JP2013543292A - データシンボル数決定のためのガードインターバルシグナリング - Google Patents

データシンボル数決定のためのガードインターバルシグナリング Download PDF

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Abstract

本開示の特定の態様は、一般的にワイヤレス通信に関し、より詳細には、データパケット中のデータシンボルの数を正確に決定するための技法に関する。本明細書において提供する技法は、受信端末がそのような曖昧な長さフィールド値に基づいたシンボル数計算を補正できるようにし得る。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、参照により本明細書に組み込まれる、2010年8月31日に出願された、「データシンボル数決定のためのガードインターバルシグナリング(GUARD INTERVAL SIGNALING FOR DATA SYMBOL NUMBER DETERMINATION)」という名称の米国仮特許出願第61/378,642号の利益を主張する。
本開示の特定の態様は、一般的にワイヤレス通信に関し、より詳細には、データパケット中のデータシンボルの数を正確に決定するための技法に関する。
ワイヤレス通信システムに要求される帯域幅要件の増加の問題に対処するために、高いデータスループットを達成しながら、チャネルリソースを共有することによって複数のユーザ端末が単一のアクセスポイントと通信することを可能にするために、様々な方式が開発されている。多入力多出力(MIMO)技術は、次世代通信システムのための好評な技法として最近登場した1つのそのような手法である。MIMO技術は、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11規格など、いくつかの新生のワイヤレス通信規格において採用されている。IEEE802.11は、(たとえば、数十メートルから数百メートルの)短距離通信用にIEEE802.11委員会によって開発されたワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)エアインターフェース規格のセットを表す。
MIMOシステムは、データ伝送のために複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを使用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、NS個の独立チャネルに分解されることができ、それらは空間チャネルとも呼ばれ、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は、次元に対応する。複数の送信アンテナと受信アンテナとによって生成された追加の次元が利用される場合、MIMOシステムは改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)をもたらすことができる。
単一のアクセスポイント(AP)および複数のユーザ局(STA)を備えたワイヤレスネットワークでは、アップリンクおよびダウンリンク方向の両方で、異なる局に向かって複数のチャネル上での同時送信が起こり得る。そのようなシステムには多くの課題が存在する。
本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、概して、1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを生成することと、データパケットのプリアンブルフィールド中で、受信エンティティによってシンボル数を計算するために使用され得る長さフィールド、および計算されたシンボル数が補正されるべきか否かについての指示を与える補正フィールドを提供することと、データパケットを送信することとを含む。
本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、概して、1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを受信することと、データパケットから長さフィールドおよび補正フィールドを抽出することと、長さフィールドおよび補正フィールドに基づいて、パケット中のデータシンボルの数を計算することとを含む。
本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、概して、1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを生成する手段と、データパケットのプリアンブルフィールド中で、受信エンティティによってシンボル数を計算するために使用され得る長さフィールド、および計算されたシンボル数が補正されるべきか否かについての指示を与える補正フィールドを提供する手段と、データパケットを送信する手段とを含む。
本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、概して、1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを受信する手段と、データパケットから長さフィールドおよび補正フィールドを抽出する手段と、長さフィールドおよび補正フィールドに基づいて、パケット中のデータシンボルの数を計算する手段とを含む。
本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、概して、1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを生成し、データパケットのプリアンブルフィールド中で、受信エンティティによってデータシンボルの数を計算するために使用され得る長さフィールドと、計算されたシンボル数が補正されるべきか否かを示す補正フィールドとを提供し、データパケットを送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、受信エンティティが、長さフィールドおよび補正フィールドに基づいてデータシンボルの数を計算することができる、少なくとも1つのプロセッサと、該少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。
本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、概して、1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを受信し、データパケットから長さフィールドおよび補正フィールドを抽出し、長さフィールドおよび補正フィールドに基づいて、パケット中のデータシンボルの数を計算するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、該少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。
本開示の特定の態様は、命令が記憶されたコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。命令は、概して、1つまたは複数のプロセッサによって、1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを生成し、データパケットのプリアンブルフィールド中で、受信エンティティによってデータシンボルの数を計算するために使用され得る長さフィールドと、計算されたシンボル数が補正されるべきか否かを示す補正フィールドとを提供し、データパケットを送信するために実行可能である。
本開示の特定の態様は、命令が記憶されたコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。命令は、概して、1つまたは複数のプロセッサによって、1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを受信し、データパケットから長さフィールドおよび補正フィールドを抽出し、長さフィールドおよび補正フィールドに基づいて、パケット中のデータシンボルの数を計算するために実行可能である。
