像ローラー17は、回転スリーブ171と、回転スリーブ171の内部に配置される複数の現像剤担持側磁性部材としての極磁性部材172、173、174、175と、を有する。
回転スリーブ171は、円筒形状に形成される。回転スリーブ171は、第2回転軸J2を中心に矢印C方向に回転可能であると共に第2回転軸J2の軸方向に延びる。回転スリーブ171は、現像ローラー17の表面を形成する。
回転スリーブ171は、トナー(現像剤)の供給を受けて表面にトナー層(現像剤層)を形成するように構成される。回転スリーブ171には、不図示の電圧印加部により、バイアス電圧が印加される。回転スリーブ171は、不図示の現像ローラー駆動部によって回転駆動される。回転スリーブ171と第2攪拌ローラー19との回転方向は、第2攪拌ローラー19と回転スリーブ171とが互いに対向した部分において同じ向きになっている。
複数の極磁性部材172、173、174、175は、回転スリーブ171の内部における所定位置に、回転スリーブ171の回転方向に並んで所定間隔をあけて、回転しない状態で固定される。複数の極磁性部材172、173、174、175は、第2回転軸J2の軸方向に延びる。
複数の極磁性部材は、図4に示すように、対向極(N極)磁性部材172と、反対極(N極)磁性部材173と、規制部材極磁性部材としての規制ブレード極(S極)磁性部材174と、搬送極(S極)磁性部材175と、である。
対向極(N極)磁性部材172は、感光体ドラム2に対向する位置に配置される。対向極(N極)磁性部材172は、感光体ドラム2に最も近接する位置に固定して配置される。対向極(N極)磁性部材172は、外側(回転スリーブ171の周面側)にN極が位置するように配置される。
反対極(N極)磁性部材173は、感光体ドラム2に対向する位置とは反対側の位置に固定して配置される。反対極(N極)磁性部材173は、外側(回転スリーブ171の周面側)にN極が位置するように配置される。
規制ブレード極(S極)磁性部材174は、後述する層厚規制ブレード21に対向する位置に固定して配置される。規制ブレード極(S極)磁性部材174は、外側(回転スリーブ171の周面側)にS極が位置するように配置される。
搬送極(S極)磁性部材175は、層厚規制ブレード21に対向する位置とは反対側の位置に固定して配置される。搬送極(S極)磁性部材175は、外側(回転スリーブ171の周面側)にS極が位置するように配置される。
図2及び図4に示すように、層厚規制ブレード21は、回転スリーブ171の表面に先端が近接した状態で、回転スリーブ171の表面に対向して配置される。層厚規制ブレード21は、回転スリーブ171の表面に近接して配置された先端の部分から、回転スリーブ171の表面から離間する方向に延びる部材である。層厚規制ブレード21は、第1回転軸J1方向及び第2回転軸J2方向に平行な方向に延びる部材である。
層厚規制ブレード21は、回転スリーブ171の回転方向Cにおいて、感光体ドラム2よりも上流側に配置される。層厚規制ブレード21の後端側は、収容筐体20に固定されて保持される。
層厚規制ブレード21は、現像ローラー17における回転スリーブ171の表面に形成されるトナー層の厚さを規制する。層厚規制ブレード21は、回転スリーブ171の表面に形成されるトナーの量を規制することにより、回転スリーブ171の表面に、数10μm程度の一定の厚さのトナーの薄層(現像剤層、トナー層)を形成する。また、層厚規制ブレード21は、回転スリーブ171の表面に形成されるトナー層の厚さを規制する際に、トナー層を構成するトナーを帯電させる。
収容筐体20の下部側の部分は、トナー(現像剤)を収容する部分である。本実施形態においては、収容筐体20に収容されるトナー(現像剤)は、磁性を有する磁性トナーからなる磁性一成分現像剤である。
収容筐体20における感光体ドラム2に対向する部分には、上述の通り、開口部23が形成される。収容筐体20内に収容されたトナーは、開口部23を通じて現像ローラー17から感光体ドラム2に供給される。これにより、現像装置16は、感光体ドラム2の表面に形成された静電潜像をトナー画像として現像する。
収容筐体20は、トナーを収容して攪拌する攪拌室26A、26Bと、攪拌室26Aと攪拌室26Bとの間に形成される仕切板24と、を備える。
