JP2014005738A - 還元剤供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却水流路へのエアの混入による還元剤噴射弁の冷却能力の低下を抑制することができる還元剤供給装置を提供する。
【解決手段】エンジン14の排気に還元剤を噴霧する還元剤供給装置5において、エンジン14の排気管2の還元触媒3の上流位置に設置された還元剤噴射弁4と、エンジン冷却水流路16と還元剤噴射弁4との間で冷却水を循環させる冷却水流路であってこの冷却水流路の一部に逆U字状部分が形成された噴射弁冷却水流路13と、噴射弁冷却水流路13に冷却水を循環させる循環ポンプ8と、エンコンダイヤル20による設定に応じて循環ポンプ8を制御する制御装置18とを備え、制御装置18は、エンジン始動時から設定時間が経過するまでの間、エンコンダイヤル20の設定を基に演算される基準回転数N0よりも高いエア押し出し用の回転数N1で循環ポンプ8を駆動する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、建設機械の排気に還元剤を噴霧する還元剤供給装置に関する。
環境保護の観点から、近年ディーゼルエンジン等の内燃機関の排気ガスのNOxを浄化することが求められている。この要求に沿った装置の一つとして、NOxを還元反応させて排気を浄化する排気浄化装置(SCRシステム)が知られている。そして、SCRシステムの一態様として、排気管に還元剤噴射弁を設けて排気管内に液体還元剤(尿素溶液等)を噴射するものがある。しかし、排気に液体還元剤を噴射するSCRシステムの場合、高温環境下に設置される還元剤噴射弁の熱損傷等が懸念される。これに対し、エンジン冷却水の一部を還元剤噴射弁に循環させ、流量調節弁の開度によって還元剤噴射弁の温度を調節するものが提唱されている(特許文献1等参照)。
国際公開第2009/050948号
ここで、例えば乗用車においては、通常、車体の下部から排気を排出するようになっているため、上記特許文献1の装置を適用した場合には、還元剤噴射弁の冷却水流路をエンジン冷却水流路との接続部に対して全体的に低位置にすることができる。そのため、仮に還元剤噴射弁の冷却水流路にエアが混入しても、冷却水の流れでエンジン冷却水流路に比較的簡単にエアを押し出すことができる。エンジン冷却水流路に排出されたエアはラジエータキャップを介して系外に排出される。
ところが、建設機械の場合には、エンジン室は、小旋回径の達成、運転席からの後方の視界確保のために水平方向及び高さ方向の寸法に制約がある他、ラジエータ、エンジン、油圧ポンプ、カウンタウェイト等の各設備のレイアウトにも制約がある。こうした事情もあって排気管はエンジン室の上面に突き出るように設置される場合が多く、還元触媒や還元剤噴射弁がエンジン室内の上部空間に設置される場合がある。したがって、上記特許文献1の装置を建設機械に適用した場合には、還元剤噴射弁の冷却水流路の全部又は一部が必然的にエンジンやその冷却水流路よりも高位置になり得るとともに、エンジン室に冷却水流路を配策する過程で流路の一部に逆U字状部分が形成されることがある。そのため、還元剤噴射弁の冷却水流路にエアが混入してしまうと、この逆U字部分にエアが溜まり当該冷却水流路の通水を妨げ、流量調整弁の開度を上げても要求通りに冷却水量が増加せず還元剤噴射弁を適正に冷却できなくなる恐れがある。甚だしい場合には通水自体が滞り得る。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、冷却水流路へのエアの混入による還元剤噴射弁の冷却能力の低下を抑制することができる還元剤供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明は、エンジンの排気に還元剤を噴霧する還元剤供給装置において、前記エンジンの排気管の還元触媒の上流位置に設置された還元剤噴射弁と、エンジン冷却水流路と前記還元剤噴射弁との間で冷却水を循環させる冷却水流路であって、この冷却水流路の一部に逆U字状部分が形成された噴射弁冷却水流路と、前記噴射弁冷却水流路に冷却水を循環させる循環ポンプと、設定器による設定に応じて前記循環ポンプを制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記エンジンの始動時から設定時間が経過するまでの間、前記設定器の設定を基に演算される基準回転数よりも高いエア押し出し用の回転数で前記循環ポンプを駆動することを特徴とする。
