JP2014002865A - 外装容器、蓄電素子、蓄電素子の製造方法、蓄電素子用液栓 - Google Patents

外装容器、蓄電素子、蓄電素子の製造方法、蓄電素子用液栓 Download PDF

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Abstract

【課題】液栓を注液孔に対して仮位置決めした状態でセルケースの内部を減圧する。
【解決手段】単電池は、内部に発電要素及び電解液が収容されて形成される。そして、蓋体68には、単電池内に電解液を注液するための注液孔66が設けられている。注液孔66は、電解液を注液後、液栓70によって封止される。この際、液栓70は、注液孔66に対してまず仮位置決めされ、仮位置決めされた後に注液孔66に押し込まれて注液孔66を封止する。液栓70には、注液孔66に対して仮位置決めされた状態で、蓋体68及びケースの内部と外部とを連通させる溝78が設けられおり、そのため、この溝を介して、液栓70が注液孔66に対して仮位置決めされた状態で、単電池内を減圧することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、蓄電素子用液栓の構造に関する。
従来から、二次電池などの蓄電素子が用いられている。蓄電素子は、アルミニウム等の金属製の電池ケースに、発電要素と電解液が収容されてなる(例えば、特許文献1)。電池ケースには、電解液を注入するための注液孔が設けられ、注液孔には電解液が外部に漏れるのを防止するための封止部材が装着される。従来技術では、充放電を繰り返す過程において電池ケース内にガスが発生し、電池ケースの内圧の上昇に伴って電池ケースが膨らむのを抑制するため、電解液の注入後、電池ケースの内部を減圧してから封止部材を位置あわせし、装着する内容が開示されている。
特開2001−256965号公報
しかし、電池ケースなどのセルケースの内部を減圧してから封止部材である液栓を注液孔に対して位置あわせなどの仮位置決めする場合、以下の問題が生じていた。例えば、大気中において液栓を装着する場合、セルケース内を減圧後、液栓を注液孔に対して仮位置決めするまでにセルケース内の圧力が大気圧にまで上昇してしまい、セルケース内を減圧することができない問題が生じていた。また、従来技術のように、減圧したチャンバー内において液栓を装着する場合、チャンバー内では人の手によって液栓を操作することが難しい。従って、液栓を注液孔に対して仮位置決めするために、チャンバー内に、注液孔の位置を確認する機構や、ロボットアーム等を操作して液栓を注液孔にまで移動させる機構等を用意する必要があり、チャンバーが大型化してしまう問題が生じていた。
本発明は、液栓を注液孔に対して仮位置決めした状態でセルケースの内部を減圧する技術に関する。
本明細書によって開示される外装容器は、発電要素及び電解液を収容するとともに、前記電解液を注液するための注液孔を有するセルケースと、前記注液孔を封止する液栓と、を備える外装容器であって、前記液栓は、前記注液孔に対して仮位置決めされた後に前記注液孔に装着されて前記注液孔を封止し、前記液栓には、前記液栓が前記注液孔に対して仮位置決めされた状態で、前記セルケースの内部と外部とを連通させる連通路が設けられている。
上記の外装容器では、前記液栓は、前記注液孔に挿入されて前記注液孔と接触するとともに前記連通路が設けられた挿入部と、前記挿入部が挿入された後に前記注液孔に装着されて前記注液孔を封止する封止部と、を備え、前記挿入部が前記注液孔と接触することで、前記液栓が前記注液孔に対して仮位置決めされる構成としてもよい。
上記の外装容器では、前記挿入部が前記注液孔に対して仮位置決めされた状態で、前記連通路の上端が前記セルケースの外部に位置する構成としてもよい。