本開示の上述の特徴を詳細に理解することができるように、添付の図面にその一部が示される諸態様を参照することによって、以上で簡単に要約したより具体的な説明を行うことができる。しかし、この説明は他の同様に効果的な諸態様を認めるものであるので、添付の図面は、本開示の特定の典型的な態様のみを示しており、したがって、本開示の範囲を限定するものとみなされるべきではないことに留意されたい。
本開示の特定の態様によるワイヤレス通信ネットワークを示す図。 本開示の特定の態様による例示的なアクセスポイントおよびユーザ端末を示すブロック図。 本開示の特定の態様による例示的なワイヤレスデバイスを示すブロック図。 本開示の特定の態様による、アクセスポイントから送信されるプリアンブルの例示的構造を示す図。 本開示の特定の態様による、曖昧な長さフィールドに補正ファクタを与えるための、アクセスポイント(AP)において実施され得る例示的な操作を示す図。 図5に示される操作を実施することが可能な例示的手段を示す図。 本開示の特定の態様による、曖昧な長さフィールドに基づいて計算されたデータシンボル数を補正するための、ユーザ端末において実施され得る例示的な操作を示す図。 図6に示される操作を実行することが可能な例示的手段を示す図。 本開示の特定の態様による、補正され得る曖昧な長さフィールドの例を示す図。 本開示の特定の態様による、曖昧な長さフィールドに基づいて計算されたデータシンボル数を補正するために提供され得る補正フィールドの例を示す図。
詳細な説明
本開示の態様は、データパケット長フィールドにおける曖昧性(ambiguities)を解消するのを助けるために使用され得る技法を提供する。曖昧性は、データシンボルがショートガードインターバル(GI)を使用するときに生じ得る。これらのショートGIをもつデータシンボルは、データパケット中で与えられる長さフィールドの解像度未満の送信時間をもち、その結果、異なるシンボル数に対して同じ長さフィールド値が計算される場合がある。本明細書において提供する技法は、受信端末がそのような曖昧な長さフィールド値に基づいたシンボル数計算を補正できるようにし得る。
添付の図面を参照しながら本開示の様々な態様について以下でより詳細に説明する。ただし、本開示は、多くの異なる形態で実施され得るものであり、本開示全体にわたって提示されるいずれかの特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全なものになり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるために与えるものである。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲が、本開示の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する本開示のいかなる態様にも及ぶものであることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の任意の数の態様を使用して、装置が実施されることができ、または方法が実施されることができる。さらに、本開示の範囲は、本明細書に記載された本開示の様々な態様に加えてまたはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置またはそのような方法に及ぶものとする。本明細書で開示する本開示の任意の態様が請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。
「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または説明の役割を果たすこと」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適なまたは有利なものと解釈すべきではない。
本明細書では特定の態様について説明するが、これらの態様の多くの変形および置換は本開示の範囲内に入る。好ましい態様のいくつかの利益および利点について説明するが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であることが意図されており、それらのうちのいくつかを例として図および好ましい態様についての以下の説明で示す。詳細な説明および図面は、限定的なものではなく単に本開示を例示するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
例示的なワイヤレス通信システム
本明細書で説明する技法は、直交多重化方式に基づく通信システムを含む様々なブロードバンドワイヤレス通信システムに使用され得る。そのような通信システムの例には、空間分割多元接続(SDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムなどがある。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために、十分に異なる方向を利用することができる。TDMAシステムは、複数のユーザ端末が、送信信号を異なるタイムスロットに分割することによって、同じ周波数チャネルを共有できるようにすることができ、各タイムスロットは、異なるユーザ端末に割り当てられる。OFDMAシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリアに区分する変調技法である、直交周波数分割多重(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、また、トーン、ビンなどとも呼ばれ得る。OFDMでは、各サブキャリアは、データで独立して変調され得る。SC−FDMAシステムは、インターリーブされたFDMA(IFDMA)を使用して、システム帯域幅にわたって分配されたサブキャリア上で送信することができ、局所FDMA(LFDMA)を使用して、隣接するサブキャリアのブロック上で送信することができ、または、拡張FDMA(EFDMA)を使用して、隣接するサブキャリアの複数のブロック上で送信することができる。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送られる。
本明細書の教示は、様々なワイヤードまたはワイヤレス装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、その装置内に実装され、またはその装置によって実行され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるワイヤレスノードは、アクセスポイントまたはアクセス端末を備え得る。
アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、ベーストランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られるものであり得る。
アクセス端末(「AT」)は、アクセス端末、加入者局、加入者ユニット、移動局、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、ユーザ局、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られるものであり得る。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、局(「STA」)、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラー電話またはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、携帯情報端末)、娯楽デバイス(たとえば、音楽またはビデオデバイス、あるいは衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレスまたはワイヤード媒体を介して通信するように構成された他のいずれかの好適なデバイスに組み込まれ得る。いくつかの態様では、ノードはワイヤレスノードである。そのようなワイヤレスノードは、たとえば、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなどの広域ネットワーク)のための、またはそのようなネットワークへの接続性を提供し得る。
