JP2014003860A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置が大型化して構成に要する費用が嵩むことを防止しつつ複数の電源によって電気負荷を効率良く駆動するために電気負荷に印加可能な電圧の範囲を拡大しつつ詳細に制御する。
【解決手段】電源装置1は、第1ノードAと第2ノードBとの間に接続された第1電源11と、第3ノードCと第5ノードEとの間に接続された第2電源12と、コンバータ13と、を備える。制御装置16は、第1ノードAと第2ノードBとの間の電圧をコンバータ13によって降圧して第3ノードCと第4ノードDとの間に出力することによって、電気負荷としてのインバータ3に印加する電圧を、第1電源11または第2電源12の電圧である第1電圧と、第1電源11および第2電源12の和の電圧である第2電圧との間の電圧範囲内に制御する降圧制御を実行する。
【選択図】図1

Description

この発明は、電源装置に関する。
従来、例えば、4つの第1〜第4リレーと、2つの2次電池と、昇圧コンバータとを備え、電気負荷に印加される電圧を昇圧コンバータによって調整しつつ、電気負荷に対して2つの2次電池を直列接続状態と並列接続状態とに切り替えて接続する電源装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、例えば、4つの第1〜第4のスイッチング素子と、2つのリアクトルと、2つの直流電源とを備え、電気負荷に印加される電圧を調整しつつ、電気負荷に対して2つの直流電源を直列接続状態と並列接続状態とに切り替えて接続する電源システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−60838号公報 特開2012−070514号公報
ところで、上記従来技術に係る電源装置においては、2つの2次電池を2つの接続状態、つまり直列接続状態と並列接続状態とのみに切り替えるだけであり、電気負荷を効率良く駆動するために電気負荷に印加可能な電圧の範囲を拡大しつつ詳細に制御することが望まれている。
また、上記従来技術に係る電源システムにおいては、例えば並列接続状態から直列接続状態への切替時に各直流電源の電圧を直列接続状態の直列電圧(例えば、各直流電源の電圧の約2倍など)まで昇圧することに起因して、最大磁束変化が大きくなり、リアクトルを大型化する必要が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、装置が大型化して構成に要する費用が嵩むことを防止しつつ複数の電源によって電気負荷を効率良く駆動するために電気負荷に印加可能な電圧の範囲を拡大しつつ詳細に制御することが可能な電源装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明の第1の発明に係る電源装置は、第1ノード(例えば、実施の形態での第1ノードA)に接続された正極側入力端子(例えば、実施の形態での正極側入力端子13a)と第2ノード(例えば、実施の形態での第2ノードB)に接続された負極側入力端子(例えば、実施の形態での負極側入力端子13b)と第3ノード(例えば、実施の形態での第3ノードC)に接続された正極側出力端子(例えば、実施の形態での正極側出力端子13c)と第4ノード(例えば、実施の形態での第4ノードD)に接続された負極側出力端子(例えば、実施の形態での負極側出力端子13d)とを具備し、前記第1ノードと前記第2ノードとの間の電圧を変圧して前記第3ノードと前記第4ノードとの間に出力するコンバータ(例えば、実施の形態でのコンバータ13)と、前記第1ノードと前記第2ノードとの間に接続された第1電源(例えば、実施の形態での第1電源11)と、前記第3ノードと第5ノード(例えば、実施の形態での第5ノードE)との間に接続された第2電源(例えば、実施の形態での一方の第2電源12)と、前記第4ノードと前記第5ノードとの間に接続された電気負荷(例えば、実施の形態でのインバータ3および電動機2)と、前記第1ノードと前記第2ノードとの間の電圧を前記コンバータによって降圧して前記第3ノードと前記第4ノードとの間に出力することによって、前記電気負荷に印加する電圧を、前記第1電源または前記第2電源の電圧である第1電圧と、前記第1電源および前記第2電源の和の電圧である第2電圧との間の電圧範囲内に制御する降圧制御を実行する電圧制御手段(例えば、実施の形態での制御装置16)と、を備える。
本発明の第2の発明に係る電源装置では、前記電圧制御手段は、前記第1ノードと前記第2ノードとの間の電圧を前記コンバータによって昇圧して前記第3ノードと前記第4ノードとの間に出力することによって、前記電気負荷に印加する電圧を、前記第2電圧よりも大きい電圧範囲に制御する昇圧制御を実行する。
本発明の第3の発明に係る電源装置では、前記電圧制御手段は、動作モードとして、前記コンバータの直結状態または前記コンバータをバイパスする回路(例えば、実施の形態でのバイパス回路21)によって、前記第1電源と前記第2電源とを前記電気負荷に直列に接続する直列モードを備える。