上記の外装容器では、前記挿入部及び前記封止部は、同心の円柱形状を有し、前記注液孔は、円筒形状を有し、前記挿入部は、前記封止部よりも小径の導入部と、前記導入部よりも大径であるとともに前記封止部よりも小径であり、前記導入部と前記封止部とを接続するテーパ形状の接続部を有し、前記挿入部は、前記接続部において前記注液孔と接触し、前記連通路は、前記導入部及び前記接続部に亘って形成される構成としてもよい。
上記の外装容器では、前記液栓は、前記注入孔を覆う蓋部を更に備え、前記蓋部は、前記封止部が前記注液孔に装着されることで前記注入孔を覆う状態で前記セルケースに固着される構成としてもよい。
上記の外装容器では、前記連通路は、前記挿入部の一方の側面から当該側面に対向する他方の側面へと貫通する溝である構成としてもよい。
上記の外装容器では、発電要素及び電解液を収容するとともに、前記電解液を注液するための注液孔を有するセルケースと、前記注液孔を封止する液栓と、を備える外装容器であって、前記液栓は、前記注液孔を封止する封止部と、前記注液孔又はセルケースの少なくとも一方の内部に挿入された挿入部と、を備え、前記挿入部は、その断面の外周が前記注液孔を封止した状態の前記封止部の断面の外周と同等となる拡張部を有し、前記拡張部よりも前記封止部側にまで伸びる連通路が設けられている構成としてもよい。
本発明は、発電要素と、電解液と、上記の外装容器と、を備える蓄電素子にも具現化される。
また、本発明は、上記の外装容器等を用いて実現される蓄電素子の製造方法にも具現化される。本明細書によって開示される蓄電素子の製造方法は、セルケースに設けられた注液孔に液栓の挿入部を挿入し、前記挿入部を前記注液孔と接触させて前記液栓を前記注液孔に対して仮位置決めする仮位置決め工程と、前記仮位置決め工程後、前記挿入部と前記注液孔との間に設けられた隙間を介して、前記セルケースの内部を減圧する減圧工程と、前記減圧工程後、前記液栓の封止部で前記注液孔を封止する封止工程と、を備える。
さらに、本発明は、上記の外装容器等に用いられる蓄電素子用液栓にも具現化される。本明細書によって開示される蓄電素子用液栓は、蓄電素子のセルケースに設けられた注液孔を封止する蓄電素子用液栓であって、前記液栓は、前記注液孔に挿入されるとともに前記注液孔と接触する挿入部を備え、前記挿入部には連通路が設けられている。
本発明によれば、液栓を注液孔に対して仮位置決めした状態でセルケースの内部を減圧することができる。
単電池の展開図 液栓の斜視図 封止処理のフローチャート 仮位置決め状態における液栓の断面図 製造装置のチャンバーの正面図 封止状態における液栓の断面図 封止状態における液栓の断面図 液栓の溝の形状を示す図 液栓の斜視図 仮位置決め状態における液栓の断面図 仮位置決め状態における液栓の断面図 仮位置決め状態における液栓の断面図
(本実施形態の概要)
初めに、本実施形態の蓄電素子の概要について説明する。
本蓄電素子は、発電要素と、電解液と、これらを収容する外装容器を備え、外装容器は、電解液を注液するための注液孔を有するセルケースと、注液孔を封止する液栓と、を備える。
そして、液栓には連通路が設けられており、液栓が注液孔に対して仮位置決めされた状態で、連通路を介してセルケースの内部を減圧することができる。そのため、セルケースの内部を減圧した後に液栓を注液孔に仮位置決めする必要がなく、減圧後に仮位置決めすることで発生する種々の問題、例えば仮位置決め中にセルケースの内圧が上昇する問題や、液栓を注液孔に仮位置決めする機構が必要となる問題等を回避することができる。
詳しくは、液栓は、挿入部と封止部を備えており、そのうち挿入部に連通路が設けられる。そのため、連通路が設けられた挿入部により注液孔に対して液栓を仮位置決めした状態で、連通路を介してセルケースの内部を減圧することができる。そして、セルケースの内部を減圧後、連通路が設けられていない封止部により注液孔を封止することができる。
そして、液栓が注液孔に対して仮位置決めされた状態で、連通路の上端がセルケースの外部に達するように設けられる。そのため、液栓が注液孔に対して仮位置決めされた状態で、連通路を介してセルケースの内部と外部とを連通させやすい。
