JP2013543827A - 動的な経路計画 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は輸送車両(3)に対する経路計画および輸送車両(3)への輸送対象物(2)の積み込みを行うためのシステムに関し、かつシステム(1)を運用するための対応方法に関し、既存の物流の順序において計画外対象物(2)を考慮した動的な経路計画を許可するものである。
【解決手段】システム(1)は第1の経路計画(T1)が問題の対象物(2)に対して存在するかを検証し、第1の経路計画(T1)が存在しない場合に対応するエラー信号(FS)を発する検査ステーション、およびエラー信号(FS)に基づいて適した検出手段(71)を用いて関連対象物(2)に対する送信データ(21n)を更新し、かつコンピュータシステム(4)へ送信する認識ステーション(7)を備える。コンピュータシステム(4)は、当該の対象物が搬送手段(5)によって輸送車両(3)へ搬送されるように更新された送信データ(21n)を有する対象物(2)を適した輸送車両(3)へ割り当て、かつ当該の輸送車両(3)に対する第1の経路計画(T1)を送信された新規の送信データ(21n)に対応する第2の経路計画(T2)に変更するよう提供され、第2の経路計画(T2)は更新された送信データ(21n)を有する対象物(2)を考慮する。
【選択図】図1
【解決手段】システム(1)は第1の経路計画(T1)が問題の対象物(2)に対して存在するかを検証し、第1の経路計画(T1)が存在しない場合に対応するエラー信号(FS)を発する検査ステーション、およびエラー信号(FS)に基づいて適した検出手段(71)を用いて関連対象物(2)に対する送信データ(21n)を更新し、かつコンピュータシステム(4)へ送信する認識ステーション(7)を備える。コンピュータシステム(4)は、当該の対象物が搬送手段(5)によって輸送車両(3)へ搬送されるように更新された送信データ(21n)を有する対象物(2)を適した輸送車両(3)へ割り当て、かつ当該の輸送車両(3)に対する第1の経路計画(T1)を送信された新規の送信データ(21n)に対応する第2の経路計画(T2)に変更するよう提供され、第2の経路計画(T2)は更新された送信データ(21n)を有する対象物(2)を考慮する。
【選択図】図1
Description
本発明は輸送車両に対する経路計画および輸送車両への輸送対象物の積み込みを行うシステムに関し、さらにシステムを運用するための対応方法に関する。
経路計画は貨物の配送および/または複数の宛先アドレス(または、配達アドレス)の呼出しに関する複数の分野で行われ、特定の注文品が発送される宛先アドレスが提供される最適な順番を決定することを含む。経路計画が非常に重要な分野の1つの例は、小荷物および他の郵便物の配達および集荷であり、そのために1日に1度または何度か、輸送車両はさまざまなアドレスの注文品を含む行程を走る。
経路計画は、具体的には行程において提供されるアドレスを考慮することによって行われる。経路計画の入力量は、具体的には個々の宛先アドレスと配達車両が配備される物流センターとの間の距離である。距離は例えば、実際の経路計画を実施するために最適化された距離行列において特定され、経路計画は輸送車両ごとに作成される。
特許文献1から、経路および順路計画の方法は、具体的には対象物が配達および/または集荷されるアドレスの順番が、地理的データに従って個々に計画される行程ごとに決定されることが明らかである。
経路計画に従って、輸送対象物は個々の輸送車両に割り当てられ、その後車両に積み込まれる。それは既存の経路計画を有する対象物(計画対象物)の間で起こり得るが、相当数の対象物は経路計画がない輸送車両へ搬送される(計画外対象物)。計画外対象物は、その経路計画にとって計画外対象物が不都合な宛先アドレスを有する輸送車両に積み込まれ得るので、最善のプロセスフローを妨げ、輸送車両は計画および計画外対象物を配達するのに最善ではない輸送順路に従わなければならなくなるであろう。計画外対象物が搬送される輸送車両は、既に満載の可能性がある。場合により、計画外対象物は積込ステーションから手動で除外されなければならず、莫大な仕事量が想定され得る。したがって、一部の積込システムは早いうちに適切な場所で計画外対象物を仕分ける。この場合、計画外対象物は次の経路計画において考慮され得るのみなので、さらにバッファに格納されなければならない。これは再び高い物流の労力をもたらす。どちらの場合においても、計画外対象物の配送が遅れるため、顧客の観点から望ましくなく、さらに不要な資源を使用することになる。
特許文献1:ドイツ国特許番号 DE102004 019232 B4
本発明の目的は、既存の物流プロセスにおいて計画外対象物に対する動的な経路計画が考慮され得るシステムを提供することである。
本目的は輸送車両の経路計画および輸送車両への輸送対象物の積み込みを行うシステムによって解決され、システムは輸送対象物に割り当てられた出荷データを有するデータベースを有するコンピュータシステムを含み、コンピュータシステムは輸送車両ごとに、対象物に割り当てられた出荷データを用いて、個々の輸送車両で配達日に配達される対象物に対して割り当てられた第1の経路計画を作成し、かつシステムは、好ましくはコンベヤベルトである、輸送対象物を経路計画に従って割り当てられた輸送車両へ搬送する搬送手段を備え、システムは照合ステーションおよび認識ステーションをさらに含むことを特徴とし、照合ステーションは照合ステーションを通過する個々の対象物に第1の経路計画が存在するかを輸送車両へ搬送される間に照合するよう提供され、かつ第1の経路計画が存在しない場合、対応するエラー信号を発するよう提供され、認識ステーションはエラー信号に基づいて適切な検出手段を用いて第1の経路計画に該当しない対象物に対する出荷データを検出し、かつ新規に検出された出荷データをコンピュータシステムへ送信するよう提供されることを特徴とし、およびコンピュータシステムは新規に検出された出荷データを有する対象物を、搬送手段で輸送車両へ搬送する間に適切な輸送車両に割り当て、かつ送信済みの新規出荷データに従って、この輸送車両に対する第1の経路計画を新規に検出された出荷データを有する対象物が考慮された第2の経路計画に変換することを特徴とする。