図1に、アクセスポイントとユーザ端末とを備えた多元接続多入力多出力(MIMO)システム100を示す。簡単のために、図1にはただ1つのアクセスポイント110を示している。アクセスポイントは、一般に、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局または何らかの他の用語で呼ばれることもある。ユーザ端末は、固定でもモバイルでもよく、移動局、ワイヤレスデバイスまたは何らかの他の用語で呼ばれることもある。アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンク上で所与の瞬間において1つまたは複数のユーザ端末120と通信することができる。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、アクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、ユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末は、また、別のユーザ端末とピアツーピアに通信することができる。システムコントローラ130は、アクセスポイントに結合し、アクセスポイントのための調整および制御を行う。
以下の開示では、空間分割多元接続(SDMA)によって通信することが可能なユーザ端末120について説明する部分もあるが、特定の態様では、ユーザ端末120は、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末をも含むことができる。したがって、そのような態様では、AP110は、SDMAユーザ端末と非SDMAユーザ端末の両方と通信するように構成されることができる。この手法は、好都合なことには、より新しいSDMAユーザ端末が適切なときに導入されることを可能にしながら、より古いバージョンのユーザ端末(「レガシー」局)が事業において展開されたままであることを可能にして、それらの有効寿命を延長させることができる。
システム100は、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のために複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナを用いる。アクセスポイント110は、Nap個のアンテナを備え、ダウンリンク伝送では多入力(MI)を表し、アップリンク伝送では多出力(MO)を表す。K個の選択されたユーザ端末120のセットは、ダウンリンク伝送では多出力を集合的に表し、アップリンク伝送では多入力を集合的に表す。純粋なSDMAの場合、K個のユーザ端末のためのデータシンボルストリームが何らかの手段によってコード、周波数、または時間で多重化されない場合、Nap≧K≧1であることが望まれる。TDMA技法、CDMAを用いた様々なコードチャネル、OFDMを用いたサブバンドの互いに素(disjoint)なセットなどを使用してデータシンボルストリームが多重化されることができる場合、KはNapよりも大きくなり得る。選択された各ユーザ端末は、ユーザ固有のデータをアクセスポイントに送信し、および/またはアクセスポイントからユーザ固有のデータを受信する。一般に、選択された各ユーザ端末は、1つまたは複数のアンテナを備え得る(すなわち、Nut≧1)。K個の選択されたユーザ端末は、同じまたは異なる数のアンテナを有することができる。
MIMOシステム100は、時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムとすることができる。TDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは、同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは、異なる周波数帯域を使用する。MIMOシステム100は、また、伝送のために単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用することができる。各ユーザ端末は、(たとえば、コストを抑えるために)単一のアンテナを備えることができ、または(たとえば、追加コストをサポートできる場合)複数のアンテナを備えることができる。ユーザ端末120が、送信/受信を異なるタイムスロットに分割することによって同じ周波数チャネルを共有する場合、システム100は、TDMAシステムであってもよく、各タイムスロットは、異なるユーザ端末120に割り当てられる。
図2に、MIMOシステム100におけるアクセスポイント110と2つのユーザ端末120mおよび120xとのブロック図を示す。アクセスポイント110は、Nt個のアンテナ224a〜224tを備える。ユーザ端末120mは、Nut,m個のアンテナ252ma〜252muを備え、ユーザ端末120xは、Nut,x個のアンテナ252xa〜252xuを備える。アクセスポイント110は、ダウンリンクでは送信エンティティであり、アップリンクでは受信エンティティである。各ユーザ端末120は、アップリンクでは送信エンティティであり、ダウンリンクでは受信エンティティである。本明細書で使用する「送信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを送信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを受信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスである。以下の説明では、添字「dn」はダウンリンクを示し、添字「up」はアップリンクを示し、Nup個のユーザ端末がアップリンク上での同時送信のために選択され、Ndn個のユーザ端末がダウンリンク上での同時送信のために選択され、Nupは、Ndnに等しいことも等しくないこともあり、NupとNdnとは、静的な値であるかまたはスケジュール間隔ごとに変化することができる。アクセスポイントおよびユーザ端末においてビームステアリングまたは何らかの他の空間処理技法が使用され得る。
アップリンクでは、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、TXデータプロセッサ288は、データソース286からトラフィックデータを受信し、コントローラ280から制御データを受信する。TXデータプロセッサ288は、ユーザ端末のための選択されたレートに関連したコーディングおよび変調方式に基づいて、ユーザ端末のためのトラフィックデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、および変調)し、データシンボルストリームを提供する。TX空間プロセッサ290は、データシンボルストリームに対して空間処理を実行し、Nut,m個の送信シンボルストリームをNut,m個のアンテナに提供する。各送信機ユニット(TMTR)254は、アップリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理(たとえば、アナログ変換、増幅、フィルタ処理、および周波数アップコンバート)する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセスポイントへの送信のために、Nut,m個のアップリンク信号を提供する。
アップリンクでの同時送信のためにNup個のユーザ端末がスケジュールされ得る。これらのユーザ端末の各々は、そのデータシンボルストリームに対して空間処理を実行し、アップリンクで送信シンボルストリームのそのセットをアクセスポイントに送信する。