本発明の第4の発明に係る電源装置では、前記電圧制御手段は、動作モードとして、前記コンバータの遮断状態または前記コンバータをバイパスする回路(例えば、実施の形態での切替スイッチ14およびバイパス回路21)によって、前記第1電源と前記第2電源とを前記電気負荷に並列に接続する並列モードを備える。
本発明の第5の発明に係る電源装置では、前記コンバータは、前記正極側入力端子と前記負極側入力端子との間で直列に接続された第1スイッチ(例えば、実施の形態での第1スイッチング素子SW1)および第2スイッチ(例えば、実施の形態での第2スイッチング素子SW2)と、前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点と、前記第3ノードとの間に接続されたリアクトル(例えば、実施の形態でのリアクトルR)と、を備える。
本発明の第6の発明に係る電源装置では、前記コンバータは、前記第3ノードと前記リアクトルとの間に設けられた第3スイッチ(例えば、実施の形態での第3スイッチング素子SW3)と、前記第4ノードと前記リアクトルとの間に設けられた第4スイッチ(例えば、実施の形態での第4スイッチング素子SW4)と、を備える。
本発明の第7の発明に係る電源装置では、前記直列モードにおいて前記コンバータをバイパスする回路は、半導体スイッチング素子(例えば、実施の形態での半導体スイッチング素子21a、21b)を逆極性に直列に接続してなる回路、または、双方向スイッチである。
本発明の第1の発明に係る電源装置によれば、コンバータは第1ノードと第2ノードとの間に接続された第1電源の電圧を降圧して第3ノードと第4ノードとの間に出力することによって、電気負荷に印加する電圧を、第1電圧(つまり第1電源または第2電源の電圧)と第2電圧(つまり第1電源および第2電源の和の電圧)との間の電圧範囲内に制御する。
これによって、電気負荷に印加可能な電圧を容易に変更することができる。
また、第1電源および第2電源の出力配分を降圧制御での降圧率に応じて制御することができる。
さらに、電気負荷に印加する電圧を、第1電圧(つまり第1電源または第2電源の電圧)から第2電圧(つまり第1電源および第2電源の和の電圧)へと変更(つまり上昇)するときに、第1電源の電圧を降圧することから、例えば第1電源または第2電源の電圧を第2電圧まで昇圧する場合に比べて、最大磁束変化の増大を抑制し、損失の増大を防止し、コンバータを小型化することができる。
本発明の第2の発明に係る電源装置によれば、コンバータは第1ノードと第2ノードとの間に接続された第1電源の電圧を昇圧して第3ノードと第4ノードとの間に出力することによって、電気負荷に印加する電圧を、第2電圧(つまり第1電源および第2電源の和の電圧)よりも大きい電圧範囲に制御する。
これによって、電気負荷に印加可能な電圧の範囲を、第1電源および第2電源を電気負荷に直列接続する場合に比べて、より拡大することができる。
また、昇圧制御での昇圧率に応じて第1電源および第2電源の出力配分を制御することができる。
本発明の第3の発明に係る電源装置によれば、リアクトルおよびスイッチングでの損失無しに、電気負荷に第2電圧(つまり第1電源および第2電源の和の電圧)を印加することができる。
これによって、例えば電気負荷に高い負荷が要求される場合であっても、所望の負荷を確保することができる。
本発明の第4の発明に係る電源装置によれば、リアクトルおよびスイッチングでの損失無しに、電気負荷に第1電圧(つまり第1電源または第2電源の電圧)を印加することができる。
これによって、例えば電気負荷に要求される負荷が高くない場合には、損失を低減して、効率を向上させることができる。
本発明の第5および第6の発明に係る電源装置によれば、単一のリアクトルによって昇降圧可能であり、装置を小型化することができ、構成に要する費用を低減することができる。
本発明の第7の発明に係る電源装置によれば、非バイパス時における遮断性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る電源装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の動作モードとしての並列モードおよび直列モードおよび降圧モードおよび昇圧モードを示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の動作モードとしての並列モードおよび直列モードおよび降圧モードおよび昇圧モードにおける各ノードの電位を示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の動作モードとしての並列モードおよび直列モードおよび降圧モードおよび昇圧モードにおける各バッテリ電流および電圧Voutおよび各スイッチング素子およびコンバータの状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の動作モードとしての並列モードおよび直列モードおよび降圧モードおよび昇圧モードを示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る電源装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る電源装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る電源装置の電動機の回転数および要求トルクと、要求電圧Vmot_reqとの対応関係を示すグラフ図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の主要な構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る電源装置について添付図面を参照しながら説明する。
