JP2013545054A - ブレーキロータ - Google Patents
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Abstract
ブレーキロータ(100)は、ロータ支持体(110)と、ロータ支持体に配置されるとともにロータ支持体を取り囲むブレーキバンド(120)と、を含む。ブレーキバンドは、ブレーキバンドの両側に第1および第2のブレーキパッド受け面(130,140)を有する。少なくとも1つのブレーキパッド受け面は、溝軌道を有する少なくとも1つの溝(150)を形成し、この溝軌道は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面に沿って延び、このブレーキパッド受け面を基準とする変化した深さを有する。
【選択図】図2A、図2B
【選択図】図2A、図2B
Description
[0001]本開示はブレーキロータに関する。
[0002]ディスクブレーキは、車両の車輪の回転を減速または停止させるために一般的に使用される。一般にディスクブレーキシステムは、車両の車輪および/または車軸に結合されたロータと、キャリパと、を含む。キャリパは、ロータの両側のブレーキパッドと、ブレーキパッドをロータと摩擦接触させてロータの回転を減速または停止させるピストンとを収容する。ロータは通常、鋳鉄またはセラミック複合材料(炭素、ケブラーおよびシリカを含む)から作られる。加えて、キャリパは、一般に、ブレーキ位置と非ブレーキ位置との間でピストンを動かすために、液圧で駆動される。キャリパ駆動の他の方法には、機械連結システム、空気圧、および電磁気力が含まれる。
[0003]本開示の一態様は、ロータ支持体(例えば、取付けベル)と、ロータ支持体上に配置されるとともにロータ支持体を取り囲むブレーキバンドと、を含むブレーキロータを提供する。ブレーキバンドは、ブレーキバンドの両側に第1および第2のブレーキパッド受け面を有する。少なくとも1つのブレーキパッド受け面は、少なくとも1つの溝を形成し、この溝は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面に沿って延びる溝軌道を有し、また少なくとも1つのブレーキパッド受け面を基準とする変化した深さを有する。
[0004]本開示の諸実施態様は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施態様では、少なくとも1つのブレーキパッド受け面は、互いに非対称に配置された非交差非対称溝を形成する。さらなる実施態様では、少なくとも1つのブレーキパッド受け面は、非交差非対称溝の複数の群を形成する。溝群の各溝は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面に沿って、それぞれの溝群の他のいずれの溝とも異なる溝軌道を有する。各溝群は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面のまわりに非対称で円周方向に配置することができる。
[0005]いくつかの例では、各溝群は、第1、第2、および第3の溝を含み、各溝は、ブレーキロータによって形成された回転中心軸のまわりに互いに円周方向に配置された、少なくとも1つのブレーキパッド受け面の第1、第2、および第3の溝領域のそれぞれの中に配置される。各溝領域は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面の半径方向幅の約1/3の半径方向幅を有し得る。さらに、各溝群は、受けられるブレーキパッドの係合面の外周部と共に完全に存在するように寸法設定することができる。
[0006]いくつかの実施態様では、各溝軌道は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面に沿った対応する第1および第2の曲線に関して第1および第2の曲率半径を有する。いくつかの例では、第1および第2の曲率半径は等しい。
[0007]第1および第2のブレーキ受け面は、それぞれ、ブレーキロータの回転中心軸を基準とする内径および外径を有し得る。各溝軌道は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面に沿って、2つのブレーキ受け面のうちで最大内径を有するブレーキパッド受け面の内径の半分にクリアランス距離を加えた距離以上の、回転中心軸からの溝距離のところで延び得る。いくつかの例では、クリアランス距離は約4.57mm(約0.18インチ)であり、ロータ支持体は76.2mm(3インチ)以下の高さを有する。ロータ支持体高さは、ブレーキロータの全高からブレーキバンドの全厚を差し引いた寸法になる。他の例では、クリアランス距離は約5.33mm(約0.21インチ)であり、ロータ支持体は76.2mm(3インチ)を超える高さを有する。