アクセスポイント110において、Nap個のアンテナ224a〜224apは、アップリンクで送信しているすべてのNup個のユーザ端末からアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、受信信号をそれぞれの受信機ユニット(RCVR)222に提供する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行された処理に相補的な処理を実行し、受信シンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、Nap個の受信機ユニット222からのNap個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実行し、Nup個の復元されたアップリンクデータシンボルストリームを提供する。受信機空間処理は、チャネル相関行列反転(CCMI)、最小平均2乗誤差(MMSE)、ソフト干渉除去(SIC:soft interference cancellation)、または何らかの他の技法に従って実行される。復元された各アップリンクデータシンボルストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータシンボルストリームの推定である。RXデータプロセッサ242は、復号されたデータを得るために、そのストリームに使用されたレートにしたがって、復元された各アップリンクデータシンボルストリームを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)する。各ユーザ端末についての復号されたデータは、記憶のためにデータシンク244に提供され、および/またはさらなる処理のためにコントローラ230に提供されることができる。
ダウンリンクでは、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210が、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたNdn個のユーザ端末についてデータソース208からトラフィックデータを受信し、コントローラ230から制御データを受信し、また、場合によってはスケジューラ234から他のデータを受信する。様々なタイプのデータは、異なるトランスポートチャネル上で送られることができる。TXデータプロセッサ210は、そのユーザ端末のために選択されたレートに基づいて、各ユーザ端末のトラフィックデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、変調)する。TXデータプロセッサ210は、Ndn個のユーザ端末のためのNdn個のダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリームに対して空間処理(本開示に記載するプリコーディングまたはビームフォーミングなど)を実施し、Nap個のアンテナにNap個の送信シンボルストリームを提供する。各送信機ユニット222は、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理する。Nap個の送信機ユニット222は、Nap個のアンテナ224からユーザ端末への送信のために、Nap個のダウンリンク信号を提供する。
各ユーザ端末120において、Nut,m個のアンテナ252は、アクセスポイント110からNap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連するアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、Nut,m個の受信機ユニット254からのNut,m個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実行し、ユーザ端末のための復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSEまたは何らかの他の技法に従って実行される。RXデータプロセッサ270は、ユーザ端末のための復号データを得るために、復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)する。
各ユーザ端末120において、チャネル推定器278は、ダウンリンクチャネル応答を推定し、チャネル利得推定値、SNR推定値、ノイズ分散などを含み得るダウンリンクチャネル推定値を提供する。同様に、チャネル推定器228は、アップリンクチャネル応答を推定し、アップリンクチャネル推定値を提供する。各ユーザ端末のためのコントローラ280は、通常、ユーザ端末についての空間フィルタ行列を、そのユーザ端末についてのダウンリンクチャネル応答行列Hdn,mに基づいて導出する。コントローラ230は、アクセスポイントについての空間フィルタ行列を、実効アップリンクチャネル応答行列Hup,effに基づいて導出する。各ユーザ端末のためのコントローラ280は、フィードバック情報(たとえば、ダウンリンクおよび/またはアップリンク固有ベクトル、固有値、SNR推定値など)をアクセスポイントに送ることができる。コントローラ230および280は、それぞれ、アクセスポイント110およびユーザ端末120における様々な処理ユニットの動作も制御する。
図3に、MIMOシステム100などのワイヤレス通信システム内で用いられることのできるワイヤレスデバイス302において利用され得る様々なコンポーネントを示す。ワイヤレスデバイス302は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成されることのできるデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス302は、アクセスポイント110またはユーザ端末120であり得る。
ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含むことができる。プロセッサ304は中央処理装置(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ306は、命令およびデータをプロセッサ304に提供する。メモリ306の一部分は、また、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含むことができる。プロセッサ304は、通常、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて、論理および演算操作を実行する。メモリ306中の命令は、本明細書で説明する方法を実装するように実行可能である。
ワイヤレスデバイス302は、また、ワイヤレスデバイス302と遠隔地との間のデータの送信および受信を可能にするために送信機310と受信機312とを含むことができるハウジング308を含むことができる。送信機310と受信機312とは、組み合わせてトランシーバ314にすることができる。単一または複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合されることができる。ワイヤレスデバイス302は、また、複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含むことができる(図示せず)。
ワイヤレスデバイス302は、また、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出および定量化するために使用できる信号検出器318を含むことができる。信号検出器318は、総エネルギー、サブキャリアごとのシンボル当たりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号などの信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス302は、また、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)320を含み得る。
ワイヤレスデバイス302の様々なコンポーネントは、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含み得るバスシステム322によって互いに結合されることができる。
図4は、本開示の特定の態様によるプリアンブル400の例示的構造を示す。プリアンブル400は、たとえば、図1に示すMIMOシステム100においてアクセスポイント(AP)110からユーザ端末120に送信され得る。
