JP2014001914A - 電極シート乾燥システム - Google Patents

電極シート乾燥システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014001914A
JP2014001914A JP2012139082A JP2012139082A JP2014001914A JP 2014001914 A JP2014001914 A JP 2014001914A JP 2012139082 A JP2012139082 A JP 2012139082A JP 2012139082 A JP2012139082 A JP 2012139082A JP 2014001914 A JP2014001914 A JP 2014001914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode sheet
sheet drying
heat
heat exchanger
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012139082A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuki Kamikawa
優貴 上川
Etsuro Nunoo
悦朗 布尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012139082A priority Critical patent/JP2014001914A/ja
Publication of JP2014001914A publication Critical patent/JP2014001914A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

【課題】溶媒の蒸発熱を有効に利用できる電極シート乾燥システムを提供する。
【解決手段】溶媒を含む電極材が塗布された電極シートに加熱された空気を吹き付け、前記電極材の溶媒を蒸発させることで前記電極シートを乾燥させる電極シート乾燥装置10と、圧縮機21と凝縮器(第三熱交換機14)と蒸発器(第四熱交換器23)とを備える第一ヒートポンプ20と、を具備し、電極シート乾燥装置10に導入される空気は、第三熱交換機14において加熱され、電極シート乾燥装置10から排出される蒸発溶媒及び空気は、第四熱交換器23にて冷却された冷却水を介して冷却される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電極シート乾燥システムの技術に関する。
電極シート乾燥システムは、電極シートに加熱した空気を吹き付け、電極シートに塗布された電極材に含まれる有機溶剤を蒸発させて、電極材を乾燥させるとともに、電極材から蒸発した有機溶剤を凝縮させて回収するものである(例えば特許文献1)。電極シートは、例えば二次電池を構成する帯状のシートであって、シート状の集電体の片面または両面に電極材を塗布したものである。電極材とは、電極合材、導電材、および結着材等を有機溶剤(溶媒)にて分散したペースト状の材料である。
溶媒を回収するには、蒸発した溶媒を冷却して凝縮させる必要がある。特許文献1に開示される電極シート乾燥システムでは、蒸発した溶媒を冷却するため、溶媒と冷媒とを熱交換させる構成が開示されているものの、冷媒によって熱交換された溶媒のエンタルピーを有効利用する構成については、開示されていない。
また、通常の電極シート乾燥システムでは、電極シートに吹き付ける空気を加熱するために電気ヒータ等が用いられるものの、電気ヒータは加熱手段として成績係数が低いため、電極シート乾燥システム全体としての成績係数を向上することができない。
特開2010−64022号公報
本発明の解決しようとする課題は、溶媒のエンタルピーを有効に利用できる電極シート乾燥システムを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、溶媒を含む電極材が塗布された電極シートに加熱された空気を吹き付け、前記電極材の溶媒を蒸発させることで前記電極シートを乾燥させる電極シート乾燥装置と、圧縮機と凝縮器と蒸発器とを備えるヒートポンプと、を具備し、前記電極シート乾燥装置に導入される空気は、前記ヒートポンプの凝縮器において加熱され、前記電極シート乾燥装置から排出される前記蒸発溶媒及び空気は、前記ヒートポンプの蒸発器にて冷却された熱媒体を介して冷却されるものである。
請求項2においては、請求項1記載の電極シート乾燥システムであって、少なくとも前記凝縮器の加熱能力を含むシステム能力を、少なくとも前記圧縮機の消費電力を含むシステム消費電力で除した係数を成績係数としたとき、前記成績係数が最大となる前記凝縮器における目標凝縮圧力、前記圧縮機の出口冷媒温度、又は前記凝縮器の出口空気温度と、前記蒸発器によって冷却される熱媒体の目標冷却温度と、を予め設定し、前記目標凝縮圧力となるように前記圧縮機の回転数、圧縮機用電動機出力、圧縮容量、又は仕事量を調整し、前記目標冷却温度となるように前記熱媒体の流量を調整する制御装置を具備するものである。
