JP2013544759A - 新規有機電界発光化合物およびこれを使用する有機電界発光素子 - Google Patents

新規有機電界発光化合物およびこれを使用する有機電界発光素子 Download PDF

Info

Publication number
JP2013544759A
JP2013544759A JP2013529070A JP2013529070A JP2013544759A JP 2013544759 A JP2013544759 A JP 2013544759A JP 2013529070 A JP2013529070 A JP 2013529070A JP 2013529070 A JP2013529070 A JP 2013529070A JP 2013544759 A JP2013544759 A JP 2013544759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substituted
unsubstituted
compound
organic electroluminescent
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013529070A
Other languages
English (en)
Inventor
アン,ヒ・チョン
イ,ス・ヒョン
ヤン,ソ・ジン
シン,ヒョ・ニム
モン,ド−ヒョン
キム,ヨン・ジル
イ,ヒョ・ジュン
チョ,ヤン・ジュン
クウォン,ヒョク・ジュ
イ,キョン・ジュ
キム,ボン・オク
Original Assignee
ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ・コリア・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ・コリア・リミテッド filed Critical ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ・コリア・リミテッド
Priority claimed from PCT/KR2011/006855 external-priority patent/WO2012039561A1/en
Publication of JP2013544759A publication Critical patent/JP2013544759A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K85/00Organic materials used in the body or electrodes of devices covered by this subclass
    • H10K85/60Organic compounds having low molecular weight
    • H10K85/649Aromatic compounds comprising a hetero atom
    • H10K85/657Polycyclic condensed heteroaromatic hydrocarbons
    • H10K85/6572Polycyclic condensed heteroaromatic hydrocarbons comprising only nitrogen in the heteroaromatic polycondensed ring system, e.g. phenanthroline or carbazole
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F15/00Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table
    • C07F15/0006Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table compounds of the platinum group
    • C07F15/0033Iridium compounds
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K85/00Organic materials used in the body or electrodes of devices covered by this subclass
    • H10K85/30Coordination compounds
    • H10K85/341Transition metal complexes, e.g. Ru(II)polypyridine complexes
    • H10K85/342Transition metal complexes, e.g. Ru(II)polypyridine complexes comprising iridium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K2211/00Chemical nature of organic luminescent or tenebrescent compounds
    • C09K2211/18Metal complexes
    • C09K2211/185Metal complexes of the platinum group, i.e. Os, Ir, Pt, Ru, Rh or Pd
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Abstract

【化1】
Figure 2013544759

式1に示されるような5環縮合複素環系に共役したトリフェニレンを含む有機電界発光化合物が提供される。これら化合物を含む有機電界発光素子も提供される。本願において開示される有機電界発光化合物は、良好な発光効率および優れた材料寿命を示す。駆動寿命の点で非常に優れており、かつ向上した電力効率のせいでより少ししか電力を消費しないOLED素子を製造するためにそれらは使用されうる。
【代表図】なし

