JP2014001649A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、空燃比切換制御の実行中において、空気の応答遅れに起因する制御性の悪化をEGR機構により回避することを目的とする。
【解決手段】エンジン10は、NOx吸蔵還元型の触媒28、EGR機構36等を備える。ECU70は、触媒28に吸蔵されたNOxの還元浄化を行う場合に、空燃比切換制御を実行する。空燃比切換制御では、空燃比をリーン化するリーン制御と、空燃比をリッチ化するリッチスパイク制御とを交互に実行する。また、ECU70は、空燃比切換制御の実行時にスロットル弁20の開度を一定値に保持し、かつ、リッチスパイク制御の実行時には、リーン制御の実行時よりもEGRガスの還流量を増量する。これにより、筒内の総ガス量を変更することなく、空燃比をリッチ化及びリーン化することができ、トルクショックを軽減して運転性を向上させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の車両に搭載される内燃機関の制御装置に関し、特に、NOx吸蔵還元触媒とEGR機構とを備えた内燃機関の制御装置に関する。
従来技術として、例えば特許文献1(特開2011−47375号公報)に開示されているように、NOx吸蔵還元型の触媒を備えた内燃機関の制御装置が知られている。NOx吸蔵還元型の触媒は、空燃比が理論空燃比(ストイキ)よりもリーンのときに排気ガス中のNOxを吸蔵し、空燃比がストイキと等しくなるか、またはストイキよりもリッチになると、吸蔵していたNOxを還元浄化するものである。従来技術では、触媒に吸蔵されたNOxの還元浄化を行う場合に、空燃比をリッチ及びリーンに交互に切換える空燃比切換制御を実行する構成としている。
特開2011−47375号公報 特開2009−281261号公報
上述した従来技術では、空燃比切換制御を実行する場合に、吸入空気量が一定であると、トルクが発生し過ぎるので、例えばスロットル開度を制御して吸入空気量を調整する必要がある。しかしながら、スロットル弁の下流には、一定の容積をもつサージタンクが存在している。このため、従来技術では、空燃比切換制御中にスロットル開度に基いてトルク(筒内に流入する空気量)を制御しようとしても、サージタンク内の空気によってスロットル開度の変化と筒内流入空気量の変化との間に応答遅れが生じ、トルクの制御性が悪化するという問題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、空燃比切換制御の実行中において、空気の応答遅れに起因する制御性の悪化をEGR機構により回避し、運転性を向上させることが可能な内燃機関の制御装置を提供することにある。
第1の発明は、内燃機関の吸気通路に設けられ、吸入空気量を調整することが可能なスロットル弁と、
前記スロットル弁の下流側で前記吸気通路に設けられたサージタンクと、
内燃機関の排気通路に設けられた触媒であって、理論空燃比を基準として空燃比がリーンのときに排気ガス中のNOxを吸蔵し、空燃比がリッチになると、吸蔵していたNOxを還元浄化するNOx吸蔵還元型の触媒と、
一端側が前記排気通路に接続されると共に他端側が前記サージタンクの下流側で前記吸気通路に接続され、排気ガスの一部をEGRガスとして前記吸気通路に還流させるEGR機構と、
前記触媒に吸蔵されたNOxの還元浄化を行う場合に、空燃比をリーン化するリーン制御と空燃比をリッチ化するリッチ制御とを交互に行う制御である空燃比切換制御を実行する制御手段と、を備え、
前記空燃比切換制御手段は、前記空燃比切換制御の実行時に前記スロットル弁の開度を一定値に保持し、かつ、前記リッチ制御の実行時には、前記リーン制御の実行時と比較して前記EGRガスの還流量を増量する構成としたことを特徴とする。
第2の発明によると、前記リッチ制御の実行時には、前記リーン制御の実行時よりも燃料噴射量を増量する構成としている。
第3の発明によると、前記リーン制御の実行時には、前記EGRガスの還流を停止させる構成としている。