本発明の電極シート乾燥システムによれば、溶媒の蒸発熱を有効に利用できる。
電極システム乾燥システムの全体的な構成を示した構成図。 システム制御の流れを示すフロー図。 システム制御の流れを示す模式図。
図1を用いて、電極シート乾燥システム100について説明する。
なお、図1では、溶媒を含む空気の流れを実線で表し、冷媒の流れを一点鎖線で表し、冷却水の流れを二点鎖線で表し、電気信号線を破線で表し、電流の流れを三点鎖線で表している。また、図1では、溶媒を含む空気、冷媒、冷却水、電気信号及び電流の流れの向きを矢印によって表している。
電極シート乾燥システム100は、電極シート(図示略)に加熱した空気を吹き付け、電極シートに塗布された電極材に含まれる有機溶剤(以下、「溶媒」と記載する)を蒸発させて、前記電極材を乾燥させるとともに、前記電極材から蒸発した溶媒を凝縮させて回収するものである。
電極シートは、例えば二次電池を構成する帯状のシートであって、シート状の集電体の片面または両面に電極材を塗布したものである。電極材とは、電極合材、導電材、および結着材等を溶媒にて分散したペースト状の材料である。
電極シート乾燥システム100の構成について説明する。
電極シート乾燥システム100は、電極シート乾燥装置10と、第一ヒートポンプ20と、第二ヒートポンプ30と、冷却装置40と、制御装置としてのコントローラ50と、を具備している。
電極シート乾燥装置10は、電極シートから蒸発した溶媒を含む空気、或いは、空気のみが循環する回路として構成されている。電極シート乾燥装置10は、第一熱交換器11と、第二熱交換器12と、溶媒回収器13と、凝縮器としての第三熱交換器14と、電極シート乾燥部15と、補助ヒータ16と、を具備している。電極シート乾燥装置10では、第一熱交換器11、第二熱交換器12、溶媒回収器13、第三熱交換器14、電極シート乾燥部15の順にて、それぞれがダクトによって連通されている。
電極シート乾燥部15は、電極シートに加熱された空気を吹き付けるものである。なお、本実施形態では、電極シート乾燥部15について、詳細な説明は省略する。
第一熱交換器11は、電極シート乾燥装置10を循環する空気、及び電極シート乾燥部15にて蒸発した溶媒と、冷却装置40を循環する冷却水との間で熱交換を行うものである。この第一熱交換器11による熱交換により、電極シート乾燥装置10内の空気及び溶媒から冷却水へ熱が移動する。
第二熱交換器12は、電極シート乾燥装置10を循環する空気、及び電極シート乾燥部15にて蒸発した溶媒と、第二ヒートポンプ30によって冷却される冷却水との間で熱交換を行うものである。この第二熱交換器12による熱交換により、電極シート乾燥装置10内の空気及び溶媒から冷却水へ熱が移動する。
溶媒回収器13は、第一熱交換器11及び第二熱交換器12により熱交換されて凝縮した溶媒を回収するものである。なお、本実施形態では、溶媒回収器13について、詳細な説明は省略する。
第三熱交換器14は、電極シート乾燥装置10を循環する空気と、第一ヒートポンプ20の冷媒との間で熱交換を行うものである。この第三熱交換器14は凝縮器として作用し、第三熱交換器14による熱交換により、第一ヒートポンプ20の冷媒の凝縮熱が電極シート乾燥装置10を循環する空気に放出され、前記空気が加熱される。
補助ヒータ16は、電極シート乾燥装置10を循環する空気を加熱するものである。補助ヒータ16は、コントローラ50に接続され、補助ヒータ16を通過した空気の温度信号がコントローラ50へ伝送される。
第一ヒートポンプ20は、冷媒(本実施形態ではCO2)が循環する冷媒サイクルとして構成されている。第一ヒートポンプ20は、圧縮機21と、凝縮器としての第三熱交換器14と、膨張弁22と、蒸発器としての第四熱交換器23と、を具備している。第一ヒートポンプ20では、圧縮機21、第三熱交換器14、膨張弁22、第四熱交換器23の順にて、それぞれが配管によって連通されている。
圧縮機21は、インバータモータ25によって駆動されるものであって、インバータモータ25の周波数を変化させることで圧縮機の回転数を調整することができる。圧縮機21は、コントローラ50に接続され、冷媒の凝縮圧力信号、冷媒の温度信号、或いは、凝縮器出口における空気の温度信号がコントローラ50へ伝送される。
第三熱交換器14は、第一ヒートポンプ20の冷媒と、電極シート乾燥装置10を循環する空気との間で熱交換を行うものである。第三熱交換器14は凝縮器として作用し、第三熱交換器14による熱交換により、第一ヒートポンプ20の冷媒からは凝縮熱が放出されて、前記冷媒が凝縮する。
膨張弁22は、凝縮された高圧の冷媒液を減圧し気液冷媒まで減圧するものである。
第四熱交換器23は、第一ヒートポンプ20の冷媒と、冷却装置40を循環する冷却水との間で熱交換を行うものである。第四熱交換器23は蒸発器として作用し、第四熱交換器23による熱交換により、前記冷却水から前記冷媒へ蒸発熱が付与される。
