JP2014000333A - 収納体底部用トレー並びにこれを用いた収納体 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレーの敷設が必要なエリアの長さが異なる収納体に対して、複数のトレー体を重ねながら並設状態に敷設することで、この収納体の底部に隙間なくトレーを敷設することができる収納体底部用トレーを提供することを目的とする。
【解決手段】収納体1の底部に取出し自在に設ける収納体底部用トレーであって、収納体1の底部に並設状態に敷設する複数のトレー体2から成り、各トレー体2は、並設方向と直交する幅方向の長さを同一長に設定すると共に、並設方向の隣り合うトレー体2の端部に重合する並設用重合部3を設けた構成とし、この並設用重合部3に、隣り合うトレー体2の端部との重合度合いを調整自在にして位置決め係合する位置決め係合部4を設けて、この並設用重合部3の重合度合いを調整して並設方向の全体長を調整自在に構成した収納体底部用トレー。
【選択図】図3

Description

本発明は、収納体の底部に敷設する収納体底部用トレー並びにこの収納体底部用トレーを底部に敷設した収納体に関するものである。
キッチン周りで使用する収納体の多くは、調味料や油、或いは、ごみ箱やごみ収納袋を収納する用途で用いられ、そのために、この収納した調味料や油がこぼれたり、或いは、生ごみを収納したごみ収納袋からごみの汁が滴り落ちたりすることによって、一般的な収納体よりも汚れ易く、また、この収納体は大型のものが多く、汚れた場合、この収納体自体を洗浄することは非常に厄介な作業であった。
そのため、従来は、このキッチン周りで使用する収納体の底部にトレーを取出し自在に敷設して、このトレーでこぼれた調味料や油、或いは滴り落ちたごみの汁などを受け止めて収納体自体或いはこの収納体の下方の床面を汚さないようにし、汚れたトレーは、収納体から取り出して洗浄していた。
しかしながら、この従来の収納体に敷設するトレーは、収納体の全体長やトレーの敷設が必要なエリアの寸法に合わせた一枚の板状に形成した構成であったため、これらを作製するために多くの金型を準備していた。そのため、設備投資が多額となり製造コストが増大し、トレー自体を安価に提供することができなかった。
また、この一枚もののトレーは、収納体と同等の大きさを有するため、汚れた際に洗浄する場合は、非常に洗浄しづらく非常に厄介な作業であった。
本発明は、このような問題を解決し、全体長やトレーの敷設が必要なエリアの寸法が異なる収納体に対して、一々これに適合するトレーを作製しなくても、複数のトレー体を重ねながら並設状態に敷設することで、この収納体の底部に隙間なくトレー体を敷設することができ、しかも、汚れた際に容易に洗浄することができる画期的な収納体底部用トレーを提供することを目的とする。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
収納体1の底部に取出し自在に設ける収納体底部用トレーであって、前記収納体1の底部に並設状態に敷設する複数のトレー体2から成り、前記各トレー体2は、並設方向と直交する幅方向の長さを同一長に設定すると共に、前記並設方向の隣り合うトレー体2の端部に重合する並設用重合部3を設けた構成とし、この並設用重合部3に、前記隣り合うトレー体2の端部との重合度合いを調整自在にして位置決め係合する位置決め係合部4を設けて、この並設用重合部3の重合度合いを調整して並設方向の全体長を調整自在に構成したことを特徴とする収納体底部用トレーに係るものである。
また、前記トレー体2は、こぼれ防止縁部5で囲まれた液受け面6を有する板材で構成すると共に、前記並設方向の一側端部にこのトレー体2の幅方向の長さと同一長に設定した前記並設用重合部3を設け、この並設用重合部3は、前記隣り合うトレー体2の端部を上方から覆うようにして前記並設方向に向けて突設した構成としたことを特徴とする請求項1記載の収納体底部用トレーに係るものである。
また、前記並設用重合部3の裏面に前記位置決め係合部4を設け、前記並設用重合部3の上面にこぼれ防止縁部7を有する液受け面8を形成した構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の収納体底部用トレーに係るものである。
また、前記並設用重合部3の裏面に設けた前記位置決め係合部4は、前記隣り合うトレー体2の端部が係合する係合凹部9を前記並設方向に複数並設形成した構成とし、この複数の係合凹部9を選択して前記隣り合うトレー体2の端部に係合することで、前記並設用重合部3の重合度合いを調整して並設方向の全体長を調整自在に構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の収納体底部用トレーに係るものである。