第1攪拌ローラー18及び第2攪拌ローラー19は、図2において、仕切板24を挟んで水平方向に並んで配置される。第1攪拌室26Aには、第1攪拌ローラー18が第3回転軸J3を中心に矢印A方向に回転可能に配置される。また、第2攪拌室26Bには、第2攪拌ローラー19が第4回転軸J4を中心に矢印B方向に回転可能に配置される。
第1攪拌ローラー18及び第2攪拌ローラー19は、不図示の回転駆動部により回転駆動される。
仕切板24における第3回転軸J3(第4回転軸J4)方向の両端部側には、第1攪拌室26Aと第2攪拌室26Bとをつなぐ第1流通口(不図示)及び第2流通口(不図示)が形成される。
第1攪拌室26Aの上面板部27には、トナー供給部6から供給(補給)されるトナーを収容筐体20に供給するためのトナー供給開口部28が形成される。トナーカートリッジ5からトナー供給部6により供給されるトナーは、トナー供給開口部28を介して収容筐体20に供給(補給)される。
磁性シール部材30は、図3及び図4に示すように、現像ローラー17の径方向における感光体ドラム2の在る側とは反対側の表面から所定の距離d離間して配置される。距離dは、例えば、0.2〜0.6mmである。
磁性シール部材30は、図4に示すように第2回転軸J2方向に見た場合に、円弧状に形成される。磁性シール部材30は、第2回転軸J2方向に見た場合に、現像ローラー17の回転方向Cにおいて、現像ローラー17の下部から層厚規制ブレード21の手前まで円弧状に延びている。磁性シール部材30は、現像ローラー17の第2回転軸J2を中心とする角度θで、例えば70〜110°の円弧状に形成される。
磁性シール部材30は、図3に示すように、反対極(N極)磁性部材173の第2回転軸J2方向の両端部における感光体ドラム2と反対側の表面に、回転スリーブ171を挟んで対向するように配置される。磁性シール部材30は、回転スリーブ171の第2回転軸J2方向の両端部において、回転スリーブ171の回転軸J2方向に所定長さを有している。
外側磁性部材31は、図3に示すように、対向極(N極)磁性部材172における第2回転軸J2方向の両端部の外側に配置される。外側磁性部材31は、対向極(N極)磁性部材172の第2回転軸J2方向の両端部を外側から覆うように配置される。外側磁性部材31は、対向極(N極)磁性部材172の第2回転軸J2方向の両端部の外側の面であって、現像ローラー17の径方向に延びる面に貼り付けられる(取り付けられている)。
外側磁性部材31は、例えば、鉄片や、対向極(N極)磁性部材172とは反対の極を有する磁石等により形成される。
外側磁性部材31は、図4に示すように、円弧状部分311と、長方形状部分312とを有する。図4に示すように、円弧状部分311は、感光体ドラム2側に配置される。長方形状部分312は、回転スリーブ171の第2回転軸J2側に配置され、円弧状部分311から連続して形成される。
円弧状部分311は、感光体ドラム2側に形成される対向円弧辺31aを有している。対向円弧辺31aは、回転スリーブ171の回転方向Cに沿って円弧状に形成されている。対向円弧辺31aの円弧に沿う長さは、S1である。対向円弧辺31aの長さS1は、例えば5〜10mmである。
対向円弧辺31aの長さS1(外側磁性部材31の長さ)は、図4に示すように、回転スリーブ171の回転方向Cに沿う方向において、現像ローラー17の表面における感光体ドラム2にトナーを飛翔させる部分の長さS2以上である。長さS2は、例えば2〜5mmである。言い換えると、外側磁性部材31は、現像ローラー17の表面における感光体ドラム2にトナーを飛翔させる範囲において、回転スリーブ171の回転方向に延びるように形成される。
なお、現像ローラー17の表面における感光体ドラム2にトナーを飛翔させる部分の長さS2とは、現像ローラー17の表面と感光体ドラム2の表面とが対向する部分において、現像ローラー17の表面と感光体ドラム2の表面とが所定距離離間までの範囲の長さである。つまり、図4に示す現像ローラー17の表面における周面に沿う長さS2の範囲において、現像ローラー17は、感光体ドラム2に対してトナーを飛翔させる。
外側磁性部材31は、図3及び図4に示すように、反対極(N極)磁性部材173における第2回転軸J2方向の両端部の外側には配置されていない。また、外側磁性部材31は、層厚規制ブレード21に対向する規制ブレード極(S極)磁性部材174における第2回転軸J2方向の外側には配置されていない。
次に、図2から図5を参照して、現像装置16の動作について説明する。図5は、現像ローラー17の第2回転軸J2方向の端部における磁力線の形成の様子を説明する図である。