本実施の形態による電源装置1は、例えば図1に示すように、車両の走行駆動力を発生する電動機(MOT)2の力行および回生を制御するインバータ3に直流電力を供給する電源を成している。
電源装置1は、例えば、第1電源11と、第2電源12と、コンバータ13と、切替スイッチ14と、補機15と、制御装置16と、を備えて構成されている。
そして、コンバータ13は、第1ノードAに接続された正極側入力端子13aと、第2ノードBに接続された負極側入力端子13bと、第3ノードCに接続された正極側出力端子13cと、第4ノードDに接続された負極側出力端子13dと、を備えている。
第1電源(BAT1)11は、例えばバッテリなどであって、正極端子は第1ノードAに接続され、負極端子は第2ノードBに接続されている。
第2電源(BAT2)12は、例えばバッテリなどであって、正極端子は第5ノードEに接続され、負極端子は第3ノードCに接続されている。
そして、第5ノードEおよび第4ノードD間にインバータ3が接続され、第1ノードAおよび第2ノードB間に補機15が接続されている。
なお、例えば、第1電源11から出力される電圧VB1と、第2電源12から出力される電圧VB2とは、等しくされている(VB1=VB2)。
コンバータ13は、例えば、Hブリッジの昇降圧DC−DCコンバータであって、ブリッジ接続された4つの第1〜第4スイッチング素子(例えば、IGBT:Insulated Gate Bipolar mode Transistor)SW1,SW2,SW3,SW4を備えている。
対をなすハイ側の第1スイッチング素子SW1およびロー側の第2スイッチング素子SW2は正極側入力端子13aと負極側入力端子13bとの間で直列に接続されている。
つまり、第1スイッチング素子SW1のコレクタは正極側入力端子13aに接続され、第1スイッチング素子SW1のエミッタは第2スイッチング素子SW2のコレクタに接続され、第2スイッチング素子SW2のエミッタは負極側入力端子13bに接続されている。
また、対をなすハイ側の第3スイッチング素子SW3およびロー側の第4スイッチング素子SW4は正極側出力端子13cと負極側出力端子13dとの間で直列に接続されている。
つまり、第3スイッチング素子SW3のコレクタは正極側出力端子13cに接続され、第3スイッチング素子SW3のエミッタは第4スイッチング素子SW4のコレクタに接続され、第4スイッチング素子SW4のエミッタは負極側出力端子13dに接続されている。
なお、各スイッチング素子SW1,SW2,SW3,SW4のエミッタ−コレクタ間には、エミッタからコレクタに向けて順方向になるようにしてダイオードが接続されている。
コンバータ13は、第1スイッチング素子SW1と第2スイッチング素子SW2との接続点と、第3スイッチング素子SW3と第4スイッチング素子SW4との接続点との間に接続されたリアクトルRと、正極側入力端子13aおよび負極側入力端子13b間に接続された入力コンデンサC1と、正極側出力端子13cおよび負極側出力端子13d間に接続された出力コンデンサC2と、を備えている。
さらに、コンバータ13は、例えば、正極側入力端子13aおよび正極側出力端子13c間を直結可能なバイパス回路21を備えている。
バイパス回路21は、例えば、2つの半導体スイッチング素子21a、21bを逆極性に直列に接続してなる回路、または、双方向スイッチなどとされ、制御装置16から出力される信号に応じて閉接(ON)および開放(OFF)を切り替える。
コンバータ13は、例えば、制御装置16から出力されて各スイッチング素子SW1,SW2,SW3,SW4のゲートに入力される信号によって駆動される。
また、切替スイッチ14は、例えば、スイッチング素子(例えば、IGBT:Insulated Gate Bipolar mode Transistor)であって、コレクタは第5ノードEに接続され、エミッタは第1ノードAに接続されている。
なお、切替スイッチ14のエミッタ−コレクタ間には、エミッタからコレクタに向けて順方向になるようにしてダイオードが接続されている。
そして、切替スイッチ14は、例えば、制御装置16から出力されて切替スイッチ14のゲートに入力される信号によって閉接(ON)および開放(OFF)に切り替えられる。
例えば図2(A)に示すように、電源装置1の動作モードとしての並列モードでは、切替スイッチ14は閉接(ON)によって第1ノードAと第5ノードEとを接続する。さらに、コンバータ13は、第1および第2スイッチング素子SW1,SW2を開放(OFF)かつ第3および第4スイッチング素子SW3,SW4を閉接(ON)に固定し、バイパス回路21を開放(OFF)にする。
