JP2014004677A5 - - Google Patents

Description

（１） 眼鏡レンズを保持する一対のレンズチャック軸を回転するレンズ回転手段と、レンズの周縁を加工する加工具が取り付けられた加工具回転軸を回転する加工具回転手段と、前記レンズチャック軸と前記加工具回転軸との軸間距離が変動する軸間方向に前記レンズチャック軸又は前記加工具回転軸を移動軸として移動する移動手段と、前記レンズチャック軸と前記加工具とが配置された加工室と装置の駆動機構とを区画する防水カバーと、を有し、前記移動手段を制御してレンズの周縁を加工する眼鏡レンズ加工装置であって、前記防水カバーに形成された第１長穴であって、前記移動軸が挿通され、前記移動軸が移動される軸間方向の移動軌跡に沿った第１長穴と、前記第１長穴を塞ぎ、前記加工室内に供給される研削水が前記第１長穴から漏れることを防止するために前記防水カバーに設けられたシールドユニットと、を備え、前記シールドユニットは、前記第１長穴を覆う大きさを持ち、前記防水カバーに回転可能に保持された第１回転板を有し、前記第１回転板は、前記移動軸が挿通される長穴であって、前記軸間方向への前記移動軸の移動時に、該第１回転板の回転中心に対して前記移動軸が最も接近する第１位置と最も離れる第２位置とへの前記移動軸の移動を可能にする第２長穴が形成された第１回転板であり、前記シールドユニットは、さらに、前記移動軸に連結され、前記移動軸の移動に連動して移動される移動部材であって、前記移動軸が前記第１位置と前記第２位置との間で移動されたときに、前記第１長穴と前記第２長穴の重なりに応じて生じる隙間を塞ぐように構成された移動部材と、を有することを特徴とする。
（２） （１）の眼鏡レンズ加工装置において、前記移動部材は、前記第１長穴を覆う大きさを持ち、前記第１回転板の回転中心を中心に回転可能な第２回転板と、前記移動軸に連結されるとともに前記移動軸の前記軸間距離方向への移動に連動して前記軸間方向へ移動可能に設けられたプレートと、を備え、前記第２回転板は、前記移動軸が挿通される長穴であって、前記軸間方向への前記移動軸の移動時に、該第２回転板の回転中心に対して前記移動軸が最も接近する前記第１位置と最も離れる前記第２位置とへの前記移動軸の移動を可能し、前記第２長穴と異なる方向に形成された第３長穴を有する該第２回転板であり、前記プレートは、前記第１回転板及び前記第２回転板が回転される各位置での前記第１長穴、前記第２長穴及び前記第３長穴の重なりに応じて生じる隙間を塞ぐ大きさで構成されたプレートであることを特徴とする。
（３） （１）の眼鏡レンズ加工装置において、前記移動部材は、前記レンズチャック軸又は前記加工具回転軸の移動に連動して前記第２長穴の長手方向にスライド移動可能に前記回転板に保持されたスライド板であって、前記移動軸が前記第１位置と前記第２位置との間で移動されたときに、前記第２長穴を塞ぐ大きさで形成されたスライド板を備えることを特徴とする。

Claims (3)

1. 眼鏡レンズを保持する一対のレンズチャック軸を回転するレンズ回転手段と、レンズの周縁を加工する加工具が取り付けられた加工具回転軸を回転する加工具回転手段と、前記レンズチャック軸と前記加工具回転軸との軸間距離が変動する軸間方向に前記レンズチャック軸又は前記加工具回転軸を移動軸として移動する移動手段と、前記レンズチャック軸と前記加工具とが配置された加工室と装置の駆動機構とを区画する防水カバーと、を有し、前記移動手段を制御してレンズの周縁を加工する眼鏡レンズ加工装置であって、
   前記防水カバーに形成された第１長穴であって、前記移動軸が挿通され、前記移動軸が移動される軸間方向の移動軌跡に沿った第１長穴と、
   前記第１長穴を塞ぎ、前記加工室内に供給される研削水が前記第１長穴から漏れることを防止するために前記防水カバーに設けられたシールドユニットと、を備え、
   前記シールドユニットは、前記第１長穴を覆う大きさを持ち、前記防水カバーに回転可能に保持された第１回転板を有し、前記第１回転板は、前記移動軸が挿通される長穴であって、前記軸間方向への前記移動軸の移動時に、該第１回転板の回転中心に対して前記移動軸が最も接近する第１位置と最も離れる第２位置とへの前記移動軸の移動を可能にする第２長穴が形成された第１回転板であり、
   前記シールドユニットは、さらに、前記移動軸に連結され、前記移動軸の移動に連動して移動される移動部材であって、前記移動軸が前記第１位置と前記第２位置との間で移動されたときに、前記第１長穴と前記第２長穴の重なりに応じて生じる隙間を塞ぐように構成された移動部材と、
   を有することを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。
2. 請求項１の眼鏡レンズ加工装置において、
   前記移動部材は、前記第１長穴を覆う大きさを持ち、前記第１回転板の回転中心を中心に回転可能な第２回転板と、
   前記移動軸に連結されるとともに前記移動軸の前記軸間距離方向への移動に連動して前記軸間方向へ移動可能に設けられたプレートと、を備え、
   前記第２回転板は、前記移動軸が挿通される長穴であって、前記軸間方向への前記移動軸の移動時に、該第２回転板の回転中心に対して前記移動軸が最も接近する前記第１位置と最も離れる前記第２位置とへの前記移動軸の移動を可能し、前記第２長穴と異なる方向に形成された第３長穴を有する該第２回転板であり、
   前記プレートは、前記第１回転板及び前記第２回転板が回転される各位置での前記第１長穴、前記第２長穴及び前記第３長穴の重なりに応じて生じる隙間を塞ぐ大きさで構成されたプレートであることを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。
3. 請求項１の眼鏡レンズ加工装置において、
   前記移動部材は、前記レンズチャック軸又は前記加工具回転軸の移動に連動して前記第２長穴の長手方向にスライド移動可能に前記回転板に保持されたスライド板であって、前記移動軸が前記第１位置と前記第２位置との間で移動されたときに、前記第２長穴を塞ぐ大きさで形成されたスライド板を備えることを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。