挿入部は、導入部と接続部を備えており、テーパ形状に設けられた接続部を用いて液栓が注液孔に対して仮位置決めされる。そして、液栓が注液孔に対して仮位置決めされた後、テーパ形状の接続部の側面に沿って液栓を注液孔に押し込むことで、封止部を注液孔に装着することができる。
液栓は、更に蓋部を備えており、蓋部は封止部が注液孔に装着されることで注入孔を覆う。そのため、蓋部を用いて注液孔から電解液が外部に漏れるのを防止することができる。
連通路は、溝状に形成される。そのため、溝形成のための公知の手段を用いて液栓に容易に連通路を形成することができる。
注液孔に封止された後、液栓は、封止部が注液孔と等しくなるように変形する。本蓄電素子は、挿入部に拡張部を有し、液栓が注液孔に封止された状態で拡張部が注液孔内部に存在する場合、拡張部が注液孔と等しくなるように変形する。また、液栓が注液孔に封止された状態で拡張部が注液孔を貫通して外装容器の内部に至っている場合には、拡張部の変形が戻り、拡張部が注液孔よりも大きくなっているか、拡張部の変形が維持され、拡張部が注液孔と等しい形状となる。つまり、拡張部は、注液孔に液栓が封止された状態において、その断面の外周が、封止部の断面の外周と同等となる。
本蓄電素子では、挿入部に拡張部を有し、液栓の挿入部が注液孔に挿入された場合に、拡張部が注液孔と接触し、液栓が仮位置決めされる。そして、拡張部よりも封止部側に伸びる連通路が設けられており、拡張部により液栓が仮位置決めされた状態で、連通路を介してセルケースの内部を減圧することができる。そのため、セルケースの内部を減圧した後に液栓を注液孔に仮位置決めする必要がなく、減圧後に仮位置決めすることで発生する種々の問題を回避することができる。
そして、本蓄電素子を製造する際には、液栓を注液孔に対して仮位置決めした状態において、挿入部と注液孔との間に隙間を設けておき、この隙間を介して蓄電素子の内部を減圧し、封止する。そのため、セルケースの内部を減圧した後に液栓を注液孔に仮位置決めする必要がなく、減圧後に仮位置決めすることで発生する種々の問題を回避することができる。
<実施形態>
以下、一実施形態について、図1ないし図6を参照しつつ説明する。
1.単電池の構成
図1は、本実施形態における単電池14の斜視図である。単電池14は、繰り返し充放電可能な二次電池であり、より具体的にはリチウムイオン電池である。本実施形態の単電池14は、その複数個が導電性を有する板部材であるバスバーによってお互いに接続されて例えば電気自動車やハイブリット自動車に搭載され、電気エネルギーで作動する動力源に電力を供給する。単電池14は、蓄電素子の一例である。
図1に示すように、単電池14は、電極ユニット20と、発電要素50と、クリップ60と、ケース62と、液栓70とを含む。以下、図1における上下方向を単電池14の上下方向とし、ケース62の側面のうちの面積の広い側の側面に垂直な方向を単電池14の前後方向、面積の狭い側の側面に垂直な方向を単電池14の左右方向として説明する。ケース62は、セルケースの一例である。
ケース62は、アルミニウム等の金属製であり、上端が開放された上方開放型に形成されている。ケース62には、扁平型をなす発電要素50が収容されるとともに、電解液が充填される。ケース62の上端開口は、電極ユニット20を構成する長方形の板部材である蓋体68によって塞がれる。ケース62と蓋体68とが、外装容器の一例である。
電極ユニット20では、蓋体68の上面に一対の正極端子22及び負極端子24が左右方向に並んで配置されている。また、各電極端子22、24に接続され、蓋体68の下面から下方に向かって伸びる一組の集電体28A、28Bが設けられている。各集電体28A、28Bは、それぞれ大きな電流容量が得られるように十分な厚さを有する金属板からなり、正極集電体28Aは、例えばアルミニウム合金板からなり、負極集電体28Bは、例えば銅板合金板からなる。
