JP2016535497A - ワイヤレスネットワークにおける1次チャネル決定 - Google Patents

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Abstract

本開示のいくつかの態様は、概して、ワイヤレス通信のための1次チャネルを決定するための技法および装置に関する。いくつかの態様によれば、装置によるワイヤレス通信のための方法が提供される。本方法は、概して、1つまたは複数のパラメータを有する情報要素(IE)を取得することと、1つまたは複数のパラメータの関数として、ワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーションを計算することと、ここにおいて、関数は、装置が位置する地理的エリアに依存しない、を含む。

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2013年11月7日に出願された米国仮特許出願第61/901,416号の利益を主張する。
[0002]本開示のいくつかの態様は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレスネットワークにおける1次チャネル決定に関する。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークであり得る。そのような多元接続ネットワークの例としては、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークがある。
[0004]より大きいカバレージおよび増加した通信範囲に対する要望に対処するために、様々な方式が開発されている。1つのそのような方式は、電気電子技術者協会(IEEE)802.11ahタスクフォースによって開発されている(たとえば、米国では902〜928MHz範囲中で動作している)サブ1GHz周波数範囲である。この開発は、他のIEEE802.11グループよりも大きいワイヤレス範囲を有し、より低い障害損失を有する周波数範囲を利用する要望によって推進される。
[0005]本開示のシステム、方法、およびデバイスは、それぞれいくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様が単独で本開示の望ましい属性を担当するとは限らない。次に、以下の特許請求の範囲によって表される本開示の範囲を限定することなしに、いくつかの特徴が手短に説明される。この説明を考察すれば、特に「発明を実施するための形態」と題するセクションを読めば、本発明の特徴が、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイントと局との間の改善された通信を含む利点をどのように提供するかが理解されよう。
[0006]本開示のいくつかの態様は、1次チャネル決定のための技法、対応する装置、およびプログラム製品を提供する。
[0007]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、1つまたは複数のパラメータを有する情報要素(IE;information element)を取得するように構成されたインターフェースと、ワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーション(primary channel location)を計算するように構成された処理システムと、ここにおいて、計算は、1つまたは複数のパラメータと、本装置が位置する地理的エリアに依存しない関数とに基づく、を含む。
[0008]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、1つまたは複数のパラメータを有するIEを取得することと、装置によるワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーションを計算することと、ここにおいて、計算は、1つまたは複数のパラメータと、装置が位置する地理的エリアに依存しない関数とに基づく、を含む。
[0009]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、1つまたは複数のパラメータを有するIEを取得するための手段と、ワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーションを計算するための手段と、ここにおいて、計算は、1つまたは複数のパラメータと、本装置が位置する地理的エリアに依存しない関数とに基づく、を含む。
[0010]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための局を提供する。本局は、概して、少なくとも1つのアンテナと、少なくとも1つのアンテナを介して、1つまたは複数のパラメータを有するIEを取得することと、ワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーションを計算することと、ここにおいて、計算は、1つまたは複数のパラメータと、本局が位置する地理的エリアに依存しない関数とに基づく、を行うように構成されたプロセッサとを含む。
[0011]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。本コンピュータプログラム製品は、概して、1つまたは複数のパラメータを有するIEを取得することと、ワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーションを計算することと、ここにおいて、計算は、1つまたは複数のパラメータと、装置が位置する地理的エリアに依存しない関数とに基づく、を行うための命令を記憶したコンピュータ可読媒体を含む。
[0012]上記および関係する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明され、特に特許請求の範囲で指摘される特徴を備える。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に示している。ただし、これらの特徴は、様々な態様の原理が採用され得る様々な方法のうちのほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
[0013]本開示の上述の特徴が詳細に理解され得るように、添付の図面にその一部が示されている態様を参照することによって、上記で手短に要約されたより具体的な説明が得られ得る。ただし、その説明は他の等しく有効な態様に通じ得るので、添付の図面は、本開示のいくつかの典型的な態様のみを示し、したがって、本開示の範囲を限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。
