JP2014000392A5 - - Google Patents

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。

（１）上記目的を達成するため、本願の第１の観点に係る遊技機は、
遊技領域に設けられた第１始動領域（例えば第１始動入賞口など）を遊技媒体（例えば遊技球など）が通過した後に、可変表示の開始を許容する第１開始条件の成立に基づいて、第１識別情報（例えば第１特図など）の可変表示を行い表示結果を導出表示する第１可変表示手段（例えば第１特別図柄表示装置４Ａなど）と、遊技領域に設けられた第２始動領域（例えば第２始動入賞口など）を遊技媒体が通過した後に、可変表示の開始を許容する第２開始条件の成立に基づいて、第２識別情報（例えば第２特図など）の可変表示を行い表示結果を導出表示する第２可変表示手段（例えば第２特別図柄表示装置４Ｂなど）と、を備え、遊技者にとって有利な特定状態（例えば大当り遊技状態など）に制御可能な遊技機（パチンコ遊技機１など）であって、
前記第２始動領域に遊技媒体が通過しやすい第１誘導状態（例えば開放状態など）と、前記第２始動領域に遊技媒体が通過しにくい又はしない第２誘導状態（例えば閉鎖状態など）と、に変化可能な始動通過装置（例えば普通可変入賞球装置６Ｂなど）と、
前記特定状態の終了後、前記始動通過装置が前記第１誘導状態となる頻度の高い有利状態（例えば第１確変状態や、第２確変状態、時短状態など）に制御する有利状態制御手段（例えばステップＳ１１７の大当り終了処理を実行するＣＰＵ１０３など）と、
前記第１可変表示手段による可変表示が終了してから次の可変表示が開始されるまでの間に、前記第１可変表示手段により導出表示された表示結果を第１時間（例えば０．８秒など）に亘って停止表示させる第１停止表示手段（例えばステップＳ２９４Ｃの処理を実行するＣＰＵ１０３など）と、
前記第２可変表示手段による可変表示が終了してから次の可変表示が開始されるまでの間に、前記第２可変表示手段により導出表示された表示結果を前記第１時間よりも短い第２時間（例えば０．５秒など）に亘って停止表示させる第２停止表示手段（例えばステップＳ２９４Ｂの処理を実行するＣＰＵ１０３など）と、
を備え、
前記第２可変表示手段は、前記第２識別情報の可変表示を、前記第１可変表示手段による前記第１識別情報の可変表示より優先させて実行する、
ことを特徴とする。
このような構成によれば、第２始動領域への通過確率が高い有利状態における変動効率を高めることができる。その一方で、第２始動領域への通過確率が低い、有利状態以外の状態（通常状態）では、変動効率を低くすることで、可変表示が行われていない時間が発生してしまうことを防止することができる。

（３）上記目的を達成するため、本願の第２の観点に係る遊技機は、
遊技領域に設けられた第１始動領域（例えば第１始動入賞口や第２始動入賞口など）を遊技媒体（例えば遊技球など）が通過した後に、可変表示の開始を許容する第１開始条件の成立に基づいて、第１識別情報（例えば第１特図や第２特図など）の可変表示を行い表示結果を導出表示する第１可変表示手段（例えば第１特別図柄表示装置４Ａや第２特別図柄表示装置４Ｂなど）と、遊技領域に設けられた第２始動領域を遊技媒体が通過した後に、可変表示の開始を許容する第２開始条件の成立に基づいて、第２識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第２可変表示手段と、を備え、遊技者にとって有利な特定状態（例えば大当り遊技状態など）に制御可能な遊技機（パチンコ遊技機１など）であって、
前記第２始動領域に遊技媒体が通過しやすい第１誘導状態（例えば開放状態など）と、前記第２始動領域に遊技媒体が通過しにくい又はしない第２誘導状態（例えば閉鎖状態など）と、に変化可能な始動通過装置（例えば普通可変入賞球装置６Ｂなど）と、
前記特定状態の終了後、前記始動通過装置が前記第１誘導状態となる頻度の高い有利状態（例えば第１確変状態や、第２確変状態、時短状態など）に制御する有利状態制御手段（例えばステップＳ１１７の大当り終了処理を実行するＣＰＵ１０３など）と、
前記第１可変表示手段または前記第２可変表示手段による可変表示が終了してから次の可変表示が開始されるまでの間に、前記第１可変表示手段または前記第２可変表示手段により導出表示された表示結果を所定時間に亘って停止表示させる停止表示手段（例えばステップＳ２９４Ｄ〜Ｓ２９４Ｈの処理を実行するＣＰＵ１０３など）と、
を備え、
前記第１可変表示手段と前記第２可変表示手段は、前記有利状態制御手段によって前記有利状態に制御されていないときに前記第１可変表示手段による可変表示が行われたときよりも、前記有利状態に制御されているときに前記第２可変表示手段による可変表示が行われたときの方が、可変表示時間を短くし、
前記停止表示手段は、前記有利状態制御手段によって前記有利状態に制御されていないときに前記第１可変表示手段による可変表示が行われたときよりも前記有利状態に制御されているときに前記第２可変表示手段による可変表示が行われたときの方が、表示結果の停止表示時間を短くし、
前記第２可変表示手段は、前記第２識別情報の可変表示を、前記第１可変表示手段による前記第１識別情報の可変表示より優先させて実行する、
ことを特徴とする。
このような構成によれば、第２始動領域への通過確率が高い有利状態における変動効率を高めることができる。その一方で、第２始動領域への通過確率が低い、有利状態以外の状態（通常状態）では、変動効率を低くすることで、可変表示が行われていない時間が発生してしまうことを防止することができる。