第2の発明は、エンジンの排気に還元剤を噴霧する還元剤供給装置において、前記エンジンの排気管の還元触媒の上流位置に設置された還元剤噴射弁と、エンジン冷却水流路と前記還元剤噴射弁との間で冷却水を循環させる冷却水流路であって、この冷却水流路の一部に逆U字状部分が形成された噴射弁冷却水流路と、前記噴射弁冷却水流路に冷却水を循環させる循環ポンプと、前記噴射弁冷却水流路の冷却水の流動を検出する流動検出器と、設定器による設定に応じて前記循環ポンプを制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、流動検出器からの信号を基に前記噴射弁冷却水流路の冷却水の流動に異常があると判断した場合、前記設定器の設定を基に演算される基準回転数からエア押し出し用の回転数に前記循環ポンプの回転数を上げることを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、前記制御装置は、前記基準回転数から前記エア押し出し用の回転数まで前記循環ポンプの回転数を連続的又はステップ状に増加させていき、前記エア押し出し用の回転数に到達するまでの間に、前記流動検出器からの信号を基に前記噴射弁冷却水流路の冷却水の流動が正常化したと判断した場合には、その時点で前記循環ポンプの回転数を前記基準回転数に戻すことを特徴とする。
第4の発明は、第1−第3のいずれかの発明において、前記制御装置は、前記エア押し出し用の回転数で前記循環ポンプを駆動した後、前記流動検出器からの信号を基に前記噴射弁冷却水流路の冷却水の流動に異常があると判断した場合には、警告装置を作動させ、前記エンジンを停止させることを特徴とする。
第5の発明は、第1−第4のいずれかの発明において、前記噴射弁冷却水流路に設けたエア抜き装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、冷却水流路へのエアの混入による還元剤噴射弁の冷却能力の低下を抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る還元剤供給装置を適用する建設機械の一例の外観図である。 本発明の第1の実施の形態に係る還元剤供給装置を備えた排気浄化装置の回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係る還元剤供給装置を備えた排気浄化装置の水平方向から見た模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係る還元剤供給装置に備えられた制御装置の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る還元剤供給装置に備えられた制御装置による循環ポンプの制御手順を表したフローチャーチである。 本発明の第2の実施の形態に係る還元剤供給装置に備えられた制御装置による循環ポンプの制御手順を表したフローチャーチである。 本発明の第3の実施の形態を説明する図であって還元剤供給装置の循環ポンプの制御方式のバリエーションを例示した図である。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
1.適用対象
図1は本発明の第1の実施の形態に係る還元剤供給装置を適用する建設機械の一例の外観図である。図1に示すように、本実施の形態では、本実施の形態の還元剤供給装置の適用対象の一例として油圧ショベルを例示している。本実施の形態では、特に断り書きのない場合、図1中の左右を機体の前後方向とする。
図1に示した油圧ショベルは、大別して走行体101、この走行体101上に旋回可能に搭載された旋回体102、及び作業装置108から構成される。
走行体101は、無限軌道履帯を有する左右のクローラを備えており、左右のクローラを左右の走行モータ133によりそれぞれ駆動することで走行する。走行モータ133は例えば油圧モータである。