[0014]本開示のいくつかの態様による、例示的なワイヤレス通信ネットワークの図。 [0015]本開示のいくつかの態様による、例示的なアクセスポイントおよびユーザ端末のブロック図。 [0016]本開示のいくつかの態様による、例示的なワイヤレスデバイスのブロック図。 [0017]本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作のブロック図。 [0018]本開示のいくつかの態様による、図4に示された動作を実行することが可能な例示的な手段を示す図。 [0019]本開示のいくつかの態様による、例示的な情報要素を示す図。 本開示のいくつかの態様による、例示的な情報要素を示す図。 本開示のいくつかの態様による、例示的な情報要素を示す図。
[0020]理解を容易にするために、可能な場合、各図に共通である同じ要素を示すために同じ参照符号が使用されている。一実施形態で開示される要素は、別段の記載なしに他の実施形態に関して有益に利用され得ることが企図される。
[0021]本開示のいくつかの態様は、概して、ワイヤレスシステムにおける(たとえば、IEEE802.11ahシステムにおける)1次チャネル決定のためのシステム、方法、およびデバイスに関する。いくつかの態様によれば、1次チャネルロケーションの計算のために使用され得るパラメータを含む情報要素(IE)を含む様々なシグナリングが定義され得る。シグナリングされたパラメータの使用は、地理的ロケーションに依存しない(たとえば、国要素(country element)の使用なしの)1次チャネルロケーションの計算を可能にする。
[0022]添付の図面を参照しながら本開示の様々な態様が以下でより十分に説明される。ただし、本開示は、多くの異なる形態で実施され得、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように与えられる。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本開示の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の他の態様と組み合わせられるにせよ、本明細書で開示される本開示のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載される態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本開示の範囲は、本明細書に記載される本開示の様々な態様に加えてまたはそれら以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするものとする。本明細書で開示される本開示のいずれの態様も、請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。
[0023]本明細書では特定の態様が説明されるが、これらの態様の多くの変形および置換は本開示の範囲内に入る。好適な態様のいくつかの利益および利点が説明されるが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であるものとし、それらのいくつかが例として、図においておよび好適な態様についての以下の説明において示される。発明を実施するための形態および図面は、本開示を限定するものではなく説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびそれの均等物によって定義される。
[0024]本明細書では、ワイヤレス通信の分野における一般に認識されている使用法に一致する、以下に記載される頭文字が使用されることがある。本明細書では、他の頭文字が使用されることもあり、以下のリストにおいて定義されていない場合は、本明細書で最初に出現する場所で定義される。
ACK...........確認応答
A−MPDU.....アグリゲート媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(Aggregated Media Access Control Protocol Data Unit)
AP.............アクセスポイント
BA.............ブロックACK
BAR...........ブロックACK要求
CRC...........巡回冗長検査
DIFS.........分散フレーム間スペース
EOF...........フレームの終了
EIFS.........拡張フレーム間スペース
FCS...........フレーム検査シーケンス
ID.............識別子
IEEE.........電気電子技術者協会
LTF...........ロングトレーニングフィールド
MAC...........メディアアクセス制御
MSB...........最上位ビット
MIMO.........多入力多出力
MPDU.........MACプロトコルデータユニット
MU.............マルチユーザ
MU−MIMO...マルチユーザ多入力多出力
NDP...........ヌルデータパケット
OFDM.........直交周波数分割変調
OFDMA.......直交周波数分割多元接続
PHY...........物理レイヤ
PLCP.........物理レイヤコンバージェンスプロトコル
PPDU.........PLCPプロトコルデータユニット
PSDU.........PLCPサービスデータユニット
QoS...........サービス品質
RDG...........逆方向グラント
SDMA.........空間分割多元接続
SIFS.........ショートフレーム間スペース(Short Interframe Space)
SIG...........信号(たとえば、サブ1GHz)
STA...........局
STBC.........時空間ブロックコーディング
STF...........ショートトレーニングフィールド
SU.............シングルユーザ
TCP...........伝送制御プロトコル
VHT...........超高スループット
WLAN.........ワイヤレスローカルエリアネットワーク
例示的なワイヤレス通信システム
