JP2014012145A5 - - Google Patents

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上記目的を達成するため、本願の第1の観点に係る遊技機は、遊技領域に設けられた第1始動領域(例えば普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口など)に遊技球が進入した後に第1開始条件(例えばステップS236にてNoと判定されたことなど)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば第1特図など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段(例えば第1特別図柄表示装置4Aなど)と、遊技領域に設けられた第2始動領域(例えば普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口など)に遊技球が進入した後に第2開始条件(例えばステップS231にてNoと判定されたことなど)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば第2特図など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段(例えば第2特別図柄表示装置4Bなど)とを備え、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果(例えば大当り図柄など)となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態など)に制御する遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、前記特定遊技状態には、第1特定遊技状態(例えば大当り種別が「第1大当り」や「第2大当り」であるときの大当り遊技状態など)と、前記第1特定遊技状態よりも遊技者にとって不利な第2特定遊技状態(例えば大当り種別が「第3大当り」や「第4大当り」であるときの大当り遊技状態など)と、があり、前記第1始動領域及び前記第2始動領域のいずれかに遊技球が進入したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かと、前記特定遊技状態に制御するときにいずれの特定遊技状態にするかとを、該進入に基づく識別情報の表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段(例えばCPU103がステップS235、S240、S242〜S246の処理を実行する部分など)と、普通変動条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報(例えば普通図柄など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(例えば普通図柄表示器20など)と、普通識別情報の表示結果が予め定められた所定表示結果(例えば普図当りなど)となったときに、前記第2始動領域に遊技球が進入しがたい第1状態(例えば通常開放状態あるいは閉鎖状態など)から遊技球が進入しやすい第2状態(例えば拡大開放状態あるいは開放状態など)に変化する可変始動装置(例えば普通可変入賞球装置6Bなど)と、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示を優先して実行する可変表示制御手段(例えばCPU103がステップS231におけるYesの判定に基づきステップS236〜S240の処理を実行する部分など)と、前記特定遊技状態が終了してから所定条件が成立するまでの高開放制御期間において、前記可変始動装置が前記第2状態に変化する頻度を高くする高開放制御を行う高開放制御手段(例えばCPU103がステップS325、S327、S328の処理のいずれかを実行した後、ステップS308の処理が実行されるまでにステップS141にて実行した普通図柄判定処理、あるいは、ステップS311にて時短終了と判定されるまでにステップS141にて実行した普通図柄判定処理に基づき、ステップS144の普通電動役物作動処理を実行する部分など)と、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段と、前記特定遊技状態に制御される可能性を示唆する示唆演出を実行する演出実行手段とを備え、前記事前決定手段は、前記第2始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときには、前記第1始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときに比べて低い割合で前記第2特定遊技状態に決定するか(例えば大当り種別決定用データ131では、変動特図指定バッファ値が「1」であれば第2大当りに対して乱数値MR2が割り振られておらず第4大当りに対して乱数値MR2が割り振られている一方で、変動特図指定バッファ値が「2」であれば第2大当りに対して乱数値MR2が割り振られ第4大当りに対して乱数値MR2が割り振られていない部分など)、または、前記第2特定遊技状態には決定せず、前記可変表示時間決定手段は、前記高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示について、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間を、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示時間に比べて長い時間に決定し(例えばCPU103がステップS276の処理で、図17(B)に示す非リーチハズレ用変動パターン判定用データ138Bや図17(C)に示す非リーチハズレ用変動パターン判定用データ138Cに基づき変動パターンを決定する部分など)、前記演出実行手段は、前記事前決定手段によって前記第1特定遊技状態に制御すると決定されたときに、前記第2特定遊技状態に制御すると決定されたときよりも高い割合で、前記示唆演出を実行する。
このような構成によれば、高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示について、第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間が、第2可変表示手段における識別情報の可変表示時間に比べて長い時間に設定される。これにより、高開放制御が行われる特定の遊技状態となった直後に生じる不利益を低減して遊技興趣を向上させることができる。