プリアンブル400は、オムニレガシー(omni−legacy)部分402(すなわち、非ビームフォーム部分)と、プリコードIEEE802.11acVHT(超高スループット)部分404とを備え得る。レガシー部分402は、レガシーショートトレーニングフィールド(L−STF)406と、レガシーロングトレーニングフィールド408と、レガシー信号(L−SIG)フィールド410と、2つのVHT信号A用OFDMシンボル(VHT−SIG−A)フィールド412、414とを備え得る。VHT−SIG−Aフィールド412、414(すなわち、VHT−SIG−A1およびVHT−SIG−A2)は、全方向的(omnidirectionally)に送信されることができ、STAの組合せ(セット)への、空間ストリームの数の割振りを示し得る。
プリコードIEEE802.11ac VHT部分404は、VHTショートトレーニングフィールド(VHT−STF)418と、VHTロングトレーニングフィールド1(VHT−LTF1)420と、VHTロングトレーニングフィールド(VHT−LTFs)422と、VHT信号B(VHT−SIG−B)フィールド424と、データ部分426とを備え得る。VHT−SIG−Bフィールドは、1つのOFDMシンボルを備えることができ、プリコード/ビームフォーム送信され得る。
ロバストMU−MIMO受信は、APが、すべてのサポートされるSTAにすべてのVHT−LTF422を送信することを伴い得る。VHT−LTF422は、各STAがすべてのAPアンテナからSTAのアンテナへのMIMOチャネルを推定できるようにし得る。STAは、推定されたチャネルを利用して、他のSTAに対応するMU−MIMOストリームからの効果的な干渉ヌリングを実施することができる。ロバストな干渉除去を実施するために、各STAは、どの空間ストリームがそのSTAに属するか、およびどの空間ストリームが他のユーザに属するかを知っていることが見込まれ得る。
データシンボル数決定のためのガードインターバルシグナリング
L−SIGフィールド410は、パケット持続期間を整数個のシンボルとして示す長さフィールドを有し得る。たとえば、L−SIG Lengthフィールドは、パケット持続期間を、整数個の4usシンボルとして示すことができる。受信局は、以下でより詳細に説明する式により、L−SIG Lengthフィールドを使用して、パケット中のデータシンボルの数を決定することができる。
一般に、802.11acパケットは、VHT−SIG−A中にバイト長フィールドをもたない。むしろ、L−SIG LENGTHフィールドは、パケット持続期間を4マイクロ秒の整数個として与える(802.11aシンボルに対応する)、802.11n混合モードにおけるような持続期間を含む。その結果、ショートガードインターバルが使用される場合、L−SIG LENGTHに曖昧性が存在し得る。
たとえば、x個およびx−1個のシンボルをもつ異なるパケットは、両方とも同じL−SIG LENGTHを有し得る。ただし、この曖昧性は、nが整数である、10nまたは10n−1に等しい数のショートガードインターバルシンボルについて存在するだけであり得る。曖昧性は、天井関数を含む、L−SIG LENGTHフィールドを計算するために使用される式の性質に起因する。以下でより詳細に説明するように、1つのVHT−LTFを有するデータパケットの場合、20個および19個のショートGIシンボルをもつデータパケットは、同じL−SIG LENGTH値をもつ。
ただし、上述したように、送信時間が3.6usのショートGIをもつシンボルなど、送信時間が4us未満のショートガードインターバル(GI)をデータシンボルが使用するときには、曖昧性が生じ得る。この場合、異なるシンボル数(NSYM)をもつデータパケットは、同じ長さ値をもって送信され得るので、受信エンティティは、不正確なデータシンボル数を決定し得る。
特定の態様によれば、この曖昧性を受信エンティティに解消させるために、送信エンティティは、データシンボル用に使用されるGIの長さを示し、および/または曖昧な長さフィールドに基づいて計算されたシンボル数が補正されるべきか否かをも示し得る、フィールドを送信することができる。
図4に示されるように、そのようなフィールドは、マルチビットGIフィールド428の形で送信され得る。GIフィールド428は、VHT−SIG−Aフィールド412に含まれ得る。以下でより詳細に説明するように、GIフィールド428のマルチビットコードは、データシンボル中でロングGIフィールドが使用されるかまたはショートGIフィールドが使用されるかを示すことができ、ショートGIをもつデータシンボルの場合、GIフィールドは、また、長さフィールドに基づいて計算されたシンボル数が補正されるべきか否かも示し得る。
図5は、本開示の特定の態様による、曖昧な長さフィールドに関する補正ファクタを生成し、提供するために、アクセスポイント(AP)において実施することができる例示的操作を示す。
操作500は、502で始まり、1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを生成する。504において、APは、データパケットのプリアンブルフィールド中で、受信エンティティによってシンボル数を計算するために使用され得る長さフィールド、ならびに、計算されたシンボル数が補正されるべきか否かについての指示を提供する。506において、APは、データパケットを送信することができ、受信エンティティは、長さフィールドおよび指示に基づいてデータシンボルの数を計算することができる。
図6は、本開示の特定の態様による、曖昧な長さフィールドに基づいて計算されたデータシンボル数を補正するために、たとえばユーザ端末において実施されることができる、例示的な操作600を示す。
操作は602で始まり、1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを受信する。604において、UTは、データパケットから長さフィールドおよび補正フィールドを抽出する。606において、UTは、長さフィールドおよび補正フィールドに基づいて、パケット中のデータシンボルの数を計算する。
図7は、様々なパケット構成についての長さ値のテーブル700を示す。これらの値は、以上で言及した、20個および19個のショートGIシンボルをもつデータパケットについての曖昧な長さフィールド値の例を示す。
テーブル700中の値は、1つのVHT−LTFをもつデータパケットを想定している。ロングGIシンボルについて示されるように、各々の異なるシンボル数(NSYM)が、異なるL−SIG LENGTH値を生じるような曖昧性はない。一方、ショートGIシンボルの場合、20個および19個のショートGIシンボルをもつデータパケットは、同じL−SIG LENGTH値をもつ。
曖昧性の理由は、長さ値を計算するために使用される式を調べることによって理解され得る:
Figure 2013543292
ここで、
Figure 2013543292
であり、Tは、ガードインターバルに応じて、4または3.6マイクロ秒であり(ロングの場合は4、ショートの場合は3.6)、NSYMは、データシンボルの数であり(VHT−SIG−Bは含まない)、36+4NVHT-LTFは、マイクロ秒でのプリアンブルの持続期間である。これは、ロングガードインターバルを常に使用するVHT−SIG−Bを含み得る。
上記のL−SIG LENGTHに関する式において、「ceil」は天井関数である。というのは、「ceil(x)」は、「x以上の最も小さい整数」として定義されるからである。上式における天井関数の引数は、4という除数をもち、ショートGIシンボルの場合、連続するNSYM値についてのTXTIMEは、4未満だけ異なるので、天井関数の引数は、1未満だけ異なることになる。したがって、引数が、異なる整数値を生じない場合、L−SIG LENGTH値は、NSYM=19および20と同様に、同じになる。