これによって、第1電源11と第2電源12とをインバータ3に並列に接続する。
また、例えば図2(C)に示すように、電源装置1の動作モードとしての直列モードでは、切替スイッチ14は開放(OFF)によって第1ノードAと第5ノードEとを遮断する。さらに、コンバータ13は、正極側入力端子13aおよび正極側出力端子13c間を直結する。
より詳細には、例えば、第1および第3スイッチング素子SW1,SW3を閉接(ON)かつ第2および第4スイッチング素子SW2,SW4を開放(OFF)に固定し、バイパス回路21を閉接(ON)にする。
これによって、第1電源11と第2電源12とをインバータ3に直列に接続する。
また、例えば図2(B)に示すように、電源装置1の動作モードとしての降圧モードでは、切替スイッチ14は開放によって第1ノードAと第5ノードEとを遮断する。さらに、コンバータ13は、第1ノードAと第2ノードBとの間の電圧(つまり第1電源の電圧VB1)を降圧して第3ノードCと第4ノードDとの間に出力する。
より詳細には、第1および第2スイッチング素子SW1,SW2を反転して交互に閉接および開放に切り替え、第3スイッチング素子SW3を閉接かつ第4スイッチング素子SW4を開放に固定し、バイパス回路21を開放にする。
これによって、インバータ3に印加する電圧を、第1電源11または第2電源12の電圧である第1電圧と、第1電源11および第2電源12の和の電圧である第2電圧との間の電圧範囲内の値にする。
また、例えば図2(D)に示すように、電源装置1の動作モードとしての昇圧モードでは、切替スイッチ14は開放によって第1ノードAと第5ノードEとを遮断する。さらに、コンバータ13は、第1ノードAと第2ノードBとの間の電圧(つまり第1電源の電圧VB1)を昇圧して第3ノードCと第4ノードDとの間に出力する。
より詳細には、第1スイッチング素子SW1を閉接かつ第2スイッチング素子SW2を開放に固定し、第3および第4スイッチング素子SW3,SW4を反転して交互に閉接および開放に切り替え、バイパス回路21を開放にする。
これによって、インバータ3に印加する電圧を、第1電源11および第2電源12の和の電圧である第2電圧よりも大きい電圧範囲の値にする。
制御装置16は、例えば、接続切替制御部31と、可変電圧制御部32と、電動機制御部33と、を備えて構成されている。
接続切替制御部31は、例えば図2(A)〜(D)に示すように、電源装置1の動作モードとしての並列モードおよび直列モードおよび降圧モードおよび昇圧モードにおいて、切替スイッチ14の閉接および開放を制御する。
また、可変電圧制御部32は、例えば図2(A)〜(D)に示すように、電源装置1の動作モードとしての並列モードおよび直列モードおよび降圧モードおよび昇圧モードにおいて、コンバータ13を制御する。
例えば図2(A)に示す並列モードでは、接続切替制御部31は、切替スイッチ14を閉接に固定することによって、順次、第1電源11と、切替スイッチ14と、インバータ3と、を直列に接続する電流ループLPA1を形成する。
さらに、可変電圧制御部32は、第1および第2スイッチング素子SW1,SW2を開放かつ第3および第4スイッチング素子SW3,SW4を閉接に固定し、バイパス回路21を開放にする。
これによって、順次、第4スイッチング素子SW4と、第3スイッチング素子SW3と、第2電源12と、インバータ3と、を直列に接続する電流ループLPA2を形成する。
この並列モードでは、例えば図3(A)に示すように、第1ノードAおよび第5ノードEは同電位となり、第2ノードBおよび第4ノードDは同電位となる。
そして、インバータ3の直流側の正極端子および負極端子間には、互いに等しい第1電源11の電圧VB1および第2電源12の電圧VB2が印加される。
また、例えば図2(C)に示す直列モードでは、接続切替制御部31は、切替スイッチ14を開放に固定する。さらに、可変電圧制御部32は、少なくともバイパス回路21を閉接(ON)に固定し、さらに、例えば第1および第3スイッチング素子SW1,SW3を閉接かつ第2および第4スイッチング素子SW2,SW4を開放に固定する。
これによって、順次、第1電源11と、バイパス回路21または第1スイッチング素子SW1およびリアクトルRおよび第3スイッチング素子SW3と、第2電源12と、インバータ3と、を直列に接続する電流ループLSAを形成する。
この直列モードでは、例えば図3(C)に示すように、第1ノードAおよび第3ノードCは同電位となる。
そして、インバータ3の直流側の正極端子および負極端子間には、第1電源11の電圧VB1と第2電源12の電圧VB2との和の電圧が印加される。
また、例えば図2(B)に示す降圧モードでは、接続切替制御部31は、切替スイッチ14を開放に固定する。さらに、可変電圧制御部32は、第1および第2スイッチング素子SW1,SW2を反転して交互に閉接および開放に切り替え、第3スイッチング素子SW3を閉接かつ第4スイッチング素子SW4を開放に固定し、バイパス回路21を開放にする。
なお、この降圧モードにおいて、接続切替制御部31は、例えば、スイッチングの1周期(スイッチング周期)における各オンデューティーD1,D2に応じて、第1および第2スイッチング素子SW1,SW2の閉接と開放とを交互に切り替える。