上記目的を達成するため、本願の第2の観点に係る遊技機は、遊技領域に設けられた第1始動領域(例えば普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口など)に遊技球が進入した後に第1開始条件(例えばステップS236にてNoと判定されたことなど)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば第1特図など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段(例えば第1特別図柄表示装置4Aなど)と、遊技領域に設けられた第2始動領域(例えば普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口など)に遊技球が進入した後に第2開始条件(例えばステップS231にてNoと判定されたことなど)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば第2特図など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段(例えば第2特別図柄表示装置4Bなど)とを備え、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果(例えば大当り図柄など)となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態など)に制御する遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、前記特定遊技状態には、第1特定遊技状態(例えば大当り種別が「第1大当り」や「第2大当り」であるときの大当り遊技状態など)と、前記第1特定遊技状態よりも遊技者にとって不利な第2特定遊技状態(例えば大当り種別が「第3大当り」や「第4大当り」であるときの大当り遊技状態など)と、があり、前記第1始動領域及び前記第2始動領域のいずれかに遊技球が進入したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かと、前記特定遊技状態に制御するときにいずれの特定遊技状態にするかとを、該進入に基づく識別情報の表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段(例えばCPU103がステップS235、S240、S242〜S246の処理を実行する部分など)と、普通変動条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報(例えば普通図柄など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(例えば普通図柄表示器20など)と、普通識別情報の表示結果が予め定められた所定表示結果(例えば普図当りなど)となったときに、前記第2始動領域に遊技球が進入しがたい第1状態(例えば通常開放状態あるいは閉鎖状態など)から遊技球が進入しやすい第2状態(例えば拡大開放状態あるいは開放状態など)に変化する可変始動装置(例えば普通可変入賞球装置6Bなど)と、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示を優先して実行する可変表示制御手段(例えばCPU103がステップS231におけるYesの判定に基づきステップS236〜S240の処理を実行する部分など)と、前記特定遊技状態が終了してから所定条件が成立するまでの高開放制御期間において、前記可変始動装置が前記第2状態に変化する頻度を高くする高開放制御を行う高開放制御手段(例えばCPU103がステップS325、S327、S328の処理のいずれかを実行した後、ステップS308の処理が実行されるまでにステップS141にて実行した普通図柄判定処理、あるいは、ステップS311にて時短終了と判定されるまでにステップS141にて実行した普通図柄判定処理に基づき、ステップS144の普通電動役物作動処理を実行する部分など)と、前記第1始動領域に遊技球が進入したが前記第1開始条件は成立していない可変表示の保留データと、前記第2始動領域に遊技球が進入したが前記第2開始条件は成立していない可変表示の保留データとを、上限数に達するまで記憶する保留記憶手段(例えば第1特図保留記憶部151A及び第2特図保留記憶部151Bなど)と、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段と、前記特定遊技状態に制御される可能性を示唆する示唆演出を実行する演出実行手段とを備え、前記可変表示制御手段は、前記保留データの記憶数が所定数に達したときに開始される可変表示につき、識別情報の可変表示時間を短縮する可変表示短縮制御手段(例えば合計保留記憶数が「4」以上であるときに、CPU103がステップS273にて非リーチハズレ用変動パターン種別判定用データ135A〜135Cのいずれかを参照して変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定した後、ステップS274〜S277の処理を実行する部分など)を含み、前記事前決定手段は、前記第2始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときには、前記第1始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときに比べて低い割合で前記第2特定遊技状態に決定するか(例えば大当り種別決定用データ131では、変動特図指定バッファ値が「1」であれば第2大当りに対して乱数値MR2が割り振られておらず第4大当りに対して乱数値MR2が割り振られている一方で、変動特図指定バッファ値が「2」であれば第2大当りに対して乱数値MR2が割り振られ第4大当りに対して乱数値MR2が割り振られていない部分など)、または、前記第2特定遊技状態には決定せず、前記可変表示時間決定手段は、前記高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示について、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間を、前記保留データの記憶数が前記所定数に達しているときでも前記可変表示短縮制御手段によって短縮せず、前記保留データの記憶数が前記所定数に達していないときに開始される可変表示と同様に決定し(例えば確変状態や時短状態であるときに、CPU103がステップS271の処理にて、変動特図指定バッファ値が“1”であれば、合計保留記憶数にかかわりなく、非リーチハズレ用変動パターン種別判定用データにおける合計保留記憶数が「3」以下に対応した箇所を参照して、変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定する部分など)、前記演出実行手段は、前記事前決定手段によって前記第1特定遊技状態に制御すると決定されたときに、前記第2特定遊技状態に制御すると決定されたときよりも高い割合で、前記示唆演出を実行する。