旋回体102は、旋回フレーム103を有し、旋回フレーム103には、前方側にオペレータが搭乗するキャブボックス104が、キャブボックス104の後方側にエンジン室を画成する建屋カバー105が、最後部に機体の前後方向のバランスを調整するカウンタウェイト106が搭載されている。旋回フレーム103には旋回モータ(図示せず)が設けられており、旋回体102はこの旋回モータによって旋回駆動される。旋回モータは例えば油圧モータである。
作業装置108は、旋回体102の前部(本例ではキャブボックス104の右側)に設けられ、旋回体102に対して俯仰動作する。この作業装置108は、旋回体102の旋回フレーム103にピン結合されたブーム109と、ブーム109の先端側にピン結合されたアーム110と、アーム110の先端側にピン結合された作業具(バケット)111とを備えている。そして、ブーム109、アーム110及びバケット111は、ブームシリンダ134、アームシリンダ135及びバケットシリンダ136によって駆動される。シリンダ134−136は例えば油圧シリンダである。
2.排気浄化装置
図2は本発明の第1の実施の形態に係る還元剤供給装置を備えた排気浄化装置の回路図、図3は水平方向から見た模式図である。
図2に示した排気浄化装置1は、エンジン(内燃機関)14の排気管2の途中に設けた還元触媒3と、排気管2を流れるエンジン14の排気に液体の還元剤(例えば尿素水溶液)を噴霧する還元剤供給装置5とを備え、エンジン14の排気ガス中のNOxを選択的に還元し浄化するものである。還元剤供給装置5は排気浄化装置1の主たる構成要素である。エンジン14やラジエータ15を含め、図2及び図3に示した構成要素はエンジン室の上記建屋カバー105(図1参照)の内側に収容されている。ラジエータ15は公知のものであり、ラジエータキャップを備えている。ラジエータ15とエンジン14はエンジン冷却水流路16で繋がれていて、エンジン冷却水流路16には、エンジン14の動力で駆動する循環ポンプ8が設けられている。このエンジン冷却水流路16は、エンジン14との接触面積を広く確保するためにエンジン14の周囲に張り巡らされている。また、エンジン冷却水流路16におけるエンジン14からラジエータ15に冷却水を送る管路にはサーモスタット22(図3参照)が設けられている。このサーモスタット22は、バイメタル等により冷却水温度に応じて機械的に開閉する開閉弁であり、冷却水温度が設定温度に達したら開き、設定温度に満たない場合は閉じるようになっている。また、エンジン14にはファン30が連結されていて、このファン30が誘起する冷却風によってラジエータ15を循環する際にエンジン冷却水が冷却される。
上記構成により、循環ポンプ8を駆動することによってエンジン14のエンジン冷却水流路16を通ってエンジン14の周囲をエンジン冷却水が循環することによってエンジン14が冷却される。その後、エンジン14が一定温度まで昇温してサーモスタット22が開いたらエンジン14を冷却したエンジン冷却水16はラジエータ15に流入し、ラジエータ15で放熱したエンジン冷却水はエンジン14に戻ってエンジン14を冷却する。
このとき、エンジン室内はエンジン14やラジエータ15の他、特に図示していないが上記した各油圧アクチュエータに作動油を供給する油圧ポンプや作動油タンク等の様々な油圧関連機器等が収容される。それでいて、エンジン室の後部にはカウンタウェイト106(図1参照)があり、また旋回体102の小旋回径等も望まれるため、水平方向に寸法が制限される。加えて、キャブボックス104からの後方の視野を確保するために、エンジン室の上面はキャブボックス104に搭乗するオペレータの視線よりもできるだけ低くしたい。そのため、収容物に対してエンジン室は狭隘であり、スペースの制約上、エンジン14の排気管2を、図1に示したように終端(排気筒)が建屋カバー105の上面から外部に突き出るように這い回す場合がある。この場合、図3に模式的に示したように排気管2はエンジン14やラジエータ15よりも高位置まで延在するため、上記還元触媒3はエンジン室内における上部空間を利用して配設してある。
3.還元剤供給装置
還元剤供給装置5は、エンジン14の排気に還元剤を噴霧する還元剤供給系統100、還元剤供給系統100の還元剤噴射弁4を冷却する噴射弁冷却系統200、及びこれら還元剤供給系統100及び噴射弁冷却系統200を制御する制御装置18を備えている。