第二ヒートポンプ30は、冷媒が循環するヒートポンプサイクルとして構成されている。第二ヒートポンプ30は、圧縮機31と、第五熱交換器32と、膨張弁33と、第六熱交換器34と、を具備している。第二ヒートポンプ30では、圧縮機31、第五熱交換器32、膨張弁33、第六熱交換器34の順にて、それぞれが配管によって連通されている。
圧縮機31は、モータによって駆動されるものであって、コントローラ50に接続され、第二熱交換器12を通過した空気の温度信号がコントローラ50へ伝送される。
第五熱交換器32は、第二ヒートポンプ30を循環する冷媒と大気中の空気等との間で熱交換を行うものである。第五熱交換器32は凝縮器として作用し、第五熱交換器32による熱交換により、第二ヒートポンプ30の冷媒から大気中へ凝縮熱が放出されて、前記冷媒が凝縮する。
膨張弁32は、凝縮された高圧の冷媒液を減圧し気液混合冷媒まで減圧するものである。
第六熱交換器34は、第二ヒートポンプ30を循環する冷媒と冷却水との間で熱交換を行うものである。第六熱交換器34は蒸発器として作用し、第六熱交換器34による熱交換により、前記冷却水から前記冷媒へ蒸発熱が付与される。
なお、第一熱交換器11と第二熱交換器12との間に第七熱交換器を設け、第七熱交換器へ大気中の空気との熱交換により冷却された冷却水を通水し、電極シート乾燥装置10を循環する空気との間で熱交換する構成、或いは、第二ヒートポンプ30として吸収式冷凍機などを適用する構成も考えられる。
冷却装置40は、冷却水が循環する回路として構成されている。冷却装置40は、冷却水タンク41と、第一熱交換器11と、流量ポンプ42と、第四熱交換器23と、を具備している。冷却装置40では、冷却水タンク41、第一熱交換器11、流量ポンプ42、第四熱交換器23の順にて、それぞれが配管によって連通されている。
冷却水タンク41は、冷却装置40内を循環する冷却水が貯溜されるものである。
第一熱交換器11は、前述のように、冷却装置40内を循環する冷却水と、電極シート乾燥装置10を循環する空気、及び電極シート乾燥部15にて蒸発した溶媒との間で熱交換を行うものである。
流量ポンプ42は、冷却装置40内を循環する冷却水の循環量を調整するものである。流量ポンプ42は、インバータ43によって駆動されるものであって、インバータモータの周波数を変化させることによって流量の調整を行うことができる。インバータ43は、コントローラ50に接続されており、冷却水の流量信号がコントローラ50へ伝送される。なお、冷却水の流量の調整方式はインバータ43の周波数変化に限定されるものではない。例えば、循環ポンプの運転台数の変化、或いは、冷却水配管上に設けられた電動モータ駆動弁の開度変化による流量調整であっても良い。
第四熱交換器23は、前述のように、冷却装置40内を循環する冷却水と、第一ヒートポンプ20の冷媒との間で熱交換を行うものである。
電極シート乾燥システム100の作用について説明する。
以下では、電極シート乾燥装置10、第一ヒートポンプ20、第二ヒートポンプ30及び冷却装置40に分けて、電極シート乾燥システム100の作用について説明する。
電極シート乾燥装置10では、電極シート乾燥部15から排出された高温の空気及び蒸発して気化した溶媒は、第一熱交換器11において、冷却装置40の冷却水によって熱が奪われて冷却され、気化した溶媒は凝縮される。さらに、第一熱交換器11を通過後の前記空気及び溶媒は、第二熱交換器12において、第二ヒートポンプ30によって冷却された冷却水によって熱が奪われて冷却され、気化した状態にある溶媒は凝縮する。
第一熱交換器11及び第二熱交換器12において凝縮した溶媒は、溶媒回収機13に回収される。一方、第一熱交換器11及び第二熱交換器12において冷却された空気は、第三熱交換器14において第一ヒートポンプの冷媒によって熱が与えられる。第三熱交換器14において熱が与えられた空気は、補助ヒータ16によってさらに加熱される。補助ヒータ16によってさらに加熱された空気は、電極シート乾燥部15に導入され、電極シートに吹き付けられる。
第一ヒートポンプ20では、圧縮機21によって吐出された高温高圧の冷媒ガスは、第三熱交換器14において電極シート乾燥装置10を循環する空気によって熱を奪われて冷却される。凝縮された高圧の冷媒液は、膨張弁22によって減圧し気液冷媒まで減圧される。減圧された気液冷媒は、第四熱交換器23において冷却装置40の冷却水から熱が与えられて蒸発する。蒸発した低温低圧の冷媒ガスは、圧縮機21に吸入される。
第二ヒートポンプ30では、圧縮機31によって吐出された高温高圧の冷媒ガスは、第五熱交換器32において空気に熱を奪われて凝縮する。凝縮された高圧の冷媒液は、膨張弁33によって気液冷媒まで減圧される。減圧された気液冷媒は、第六熱交換器34において、第二熱交換器12にて電極シート乾燥装置10の空気等及び溶媒から熱を奪って高温になった冷却水から熱が与えられて蒸発する。蒸発した低温低圧の冷媒ガスは、圧縮機31に吸入される。なお、第二ヒートポンプ30として、吸収式冷凍機を適用する構成も考えられる。