図8は、本開示の特定の態様による、曖昧な長さフィールドに基づいて計算されたデータシンボル数を補正するために提供され得るGI補正フィールドに関する例示的な値を示す。上述したように、本開示の諸態様は、上述のGIフィールドを、データシンボルの数に依存させることによって、この曖昧性を解消するのを助けることができ、受信機側では、対応する異なる式が、NSYMを計算するために使用されることができ、その式は、GIビット値に基づいて選択される。図示されていないが、値「b01」は、予約済み値であり得る。
上記のLENGTH式(1)はほとんどの場合に使用され得るが、ショートGIが使用され、10を法とするシンボル数が9である(NSYM%10==9)場合、NSYMを計算するために異なる式が使用されることができる。たとえば、GI=b00の場合、以下の式が使用され得る(上記の式(1)に基づく):
Figure 2013543292
b10の場合、
Figure 2013543292
b’11’の場合、
Figure 2013543292
したがって、曖昧なLENGTH値が送信されても、曖昧性は、GIフィールドに基づく正しいNSYM式を使用することによって解消され得る。
以上で説明した方法の様々な操作は、対応する機能を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。それらの手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々な(1つまたは複数の)ハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントおよび/または(1つまたは複数の)モジュールを含み得る。一般に、図に示された操作がある場合、それらの操作は、同様の番号をもつ対応するカウンターパートのミーンズプラスファンクションコンポーネントを有し得る。たとえば、図5および図6に示される操作500および600は、図5Aおよび図6Aに示した手段500Aおよび600Aに対応する。
たとえば、送信する手段は、図2に示される、アクセスポイント110の送信機(たとえば、送信機ユニット222)および/またはアンテナ224を備え得る。受信する手段は、図2に示される、ユーザ端末120の受信機(たとえば、受信機ユニット254)および/またはアンテナ252を備え得る。処理する手段、決定する手段、または使用する手段は、図2に示されるユーザ端末120のRXデータプロセッサ270、TXデータプロセッサ288、および/またはコントローラ280など、1つまたは複数のプロセッサを含み得る、処理システムを備えることができる。
本明細書で使用する「決定する」という用語は、多種多様な動作を包含する。たとえば、「決定する」は、計算する、コンピューティングする、処理する、導出する、調査する、検索する(たとえば、テーブル、データベース、または別のデータ構造内を検索する)、確認するなどを含み得る。また、「決定する」は、受信する(たとえば、情報を受信する)、アクセスする(たとえば、メモリ中のデータにアクセスする)などを含み得る。また、「決定する」は、解決する、選択する、選出する、確立するなどを含み得る。
本明細書で使用する、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す表現は、単一のメンバーを含む、それらのアイテムの任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cに及ぶことが意図されている。
本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施されることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサは、また、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装することもできる。
本開示に関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアに、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールに、またはその2つの組合せに組み込まれることができる。ソフトウェアモジュールは、当該技術分野で知られている任意の形態の記憶媒体中に存在することができる。使用できる記憶媒体のいくつかの例には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどがある。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多数の命令を備えることができ、いくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なる複数のプログラム間に、および複数の記憶媒体にわたって分散されることができる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されることができる。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化し得る。
本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正され得る。
説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装されることができる。ハードウェアで実装される場合、例示的ハードウェア構成は、ワイヤレスノード内の処理システムを備え得る。処理システムは、バスアーキテクチャを用いて実装され得る。バスは、処理システムの特定の用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。そのバスは、プロセッサ、機械可読媒体、およびバスインターフェースを含む、様々な回路を互いに結び付けることができる。バスインターフェースは、特に、ネットワークアダプタを、バスを介して処理システムに接続するために使用され得る。ネットワークアダプタは、PHY層の信号処理機能を実装するために使用され得る。ユーザ端末120(図1参照)の場合、ユーザインターフェース(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティックなど)をバスに接続することもできる。バスは、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、電力管理回路など様々な他の回路を結び付けることも可能であり、これは当技術分野ではよく知られているので、これ以上説明しない。
プロセッサは、機械可読媒体に格納されたソフトウェアの実行を含め、バスの管理および一般的な処理を担うことができる。プロセッサは、1つまたは複数の汎用および/または専用プロセッサを用いて実装され得る。例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、およびソフトウェアを実行できる他の回路がある。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、データ、またはそれらの組合せを意味すると広く解釈されるべきである。機械可読媒体は、例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取り専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取り専用メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、EEPROM(電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、もしくは他の任意の適切な記憶媒体、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。機械可読媒体は、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る。コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料を備え得る。