発電要素50は、正極板52と負極板54の間に図示しないセパレータを挟んだ状態で扁平型に巻回した筒形状に構成されている。正極板52と負極板54は、巻き解いた状態において、それぞれ巻回方向を長手方向とする帯状をなしている。正極板52は、帯状をなすアルミニウム箔の表面に正極活物質層が形成されたものであり、その長手方向と直交する方向に延びる一方の縁(つまり、右端)には、正極活物質層が形成されずにアルミニウム箔が露出した正極集電箔52Aが形成されている。また、負極板は、帯状をなす銅箔の表面に負極活物質層が形成されたものであり、その長手方向と直交する方向に54延びる他方の縁(つまり左端)には、負極活物質層が形成されずに銅箔が露出した負極集電箔54Aが形成されている。
正極集電箔52Aは、発電要素50の右側に配置され、図1に二点鎖線で示される側面部分において、正極集電体28Aに接続される。同様に、負極集電箔54Aは、発電要素50の左側に配置され、図1に二点鎖線で示される側面部分において、負極集電体28Bに接続される。
集電体28A、28Bと集電箔52A、54Aは、クリップ60によって挟み込まれた状態で超音波溶接されることで接続される。クリップ60は、溶接される集電体28A、28B及び集電箔52A、54Aの材質と同等の抵抗値を有する材料からなり、正極側のクリップ60Aはアルミニウム合金からなり、負極側のクリップ60Bは銅合金からなる。
発電要素50は、集電体28A、28Bに接続された後に、ケース62に収容される。そして、ケース62と蓋体68が溶接されることで、発電要素50がケース62内に封止される。蓋体68の中央部には、ケース62内に電解液を注液するための円筒状の注液孔66が設けられている。ケース62内に発電要素50が封止された後、注液孔66を介して電解液がケース62内に注され、その後、注液孔66が液栓70によって封止される。また、蓋体68の中央部には、ケース62内の圧力が基準値以上に高くなった場合にケース62内のガスを放出する非復元型の安全弁64が設けられている。
2.液栓の形状
図2に、液栓70の斜視図を示す。液栓70はアルミニウムからなり、円柱状の本体部72と、円板状の蓋部74を備える。本体部72は、注液孔66に挿入されて注液孔66を封止する。また、蓋部74は、本体部72が注液孔66を封止することで、注液孔66の外表面を覆い、注液孔66から電解液が漏れ出るのを防止する。
本体部72と蓋部74は一体に設けられるとともに同心であり、本体部72の軸方向(つまり、上下方向)に垂直な断面において、蓋部74は本体部72よりも大径に設けられている。蓋部74の上面74Aには、その中心に、窪み76が設けられている。また、本体部72の下面72Aには、溝78が設けられている。溝78は、本体部72の下端部において、本体部72の前後方向の側壁を貫通する。溝78は、連通路の一例である。
図4に、注液孔66に仮位置決めされた状態における液栓70の断面図を示す。図4に示すように、本体部72は、蓋部74側から封止部80と、接続部82と、導入部84とを含む。封止部80と接続部82と導入部84は、同心の円柱形状をなし、導入部84の下端部から接続部82の上端部に至る範囲に、溝78が形成されている。つまり、接続部82及び導入部84の上下方向の全域に亘って、溝78が形成されている。接続部82と導入部84をあわせたものが、挿入部の一例である。
導入部84は、注液孔66よりも小径に設けられ、封止部80は、注液孔66よりも大径に設けられる。つまり、導入部84は、封止部80よりも小径に設けられる。また、接続部82は、導入部84と封止部80を滑らかな曲面で接続しており、封止部80に接続する上端部から導入部84に接続する下端部に向かってかけて縮径するテーパ形状を有する。つまり、接続部82は、導入部84よりも大径であるとともに、封止部80よりも小径に設けられる。