還元剤供給系統100は、還元剤が貯留された還元剤タンク6、還元剤を排気に噴霧する還元剤噴射弁4、及び還元剤タンク6の還元剤を還元剤噴射弁4に圧送するポンプモジュール7を備えている。還元剤噴射弁4は、排気管2における還元触媒3の上流部(排気の流通方向における上流側)に設置されていて、その噴射孔は排気管2の内部空間に臨んでいる。本実施の形態において、還元剤噴射弁4は、排気管2に対して上記還元触媒3と同じくエンジン室内における上部空間を利用して配設してあり、図3に模式的に示したようにエンジン14やラジエータ15よりも高位置にある。ポンプモジュール7は、還元剤噴射弁4及び還元剤タンク6にそれぞれ供給通路9,10で接続され、さらに還元剤タンク6とは循環通路11によって接続されている。
上記構成により、ポンプモジュール7を駆動して還元剤タンク6に貯留された還元剤を還元剤噴射弁4に圧送することによって、還元剤噴射弁4を介して排気管2を流れるエンジン排気に還元剤が噴霧される。
4.噴射弁冷却系統200
噴射弁冷却系統200は、還元剤噴射弁4と熱交換する冷却水を循環させる噴射弁冷却水流路13、及び噴射弁冷却水流路13に冷却水を循環させる循環ポンプ8を備えている。
循環ポンプ8は、エンジン冷却水流路16の途中、例えば上記サーモスタット22(図3参照)の上流側でサーモスタット22とラジエータ15との間に設けられている。
噴射弁冷却水流路13は、エンジン冷却水流路16を流れるエンジン冷却水の一部を噴射弁冷却水として分流させて還元剤噴射弁4に導くものである。この噴射弁冷却水流路13は、エンジン14の周囲のエンジン冷却水流路16に対して分岐及び合流していて、途中一部を還元剤噴射弁4の冷却水通路12で構成してある。冷却水通路12は還元剤噴射弁4との間で熱交換し還元剤噴射弁4を冷却する部位である。また、噴射弁冷却水流路13の入口40(上流側端部)は、例えばエンジン冷却水流路16におけるサーモスタット22(図3参照)の上流側で当該サーモスタット22と循環ポンプ8との間の部分に接続している。他方、噴射弁冷却水流路13の出口41(下流側端部)は、例えばエンジン冷却水流路16における循環ポンプ8の上流側で当該循環ポンプとラジエータ15との間の部分に接続している。さらに、噴射弁冷却水流路13の経路の一部、本実施の形態では冷却水通路12の上流側の部分には、上側に凸となる逆U字状部13aが形成されている。
なお、エンジン冷却水流路16から噴射弁冷却水流路13にエアが混入し難くする上では、噴射弁冷却水流路13の最上流側の部分は、エンジン冷却水流路16に接続する入口40から下流側に向かって一定距離下向き(下り傾斜又は鉛直下向き)に延在させることが好ましい。他方、噴射弁冷却水流路13に混入したエアがエンジン冷却水流路16に排出され易くする上では、噴射弁冷却水流路13の最下流側の部分は、エンジン冷却水流路16に接続する出口41に向かって一定距離上向き(上り傾斜又は鉛直上向き)に延在させることが好ましい。前述したように、還元剤噴射弁4はエンジン14やラジエータ15よりも高位置にあるため、噴射弁冷却水流路13は、図3に示したように、少なくとも一部がエンジン冷却水流路16の最高部よりも必然的に高位置になる。言い換えれば、噴射弁冷却流路13の少なくとも一部は、入口40よりも高くなっている。また、エンジン冷却水流路16及び噴射弁冷却水流路13の流路は全体に冷却水で満たされている。
上記構成により、循環ポンプ8が駆動すると、エンジン冷却水流路16と連通する噴射弁冷却水流路13内の冷却水が入口40から出口41に向かって流動し、途中の冷却水通路12を通過する際に還元剤噴射弁4を冷却した後、エンジン冷却水流路16に戻る。
なお、噴射弁冷却水流路13の途中には、混入したエアを排出し得るエア抜き装置42(図3参照)が設置されている。エア抜き装置42には、公知のエア抜きバルブ等を使用することができる。また、噴射弁冷却水流路13には、流路内の流動に異常がないか否かを判別するために、冷却水の流動の有無を検知する流動検出器17が備えられている。噴射弁冷却水流路13内が冷却水で満たされた状態で冷却水が流動する状態が正常な流動状態であり、ここで言う流動の「異常」とは、正常な流動状態にないことをいう。流動の異常は、噴射弁冷却水流路13へのエアの混入によって発生し得る。流動検出器17としては、例えば流体の動圧と静圧との差から流量を検出する差圧式流量計により直接流量を計測し所定の流量が得られているか否かを判別するものを用いることができる。また、温度や圧力、超音波の性質を利用し、噴射弁冷却水流路13内に存在する物質が空気か冷却水かを判別するものを用いることもできる。但し、流動の異常が判定できれば流動検出器17の種別に特に制限はない。