まず、図2に示すように、トナー供給開口部28から供給されたトナーは、第1攪拌室26Aに供給される。第1攪拌室26Aに供給されたトナーは、第1攪拌ローラー18の回転により第2攪拌室26Bに搬送される。第2攪拌室26Bに搬送されたトナーは、第2攪拌ローラー19に搬送されるトナーの一部が現像ローラー17における回転スリーブ171の表面に供給される。そして、回転スリーブ171の表面上には、反対極(N極)磁性部材173の磁力によってトナーが保持されてトナー層が形成される。
次に、図2に示すように、回転スリーブ171の表面に形成されたトナー層は、回転スリーブ171の回転により、層厚規制ブレード21に対向する位置へ搬送される。回転スリーブ171の表面に形成されたトナー層は、感光体ドラム2と対向する位置に移動される前(感光体ドラム2に対して現像ローラー17の回転方向Cの上流側)において、層厚規制ブレード21により層厚が規制される。
次に、層厚規制ブレード21により層厚が規制されたトナー層は、回転スリーブ171の回転により感光体ドラム2と対向する位置へと搬送される。
一方、感光体ドラム2の表面は、帯電部10によって一様に負(マイナス極性)又は正(プラス極性)に帯電されている。そして、レーザースキャナーユニット4の走査露光により、感光体ドラム2の表面の露光された部分の電荷が除去される。これにより、感光体ドラム2の表面に静電潜像が形成されている。
回転スリーブ171の表面に形成されたトナー層は、感光体ドラム2と対向する位置まで搬送される。回転スリーブ171には、電圧印加部(図示せず)により所定の電圧が印加されている。これにより、回転スリーブ171と感光体ドラム2とが対向した位置において、感光体ドラム2と回転スリーブ171との間に印加される交番電界及び対向極(N極)磁性部材172の磁力により、感光体ドラム2の表面に形成された静電潜像に、現像ローラー17上のトナー層を構成するトナーが飛翔されて、感光体ドラム2の表面に単色のトナー画像が形成(現像)される。
回転スリーブ171から感光体ドラム2の表面に向けて飛翔されたトナーは、磁力及び重力の影響を下向きに受ける。そのため、大部分のトナーは現像ローラー17における回転軸方向の幅(長さ)で規定される現像領域内に戻る(落下する)。しかし、現像ローラー17の第2回転軸J2の端部近傍においては、一部のトナーが現像領域外に漏れ出し、飛散することがある。
本実施形態においては、図5に示すように、4つの極磁性部材172、173、174、175のうち感光体ドラム2とは反対側の反対極(N極)磁性部材173の第2回転軸J2方向の両端部には、回転スリーブ171を挟んで対向する磁性シール部材30が配置されている。そのため、反対極磁性部材173の第2回転軸J2方向の端部から磁性シール部材30に向けて、直線的な磁力線MGL1が形成される。この磁力線MGL1に沿ってできるトナーチェーンにより、現像領域外へのトナーの漏れ出しを抑制することができる。
一方、感光体ドラム2に対向する対向極磁性部材172の第2回転軸J2方向の外側の面には、外側磁性部材31が貼り付けられている。そのため、対向極磁性部材172の第2回転軸J2方向の端部の磁力線MGL2は、第2回転軸J2方向に直交する方向における感光体ドラム2側に向かうように形成される。そして、磁力線MGL2は、回転スリーブ171を突き抜けて感光体ドラム2に向かうように現像ローラー17の外側に進行した後に、現像ローラー17に戻るようにして、外側磁性部材31に向かうことになる。これにより、対向極磁性部材172の第2回転軸J2方向の端部の磁力線MGL2は、回転スリーブ171の第2回転軸J2方向の外方へ大きくはみ出して磁性シール部材30に向けて回り込むことが抑制される。
従って、トナーが現像領域外へ漏れ出して、収容筐体20外の装置本体M内に飛散したり、現像ローラー17における回転スリーブ171の回転軸方向の端部(端面)に付着することを抑制することができる。
本実施形態のプリンター1における現像装置16によれば、例えば、次のような効果が奏される。
本実施形態においては、現像ローラー17が感光体ドラム2の下方側に感光体ドラム2に対向して配置されている。そのため、現像ローラー17から感光体ドラム2上の静電潜像にトナーを飛翔させて所定のトナー画像を形成する際、飛翔トナーの大部分は、磁力及び重力の影響を受けて、現像ローラー17の現像領域内に戻りやすい。これにより、現像装置16から装置本体M内へのトナー飛散を抑えることができる。