例えば、各オンデューティーD1(=Ton1/(Ton1+Ton2)),D2(=Ton2/(Ton1+Ton2))は、スイッチング周期における第1スイッチング素子SW1のオン時間Ton1と第2スイッチング素子SW2のオン時間Ton2とにより定義される。
この降圧モードにおいて、接続切替制御部31は、先ず、第1スイッチング素子SW1の閉接かつ第2スイッチング素子SW2の開放では、順次、並列に接続された第1電源11および第1コンデンサC1と、第1スイッチング素子SW1と、リアクトルRと、第3スイッチング素子SW3と、第2電源12と、インバータ3と、を直列に接続する電流ループLBB1を形成する。
これによって、第1電源11によってリアクトルRを励磁して、リアクトルRの両端電圧を上昇させる。
次に、第1スイッチング素子SW1の開放かつ第2スイッチング素子SW2の閉接では、順次、第2スイッチング素子SW2と、リアクトルRと、第3スイッチング素子SW3と、第2電源12と、インバータ3と、を直列に接続する電流ループLBB2を形成する。
これによって、第3ノードCおよび第4ノードD間にリアクトルRの両端電圧を印加する。なお、このとき、第1コンデンサC1は第1電源11の電圧VB1によって充電される。
この降圧モードでは、例えば図3(B)に示すように、第1電源11の電圧VB1をコンバータ13によって降圧して得られる出力電圧V2(つまり電圧VB1とリアクトル電圧の差の電圧)によって、第3ノードCは第2ノードBよりも出力電圧V2だけ高電位となる。
そして、インバータ3の直流側の正極端子および負極端子間には、出力電圧V2と第2電源12の電圧VB2との和の電圧が印加される。
また、例えば図2(D)に示す昇圧モードでは、接続切替制御部31は、切替スイッチ14を開放に固定する。さらに、可変電圧制御部32は、第1スイッチング素子SW1を閉接かつ第2スイッチング素子SW2を開放に固定し、第3および第4スイッチング素子SW3,SW4を反転して交互に閉接および開放に切り替え、バイパス回路21を開放にする。
なお、この昇圧モードにおいて、接続切替制御部31は、例えば、スイッチングの1周期(スイッチング周期)における各オンデューティーD3,D4に応じて、第3および第4スイッチング素子SW3,SW4の閉接と開放とを交互に切り替える。
例えば、各オンデューティーD3(=Ton3/(Ton3+Ton4)),D4(=Ton4/(Ton3+Ton4))は、スイッチング周期における第3スイッチング素子SW3のオン時間Ton3と第4スイッチング素子SW4のオン時間Ton4とにより定義される。
この昇圧モードにおいて、接続切替制御部31は、先ず、第3スイッチング素子SW3の開放かつ第4スイッチング素子SW4の閉接では、順次、第1電源11と、第1スイッチング素子SW1と、リアクトルRと、第4スイッチング素子SW4と、を直列に接続する電流ループLB1を形成する。
これによって、第1電源11によってリアクトルRを励磁して、リアクトルRの両端電圧を上昇させる。
なお、このとき、第2コンデンサC2と、第2電源12と、インバータ3と、を直列に接続する電流ループLB2において、第2コンデンサC2の放電および第2電源12によってインバータ3に電力が供給される。また、第1コンデンサC1は第1電源11の電圧VB1によって充電される。
次に、第3スイッチング素子SW3の閉接かつ第4スイッチング素子SW4の開放では、順次、並列に接続された第1電源11および第1コンデンサC1と、第1スイッチング素子SW1と、リアクトルRと、第3スイッチング素子SW3と、第2コンデンサC2と、を直列に接続する電流ループLB3を形成する。さらに、順次、並列に接続された第1電源11および第1コンデンサC1と、第1スイッチング素子SW1と、リアクトルRと、第3スイッチング素子SW3と、第2電源12と、インバータ3と、を直列に接続する電流ループLB4を形成する。
これらによって、第3ノードCおよび第4ノードD間に第1電源11の電圧VB1とリアクトルRの両端電圧との和の出力電圧V2を印加し、この電圧V2によって第2コンデンサC2を充電する。
この昇圧モードでは、例えば図3(D)に示すように、第1電源11の電圧VB1をコンバータ13によって昇圧して得られる出力電圧V2(つまり第1電源11の電圧VB1とリアクトルRの両端電圧との和の電圧)によって、第3ノードCは第2ノードBよりも出力電圧V2だけ高電位となる。
そして、インバータ3の直流側の正極端子および負極端子間には、出力電圧V2と第2電源12の電圧VB2との和の電圧が印加される。
また、例えば図4に示すように、電源装置1の動作モードが並列モードから直列モードへと切り替えられる際には、接続切替制御部31および可変電圧制御部32は、先ず、並列モードから降圧モードへと遷移し、次に、降圧モードから直列モードへと遷移する。
より詳細には、切替スイッチ14の閉接かつコンバータ13の停止かつバイパス回路21の開放とされた並列モードにおいて、先ず、例えば時刻t1において、接続切替制御部31は切替スイッチ14を閉接から開放へと切り替える。