ハードウェア実装では、機械可読媒体は、プロセッサとは別個の処理システムの一部であり得る。しかしながら、当業者なら容易に理解するように、機械可読媒体またはその任意の部分は処理システムの外部に存在することができる。例として、機械可読媒体は、すべてバスインターフェースを介してプロセッサによってアクセスされ得る、伝送ライン、データによって変調された搬送波、および/またはワイヤレスノードとは別個のコンピュータ製品を含み得る。代替的または追加的に、機械可読媒体またはその任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタファイルの場合のように、プロセッサに一体化されることができる。
処理システムは、すべて外部バスアーキテクチャを介して他のサポート回路と結び付けられる、プロセッサ機能を提供する1つまたは複数のマイクロプロセッサと、機械可読媒体の少なくとも一部を提供する外部メモリとを備えた、汎用処理システムとして構成されることができる。代替的に、処理システムは、プロセッサ、バスインターフェース、ユーザインターフェース(アクセス端末の場合)、サポート回路、単一のチップに統合された機械可読媒体の少なくとも一部分を備えたASIC(特定用途向け集積回路)を用いて、あるいは1つまたは複数のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、ステートマシン、ゲート論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、もしくは他の任意の適切な回路、または本開示全体にわたって記載された様々な機能を実行できる回路の任意の組合せを用いて、実装され得る。当業者なら、特定の適用例および全体的なシステムに課される全体的な設計制約に応じて、どのようにしたら処理システムについて説明した機能を最も良く実装できるかを理解されよう。
機械可読媒体は、いくつかのソフトウェアモジュールを備え得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサによって実行されたときに、処理システムに様々な機能を実行させる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュールと受信モジュールとを含み得る。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイス内に存在することができ、または複数の記憶デバイスにわたって分散されることができる。例として、トリガイベントが発生したときに、ソフトウェアモジュールをハードドライブからRAMにロードすることができる。ソフトウェアモジュールの実行中、プロセッサは、アクセス速度を高めるために、命令のいくつかをキャッシュにロードすることができる。次いで、1つまたは複数のキャッシュラインを、プロセッサによる実行のために汎用レジスタファイルにロードすることができる。以下でソフトウェアモジュールの機能に言及するときには、そのような機能は、そのソフトウェアモジュールからの命令を実行するときにプロセッサによって実装されることが理解されよう。
ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶される、またはコンピュータ可読媒体を介して送信されることができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移動を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、あるいは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、または命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができ、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続が、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線(IR)、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるとき、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(compact disc)(CD)と、レーザディスク(laser disc)と、光ディスク(optical disc)と、デジタル多用途ディスク(digital versatile disc)(DVD)と、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)と、ブルーレイ(登録商標)ディスク(Blu−ray disc)とを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を含み得る。さらに、他の態様では、コンピュータ可読媒体は、一時的なコンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
したがって、特定の態様は、本明細書で提示する操作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明する操作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令を記憶した(および/または符号化した)コンピュータ可読媒体を備え得る。特定の態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
さらに、本明細書に記載の方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされるおよび/または他の方法で取得されることができることを諒解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明する方法を実施するための手段の移動を容易にするために、サーバに結合されることができる。代替的に、本明細書で説明される様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が記憶手段をデバイスに結合するかまたは提供すると様々な方法を得ることができるように、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体など)によって提供されることができる。さらに、本明細書で説明する方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適切な技法を利用することができる。
特許請求の範囲は、上記に示した精確な構成およびコンポーネントに限定されないことを理解されたい。上記の方法および装置の構成、動作および詳細に、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な修正、変更および変形を行うことができる。

Claims (30)

  1. 1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを生成することと、
    前記データパケットのプリアンブルフィールド中で、受信エンティティによってデータシンボルの数を計算するために使用され得る長さフィールドと、前記計算されたシンボル数が補正されるべきか否かを示す補正フィールドとを提供することと、
    前記データパケットを送信することとを備える、ワイヤレス通信のための方法。
  2. 前記提供することが、
    第1の長さのガードインターバルが使用され、第1の数のデータシンボルが前記パケット中で送信される場合、前記補正フィールドに第1の値を与えることと、
    第1の長さの前記ガードインターバルが使用され、第2の数のデータシンボルが前記パケット中で送信される場合、前記補正フィールドに第2の値を与えることとを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 10を法とするシンボル数NSYMが9に等しい場合、前記補正フィールドに前記第1の値が与えられ、