5.制御装置18
制御装置18は、例えばエンジン回転数又はエンジン14から循環ポンプ8への動力伝達機構の変速比を変更する等して循環ポンプ8を制御することで還元剤供給系統100及び噴射弁冷却系統200を制御する。この制御装置18には、上記流動検出器17の他、エンジン14の始動を指示するキースイッチ19、及び設定器であるエンジンコントローラダイヤル(エンコンダイヤル)20からの信号が入力される。エンコンダイヤル20はエンジン14の目標回転数を設定する設定器である。また、制御装置18は、警告装置21(警告灯等)や循環ポンプ8に信号を出力する。制御装置18は、通常時は、エンコンダイヤル20の設定に応じて循環ポンプ8を制御しており、エンコンダイヤル20の設定に応じた回転数で循環ポンプ8を駆動する。そして、エンジン始動時には、制御装置18は、一定時間循環ポンプ8の回転数を上げ、噴射弁冷却水流路13に混入している可能性があるエアを噴射弁冷却水流路13から押し出してエンジン冷却水流路16に排出する。
図4は制御装置18の機能ブロック図である。
制御装置18は公知のマイクロコンピューターを中心に構成されており、エンジン運転時間算出部18a、及びポンプ回転数制御部18bを備えている。エンジン運転時間算出部18aは、エンジン14が運転状態にあるか否かをキースイッチ19からの信号S1を基に判定するとともに、エンジン14が運転状態にある場合にはエンジン始動からの経過時間(運転時間)を算出する。エンジン14の運転時間の算出方法は特に限定されず、例えば制御装置18に備えられたタイマー(図示せず)の計時情報から算出する構成で足りる。
ポンプ回転数制御部18bは、エンコンダイヤル20からの信号である指令値S2、及び流動検出器17からの信号である流量検知情報S3を基に、循環ポンプ8の回転数の制御信号を出力する。また、ポンプ回転数制御部18bは、予め試験等で求められた噴射弁冷却水流路13内の冷却水流量と循環ポンプ8の回転数との関係情報を記憶しており、流動検出器17からの流量検知情報S3から算出した冷却水流量(F1)と、上記関係情報において循環ポンプ8の回転数(例えば循環ポンプ8への指令値)に対応する正常な冷却水流量(F0)との偏差(ΔF)が予め設定した閾値Fsを超えた場合(ΔF=F0−F1>Fs)、冷却水流量の低下(冷却能力の低下)による還元剤噴射弁4の熱損傷を防ぐため、警告装置21に信号を出力する。信号を入力した警告装置21は、警告灯を点灯する等して運転者に報知する。
6.循環ポンプ8の制御
図5は本実施の形態における制御装置18による循環ポンプ8の制御手順を表したフローチャーチである。
図5に示した制御手順は、エンジン始動時に一定時間だけ循環ポンプ8の回転数を上昇させるものである。同図の手順では、まずステップS11でキースイッチ19からの信号S1を入力し、ステップS12に移ってエンジン14が運転状態にあるか否かを判定する。信号S1を基にエンジン14が動いていると判定されれば、制御装置18は手順をステップS13に移し、動いていないと判定した場合は図5のフローを終了する。エンジン14が稼動状態の場合、ステップS13でエンジン14が直近の始動から連続して動作を継続している時間である運転時間tを算出し、続くステップS14で運転時間tが予め設定した閾値t1未満であるか否かを判定する。運転時間tがt1未満(つまり始動後t1経過前)と判定されればステップS15に手順を移し、運転時間tがt1以上(つまり始動からt1経過後)と判定されればステップS17(後述)に手順を移す。