このような構成によれば、高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示について、第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間は、保留記憶の数が所定値に達したときでも短縮せず、所定値に達していないときに開始される可変表示と同様に設定される。これにより、高開放制御期間であるときには、第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間が、第2可変表示手段における識別情報の可変表示時間に比べて長い時間に設定される可能性が高められ、高開放制御が行われる特定の遊技状態となった直後に生じる不利益を低減して遊技興趣を向上させることができる。
上記目的を達成するため、本願の第3の観点に係る遊技機は、遊技領域に設けられた第1始動領域(例えば普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口など)に遊技球が進入した後に第1開始条件(例えばステップS236にてNoと判定されたことなど)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば第1特図など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段(例えば第1特別図柄表示装置4Aなど)と、遊技領域に設けられた第2始動領域(例えば普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口など)に遊技球が進入した後に第2開始条件(例えばステップS231にてNoと判定されたことなど)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば第2特図など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段(例えば第2特別図柄表示装置4Bなど)とを備え、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果(例えば大当り図柄など)となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態など)に制御する遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、前記特定遊技状態には、第1特定遊技状態(例えば大当り種別が「第1大当り」や「第2大当り」であるときの大当り遊技状態など)と、前記第1特定遊技状態よりも遊技者にとって不利な第2特定遊技状態(例えば大当り種別が「第3大当り」や「第4大当り」であるときの大当り遊技状態など)と、があり、前記第1始動領域及び前記第2始動領域のいずれかに遊技球が進入したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かと、前記特定遊技状態に制御するときにいずれの特定遊技状態にするかとを、該進入に基づく識別情報の表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段(例えばCPU103がステップS235、S240、S242〜S246の処理を実行する部分など)と、普通変動条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報(例えば普通図柄など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(例えば普通図柄表示器20など)と、普通識別情報の表示結果が予め定められた所定表示結果(例えば普図当りなど)となったときに、前記第2始動領域に遊技球が進入しがたい第1状態(例えば通常開放状態あるいは閉鎖状態など)から遊技球が進入しやすい第2状態(例えば拡大開放状態あるいは開放状態など)に変化する可変始動装置(例えば普通可変入賞球装置6Bなど)と、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示を優先して実行する可変表示制御手段(例えばCPU103がステップS231におけるYesの判定に基づきステップS236〜S240の処理を実行する部分など)と、前記特定遊技状態が終了してから所定条件が成立するまでの高開放制御期間において、前記可変始動装置が前記第2状態に変化する頻度を高くする高開放制御を行う高開放制御手段(例えばCPU103がステップS325、S327、S328の処理のいずれかを実行した後、ステップS308の処理が実行されるまでにステップS141にて実行した普通図柄判定処理、あるいは、ステップS311にて時短終了と判定されるまでにステップS141にて実行した普通図柄判定処理に基づき、ステップS144の普通電動役物作動処理を実行する部分など)と、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段と、前記特定遊技状態に制御される可能性を示唆する示唆演出を実行する演出実行手段とを備え、前記事前決定手段は、前記第2始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときには、前記第1始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときに比べて低い割合で前記第2特定遊技状態に決定するか(例えば大当り種別決定用データ131では、変動特図指定バッファ値が「1」であれば第2大当りに対して乱数値MR2が割り振られておらず第4大当りに対して乱数値MR2が割り振られている一方で、変動特図指定バッファ値が「2」であれば第2大当りに対して乱数値MR2が割り振られ第4大当りに対して乱数値MR2が割り振られていない部分など)、または、前記第2特定遊技状態には決定せず、前記可変表示時間決定手段は、前記