すなわち、接続部82は、下端部において注液孔66よりも小径となる一方、上端部において注液孔66よりも大径となり、接続部82の上下方向における中央部において、注液孔66と同径となる。そのため、図4に示すように、注液孔66に液栓70を挿入して押圧すると、導入部84が注液孔66に挿入されるとともに、上下方向における中央部において接続部82が注液孔66の外周部66Aと接触し、液栓70が注液孔66に仮位置決めされる。ここで、「仮位置決め」とは、接続部82と外周部66Aが単に接触している場合に限らず、接触の結果として、微動可能であるが移動不能に固定されている場合をも含む。
上述したように、接続部82及び導入部84には、上下方向の全域に亘って溝78が形成されている。そのため、液栓70が注液孔66に対して仮位置決めされた状態において、注液孔66に挿入されなかった接続部82の上端部に設けられた溝78の上端が注液孔66(つまり、蓋体68)の外部に露出する(図4の一点鎖線参照)。従って、液栓70が注液孔66に対して仮位置決めされた状態において、溝78を介して、ケース62の内部と外部が連通する。
3.封止処理
次に、図3ないし図6を参照して、単電池14を製造する際に実行される注液孔66の封止処理を説明する。封止処理は、図5に示す製造装置30を用いて実行される。なお、以下の説明において、製造装置30を主体として記載された処理では、製造装置30が行う場合と、製造装置30を操作する製造者が行う場合の両方を含むものとする。図3に、封止処理のフローチャートを示す。
製造装置30は、発電要素50がケース62内に収容され、注液孔66を介して電解液がケース62内に注液されると、封止処理を開始する。以後、発電要素50及び電解液が収容及び注液されたケース62を、単電池14として説明する。封止処理を開始すると、製造装置30は、注液孔66に液栓70の導入部84及び接続部82を挿入し、接続部82を注液孔66の外周部66Aに接触させて、液栓70を注液孔66に対して仮位置決めする(S2、図4参照)。
次に、製造装置30は、図5に示すように、液栓70が仮位置決めされた単電池14をチャンバー32内に搬入し(S4)、チャンバー32内を減圧する(S6)。上述したように、単電池14では、液栓70が注液孔66に対して仮位置決めされた状態において、溝78を介してケース62の内部と外部が連通する。そのため、チャンバー32内を減圧することで、溝78を介して単電池14内が減圧される。
チャンバー32内には、注液孔66に仮位置決めされた液栓70を注液孔66に押し込むための押込機構34が設けられている。製造装置30は、チャンバー32内が規定圧力まで減圧されると、チャンバー32内を規定圧力に維持し、押込機構34を駆動して液栓70を注液孔66に押し込む(S8)。この際、液栓70の接続部82のテーパ形状を利用して、液栓70の封止部80が注液孔66に押し込まれる。
図6に示すように、液栓70の接続部82の上端部及び封止部80は、押込機構34からの押圧によって変形し、この順に注液孔66に押し込まれる。この結果、封止部80によって注液孔66が封止される。また、注液孔66よりも大径に設けられた蓋部74によって注液孔66の外表面が覆われる。
注液孔66の封止後、製造装置30はチャンバー32内の圧力を空気により大気圧にまで戻し、単電池14をチャンバー32外に搬出する(S10)。製造装置30は、液栓70の蓋部74と蓋体68とをレーザ等により溶接し(S12)、封止処理を終了する。
図6に示すように、封止処理後、液栓70は、本体部72の全域が注液孔66に挿入された状態となる。そのため、液栓70は、封止部80と接続部82の上端部において注液孔66の内壁と接触する。また、液栓70では、接続部82の上端部に至る範囲に溝78が形成されている。
そのため、単電池14において、液栓70の封止後に、液栓70が封止部80以外の部分(本実施形態では、接続部82の上端部であり、以後、接触部分)において注液孔66の内壁と接触している場合、封止部80を注液孔66に挿入するに先だって接触部分を注液孔66に挿入する際に、液栓70が注液孔66に対して仮位置決めされたことが解かる。接触部分は、拡張部の一例である。