そして、例えば時刻t2において、可変電圧制御部32はコンバータ13を停止からスイッチングへと切り替えることによって並列モードから降圧モードへと遷移し、第1および第2スイッチング素子SW1,SW2を反転して交互に閉接および開放に切り替える。
これに伴い、インバータ3の直流側の正極端子および負極端子間に印加される電圧(つまり、電動機2の駆動電圧)Voutは、互いに等しい第1電源11の電圧VB1および第2電源12の電圧VB2から徐々に増大する。
また、第1電源11から出力される第1バッテリ電流IB1は、所定の並列時電流から低下傾向に変化した後に所定の直列時電流へと向かい増大傾向に変化し、第2電源12から出力される第2バッテリ電流IB2は、所定の並列時電流から増大傾向に変化した後に所定の直列時電流へと向かい低下傾向に変化する。
そして、例えば電圧Voutが第1電源11および第2電源12の和の電圧(VB1+VB2)に到達するより前の時刻t3において、可変電圧制御部32はバイパス回路21を開放から閉接へと切り替える。
そして、例えば電圧Voutが第1電源11および第2電源12の和の電圧(VB1+VB2)に到達する時刻t4において、可変電圧制御部32はコンバータ13をスイッチングから直結へと切り替えることによって降圧モードから直列モードへと遷移する。
さらに、電源装置1の動作モードが直列モードから昇圧モードへと切り替えられる際には、切替スイッチ14の開放かつコンバータ13の直結かつバイパス回路21の閉接とされた直列モードにおいて、先ず、例えば時刻t5において、可変電圧制御部32はコンバータ13を直結からスイッチングへと切り替えることによって直列モードから昇圧モードへと遷移し、第3および第4スイッチング素子SW3,SW4を反転して交互に閉接および開放に切り替える。
これに伴い、インバータ3の直流側の正極端子および負極端子間に印加される電圧(つまり、電動機2の駆動電圧)Voutは、第1電源11および第2電源12の和の電圧(VB1+VB2)から徐々に増大する。
また、第1電源11から出力される第1バッテリ電流IB1は、所定の直列時電流から増大傾向に変化し、第2電源12から出力される第2バッテリ電流IB2は、所定の直列時電流から低下傾向に変化する。
そして、例えばコンバータ13を直結からスイッチングへと切り替えた後の時刻t6において、可変電圧制御部32はバイパス回路21を閉接から開放へと切り替える。
電動機制御部33は、例えば3相のブラシレスDCモータなどの電動機2の力行運転時において、インバータ3の直流側の正極端子および負極端子間に印加される直流電力を3相交流電力に変換し、電動機2の各相への通電を順次転流させることで交流の各相電流を通電する。一方、例えば電動機2の回生運転時において、電動機2の回転角に基づいて同期を取りつつ電動機2から出力される交流の発電電力を直流電力に変換する。
なお、電動機2の回生運転時においては、例えば図5(A)〜(D)に示すように、並列モードで形成される電流ループLPA1,LPA2と、直列モードで形成される電流ループLSAと、降圧モードで形成される電流ループLBB1,LBB2と、昇圧モードで形成される電流ループLB1,LB2,LB3,LB4とは、上述した図2(A)〜(D)に示す電動機2の力行運転時に比べて、電流の通流方向が反転する。
本発明の実施形態による電源装置1は上記構成を備えており、次に、電源装置1の動作、特に、電源装置1の動作モードを切り替える処理について説明する。
以下に、電源装置1の動作モードを並列モードから直列モードに切り替える処理について説明する。
先ず、例えば図6に示すステップS01においては、切替スイッチ14を閉接から開放へと切り替える。
次に、ステップS02においては、コンバータ13の出力電圧V2がゼロから第1電源11の電圧VB1に等しくなるまで増大するようにして、コンバータ13のスイッチング(つまり、第1および第2スイッチング素子SW1,SW2を反転して交互に閉接および開放に切り替えるスイッチング)を実行する。
次に、ステップS03においては、バイパス回路21を開放から閉接に切り替える。
次に、ステップS04においては、コンバータ13のスイッチングを停止し、エンドに進む。
以下に、電源装置1の動作モードを直列モードから並列モードに切り替える処理について説明する。
先ず、例えば図7に示すステップS11においては、コンバータ13の入力電流が第1電源11から出力される第1バッテリ電流IB1に等しくなるようにコンバータ13のスイッチングを実行する。
次に、ステップS12においては、バイパス回路21を閉接から開放に切り替える。
次に、ステップS13においては、コンバータ13の出力電圧V2がゼロなるまで低下するようにして、コンバータ13のスイッチング(つまり、第1および第2スイッチング素子SW1,SW2を反転して交互に閉接および開放に切り替えるスイッチング)を実行する。
次に、ステップS14においては、切替スイッチ14を開放から閉接へと切り替え、エンドに進む。
以下に、電源装置1の動作モードを直列モードから昇圧モードに切り替える処理について説明する。
先ず、例えば図8に示すステップS21においては、第1電源11の電圧VB1および第2電源12の電圧VB2を取得する。