また、本実施形態においては、現像ローラー17の径方向における感光体ドラム2とは反対側の表面から所定距離離間して配置され反対極磁性部材173の第2回転軸J2方向の端部における感光体ドラム2と反対側の表面に回転スリーブ171を挟んで対向する磁性シール部材30と、対向極磁性部材172における第2回転軸J2方向の外側に配置される外側磁性部材31と、を備える。
そのため、磁性シール部材30により、現像ローラー17の径方向における感光体ドラム2とは反対側においては、反対極磁性部材173の回転軸方向の端部から磁性シール部材30に向けて直線的な磁力線MGL1が形成される。そして、この磁力線MGL1に沿ってできるトナーチェーンにより現像領域外へのトナーの漏れ出しを抑制することができる。同時に、外側磁性部材31により、現像ローラー17の径方向における感光体ドラム2に対向する側においては、対向極磁性部材172の回転軸方向の端部から外側磁性部材31に向う磁力線MGL2が形成される。
これにより、対向極磁性部材172の第2回転軸J2方向の端部の磁力線MGL2は、回転スリーブ171の回転軸方向の外方へ大きくはみ出して、磁性シール部材30に向けて回り込むことが抑制される。従って、トナーが現像領域外へ漏れ出して、収容筐体20外部の装置本体Mの内部に飛散すること、及び、漏れ出したトナーが現像ローラー17における回転スリーブ171の回転軸方向の端部(端面)に付着することを十分に抑制することができる。
また、本実施形態においては、外側磁性部材31は、反対極磁性部材173における第2回転軸J2方向の外側に配置されていない。つまり、外側磁性部材31は、対向極磁性部材172における第2回転軸J2方向の外側にのみ配置されている。
そのため、反対極磁性部材173の第2回転軸J2方向の端部から磁性シール部材30に向かう直線的な磁力線MGL1の減少を防ぐことができる。従って、磁力線MGL1に沿ってできるトナーチェーンにより現像領域外へのトナーの漏れ出しを抑制する効果を十分に発揮させることができる。
また、本実施形態においては、回転スリーブ171の回転方向において、外側磁性部材31の長さS1は、現像ローラー17の表面における感光体ドラム2にトナーを飛翔させる部分の長さS2以上である。
そのため、現像ローラー17の表面から感光体ドラム2にトナーを飛翔させる範囲内におけるトナーの漏れ出しに起因する装置本体Mの内部への飛散の防止や回転スリーブ171の回転軸方向の端部(端面)への付着の防止の効果を十分に確保することができる。
また、本実施形態においては、外側磁性部材31は、層厚規制ブレード21に対向する規制ブレード極磁性部材174における第2回転軸J2方向の外側には配置されていない。
そのため、規制ブレード極磁性部材174によるトナー層を搬送する機能及び層厚規制ブレード21によるトナー層の厚さを規制する機能は、外側磁性部材31による磁力によって損なわれることがない。従って、所定厚さのトナーの薄層を確実に形成することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、種々の形態で実施することができる。
例えば、前述の実施形態では、外側磁性部材31の対向円弧辺31aを、回転スリーブ171の回転方向Cに沿った円弧状に形成したが、これに限らず、直線状又は略直線状の平坦状に形成してもよい。
本発明の画像形成装置の種類は、プリンターに限定されるものでなく、コピー機、ファクシミリ、又はこれらの複合機等であってもよい。
シート状の被転写材としては、用紙Tに限定されず、例えば、フィルム状シートであってもよい。
以下、本発明の実施例及び比較例を用いて、本発明をより詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の実施例のみに限定されるものでない。
実施例の現像装置は、外側磁性部材31を備える。
比較例の現像装置は、外側磁性部材を備えていない。
実施例(外側磁性部材31を備えている)と比較例(外側磁性部材を備えていない)とにおいて、現像ローラー17の第2回転軸J2方向の端部における磁力分布を計測した。
また、(外側磁性部材31を備えている)と比較例(外側磁性部材を備えていない)とにおいて、現像ローラー17における回転スリーブ171の回転軸方向の端部に付着するトナーの量を目視にて確認した。