[0025]本明細書で説明される技法は、直交多重化方式に基づく通信システムを含む、様々なブロードバンドワイヤレス通信システムに使用され得る。そのような通信システムの例としては、空間分割多元接続(SDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムなどがある。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために十分に異なる方向を利用し得る。TDMAシステムは、送信信号を異なるタイムスロットに分割することによって、複数のユーザ端末が同じ周波数チャネルを共有することを可能にし得、各タイムスロットは異なるユーザ端末に割り当てられる。OFDMAシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリアに区分する変調技法である、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビンなどと呼ばれることもある。OFDMでは、各サブキャリアは独立してデータで変調され得る。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリア上で送信するためのインターリーブFDMA(IFDMA)、隣接するサブキャリアのブロック上で送信するための局所FDMA(LFDMA)、または隣接するサブキャリアの複数のブロック上で送信するための拡張FDMA(EFDMA)を利用し得る。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送られる。
[0026]本明細書の教示は、様々なワイヤードまたはワイヤレス装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、その装置内に実装されるか、またはその装置によって実行され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるワイヤレスノードはアクセスポイントまたはアクセス端末を備え得る。
[0027]アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、発展型ノードB(eNB)、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何らかの他の用語を備えるか、それらとして実装されるか、あるいはそれらとして知られ得る。
[0028]アクセス端末(「AT」)は、加入者局、加入者ユニット、移動局(MS)、リモート局、リモート端末、ユーザ端末(UT)、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器(UE)、ユーザ局、または何らかの他の用語を備えるか、それらとして実装されるか、あるいはそれらとして知られ得る。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、局(「STA」)、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラーフォンまたはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、タブレット、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽もしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム(GPS)デバイス、あるいはワイヤレスまたはワイヤード媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。いくつかの態様では、ノードはワイヤレスノードである。そのようなワイヤレスノードは、たとえば、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなど、ワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を与え得る。
[0029]図1は、アクセスポイントとユーザ端末とを有する多元接続多入力多出力(MIMO)システム100を示している。簡単のために、図1にはただ1つのアクセスポイント110が示されている。アクセスポイントは、概して、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局または何らかの他の用語で呼ばれることもある。ユーザ端末は、固定または移動であり得、移動局、ワイヤレスデバイス、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンク上で所与の瞬間において1つまたは複数のユーザ端末120と通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)はアクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)はユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、別のユーザ端末とピアツーピアで通信し得る。システムコントローラ130が、アクセスポイントに結合し、アクセスポイントの調整および制御を行う。
[0030]以下の開示の部分は、空間分割多元接続(SDMA)によって通信することが可能なユーザ端末120を説明しているが、いくつかの態様では、ユーザ端末120は、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末をも含み得る。したがって、そのような態様では、AP110は、SDMAユーザ端末と非SDMAユーザ端末の両方と通信するように構成され得る。この手法は、より新しいSDMAユーザ端末が適宜に導入されることを可能にしながら、より古いバージョンのユーザ端末(「レガシー」局)が企業に配備されたままであることを都合よく可能にして、それらの有効寿命を延長し得る。
[0031]MIMOシステム100は、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ伝送のために複数の送信アンテナと複数の受信アンテナとを使用する。アクセスポイント110は、Nap個のアンテナを装備し、ダウンリンク送信では多入力(MI)を表し、アップリンク送信では多出力(MO)を表す。K個の選択されたユーザ端末120のセットは、ダウンリンク送信では多出力をまとめて表し、アップリンク送信では多入力をまとめて表す。純粋なSDMAの場合、K個のユーザ端末のためのデータシンボルストリームが、何らかの手段によって、コード、周波数または時間において多重化されない場合、Nap≧K≧1が成り立つことが望まれる。TDMA技法、CDMAを用いた異なるコードチャネル、OFDMを用いたサブバンドの独立セットなどを使用してデータシンボルストリームが多重化され得る場合、KはNapよりも大きくなり得る。各選択されたユーザ端末は、ユーザ固有のデータをアクセスポイントに送信し、および/またはアクセスポイントからユーザ固有のデータを受信する。概して、各選択されたユーザ端末は1つまたは複数のアンテナを装備し得る(すなわち、Nut≧1)。K個の選択されたユーザ端末は、同じまたは異なる数のアンテナを有することができる。