ステップS15では、制御装置18は、循環ポンプ8を設定回転数N1で駆動する。設定回転数N1は、エンコンダイヤル20の設定を基に演算される基準回転数N0よりも高いエア押し出し用の回転数である。ここで言う「基準回転数N0」とは通常運転時にエンコンダイヤル20の設定に応じてエンジン回転数に対応して定まる値であり、エンジン回転数によって変化する。それに対し、エア押し出し用の回転数N1は設定した固定値である。続くステップS16では運転時間tが閾値t1以上であるか否かを判定する。運転時間tがt1未満と判定されればステップS15に手順を戻す。一方、運転時間tが閾値t1以上と判定されれば、制御装置18はステップS17に手順を移し、エンコンダイヤル20からの指令値S2から算出される基準回転数N0で循環ポンプ8を駆動し、図5のフローを終了する。以上の手順を実行することにより、エンジン14の始動時には、始動から設定時間t1が経過するまでの間、エンコンダイヤル20の設定によらず基準回転数N0よりも高いエア押し出し用の設定回転数N1で循環ポンプ8が駆動される。
7.効果
以上、本実施の形態によれば、エンジン停止時に噴射弁冷却水流路13にエアが混入したとしても、エンジン始動時に設定時間t1の間、通常運転時よりも高いエア押し出し用の回転数N1で循環ポンプ8を駆動することにより、設定時間t1の間に冷却水循環通路13からエアを排出し得る。このようにして噴射弁冷却水流路13の冷却水の流動を妨げるエアを排出することにより、噴射弁冷却水流路13に要求流量の冷却水を通水することができ、還元剤噴射弁4の冷却能力の低下を抑制することができる。
(第2の実施の形態)
図6は第2の実施の形態における制御装置18による循環ポンプ8の制御手順を表したフローチャーチである。
本実施の形態が第1の実施の形態と相違する点は、制御装置18による循環ポンプ8の制御手順にある。すなわち、第1の実施の形態ではエンジン始動時に無条件に設定時間t1だけエア押し出し用の回転数N1で循環ポンプ8を駆動したのに対し、本実施の形態ではエアの混入により噴射弁冷却水流路13の冷却水の流動の異常(流量減少等)を検知した場合に循環ポンプ8の回転数をエア押し出し用の回転数N1に増速する点で異なる。ハード構成については第1の実施の形態と基本的に同じであるため説明を省略する。
図6に示したように、制御装置18は、ステップS21で流動検出器17から信号S3を入力し、ステップS22に手順を移す。ステップS22では信号S3を基に算出された冷却水流量Fが予め試験等から定めた閾値F1未満に低下していないかどうかを判定する。閾値F1は一定値とすることもできるが、前述した循環ポンプ8の回転数と冷却水流量との関係情報の下、循環ポンプ8の回転数に対応する流量を基準流量とし、当該基準流量から所定値だけ低い値とすることもできる。制御装置18は、ステップS22において冷却水流量Fが閾値F1未満であると判定すれば手順をステップS23に移し、冷却水流量Fが閾値F1以上であると判定すれば手順をステップS21に戻す。
ステップS23では、制御装置18は、循環ポンプ8を設定回転数N1で一定時間だけ駆動する。設定回転数N1は、エンコンダイヤル20の設定を基に演算される基準回転数N0よりも高いエア押し出し用の回転数である。循環ポンプ8の回転数をN1に増速する時間は予め設定された時間である。続くステップS24では再び流動検出器17から信号S3を入力し、ステップS25信号S3を基に算出された冷却水流量Fが閾値F1以上に復帰したか否かを判定する。ここで冷却水流量Fが閾値F1以上に復帰していれば、制御装置18は、エアが排出されて冷却水の流動が正常化されたものと見なしてステップS26に手順を移し、循環ポンプ8の回転数をエンコンダイヤル20の設定に応じた回転数N0に戻した上で手順をステップS21に戻す。一方、冷却水流量Fが依然として閾値F1未満であるようなら、制御装置18は、ステップS27に手順を移し警告装置21を作動させて運転者に警告を促し、さらにステップS28で還元剤噴射弁4の熱損傷の防止のためにエンジン14を停止させて手順を終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、エンジン運転中に噴射弁冷却水流路13にエアが混入したとしても、エアの混入によって噴射弁冷却水流路13の冷却水の流動の異常が検知されたら循環ポンプ8の回転数をエア押し出し用の回転数N1に増速することにより、冷却水循環通路13からエアを排出して冷却水の流動を正常化し得る。このようにして噴射弁冷却水流路13の冷却水の流動を妨げるエアを排出することにより、本実施の形態によっても、噴射弁冷却水流路13に要求流量の冷却水を通水することができ、還元剤噴射弁4の冷却能力の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態の場合、噴射弁冷却水流路13の冷却水の流動の正常・異常を判定することにより、異常時に循環ポンプ8を増速しても正常化されなければ警告装置21によって運転者に異常を報知することができる。これにより、還元剤噴射弁4が損傷する前に、運転者は適切な処置を施すことができる。