次に、ステップS22においては、第1電源11の電圧VB1と第2電源12の電圧VB2との和の直列電圧VS(=VB1+VB2)を算出する。
次に、ステップS23においては、電動機2の回転数および要求トルクを取得し、予め記憶している所定マップなどを参照して、電動機2の駆動に必要とされる要求電圧Vmot_reqを取得する。
なお、所定マップは、例えば図9に示すように、電動機2の回転数および要求トルクと、要求電圧Vmot_reqとの対応関係を示し、回転数または要求トルクの増大に伴い、要求電圧Vmot_reqが増大傾向に変化するように設定されている。
次に、ステップS24においては、直列電圧VS(=VB1+VB2)は要求電圧Vmot_req未満であるか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、エンドに進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS25に進む。
そして、ステップS25においては、出力電圧V2と第2電源12の電圧VB2との和の電圧(V2+VB2)が要求電圧Vmot_reqに等しくなるようにして、コンバータ13のスイッチング(つまり、第3および第4スイッチング素子SW3,SW4を反転して交互に閉接および開放に切り替えるスイッチング)を実行し、エンドに進む。
上述したように、本発明の実施形態による電源装置1は、例えば図10に示すように、第1ノードAに接続された正極側入力端子13aと第2ノードBに接続された負極側入力端子13bと第3ノードCに接続された正極側出力端子13cと第4ノードDに接続された負極側出力端子13dとを具備し、第1ノードAと第2ノードBとの間の電圧を変圧して第3ノードCと第4ノードDとの間に出力するコンバータ13と、第1ノードAと第2ノードBとの間に接続された第1電源11と、第3ノードCと第5ノードEとの間に接続された第2電源12と、第4ノードDと第5ノードEとの間に接続されたインバータ3からなる電気負荷と、第1ノードAと第3ノードCとの間に接続されたバイパス回路21とを備えている。
この実施形態による電源装置1によれば、電気負荷である電動機2の負荷に応じてインバータ3に印加する電圧を詳細に可変とすることができ、所望の動力性能を確保することができるとともに、印加する電圧が過大になることを防止して電動機2およびインバータ3の駆動効率を向上させることができる。
さらに、降圧モードにおいては、直列に接続された第1電源11および第2電源12によってインバータ3に電力供給を行ないつつ、コンバータ13によって第1電源11の電圧VB1を降圧して得られる出力電圧V2によってインバータ3に印加する電圧を制御する。
これにより、コンバータ13による各オンデューティーD1,D2に応じた降圧率によって、インバータ3に対する第1電源11および第2電源12の出力配分を容易に制御することができる。
例えば、上記特許文献2(特開2012−070514号公報)における電源システムでの図10(a),(b)に示すパラレル接続モードにおける昇圧動作を比較例とした場合において、この比較例では、パラレル接続モードからシリーズ接続モードへの切り替え時に、1つの直流電源により励磁されるリアクトルに発生する最大磁束変化は、この直流電源の電圧を約2倍まで昇圧した状態のときに起きる。
これに対して、上述した本発明の実施の形態によれば、並列モードから直列モードへと切り替えられる場合の降圧モードにおいて、リアクトルRに発生する最大磁束変化は、第1電源11の電圧VB1を約1/2倍に降圧した状態のときに起きる。これにより、比較例に比べて、リアクトルRの最大磁束変化および損失を抑制し、コンバータ13を小型化することができる。
さらに、昇圧モードにおいては、直列に接続された第1電源11および第2電源12によってインバータ3に電力供給を行ないつつ、コンバータ13によって第1電源11の電圧VB1を昇圧して得られる出力電圧V2によってインバータ3に印加する電圧を制御する。
これにより、コンバータ13による各オンデューティーD3,D4に応じた昇圧率によって、インバータ3に対する第1電源11および第2電源12の出力配分を容易に制御することができる。
さらに、直列モードにおいては、バイパス回路21の閉接によって、コンバータ13での損失無しに、電気負荷としてのインバータ3および電動機2に第2電圧(つまり第1電源11および第2電源12の和の電圧)を印加することができる。
これによって、例えば電気負荷に高い負荷が要求される場合であっても、所望の動力性能を確保することができる。
さらに、並列モードにおいては、バイパス回路21の開放によって、コンバータ13での損失無しに、電気負荷としてのインバータ3および電動機2に第1電圧(つまり第1電源11または第2電源12の電圧)を印加することができる。
これによって、例えば電気負荷に要求される負荷が高くない場合には、損失を低減して、駆動効率を向上させることができる。
さらに、コンバータ13は、単一のリアクトルRによって昇降圧可能であり、電源装置1を小型化することができ、構成に要する費用を低減することができる。