[0008]溝距離は、いくつかの実施態様では、(a)ブレーキ受け面の一方の内径の半分にクリアランス距離を加えた距離と、(b)ロータ支持体の半径に閾距離を加えた距離と、のうちの大きい方に等しい。クリアランス距離は約4.57mm(約0.18インチ)とすることができ、閾距離は約6.86mm(約0.27インチ)とすることができ、ロータ支持体は76.2mm(3インチ)以下の高さを有することができ、ここでロータ支持体高さは、ブレーキロータの全高からブレーキバンドの全厚を差し引いた寸法になる。いくつかの例では、クリアランス距離は約5.33mm(約0.21インチ)であり、閾距離は約8.89mm(約0.35インチ)であり、ロータ支持体は76.2mm(3インチ)を超える高さを有する。
[0009]各溝軌道は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面に沿って、ロータ支持体の半径に閾距離を加えた距離以上の、中心軸からの閾溝距離のところで延び得る。いくつかの例では、閾距離は約6.86mm(約0.27インチ)であり、ロータ支持体は76.2mm(3インチ)以下の高さを有する。さらなる例では、閾距離は約8.89mm(約0.35インチ)であり、ロータ支持体は76.2mm(3インチ)を超える高さを有し、ここでロータ支持体高さは、ブレーキロータの全高からブレーキバンドの全厚を差し引いた寸法になる。少なくとも1つの溝は、断面がブルノーズ形状(bull-nose shape)を形成し得る。
[0010]本開示の別の態様は、ロータ支持体と、ロータ支持体上に配置されるとともにロータ支持体を取り囲むブレーキバンドと、を備えるブレーキロータを提供する。ブレーキバンドは、ブレーキバンドの両側に第1および第2のブレーキパッド受け面を有する。少なくとも1つのブレーキパッド受け面は、非交差非対称溝の複数の群を形成する。各溝群の各溝は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面に沿って、それぞれの溝群の他のいずれの溝とも異なる溝軌道を有し、それぞれの溝群の各溝は互いに非対称に配置される。
[0011]本開示の諸実施態様は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施態様では、各溝群は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面のまわりに非対称で円周方向に配置される。各溝群は、第1、第2、および第3の溝を含み得る。各溝は、ブレーキロータによって形成された回転中心軸のまわりに互いに円周方向に配置された、少なくとも1つのブレーキパッド受け面の第1、第2、および第3の溝領域のそれぞれの中に配置される。各溝領域は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面の半径方向幅の約1/3の半径方向幅を有し得る。さらに、各溝群は、受けられるブレーキパッドの係合面の外周部と共に完全に存在するように寸法設定することができる。
[0012]いくつかの実施態様では、各溝軌道は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面に沿った対応する第1および第2の曲線に関して第1および第2の曲率半径を有する。第1および第2の曲率半径は等しくすることができる。
[0013]第1および第2のブレーキ受け面はそれぞれ、ブレーキロータの回転中心軸を基準とする内径および外径を有し得る。各溝軌道は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面に沿って、2つのブレーキ受け面のうちで最大内径を有するブレーキパッド受け面の内径の半分にクリアランス距離を加えた距離以上の、回転中心軸からの溝距離のところで延び得る。
[0014]いくつかの例では、クリアランス距離は約4.57mm(約0.18インチ)であり、ロータ支持体は76.2mm(3インチ)以下の高さを有し、他の例では、クリアランス距離は約5.33mm(約0.21インチ)であり、ロータ支持体は76.2mm(3インチ)を超える高さを有する。ロータ支持体高さは、ブレーキロータの全高からブレーキバンドの全厚を差し引いた寸法になる。
[0015]溝距離は、(a)ブレーキ受け面の一方の内径の半分にクリアランス距離を加えた距離と、(b)ロータ支持体の半径に閾距離を加えた距離と、のうちの大きい方と等しくすることができる。いくつかの例では、クリアランス距離は約4.57mm(約0.18インチ)であり、閾距離は約6.86mm(約0.27インチ)であり、ロータ支持体は76.2mm(3インチ)以下の高さを有する。他の例では、クリアランス距離は約5.33mm(約0.21インチ)であり、閾距離は約8.89mm(約0.35インチ)であり、ロータ支持体は76.2mm(3インチ)を超える高さを有する。
[0016]いくつかの実施態様では、各溝軌道は、少なくとも1つのブレーキパッド受け面に沿って、ロータ支持体の半径に閾距離を加えた距離以上の、中心軸からの閾溝距離のところで延びる。閾距離は約6.86mm(約0.27インチ)とすることができ、ロータ支持体は76.2mm(3インチ)以下の高さを有する。あるいは、閾距離は約8.89mm(約0.35インチ)とすることができ、ロータ支持体は76.2mm(3インチ)を超える高さを有する。各例について、少なくとも1つの溝は、断面がブルノーズ形状を形成し得る。