また、前記各トレー体2は、同一形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の収納体底部用トレーに係るものである。
また、前記請求項1〜5のいずれか1項に記載の収納体底部用トレー10を底部に取出し自在に設けたことを特徴とする収納体に係るものである。
また、上部に収納袋11を吊り下げ付設する袋係止部12を設けた構成としたことを特徴とする請求項6記載の収納体に係るものである。
また、基体部13の上部にスライドガイド部14を対向状態に架設し、この対向するスライドガイド部14間に複数のスライド体15をスライド自在に架設し、このスライド体15に前記収納袋11の開口縁を係止する前記袋係止部12を設けて、隣り合う二体の前記スライド体15の夫々の前記袋係止部12に前記収納袋11の対向する開口縁を係止してこのスライド体15間に前記収納袋11を付設し得るように構成したことを特徴とする請求項7記載の収納体に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、敷設する枚数や並設用重合部の重合度合いを調整するだけの極めて簡易な手段で全体長を容易に敷設対象の収納体に適合させることができ、これにより、全体長やトレーの敷設が必要なエリアの寸法が異なる収納体に対して、これに適合するトレーを作製しなくても、複数のトレー体を収納体の底部に隙間なく並設状態に敷設することができるので、収納体内でこぼれた調味料や油、或いはごみ収納袋から滴り落ちた汁などを受け止めて、収納体自体或いはこの収納体の下方の床面を汚すことが無い実用性に優れた収納体底部用トレーとなる。
しかも、トレーが汚れた際は、汚れたトレー体だけを取り出して洗浄することができるので、洗浄が非常に容易にでき、更に、全体が汚れた場合でも、トレー体同士を分離して一枚ずつ洗浄することができるので、非常に洗浄し易く効率良く洗浄することができる実用性に優れた収納体底部用トレーとなる。
また、請求項2,3記載の発明においては、こぼれた収容物を確実に液受け面内に収納すると共に、トレー体同士の境界部を並設用重合部で覆いこの境界部から収納体や床面へ漏洩することも無いので、収納した収容物を確実にトラップして収納体の底面や床面を汚すことが無い実用性に優れた収納体底部用トレーとなる。
また、請求項4記載の発明においては、並設用重合部の重合度合いを調整して隣り合うトレー体の端部に位置決め係合する構成を簡易に設計実現可能とすることができる画期的な収納体底部用トレーとなる。
また、請求項5記載の発明においては、トレー体を作製する金型が一種類で良いので、設備投資額を最小限に抑えることができ、よって、製造コストがかからず、安価に製造することができる画期的な収納体底部用トレーとなる。
また、請求項6〜8記載の発明においては、前述のような作用効果を発揮する画期的な収納体底部用トレーを用いた収納体を提供できることとなる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例の収納体を示す斜視図である。 本実施例の収納体底部用トレーを示す斜視図である。 本実施例のトレー体を示す斜視図である。 本実施例のトレー体を示す説明斜視図である。 本実施例のトレー体の裏面側を示す斜視図である。 本実施例のトレー体を示す側断面図である。 本実施例の全体長が異なる収納体に収納体底部用トレーを長さを調整して敷設した状態を示す説明図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、並設状態に敷設するトレー体2の枚数を増減することで大幅な長さ調整を行うことができ、更に、並設用重合部3の重合度合いを調整することで全体長の微妙な調整も行えるので、全体長やトレーの敷設が必要なエリアの寸法が異なる収納体1に対して、収納体底部用トレー10の全体長を調整して隙間なくトレー体2を並設状態に敷設することができ、よって、一々収納体1毎にこれに適合するトレーを作製する必要が無いので、多くの金型を持つ必要が無くなりコストダウンが実現でき、安価に製品を提供することができる生産性に優れた画期的な収納体底部用トレーとなる。