第1の発明によれば、空燃比切換制御の実行時には、スロットル弁の開度を一定値に保持した状態で、EGR機構を利用して空燃比を制御することができる。これにより、リッチ制御の実行時には、筒内において、リーン制御時から継続して総ガス量を一定に保持しつつ、EGRガス量を増量した分だけ新気ガス量を減少させることができる。この結果、例えば燃料噴射量をリーン制御時の噴射量と等しく設定した状態でも、空燃比を相対的にリッチ化することができる。さらに、燃料噴射量を増量して空燃比を効率よくリッチ化することもできる。従って、筒内の総ガス量を変更することなく、空燃比をリッチ化及びリーン化することができ、空気の応答遅れやターボラグ等が発生しないので、燃焼の制御が容易となり、トルクショックを軽減して運転性を向上させることができる。
第2の発明によれば、リッチ制御の実行時には、EGRガスの還流量を増量して空燃比を相対的にリッチ化しつつ、リーン制御の実行時よりも燃料噴射量を増量することにより、空燃比を効率よくリッチ化することができる。
第3の発明によれば、リーン制御の実行時には、EGRガスの還流を停止させることができ、希薄燃焼を安定的に継続することができる。
本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための全体構成図である。 本発明の実施の形態1において、リーン制御及びリッチスパイク制御を実行した場合の空燃比、EGR率及び総ガス量(スロットル開度)の挙動を示すタイミングチャートである。 リーン制御及びリッチスパイク制御を実行した場合の筒内のガス組成と燃料量とをそれぞれ示す説明図である。 本発明の実施の形態1において、ECUにより実行される制御を示すフローチャートである。
実施の形態1.
[実施の形態1の構成]
以下、図1乃至図4を参照して、本発明の実施の形態1について説明する。図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための全体構成図である。本実施の形態のシステムは、内燃機関としてのエンジン10を備えている。エンジン10の各気筒には、ピストンにより燃焼室12が形成されており、各気筒のピストンはクランク軸に連結されている。また、各気筒には、吸気ポートに燃料を噴射する燃料噴射弁と、混合気に点火する点火プラグ14と、吸気ポートを開閉する吸気バルブと、排気ポートを開閉する排気バルブとが設けられている。
エンジン10は、吸入空気を吸込む吸気通路16と、排気ガスを排出する排気通路24とを備えている。吸気通路16の下流側は、各気筒の吸気ポートに接続された吸気マニホールド18により構成されている。また、吸気通路16には、電子制御式のスロットル弁20と、スロットル弁20の下流側に配置されたサージタンク22とが設けられている。スロットル弁20は、その開度(スロットル開度)に基いて吸入空気量を調整する。
一方、排気通路24の下流側は、各気筒の排気ポートに接続された排気マニホールド26により構成されている。また、排気通路24には、排気ガスを浄化するNOx吸蔵還元型の触媒28が設けられている。NOx吸蔵還元型の触媒28は、空燃比(排気空燃比)がストイキよりもリーンのときに排気ガス中のNOxを吸蔵し、空燃比がストイキと等しくなるか、またはストイキよりもリッチになると、吸蔵していたNOxを還元浄化するように構成されている。なお、以下の説明では、理論空燃比を基準とした空燃比の状態を「リーン」及び「リッチ」と表記し、触媒28に吸蔵されたNOxを「吸蔵NOx」と表記するものとする。
また、エンジン10は、排気圧を利用して吸入空気を過給する過給機30と、排気ガスの一部を吸気通路16に還流させるEGR機構36とを備えている。過給機30は、排気圧を受けて回転するタービン32と、タービン32により駆動されて吸入空気を圧縮するコンプレッサ34とを備えている。また、EGR機構36は、排気ガスが流通するEGR通路38と、EGR通路38を流れる排気ガス(EGRガス)の量を調整する電磁駆動式のEGR弁40とを備えている。EGR通路38の一端側(流入側)は、例えば排気通路24の排気マニホールド26に接続されている。また、EGR通路38の他端側は、吸気通路16のうちサージタンク22よりも下流側の部位(例えば、吸気マニホールド18)に接続されている。また、吸気通路16に還流されるEGRガスの還流量は、EGR弁40の開度に基いて制御される。