このシステムにより従来技術の欠点が回避され、かつ計画外対象物を考慮した動的な経路計画を用いて、混乱のないプロセスフロー、対象物を搬送する労力の低減、計画および計画外対象物を配達する際の最適な輸送順路、および結果として顧客への対象物の迅速な配送をもたらす。
ここで、経路計画は少なくとも輸送車両に存在する個々の対象物にアドレスの固定の順番(例えば、配達または宛先アドレス)を指定する。経路計画に従って、輸送車両の運転手は個々の対象物の配達アドレスを訪れ、経路計画の最後の配達アドレスに到達して最後の対象物が配達されるまで、対応する対象物を個々の配達アドレスに配達する。さらに、経路計画は、輸送車両の運転手が対象物の配送に加えて、または対象物の配送はせずに、例えば運送行程が始まる物流センターへ持ち帰るために新規の対象物を集荷する、1つ以上の集荷アドレスを含んでいてもよい。輸送車両へ積み込む前に計画対象物に対して作成された経路計画は、第1の経路計画と呼ばれる。ここで「輸送車両」という用語は、対象物をアドレスに配達することができるすべての可能な輸送手段を含み、動力車のみに限定されない。代替の輸送車両は、例えば自転車、船、飛行機などであってもよい。
対象物という用語は、配達アドレスに配達され得る任意の種類の物品を指す。対象物の例として郵便物があり、具体的には手紙、小荷物、または小包である。本発明の用語において、計画対象物は第1の経路計画が存在する対象物を指す。一方で、第1の経路計画がない対象物は計画外対象物である。
「出荷データ」という用語は、(対象物の搬出から配送完了までの)物流チェーンに沿って対象物を配送するために必要または有用な任意の種類のデータを含む。出荷データは、具体的には以下に列挙する情報のうちの1つまたはいくつかの項目である:発送人、送り状受取人、受取人、発送人、受取人、または送り状受取人の連絡先、出荷物の内容詳細、出荷物の特徴詳細(例えば、大きさ、重さ、壊れやすさなど)、所望の追加サービスに関する情報(例えば、配達の指定時間)、および出荷物の識別詳細。ここで、出荷データはデータベースの関連対象物に割り当てられる。すなわち、出荷データはデータベースのデータとして保存され、適切なデータ接続を経由して対象物に割り当てられる。データ接続は例えばデータリンクであってもよく、またはデータ列として表形式にまとめられていてもよい。例えば、対象物がシステムのどこかで対象物の識別詳細で識別されると、データベースに存在するこの対象物に対するすべての出荷データが、(要求により、または対象物がどこかで識別される際に自動的に)データベースにより検索または提供される。
対象物は搬送手段を用いて、例えば高層の倉庫である保管領域から、コンピュータシステムによって計画された輸送車両へ第1の経路計画に従って輸送される。適した搬送方法は例えばコンベヤベルトであってもよく、ここで「コンベヤベルト」という用語は、例えばいくつかの別個のコンベヤベルトからなる完全体系も含む。本発明の範囲内で、当業者は他の搬送手段を選択することもできる。
照合ステーションは、照合された対象物が第1の経路計画を考慮しているか否かを決定するために適した任意の種類のステーションを含む。例えば、1つの実施形態において、照合ステーションは、輸送車両へ積み込む前にコンピュータシステムからデータ接続(例えば、データケーブルまたはWLANなどの無線データ接続)を経由してすべての第1の経路計画を受信してもよい。このために照合ステーションは、経路計画(関連対象物を含む)と個々の照合された対象物との比較を行うデータ保管および処理ユニットを含む。別の実施形態において、照合ステーションは、例えばデータ接続(例えば、データケーブルまたはWLANなどの無線データ接続)を経由してコンピュータシステムに接続されてもよく、これにより対応する対象物に関する各照合結果がコンピュータシステムへ送信される。次に、コンピュータシステムは当該対象物に対する第1の経路計画を照合し、当該対象物が第1の経路計画の1つにおいて考慮されているか否かを照合ステーションに通知する。輸送車両へ搬送される対象物が照合ステーションによって照合されるために、すべての対象物は輸送車両へ運ばれる途中に照合ステーションを通過しなければならない。例えば、搬送手段としてのコンベヤベルトでは、コンベヤベルトの中またはその地点に照合ステーションを配置することによって行うことができるであろう。可動性でない照合ステーションは、コンベヤベルトの中に配置される。ここで、コンベヤベルトは照合ステーションを貫通してもよい。代わりに、照合ステーションは、例えばコンベヤベルトの地点で職員により運用される携帯型ハンドスキャナなど、可動性であるように作られてもよい。この場合、照合ステーションはコンベヤベルトの地点に配置される。照合ステーションは、照合される対象物を認識するための適切な手段を含む。このような手段は、例えばバーコードスキャナであってもよい。本発明の範囲において、当業者は例えばRFIDリーダなど他の適切な手段を選択することもできる。対象物は、照合の一部として読み取られるように、対応する適切なリーダのための機能を備えていなければならない。