高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示について、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間を、普通識別情報の可変表示時間に比べて長い時間に決定し(例えば図17(B)に示す非リーチハズレ用変動パターン判定用データ138Bでは、非リーチB1−1や非リーチB1−2の変動パターン種別に対応して決定される非リーチ5や非リーチ6の変動パターンにおける特図変動時間が、図18に示す普図表示結果判定用データ139にて時短フラグがオフであるときの普図変動時間TH1、TH2よりも長い時間に設定されている部分や、図17(C)に示す非リーチハズレ用変動パターン判定用データ138Cでは、非リーチC1−1や非リーチC1−2の変動パターン種別に対応して決定される非リーチ9や非リーチ10の変動パターンにおける特図変動時間が、図18に示す普図表示結果判定用データ139にて時短フラグがオフであるときの普図変動時間TH1、TH2よりも長い時間に設定されている部分など)、前記演出実行手段は、前記事前決定手段によって前記第1特定遊技状態に制御すると決定されたときに、前記第2特定遊技状態に制御すると決定されたときよりも高い割合で、前記示唆演出を実行する。
このような構成によれば、高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示について、第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間が、高開放制御期間以外の期間における普通識別情報の可変表示時間に比べて長い時間に設定される。これにより、高開放制御が行われる特定の遊技状態となった直後に生じる不利益を低減して遊技興趣を向上させることができる。
上記目的を達成するため、本願の第4の観点に係る遊技機は、遊技領域に設けられた第1始動領域(例えば普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口など)に遊技球が進入した後に第1開始条件(例えばステップS236にてNoと判定されたことなど)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば第1特図など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段(例えば第1特別図柄表示装置4Aなど)と、遊技領域に設けられた第2始動領域(例えば普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口など)に遊技球が進入した後に第2開始条件(例えばステップS231にてNoと判定されたことなど)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば第2特図など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段(例えば第2特別図柄表示装置4Bなど)とを備え、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果(例えば大当り図柄など)となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態など)に制御する遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、前記特定遊技状態には、第1特定遊技状態(例えば大当り種別が「第1大当り」や「第2大当り」であるときの大当り遊技状態など)と、前記第1特定遊技状態よりも遊技者にとって不利な第2特定遊技状態(例えば大当り種別が「第3大当り」や「第4大当り」であるときの大当り遊技状態など)と、があり、前記第1始動領域及び前記第2始動領域のいずれかに遊技球が進入したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かと、前記特定遊技状態に制御するときにいずれの特定遊技状態にするかとを、該進入に基づく識別情報の表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段(例えばCPU103がステップS235、S240、S242〜S246の処理を実行する部分など)と、普通変動条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報(例えば普通図柄など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(例えば普通図柄表示器20など)と、普通識別情報の表示結果が予め定められた所定表示結果(例えば普図当りなど)となったときに、前記第2始動領域に遊技球が進入しがたい第1状態(例えば通常開放状態あるいは閉鎖状態など)から遊技球が進入しやすい第2状態(例えば拡大開放状態あるいは開放状態など)に変化する可変始動装置(例えば普通可変入賞球装置6Bなど)と、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示を優先して実行する可変表示制御手段(例えばCPU103がステップS231におけるYesの判定に基づきステップS236〜S240の処理を実行する部分など)と、前記特定遊技状態が終了してから所定条件が成立するまでの高開放制御期間において、前記可変始動装置が前記第2状態に変化する頻度を高くする高開放制御を行う高開放制御手段(例えばCPU103がステップS325、S327、S328の処理のいずれかを実行した後、ステップS308の処理が実行されるまでにステップS141にて実行した普通図柄判定処理、あるいは、ステップS311にて時短終了と判定されるまでにステップS141にて実行した普通図柄判定処理に基づき、ステップS144の普通電動役物作動処理を実行する部分など)と、前記第2始動領域に遊技球が進入したが前記第2開始条件は成立していない可変表示の保留データとを、上限数に達するまで記憶する保留記憶手段(例えば第2特図保留記憶部151Bなど)と、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段と、前記特定遊技状態に制御される可能性を示唆する示唆演出を実行する演出実行手段とを備え、前記可変表示制御手段は、前記高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示につき、識別情報の可変表示時間を短縮する時間短縮制御を行う時間短縮制御手