図6に示すような磁力分布パターンが得られた。図6は、現像ローラー17の回転軸J2方向の端部の磁力分布パターンを示すグラフである。図6において、実線は、外側磁性部材31を備えた現像ローラー17における磁力分布曲線であり、破線は、外側磁性部材を備えてない現像ローラー17における磁力分布曲線である。
図6に示す磁力分布パターンにおいて、本発明の実施例の場合(外側磁性部材31を備えている場合)には、現像ローラー17における回転スリーブ171の回転軸方向の端部から6mm以下の部分において、比較例の場合(外側磁性部材を備えていない場合)と比べて、磁力が大きい。そのため、現像ローラー17における回転スリーブ171の回転軸方向の端部付近において、現像ローラー17における回転スリーブ171の回転軸方向の端部にトナーが付着しやすい磁力分布となっている。
また、本発明の実施例の場合(外側磁性部材31を備えている場合)には、比較例の場合(外側磁性部材を備えていない場合)と比べて、現像ローラー17における回転スリーブ171の回転軸方向の端部に付着するトナーの量が少ないことを、目視にて確認した。
1……プリンター(画像形成装置)、2……感光体ドラム(像担持体)、8……転写ローラー(転写部)、9……定着部、16……現像装置、17……現像ローラー(現像剤担持回転体)、21……層厚規制ブレード(層厚規制部材)、30……磁性シール部材、31……外側磁性部材、171……回転スリーブ、172…対向極磁性部材、173……反対極磁性部材、174……規制ブレード極磁性部材(規制部材極磁性部材)、T……用紙(被転写材)、J2……第2回転軸

Claims (5)

  1. 像担持体の下方側に前記像担持体に対向して配置され、現像剤の供給を受けて表面に現像剤層を形成して、前記像担持体に形成される静電潜像に現像剤を飛翔させる現像剤担持回転体であって、回転軸を中心に回転すると共に前記回転軸方向に延び且つ前記表面を形成する回転スリーブと、該回転スリーブの内部に配置され且つ前記回転軸方向に延びる複数の現像剤担持側磁性部材と、を有する現像剤担持回転体と、
    前記現像剤担持回転体の径方向における前記像担持体とは反対側の表面から所定距離離間して配置され、前記複数の現像剤担持側磁性部材のうち前記像担持体とは反対側の反対極磁性部材の前記回転軸方向の端部における前記像担持体と反対側の表面に、前記回転スリーブを挟んで対向する磁性シール部材と、
    前記複数の現像剤担持側磁性部材のうち前記像担持体に対向する対向極磁性部材における前記回転軸方向の外側に配置され且つ前記反対極磁性部材における前記回転軸方向の外側に配置されていない外側磁性部材と、を備える
    現像装置。
  2. 前記外側磁性部材は、前記対向極磁性部材における前記回転軸方向の外側の面であって前記径方向に延びる面に取り付けられている
    請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記回転スリーブの回転方向に沿う方向において、前記外側磁性部材の長さは、前記現像剤担持回転体の表面における前記像担持体に現像剤を飛翔させる部分の長さ以上である
    請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記像担持体よりも前記回転スリーブの回転方向の上流側において前記回転スリーブの表面に対向して配置され、前記回転スリーブの表面に形成される現像剤層の層厚を規制する層厚規制部材を更に備え、
    前記外側磁性部材は、前記複数の現像剤担持側磁性部材のうち前記層厚規制部材に対向する規制部材極磁性部材における前記回転軸方向の外側に配置されていない
    請求項1から3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の現像装置と、
    表面に静電潜像が形成されると共に、前記現像装置の現像剤層から現像剤の供給を受けて前記静電潜像にトナー画像が形成される前記像担持体と、
    前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的に又は間接的にシート状の被転写材に転写する転写部と、
    前記被転写材に転写されたトナー画像を定着させる定着部と、を備える
    画像形成装置。
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