エラー信号は、計画外対象物の場合、データ接続(例えば、データケーブルまたはWLANなどの無線データ接続)を経由して直接的に認識ステーションへ送られるか、および/または認識ステーションへの転送を含むさらなる処理のためにコンピュータシステムへ送られてもよい。1つの実施形態において、エラー信号は光学的、音響学的、または別の形式で搬送手段の領域において発せられ得る。当業者は本発明の範囲内で制御信号のデータ形式を適切に選択することが可能である。例えば、エラー信号は認識ステーションによる後続の認識手順のための開始信号であってもよい。
認識ステーションは、出荷データを検出するために適した任意の種類のステーションを含む。このために、認識ステーションは、例えば対象物に位置づけられた出荷データに対してテキストまたは光学文字認識を行うことが可能な1つ以上のOCRスキャナなど、適した検出手段を含んでいてもよい。これにより、例えば手書きの配達および発送人アドレスが読み込まれ、電子データファイルに変換されて送信され得る。認識ステーションで新規に検出された出荷データは、データ接続(例えば、データケーブルまたはWLANなどの無線データ接続)を経由してコンピュータシステムへ送信される。出荷データが認識ステーションによって検出され得ない場合、対象物は搬送手段から、例えば認識ステーションで、例えば仕分ベルトまたは仕分デバイスを経由して仕分けられ得る。仕分けられた対象物に対する出荷データの決定は、(可能であれば)別に行うことができる。
送信された出荷データは、既存の第1の経路計画が、さらなる対象物が追加される可能性について照合されるようコンピュータシステムによって処理される。輸送車両が既存の経路計画によってすでに満載であるか、またはほぼ満載である場合、当該の計画外対象物はこの輸送車両に対する第2の経路計画にもはや統合され得ない。輸送車両がまだ一部の空き容量を有している場合、適した輸送車両では、対象物がこの輸送車両に搬送され、この輸送車両に対する以前の第1の経路計画は、この時点で以前の計画外対象物を含む第2の経路計画に変換される。変換後、以前の計画外対象物は、この時点で計画対象物となる。この動的な経路再計画は、対象物が輸送車両へ搬送される間に行われなければならない。搬送手段における一般的な搬送時間は、合計で数分にしかならない。正当な時間内に行われるために、照合および認識ステーションは、例えば対象物の保管領域に近いか、または搬送手段の対象物積み込み区域に近い搬送手段の開始地点など、搬送手段における搬送の早い地点に配置されると好都合である。
ここで、コンピュータシステムは1つ以上のコンピュータまたはサーバを含んでもよい。コンピュータシステムは、他の物流センターおよび出荷データを含むデータベースとともに、他の外部データベースと接続され得る。とりわけ、システムはインターネットにアクセスするウェブベースのシステムであってもよい。システムおよび/またはコンピュータシステム内のデータ接続は、適切なデータケーブルまたは無線データ接続(例えば、WLAN)を経由して確立され得る。
1つの実施形態において、対象物は割り当てられた第1の経路計画とともに、照合ステーションによって読み込まれる付随の機器読み込み可能な経路ラベルを含む。この経路ラベルは、例えば対象物に接着または印刷されたバーコードまたはRFIDタグであり得る。経路ラベルを添付するために、本発明に関するシステムは、対象物に割り当てられた経路ラベルの作成および/または対象物への貼り付けを行うラベルユニットを含んでもよい。コンピュータシステムは適切なデータ接続を経由してラベルユニットと接続され、少なくとも第1の経路計画を、経路ラベルを作成するラベルユニットへ送信する。ここで、経路ラベルに含まれる情報は、とりわけ割り当てられた輸送車両を指定していてもよい。
1つの実施形態において、検出手段は、光学文字認識および/またはバーコード認識のための少なくとも1つの読込ユニットである。好適な実施形態において、認識ステーションはいくつかの読込ユニットを含み、読込ユニットは光学文字および/またはバーコードが対象物のすべての側で認識され得るよう配置される。出荷データは必ずしも搬送された対象物の上端に配置されるとは限らないので、対象物の他の側も検出できなければならない。このために、読込ユニットが対象物のすべての側に配置される必要はない。対象物のすべての側が確実に読み込まれるために、認識ステーションは対象物を反転または回転させる手段を含んでもよく、1つの適切な反転または回転ユニットを伴う2つまたは3つの読み込みユニットが対象物のすべての側を十分に検出する。当業者は本発明の範囲内で、出荷データを検出するために適切な反転および/または回転ユニットを提供することができる。
1つの実施形態において、コンピュータシステムは、認識ステーションによって送信された新規に検出された出荷データを評価し、その完全性および/または一貫性を照合するよう提供される。評価は、例えば検出された出荷データを、例えば受取人の姓名、関連する通りの名前、郵便番号、都市、および対応する発送人の詳細など、特定の出荷区分へ割り当てることにより行われる。既存のデータが完全性を照合される際、個々の出荷区分に関する既存データが照合される。ここで、ある詳細が不明である可能性があり、例えば都市は配達アドレスに指定されるが、関連する郵便番号が不明の場合がある。また、名前の一部、すなわち姓または名が不明の場合もある。対象物の配達(配送)に必要または有用なすべての情報が、特定の出荷区分を表していてもよい。出荷区分のすべてのデータを合わせると、すべての出荷データとなる。この場合、配達が成功するために、必ずしもすべての出荷区分にデータが入っている必要はない。出荷データの一貫性が照合される際、出荷データで起こり得る矛盾点が認識および調査される。例えば、指定された郵便番号は指定された都市と一致していない可能性がある。この場合、郵便番号は都市名より優先されてもよい。このような非一貫性の経験則に基づいて、通例では正しい郵便番号に対して誤った都市が指定されていた。