しかも、個々のトレー体2は小さく扱い易い大きさなので、容易に洗浄することができ、更に、洗浄の際も汚れたトレー体2だけを取り出して洗浄すればよいので効率的に洗浄することができ、また、収納体底部用トレー10全体が汚れた場合でも、トレー体2同士を分離して一枚ずつ洗浄することができるので、極めて容易に洗浄することができる実用性に優れた収納体底部用トレーとなる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、本発明の収納体底部用トレー10を、上部に収納袋11を吊り下げ付設する袋係止部12を設けた収納体1に用いた場合であり、具体的には、図1に示すように、収納体1の底部に収納体底部用トレー10を取出し自在に敷設し、袋係止部12に吊り下げ付設したごみ収納袋11からごみの汁などが滴り落ちた際にこの底部に敷設した収納体底部用トレー10がこの汁を受け止めて収納体1自体或いはこの収納体1の下方の床面を汚さず、更に、この収納体底部用トレー10に調味料や油なども載置収納できるように構成した収納体1である。
また、本実施例の収納体1は、図2に示すように、底部にキャスター16を設けて移動自在に構成したワゴンタイプに構成したものであり、具体的には、基体部13の上部にスライドガイド部14を対向状態に架設し、この対向するスライドガイド部14間に複数のスライド体15をスライド自在に架設し、このスライド体15にごみ収納袋11の開口縁を係止する袋係止部12を設けて、隣り合う二体のスライド体15の夫々の袋係止部12にごみ収納袋11の対向する開口縁を係止してこのスライド体15間にごみ収納袋11を付設し得るように構成している。
より具体的には、基体部13は、縦杆と横杆とを組み付けて方形状に形成した側方フレーム部17を所定の間隔を置いて対向状態に配設し、この対向する側方フレーム部17同士の左右の下部側を載置部21を有する連結杆18で連結して枠体状に構成して底部に開口部20を形成した構成としている。
更に、この基体部13は、背面側空間部に連結杆18と上部に設けたスライドガイド部14との間に補強板19を設けて、基体部13自体の剛性の向上を図った構成としている。
尚、収納体1は、収納物を収納するボックスでも良いし、カゴ体でも良いし、枠体でも良く、また、収納袋などの収納物を入れるものを収納したり掛け下げたりする構成としても良く、本実施例では、上述したようなごみ収納袋11を吊り下げる袋係止部12を枠体上部に複数設けた構成としている。
また、この収納体1は、蓋付きとしても良いし、スタッキングできる構成としても良いし、本体に引き出し自在に設ける引き出し体として構成しても良いが、本実施例では、台所下部の収納部に引き出し収納できるキャスター付きのワゴンタイプ収納体1に構成したものである。
また、この収納体1の底部に敷設する収納体底部用トレー10は、上述のように構成した収納体1の底部に形成した開口部20を閉塞するものであり、具体的には、本実施例においては、収納体1内にごみ箱22を設置して開口部20の一部をこのごみ箱22で閉塞し、残りの開口部20を収納体底部用トレー10で隙間なく閉塞する構成としている。
以下の本実施例の収納体底部用トレー10について説明する。
本実施例の収納体底部用トレー10は、図3に示すように、収納体1の底部に並設状態に敷設する複数のトレー体2から成り、各トレー体2は、並設方向と直交する幅方向の長さを同一長に設定すると共に、並設方向の隣り合うトレー体2の端部に重合する並設用重合部3を設けた構成とし、この並設用重合部3に、隣り合うトレー体2の端部との重合度合いを調整自在にして位置決め係合する位置決め係合部4を設けて、この並設用重合部3の重合度合いを調整して並設方向の全体長を調整自在に構成している。
具体的には、トレー体2は、図4に示すように、こぼれ防止縁部5で囲まれた液受け面6を有する方形状の板状受皿部23に、並設方向の一側端部にこのトレー体2の幅方向の長さと同一長に設定した並設用重合部3を設けて、この受皿部23でごみ収納袋11から滴り落ちた汁などを受け止めるように構成している。
また、この受皿部23に設けた並設用重合部3は、図5に示すように、隣り合うトレー体2の端部を上方から覆うようにして並設方向に向けて突設して、隣り合うトレー体2の端部に後述する位置決め係合部4が位置決め係合した際、隣り合うトレー体2同士の液受け面6が面一状態となるように構成している。
また、並設用重合部3は、裏面に上述した位置決め係合部4を設けた構成とし、上面には、受皿部23同様にこぼれ防止縁部7を有する液受け面8を形成した構成としている。
また更に、本実施例の並設用重合部3は、この並設用重合部3の液受け面8が受皿部23側に傾斜するようにこの並設用重合部3を受皿部23のこぼれ防止縁部5に設けて、この並設用重合部3の液受け面8で受け止めた汁がこの並設用重合部3の液受け面8上に溜まらずに収納能力のある受皿部23に流れ落ちるように構成して、この並設用重合部3から受け止めた汁などが溢れてこぼれ落ちないように構成している。