そして、その接続部分よりも封止部80側に至る溝78が設けられていれば、液栓70が注液孔66に対して仮位置決めされた状態において、溝78を介してケース62の内部と外部が連通していたことが解かる。
4.本発明の効果
(1)本実施形態の単電池14では、液栓70に溝78が形成されており、液栓70が注液孔66に対して仮位置決めされた状態で、溝78を介してケース62の内部を減圧することができる。そのため、ケース62の内部を減圧した後に液栓70を注液孔66に仮位置決めする必要がない。そのため、本実施形態のように、チャンバー32を用いてケース62の内部を減圧使用とする場合には、チャンバー32内に別々に単電池14と液栓70とを搬入し、ケース62の内部を減圧した後に、チャンバー32内においてケース62の注液孔66に液栓70を仮位置決めする必要がない。
チャンバー32内においてケース62の注液孔66に液栓70を仮位置決めする場合、液栓70や注液孔66を識別する機構や、液栓70を注液孔66にまで移動させる機構をチャンバー32内に設ける必要があり、チャンバー32の内容積が増大してしまう。チャンバー32の内容積が増大すると、製造装置30の製造コストが増大するとともに、チャンバー32内を効率良く減圧することができない問題が生じる。本実施形態では、チャンバー32内に上記の構成を必要としないので、上記の問題の発生を抑制することができる。
(2)本実施形態の単電池14では、液栓70の本体部72に、注液孔66を封止するための封止部80とともに、接続部82及び導入部84が設けられている。そして、接続部82の上端部が注液孔66よりも大径に設けられることで、接続部82を用いてケース62の注液孔66に液栓70を仮位置決めすることができる。
(3)そして、液栓70では、接続部82の上端部に亘って溝78が形成されている。そのため、ケース62の注液孔66に液栓70を仮位置決めした状態で、溝78を介してケース62の内部と外部を連通することができる。
(4)本実施形態の単電池14では、液栓70において、比較的大径な封止部80と比較的小径な導入部84を接続するように、接続部82がテーパ形状に形成されている。そのため、液栓の封止部80を注液孔66に押し込む場合に、接続部82のテーパ形状を利用してスムースに押し込むことができる。
(5)本実施形態の単電池14では、液栓70に蓋部74が設けられている。そのため、注液孔66を液栓70の本体部72を用いて封止した後に、注液孔66の外表面を液栓の蓋部74を用いて覆うことで、注液孔66から電解液が外部に漏れるのを確実に防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、蓄電素子の一例として二次電池である単電池14を示したが、これに限らず、蓄電素子は、電気化学現象を伴うキャパシタであってもよい。また、蓄電素子の用途、蓄電素子の電極ユニットの構造等も特に限定されるものではない。
(2)上記実施形態では、単電池14内を減圧した状態で封止する例を示したが、これに限らず、単電池14は、減圧された後に更にチャンバー32内を二酸化炭素などの不活性ガスで充填し、単電池14内を不活性ガスで充填した状態で封止してもよい。
(3)上記実施形態では、封止処理後、本体部72の全域が注液孔66に挿入された状態となる例を示したが、これに限られず、図7に示すように、ケース62の厚みが薄い場合などでは、液栓70の接続部82及び導入部84が注液孔66を貫通し、ケース62の内部に挿入されていてもよい。この場合、液栓70は、封止部80において注液孔66の内壁と接触し、接続部82の上端部は、注液孔66を貫通する際の変形が解けて、注液孔66より大径となる。なお、接続部82の上端部は、注液孔66より大径となるものの、変形により注液孔66に押し込むことができる程度なので、注液孔66とほぼ同径ということができる。