なお、以上の図6の手順は、第1の実施の形態における図5の制御手順を実行せずに単独で実行する場合もあり得るし、図5の手順と併せて実行する場合もあり得る。図5の手順と併せて実行する場合、エンジン始動時に設定時間t1だけN1で循環ポンプ8を実行した後、エンコンダイヤル20の設定に応じたポンプ制御の実行中に噴射弁冷却水流路13の冷却水の流動に異常が検知された場合に、再び回転数N1で循環ポンプ8が駆動されることになる。また、本実施の形態におけるエア押し出し用の回転数は第1の実施の形態のN1とは異なる値に設定しても良く、例えばエンジン始動時に循環ポンプ8をN1で駆動した後、流動異常時に循環ポンプ8をN1とは異なるN1’で駆動するようにしても良い。但しN1’はN1と同じくエンコンダイヤル20の設定に応じた基準回転数N0よりも高い値に限られる。
(第3の実施の形態)
図7は本発明に係る還元剤供給装置の循環ポンプの駆動速度の制御方式のバリエーションを例示した図である。
第1及び第2の実施の形態においては、図7の制御線Aで示されたように、エンコンダイヤル20の設定に応じた基準回転数N0からエア押し出し用の回転数N1まで一気に循環ポンプ8の回転数を増速させる例を説明したが、これに限られない。例えば、制御装置18は、循環ポンプ8の回転数をN0からN1まで制御線Bのように連続的に増加させる構成とすることもできる。図7の制御線Bは増速開始から時間に比例して線型的に増速する方式を例示しているが、曲線的に増速させる方式であっても良い。また、制御線Cのようにステップ状に増加させる構成とすることもできる。この場合、回転数がN1に到達するまでの間(例えば図7の回転数N2まで増速した際)に、流動検出器17からの信号S3を基に噴射弁冷却水流路13の冷却水の流動が正常化したと判断した場合には、その時点で循環ポンプ8の回転数を基準回転数N0に戻す構成とすることができる。この場合、既に噴射弁冷却水流路13の冷却水の流動が正常に復帰していて必要ないにも関わらず循環ポンプ8の回転数をN1まで増速することによる動力の浪費を抑制できるので、燃費の低下を抑制することができる等、効率が良い。
(その他)
なお、本実施の形態では還元剤噴射弁4がエンジン14及びラジエータ15よりも高位置にある場合を例示して説明しているが、還元剤噴射弁4そのものはエンジン14又はラジエータ15の最高部に対して低位置に設置されることもあり得る。この場合であっても、噴射弁冷却水流路13の一部に逆U字状の部分がある場合には上記同様の課題が生じ、本発明を適用することによって上記同様に効果を得ることができる。また、エンジン14又はラジエータ15の最高部よりも高位置の部分が噴射弁冷却水流路13にない場合であっても、噴射弁冷却水流路13に逆U字状の部分が存在するときには上記同様の課題が生じる恐れがあり、本発明を適用することによって上記同様に効果を得ることができる。また、逆U字状部13aが還元剤噴射弁4のすぐ上流の部分にある場合を例示したが、逆U字状部13aの位置はこれに限定されず、還元剤噴射弁4の下流側等、噴射弁冷却水流路13の経路の一部に存在していれば良い。また、逆U字状部13aが複数箇所存在する場合にも本発明は適用可能であり、相応の効果を奏する。
また、通常、冷却水は低温時に粘性が大きくなり循環ポンプの回転数が同じでも通常に比べて流量が低下する場合がある。そのため、正常な流動状態であっても冷却水の粘度の上昇によって流量が低下して異常と判断されることが起こり得る。このような不具合を防止するためには、例えば前述した循環ポンプ8の回転数と噴射弁冷却水流路13の冷却水流量との関係情報と異常判定用の閾値とを冷却水の温度範囲毎に予め制御装置18に記憶させておくとともに噴射弁冷却水流路13に温度センサを設置し、温度センサと流動検出器17の検出値を基に以上判定をする構成とすることもできる。また、噴射弁冷却水流路13の冷却水の流動異常を判定するために流動検出器17によって噴射弁冷却水流路13の冷却水流量を検出する場合を例示したが、例えば還元剤噴射弁4の温度等、噴射弁冷却水流路13の冷却水の流動異常に伴って生じる変化を冷却水流量の代わりに制御の基礎として用いても良い。