Description

本発明は、新規の有機電界発光化合物(organic electroluminescent compound)、およびこれを含む有機電界発光素子(organic electroluminescent device)に関する。
ディスプレイ素子の中では、自己発光型ディスプレイ素子である電界発光(EL)素子は、広い視野角、優れたコントラストおよび速い応答速度を提供するという点で有利である。1987年に、イーストマンコダックは、電界発光層を形成するための物質として、低分子量芳香族ジアミンおよびアルミニウム錯体を使用する有機EL素子を初めて開発した[Appl.Phys.Lett.51,913,1987]。
有機発光ダイオード(OLED)における発光効率を決定するのに最も重要な要因は電界発光材料である。電界発光材料として、現在まで、蛍光材料が広く使用されてきたが、電界発光メカニズムの観点からは、リン光材料の開発が発光効率を理論的に4倍まで向上させる最も良い方法のひとつである。現在まで、リン光材料として、イリジウム(III)錯体、例えば、赤色、緑色および青色のものとしてそれぞれ(acac)Ir(btp)、Ir(ppy)およびFirpicが広く知られている。特に、近年、多くのリン光材料が日本、欧州および米国において研究されている。
Figure 2013544759
今のところ、CBPは、リン光材料のためのホスト材料として最も広く知られている。BCP、BAlqなどを含む正孔ブロッキング層を使用する高効率のOLEDが報告されている。ホストとしてBAlq誘導体を使用する高性能のOLEDがパイオニア(日本国)などによって報告されている。
Figure 2013544759
これらの材料は良好な電界発光特性を提供するが、それらは低いガラス転移温度および劣った熱安定性のせいで、真空での高温堆積プロセス中に分解が起こりうるという不利益がある。OLEDの電力効率は、(π/電圧)×電流効率により与えられるので、電力効率は電圧に反比例する。OLEDの電力消費を低減させるために、高い電力効率が必要とされる。実際には、リン光材料を使用するOLEDは、蛍光材料を使用するものよりもかなり良好な電流効率(cd/A)もたらす。しかし、BAlq、CBPなどの既存の材料がリン光材料のホストとして使用される場合には、高い駆動電圧のせいで、蛍光材料を使用するOLEDを超えた電力効率(lm/W)における顕著な利点が存在しない。さらに、この材料を使用するOLED素子の寿命は満足いくものではなく、よってより高い性能を有するより安定なホスト材料の開発が必要とされている。
一方、韓国公開特許第2010−0056490号は、トリフェニレンがカルバゾール、ジベンゾフラン、ジベンゾチオフェンなどで置換されている有機電界発光材料のための化合物を開示する。上述の文献韓国公開特許第2010−0056490号は、カルバゾールにおいてベンゾチオフェン、インドール、インデンおよびベンゾフランを含む環と縮合された5員ヘテロアリール基にトリフェニレンが連結されている化合物を開示していない。
韓国公開特許第2010−0056490号明細書
Appl.Phys.Lett.51,913,1987
よって、本発明は関連する技術分野において起こる課題に留意してなされており、かつ本発明の目的は、既存の材料と比較して優れた発光効率、および適する色座標を有する素子寿命を提供する骨格を有する有機電界発光化合物を提供することである。
本発明の別の目的は前記有機電界発光化合物を電界発光材料として使用する、高効率および長寿命を有する有機電界発光素子を提供することである。
下記化学式1によって表される有機電界発光化合物のための化合物、およびこれを使用する有機電界発光素子が提供される。優れたルミネセンス効率および優れた寿命特性を有するので、本発明に従った有機電界発光化合物は、非常に優れた駆動寿命を有しかつ向上した電力効率のせいでより少ししか電力を消費しないOLED素子を製造するために使用されうる。
Figure 2013544759
式中、環Aは
Figure 2013544759
を表し;
環Cは
Figure 2013544759
を表し;
環Bは
Figure 2013544759
を表し;
〜Xは独立してCRまたはNを表し;
およびYは独立して、単結合、−O−、−S−、−C(R11)(R12)−、−Si(R13)(R14)−、または−N(R15)−を表すが、ただしYおよびYが両方とも単結合である場合を除く;
〜Rは独立して、水素、重水素、ハロゲン、置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルキル、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、置換されているかもしくは置換されていない(C2−C30)ヘテロアリール、置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)シクロアルキル、置換されているかもしくは置換されていない5員〜7員のヘテロシクロアルキル、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール(C1−C30)アルキル、1以上の(C3−C30)シクロアルキルと縮合した置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、置換されているかもしくは置換されていない1以上の芳香環と縮合した5員〜7員のヘテロシクロアルキル、置換されているかもしくは置換されていない1以上の芳香環と縮合した(C3−C30)シクロアルキル、−NR1617、−SiR181920、−SR21、−OR22、シアノ、ニトロ、またはヒドロキシルを表すか、あるいはそれらは縮合環を有するかもしくは有しない、置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)アルキレンまたは置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)アルケニレンによって隣の置換基に連結されて、脂環式環、および単環式もしくは多環式芳香環を形成していてよく、並びに前記脂環式環および単環式もしくは多環式芳香環の炭素原子は、N、OおよびSからなる群から選択される1以上のヘテロ原子で置き換えられていてよく;
11〜R22は独立して、水素、重水素、ハロゲン、置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルキル、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、置換されているかもしくは置換されていない(C2−C30)ヘテロアリール、置換されているかもしくは置換されていない5員〜7員のヘテロシクロアルキル、または置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)シクロアルキルを表すか、あるいはそれらは、縮合環を有するかもしくは有しない、置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)アルキレンまたは置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)アルケニレンによって隣の置換基に連結されて、脂環式環、および単環式もしくは多環式芳香環を形成していてよく、並びに前記脂環式環および単環式もしくは多環式芳香環の炭素原子は、N、OおよびSからなる群から選択される1以上のヘテロ原子で置き換えられていてよく;
は単結合、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリーレン、置換されているかもしくは置換されていない(C2−C30)ヘテロアリーレン、置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)シクロアルキレン、−L−L−または−L−L−を表し;
は置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリーレンを表し;
は置換されているかもしくは置換されていない(C2−C30)ヘテロアリーレンを表し;
ArおよびArは独立して水素、重水素、ハロゲン、置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルキル、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、または置換されているかもしくは置換されていない(C2−C30)ヘテロアリールを表し;
oは1〜4の整数を表すが、oが2以上の整数である場合にはそれぞれのRは互いに同じかまたは異なっていてよく;
pは1または2の整数を表すが、pが2を表す場合にはそれぞれのRは互いに同じかまたは異なっていてよく;並びに
前記ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリーレン、およびヘテロアリールはB、N、O、S、P(=O)、SiおよびPからなる群から選択される1以上のヘテロ原子を含む。
本明細書において記載される場合、「アルキル」、「アルコキシ」、および「アルキル」部分を含む他の置換基は、線状および分岐の種類の双方を含み、並びに「シクロアルキル」は単環式炭化水素環だけでなく、多環式炭化水素環、例えば、置換されているかもしくは置換されていないアダマンチル、または置換されているかもしくは置換されていない(C7−C30)ビシクロアルキルを含む。本明細書において記載される場合、「アリール」は、芳香族炭化水素から1つの水素原子を除去することにより得られる有機基を意味し、4〜7員、特に5もしくは6員の、単環もしくは縮合環が挙げられることができ、さらには、複数のアリールが単結合で連結されている構造が挙げられる。その具体的な例としては、フェニル、ナフチル、ビフェニル、テルフェニル、アントリル、インデニル、フルオレニル、フェナントリル、トリフェニレニル、ピレニル、ペリレニル、クリセニル、ナフタセニル、フルオランテニルなどが挙げられるが、これらに限定されない。ナフチルには、1−ナフチルおよび2−ナフチルが挙げられ、アントリルには1−アントリル、2−アントリルおよび9−アントリルが挙げられ、フェナントリルには1−フェナントリル、2−フェナントリル、3−フェナントリル、4−フェナントリルおよび9−フェナントリルが挙げられ、ナフタセニルには、1−ナフタセニル、2−ナフタセニルおよび9−ナフタセニルが挙げられる。ピレニルには1−ピレニル、2−ピレニルおよび4−ピレニルが挙げられ、ビフェニルには2−ビフェニル、3−ビフェニルおよび4−ビフェニルが挙げられ、テルフェニルには、p−テルフェニル−4−イル、p−テルフェニル−3−イル、p−テルフェニル−2−イル、m−テルフェニル−4−イル、m−テルフェニル−3−イル、およびm−テルフェニル−2−イルが挙げられ、並びにフルオレニルには1−フルオレニル、2−フルオレニル、3−フルオレニル、4−フルオレニルおよび9−フルオレニルが挙げられる。
本明細書に記載される「ヘテロアリール」は、芳香環骨格原子としてB、N、O、S、P(=O)、SiおよびPからなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含み、残りの芳香環骨格原子が炭素であるアリール基を意味する。それは、5員もしくは6員の単環式ヘテロアリール、または1以上のベンゼン環と縮合した多環式ヘテロアリールであってよく、部分的に飽和されていてよい。本発明においては、「ヘテロアリール」は、1以上のヘテロアリールが単結合によって連結された構造を含む。ヘテロアリールには、環のヘテロ原子が酸化されるかまたは四級化されることができて、例えば、N−オキシドまたは第四級塩を形成していてよい2価のアリール基が挙げられる。その具体的な例には、単環式ヘテロアリール、例えば、フリル、チオフェニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、トリアジニル、テトラジニル、トリアゾリル、フラザニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニルなど;多環式ヘテロアリール、例えば、ベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、イソベンゾフラニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、イソインドリル、インドリル、インダゾリル、ベンゾチアジアゾリル、キノリル、イソキノリル、シンノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、カルバゾリル、アクリジニル、フェナントリジニル、フェナントロリニル、フェノキサジニル、フェナジニル、フェノチアジニル、ベンゾジオキソリル、ジベンゾフラニル、ジベンゾチオフェニルなど、それらのN−オキシド(例えば、ピリジルN−オキシド、キノリルN−オキシド)、それらの第四級塩などが挙げられるが、これらに限定されない。
ピロリルには、1−ピロリル、2−ピロリルおよび3−ピロリルが挙げられ;ピリジルには、2−ピリジル、3−ピリジル、および4−ピリジルが挙げられ;インドリルには、1−インドリル、2−インドリル、3−インドリル、4−インドリル、5−インドリル、6−インドリル、および7−インドリルが挙げられ;イソインドリルには、1−イソインドリル、2−イソインドリル、3−イソインドリル、4−イソインドリル、5−イソインドリル、6−イソインドリル、および7−イソインドリルが挙げられ;フリルには、2−フリルおよび3−フリルが挙げられ;ベンゾフラニルには、2−ベンゾフラニル、3−ベンゾフラニル、4−ベンゾフラニル、5−ベンゾフラニル、6−ベンゾフラニル、および7−ベンゾフラニルが挙げられ;イソベンゾフラニルには、1−イソベンゾフラニル、3−イソベンゾフラニル、4−イソベンゾフラニル、5−イソベンゾフラニル、6−イソベンゾフラニル、および7−イソベンゾフラニルが挙げられ;キノリルには、3−キノリル、4−キノリル、5−キノリル、6−キノリル、7−キノリル、および8−キノリルが挙げられ;イソキノリルには、1−イソキノリル、3−イソキノリル、4−イソキノリル、5−イソキノリル、6−イソキノリル、7−イソキノリル、および8−イソキノリルが挙げられ;キノキサリニルには、2−キノキサリニル、5−キノキサリニル、および6−キノキサリニルが挙げられ;カルバゾリルには、1−カルバゾリル、2−カルバゾリル、3−カルバゾリル、4−カルバゾリルおよび9−カルバゾリルが挙げられ;フェナントリジニルには、1−フェナントリジニル、2−フェナントリジニル、3−フェナントリジニル、4−フェナントリジニル、6−フェナントリジニル、7−フェナントリジニル、8−フェナントリジニル、9−フェナントリジニル、および10−フェナントリジニルが挙げられ;アクリジニルには、1−アクリジニル、2−アクリジニル、3−アクリジニル、4−アクリジニル、および9−アクリジニルが挙げられ;フェナントロリニルには、1,7−フェナントロリン−2−イル、1,7−フェナントロリン−3−イル、1,7−フェナントロリン−4−イル、1,7−フェナントロリン−5−イル、1,7−フェナントロリン−6−イル、1,7−フェナントロリン−8−イル、1,7−フェナントロリン−9−イル、1,7−フェナントロリン−10−イル、1,8−フェナントロリン−2−イル、1,8−フェナントロリン−3−イル、1,8−フェナントロリン−4−イル、1,8−フェナントロリン−5−イル、1,8−フェナントロリン−6−イル、1,8−フェナントロリン−7−イル、1,8−フェナントロリン−9−イル、1,8−フェナントロリン−10−イル、1,9−フェナントロリン−2−イル、1,9−フェナントロリン−3−イル、1,9−フェナントロリン−4−イル、1,9−フェナントロリン−5−イル、1,9−フェナントロリン−6−イル、1,9−フェナントロリン−7−イル、1,9−フェナントロリン−8−イル、1,9−フェナントロリン−10−イル、1,10−フェナントロリン−2−イル、1,10−フェナントロリン−3−イル、1,10−フェナントロリン−4−イル、1,10−フェナントロリン−5−イル、2,9−フェナントロリン−1−イル、2,9−フェナントロリン−3−イル、2,9−フェナントロリン−4−イル、2,9−フェナントロリン−5−イル、2,9−フェナントロリン−6−イル、2,9−フェナントロリン−7−イル、2,9−フェナントロリン−8−イル、2,9−フェナントロリン−10−イル、2,8−フェナントロリン−1−イル、2,8−フェナントロリン−3−イル、2,8−フェナントロリン−4−イル、2,8−フェナントロリン−5−イル、2,8−フェナントロリン−6−イル、2,8−フェナントロリン−7−イル、2,8−フェナントロリン−9−イル、2,8−フェナントロリン−10−イル、2,7−フェナントロリン−1−イル、2,7−フェナントロリン−3−イル、2,7−フェナントロリン−4−イル、2,7−フェナントロリン−5−イル、2,7−フェナントロリン−6−イル、2,7−フェナントロリン−8−イル、2,7−フェナントロリン−9−イル、および2,7−フェナントロリン−10−イルが挙げられ;フェナジニルには、1−フェナジニル、および2−フェナジニルが挙げられ;フェノチアジニルには、1−フェノチアジニル、2−フェノチアジニル、3−フェノチアジニル、4−フェノチアジニル、および10−フェノチアジニルが挙げられ;フェノキサジニルには、1−フェノキサジニル、2−フェノキサジニル、3−フェノキサジニル、4−フェノキサジニルおよび10−フェノキサジニルが挙げられ;オキサゾリルには、2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、および5−オキサゾリルが挙げられ;オキサジアゾリルには、2−オキサジアゾリル、および5−オキサジアゾリルが挙げられ;フラザニルには3−フラザニルが挙げられ;ジベンゾフラニルには、1−ジベンゾフラニル、2−ジベンゾフラニル、3−ジベンゾフラニルおよび4−ジベンゾフラニルが挙げられ;並びに、ジベンゾチオフェニルには、1−ジベンゾチオフェニル、2−ジベンゾチオフェニル、3−ジベンゾチオフェニルおよび4−ジベンゾチオフェニルが挙げられる。