単電池14において、液栓70の封止後に、液栓70の本体部72に注液孔66よりも大径となる部分(本実施形態では、接続部82の上端近傍であり、以後、大径部分)が存在する場合、封止部80を注液孔66に挿入するに先だって大径部分を注液孔66に挿入する際に、液栓70が注液孔66に対して仮位置決めされたことが解かる。大径部分は、拡張部の一例である。
そして、その大径部分よりも封止部80側に至る溝78が設けられていれば、液栓70が注液孔66に対して仮位置決めされた状態において、溝78を介してケース62の内部と外部が連通していたことが解かる。
(4)上記実施形態では、本体部72の下端部において、溝78が本体部72の前後方向の側壁を貫通するように設けられる例を用いて説明を行ったが、これに限られず、図8に示すように、前後方向及び左右方向の側壁を貫通するように設けられていてもよい。上記実施形態に示したように、前後方向の側壁を貫通する方向にのみ溝78が設けられると、溝78の加工に必要なコストを軽減することができる。また、前後方向及び左右方向の側壁を貫通するように溝78が設けられると、単電池14内を効率良く減圧することができる。
また、液栓70が注液孔66に対して仮位置決めされた状態において、ケース62の内部と外部とを連通する構造は、溝78に限られず、図9、10に示すように、液栓70の本体部72の側面に設けられた切りかき178であってもよい。切りかき178は、本体部72の側面において、導入部84の下端部から接続部82の上端部に至る範囲に設けられており、液栓70が注液孔66に対して仮位置決めされた状態において、ケース62の内部と外部を連通させる。本体部72の側面に設けられる切りかき178は、図9、10に示すように、本体部72に単数設けられていてもよければ、複数もうけられていてもよい。また、ケース62の内部と外部とを連通する構造は、例えば液栓70の本体部72に設けられ、本体部72の側面と底面の間を貫通する貫通孔であってもよい。
(5)上記実施形態では、液栓70に蓋部74が設けられている例を用いて説明を行ったが、封止部80による封止により注液孔66が精度よく封止される場合には、必ずしも蓋部74が設けられる必要はない。
(6)上記実施形態では、注液孔66が円筒形に形成される例を用いて説明を行ったが、これに限られず、図11に示すように、注液孔66が、ケース62の内部に向かって縮径するテーパ形状に設けられていてもよい。この場合、液栓70の本体部72は、必ずしも封止部80、接続部82、導入部84の3つの部分で形成される必要はなく、接続部82はテーパ形状に設けられる必要もない。図11に示すように、溝78が形成された1つの円柱状の部材として形成されてもよい。この場合、本体部72の下端部が注液孔66の内壁に接触することで、ケース62の注液孔66に液栓70が仮位置決めされる。この液栓70では、上記の仮位置決めされた状態において、溝78の上端が注液孔66の外部に露出するように、溝78が形成される。
(7)上記実施形態では、液栓70が注液孔66に圧入される例を示したが、これに限らず、図12に示すように、液栓70が注液孔66に螺合されても良い。この場合、液栓70の本体部72に設けられた溝構造86のうち、最も下端側に設けられたものが、注液孔66に設けられた溝構造66Bのうち、最も上端側に設けられたものとかみ合うことで、ケース62の注液孔66に液栓70が仮位置決めされる。この液栓70では、上記の仮位置決めされた状態において、溝78の上端が注液孔66の外部に露出するように、溝78が形成される。
(8)上記実施形態では、液栓70に溝78を設けることによって電池内を減圧する例を示したが、これに限らず、たとえば仮位置決め時に注液孔66に液栓70を傾けて配置することによって注液孔66と液栓70との間に隙間を形成し、その隙間からケース62の内部を減圧するようにしてもよい。
14:単電池、30:製造装置、62:ケース、66:注液孔、68:蓋体、70:液栓、72:本体部、74:蓋部、78:溝、80:封止部、82:接続部、84:導入部