[0032]SDMAシステムは時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムであり得る。TDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは異なる周波数帯域を使用する。MIMOシステム100はまた、伝送のために単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用し得る。各ユーザ端末は、(たとえば、コストを抑えるために)単一のアンテナを装備するか、または(たとえば、追加コストがサポートされ得る場合)複数のアンテナを装備し得る。MIMOシステム100はまた、送信/受信を異なるタイムスロットに分割することによってユーザ端末120が同じ周波数チャネルを共有する場合、TDMAシステムであり得、各タイムスロットは異なるユーザ端末120に割り当てられる。
[0033]図2は、MIMOシステム100におけるアクセスポイント110と2つのユーザ端末120mおよび120xとのブロック図を示している。アクセスポイント110はNt個のアンテナ224a〜224tを装備する。ユーザ端末120mはNut,m個のアンテナ252ma〜252muを装備し、ユーザ端末120xはNut,x個のアンテナ252xa〜252xuを装備する。アクセスポイント110は、ダウンリンクでは送信エンティティであり、アップリンクでは受信エンティティである。各ユーザ端末120は、アップリンクでは送信エンティティであり、ダウンリンクでは受信エンティティである。本明細書で使用される「送信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを送信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを受信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスである。以下の説明では、下付き文字「dn」はダウンリンクを示し、下付き文字「up」はアップリンクを示し、Nup個のユーザ端末がアップリンク上での同時送信のために選択され、Ndn個のユーザ端末がダウンリンク上の同時送信のために選択され、Nupは、Ndnに等しいことも等しくないこともあり、NupおよびNdnは、静的な値であり得るか、またはスケジュール間隔ごとに変化することがある。ビームステアリングまたは何らかの他の空間処理技法がアクセスポイントおよびユーザ端末において使用され得る。
[0034]アップリンク上で、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、送信(TX)データプロセッサ288は、データソース286からトラフィックデータを受信し、コントローラ280から制御データを受信する。TXデータプロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートに関連するコーディングおよび変調方式に基づいてユーザ端末のためのトラフィックデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、および変調)し、データシンボルストリームを与える。TX空間プロセッサ290は、データシンボルストリームに対して空間処理を実行し、Nut,m個の送信シンボルストリームをNut,m個のアンテナに与える。トランシーバ254の各送信機ユニット(TMTR)は、アップリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理(たとえば、アナログ変換、増幅、フィルタ処理、および周波数アップコンバート)する。トランシーバ254のNut,m個の送信機ユニットは、Nut,m個のアンテナ252からアクセスポイントへの送信のためのNut,m個のアップリンク信号を与える。
[0035]Nup個のユーザ端末がアップリンク上の同時送信のためにスケジュールされ得る。これらのユーザ端末の各々は、それのデータシンボルストリームに対して空間処理を実行し、アップリンク上で送信シンボルストリームのそれのセットをアクセスポイントに送信する。
[0036]アクセスポイント110において、Nap個のアンテナ224a〜224apは、アップリンク上で送信するすべてのNup個のユーザ端末からアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、受信信号をトランシーバ222のそれぞれの受信機ユニット(RCVR)に与える。トランシーバ222の各受信機ユニットは、ユーザ端末120のトランシーバ254の送信機ユニット(TMTR)によって実行された処理を補足する処理を実行し、受信シンボルストリームを与える。RX空間プロセッサ240は、トランシーバ222のNap個の受信機ユニットからのNap個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実行し、Nup個の復元アップリンクデータシンボルストリームを与える。受信機空間処理は、チャネル相関行列反転(CCMI:channel correlation matrix inversion)、最小平均2乗誤差(MMSE:minimum mean square error)、ソフト干渉消去(SIC:soft interference cancellation)、または何らかの他の技法に従って実行される。各復元アップリンクデータシンボルストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータシンボルストリームの推定値である。RXデータプロセッサ242は、復号データを得るために、そのストリームのために使用されたレートに応じて各復元アップリンクデータシンボルストリームを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)する。各ユーザ端末のための復号データは、記憶のためにデータシンク244に与えられ、および/またはさらなる処理のためにコントローラ230に与えられ得る。
[0037]ダウンリンク上で、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210が、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたNdn個のユーザ端末のためのトラフィックデータをデータソース208から受信し、コントローラ230から制御データを受信し、場合によってはスケジューラ234から他のデータを受信する。様々なタイプのデータが異なるトランスポートチャネル上で送信され得る。TXデータプロセッサ210は、各ユーザ端末のために選択されたレートに基づいてそのユーザ端末のためのトラフィックデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、および変調)する。TXデータプロセッサ210はNdn個のダウンリンクデータシンボルストリームをNdn個のユーザ端末に与える。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリームに対して(本開示で説明されるプリコーディングまたはビームフォーミングなどの)空間処理を実行し、Nap個の送信シンボルストリームをNap個のアンテナに与える。トランシーバ222の各送信機ユニットは、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理する。Nap個のアンテナ224からユーザ端末への送信のためのNap個のダウンリンク信号を与えるトランシーバ222のNap個の送信機ユニット。