好適な実施形態において、コンピュータシステムは、不完全性または非一貫性がある場合、送信済みの新規に検出された出荷データを少なくともデータベースに存在する出荷データと比較し、新規に検出された出荷データを完全化および/または修正するよう提供される。データベースに存在する出荷データの検索は、例えば検出された出荷データに含まれる配達アドレスはデータベースで既に完全に正しく識別されているという結果になるであろう。この場合、新規に検出された出荷データは、このアドレスに利用可能な既存の出荷データで完全となり、かつ場合によっては修正される。上記で既に説明したように、郵便番号の指定に出荷データの優先権が与えられる場合、郵便番号に属する誤った都市は、コンピュータシステムによって上書き(修正)され得る。その一方で、このようなデータとしてデータベースに既に存在する出荷データを修正および/または完全化するために使用される情報は、容易にアクセスされ得る。さらに追加の情報は、居住者のディレクトリを有するデータベース、サイトマップ、電子メールディレクトリを有するサーバ、または他の追加情報を経由して入手されてもよい。このために、コンピュータシステムはこのようなデータを有する外部データベース、またはこのような追加情報を含む本発明に関するシステムのデータベースのいずれかにアクセスしてもよい。
1つの実施形態において、コンピュータシステムは、可能な完全化および/または修正ごとに、可能な完全化および/または修正の正確さの確率を決定し、閾値を超える確率のみに完全化および/または修正を実行するよう提供される。閾値は、例えば80%より高い確率であり、好ましくは90%より高く、より好ましくは95%より高い。確率の推定値は、例えば既知の出荷データの独立した出荷区分における一貫性の数に対する、受取人が検索される範囲に関する出荷データの総数の比から作成され得る。
1つの実施形態において、新規に検出された出荷データの照合が成功した場合、コンピュータシステムは新規に検出された出荷データまたは完全化および/または修正された出荷データを対応する対象物に割り当て、データベースに保管するよう提供される。割り当てられた出荷データは、データベースの一部として後の照合にも使用され得る。
1つの実施形態において、コンピュータシステムは、第1の経路計画を有するすべての輸送車両に対する新規に検出された出荷データを有する対象物を考慮した可能な第2の経路計画を確立し、所定の基準に従ってすべての第2の経路計画のうちの最適な1つを選択し、かつ対象物を最適な第2の経路計画を有する輸送車両に割り当てるよう提供される。ここで、すべての輸送車両は、後続の第2の経路計画のために本来の第1の経路計画に容認できない修正を行う必要なく、新規に追加された対象物が本来の第1の経路計画にどれだけ適合するか照合される。この点において、考えられる基準は、経路の継続時間、経路の長さ、輸送車両の燃料消費、可能な輸送容量の使用度(輸送車両の大きさ)などであり得る。このような基準を有する最適な経路が決定されるために、当該の容量が最小または最大になる場所が探索される。最適な経路計画を有する輸送車両は、本来は計画外対象物に割り当てられる。
別の実施形態において、新規に検出された出荷データが成功しない場合、コンピュータシステムは、輸送車両へ積み込む前に適切な仕分手段を駆動することによって搬送手段から除外された対応する対象物を有するよう提供される。したがって、適切な場所で、割り当てられていない計画外対象物は労力をほとんどかけずにプロセスフローから除外され、出荷データが決定された際に後の輸送のために考慮されてもよい。
本発明はさらに、輸送車両に対する経路計画および輸送車両への輸送対象物の積み込みを行う方法に関し、輸送対象物はデータベースを有するコンピュータシステムの出荷データに割り当てられ、この方法は、
−対象物が個々の輸送車両の配送日に対象物に割り当てられた出荷データを用いて配達されるために、各輸送車両に割り当てられた第1の経路計画を作成するステップと、
−輸送対象物を第1の経路計画に従って割り当てられた輸送車両へ搬送手段を経由して搬送するステップと、
−照合ステーションを用いて、照合ステーションを通過する個々の対象物に対する第1の経路計画が存在するかを輸送車両へ搬送される間に照合するステップと、
−第1の経路計画が存在しない場合、照合ステーションにより対応するエラー信号を発するステップと、
−認識ステーションにおいて適切な検出手段を用いて、エラー信号に基づいて第1の経路計画に該当しない対象物に対する出荷データを検出するステップと、
−新規に検出された出荷データをコンピュータシステムへ送信するステップと、
−新規に検出された出荷データを有する対象物を、搬送手段を用いて搬送される間に適切な輸送車両へコンピュータシステムによって割り当てるステップと、および
−この適切な輸送車両に対する第1の経路計画を、新規に検出された出荷データを有する対象物を考慮した第2の経路計画に変換するステップとを含む。
−対象物が個々の輸送車両の配送日に対象物に割り当てられた出荷データを用いて配達されるために、各輸送車両に割り当てられた第1の経路計画を作成するステップと、
−輸送対象物を第1の経路計画に従って割り当てられた輸送車両へ搬送手段を経由して搬送するステップと、
−照合ステーションを用いて、照合ステーションを通過する個々の対象物に対する第1の経路計画が存在するかを輸送車両へ搬送される間に照合するステップと、
−第1の経路計画が存在しない場合、照合ステーションにより対応するエラー信号を発するステップと、