本明細書において記載される場合、用語「(C1−C30)アルキル」は(C1−C20)アルキルまたは(C1−C10)アルキルを含み、用語「(C6−C30)アリール」は(C6−C20)アリールを含む。用語「(C2−C30)ヘテロアリール」は(C2−C20)ヘテロアリールを含み、用語「(C3−C30)シクロアルキル」は(C3−C20)シクロアルキルまたは(C3−C7)シクロアルキルを含む。用語「(C2−C30)アルケニルもしくはアルキニル」は(C2−C20)アルケニルもしくはアルキニル、または(C2−C10)アルケニルもしくはアルキニルを含む。
本明細書において使用される、「置換されているかもしくは置換されていない(または、置換基(単一もしくは複数)を有するかもしくは有しない)」の表現においては、「置換されている(置換基(単一もしくは複数)を有する)」は、置換されていない置換基がさらに置換基(単一もしくは複数)で置換されていることを意味する。前記R〜R、L、L、L、Ar、Ar、およびR11〜R22の各置換基は、重水素、ハロゲン、(C1−C30)アルキル、ハロゲンで置換されている(C1−C30)アルキル、(C6−C30)アリール、(C2−C30)ヘテロアリール、(C6−C30)アリールで置換されている(C2−C30)ヘテロアリール、(C6−C30)アリールで置換されている(C2−C30)ヘテロアリール、(C3−C30)シクロアルキル、5員〜7員のヘテロシクロアルキル、トリ(C1−C30)アルキルシリル、トリ(C6−C30)アリールシリル、ジ(C1−C30)アルキル(C6−C30)アリールシリル、(C1−C30)アルキルジ(C6−C30)アリールシリル、(C2−C30)アルケニル、(C2−C30)アルキニル、シアノ、N−カルバゾリル、ジ(C1−C30)アルキルアミノ、ジ(C6−C30)アリールアミノ、(C1−C30)アルキル(C6−C30)アリールアミノ、ジ(C6−C30)アリールボロニル、ジ(C1−C30)アルキルボロニル、(C1−C30)アルキル(C6−C30)アリールボロニル、(C6−C30)アリール(C1−C30)アルキル、(C1−C30)アルキル(C6−C30)アリール、カルボキシル、ニトロ、およびヒドロキシルからなる群から選択される1以上の置換基によってさらに置換されていてよい。
また、化学式1の
Figure 2013544759
は、下記構造
Figure 2013544759
Figure 2013544759
(式中、R、R、R11〜R15、oおよびpは化学式1において定義されるのと同じである)
から選択されうるが、これらに限定されない。
具体的なものについては、X〜Xは独立してNまたはCRを表し;
およびYは独立して、単結合、−O−、−S−、−C(R1112)−、または−N(R15)−を表すが、ただしYおよびYが両方とも単結合である場合を除く;
は単結合、フェニレン、ナフタレン、ビフェニレン、9,9−ジフェニルフルオレニレン、9,9−ジメチルフルオレニレン、ジベンゾチオフェン、ジベンゾフランまたはスピロフルオレンを表し;
ArおよびArは独立して、水素、フェニル、ビフェニル、ナフチル、9,9−ジフェニルフルオレニル、9,9−ジメチルフルオレニル、フルオランテニル、ピリジル、N−フェニルカルバゾリル、ジベンゾチオフェンまたはジベンゾフランを表し;並びに
ArおよびArのフェニル、ビフェニル、ナフチル、9,9−ジフェニルフルオレニル、9,9−ジメチルフルオレニル、フルオランテニル、ピリジル、N−フェニルカルバゾリル、ジベンゾチオフェンおよびジベンゾフランは、重水素、フッ素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、トリフェニルシリル、トリメチルシリル、ジフェニルメチルシリル、フェニルおよびナフチルからなる群から選択される1以上の置換基でさらに置換されていてよく;
〜Rは独立して、水素、重水素、フェニル、ピリジル、ジベンゾフリル、ジベンゾチオフェニル、トリフェニルシリルまたはジフェニルメチルシリルを表し;
11〜R22は独立して、水素、重水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、トリフルオロメチル、フェニル、ナフチル、ピリジルまたはキノリルを表すか、あるいはそれらは縮合環を有するかもしくは有しない、置換されているかもしくは置換されていない(C3−C7)アルキレンまたは置換されているかもしくは置換されていない(C3−C7)アルケニレンによって連結されて縮合環を形成していてよく;並びに、
11〜R22のフェニルは重水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、トリフルオロメチル、フェニルおよびナフチルからなる群から選択される1以上の置換基でさらに置換されていてよい。
本発明の有機電界発光化合物は下記化合物で例示されうるが、これらは本発明を限定することを意図していない。
Figure 2013544759
Figure 2013544759
Figure 2013544759
Figure 2013544759
Figure 2013544759
Figure 2013544759
本発明の有機電界発光化合物は、例えば、以下のスキーム1に示されるように製造されうるが、これに限定されない。
Figure 2013544759
スキーム1においては、環A、環B、環C、L、Ar、Ar、R、およびoは化学式1において定義されるのと同じであり;並びにXはハロゲンを表す。
第1の電極;第2の電極;並びに、第1の電極と第2の電極との間に設けられた1以上の有機層;を含む有機電界発光素子であって、この有機層が、化学式1で表される有機電界発光化合物の1種以上を含む、有機電界発光素子が提供される。この有機層は電界発光層を含み、かつ化学式1の有機電界発光化合物は電界発光層においてホストとして使用されうる。また、化学式1の化合物は他のホスト材料の添加後に使用されうる。
電界発光層において、化学式1の有機電界発光化合物がホストとして使用される場合には、1種以上のリン光ドーパントが含まれる。本発明の有機電界発光素子に適用されるリン光ドーパントは特に限定されないが、下記化学式2で表される化合物の中から選択されうる。
[化学式2]
101102103
式中、Mは周期表の第7、8、9、10、11、13、14、15および16族の金属からなる群から選択され、リガンドL101、L102およびL103は独立して以下の構造から選択される:
Figure 2013544759
201〜R203は独立して水素、重水素、ハロゲンで置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルキル、(C1−C30)アルキルで置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、またはハロゲンを表し;
204〜R219は独立して水素、重水素、置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルキル、置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルコキシ、置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)シクロアルキル、置換されているかもしくは置換されていない(C2−C30)アルケニル、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、置換されているかもしくは置換されていないモノ(C1−C30)アルキルアミノ、置換されているかもしくは置換されていないジ(C1−C30)アルキルアミノ、置換されているかもしくは置換されていないモノ(C6−C30)アリールアミノ、置換されているかもしくは置換されていないジ(C6−C30)アリールアミノ、SF、置換されているかもしくは置換されていないトリ(C1−C30)アルキルシリル、置換されているかもしくは置換されていないジ(C1−C30)アルキル(C6−C30)アリールシリル、置換されているかもしくは置換されていないトリ(C6−C30)アリールシリル、シアノまたはハロゲンを表し;
220〜R223は独立して、水素、重水素、ハロゲンで置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルキル、または(C1−C30)アルキルで置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリールを表し;
224およびR225は独立して水素、重水素、置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルキル、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、またはハロゲンを表し、あるいはR224とR225とは縮合環を有するかもしくは有しない(C3−C12)アルキレンまたは(C3−C12)アルケニレンによって連結されて、脂環式環および単環式もしくは多環式芳香環を形成していてよく;
226は置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルキル、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、置換されているかもしくは置換されていない(C2−C30)ヘテロアリール、またはハロゲンを表し;
227〜R229は独立して、水素、重水素、置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルキル、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、またはハロゲンを表し;並びに
Qは
Figure 2013544759
を表し;
231〜R242は独立して水素、重水素、ハロゲンで置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルキル、(C1−C30)アルコキシ、ハロゲン、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、シアノ、または、置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)シクロアルキルを表すか、あるいはそれらはアルキレンもしくはアルケニレンによって隣の置換基に連結されてスピロ環もしくは縮合環を形成していてよく、またはアルキレンもしくはアルケニレンによってR207もしくはR208に連結されて飽和もしくは不飽和縮合環を形成してよい。
化学式2のドーパント化合物は下記化合物で例示されうるが、これらに限定されない。
Figure 2013544759
Figure 2013544759
Figure 2013544759
Figure 2013544759
Figure 2013544759
本発明の有機電子素子においては、有機層が、化学式1で表される有機電界発光化合物に加えて、同時に、アリールアミン化合物およびスチリルアリールアミン化合物からなる群から選択される1種以上の化合物をさらに含むことができる。このアリールアミン化合物またはスチリルアリールアミン化合物は、韓国特許出願第10−2008−0123276号、第10−2008−0107606号または第10−2008−0118428号に例示されているが、これに限定されない。
さらに、本発明の有機電界発光素子においては、有機層は、化学式1で表される有機電界発光化合物に加えて、第1族、第2族、第4周期および第5周期遷移金属、ランタニド金属並びにd−遷移元素の有機金属からなる群から選択される1種以上の金属、または錯化合物をさらに含むことができる。有機層は電界発光層および電荷発生層を含むことができる。
さらに、白色発光有機電界発光素子を実現するために、有機層は、化学式1の有機電界発光化合物に加えて、同時に、青色、緑色、または赤色光を放射する1以上の有機電界発光層を含むことができる。青色、緑色もしくは赤色の光を放射する化合物は韓国特許出願第10−2008−0123276号、第10−2008−0107606号または第10−2008−0118428号に記載される化合物によって例示されうるが、これらに限定されない。
本発明の有機電界発光素子においては、電極の対のうちの一方または両方の電極の内側表面上に、カルコゲナイド(chalcogenide)層、ハロゲン化金属層および金属酸化物層から選択される層(以下、「表面層」という)が配置されうる。より具体的には、電界発光媒体層のアノード表面上にケイ素またはアルミニウムの金属カルコゲナイド(酸化物など)層が配置されることができ、並びに電界発光媒体層のカソード表面上にハロゲン化金属層または金属酸化物層が配置されうる。これにより駆動安定性が達成されうる。カルコゲナイドは、例えば、SiO(1≦x≦2)、AlO(1≦x≦1.5)、SiON、SiAlONなどでありうる。ハロゲン化金属は、例えば、LiF、MgF、CaF、希土類金属フッ化物などでありうる。金属酸化物は、例えば、CsO、LiO、MgO、SrO、BaO、CaOなどでありうる。