（４）上記（１）、（２）、又は（３）の遊技機において、前記有利状態制御手段は、第１特定状態の終了後、可変表示時間が短縮される第１有利状態に制御する一方で、前記第１特定状態よりも有利度合いが低い第２特定遊技状態の終了後、可変表示時間が前記第１有利状態よりもさらに短縮される第２有利状態に制御する、ようにしてもよい。
このような構成によれば、特定状態の終了後は、第２始動領域への通過確率が高くなるとともに、可変表示時間が短くなるため、変動効率をさらに高めることができる。また、有利度合いが低い第２特定状態の終了後は、有利度合いが高い第１特定状態の終了後よりも、可変表示時間が短くなって変動効率が高くなるため、遊技意欲の低下を抑制することができる。

（５）上記（４）の遊技機において、前記停止表示手段は、前記第１有利状態に制御されているときよりも前記第２有利状態に制御されているときの方が、表示結果の停止表示時間を短くする、ようにしてもよい。
このような構成によれば、第２有利状態に制御されているときの変動効率を高めることができるため、有利度合いが低い第２特定状態に制御されることにより遊技意欲が低下してしまうことを防止することができる。

Claims (2)

1. 遊技領域に設けられた第１始動領域を遊技媒体が通過した後に、可変表示の開始を許容する第１開始条件の成立に基づいて、第１識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第１可変表示手段と、遊技領域に設けられた第２始動領域を遊技媒体が通過した後に、可変表示の開始を許容する第２開始条件の成立に基づいて、第２識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第２可変表示手段と、を備え、遊技者にとって有利な特定状態に制御可能な遊技機であって、
   前記第２始動領域に遊技媒体が通過しやすい第１誘導状態と、前記第２始動領域に遊技媒体が通過しにくい又はしない第２誘導状態と、に変化可能な始動通過装置と、
   前記特定状態の終了後、前記始動通過装置が前記第１誘導状態となる頻度の高い有利状態に制御する有利状態制御手段と、
   前記第１可変表示手段による可変表示が終了してから次の可変表示が開始されるまでの間に、前記第１可変表示手段により導出表示された表示結果を第１時間に亘って停止表示させる第１停止表示手段と、
   前記第２可変表示手段による可変表示が終了してから次の可変表示が開始されるまでの間に、前記第２可変表示手段により導出表示された表示結果を前記第１時間よりも短い第２時間に亘って停止表示させる第２停止表示手段と、
   を備え、
   前記第２可変表示手段は、前記第２識別情報の可変表示を、前記第１可変表示手段による前記第１識別情報の可変表示より優先させて実行する、
   ことを特徴とする遊技機。
2. 遊技領域に設けられた第１始動領域を遊技媒体が通過した後に、可変表示の開始を許容する第１開始条件の成立に基づいて、第１識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第１可変表示手段と、遊技領域に設けられた第２始動領域を遊技媒体が通過した後に、可変表示の開始を許容する第２開始条件の成立に基づいて、第２識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第２可変表示手段と、を備え、遊技者にとって有利な特定状態に制御可能な遊技機であって、
   前記第２始動領域に遊技媒体が通過しやすい第１誘導状態と、前記第２始動領域に遊技媒体が通過しにくい又はしない第２誘導状態と、に変化可能な始動通過装置と、
   前記特定状態の終了後、前記始動通過装置が前記第１誘導状態となる頻度の高い有利状態に制御する有利状態制御手段と、
   前記第１可変表示手段または前記第２可変表示手段による可変表示が終了してから次の可変表示が開始されるまでの間に、前記第１可変表示手段または前記第２可変表示手段により導出表示された表示結果を所定時間に亘って停止表示させる停止表示手段と、
   を備え、
   前記第１可変表示手段と前記第２可変表示手段は、前記有利状態制御手段によって前記有利状態に制御されていないときに前記第１可変表示手段による可変表示が行われたときよりも、前記有利状態に制御されているときに前記第２可変表示手段による可変表示が行われたときの方が、可変表示時間を短くし、
   前記停止表示手段は、前記有利状態制御手段によって前記有利状態に制御されていないときに前記第１可変表示手段による可変表示が行われたときよりも前記有利状態に制御されているときに前記第２可変表示手段による可変表示が行われたときの方が、表示結果の停止表示時間を短くし、
   前記第２可変表示手段は、前記第２識別情報の可変表示を、前記第１可変表示手段による前記第１識別情報の可変表示より優先させて実行する、
   ことを特徴とする遊技機。