[0017]本開示の1つまたは複数の実施態様の詳細については、添付の図面および以下の説明で示される。他の態様、特徴および利点は、これらの説明および図面、ならびに特許請求の範囲から明らかになろう。
[0024]それぞれ異なる図面中の同じ参照符号は同じ要素を示す。
[0025]図1〜図3Bを参照すると、車両10のディスクブレーキアセンブリ20用のブレーキロータ100は、車両車輪ハブ30に接続するための取付けベル110(ロータ支持体とも呼ばれる)と、取付けベル110上に配置されるとともに取付けベル110を取り囲むブレーキバンド120と、を含む。ブレーキバンド120は、ディスクブレーキアセンブリ20のキャリパ24のブレーキパッド22と協働し、ブレーキパッド22を受けるために、ブレーキバンド120の両側に第1のブレーキパッド受け面130および第2のブレーキパッド受け面140を有する。キャリパ24は、車両10にブレーキ機能を作用させるために、ブレーキロータ100のブレーキ受け面130,140から係合解除される第1の位置と、ブレーキロータ100のブレーキ受け面130,140と係合される第2の位置と、の間でブレーキパッド22を移動させる。ブレーキパッド受け面130、140の少なくとも1つは、それぞれのブレーキパッド受け面130,140に沿って延びる溝軌道152を有する少なくとも1つの溝150を形成する。図示の例では、ブレーキパッド受け面130,140の両方が溝150を含む。
[0026]一般にブレーキは摩擦を熱に変換するが、あまりに高温になったブレーキは、十分な熱の放散ができないので機能しなくなる。この機能停止の状態は、ブレーキフェードとして知られている。溝150は、ブレーキフェードが起きる可能性をなくすか、低減する助けになる。加えて、溝150は、蓄積した水または水分をブレーキバンド120のブレーキ受け面130,140から除去または排出することができ、それによって、ブレーキロータ100がキャリパ24を通過する間におけるブレーキパッド22とブレーキロータ100との間の水の存在が減少する。ブレーキ機能の向上が、溝150を介して水および水分をブレーキ受け面130,140から排出することによって実現される。
[0027]図2Bを参照すると、いくつかの実施態様では、1つまたは複数の溝150が、ブレーキパッド受け面130,140を基準とする変化した深さd1、d2、d3を有する。深さが変化した溝150では、深さが一定の溝を有するロータと比べて、摩擦揮発性物質の常時ガス放出、およびパッド寿命の延長(すなわち、経時的なパッドの摩耗が少ない)が実現される。摩耗寿命の延長に加えて、深さが変化した溝150を有するブレーキロータ100は、相対的に車両をより速く停止しやすくした。各溝150は、ブルノーズ、長方形、鳩尾形、台形などの特定の断面形状を形成することができる。
[0028]図4を参照すると、いくつかの実施態様では、少なくとも1つのブレーキパッド受け面130,140は、互いに非対称に配置された非交差非対称溝150を形成する。例えば、各溝150は、溝軌道152の任意の接線157が、縦軸101、横軸103、回転中心軸105から、軸101、103、105の間に形成される任意の平面から、および/または、ブレーキロータ100に対する他の任意の基準すなわちデータムから、異なる角度θおよび/または距離のところにあるように配置することができる。さらに、各溝150は、他のすべての溝150と異なる形状を有し得る。各溝150は、溝150を形成する連続壁を有して途切れることなく延び得る。非交差溝150を有すると、ブレーキパッド受け面130,140上に溝150を非対称および/または不規則に配置することが可能になる。例えば、各溝150は、1つの溝150が少なくとも1つのブレーキパッド受け面130,140の任意の所与の位置に出現することが、その少なくとも1つのブレーキパッド受け面130,140の別の位置に出現することと確率が同じになるように位置させることが、いかなるパターンも用いずに可能である。溝150の無方向性の波形配置は(すなわち、ブレーキロータ100の軸もしくは平面などの所定の基準、または、幾何学的制約もしくはサイズなどのデータムと必ずしも系統的に整合もしくは離間しない)、溝がこのように配置されていないロータと比較して、パッド摩耗を改善する(すなわち、経時的なパッドの摩耗が少ない)。さらに、いくつかの実施態様では、各溝150は、図3Bに示されるように非直線溝軌道152を有する。各溝軌道152は、それぞれのブレーキパッド受け面130,140に沿った対応する第1および第2の曲線に関して第1および第2の曲率半径R1、R2を有し得る。第1の曲率半径R1と第2の曲率半径R2とは、等しくてもよいし、異なっていてもよい。湾曲した溝軌道152では、このような溝150がないブレーキロータと比べてブレーキパッド摩耗が低減する。