本発明の有機電界発光素子においては、このように製造される電極の対の少なくとも一方の表面上に、電子輸送化合物と還元性ドーパントとの混合領域、または正孔輸送化合物と酸化性ドーパントとの混合領域を配置するのも好ましい。その場合には、電子輸送化合物がアニオンに還元されるので、混合領域から電界発光媒体への電子の注入および輸送が容易にされる。さらに、正孔輸送化合物はカチオンに酸化されるので、混合領域から電界発光媒体への正孔の注入および輸送が容易にされる。好ましい酸化性ドーパントには様々なルイス酸およびアクセプター化合物が挙げられる。好ましい還元性ドーパントには、アルカリ金属、アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属、希土類金属およびこれらの混合物が挙げられる。さらに、還元性ドーパント層を電荷発生層として使用することにより、2以上の電界発光層を有する白色発光電界発光素子が製造されうる。
本発明によると、有機電界発光化合物が高い発光効率を示すことができ、かつ優れた材料寿命を有することができ、かつ非常に優れた駆動寿命を有するOLED素子を製造するために使用されうる。
以下で、本発明の有機電界発光化合物、その製造方法、およびその素子の電界発光特性に関する例として本発明の代表的な化合物を選んで、本発明がさらに説明される。しかし、これら実施例は実施形態の例示目的のためだけに提供されるのであり、本発明の範囲を限定することを意図していない。
[製造例1]化合物1の製造
Figure 2013544759
化合物1−1の製造
2−ヨードベンゼン(30g、120.4mmol)、4−ブロモフェニルボロン酸(26g、132.5mmol)、Pd(PPh(6.9g、6.02mmol)、2MのNaCO 150mL、およびトルエン 500mLが100℃に加熱された。4時間後、この混合物は室温まで冷却され、酢酸エチル(EA)で抽出され、蒸留水で洗浄され、無水MgSOで乾燥させられ、減圧下で蒸留され、そしてカラム分離されて、化合物1−1(28g、100.68mmol、83.33%)を得た。
化合物1−2の製造
化合物1−1(28g、100.68mmol)が亜リン酸トリエチル 300mLと混合され、150℃で6時間にわたって攪拌された。この混合物は室温まで冷却され、減圧下で蒸留され、EAで抽出され、次いで蒸留水で洗浄された。その後、無水MgSOで乾燥させられ、減圧下で蒸留され、次いでカラム分離が行われて、化合物1−2(11g、44.69mmol、44.38%)を得た。
化合物1−3の製造
化合物1−2(30g、101.29mmol)、ヨードベンゼン(41.3g、202.59mmol)、CuI(9.6g、50.64mmol)、CsCO(82.5g、253.2mmol)、およびトルエン 600mLが混合され、50℃に加熱され、そしてエチレンジアミン(6.8mL、101.29mmol)が添加された。この混合物は還流下で攪拌された。14時間後、この混合物は室温まで冷却されて、蒸留水が添加された。この混合物はEAで抽出され、無水MgSOで乾燥させられ、減圧下で蒸留され、そしてカラム分離されて、化合物1−3(32g、85.96mmol、84.86%)を得た。
化合物1−4の製造
化合物1−3(32g、85.96mmol)がTHF 300mLに溶解させられ、そしてn−ブチルリチウム(37.8mL、94.55mmol、ヘキサン中2.5M)が−78℃でゆっくりと添加された。1時間後、ホウ酸トリメチル(12.4mL、111.7mmol)が添加された。この混合物は室温で12時間にわたって攪拌され、次いで蒸留水が添加された。この混合物はEAで抽出され、無水MgSOで乾燥させられ、減圧下で蒸留され、そしてカラム分離されて、化合物1−4(20g、59.31mmol、69.00%)を生じさせた。
化合物1−5の製造
化合物1−4(20g、59.31mmol)、1−ブロモ−2−ニトロベンゼン(14.3g、71.17mmol)、Pd(PPh(2.7g、2.37mmol)、2MのNaCO 75mL、トルエン 300mL、およびエタノール 70mLが混合され、そして還流下で攪拌された。5時間後、この混合物は室温まで冷却され、そして蒸留水が添加された。この混合物はEAで抽出され、無水MgSOで乾燥させられ、減圧下で蒸留され、そしてカラム分離されて、化合物1−5(20g、48.25mmol、81.36%)を得た。
化合物1−6の製造
化合物1−5(20g、48.25mmol)および亜リン酸トリエチル 200mLが混合され、150℃で6時間にわたって攪拌され、室温まで冷却され、そして減圧下で蒸留された。この混合物はEAで抽出され、蒸留水で洗浄され、無水MgSOで乾燥させられ、減圧下で蒸留され、そしてカラム分離されて、化合物1−6(7g、18.30mmol、37.93%)を得た。
化合物1−7の製造
1Lの2つ口丸底フラスコ(RBF)に、化合物1−6(19.3g、0.058mol)、1,3−ジブロモベンゼン(82g、0.349mol)、CuI(5.5g、2.91mmol)、KPO(25g、0.11mol)、エチレンジアミン(4mL、0.058mol)およびトルエン 500mLが添加され、そして75℃に加熱された。この混合物は12時間にわたって攪拌され、Cuを除去するためにろ過され、蒸留水で洗浄され、そしてEAで抽出され、そして有機層が無水MgSOで乾燥させられ、その後、ロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、カラム精製が行われて、化合物1−7(20.0g、71%)を得た。
化合物1−8の製造
1LのRBFに化合物1−7(20.0g、0.041mol)が入れられ、真空で乾燥させられ、そして窒素ガスが充填された。THF 300mLが添加され、そしてこの混合物は−78℃まで冷却された。n−BuLi(2.5M)(24.7mL、0.061mol)がゆっくりと添加され、そしてこの混合物は低温で1時間にわたって攪拌された。B(i−pro)(14.2mL、0.061mmol)が−78℃で添加されて、そしてこの混合物は12時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、1MのHClが添加された。10分後に、この混合物は蒸留水で洗浄され、そしてEAで抽出され、そして有機層が無水MgSOで乾燥させられ、その後、ロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、カラム精製が行われて、化合物1−8(17.7g、90%)を得た。
化合物1の製造
500mLの2つ口RBFに2−ブロモトリフェニレン(7.2g、23.44mmol)、化合物1−8(15.9g、35.16mmol)、Pd(OAc)(790mg、3.51mmol)、P(t−Bu)(4.7mL、7.03mmol)、KPO(2M)(46mL、93.76mmol)、エタノール 46mL、およびトルエン 200mLが入れられ、そしてこの混合物は120℃に加熱され、そして2時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、この混合物は蒸留水で洗浄され、そしてEAで抽出され、そして有機層が無水MgSOで乾燥させられ、その後、ロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、カラム精製が行われて、化合物1(6.5g、44%)を得た。
MS/FAB実測値635、計算値634.77。
[製造例2]化合物10の製造
Figure 2013544759
化合物2−1の製造
ジベンゾ[b,d]チオフェン−4−イルボロン酸(10g、43.84mmol)、ブロモニトロベンゼン(8.85g、43.84mmol)、2MのNaCO水溶液 70mL、トルエン 200mL、およびエタノール 70mLが混合され、そして還流下で攪拌された。5時間後、この混合物は室温まで冷却され、EAで抽出され、蒸留水で洗浄され、無水MgSOで乾燥させられ、そして減圧下で蒸留された。その後、カラム分離が行われて、化合物2−1(10g、32.74mmol、74.68%)を得た。
化合物2−2の製造
化合物2−1(10g、32.74mmol)が亜リン酸トリエチル 100mLと混合され、そして150℃で7時間にわたって攪拌された。この混合物は室温まで冷却され、そして減圧下で蒸留された。その後、EAを用いて再結晶化が行われて、化合物2−2(7g、25.60mmol、78.19%)を得た。
化合物2−3の製造
化合物2−3(8.2g、19.1mmol、75%)は、化合物1−7の製造におけるのと同じ方法によって製造された。
化合物2−4の製造
化合物2−4(4.7g、12.0mmol、62%)は、化合物1−8の製造におけるのと同じ方法によって製造された。
化合物10の製造
化合物10(5.3g、9.2mmol、67%)は、化合物1の製造におけるのと同じ方法によって製造された。
MS/FAB実測値576、計算値575.72。
[製造例3]化合物19の製造
Figure 2013544759
化合物3−1の製造
2−(フェニルアミノ)安息香酸(50g、0.23mol)がMeOH 1L中に溶解させられ、氷浴中に配置され、次いで0℃で10分間にわたって攪拌された。SOCl(60mL、0.58mol)が0℃でゆっくりと添加され、そしてこの混合物は還流下で90℃で12時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、この混合物は蒸留水で洗浄され、そしてEAで抽出された。有機層は無水MgSOで乾燥させられ、そしてロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、展開液としてEAを用いたカラムクロマトグラフィ精製が行われて、化合物3−1(47g、92%)を得た。
化合物3−2の製造
化合物3−1(90g、0.3mol)がTHF 1.5Lに添加され、そしてMeMgBr(3.0M)(462mL、1.38mol)がゆっくりと添加され、その後、この混合物は室温で12時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、この混合物は蒸留水で中和され、そしてEAで抽出された。有機層は無水MgSOで乾燥させられ、そしてロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、展開液としてEAを用いたカラムクロマトグラフィ精製が行われて、化合物3−2(80g、90%)を得た。
化合物3−3の製造
化合物3−2(80g、0.35mol)がHPO 1.7Lに添加され、そしてこの混合物は室温で12時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、この混合物は蒸留水で中和され、そして生じた固体が水で洗浄され、そして濾別された。この固体はジクロロメタンに溶解させられ、抽出され、そしてNaOHで中和された。有機層は無水MgSOで乾燥させられ、そしてロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、ヘキサンを用いた再結晶化が行われて、化合物3−3(64g、87%)を得た。
化合物3−4の製造
化合物3−3(64g、0.30mol)、ブロモベンゼン(52.8g、0.33mol)、Pd(OAc)(1.37g、6.11mmol)、P(t−Bu) 50%(7.3mL、15.28mmol)およびNaOt−Bu(58g、0.61mol)がトルエン 1.2Lに溶解させられ、そして120℃で12時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、この混合物は蒸留水で中和され、そしてEAで抽出された。有機層は無水MgSOで乾燥させられ、そしてロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、展開液としてEAを用いたカラムクロマトグラフィ精製が行われて、化合物3−4(71g、81%)を得た。
化合物3−5の製造
化合物3−4(20g、0.07mol)がDMF 800mLに溶解させられ、そして0℃で10分間にわたって攪拌された。NBS(12.5g、0.07mol)のDMF 350mL中の溶液がゆっくりと添加され、そしてこの混合物は0℃で6時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、この混合物は蒸留水で中和され、そしてEAで抽出された。有機層は無水MgSOで乾燥させられ、そしてロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、展開液としてEAを用いたカラムクロマトグラフィ精製が行われて、化合物3−5(21g、84%)を得た。
化合物3−6の製造
化合物3−5(20g、0.054mol)、2−クロロアニリン(8.4g、0.065mol)、Pd(OAc)(370mg、1.64mmol)、P(t−Bu)50%(3.6mL、5.49mmol)およびCsCO(35.7g、0.109mol)がトルエン 300mLに溶解させられ、そして120℃で4時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、この混合物は蒸留水で中和され、そしてEAで抽出された。有機層は無水MgSOで乾燥させられ、そしてロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、展開液としてEAを用いたカラムクロマトグラフィ精製が行われて、化合物3−6(13.6g、60%)を得た。
化合物3−7の製造
化合物3−6(12.6g、0.03mol)、Pd(OAc)(1.37mg、6.13mmol)、ジ−tert−ブチル(メチル)ホスホニウムテトラフルオロボラート(3g、12.26mmol)およびCsCO(50g、0.15mol)がDMA 240mLに溶解させられ、そして190℃で4時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、この混合物は蒸留水で中和され、そしてEAで抽出された。有機層は無水MgSOで乾燥させられ、そしてロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、展開液としてEAを用いたカラムクロマトグラフィ精製が行われて、化合物3−7(7g、18.7mmol、70%)を得た。
化合物3−8の製造
化合物3−8(5.8g、11.0mmol、59%)は、化合物1−7の製造におけるのと同じ方法によって製造された。
化合物3−9の製造
化合物3−9(3.6g、7.3mmol、67%)は、化合物1−8の製造におけるのと同じ方法によって製造された。
化合物19の製造
化合物19(5.0g、9.2mmol、69%)は、化合物1の製造におけるのと同じ方法によって製造された。
MS/FAB実測値677、計算値676.84。
[製造例4]化合物20の製造
Figure 2013544759
化合物4−1の製造
1−ブロモ−2−ニトロベンゼン(16g、74.25mmol)、ジベンゾ[b,d]フラン−2−イルボロン酸 (23g、96.60mmol)、Pd(PPh(4.2g、3.63mmol)、2MのKCO水溶液 111mL、EtOH 100mL、およびトルエン 200mLが混合され、次いで攪拌しつつ3時間にわたって120℃に加熱された。この反応の停止後に、この混合物は蒸留水で洗浄され、そしてEAで抽出された。有機層は無水MgSOで乾燥させられ、そしてロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、カラムクロマトグラフィ精製が行われて、化合物4−1(22g、95%)を得た。
化合物4−2の製造
化合物4−1(24g、76.10mmol)、亜リン酸トリエチル 200mLおよび1,2−ジクロロベンゼン 200mLが混合され、そしてこの混合物は180℃まで加熱され、そして12時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、蒸留装置を用いて、未反応の亜リン酸トリエチルおよび1,2−ジクロロベンゼンが除去され、そしてこの混合物は蒸留水で洗浄され、そしてEAで抽出された。有機層は無水MgSOで乾燥させられ、そしてロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、カラムクロマトグラフィ精製が行われて、化合物4−2(7g、27.2mmol、33%)を得た。