次に、エンジン10の制御系等について説明する。本実施の形態のシステムは、エンジン及び車両の運転に必要な各種のセンサにより構成されたセンサ系統と、エンジンの運転状態を制御するECU(Engine Control Unit)70とを備えている。まず、センサ系統について述べると、クランク角センサ50は、クランク軸の回転に同期した信号を出力するもので、エアフローセンサ52は吸入空気量を検出し、アクセル開度センサ54は、運転者によるアクセルの操作量(アクセル開度)を検出する。また、水温センサ56はエンジン冷却水の水温を検出し、吸気圧センサ58は吸気圧を検出し、空燃比センサ60は排気空燃比を検出する。センサ系統には、この他にも、スロットル開度を検出するスロットルセンサ等が含まれている。
ECU70は、ROM、RAM、不揮発性メモリ等からなる記憶回路と入出力ポートとを備えた演算処理装置により構成されている。ECU70の入力側には、センサ系統の各センサが接続されている。ECU70の出力側には、スロットル弁20、燃料噴射弁、点火プラグ14、EGR弁40等のアクチュエータが接続されている。そして、ECU70は、センサ系統により検出したエンジンの運転情報に基いて各アクチュエータを駆動し、運転制御を行う。具体的には、クランク角センサ50の出力に基いてエンジン回転数とクランク角とを検出し、エアフローセンサ52により吸入空気量を検出する。また、エンジン回転数と吸入空気量とに基いて機関負荷(負荷率)を算出し、吸入空気量、機関負荷、水温、アクセル開度等に基いて燃料噴射量を算出すると共に、クランク角に基いて燃料噴射時期及び点火時期を決定する。そして、燃料噴射時期が到来した時点で燃料噴射弁を駆動し、点火時期が到来した時点で点火プラグ14を駆動する。これにより、各気筒で混合気を燃焼させ、エンジンを運転する。
また、ECU70は、EGR制御及び空燃比切換制御を実行する。EGR制御は、エンジンの運転状態に応じてEGR弁40の開度を制御し、排気ガスの一部をEGRガスとしてEGR通路38から吸気通路16に還流させるものである。一方、空燃比切換制御は、例えば特開2011−47375号公報に記載されている公知の制御と類似した制御であり、吸蔵NOxの還元浄化を行う場合に、リーン制御とリッチ制御とを交互に実行するものである。ここで、本実施の形態は、混合気をリーン状態で燃焼させる希薄燃焼(リーンバーン)を実行する構成としており、リーン制御は、希薄燃焼を実現するために空燃比をリーン化するベースの制御に対応している。また、リッチ制御は、リーン制御の途中で空燃比を間欠的にリッチ化するリッチスパイク制御に対応しているが、必ずしも燃料噴射量の増量を必要としない点で、従来のリッチスパイク制御とは異なっている。
[実施の形態1の特徴]
希薄燃焼時には、吸蔵NOxの還元浄化を行うために、リッチスパイク制御を実行する必要がある。リッチスパイク制御の実行時には、リーン制御時と比較してトルクが増加するので、従来技術では、例えば吸入空気量の絞りと点火時期の遅角とを実行することにより、リッチスパイク制御時のトルクをリーン制御時と一致させるようにしている。しかしながら、リッチスパイク制御の実行時間は短いので、この実行時間中に行われる制御は過渡的なものとなり、点火時期が即座に変更されるのに対し、吸入空気量の変更には、サージタンク22内の空気やターボラグ等に起因する応答遅れが生じる。この結果、従来技術では、リッチスパイク制御の実行時にトルクの急変(トルクショック)が発生し易い。