−認識ステーションにおいて適切な検出手段を用いて、エラー信号に基づいて第1の経路計画に該当しない対象物に対する出荷データを検出するステップと、
−新規に検出された出荷データをコンピュータシステムへ送信するステップと、
−新規に検出された出荷データを有する対象物を、搬送手段を用いて搬送される間に適切な輸送車両へコンピュータシステムによって割り当てるステップと、および
−この適切な輸送車両に対する第1の経路計画を、新規に検出された出荷データを有する対象物を考慮した第2の経路計画に変換するステップとを含む。
1つの実施形態において、方法はさらに、
−認識ステーションから送信された検出済みの出荷データをコンピュータシステムにより評価するステップ;および
−新規に検出された出荷データを完全性および/または一貫性に関してコンピュータシステムにより照合するステップとを含む。
−認識ステーションから送信された検出済みの出荷データをコンピュータシステムにより評価するステップ;および
−新規に検出された出荷データを完全性および/または一貫性に関してコンピュータシステムにより照合するステップとを含む。
別の実施形態において、方法はさらに、
−不完全性または非一貫性がある場合、送信済みの新規に検出された出荷データを少なくともデータベースに存在する出荷データとコンピュータシステムにより比較するステップと、
−新規に検出された出荷データをコンピュータシステムにより完全化および/または修正するステップであって、好ましくは可能な完全化および/または修正ごとに、可能な完全化および/または修正の正確さの確率が決定され、閾値を超える確率のみに完全化および/または修正が行われるステップとを含む。
−不完全性または非一貫性がある場合、送信済みの新規に検出された出荷データを少なくともデータベースに存在する出荷データとコンピュータシステムにより比較するステップと、
−新規に検出された出荷データをコンピュータシステムにより完全化および/または修正するステップであって、好ましくは可能な完全化および/または修正ごとに、可能な完全化および/または修正の正確さの確率が決定され、閾値を超える確率のみに完全化および/または修正が行われるステップとを含む。
別の実施形態において、方法はさらに、
−コンピュータシステムによる出荷データの照合およびデータベースへの保管が成功した場合、新規に検出された出荷データを対応する対象物に割り当てるステップと;または、
−新規に検出された出荷データの照合が成功しなかった場合、コンピュータシステムにより対応する対象物を輸送車両への搬送手段の積み込みから除外する適切な仕分手段を駆動するステップとを含む。
−コンピュータシステムによる出荷データの照合およびデータベースへの保管が成功した場合、新規に検出された出荷データを対応する対象物に割り当てるステップと;または、
−新規に検出された出荷データの照合が成功しなかった場合、コンピュータシステムにより対応する対象物を輸送車両への搬送手段の積み込みから除外する適切な仕分手段を駆動するステップとを含む。
本方法の別の実施形態において、第1の経路計画を第2の経路計画に変換するステップは、第1の経路計画を有するすべての輸送車両に対する新規に検出された出荷データを有する対象物を考慮した可能な第2の経路計画を作成するステップと、および所定の基準に従ってすべての可能な第2の経路計画ののうちの最適な1つを選択するステップと、および対象物を最適な第2の経路計画を有する輸送車両へコンピュータシステムにより割り当てるステップとを含む。
本発明の上述した他の態様は、図において詳細に示される。
本発明に関するシステムの実施形態を示す。
出荷データおよび経路ラベルを有する対象物を示す。
本発明に関する方法の実施形態を示す。
図1は、輸送車両3に対する経路計画および輸送車両3への輸送対象物2の積み込みを行うためのシステム1の実施形態を示す。このために、システム1は、対象物2に割り当てられた出荷データが保管されるデータベース41を有するコンピュータシステム4を含み、出荷データは例えば、発送人−1に関する対象物−1の情報、送付状受取人−1、受取人−1、発送人、受取人、または送付状受取人の連絡先−1、出荷物の内容詳細−1、出荷物の特徴詳細−1(例えば、大きさ、重さ、壊れやすさなど)、所望の追加サービスに関する情報(例えば、指定配達時間)、および出荷物の識別詳細、または発送人−2に関する対象物−2の情報、送付状受取人−2、受取人−2、発送人、受取人、または送付状受取人の連絡先−2、出荷物の内容詳細−2、出荷物の特徴詳細−2(例えば、大きさ、重さ、壊れやすさなど)、所望の追加サービスに関する情報(例えば、指定配達時間)、および出荷物の識別詳細である。
対象物2に割り当てられた出荷データを用いて、コンピュータシステム4は輸送車両3ごとに、特定の輸送車両3において特定の配送日に、さらに可能であれば特定の時間に配達される対象物2のリストを含む、割り当てられた第1の経路計画T1を作成する。経路計画に従って、対象物2は倉庫11から、ここではコンベヤベルト5である搬送手段5を経由して、割り当てられた輸送車両3へ搬送される。輸送車両3への計画対象物2の積み込みは、例えば輸送車両ごとに存在する積込ステーション12により行われる。図1において、簡略化のために1つの積込ステーション12のみが明示的に示される。コンピュータシステム4はデータ接続9を経由して、第1(および、可能であれば第2)の経路計画を用いて、計画された輸送車両3への積込ステーション12を経由した対象物2の積み込みを駆動する。当業者はコンピュータ制御された積み込みのための適切な積込ステーション12を認識している。この点において、コンピュータ制御は、例えば積込リストに対応する輸送車両3に適用可能な経路計画を送信することであり得る。代わりに、コンピュータシステム4での積込ステーション12の後続の問い合わせに伴い積込ステーション12で対象物2を認識すること、またはコンピュータシステム4により提供される現在の積込リスト(例えば、ルックアップテーブルとして)にアクセスする積込ステーションによって、割り当てられた経路車両3へ積み込むことが行われ得る。