また、この並設用重合部3の裏面に設けた位置決め係合部4は、図6に示すように、隣り合うトレー体2の端部が係合する係合凹部9を並設方向に複数並設形成した構成とし、この複数の係合凹部9を選択して隣り合うトレー体2の端部、具体的には、受皿部23の並設用重合部3を設けたこぼれ防止縁部5と対向する位置のこぼれ防止縁部5に位置決め係合して、並設用重合部3の重合度合いを調整し得るように構成している。
具体的には、この係合凹部9は、図7に示すように、並設用重合部3の裏面に複数の帯状仕切体24を所定の間隔を置いて垂設して形成している。
より具体的には、本実施例では、この帯状仕切体24を、この係合凹部9と係合するこぼれ防止縁部5の幅よりも稍広めの間隔で三体、並設用重合部3の裏面に並設状態に垂設し、隣り合う二体の帯状仕切体24(一か所は帯状仕切体24と受皿部23の側面)で形成される凹部を係合凹部9とし、この係合凹部9を三部形成した構成としている。
即ち、本実施例では、並設用重合部3の重合度合いを三段階に調整し得る構成とし、具体的には、並設用重合部3の先端側の係合凹部9を選択してこれを隣り合うトレー体2のこぼれ防止縁部5に位置決め係合させた場合は、隣り合うトレー体2に対する並設用重合部3の重合度合いが少なく全体長が長くなり、逆に、並設用重合部3の基端側(受皿部23側)の係合凹部9を選択してこれを隣り合うトレー体2のこぼれ防止縁部5に位置決め係合させた場合は、隣り合うトレー体2に対する並設用重合部3の重合度合いが多くなって全体長が短くなるように調整することができるように構成している。
尚、本実施例では、上述のように位置決め係合部4の係合凹部9を隣り合うトレー体2の受皿部23の並設用重合部3を設けたこぼれ防止縁部5と対向する位置のこぼれ防止縁部5に位置決め係合するように構成したが、例えば、この位置決め係合部4の係合凹部9を、並設用重合部3の裏面の左右端部に並設方向に沿って形成し、この係合凹部9が隣り合うトレー体2の幅方向の左右のこぼれ防止縁部5にスライド自在に係合するように構成して、隣り合うトレー体2の一方を他方に対して並設方向にスライド移動させることで並設用重合部3の重合度合いを調整し得るように構成しても良い。
また、収納体底部用トレー10は、前述したように、複数のトレー体2を並設して成る構成としており、本実施例では、この並設する複数のトレー体2全てを同一形状のトレー体2を用いた構成としている。
従って、トレー体2を作製する際の金型は一種類でよく、コストもかからず、安価に製造することができ、製品を安価に提供することができる。
上述のように構成した本実施例の作用・効果について以下に説明する。
図8は、全体長が異なる二体の収納体1に収納体底部用トレー10の全体長を調整して敷設した状態を示すものである。
この図8では、(A)の収納体1の方が(B)の収納体1よりも全体長が長いが、この(A)の収納体1と(B)の収納体1に対して、夫々同じ三枚のトレー体2を用いた収納体底部用トレー10を敷設しており、(A)の方は、位置決め係合部4の係合凹部9を、並設用重合部3の重合度合いが最も少なくなるものを選択してこれを隣り合うトレー体2のこぼれ防止縁部5に位置決め係合させて収納体底部用トレー10の全体長を最大にした状態を示したものであり、(B)の方は、位置決め係合部4の係合凹部9を、並設用重合部3の重合度合いが最も多くなるものを選択してこれを隣り合うトレー体2のこぼれ防止縁部5に位置決め係合させて収納体底部用トレー10の全体長を最小にした状態を示したものである。
このように、本実施例の収納体底部用トレー10は、極めて容易に収納体底部用トレー10の全体長を所望の長さに調整することができ、これにより、様々な長さの収納体底部用トレー10の敷設が必要な個所に対して、隙間なくトレー体2を並設状態に敷設することができる。
即ち、本実施例の収納体底部用トレー10は、収納体1の底部に並設状態に敷設するトレー体2の敷設枚数を増減することで大幅な長さ調整を行うことができ、更に、並設用重合部3の重合度合いを調整することで全体長の微妙な調整も行えるので、収納体底部用トレー10の全体長を所望の長さに容易に調整することができ、これにより、全体長やトレーの敷設が必要なエリアの寸法が異なる収納体1に対して、従来のように、収納体1毎にこれに適合するトレーを作製しなくても、敷設するトレー体2の枚数と並設用重合部3の隣り合うトレー体2の端部との重合度合いを調整するだけの極めて簡易な手段で容易に収納体1の底部に隙間なく収納体底部用トレー10を敷設することができ、従って、いくつもの金型を作製する必要が無いので多額の設備投資をしなくても良くなり、製造に際してコストがかからず、安価に製品を提供することができる生産性に優れた画期的な収納体底部用トレーとなる。