[0029]いくつかの実施態様では、少なくとも1つのブレーキパッド受け面130,140は、非交差非対称溝150の複数の群160を形成する。溝群160の各溝150は、それぞれのブレーキパッド受け面130,140に沿って、それぞれ関連する溝群160の中の他のいずれの溝150とも異なる、それぞれ関連する溝軌道152を有する。各溝群160は、それぞれのブレーキパッド受け面130,140のまわりに非対称で円周方向に配置することができる。非対称溝150、および/または、ブレーキパッド受け面130,140のまわりの非対称配置の溝群160は、ブレーキパッド受け面130,140が経時的に均一に摩耗するのを助け、車両10の右側と左側とにブレーキロータを均等に取り付けることを可能にする。さらに、いくつかの実施態様では、少なくとも1つの溝群160は、それぞれのブレーキパッド受け面130,140上の構成溝150の周囲に、図4に示されるように、受けられるブレーキパッド22の係合表面領域23と同じか、それよりも小さい面積を有する集合領域161を形成することができる。さらに、集合領域161は、受けブレーキパッド22の係合表面領域23と同じか、実質的に類似の形状を形成し得る。このことは、受けられるブレーキパッド22との溝接触を摩擦揮発性物質のガス放出のために最大にすることの助けになる。
[0030]再び図3Aおよび図3Bを参照すると、いくつかの実施態様では、各溝群160は、取付けベル110を取り囲む1つまたは複数の溝領域170に配置された1つまたは複数の溝150を有する。例えば、各溝群160は、第1、第2および第3の溝150a,150b,150cを含み得る。各溝150a,150b,150cは、ブレーキパッド受け面130,140の第1、第2および第3の溝領域170a,170b,170cのそれぞれの中にある。溝領域170a,170b,170cは、車両10に取り付けられ機能しているときのブレーキロータ100の回転中心と一致する中心軸105のまわりに円周方向に配置される。いくつかの例では、各溝領域170a,170b,170cは、それぞれのブレーキパッド受け面130,140の半径方向幅WSの約1/3の半径方向幅WGを有する。
[0031]第1および第2のブレーキ受け面130,140のそれぞれは、ブレーキロータ100の回転中心軸105を基準とする内径D1,D2および外径D3,D4を有する。いくつかの実施態様では、各溝軌道152は、そのそれぞれのブレーキパッド受け面130,140に沿って、2つのブレーキ受け面130,140のうちで最大の内径D1,D2を有するブレーキパッド受け面130,140の内径D1,D2の半分にクリアランス距離Cを加えた距離以上の、中心軸105からの半径方向溝距離G(例えば、各溝150a,150b,150cそれぞれに対しG1,G2,G3)のところで延びる。この関係は、条件演算子を用いて式1で示される。
[0032]G≧(1/2(D1>D2ならばD1、そうでなければD2))+C (1)
[0033]いくつかの例では、クリアランス距離Cは約4.57mm(約0.18インチ)であり、取付けベル110は76.2mm(3インチ)以下の高さHBを有する。取付けベル高さHBは、ブレーキロータ100の全高HAllからブレーキバンド120の全厚Tを差し引いた寸法になる。他の例では、クリアランス距離Cは約5.33mm(約0.21インチ)であり、取付けベル110は76.2mm(3インチ)を超える高さHBを有する。
[0034]溝距離Gは、溝150の第1の端部から、反対側の、溝150の第2の端部まで、半径方向で異なり得る。溝距離Gは、いくつかの実施態様では、(a)ブレーキ受け面130,140の一方の内径D1,D2(最大内径D1,D2など)の半分にクリアランス距離Cを加えた距離と、(b)取付けベル110の半径RBに閾距離Mを加えた距離と、のうちの大きい方と等しい。閾距離Mは、溝150と取付けベル110との間の最小クリアランス距離とすることができる。例えば、閾距離Mは、ブレーキロータ100を製作する際の仕上げクリアランス(tooling clearance)以上とすることができる。この関係は、条件演算子を用いて式2で示される。
[0035]G≧(a>bならばa、そうでなければb) (2)
[0036]ここで、a=(1/2(D1>D2ならばD1、そうでなければD2))+C、および、b=RB+M
[0037]いくつかの例では、クリアランス距離Cは約4.57mm(約0.18インチ)であり、閾距離Mは約6.86mm(約0.27インチ)であり、取付けベル高さHBは76.2mm(3インチ)以下である。他の例では、クリアランス距離Cは約5.33mm(約0.21インチ)であり、閾距離Mは約8.89mm(約0.35インチ)であり、取付けベル高さHは76.2mm(3インチ)を超える。