化合物4−3の製造
化合物4−3(8.4g、20.4mmol、75%)は、化合物1−7の製造におけるのと同じ方法によって製造された。
化合物4−4の製造
化合物4−4(4.3g、11.4mmol、56%)は、化合物1−8の製造におけるのと同じ方法によって製造された。
化合物20の製造
化合物20(2.8g、5.0mmol、42%)は、化合物1の製造におけるのと同じ方法によって製造された。
MS/FAB実測値560、計算値559.65。
[製造例5]化合物11の製造
Figure 2013544759
化合物5−1の製造
1−ブロモ−2−ニトロベンゼン(39g、0.19mol)、ジベンゾ[b,d]フラン−4−イルボロン酸(45g、0.21mol)、Pd(PPh(11.1g、0.0096mol)、2MのKCO水溶液 290mL、EtOH 290mL、およびトルエン 580mLが混合され、次いで攪拌しつつ4時間にわたって120℃で加熱された。この反応の停止後に、この混合物は蒸留水で洗浄され、そしてEAで抽出され、そして有機層は無水MgSOで乾燥させられ、その後ロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、カラムクロマトグラフィ精製が行われて、化合物5−1(47g、85%)を得た。
化合物5−2の製造
化合物5−1(47g、0.16mol)、亜リン酸トリエチル 600mLおよび1,2−ジクロロベンゼン 300mLが混合され、そしてこの混合物は150℃に加熱され、そして12時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、蒸留装置を用いて、未反応の亜リン酸トリエチルおよび1,2−ジクロロベンゼンが除去され、そしてこの混合物は蒸留水で洗浄され、そしてEAで抽出された。有機層は無水MgSOで乾燥させられ、そしてロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、カラムクロマトグラフィ精製が行われて、化合物5−2(39g、81%)を得た。
化合物5−3の製造
1Lの2つ口RBFに、化合物5−2(15g、0.058mol)、1,3−ジブロモベンゼン(82g、0.349mol)、CuI(5.5g、2.91mmol)、KPO(25g、0.11mol)、エチレンジアミン(4mL、0.058mol)およびトルエン 500mLが入れられ、そして75℃に加熱された。この混合物は12時間にわたって攪拌され、次いでろ過され、そしてCuが除去された。この混合物は蒸留水で洗浄され、そしてEAで抽出され、そして有機層は無水MgSOで乾燥させられ、その後、ロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、カラム精製が行われて、化合物5−3(17.1g、71%)を得た。
化合物5−4の製造
1LのRBFに、化合物5−3(17.0g、0.041mol)が入れられ、そして真空で乾燥させられ、そして窒素ガスが充填された。THF 300mLが添加され、そしてこの混合物は−78℃に冷却された。n−BuLi(2.5M)(24.7mL、0.061mol)がゆっくりと添加され、そしてこの混合物は低温で1時間にわたって攪拌された。B(i−pro)(14.2mL、0.061mmol)が−78℃で添加され、そしてこの混合物は12時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、1MのHClが添加された。10分後に、この混合物は蒸留水で洗浄され、そしてEAで抽出され、そして有機層は無水MgSOで乾燥させられ、その後ロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、カラム精製が行われて、化合物5−4(13.8g、90%)を得た。
化合物11の製造
500mLの2つ口RBFに、2−ブロモトリフェニレン(7.2g、23.44mmol)、化合物5−4(13.2g、5.16mmol)、Pd(OAc)(790mg、3.51mmol)、P(t−Bu)(4.7mL、7.03mmol)、KPO(2M)(46mL、93.76mmol)、エタノール 46mL、およびトルエン 200mLが入れられ、そしてこの混合物は120℃に加熱され、そして2時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、この混合物は蒸留水で洗浄され、そしてEAで抽出され、そして有機層は無水MgSOで乾燥させられ、その後ロータリーエバポレータを用いて溶媒が除去された。その後、カラム精製が行われて、化合物11(5.8g、44%)を得た。
MS/FAB実測値559、計算値559.19。
[製造例6]化合物21の製造
Figure 2013544759
化合物6−1の製造
2−ブロモ−9,9−ジメチル−9H−フルオレン(80g、291mmol)、2−クロロベンゼンアミン(45mL、437mmol)、Pd(OAc)(2.6g、12mmol)、P(t−Bu)(12mL、24mmol)、NaOt−Bu(70g、728mmol)およびトルエン 800mLが混合され、次いで攪拌しつつ9時間にわたって120℃で加熱された。この反応の停止後に、この混合物は室温まで冷却され、そしてEA 1.5Lで抽出され、そして得られた有機層が蒸留水 400mLで洗浄された。溶媒は減圧下で除去され、そして得られた固体がヘキサンで洗浄され、濾別され、そして乾燥させられた。その後、シリカゲルカラムクロマトグラフィおよび再結晶化が行われて、化合物6−1(70g、75%)を得た。
化合物6−2の製造
化合物6−1(70g、218mmol)、Pd(OAc)(2.4g、11mmol)、PCyHBF(8g、22mmol)、NaCO(70g、654mmol)およびDMA 1.2Lが混合され、そして190℃で3時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、この混合物はEA 1Lで抽出され、そして得られた有機層が蒸留水 200mLで洗浄され、そして無水MgSOで乾燥させられ、そして有機溶媒は減圧下で除去された。得られた固体はシリカゲルカラムクロマトグラフィおよび再結晶化を用いて分離させられて、化合物6−2(22g、36%)を得た。
化合物6−3の製造
化合物6−2(15g、53mmol)、1,3−ジブロモベンゼン(32mL、265mmol)、Pd(OAc)(1.2g、5mmol)、P(t−Bu)(30mL、64mmol)、NaOt−Bu(25g、265mmol)およびトルエン 300mLが混合され、そして120℃で24時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、この混合物は室温まで冷却され、そしてEA 1.5Lで抽出され、そして得られた有機層は蒸留水 400mLで洗浄された。その後、溶媒は減圧下で除去され、そして得られた固体がヘキサンで洗浄され、濾別され、そして乾燥させられた。シリカゲルカラムクロマトグラフィおよび再結晶化が行われて、化合物6−3(7g、30%)を得た。
化合物6−4の製造
化合物6−3(7g、16mmol)がTHF 100mLに溶解させられ、そしてn−BuLi(ヘキサン中2.5M)(10mL、24mmol)が−78℃で添加された。この混合物は−78℃で1時間にわたって攪拌され、そしてB(Oi−Pr)(6mL、24mmol)が添加された。攪拌が2時間行われ、そして塩化アンモニウム水溶液 20mLで反応が停止させられた。得られた混合物がEA 500mLで抽出され、そして得られた有機層が蒸留水 200mLで洗浄された。有機層は無水MgSOで乾燥させられ、そして有機溶媒が減圧下で除去された。得られた固体は再結晶化を用いて分離させられて、化合物6−4(5g、75%)を得た。
化合物21の製造
化合物6−4(3.7g、9.2mmol)、2−ブロモトリフェニレン(2.6g、8.3mmol)、Pd(OAc)(94mg、0.4mmol)、P(t−Bu)(0.4mL、0.8mmol)、CsCO(8.2g、25mmol)、トルエン 30mL、EtOH 15mLおよび蒸留水 15mLが混合され、そしてこの混合物は120℃で16時間にわたって攪拌された。この混合物は室温まで冷却され、そしてEA 200mLで抽出され、そして得られた有機層が蒸留水 50mLで洗浄され、その後、減圧下で有機溶媒が除去された。得られた固体はヘキサンで洗浄され、濾別され、次いで乾燥させられた。得られた固体はシリカゲルカラムクロマトグラフィおよび再結晶化を用いて分離させられて、化合物21(1.1g、22%)を得た。
MS/FAB実測値585、計算値585.25。
[製造例7]化合物28の製造
Figure 2013544759
化合物7−1の製造
2−ブロモトリフェニレン(63.7、207.4mmol)がTHF 1.5Lに溶解させられ、そして−78℃まで冷却された。10分後、n−BuLi(ヘキサン中2.5M)(125mL、311mmol)がゆっくりと添加され、そしてこの混合物は1時間にわたって攪拌された。ホウ酸トリエチル(67mL、311mmol)がゆっくりと添加され、そしてこの混合物は24時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、1MのHClが添加され、そしてこの混合物はEAで抽出された。その後、無水MgSOを用いて、残留する水分が除去され、その後、乾燥およびヘキサンからの再結晶化が行われて、化合物7−1(31.8g、55%)を得た。
化合物7−2の製造
フラスコに、2,4−ジクロロピリミジン(9.7g、65.1mmol)、化合物7−1(17.72g、65.1mmol)、Pd(PPh(3.76g、3.25mmol)、NaCO(20.7g、195.3mmol)およびDME 1.5Lが入れられ、そして溶解させられ、そしてこの混合物は120℃で7時間にわたって攪拌された。反応後、この反応が停止されるように蒸留水がゆっくりと添加され、そしてEAを用いた抽出によって有機層が得られ、そして無水MgSOを用いて、残留する水分が除去された。その後、乾燥およびカラム分離が行われて、化合物7−2(4g、20%)を得た。
化合物28の製造
フラスコ内で、NaH(651g、19.3mmol)がDMF 100mLに溶解させられ、そして攪拌された。DMF中の化合物5−2(4g、15.4mmol)の溶液が、このNaH溶液に添加され、そしてこの混合物は1時間にわたって攪拌された(反応混合物A)。化合物7−2(4.4g、12.9mmol)がDMFに溶解させられ、攪拌され、そして1時間にわたって攪拌されたこの反応混合物Aに添加され、そしてこの混合物は室温で24時間にわたって攪拌された。この反応の停止後に、生じた固体が濾別され、EAで洗浄され、そしてカラムクロマトグラフィによって精製されて、化合物28(3.5g、48%)を得た。
MS/FAB実測値561、計算値561.18。
[実施例1]本発明の有機電界発光化合物を使用したOLED素子の製造
本発明の有機電子材料のための化合物を使用したOLED素子が製造された。まず、OLED用ガラス(サムスンコーニングにより製造)から得られた透明電極ITO薄膜(15Ω/□)がトリクロロエチレン、アセトン、エタノールおよび蒸留水を順に使用した超音波洗浄にかけられ、使用までイソプロパノール中に貯蔵された。次に、真空蒸着装置の基体ホルダにITO基体を取り付け、この真空蒸着装置のセル内に2−TNATA[4,4’,4”−トリス(N,N−(2−ナフチル)フェニルアミノ)トリフェニルアミン]を入れ、次いで、この装置はこのチャンバー内が10−6torrの真空になるまで脱気された。次いで、このセルに電流を適用して、それを蒸発させて、それにより、ITO基体上に60nmの厚みを有する正孔注入層を堆積させた。次いで、この真空蒸着装置の他方のセルにN,N’−ジ(4−ビフェニル)−N,N’−ジ(4−ビフェニル)−4,4’−ジアミノビフェニルを入れ、このセルに電流を印加してNPBを蒸発させて、それにより正孔注入層上に20nmの厚みを有する正孔輸送層を堆積させた。正孔注入層および正孔輸送層を形成した後で、その上に次のように電界発光層が形成された。化合物10がホストとして真空蒸着装置内の一方のセルに入れられ、そして11−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−12−フェニル−11,12−ジヒドロインドロ[2,3−a]カルバゾールが別のセルに入れられた。これら2つの材料は同じ速度で蒸発させられ、ホストとして使用された。このホストが15重量%ドープされるようにドーパントD−5が添加され、それにより正孔輸送層上に30nmの厚さで電界発光層が蒸着させられた。その後、Alq[トリス(8−ヒドロキシキノリン)−アルミニウム(III)]が電界発光層上に電子輸送層として20nmの厚さで蒸着させられた。その後、電子注入層として、Liq(リチウムキノラート)が2nmの厚みで蒸着させられ、その後、別の真空蒸着装置を使用して、150nmの厚みでAlカソードが蒸着させられて、OLEDを製造した。
OLED素子に使用されたそれぞれの化合物は使用前に、10−6torrでの真空昇華によって精製された。
結果として、1.6mA/cmの電流が4.7Vの電圧で流れ、そして685cd/mの緑色光が放射されたことが確認された。
[実施例2]本発明の有機電界発光化合物を使用したOLED素子の製造
電界発光層において、ホスト材料として化合物11が使用され、およびドーパントとしてD−34が使用されたこと以外は、実施例1におけるのと同じ方法によってOLED素子が製造された。
結果として、5.3mA/cmの電流が5.6Vの電圧で流れ、そして2190cd/mの緑色光が放射されたことが確認された。
[実施例3]本発明の有機電界発光化合物を使用したOLED素子の製造
電界発光層において、ホスト材料として化合物21が使用され、およびドーパントとしてD−34が使用されたこと以外は、実施例1におけるのと同じ方法によってOLED素子が製造された。
結果として、3.0mA/cmの電流が5.2Vの電圧で流れ、そして1240cd/mの緑色光が放射されたことが確認された。
[実施例4]本発明の有機電界発光化合物を使用したOLED素子の製造
電界発光層において、ホスト材料として化合物28が単独で使用されたこと以外は、実施例1におけるのと同じ方法によってOLED素子が製造された。
結果として、10.6mA/cmの電流が6.4Vの電圧で流れ、そして4520cd/mの緑色光が放射されたことが確認された。
[比較例1]先行技術の電界発光材料を使用したOLED素子の電界発光特性
電界発光層が、ホストとして使用されたCBP(4,4’−ビス(カルバゾル−9−イル)ビフェニル)およびドーパントとしての化合物D−4を用いて蒸着されたこと、並びに電界発光層と電子輸送層との間にアルミニウム(III)ビス(2−メチル−8−キノリナト)4−フェニルフェノラートを用いて10nmの厚みで正孔ブロッキング層が蒸着させられたこと以外は、実施例1と同じ方法によって、OLED素子が製造された。
結果として、3.8mA/cmの電流が7.5Vの電圧で流れ、そして1000cd/mの緑色光が放射されたことが確認された。
本発明の有機電界発光化合物をホスト材料として使用した素子は、優れた電界発光特性を示すことができ、かつ駆動電圧を低減させることができ、よって電力効率を増大させることができ、それにより電力消費を改良することができる。
本発明の好ましい実施形態が説明目的のために開示されてきたが、当業者は特許請求の範囲に特定される発明の範囲および意図から逸脱することなく、様々な変更、追加および置き換えが可能であることを理解するであろう。
本発明に従って、有機電界発光化合物は高い発光効率を示すことができ、かつ優れた材料寿命を有することができ、かつ非常に優れた駆動寿命を有するOLED素子を製造するために使用されうる。