このため、本実施の形態では、空燃比切換制御の実行時にスロットル開度を一定値に保持し、かつ、リッチスパイク制御の実行時には、リーン制御の実行時と比較してEGRガスの還流量を増量する構成としている。以下、図2及び図3を参照して、この制御について説明する。図2は、本発明の実施の形態1において、リーン制御及びリッチスパイク制御を実行した場合の空燃比、EGR率及び総ガス量(スロットル開度)の挙動を示すタイミングチャートである。また、図3は、リーン制御及びリッチスパイク制御を実行した場合の筒内のガス組成と燃料量とをそれぞれ示す説明図である。これらの図に示す一例では、リーン制御時の空燃比を27(A/F=27)に設定している。また、リッチスパイク時には、空燃比を14(A/F=14)に設定し、EGR率(筒内の総ガス量に対するEGRガス量の割合)を30%に設定している。
空燃比切換制御の実行時には、まず、図2に示すように、スロットル開度を一定値に保持し、筒内に流入する総ガス量を一定とした状態で、リーン制御とリッチスパイク制御とを交互に実行する。そして、リーン制御の実行時には、空燃比が所定の目標リーン空燃比(例えば、A/F=27)と一致するように燃料噴射量を設定し、希薄燃焼を実現する。また、リーン制御の実行時には、EGR弁40を全閉してEGRガスの還流を停止させるのが好ましい。これにより、筒内のEGRガス量は、図3に示すように零となるので、希薄燃焼を安定的に継続することができる。
一方、リッチスパイク制御は、図2に示すように、リーン制御の途中で間欠的に実行されるもので、空燃比が所定の目標リッチ空燃比(例えば、A/F=14)と一致するように、燃料噴射量をリーン制御時よりも増量する。また、リッチスパイク制御の実行時には、EGR弁40を開弁側に駆動することにより、吸気通路16へのEGRガスの還流量をリーン制御時よりも増量する。このとき、EGRガスの還流量は、EGR率が所定の目標EGR率(例えば、30%)となるように、EGR弁40の開度に基いて制御される。
上記制御によれば、リッチスパイク制御の実行時には、図3に示すように、リーン制御時から継続して筒内の総ガス量(=新気ガス量Ga+EGRガス量Ge)を一定に保持しつつ、EGRガス量Geを増量した分だけ新気ガス量Gaを減少させることができる。この結果、例えば燃料噴射量をリーン制御時の噴射量と等しく設定した状態でも、空燃比を相対的にリッチ化することができる。さらに、燃料噴射量を増量することにより、筒内の燃料量Gfをリーン制御時よりも増加させ、空燃比を効率よくリッチ化することができる。従って、筒内の総ガス量を変更することなく、空燃比をリッチ化及びリーン化することができ、空気の応答遅れやターボラグ等が発生しないので、燃焼の制御が容易となり、トルクショックを軽減できると共に、燃費を改善することができる。
また、リッチスパイク制御の実行時には、EGR率を上昇させることにより、筒内の新気の一部をEGRガスに交換することになるので、筒内ガスの比熱比が小さくなる分だけ効率が低下する可能性がある。しかし、この場合でも、筒内の総ガス量Gと燃料量Gfとの比率G/Fは、リーン制御時から継続して一定に保持されるので、リーン制御時とほぼ同一の点火時期でリッチスパイク制御を行うことができ、制御切換時の安定性をより高めることができる。
また、本実施の形態では、リッチスパイク制御の実行時に、例えば燃料噴射量をリーン制御時の噴射量と等しく設定した状態で、EGRガスの還流量をリーン制御時よりも増量することにより、空燃比を相対的にリッチ化する構成としてもよい。但し、この場合には、例えば筒内の総ガス量と燃料量との比率G/F=26を実現するために、A/F=13及びEGR率=50%という目標設定が必要となる。この目標設定では、燃焼の維持が難しい場合もあり得るため、本実施の形態では、EGR率を30%程度に抑制して燃料噴射量を増量することにより、目標とするリッチ空燃比を実現する構成を例示している。なお、EGR率を抑制して燃料噴射量を増量することにより、トルクが若干増加する場合には、点火時期の遅角によりトルクの増加を抑制すればよい。
[実施の形態1を実現するための具体的な処理]