[0038]さらに別の例では、各溝軌道152は、そのそれぞれのブレーキパッド受け面130,140に沿って、取付けベル半径RBに閾距離Mを加えた距離以上の、中心軸105からの閾溝距離G(例えば、各溝150a,150b,150cそれぞれに対しG1,G2,G3)のところで延び得る。閾距離Mは、76.2mm(3インチ)以下の取付けベル高さHBでは約6.86mm(約0.27インチ)とすることができ、あるいは、76.2mm(3インチ)を超える取付けベル高さHBでは約8.89mm(約0.35インチ)とすることができる。
[0039]いくつかの実施態様について説明された。しかしながら、本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく様々な修正を加えることができることを理解されたい。したがって、他の実施態様も添付の特許請求の範囲内にある。
10…車両
20…ディスクブレーキアセンブリ
22…ブレーキパッド
23…係合表面領域
24…キャリパ
30…車両車輪ハブ
100…ブレーキロータ
101…軸
101…縦軸
103…横軸
105…回転中心軸
110…ベル
120…ブレーキバンド
130,140…ブレーキパッド受け面
150,150a,150b,150c…溝
152…溝軌道
157…接線
160…溝群
161…集合領域
170,170a,170b,170c…溝領域
C…クリアランス距離
G…半径方向溝距離
HAll…全高
HB…高さ
T…全厚
M…閾距離
R1,R2…曲率半径
D1,D2…内径
D3,D4…外径
RB…半径
WG,WS…半径方向幅
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23…係合表面領域
24…キャリパ
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100…ブレーキロータ
101…軸
101…縦軸
103…横軸
105…回転中心軸
110…ベル
120…ブレーキバンド
130,140…ブレーキパッド受け面
150,150a,150b,150c…溝
152…溝軌道
157…接線
160…溝群
161…集合領域
170,170a,170b,170c…溝領域
C…クリアランス距離
G…半径方向溝距離
HAll…全高
HB…高さ
T…全厚
M…閾距離
R1,R2…曲率半径
D1,D2…内径
D3,D4…外径
RB…半径
WG,WS…半径方向幅
Claims (31)
- ブレーキロータ(100)であって、
ロータ支持体(110)と、
前記ロータ支持体(110)に配置されるとともに前記ロータ支持体(110)を取り囲むブレーキバンド(120)と
を備え、
前記ブレーキバンド(120)は、該ブレーキバンド(120)の両側に第1および第2のブレーキパッド受け面(130,140)を有し、
少なくとも1つの前記ブレーキパッド受け面(130,140)は、少なくとも1つの溝(150)を形成し、
前記少なくとも1つの溝(150)は、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)に沿って延びる溝軌道(152)を有するとともに、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)を基準とする変化した深さ(d1,d2,d3)を有する
ブレーキロータ(100)。 - 請求項1に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)は、互いに非対称に配置された非交差非対称溝(150)を形成する
ブレーキロータ(100)。 - 請求項1または請求項2に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)は、非交差非対称溝(150)の複数の群(160)を形成し、
前記溝群(160)の各溝(150)は、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)に沿って、それぞれの前記溝群(160)の他のいずれの溝(150)とも異なる溝軌道(152)を有し、
好ましくは、各溝群(160)は、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)のまわりに非対称で円周方向に配置される
ブレーキロータ(100)。 - 請求項3に記載のブレーキロータ(100)であって、
各溝群(160)は、第1、第2および第3の溝(150,150a〜c)を備え、
各溝(150,150a〜c)は、前記ブレーキロータ(100)によって形成される回転中心軸(105)のまわりに互いに円周方向に配置された、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)の第1、第2および第3の溝領域(170,170a〜c)のそれぞれの中に配置され、
好ましくは、各溝領域(170,170a〜c)は、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)の半径方向幅(WS)の約1/3の半径方向幅(WG)を有する
ブレーキロータ(100)。 - 請求項3または請求項4に記載のブレーキロータ(100)であって、