コンベヤベルト5に搬送されたすべての対象物2に対して確実に経路計画が存在するために、照合ステーション6はコンベヤベルト5に配置される。1つまたはいくつかの照合手段61を用いて、照合ステーション6は、例えば経路ラベルなど対象物2で利用可能な出荷データまたは他の情報を読み込み、それにより第1の経路計画が個々の対象物2に対して存在するかを認識する。この場合、対象物2はさらに、コンベヤベルト5および積込ステーション12を経由して、計画された輸送車両3へ搬送Bされる。第1の経路計画が存在しない場合、照合ステーション6は対応するエラー信号FSを、再送信および処理を行うコンピュータシステム4に送信するか、またはデータ接続9を経由して直接的に認識ステーション7へ送信するため、第1の経路計画に該当しない対象物2の出荷データは1つまたはいくつかの適切な検出手段71を用いて検出され得る。適切な検出手段71は、例えば光学文字認識および/またはバーコード認識のための読込ユニットである。加えて、認識ステーション7は、対象物のすべての側が読込ユニット71により読み込まれ得るよう、対象物2を回転および/または反転する手段を備えてもよい。
検出ステーション7によって新規に検出された出荷データは、データ接続9を経由してコンピュータシステム4へ送信され、輸送車両3への搬送が続いている間に、適切な輸送車両31に割り当てられる。したがって、この輸送車両31に対する第1の経路計画は、コンピュータシステム4によって、新規に検出された出荷データで対象物2が考慮されている第2の経路計画に変換される。対象物2が積込ステーション12に到着する前に、仕分手段8はコンベヤベルト5に配置される。仕分手段8は対象物が積込ステーションに到着するのを妨げ、したがって新規に検出された出荷データがコンピュータシステム4により照合および評価された後、いずれの輸送車両3にも割り当てられ得ない。これにより積込ステーション12でプロセスフローが妨げられ、この対象物2をコンベヤベルト5または輸送車両3から除外する不要な労力をもたらす。
図2は、出荷データ21およびラベルユニット11によりステッカとして貼り付けられる経路ラベル22を有する対象物2を示す。ここで、個々の対象物2に対する第1の経路計画の存在は、既存の経路ラベル22によって記録されている。このために、例えば倉庫10内で、ラベルユニット11は経路ラベルを倉庫に到着する対象物2に貼り付けるよう配置される。コンピュータシステムは、データ接続9を経由して、経路ラベル22の作成に対応する制御を行うラベルユニット11に接続される。
図3は本発明に関する方法の実施形態を示し、図1で既に示したように、対象物2は第1の経路計画T1の存在を照合するために照合ステーション6を通過する。この第1の経路計画T1が存在する場合、当該の対象物2は第1の経路計画T1に従って割り当てられた輸送車両3へ搬送Bされる。照合された対象物2に対する第1の経路計画T1が存在しない場合、対応するエラー信号FSが照合ステーション6によって、この実施形態においてはコンピュータシステム4を経由して発せられる。コンピュータシステム4は、エラー信号FSを認識ステーション7へ再送信し、認識ステーション7は第1の経路計画T1を有さない当該の対象物2に対するエラー信号FSに基づいて、適切な検出手段71を用いて計画外対象物2の出荷データを検出する。出荷データ21nはこの時点で新規に検出され、認識ステーション7からコンピュータシステム4へ送信されて、コンピュータシステム4は新規に検出された出荷データ21nを評価Aして完全性および/または一貫性を照合Pする。新規に検出された出荷データ21nの不完全性または非一貫性がある場合、コンピュータシステム4は、このような出荷データ21nを少なくともデータベース41に存在する出荷データ21と比較して、完全化および/または修正する。完全化および/または修正EKを行うために、コンピュータシステムは、例えばサーバおよびインターネット接続経由など、データ接続を経由してコンピュータシステムが接続される外部データベース42からのデータも利用する。信頼できる完全化および/または修正EKを行うために、可能な完全化および/または修正EKごとに、可能な完全化および/または修正EKの正確さの確率が決定され、完全化および/または修正EKは閾値(S)を超える確率、例えば80%より高い、90%より高い、または95%より高い場合のみ行われる。照合Pが成功した場合、新規に検出された出荷データ21nまたは完全化および/または修正EKされた出荷データ21nは、対応する対象物2に割り当てられ、データベース41に保管される。さらに、新規に検出された出荷データ21nを有する対象物2は、継続的な搬送Bの間に搬送手段5に沿って適切な輸送車両31へコンピュータシステム4により割り当てられ、この適切な輸送車両31に対する第1の経路計画T1は、第2の経路計画T2に変換される。第2の経路計画T2は、上記のように積込ステーション12へ送信される。
照合Pが失敗した場合、新規に検出された出荷データ21nは、適切な仕分手段8のデータ接続を経由して、未だ計画外の対象物2がいずれかの積込ステーション12へ到着する前に、対応する未だ計画外の対象物2を除外Eするようコンピュータシステム4を制御ASする。
この項および図における本発明の詳細な記載は、本発明の範囲内で可能な実施形態の例であり、したがってこれらに制限されるとは解釈されない。したがって、すべての記述は特定の実施形態の例に過ぎないことが理解されよう。