Claims (10)

  1. 下記化学式1によって表される有機電界発光化合物
    Figure 2013544759
    (式中、環Aは
    Figure 2013544759
    を表し;
    環Cは
    Figure 2013544759
    を表し;
    環Bは
    Figure 2013544759
    を表し;
    〜Xは独立してCRまたはNを表し;
    およびYは独立して、単結合、−O−、−S−、−C(R11)(R12)−、−Si(R13)(R14)−、または−N(R15)−を表すが、ただしYおよびYが両方とも単結合である場合を除く;
    〜Rは独立して、水素、重水素、ハロゲン、置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルキル、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、置換されているかもしくは置換されていない(C2−C30)ヘテロアリール、置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)シクロアルキル、置換されているかもしくは置換されていない5員〜7員のヘテロシクロアルキル、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール(C1−C30)アルキル、1以上の(C3−C30)シクロアルキルと縮合した置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、置換されているかもしくは置換されていない1以上の芳香環と縮合した5員〜7員のヘテロシクロアルキル、置換されているかもしくは置換されていない1以上の芳香環と縮合した(C3−C30)シクロアルキル、−NR1617、−SiR181920、−SR21、−OR22、シアノ、ニトロ、またはヒドロキシルを表すか、あるいはそれらは縮合環を有するかもしくは有しない、置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)アルキレンまたは置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)アルケニレンによって隣の置換基に連結されて、脂環式環、および単環式もしくは多環式芳香環を形成していてよく、並びに前記脂環式環および単環式もしくは多環式芳香環の炭素原子は、N、OおよびSからなる群から選択される1以上のヘテロ原子で置き換えられていてよく;
    11〜R22は独立して、水素、重水素、ハロゲン、置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルキル、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、置換されているかもしくは置換されていない(C2−C30)ヘテロアリール、置換されているかもしくは置換されていない5員〜7員のヘテロシクロアルキル、または置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)シクロアルキルを表すか、あるいはそれらは、縮合環を有するかもしくは有しない、置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)アルキレンまたは置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)アルケニレンによって隣の置換基に連結されて、脂環式環、および単環式もしくは多環式芳香環を形成していてよく、並びに前記脂環式環および単環式もしくは多環式芳香環の炭素原子は、N、OおよびSからなる群から選択される1以上のヘテロ原子で置き換えられていてよく;
    は単結合、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリーレン、置換されているかもしくは置換されていない(C2−C30)ヘテロアリーレン、置換されているかもしくは置換されていない(C3−C30)シクロアルキレン、−L−L−または−L−L−を表し;
    は置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリーレンを表し;
    は置換されているかもしくは置換されていない(C2−C30)ヘテロアリーレンを表し;
    ArおよびArは独立して水素、重水素、ハロゲン、置換されているかもしくは置換されていない(C1−C30)アルキル、置換されているかもしくは置換されていない(C6−C30)アリール、または置換されているかもしくは置換されていない(C2−C30)ヘテロアリールを表し;
    oは1〜4の整数を表すが、oが2以上の整数である場合にはそれぞれのRは互いに同じかまたは異なっていてよく;
    pは1または2の整数を表すが、pが2を表す場合にはそれぞれのRは互いに同じかまたは異なっていてよく;並びに
    前記ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリーレン、およびヘテロアリールはB、N、O、S、P(=O)、SiおよびPからなる群から選択される1以上のヘテロ原子を含む)。
  2. 前記R〜R、L、L、L、Ar、Ar、およびR11〜R22の各置換基が、重水素、ハロゲン、(C1−C30)アルキル、ハロゲンで置換されている(C1−C30)アルキル、(C6−C30)アリール、(C2−C30)ヘテロアリール、(C6−C30)アリールで置換されている(C2−C30)ヘテロアリール、(C6−C30)アリールで置換されている(C2−C30)ヘテロアリール、(C3−C30)シクロアルキル、5員〜7員のヘテロシクロアルキル、トリ(C1−C30)アルキルシリル、トリ(C6−C30)アリールシリル、ジ(C1−C30)アルキル(C6−C30)アリールシリル、(C1−C30)アルキルジ(C6−C30)アリールシリル、(C2−C30)アルケニル、(C2−C30)アルキニル、シアノ、N−カルバゾリル、ジ(C1−C30)アルキルアミノ、ジ(C6−C30)アリールアミノ、(C1−C30)アルキル(C6−C30)アリールアミノ、ジ(C6−C30)アリールボロニル、ジ(C1−C30)アルキルボロニル、(C1−C30)アルキル(C6−C30)アリールボロニル、(C6−C30)アリール(C1−C30)アルキル、(C1−C30)アルキル(C6−C30)アリール、カルボキシル、ニトロ、およびヒドロキシルからなる群から選択される1以上の置換基によってさらに置換されている、請求項1の有機電界発光化合物。
  3. 前記
    Figure 2013544759
    が下記構造
    Figure 2013544759
    Figure 2013544759
    (式中、R、R、R11〜R15、oおよびpは請求項1の化学式1において定義されるのと同じである)
    から選択される、請求項1の有機電界発光化合物。
  4. 下記化合物
    Figure 2013544759
    Figure 2013544759
    Figure 2013544759
    Figure 2013544759
    Figure 2013544759
    Figure 2013544759
    から選択される、請求項3の有機電界発光化合物。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項の有機電界発光化合物を含む有機電界発光素子。
  6. 有機電界発光素子が、第1の電極;第2の電極;並びに、前記第1の電極と第2の電極との間に設けられた1以上の有機層;を含み、前記有機層が1種以上の有機電解発光化合物および1種以上のリン光ドーパントを含む、請求項5の有機電界発光素子。
  7. 前記有機層がアリールアミン化合物およびスチリルアリールアミン化合物からなる群から選択される1種以上のアミン化合物をさらに含む、請求項6の有機電界発光素子。
  8. 有機層が、第1族、第2族、第4周期および第5周期遷移金属、ランタニド金属並びにd−遷移元素の有機金属からなる群から選択される1種以上の金属をさらに含む、請求項6の有機電界発光素子。
  9. 前記有機層が電界発光層と電荷発生層とを含む請求項7の有機電界発光素子。
  10. 前記有機層が、白色光を放射するための、赤色、緑色もしくは青色光を放射する1以上の有機電界発光層をさらに含む請求項7の有機電界発光素子。
JP2013529070A 2010-09-20 2011-09-16 新規有機電界発光化合物およびこれを使用する有機電界発光素子 Pending JP2013544759A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20100092223 2010-09-20
KR10-2010-0092223 2010-09-20
KR10-2011-0092141 2011-09-09
KR1020110092141A KR20120030941A (ko) 2010-09-20 2011-09-09 신규한 유기 발광 화합물 및 이를 채용하고 있는 유기 전계 발광 소자
PCT/KR2011/006855 WO2012039561A1 (en) 2010-09-20 2011-09-16 Novel organic electroluminescent compounds and organic electroluminescent device using the same