各溝群(160)は、受けられるブレーキパッド(22)の係合面(23)の外周部と共に完全に存在するように寸法設定された
ブレーキロータ(100)。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のブレーキロータ(100)であって、
各溝軌道(152)は、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)に沿った対応する第1および第2の曲線に関して第1および第2の曲率半径(R1,R2)を有し、
好ましくは、前記第1および第2の曲率半径(R1,R2)は等しい
ブレーキロータ(100)。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記第1および第2のブレーキ受け面(130,140)のそれぞれは、前記ブレーキロータ(100)の回転中心軸(105)を基準とする内径(D1,D2)および外径(D3,D4)を有し、
各溝軌道(152)は、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)に沿って、2つの前記ブレーキ受け面(130,140)のうちで最大の前記内径(D1,D2)を有する前記ブレーキパッド受け面(130,140)の前記内径(D1,D2)の半分にクリアランス距離(C)を加えた距離以上の、当該ブレーキロータ(100)によって形成される回転中心軸(105)からの溝距離(G,G1〜3)のところで延びる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項7に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記クリアランス距離(C)は、約4.57mm(約0.18インチ)であり、
前記ロータ支持体(110)は、76.2mm(3インチ)以下の高さ(HB)を有し、
前記ロータ支持体高さ(HB)は、前記ブレーキロータ(100)の全高(HAll)から前記ブレーキバンド(120)の全厚(T)を差し引いた寸法になる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項7に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記クリアランス距離(C)は、約5.33mm(約0.21インチ)であり、
前記ロータ支持体(110)は、76.2mm(3インチ)を超える高さ(HB)を有し、
前記ロータ支持体高さ(HB)は、前記ブレーキロータ(100)の全高(HAll)から前記ブレーキバンド(120)の全厚(T)を差し引いた寸法になる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項7ないし請求項9のいずれか一項に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記溝距離(G,G1〜3)は、
(a)前記ブレーキ受け面(130,140)の一方の前記内径(D1,D2)の半分に前記クリアランス距離(C)を加えた距離と、
(b)前記ロータ支持体(110)の半径(RB)に閾距離(M)を加えた距離と
のうちの大きい方に等しい
ブレーキロータ(100)。 - 請求項10に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記クリアランス距離(C)は、約4.57mm(約0.18インチ)であり、
前記閾距離(M)は、約6.86mm(約0.27インチ)であり、
前記ロータ支持体(110)は、76.2mm(3インチ)以下の高さ(HB)を有し、
前記ロータ支持体高さ(HB)は、前記ブレーキロータ(100)の全高(HAll)から前記ブレーキバンド(120)の全厚(T)を差し引いた寸法になる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項10に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記クリアランス距離(C)は、約5.33mm(約0.21インチ)であり、
前記閾距離(M)は、約8.89mm(約0.35インチ)であり、
前記ロータ支持体(110)は、76.2mm(3インチ)を超える高さ(HB)を有し、
前記ロータ支持体高さ(HB)は、前記ブレーキロータ(100)の全高(HAll)から前記ブレーキバンド(120)の全厚(T)を差し引いた寸法になる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のブレーキロータ(100)であって、
各溝軌道(152)は、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)に沿って、前記ロータ支持体(110)の半径(RB)に閾距離(M)を加えた距離以上の、前記ブレーキロータ(100)によって形成される回転中心軸(105)からの閾溝距離(G,G1〜3)のところで延びる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項13に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記閾距離(M)は、約6.86mm(約0.27インチ)であり、