代替の実施形態が、当業者により本発明の範囲内で考慮され得るが、それらも本発明の保護の範囲に含まれる。請求項において、「1つの」という用語は複数形も含む。請求項で記述した参照符号は、制限であるとは解釈されない。
1 システム
2 対象物
21 出荷データ
21n 新規に検出された出荷データ
22 経路ラベル
3 輸送車両
31 最適な第2の経路計画を有する輸送車両
4 コンピュータシステム
41 データベース
42 外部データベース
5 搬送手段
6 照合ステーション
61 照合手段
7 認識ステーション
71 検出手段、読込ユニット
72 認識ステーションの仕分デバイス
8 仕分デバイス
9 データ接続
10 対象物の倉庫
11 ラベルユニット
12 積込ステーション
A 送信済みの新規に検出された出荷データを評価
P 送信済みの新規に検出された出荷データを照合
B 対象物を搬送手段へ搬送
E 対象物を搬送手段から除外
EK 新規に検出された出荷データを完全化および/または修正
FS エラー信号
AS 仕分信号
T1 第1の経路計画
T2 第2の経路計画
2 対象物
21 出荷データ
21n 新規に検出された出荷データ
22 経路ラベル
3 輸送車両
31 最適な第2の経路計画を有する輸送車両
4 コンピュータシステム
41 データベース
42 外部データベース
5 搬送手段
6 照合ステーション
61 照合手段
7 認識ステーション
71 検出手段、読込ユニット
72 認識ステーションの仕分デバイス
8 仕分デバイス
9 データ接続
10 対象物の倉庫
11 ラベルユニット
12 積込ステーション
A 送信済みの新規に検出された出荷データを評価
P 送信済みの新規に検出された出荷データを照合
B 対象物を搬送手段へ搬送
E 対象物を搬送手段から除外
EK 新規に検出された出荷データを完全化および/または修正
FS エラー信号
AS 仕分信号
T1 第1の経路計画
T2 第2の経路計画
Claims (15)
- 輸送車両(3)に対する経路計画および前記輸送車両(3)への輸送対象物(2)の積み込みを行うためのシステム(1)であって、前記システム(1)は前記輸送対象物(2)に割り当てられた出荷データ(21)を有するデータベース(41)を有するコンピュータシステム(4)を備え、前記コンピュータシステム(4)は前記対象物(2)に割り当てられた前記出荷データ(21)を用いて輸送車両(3)ごとに、前記個々の輸送車両(3)で配送日に配達される前記対象物(2)に対して割り当てられた第1の経路計画(T1)を作成し、および前記システム(1)は、好ましくはコンベヤベルトであって前記輸送対象物(2)を前記経路計画(T1、T2)に従って前記割り当てられた輸送車両(3)へ搬送する搬送手段(5)を備え、
前記システム(1)は照合ステーション(6)および認識ステーション(7)をさらに含み、前記照合ステーション(6)は前記照合ステーション(6)を通過する個々の対象物(2)ごとに第1の経路計画(T1)が存在するかを前記輸送車両(3)へ搬送される間に照合するよう提供され、かつ第1の経路計画(T1)が存在しない場合、対応するエラー信号(FS)を発するように提供され、
前記認識ステーション(7)は前記エラー信号(FS)に従って、第1の経路計画に該当しない前記対象物(2)に対する前記出荷データ(21)を適切な検出手段(71)を用いて検出し、かつこのような新規に検出された出荷データ(21n)を前記コンピュータシステム(4)へ送信するよう提供され、および、
前記コンピュータシステム(4)は新規に検出された出荷データ(21n)を有する前記対象物(2)を適切な輸送車両(3)へ、前記搬送手段(5)を用いて前記輸送車両(3)へ搬送される間に割り当て、かつ前記送信された新規の出荷データ(21n)に従って、この輸送車両(3)に対する前記第1の経路計画(T1)を新規に検出された出荷データ(21n)を有する前記対象物(2)が考慮された第2の経路計画(T2)に変換するよう提供される
ことを特徴とするシステム。 - 割り当てられた第1の経路計画(T1)を有する前記対象物(2)は、前記照合ステーション(6)により読み込まれる付随の機器読み込み可能な経路ラベル(22)を含むことを特徴とする、請求項1に記載のシステム(1)。
- 前記検出手段(71)は光学文字認識および/またはバーコード認識のための少なくとも1つの読込ユニットを含むことを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれかに記載のシステム(1)。
- 前記認識ステーション(7)はいくつかの読込ユニット(71)を含み、前記読込ユニット(71)は光学文字および/またはバーコードが前記対象物(2)のすべての側で検出され得るよう配置されることを特徴とする、請求項3に記載のシステム(1)。
- 前記コンピュータシステム(4)は前記認識ステーション(7)により送信された前記新規に検出された出荷データ(21n)を評価(A)し、かつその完全性および/または一貫性を照合(P)するよう提供されることを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のシステム(1)。
- 前記コンピュータシステム(4)は前記送信済みの新規に検出された出荷データ(21n)を、不完全性または非一貫性があった場合、少なくとも前記データベース(41)に存在する出荷データ(21)と比較し、かつ前記新規に検出された出荷データ(21n)を完全化および/または修正するよう提供されることを特徴とする、請求項5に記載のシステム(1)。