従って、本実施例の収納体1のように、設置するごみ箱22の大きさが変わって、収納体1の残りの開口部20面積が変わっても、収納体底部用トレー10の全体長を容易に調整して、収納体1の底部の開口部20を隙間なく閉塞するように収納体底部用トレー10を敷設することができ、これにより、本実施例の収納体1は、収納体1内でこぼれた調味料や油、或いはごみ収納袋11から滴り落ちた汁などを確実に収納体底部用トレー10の受皿部23の液受け面6若しくは並設用重合部3の液受け面8で受け止めて、収納体1自体或いはこの収納体1の下方の床面を汚すことが無い実用性に優れた収納体となる。
また、本実施例の収納体底部用トレー10は、収納体1に取出し自在に敷設する構成としたので、ごみ収納袋11からごみの汁などが滴り落ちて汚れても簡単に取り外して洗浄することができ、また、収納体底部用トレー10は、容易に個々のトレー体2の状態に分解でき、個々のトレー体2は小さく扱い易い大きさなので、容易に洗浄することができる。
更に、所望のトレー体2だけを取り出すことも容易にできるので、収納体底部用トレー10が汚れた際、汚れた部分のトレー体2だけを取り出して洗浄すればよいので効率的に洗浄することができる。
このように、本実施例の収納体底部用トレー10は、極めて容易に洗浄することができるので、本実施例の収納体1は、極めて実用性に優れた収納体となる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 収納体
2 トレー体
3 並設用重合部
4 位置決め係合部
5 こぼれ防止縁部
6 液受け面
7 こぼれ防止縁部
8 液受け面
9 係合凹部
10 収納体底部用トレー
11 収納袋
12 袋係止部
13 基体部
14 スライドガイド部
15 スライド体

Claims (8)

  1. 収納体の底部に取出し自在に設ける収納体底部用トレーであって、前記収納体の底部に並設状態に敷設する複数のトレー体から成り、前記各トレー体は、並設方向と直交する幅方向の長さを同一長に設定すると共に、前記並設方向の隣り合うトレー体の端部に重合する並設用重合部を設けた構成とし、この並設用重合部に、前記隣り合うトレー体の端部との重合度合いを調整自在にして位置決め係合する位置決め係合部を設けて、この並設用重合部の重合度合いを調整して並設方向の全体長を調整自在に構成したことを特徴とする収納体底部用トレー。
  2. 前記トレー体は、こぼれ防止縁部で囲まれた液受け面を有する板材で構成すると共に、前記並設方向の一側端部にこのトレー体の幅方向の長さと同一長に設定した前記並設用重合部を設け、この並設用重合部は、前記隣り合うトレー体の端部を上方から覆うようにして前記並設方向に向けて突設した構成としたことを特徴とする請求項1記載の収納体底部用トレー。
  3. 前記並設用重合部の裏面に前記位置決め係合部を設け、前記並設用重合部の上面にこぼれ防止縁部を有する液受け面を形成した構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の収納体底部用トレー。
  4. 前記並設用重合部の裏面に設けた前記位置決め係合部は、前記隣り合うトレー体の端部が係合する係合凹部を前記並設方向に複数並設形成した構成とし、この複数の係合凹部を選択して前記隣り合うトレー体の端部に係合することで、前記並設用重合部の重合度合いを調整して並設方向の全体長を調整自在に構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の収納体底部用トレー。
  5. 前記各トレー体は、同一形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の収納体底部用トレー。
  6. 前記請求項1〜5のいずれか1項に記載の収納体底部用トレーを底部に取出し自在に設けたことを特徴とする収納体。
  7. 上部に収納袋を吊り下げ付設する袋係止部を設けた構成としたことを特徴とする請求項6記載の収納体。
  8. 基体部の上部にスライドガイド部を対向状態に架設し、この対向するスライドガイド部間に複数のスライド体をスライド自在に架設し、このスライド体に前記収納袋の開口縁を係止する前記袋係止部を設けて、隣り合う二体の前記スライド体の夫々の前記袋係止部に前記収納袋の対向する開口縁を係止してこのスライド体間に前記収納袋を付設し得るように構成したことを特徴とする請求項7記載の収納体。
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