前記ロータ支持体(110)は、76.2mm(3インチ)以下の高さ(HB)を有し、
前記ロータ支持体高さ(HB)は、前記ブレーキロータ(100)の全高(HAll)から前記ブレーキバンド(120)の全厚(T)を差し引いた寸法になる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項13に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記閾距離(M)は、約8.89mm(約0.35インチ)であり、
前記ロータ支持体(110)は、76.2mm(3インチ)を超える高さ(HB)を有し、
前記ロータ支持体高さ(HB)は、前記ブレーキロータ(100)の全高(HAll)から前記ブレーキバンド(120)の全厚(T)を差し引いた寸法になる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項1ないし請求項15のいずれか一項に記載のブレーキロータ(100)であって、
少なくとも1つの溝(150)は、断面がブルノーズ形状を形成する
ブレーキロータ(100)。 - ブレーキロータ(100)であって、
ロータ支持体(110)と、
前記ロータ支持体(110)に配置されるとともに前記ロータ支持体(110)を取り囲むブレーキバンド(120)と
を備え、
前記ブレーキバンド(120)は、該ブレーキバンド(120)の両側に第1および第2のブレーキパッド受け面(130,140)を有し、
少なくとも1つの前記ブレーキパッド受け面(130,140)は、非交差非対称溝(150,150a〜c)の複数の群(160)を形成し、
各溝群(160)の各溝(150,150a〜c)は、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)に沿って、前記それぞれの溝群(160)の他のいずれの溝(150,150a〜c)とも異なる溝軌道(152)を有し、
前記それぞれの溝群(160)の各溝(150,150a〜c)は、互いに非対称に配置された
ブレーキロータ(100)。 - 請求項17に記載のブレーキロータ(100)であって、
各溝群(160)は、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)のまわりに非対称で円周方向に配置された
ブレーキロータ(100)。 - 請求項17または請求項18に記載のブレーキロータ(100)であって、
各溝群(160)は、第1、第2および第3の溝(150,150a〜c)を備え、
各溝(150,150a〜c)は、前記ブレーキロータ(100)によって形成される回転中心軸(105)のまわりに互いに円周方向に配置された、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)の第1、第2および第3の溝領域(170,170a〜c)のそれぞれの中に配置され、
好ましくは、各溝領域(170,170a〜c)は、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)の半径方向幅(WS)の約1/3の半径方向幅(WG)を有する
ブレーキロータ(100)。 - 請求項17ないし請求項19のいずれか一項に記載のブレーキロータ(100)であって、
各溝群(160)は、受けられるブレーキパッド(22)の係合面(23)の外周部と共に完全に存在するように寸法設定された
ブレーキロータ(100)。 - 請求項17ないし請求項20のいずれか一項に記載のブレーキロータ(100)であって、
各溝軌道(152)は、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)に沿った対応する第1および第2の曲線に関して第1および第2の曲率半径(R1,R2)を有し、
好ましくは、前記第1および第2の曲率半径(R1,R2)は等しい
ブレーキロータ(100)。 - 請求項17ないし請求項21のいずれか一項に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記第1および第2のブレーキ受け面(130,140)のそれぞれは、前記ブレーキロータ(100)の回転中心軸(105)を基準とする内径(D1,D2)および外径(D3,D4)を有し、
各溝軌道(152)は、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)に沿って、2つの前記ブレーキ受け面(130,140)のうちで最大の前記内径(D1,D2)を有する前記ブレーキパッド受け面(130,140)の前記内径(D1,D2)の半分にクリアランス距離(C)を加えた距離以上の、前記ブレーキロータ(100)によって形成される回転中心軸(105)からの溝距離(G,G1〜3)のところで延びる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項22に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記クリアランス距離(C)は、約4.57mm(約0.18インチ)であり、