さらに、前述した第1−第3の実施の形態は適宜組み合わせることができる。例えば、第1の実施の形態では単にエンジン始動時に一定時間だけエア押し出し用の回転数N1で循環ポンプ8を駆動する場合を説明したが、例えばN1で駆動中に流動検出器17の信号S3を入力し、一定時間N1で循環ポンプ8を駆動したところで冷却水の流動異常が認められる場合には、第2の実施の形態のステップS25→ステップS27のように警告停止する構成とすることもできる。またこの場合、第3の実施の形態のように連続的又はステップ状に循環ポンプ8の回転数を増速する構成とすることもできる。
2 排気管
3 還元触媒
4 還元剤噴射弁
5 還元剤供給装置
8 循環ポンプ
13 噴射弁冷却水流路
14 エンジン
16 エンジン冷却水流路
17 流動検出器
18 制御装置
20 エンジンコントローラダイヤル(設定器)
21 警告装置
42 エア抜き装置
N0 基準回転数
N1 エア押し出し用の回転数

Claims (5)

  1. エンジンの排気に還元剤を噴霧する還元剤供給装置において、
    前記エンジンの排気管の還元触媒の上流位置に設置された還元剤噴射弁と、
    エンジン冷却水流路と前記還元剤噴射弁との間で冷却水を循環させる冷却水流路であって、この冷却水流路の一部に逆U字状部分が形成された噴射弁冷却水流路と、
    前記噴射弁冷却水流路に冷却水を循環させる循環ポンプと、
    設定器による設定に応じて前記循環ポンプを制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記エンジンの始動時から設定時間が経過するまでの間、前記設定器の設定を基に演算される基準回転数よりも高いエア押し出し用の回転数で前記循環ポンプを駆動することを特徴とする還元剤供給装置。
  2. エンジンの排気に還元剤を噴霧する還元剤供給装置において、
    前記エンジンの排気管の還元触媒の上流位置に設置された還元剤噴射弁と、
    エンジン冷却水流路と前記還元剤噴射弁との間で冷却水を循環させる冷却水流路であって、この冷却水流路の一部に逆U字状部分が形成された噴射弁冷却水流路と、
    前記噴射弁冷却水流路に冷却水を循環させる循環ポンプと、
    前記噴射弁冷却水流路の冷却水の流動を検出する流動検出器と、
    設定器による設定に応じて前記循環ポンプを制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、流動検出器からの信号を基に前記噴射弁冷却水流路の冷却水の流動に異常があると判断した場合、前記設定器の設定を基に演算される基準回転数からエア押し出し用の回転数に前記循環ポンプの回転数を上げることを特徴とする還元剤供給装置。
  3. 請求項2の還元剤供給装置において、前記制御装置は、前記基準回転数から前記エア押し出し用の回転数まで前記循環ポンプの回転数を連続的又はステップ状に増加させていき、前記エア押し出し用の回転数に到達するまでの間に、前記流動検出器からの信号を基に前記噴射弁冷却水流路の冷却水の流動が正常化したと判断した場合には、その時点で前記循環ポンプの回転数を前記基準回転数に戻すことを特徴とする還元剤供給装置。
  4. 請求項1−3のいずれかの還元剤供給装置において、前記制御装置は、前記エア押し出し用の回転数で前記循環ポンプを駆動した後、前記流動検出器からの信号を基に前記噴射弁冷却水流路の冷却水の流動に異常があると判断した場合には、警告装置を作動させ、前記エンジンを停止させることを特徴とする還元剤供給装置。
  5. 請求項1−4のいずれかの還元剤供給装置において、前記噴射弁冷却水流路に設けたエア抜き装置を備えたことを特徴とする還元剤供給装置。
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