さらに、バイパス回路21は、2つの半導体スイッチング素子21a、21bを逆極性に直列に接続してなる回路、または、双方向スイッチなどとされている。これによって、スイッチング損失無しに、電気負荷としてのインバータ3および電動機2に高い電圧を印加することができるとともに、電気負荷に要求される負荷が高くない場合には、損失を低減して、駆動効率を向上させることができる。
しかも、非バイパス時における遮断性を向上させることができ、電動機2の力行運転時および回生運転時において、所望の高い耐圧遮断性能を確保することができる。
なお、上述した実施の形態においては、バイパス回路21は省略されてもよい。
なお、上述した実施の形態においては、コンバータ13の第3および第4スイッチング素子SW3,SW4は省略されてもよい。
なお、上述した実施の形態においては、例えば、補機15は、省略されてもよいし、あるいは、第5ノードEおよび第2ノードB間(つまり第2電源12の両端)に接続されることによって第1電源11の負担を低減してもよい。
あるいは、インバータ3と同様に第5ノードEおよび第4ノードD間に接続されることによって印加される電圧が可変とされてもよい。
なお、上述した実施の形態においては、例えば、インバータ3に並列に接続された発電機用インバータと、この発電機用インバータによって制御される発電機と、を備えてもよい。
なお、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態の構成はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
1 電源装置
2 電動機(電気負荷)
3 インバータ(電気負荷)
11 第1電源
12 第2電源
13 コンバータ
14 切替スイッチ
15 補機
16 制御装置(電圧制御手段)

Claims (7)

  1. 第1ノードに接続された正極側入力端子と第2ノードに接続された負極側入力端子と第3ノードに接続された正極側出力端子と第4ノードに接続された負極側出力端子とを具備し、前記第1ノードと前記第2ノードとの間の電圧を変圧して前記第3ノードと前記第4ノードとの間に出力するコンバータと、
    前記第1ノードと前記第2ノードとの間に接続された第1電源と、
    前記第3ノードと第5ノードとの間に接続された第2電源と、
    前記第4ノードと前記第5ノードとの間に接続された電気負荷と、
    前記第1ノードと前記第2ノードとの間の電圧を前記コンバータによって降圧して前記第3ノードと前記第4ノードとの間に出力することによって、前記電気負荷に印加する電圧を、前記第1電源または前記第2電源の電圧である第1電圧と、前記第1電源および前記第2電源の和の電圧である第2電圧との間の電圧範囲内に制御する降圧制御を実行する電圧制御手段と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 前記電圧制御手段は、
    前記第1ノードと前記第2ノードとの間の電圧を前記コンバータによって昇圧して前記第3ノードと前記第4ノードとの間に出力することによって、前記電気負荷に印加する電圧を、前記第2電圧よりも大きい電圧範囲に制御する昇圧制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記電圧制御手段は、動作モードとして、前記コンバータの直結状態または前記コンバータをバイパスする回路によって、前記第1電源と前記第2電源とを前記電気負荷に直列に接続する直列モードを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記電圧制御手段は、動作モードとして、前記コンバータの遮断状態または前記コンバータをバイパスする回路によって、前記第1電源と前記第2電源とを前記電気負荷に並列に接続する並列モードを備えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1つに記載の電源装置。
  5. 前記コンバータは、
    前記正極側入力端子と前記負極側入力端子との間で直列に接続された第1スイッチおよび第2スイッチと、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点と、前記第3ノードとの間に接続されたリアクトルと、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1つに記載の電源装置。
  6. 前記コンバータは、
    前記第3ノードと前記リアクトルとの間に設けられた第3スイッチと、
    前記第4ノードと前記リアクトルとの間に設けられた第4スイッチと、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1つに記載の電源装置。
  7. 前記直列モードにおいて前記コンバータをバイパスする回路は、
    半導体スイッチング素子を逆極性に直列に接続してなる回路、または、双方向スイッチであることを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
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