前記ロータ支持体(110)は、76.2mm(3インチ)以下の高さ(HB)を有し、
前記ロータ支持体高さ(HB)は、前記ブレーキロータ(100)の全高(HAll)から前記ブレーキバンド(120)の全厚(T)を差し引いた寸法になる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項22に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記クリアランス距離(C)は、約5.33mm(約0.21インチ)であり、
前記ロータ支持体(110)は、76.2mm(3インチ)を超える高さ(HB)を有し、
前記ロータ支持体高さ(HB)は、前記ブレーキロータ(100)の全高(HAll)から前記ブレーキバンド(120)の全厚(T)を差し引いた寸法になる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項22ないし請求項24のいずれか一項に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記溝距離(G,G1〜3)は、
(a)前記ブレーキ受け面(130,140)の一方の前記内径(D1,D2)の半分に前記クリアランス距離(C)を加えた距離と、
(b)前記ロータ支持体(110)の半径(RB)に閾距離(M)を加えた距離と
のうちの大きい方に等しい
ブレーキロータ(100)。 - 請求項25に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記クリアランス距離(C)は、約4.57mm(約0.18インチ)であり、
前記閾距離(M)は、約6.86mm(約0.27インチ)であり、
前記ロータ支持体(110)は、76.2mm(3インチ)以下の高さ(HB)を有し、
前記ロータ支持体高さ(HB)は、前記ブレーキロータ(100)の全高(HAll)から前記ブレーキバンド(120)の全厚(T)を差し引いた寸法になる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項25に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記クリアランス距離(C)は、約5.33mm(約0.21インチ)であり、
前記閾距離(M)は、約8.89mm(約0.35インチ)であり、
前記ロータ支持体(110)は、76.2mm(3インチ)を超える高さ(HB)を有し、
前記ロータ支持体高さ(HB)は、前記ブレーキロータ(100)の全高(HAll)から前記ブレーキバンド(120)の全厚(T)を差し引いた寸法になる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項17ないし請求項21のいずれか一項に記載のブレーキロータ(100)であって、
各溝軌道(152)は、前記少なくとも1つのブレーキパッド受け面(130,140)に沿って、前記ロータ支持体(110)の半径(RB)に閾距離(M)を加えた距離以上の、前記ブレーキロータ(100)によって形成される回転中心軸(105)からの閾溝距離(G,G1〜3)のところで延びる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項28に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記閾距離(M)は、約6.86mm(約0.27インチ)であり、
前記ロータ支持体(110)は、76.2mm(3インチ)以下の高さ(HB)を有し、
前記ロータ支持体高さ(HB)は、前記ブレーキロータ(100)の全高(HAll)から前記ブレーキバンド(120)の全厚(T)を差し引いた寸法になる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項28に記載のブレーキロータ(100)であって、
前記閾距離(M)は、約8.89mm(約0.35インチ)であり、
前記ロータ支持体(110)は、76.2mm(3インチ)を超える高さ(HB)を有し、
前記ロータ支持体高さ(HB)は、前記ブレーキロータ(100)の全高(HAll)から前記ブレーキバンド(120)の全厚(T)を差し引いた寸法になる
ブレーキロータ(100)。 - 請求項17ないし請求項30のいずれか一項に記載のブレーキロータ(100)であって、
少なくとも1つの溝(150)は、断面がブルノーズ形状を形成する
ブレーキロータ(100)。
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