- 前記コンピュータシステム(4)は可能な完全化および/または修正(EK)ごとに前記可能な完全化および/または修正(EK)の正確さの確率を決定し、かつ閾値(S)を超える確率のみの完全化および/または修正(EK)を行うよう提供されることを特徴とする、請求項6に記載のシステム(1)。
- 前記新規に検出された出荷データ(21n)の照合(P)が成功した場合、前記コンピュータシステム(4)は前記新規に検出された出荷データ(21)または前記完全化および/または修正された出荷データ(21、EK)を前記対応する対象物(2)に割り当て、かつ前記データベース(41)に保管するよう提供されることを特徴とする、請求項5〜請求項7のいずれかに記載のシステム(1)。
- 前記コンピュータシステム(4)は新規に検出された出荷データ(21n)を有する前記対象物(2)を考慮した可能な第2の経路計画(T2)を第1の経路計画(T1)を有するすべての輸送車両(3)に対して作成し、かつ所定の基準に従ってすべての第2の経路計画(T2)のうちの最適なものを選択し、かつ前記対象物(2)を前記最適な第2の経路計画(T2)を有する前記輸送車両(31)へ割り当てるよう提供されることを特徴とする、請求項8に記載のシステム(1)。
- 新規に検出された出荷データ(21n)の照合(P)が成功しなかった場合、前記コンピュータシステム(4)は前記対応する対象物(2)を前記搬送手段(5)から、輸送車両(3)への積み込み前に適切な仕分手段(8)を駆動(AS)することによって除外(E)するよう提供されることを特徴とする、請求項5〜請求項9のいずれかに記載のシステム(1)。
- 輸送車両(3)に対する経路計画および前記輸送車両(3)への輸送対象物(2)の積み込みを行う方法であって、前記輸送対象物(2)はデータベース(41)を有するコンピュータシステム(4)の出荷データ(21)を割り当てられ、
−前記対象物(2)が前記個々の輸送車両(3)の搬送日に前記対象物(2)に割り当てられた前記出荷データ(21)を用いて配達されるために、各輸送車両(3)に割り当てられた第1の経路計画(T1)を作成するステップと、
−前記輸送対象物(2)を前記第1の経路計画(T1)に従って前記割り当てられた輸送車両(3)へ搬送手段(5)を経由して搬送(B)するステップと、
−照合ステーション(6)を用いて、前記照合ステーション(6)を通過する前記個々の対象物(2)に対して第1の経路計画(T1)が存在するかを前記輸送車両(3)へ搬送(B)される間に照合するステップと、
−第1の経路計画(T1)が存在しない場合、前記照合ステーション(6)により対応するエラー信号(FS)を発するステップと、
−認識ステーション(7)において適切な検出手段(71)を用いて、前記エラー信号(FS)に基づいて第1の経路計画(T1)に該当しない前記対象物(2)に対する前記出荷データ(21)を検出するステップと、
−前記新規に検出された出荷データ(21n)を前記コンピュータシステム(4)へ送信するステップと、
−新規に検出された出荷データ(21n)を有する前記対象物(2)を、前記搬送手段(5)によって搬送(B)される間に前記適切な輸送車両(3)へ前記コンピュータシステム(4)により割り当てるステップと、
−この適切な輸送車両(3)に対する前記第1の経路計画(T1)を新規に検出された出荷データ(21n)を有する前記対象物(2)を考慮した第2の経路計画(T2)に変換するステップと、
を含む方法。 - 前記認識ステーション(7)から送信された前記新規に検出された出荷データ(21n)を前記コンピュータシステム(4)によって評価(A)し、かつ前記新規に検出された出荷データ(21n)を完全性および/または一貫性に関して前記コンピュータシステム(4)により照合(P)するステップ、
をさらに含む、請求項11に記載の方法。 - −前記送信済みの新規に検出された出荷データ(21n)を、不完全性または非一貫性がある場合に、少なくとも前記データベース(41)に存在する出荷データ(21)と前記コンピュータシステム(4)により比較するステップと、
−前記新規に検出された出荷データ(21)を前記コンピュータシステム(4)により完全化および/または修正(EK)するステップと、をさらに含み、好ましくは可能な完全化および/または修正(EK)ごとに、可能な完全化および/または修正(EK)の正確さの確率が決定され、かつ前記完全化および/または修正(EK)が閾値(S)を超える確率に対してのみ行われる、
請求項12に記載の方法。 - − 照合(P)が成功した場合に、前記新規に検出した出荷データ(21n)を前記対応する対象物(2)に割り当て、かつ前記出荷データ(21n)を前記データベース(41)に前記コンピュータシステム(4)により保管するステップ、または
− 前記新規に検出された出荷データ(21n)の照合(P)が成功しなかった場合、輸送車両(3)に積み込む前に前記対応する対象物(2)を前記搬送手段(5)から除外するよう、適切な仕分手段(8)を前記コンピュータシステム(4)により駆動するステップ、
をさらに含む、請求項12または請求項13に記載の方法。 - 前記第1の経路計画(T1)を第2の経路計画(T2)に変換するステップは、新規に検出された出荷データ(21n)を有する前記対象物(2)を考慮した可能な第2の経路計画(T2)を第1の経路計画(T1)を有するすべての輸送車両(3)に対して作成すること、および所定の基準に従って、すべての可能な第2の経路計画(T2)のうちの最適なものを選択すること、および前記対象物(2)を前記最適な第2の経路計画(T2)を有する前記輸送車両(31)へ前記コンピュータシステム(4)により割り当てることを含む、請求項10〜請求項14のいずれかに記載の方法。
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