冷却装置40では、冷却水タンク41より循環する冷却水は、第一熱交換器11において電極シート乾燥装置10を循環する高温の空気及び蒸発した溶媒から熱が与えられる。第一熱交換器11において熱が与えられた冷却水は、第四熱交換器23において、第一ヒートポンプ20の冷媒に熱を奪われ冷却される。なお、冷却装置40の冷却水の循環量は、流量ポンプ42の吐出量によって調整される。
電極シート乾燥システム100の効果について説明する。
本実施形態の電極シート乾燥システム100によれば、電極シート乾燥装置10の電極シート乾燥部15から排出される溶媒の蒸発熱を、冷却装置40及び第一ヒートポンプ20を介して、電極シート乾燥装置10の電極シート乾燥部15に導入される空気の加熱に利用できる。
図2及び図3を用いて、電極シート乾燥システム100のシステム制御S100について説明する。
なお、図2では、システム制御S100の流れをフローチャートによって表している。また、図3では、システム制御S100の流れを模式的に表している。なお、図3では、溶媒を含む空気の流れを実線で表し、冷媒の流れを一点鎖線で表し、冷却水の流れを二点鎖線で表し、電気信号線を破線で表し、電流の流れを三点鎖線で表している。
システム制御S100は、電極シート乾燥システム100において、システム全体としての成績係数である成績係数(COP)sysが最大となるように、第一ヒートポンプ20の運転条件を制御するものである。
ステップS110において、コントローラ50は、成績係数(COP)sysが最大となる第一ヒートポンプ20の第三熱交換器14の冷媒の目標凝縮圧力(以下、目標圧力)Hp1と、冷却装置40の第四熱交換器23における目標冷却水温度(以下、目標水温)Tw1と、を算出する。
成績係数(COP)sysは、電極シート乾燥システム100の消費熱量の総和(第一ヒートポンプ20による電極シート乾燥装置10の空気の加熱量(Φhp1)、第二ヒートポンプ30による電極シート乾燥装置10の空気及び溶媒の冷却量(−Φhp2)、並びに補助ヒータ16による電極シート乾燥装置10の空気の加熱量(Φht))を、電極シート乾燥システム100の消費電力の総和(第一ヒートポンプ20の消費電力(Ehp1)、第二ヒートポンプ30の消費電力(Ehp2)、及び補助ヒータ16の消費電力(Eht))で除したもので求められる(数1参照)。なお、数1では、加熱量を+として表している。
Figure 2014001914
そして、コントローラ50は、成績係数(COP)sysが最大となる第一ヒートポンプ20の目標圧力Hp1、圧縮機21の出口における冷媒の温度、或いは、第三熱交換器14の出口における空気の温度(本実施例では冷媒の凝縮圧力)と、冷却装置40の第四熱交換器23における目標水温Tw1と、を実験的に算出し、予め設定しておく。
ステップS120において、コントローラ50は、第一ヒートポンプ20の高圧Hpが予め設定された目標圧力Hp1になるように、第一ヒートポンプ20の圧縮機21の回転数を調整し、圧縮機21の容量を制御する。
ステップS130において、コントローラ50は、冷却装置40の水温Twが予め設定された目標水温Tw1になるように、冷却装置40の流量ポンプ42の吐出量を調整する。
システム制御S100の効果について説明する。
システム制御S100によれば、電極シート乾燥システム100全体としての成績係数である成績係数(COP)sysを最大とすることができる。
10 電極シート乾燥装置
11 第一熱交換器
12 第二熱交換器
13 溶媒回収器
14 第三熱交換器
16 補助ヒータ
20 第一ヒートポンプ
21 圧縮機
23 第四熱交換器
30 第二ヒートポンプ
31 圧縮機
40 冷却装置
42 流量ポンプ
50 コントローラ

Claims (2)

  1. 溶媒を含む電極材が塗布された電極シートに加熱された空気を吹き付け、前記電極材の溶媒を蒸発させることで前記電極シートを乾燥させる電極シート乾燥装置と、
    圧縮機と凝縮器と蒸発器とを備えるヒートポンプと、
    を具備し、
    前記電極シート乾燥装置に導入される空気は、前記ヒートポンプの凝縮器において加熱され、
    前記電極シート乾燥装置から排出される前記蒸発溶媒及び空気は、前記ヒートポンプの蒸発器にて冷却された熱媒体を介して冷却される、
    電極シート乾燥システム。
  2. 請求項1記載の電極シート乾燥システムであって、
    少なくとも前記凝縮器の加熱能力を含むシステム能力を、少なくとも前記圧縮機の消費電力を含むシステム消費電力で除した係数を成績係数としたとき、
    前記成績係数が最大となる前記凝縮器における目標凝縮圧力、前記圧縮機の出口冷媒温度、又は前記凝縮器の出口空気温度と、前記蒸発器によって冷却される熱媒体の目標冷却温度と、を予め設定し、前記目標凝縮圧力となるように前記圧縮機の回転数、圧縮機用電動機出力、圧縮容量、又は仕事量を調整し、前記目標冷却温度となるように前記熱媒体の流量を調整する制御装置を具備する、
    電極シート乾燥システム。