段(例えばCPU103がステップS325、S327、S328の処理のいずれかを実行した後、ステップS308の処理が実行されるまでに、あるいは、ステップS311にて時短終了と判定されるまでに、ステップS273、S276の処理を実行した後、ステップS277の処理を実行する部分など)を含み、前記事前決定手段は、前記第2始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときには、前記第1始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときに比べて低い割合で前記第2特定遊技状態に決定するか(例えば大当り種別決定用データ131では、変動特図指定バッファ値が「1」であれば第2大当りに対して乱数値MR2が割り振られておらず第4大当りに対して乱数値MR2が割り振られている一方で、変動特図指定バッファ値が「2」であれば第2大当りに対して乱数値MR2が割り振られ第4大当りに対して乱数値MR2が割り振られていない部分など)、または、前記第2特定遊技状態には決定せず、前記可変表示時間決定手段は、前記高開放制御期間において前記保留データの記憶数が所定数未満であるときに開始される可変表示について、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間を前記時間短縮制御手段によって短縮せず、前記高開放制御期間以外の期間と同様に決定し(例えばCPU103がステップS271にて図77(B)のテーブル選択設定に基づき変動パターン種別判定用データを設定する部分など)、前記演出実行手段は、前記事前決定手段によって前記第1特定遊技状態に制御すると決定されたときに、前記第2特定遊技状態に制御すると決定されたときよりも高い割合で、前記示唆演出を実行する。
このような構成によれば、高開放制御期間であるときには、時間短縮制御手段により識別情報の可変表示時間が短縮される。その一方で、時間短縮制御手段は、高開放制御期間において第2始動領域に遊技球が入賞した保留記憶の数が所定数未満であるときに開始される可変表示について、第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間の短縮は行わず、高開放制御期間以外の期間と同様に設定する。これにより、高開放制御が行われる特定の遊技状態となった直後に生じる不利益を低減して遊技興趣を向上させることができる。
上記目的を達成するため、本願の第5の観点に係る遊技機は、遊技領域に設けられた第1始動領域(例えば普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口など)に遊技球が進入した後に第1開始条件(例えばステップS236にてNoと判定されたことなど)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば第1特図など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段(例えば第1特別図柄表示装置4Aなど)と、遊技領域に設けられた第2始動領域(例えば普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口など)に遊技球が進入した後に第2開始条件(例えばステップS231にてNoと判定されたことなど)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば第2特図など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段(例えば第2特別図柄表示装置4Bなど)とを備え、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果(例えば大当り図柄など)となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態など)に制御する遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、前記特定遊技状態には、第1特定遊技状態(例えば大当り種別が「第1大当り」や「第2大当り」であるときの大当り遊技状態など)と、前記第1特定遊技状態よりも遊技者にとって不利な第2特定遊技状態(例えば大当り種別が「第3大当り」や「第4大当り」であるときの大当り遊技状態など)と、があり、前記第1始動領域及び前記第2始動領域のいずれかに遊技球が進入したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かと、前記特定遊技状態に制御するときにいずれの特定遊技状態にするかとを、該進入に基づく識別情報の表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段(例えばCPU103がステップS235、S240、S242〜S246の処理を実行する部分など)と、普通変動条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報(例えば普通図柄など)の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(例えば普通図柄表示器20など)と、普通識別情報の表示結果が予め定められた所定表示結果(例えば普図当りなど)となったときに、前記第2始動領域に遊技球が進入しがたい第1状態(例えば通常開放状態あるいは閉鎖状態など)から遊技球が進入しやすい第2状態(例えば拡大開放状態あるいは開放状態など)に変化する可変始動装置(例えば普通可変入賞球装置6Bなど)と、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示を優先して実行する可変表示制御手段(例えばCPU103がステップS231におけるYesの判定に基づきステップS236〜S240の処理を実行する部分など)と、前記特定遊技状態が終了してから所定条件が成立するまでの高開放制御期間において、前記可変始動装置が前記第2状態に変化する頻度を高くする高開放制御を行う高開放制御手段(例えばCPU103がステップS325、S327、S328の処理のいずれかを実行した後、ステップS308の処理が実行されるまでにステップS141にて実行した普通図柄判定処理、あるいは、ステップS311にて時短終了と判定されるまでにステップS141にて実行した普通図柄判定処理に基づき、ステップS144の普通電動役物作動処理を実行する部分など)と、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