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013544759A true JP2013544759A (ja) 2013-12-19

Family

ID=46134734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013529070A Pending JP2013544759A (ja) 2010-09-20 2011-09-16 新規有機電界発光化合物およびこれを使用する有機電界発光素子

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2013544759A (ja)
KR (1) KR20120030941A (ja)
CN (1) CN103228661A (ja)
TW (1) TW201224111A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012116784A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Idemitsu Kosan Co Ltd 縮合多環化合物、有機エレクトロルミネッセンス素子用材料、及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2013026529A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Idemitsu Kosan Co Ltd 有機エレクトロルミネッセンス材料およびそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2014520882A (ja) * 2011-07-21 2014-08-25 ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ・コリア・リミテッド 新規有機エレクトロルミネセンス化合物およびこれを使用した有機エレクトロルミネセンス素子
JP2015501304A (ja) * 2011-10-20 2015-01-15 メルク パテント ゲーエムベーハー 有機エレクトロルミッセンス素子のための材料
JP2015131806A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 縮合環化合物及びそれを含む有機発光素子
JP2017522732A (ja) * 2014-07-17 2017-08-10 ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ・コリア・リミテッド 電子輸送物質およびそれを含む有機エレクトロルミネセント素子
CN117088920A (zh) * 2023-10-19 2023-11-21 浙江华显光电科技有限公司 一种Pt配合物及其在有机发光装置的应用
US11858947B2 (en) 2018-07-13 2024-01-02 Lg Chem, Ltd. Heterocyclic compound and organic light emitting device including the same