次に、図4を参照して、上述した制御を実現するための具体的な処理について説明する。図4は、本発明の実施の形態1において、ECUにより実行される制御のフローチャートである。この図に示すルーチンは、エンジンの運転中に繰り返し実行されるものとする。図4に示すルーチンでは、まず、ステップ100において、リッチスパイク制御が必要な状態であるか否かを判定する。この判定処理の一例を挙げると、前回のリッチスパイク制御を終了した後に、吸蔵NOxの還元浄化が再び必要となる所定の時間が経過したか否かを判定する。そして、ステップ100の判定が成立した場合には、リッチスパイク制御を実行するために、まず、ステップ102において、スロットル開度を一定値に保持(固定)する。
次に、ステップ104では、エンジンの運転状態が反映された各種のパラメータ(エンジン回転数、機関負荷等)に基いて制御用のマップを参照し、このマップからリッチスパイク制御時の適合値を算出する。なお、適当値とは、予め適切な値に設定された目標リッチ空燃比、EGR弁40の開度、リッチスパイク制御の実行時間等である。次に、ステップ106では、ステップ104の算出結果を用いてリッチスパイク制御を実行する。具体的には、EGR弁40を開弁側に駆動してEGRガスの還流量(EGR量)を増量し、また、必要に応じて燃料噴射量を増量する。
以上詳述した通り、本実施の形態によれば、空燃比切換制御の実行時には、スロットル開度を一定値に保持した状態で、EGR機構36を利用して空燃比を制御することができる。これにより、空気の応答遅れに起因する制御性の悪化を回避することができ、トルクショックを軽減して運転性を向上させることができる。なお、前記実施の形態では、過給機付きのエンジン10を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、過給機をもたない内燃機関に適用してもよい。
10 エンジン
12 燃焼室
14 点火プラグ
16 吸気通路
18 吸気マニホールド
20 スロットル弁
22 サージタンク
24 排気通路
26 排気マニホールド
28 触媒
30 過給機
32 タービン
34 コンプレッサ
36 EGR機構
38 EGR通路
40 EGR弁
50 クランク角センサ
52 エアフローセンサ
54 アクセル開度センサ
56 水温センサ
58 吸気圧センサ
60 空燃比センサ
70 ECU

Claims (3)

  1. 内燃機関の吸気通路に設けられ、吸入空気量を調整することが可能なスロットル弁と、
    前記スロットル弁の下流側で前記吸気通路に設けられたサージタンクと、
    内燃機関の排気通路に設けられた触媒であって、理論空燃比を基準として空燃比がリーンのときに排気ガス中のNOxを吸蔵し、空燃比がリッチになると、吸蔵していたNOxを還元浄化するNOx吸蔵還元型の触媒と、
    一端側が前記排気通路に接続されると共に他端側が前記サージタンクの下流側で前記吸気通路に接続され、排気ガスの一部をEGRガスとして前記吸気通路に還流させるEGR機構と、
    前記触媒に吸蔵されたNOxの還元浄化を行う場合に、空燃比をリーン化するリーン制御と空燃比をリッチ化するリッチ制御とを交互に行う制御である空燃比切換制御を実行する制御手段と、を備え、
    前記空燃比切換制御手段は、前記空燃比切換制御の実行時に前記スロットル弁の開度を一定値に保持し、かつ、前記リッチ制御の実行時には、前記リーン制御の実行時と比較して前記EGRガスの還流量を増量する構成としたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記リッチ制御の実行時には、前記リーン制御の実行時よりも燃料噴射量を増量する構成としてなる請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記リーン制御の実行時には、前記EGRガスの還流を停止させる構成としてなる請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。
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