    それ以外の場合、前記第2の値が与えられる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記補正フィールドが2ビットフィールドを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記2ビットフィールドが、前記データシンボルがロングガードインターバルを有するかまたはショートガードインターバルを有するかを示す、請求項4に記載の方法。
  6. 前記データシンボルがロングGIを有する場合、前記データシンボル数にかかわらず前記2ビットフィールドについての同じ値が使用される、請求項5に記載の方法。
  7. 1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを受信することと、
    前記データパケットから長さフィールドおよび補正フィールドを抽出することと、
    前記長さフィールドおよび前記補正フィールドに基づいて、前記パケット中のデータシンボルの数を計算することとを備える、ワイヤレス通信のための方法。
  8. 第1の長さのガードインターバルが使用され、第1の数のデータシンボルが前記パケット中で送信される場合、前記補正フィールドが第1の値を有し、
    第1の長さの前記ガードインターバルが使用され、第2の数のデータシンボルが前記パケット中で送信される場合、前記補正フィールドが第2の値を有する、請求項7に記載の方法。
  9. 10を法とするシンボル数NSYMが9に等しい場合、前記補正フィールドに前記第1の値が与えられ、
    それ以外の場合、前記第2の値が与えられる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記補正フィールドが2ビットフィールドを備える、請求項7に記載の方法。
  11. 前記2ビットフィールドが、前記データシンボルがロングガードインターバルを有するかまたはショートガードインターバルを有するかを示す、請求項10に記載の方法。
  12. 前記データシンボルがロングGIを有する場合、前記データシンボル数にかかわらず前記2ビットフィールドについての同じ値が使用される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記長さフィールドおよび前記補正フィールドに基づいて、前記パケット中の前記データシンボル数を計算することが、前記補正フィールドの値に基づいて前記データシンボル数を計算する際に使用するための式を選択することを備える、請求項7に記載の方法。
  14. 1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを生成する手段と、
    前記データパケットのプリアンブルフィールド中で、受信エンティティによってデータシンボルの数を計算するために使用され得る長さフィールドと、前記計算されたシンボル数が補正されるべきか否かを示す補正フィールドとを提供する手段と、
    前記データパケットを送信する手段とを備える、ワイヤレス通信のための装置。
  15. 提供する前記手段が、
    第1の長さのガードインターバルが使用され、第1の数のデータシンボルが前記パケット中で送信される場合、前記補正フィールドに第1の値を与える手段と、
    第1の長さの前記ガードインターバルが使用され、第2の数のデータシンボルが前記パケット中で送信される場合、前記補正フィールドに第2の値を与える手段とを備える、請求項14に記載の装置。
  16. 10を法とするシンボル数NSYMが9に等しい場合、前記補正フィールドに前記第1の値が与えられ、
    それ以外の場合、前記第2の値が与えられる、請求項5に記載の装置。
  17. 前記補正フィールドが2ビットフィールドを備える、請求項14に記載の装置。
  18. 前記2ビットフィールドが、前記データシンボルがロングガードインターバルを有するかまたはショートガードインターバルを有するかを示す、請求項17に記載の装置。
  19. 前記データシンボルがロングGIを有する場合、前記データシンボル数にかかわらず前記2ビットフィールドについての同じ値が使用される、請求項18に記載の装置。
  20. 1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを受信する手段と、
    前記データパケットから長さフィールドおよび補正フィールドを抽出する手段と、
    前記長さフィールドおよび前記補正フィールドに基づいて、前記パケット中のデータシンボルの数を計算する手段とを備える、ワイヤレス通信のための装置。
  21. 第1の長さのガードインターバルが使用され、第1の数のデータシンボルが前記パケット中で送信される場合、前記補正フィールドが第1の値を有し、
    第1の長さの前記ガードインターバルが使用され、第2の数のデータシンボルが前記パケット中で送信される場合、前記補正フィールドが第2の値を有する、請求項20に記載の装置。
  22. 10を法とするシンボル数NSYMが9に等しい場合、前記補正フィールドに前記第1の値が与えられ、
    それ以外の場合、前記第2の値が与えられる、請求項21に記載の装置。
  23. 前記補正フィールドが2ビットフィールドを備える、請求項20に記載の装置。
  24. 前記2ビットフィールドが、前記データシンボルがロングガードインターバルを有するかまたはショートガードインターバルを有するかを示す、請求項23に記載の装置。
  25. 前記データシンボルがロングGIを有する場合、前記データシンボル数にかかわらず前記2ビットフィールドについての同じ値が使用される、請求項24に記載の装置。
  26. 前記長さフィールドおよび前記補正フィールドに基づいて、前記パケット中の前記データシンボル数を計算することが、前記補正フィールドの値に基づいて前記データシンボル数を計算する際に使用するための式を選択することを備える、請求項20に記載の装置。
  27. 1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを生成し、前記データパケットのプリアンブルフィールド中で、受信エンティティによってデータシンボルの数を計算するために使用され得る長さフィールドと、前記計算されたシンボル数が補正されるべきか否かを示す補正フィールドとを提供し、前記データパケットを送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える、ワイヤレス通信のための装置。
  28. 1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを受信し、前記データパケットから長さフィールドおよび補正フィールドを抽出し、前記長さフィールドおよび前記補正フィールドに基づいて、前記パケット中のデータシンボルの数を計算するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える、ワイヤレス通信のための装置。
  29. 記憶された命令を有するコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記命令が、1つまたは複数のプロセッサによって、
    1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを生成し、
    前記データパケットのプリアンブルフィールド中で、受信エンティティによってデータシンボルの数を計算するために使用され得る長さフィールドと、前記計算されたシンボル数が補正されるべきか否かを示す補正フィールドとを提供し、
    前記データパケットを送信するために実行可能である、コンピュータプログラム製品。
  30. 記憶された命令を有するコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記命令が、1つまたは複数のプロセッサによって、
    1つまたは複数のデータシンボルを備えるデータパケットを受信し、
    前記データパケットから長さフィールドおよび補正フィールドを抽出し、
    前記長さフィールドおよび前記補正フィールドに基づいて、前記パケット中のデータシンボルの数を計算するために実行可能である、コンピュータプログラム製品。
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