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101498278B1 (ko) 2012-01-18 2015-03-06 덕산네오룩스 주식회사 유기전기소자용 화합물, 이를 포함하는 유기전기소자 및 그 전자 장치
KR102004386B1 (ko) * 2012-04-13 2019-07-26 에스에프씨 주식회사 축합고리 화합물 및 이를 포함하는 유기전계발광소자
KR102191023B1 (ko) * 2013-02-28 2020-12-15 에스에프씨 주식회사 유기발광 화합물 및 이를 포함하는 유기전계발광소자
CN103936658B (zh) * 2013-12-12 2016-01-13 石家庄诚志永华显示材料有限公司 含有咔唑结构单元的化合物及其制备方法与应用
KR20150108330A (ko) * 2014-03-17 2015-09-25 롬엔드하스전자재료코리아유한회사 전자 버퍼 재료 및 이를 포함하는 유기 전계 발광 소자
KR101558495B1 (ko) * 2014-06-27 2015-10-12 희성소재 (주) 다환 화합물 및 이를 이용한 유기발광소자
KR102328675B1 (ko) * 2014-07-24 2021-11-19 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 소자
EP3174887A4 (en) * 2014-07-29 2018-04-04 Rohm And Haas Electronic Materials Korea Ltd. Electron buffering material and organic electroluminescent device
KR102544984B1 (ko) 2016-03-18 2023-06-20 삼성디스플레이 주식회사 화합물 및 이를 포함하는 유기 발광 소자
CN106554358B (zh) * 2016-11-24 2018-10-23 上海道亦化工科技有限公司 一种具有螺结构的有机电致发光化合物及其发光器件
KR20190069083A (ko) * 2017-12-11 2019-06-19 엘지디스플레이 주식회사 유기 화합물, 이를 포함하는 유기발광다이오드와 유기발광장치
KR20190079341A (ko) * 2017-12-27 2019-07-05 삼성에스디아이 주식회사 유기 화합물, 조성물, 유기 광전자 소자 및 표시 장치
KR102516810B1 (ko) 2019-09-30 2023-03-30 삼성에스디아이 주식회사 유기 광전자 소자용 화합물, 유기 광전자 소자용 조성물, 유기 광전자 소자 및 표시 장치

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006047119A1 (en) * 2004-10-22 2006-05-04 Universal Display Corporation Arylcarbaz as hosts in phosphorescent organic light emitting devices
JP2006143845A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子用材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、照明装置及び表示装置
WO2008146839A1 (ja) * 2007-05-29 2008-12-04 Nippon Steel Chemical Co., Ltd. 有機電界発光素子用化合物及び有機電界発光素子
WO2009148015A1 (ja) * 2008-06-05 2009-12-10 出光興産株式会社 ハロゲン化合物、多環系化合物及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
WO2010083359A2 (en) * 2009-01-16 2010-07-22 Universal Display Corporation New materials with aza-dibenzothiophene or aza-dibenzofuran core for pholed
JP2013539206A (ja) * 2010-07-30 2013-10-17 ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ・コリア・リミテッド 発光材料として電界発光化合物を使用する電界発光素子

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101669226A (zh) * 2006-12-28 2010-03-10 通用显示公司 长寿命磷光有机发光器件(oled)结构
US8628862B2 (en) * 2007-09-20 2014-01-14 Basf Se Electroluminescent device
KR20110043270A (ko) * 2009-10-21 2011-04-27 (주)씨에스엘쏠라 유기발광화합물 및 이를 구비한 유기발광소자

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006047119A1 (en) * 2004-10-22 2006-05-04 Universal Display Corporation Arylcarbaz as hosts in phosphorescent organic light emitting devices
JP2006143845A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子用材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、照明装置及び表示装置
WO2008146839A1 (ja) * 2007-05-29 2008-12-04 Nippon Steel Chemical Co., Ltd. 有機電界発光素子用化合物及び有機電界発光素子
WO2009148015A1 (ja) * 2008-06-05 2009-12-10 出光興産株式会社 ハロゲン化合物、多環系化合物及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
WO2010083359A2 (en) * 2009-01-16 2010-07-22 Universal Display Corporation New materials with aza-dibenzothiophene or aza-dibenzofuran core for pholed
JP2013539206A (ja) * 2010-07-30 2013-10-17 ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ・コリア・リミテッド 発光材料として電界発光化合物を使用する電界発光素子

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
時任 静士、他, 有機ELディスプレイ, vol. 第1版第1刷, JPN6015023059, 20 August 2004 (2004-08-20), JP, pages 30 - 33, ISSN: 0003092160 *

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012116784A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Idemitsu Kosan Co Ltd 縮合多環化合物、有機エレクトロルミネッセンス素子用材料、及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2014520882A (ja) * 2011-07-21 2014-08-25 ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ・コリア・リミテッド 新規有機エレクトロルミネセンス化合物およびこれを使用した有機エレクトロルミネセンス素子
JP2013026529A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Idemitsu Kosan Co Ltd 有機エレクトロルミネッセンス材料およびそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2015501304A (ja) * 2011-10-20 2015-01-15 メルク パテント ゲーエムベーハー 有機エレクトロルミッセンス素子のための材料
US9978957B2 (en) 2011-10-20 2018-05-22 Merck Patent Gmbh Materials for organic electroluminescent devices
JP2015131806A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 縮合環化合物及びそれを含む有機発光素子
JP2017522732A (ja) * 2014-07-17 2017-08-10 ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ・コリア・リミテッド 電子輸送物質およびそれを含む有機エレクトロルミネセント素子
US11858947B2 (en) 2018-07-13 2024-01-02 Lg Chem, Ltd. Heterocyclic compound and organic light emitting device including the same
CN117088920A (zh) * 2023-10-19 2023-11-21 浙江华显光电科技有限公司 一种Pt配合物及其在有机发光装置的应用
CN117088920B (zh) * 2023-10-19 2024-01-23 浙江华显光电科技有限公司 一种Pt配合物及其在有机发光装置的应用

Also Published As

Publication number Publication date
KR20120030941A (ko) 2012-03-29
CN103228661A (zh) 2013-07-31
TW201224111A (en) 2012-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6672416B2 (ja) 新規有機電界発光化合物およびこれを使用する有機電界発光素子
JP2019195074A (ja) 発光材料として電界発光化合物を使用する電界発光素子
JP2013544759A (ja) 新規有機電界発光化合物およびこれを使用する有機電界発光素子
JP2013537556A (ja) 新規有機電界発光化合物およびこれを使用する有機電界発光素子
KR20130025190A (ko) 신규한 유기 전자재료용 화합물 및 이를 채용하고 있는 유기 전계 발광 소자
CN112679310A (zh) 多种发光材料以及包含其的有机电致发光装置
KR20120021203A (ko) 신규한 유기 전자재료용 화합물 및 이를 포함하는 유기 전계 발광 소자
KR20130025087A (ko) 신규한 유기 발광 화합물 및 이를 채용하고 있는 유기 발광 화합물
KR20120021215A (ko) 신규한 유기 전자 재료용 화합물 및 이를 포함하는 유기 전계 발광 소자
KR20120116282A (ko) 신규한 유기 발광 화합물 및 이를 채용하고 있는 유기 전계 발광 소자
JP2014531747A (ja) 新規有機エレクトロルミネッセンス化合物およびこれを使用した有機エレクトロルミネッセンス素子
KR20120122812A (ko) 신규한 유기 발광 화합물 및 이를 채용하고 있는 유기 전계 발광 소자
KR20120050557A (ko) 신규한 유기 발광 화합물 및 이를 채용하고 있는 유기 전계 발광 소자
KR102240988B1 (ko) 유기 전계 발광 화합물 및 이를 포함하는 유기 전계 발광 소자
JP2022022130A (ja) 複数の発光材料、有機エレクトロルミネセント化合物及びそれを含む有機エレクトロルミネセントデバイス
JP2022504349A (ja) 有機エレクトロルミネセント化合物及びそれを含む有機エレクトロルミネセントデバイス
JP2021015961A (ja) 有機エレクトロルミネセント化合物及びそれを含む有機エレクトロルミネセントデバイス
JP2021134207A (ja) 有機エレクトロルミネセント化合物及びそれを含む有機エレクトロルミネセントデバイス
CN112119139A (zh) 有机电致发光化合物以及包含其的有机电致发光装置
KR101745339B1 (ko) 유기발광화합물을 발광재료로서 채용하고 있는 유기 전계 발광 소자
CN112920179A (zh) 有机电致发光化合物以及包含其的有机电致发光装置
CN111868209A (zh) 有机电致发光化合物以及包含其的有机电致发光装置
CN115521242A (zh) 有机化合物和电子元件及电子装置
CN112567004A (zh) 有机电致发光化合物及包含其的有机电致发光装置
JP2021141315A (ja) 有機エレクトロルミネセント化合物、同化合物を含む有機エレクトロルミネセント材料、及び有機エレクトロルミネセントデバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150911

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160304