段と、前記特定遊技状態に制御される可能性を示唆する示唆演出を実行する演出実行手段とを備え、前記事前決定手段は、前記第2始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときには、前記第1始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときに比べて低い割合で前記第2特定遊技状態に決定するか(例えば大当り種別決定用データ131では、変動特図指定バッファ値が「1」であれば第2大当りに対して乱数値MR2が割り振られておらず第4大当りに対して乱数値MR2が割り振られている一方で、変動特図指定バッファ値が「2」であれば第2大当りに対して乱数値MR2が割り振られ第4大当りに対して乱数値MR2が割り振られていない部分など)、または、前記第2特定遊技状態には決定せず、前記可変表示時間決定手段は、前記高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示について、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間として、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示時間に比べて長い時間が決定されやすく(例えばCPU103がステップS276の処理で、図78(A)に示す非リーチハズレ用変動パターン判定用データ138Bや図78(C)に示す非リーチハズレ用変動パターン判定用データ138Cに基づき変動パターンを決定する部分など)前記演出実行手段は、前記事前決定手段によって前記第1特定遊技状態に制御すると決定されたときに、前記第2特定遊技状態に制御すると決定されたときよりも高い割合で、前記示唆演出を実行する。
このような構成によれば、高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示について、第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間として、第2可変表示手段における識別情報の可変表示時間に比べて長い時間が設定されやすい。これにより、高開放制御が行われる特定の遊技状態となった直後に生じる不利益を低減して遊技興趣を向上させることができる。

Claims (5)

  1. 遊技領域に設けられた第1始動領域に遊技球が進入した後に第1開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段と、遊技領域に設けられた第2始動領域に遊技球が進入した後に第2開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段とを備え、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機であって、
    前記特定遊技状態には、
    第1特定遊技状態と、
    前記第1特定遊技状態よりも遊技者にとって不利な第2特定遊技状態と、があり、
    前記第1始動領域及び前記第2始動領域のいずれかに遊技球が進入したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かと、前記特定遊技状態に制御するときにいずれの特定遊技状態にするかとを、該進入に基づく識別情報の表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段と、
    普通変動条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段と、
    普通識別情報の表示結果が予め定められた所定表示結果となったときに、前記第2始動領域に遊技球が進入しがたい第1状態から遊技球が進入しやすい第2状態に変化する可変始動装置と、
    前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示を優先して実行する可変表示制御手段と、
    前記特定遊技状態が終了してから所定条件が成立するまでの高開放制御期間において、前記可変始動装置が前記第2状態に変化する頻度を高くする高開放制御を行う高開放制御手段と、
    前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段と、
    前記特定遊技状態に制御される可能性を示唆する示唆演出を実行する演出実行手段とを備え、
    前記事前決定手段は、前記第2始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときには、前記第1始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときに比べて低い割合で前記第2特定遊技状態に決定するか、または、前記第2特定遊技状態には決定せず、
    前記可変表示時間決定手段は、前記高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示について、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間を、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示時間に比べて長い時間に決定し、
    前記演出実行手段は、前記事前決定手段によって前記第1特定遊技状態に制御すると決定されたときに、前記第2特定遊技状態に制御すると決定されたときよりも高い割合で、前記示唆演出を実行する、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技領域に設けられた第1始動領域に遊技球が進入した後に第1開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段と、遊技領域に設けられた第2始動領域に遊技球が進入した後に第2開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段とを備え、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機であって、
    前記特定遊技状態には、
    第1特定遊技状態と、
    前記第1特定遊技状態よりも遊技者にとって不利な第2特定遊技状態と、があり、