Claims (10)

  1. 発電要素及び電解液を収容するとともに、前記電解液を注液するための注液孔を有するセルケースと、前記注液孔を封止する液栓と、を備える外装容器であって、
    前記液栓は、前記注液孔に対して仮位置決めされた後に前記注液孔に装着されて前記注液孔を封止し、
    前記液栓には、前記液栓が前記注液孔に対して仮位置決めされた状態で、前記セルケースの内部と外部とを連通させる連通路が設けられている、外装容器。
  2. 請求項1に記載の外装容器であって、
    前記液栓は、前記注液孔に挿入されて前記注液孔と接触するとともに前記連通路が設けられた挿入部と、前記挿入部が挿入された後に前記注液孔に装着されて前記注液孔を封止する封止部と、を備え、
    前記挿入部が前記注液孔と接触することで、前記液栓が前記注液孔に対して仮位置決めされる、外装容器。
  3. 請求項2に記載の外装容器であって、
    前記挿入部が前記注液孔に対して仮位置決めされた状態で、前記連通路の上端が前記セルケースの外部に位置する、外装容器。
  4. 請求項2または請求項3に記載の外装容器であって、
    前記挿入部及び前記封止部は、同心の円柱形状を有し、前記注液孔は、円筒形状を有し、
    前記挿入部は、前記封止部よりも小径の導入部と、前記導入部よりも大径であるとともに前記封止部よりも小径であり、前記導入部と前記封止部とを接続するテーパ形状の接続部を有し、
    前記挿入部は、前記接続部において前記注液孔と接触し、
    前記連通路は、前記導入部及び前記接続部に亘って形成される、外装容器。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載の外装容器であって、
    前記液栓は、前記注入孔を覆う蓋部を更に備え、
    前記蓋部は、前記封止部が前記注液孔に装着されることで前記注入孔を覆う状態で前記セルケースに固着される、外装容器。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれか一項に記載の外装容器であって、
    前記連通路は、前記挿入部の一方の側面から当該側面に対向する他方の側面へと貫通する溝である、外装容器。
  7. 発電要素及び電解液を収容するとともに、前記電解液を注液するための注液孔を有するセルケースと、前記注液孔を封止する液栓と、を備える外装容器であって、
    前記液栓は、前記注液孔を封止する封止部と、前記注液孔又はセルケースの少なくとも一方の内部に挿入された挿入部と、
    を備え、
    前記挿入部は、その断面の外周が前記注液孔を封止した状態の前記封止部の断面の外周と同等となる拡張部を有し、前記拡張部よりも前記封止部側にまで伸びる連通路が設けられている、外装容器。
  8. 発電要素と、
    電解液と、
    請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の外装容器と、
    を備える、蓄電素子。
  9. 蓄電素子の製造方法であって、
    セルケースに設けられた注液孔に液栓の挿入部を挿入し、前記挿入部を前記注液孔と接触させて前記液栓を前記注液孔に対して仮位置決めする仮位置決め工程と、
    前記仮位置決め工程後、前記挿入部と前記注液孔との間に設けられた隙間を介して、前記セルケースの内部を減圧する減圧工程と、
    前記減圧工程後、前記液栓の封止部で前記注液孔を封止する封止工程と、
    を備える蓄電素子の製造方法。
  10. 蓄電素子のセルケースに設けられた注液孔を封止する蓄電素子用液栓であって、
    前記液栓は、前記注液孔に挿入されるとともに前記注液孔と接触する挿入部を備え、
    前記挿入部には連通路が設けられている、蓄電素子用液栓。
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