JP2012139082A 2012-06-20 2012-06-20 電極シート乾燥システム Pending JP2014001914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012139082A JP2014001914A (ja) 2012-06-20 2012-06-20 電極シート乾燥システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012139082A JP2014001914A (ja) 2012-06-20 2012-06-20 電極シート乾燥システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014001914A true JP2014001914A (ja) 2014-01-09

Family

ID=50035256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012139082A Pending JP2014001914A (ja) 2012-06-20 2012-06-20 電極シート乾燥システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014001914A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107946539A (zh) * 2017-11-09 2018-04-20 广东顺德工业设计研究院(广东顺德创新设计研究院) 涂布烘干设备
US10396344B2 (en) * 2013-07-12 2019-08-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Drying method and battery manufacturing method
WO2021020774A1 (ko) * 2019-08-01 2021-02-04 주식회사 엘지화학 수분공급부가 구비된 전극 건조 장치 및 이를 이용한 전극 건조 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10396344B2 (en) * 2013-07-12 2019-08-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Drying method and battery manufacturing method
CN107946539A (zh) * 2017-11-09 2018-04-20 广东顺德工业设计研究院(广东顺德创新设计研究院) 涂布烘干设备
WO2021020774A1 (ko) * 2019-08-01 2021-02-04 주식회사 엘지화학 수분공급부가 구비된 전극 건조 장치 및 이를 이용한 전극 건조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10030646B2 (en) Gas compressor
US8943853B2 (en) Waste heat utilizing device for air compressor
JP2005016779A (ja) 乾燥装置
CN107051100B (zh) 干燥装置
CN101457999A (zh) 分体式制冷与热管换热循环耦合装置及循环方法
JP2004085096A (ja) ハイブリッド型デシカント空調システム
WO2021114715A1 (zh) 转轮除湿设备的再生系统以及转轮除湿设备
JP2014001914A (ja) 電極シート乾燥システム
JP2011099640A (ja) ハイブリッドヒートポンプ
JP2013234771A (ja) 乾燥空気の除湿機構が具えられた乾燥システム
JP2006017350A (ja) 冷凍装置
JP2004190885A (ja) 吸収圧縮冷凍装置及び冷凍システム
CN112984649A (zh) 转轮除湿设备的再生系统以及转轮除湿设备
JP2005077037A (ja) ハイブリッド吸収式ヒートポンプシステム
JP2016531263A (ja) 熱回収及び改良方法及び当該方法における使用のためのコンプレッサ
WO2022211078A1 (ja) 冷凍サイクル装置
CN211476149U (zh) 转轮除湿设备的再生系统以及转轮除湿设备
JP7000189B2 (ja) 冷却装置
KR100493871B1 (ko) 제습 및 건조설비
JP4545691B2 (ja) 貯湯システム
JP2000257982A (ja) 低温ガス発生装置及びそれを用いた冷風加工装置
JPH11281193A (ja) 空気調和機
JP3859568B2 (ja) ハイブリッド空調機
JP4184196B2 (ja) ハイブリッド吸収式ヒートポンプシステム
JP2004108731A (ja) ハイブリッド空調機