    前記第1始動領域及び前記第2始動領域のいずれかに遊技球が進入したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かと、前記特定遊技状態に制御するときにいずれの特定遊技状態にするかとを、該進入に基づく識別情報の表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段と、
    普通変動条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段と、
    普通識別情報の表示結果が予め定められた所定表示結果となったときに、前記第2始動領域に遊技球が進入しがたい第1状態から遊技球が進入しやすい第2状態に変化する可変始動装置と、
    前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示を優先して実行する可変表示制御手段と、
    前記特定遊技状態が終了してから所定条件が成立するまでの高開放制御期間において、前記可変始動装置が前記第2状態に変化する頻度を高くする高開放制御を行う高開放制御手段と、
    前記第1始動領域に遊技球が進入したが前記第1開始条件は成立していない可変表示の保留データと、前記第2始動領域に遊技球が進入したが前記第2開始条件は成立していない可変表示の保留データとを、上限数に達するまで記憶する保留記憶手段と、
    前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段と、
    前記特定遊技状態に制御される可能性を示唆する示唆演出を実行する演出実行手段とを備え、
    前記可変表示時間決定手段は、前記保留データの記憶数が所定数に達したときに開始される可変表示につき、識別情報の可変表示時間を短縮する可変表示短縮制御手段を含み、
    前記事前決定手段は、前記第2始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときには、前記第1始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときに比べて低い割合で前記第2特定遊技状態に決定するか、または、前記第2特定遊技状態には決定せず、
    前記可変表示時間決定手段は、前記高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示について、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間を、前記保留データの記憶数が前記所定数に達しているときでも前記可変表示短縮制御手段によって短縮せず、前記保留データの記憶数が前記所定数に達していないときに開始される可変表示と同様に決定し、
    前記演出実行手段は、前記事前決定手段によって前記第1特定遊技状態に制御すると決定されたときに、前記第2特定遊技状態に制御すると決定されたときよりも高い割合で、前記示唆演出を実行する、
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 遊技領域に設けられた第1始動領域に遊技球が進入した後に第1開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段と、遊技領域に設けられた第2始動領域に遊技球が進入した後に第2開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段とを備え、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機であって、
    前記特定遊技状態には、
    第1特定遊技状態と、
    前記第1特定遊技状態よりも遊技者にとって不利な第2特定遊技状態と、があり、
    前記第1始動領域及び前記第2始動領域のいずれかに遊技球が進入したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かと、前記特定遊技状態に制御するときにいずれの特定遊技状態にするかとを、該進入に基づく識別情報の表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段と、
    普通変動条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段と、
    普通識別情報の表示結果が予め定められた所定表示結果となったときに、前記第2始動領域に遊技球が進入しがたい第1状態から遊技球が進入しやすい第2状態に変化する可変始動装置と、
    前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示を優先して実行する可変表示制御手段と、
    前記特定遊技状態が終了してから所定条件が成立するまでの高開放制御期間において、前記可変始動装置が前記第2状態に変化する頻度を高くする高開放制御を行う高開放制御手段と、
    前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段と、
    前記特定遊技状態に制御される可能性を示唆する示唆演出を実行する演出実行手段とを備え、
    前記事前決定手段は、前記第2始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときには、前記第1始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときに比べて低い割合で前記第2特定遊技状態に決定するか、または、前記第2特定遊技状態には決定せず、
    前記可変表示時間決定手段は、前記高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示について、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間を、普通識別情報の可変表示時間に比べて長い時間に決定し、
    前記演出実行手段は、前記事前決定手段によって前記第1特定遊技状態に制御すると決定されたときに、前記第2特定遊技状態に制御すると決定されたときよりも高い割合で、前記示唆演出を実行することに決定する、
    ことを特徴とする遊技機。
  4. 遊技領域に設けられた第1始動領域に遊技球が進入した後に第1開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段と、遊技領域に設けられた第2始動領域に遊技球が進入した後に第2開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段とを備え、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機であって、
    前記特定遊技状態には、
    第1特定遊技状態と、
    前記第1特定遊技状態よりも遊技者にとって不利な第2特定遊技状態と、があり、
    前記第1始動領域及び前記第2始動領域のいずれかに遊技球が進入したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かと、前記特定遊技状態に制御するときにいずれの特定遊技状態にするかとを、該進入に基づく識別情報の表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段と、
    普通変動条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段と、
    普通識別情報の表示結果が予め定められた所定表示結果となったときに、前記第2始動領域に遊技球が進入しがたい第1状態から遊技球が進入しやすい第2状態に変化する可変始動装置と、
    前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示を優先して実行する可変表示制御手段と、
    前記特定遊技状態が終了してから所定条件が成立するまでの高開放制御期間において、前記可変始動装置が前記第2状態に変化する頻度を高くする高開放制御を行う高開放制御手段と、
    前記第2始動領域に遊技球が進入したが前記第2開始条件は成立していない可変表示の保留データとを、上限数に達するまで記憶する保留記憶手段と、
    前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段と、
    前記特定遊技状態に制御される可能性を示唆する示唆演出を実行する演出実行手段とを備え、
    前記可変表示時間決定手段は、前記高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示につき、識別情報の可変表示時間を短縮する時間短縮制御を行う時間短縮制御手段を含み、
    前記事前決定手段は、前記第2始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときには、前記第1始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときに比べて低い割合で前記第2特定遊技状態に決定するか、または、前記第2特定遊技状態には決定せず、
    前記可変表示時間決定手段は、前記高開放制御期間において前記保留データの記憶数が所定数未満であるときに開始される可変表示について、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間を前記時間短縮制御手段によって短縮せず、前記高開放制御期間以外の期間と同様に決定し、
    前記演出実行手段は、前記事前決定手段によって前記第1特定遊技状態に制御すると決定されたときに、前記第2特定遊技状態に制御すると決定されたときよりも高い割合で、前記示唆演出を実行する、
    ことを特徴とする遊技機。
  5. 遊技領域に設けられた第1始動領域に遊技球が進入した後に第1開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段と、遊技領域に設けられた第2始動領域に遊技球が進入した後に第2開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段とを備え、前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機であって、
    前記特定遊技状態には、
    第1特定遊技状態と、
    前記第1特定遊技状態よりも遊技者にとって不利な第2特定遊技状態と、があり、
    前記第1始動領域及び前記第2始動領域のいずれかに遊技球が進入したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かと、前記特定遊技状態に制御するときにいずれの特定遊技状態にするかとを、該進入に基づく識別情報の表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段と、
    普通変動条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段と、
    普通識別情報の表示結果が予め定められた所定表示結果となったときに、前記第2始動領域に遊技球が進入しがたい第1状態から遊技球が進入しやすい第2状態に変化する可変始動装置と、
    前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示を優先して実行する可変表示制御手段と、
    前記特定遊技状態が終了してから所定条件が成立するまでの高開放制御期間において、前記可変始動装置が前記第2状態に変化する頻度を高くする高開放制御を行う高開放制御手段と、
    前記第1可変表示手段及び前記第2可変表示手段のいずれかにおける識別情報の可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段と、
    前記特定遊技状態に制御される可能性を示唆する示唆演出を実行する演出実行手段とを備え、
    前記事前決定手段は、前記第2始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときには、前記第1始動領域に遊技球が進入したことに基づいて前記特定遊技状態に制御すると決定したときに比べて低い割合で前記第2特定遊技状態に決定するか、または、前記第2特定遊技状態には決定せず、
    前記可変表示時間決定手段は、前記高開放制御期間であるときに、当該高開放制御期間中に開始される可変表示について、前記第1可変表示手段における識別情報の可変表示時間として、前記第2可変表示手段における識別情報の可変表示時間に比べて長い時間が決定されやすく、
    前記演出実行手段は、前記事前決定手段によって前記第1特定遊技状態に制御すると決定されたときに、前記第2特定遊技状態に制御すると決定されたときよりも高い割合で、前記示唆演出を実行する、
    ことを特徴とする遊技機。
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