[0038]各ユーザ端末120において、Nut,m個のアンテナ252はアクセスポイント110からNap個のダウンリンク信号を受信する。トランシーバ254の各受信機ユニットは、関連するアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボルストリームを与える。RX空間プロセッサ260は、トランシーバ254のNut,m個の受信機ユニットからのNut,m個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実行し、復元ダウンリンクデータシンボルストリームをユーザ端末に与える。受信機空間処理は、CCMI、MMSEまたは何らかの他の技法に従って実行される。RXデータプロセッサ270は、ユーザ端末のための復号データを取得するために、復元ダウンリンクデータシンボルストリームを処理(たとえば、復調、デインターリーブおよび復号)する。
[0039]各ユーザ端末120において、チャネル推定器278は、ダウンリンクチャネル応答を推定し、チャネル利得推定値、SNR推定値、雑音分散などを含み得る、ダウンリンクチャネル推定値を与える。同様に、チャネル推定器228は、アップリンクチャネル応答を推定し、アップリンクチャネル推定値を与える。各ユーザ端末のコントローラ280は、一般に、そのユーザ端末のダウンリンクチャネル応答行列Hdn,mに基づいてユーザ端末の空間フィルタ行列を導出する。コントローラ230は、有効アップリンクチャネル応答行列Hup,effに基づいてアクセスポイントの空間フィルタ行列を導出する。各ユーザ端末のコントローラ280は、フィードバック情報(たとえば、ダウンリンクおよび/またはアップリンク固有ベクトル、固有値、SNR推定値など)をアクセスポイントに送り得る。コントローラ230およびコントローラ280はまた、それぞれ、アクセスポイント110およびユーザ端末120における様々な処理ユニットの動作を制御する。
[0040]図3は、MIMOシステム100内で採用され得るワイヤレスデバイス302において利用され得る様々な構成要素を示している。ワイヤレスデバイス302は、本明細書で説明される様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス302はアクセスポイント110またはユーザ端末120であり得る。
[0041]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ306は、命令とデータとをプロセッサ304に与える。メモリ306の一部は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含み得る。プロセッサ304は、一般に、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算と算術演算とを実行する。メモリ306中の命令は、本明細書で説明される方法を実装するために実行可能であり得る。
[0042]ワイヤレスデバイス302はまた、ワイヤレスデバイス302と遠隔ロケーションとの間のデータの送信および受信を可能にするために送信機310と受信機312とを含み得るハウジング308を含み得る。送信機310と受信機312とは組み合わせられてトランシーバ314になり得る。単一または複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス302はまた、複数の送信機と、複数の受信機と、複数のトランシーバとを含み得る(図示せず)。
[0043]ワイヤレスデバイス302はまた、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出し、定量化するために使用され得る信号検出器318を含み得る。信号検出器318は、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号などの信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス302はまた、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)320を含み得る。
[0044]ワイヤレスデバイス302の様々な構成要素は、データバスに加えて、電力バスと、制御信号バスと、ステータス信号バスとを含み得る、バスシステム322によって互いに結合され得る。
[0045]いくつかのワイヤレスシステムでは、ワイヤレス通信のための1次チャネルのロケーションを決定するための方法およびフレームワークは柔軟性がない。たとえば、国内において、1次チャネルは、(たとえば、国チャネライゼーションによって定義された)単一の開始周波数(starting frequency)に結び付けられ得る。たとえば、802.11acシステムでは、1次チャネルロケーションは、802.11acワイヤレス規格のセクション22.3.14チャネライゼーションにおける式によって決定され得る(たとえば、式22−102はチャネル中心周波数を決定し、式22−103は1次20MHzチャネル中心周波数を決定する)。1次チャネルロケーション計算のために使用されるパラメータ/値は、国要素(802.11acワイヤレス規格のセクション8.4.2.10)およびVHT動作要素(802.11acワイヤレス規格のセクション8.4.2.161)から取得され得る。
[0046]1次チャネルの物理的ロケーションは、アネックスEの表に含まれている国固有のパラメータを使用する、802.11acワイヤレス規格のセクション24.3.13チャネライゼーションにおける式によって決定され得る。国情報は(802.11acワイヤレス規格のセクション8.4.2.10に記載されている)国要素から取得され得る。したがって、国コードを知ることは、デバイスが1次チャネルロケーションを計算するための開始キャリア周波数を知ることを可能にする。さらに、この技法は、802.11acワイヤレス規格のセクション8.4.2.170w S1G動作要素に記載されている情報要素(IE)によってシグナリングされるパラメータを使用し得る。たとえば、チャネル幅および1次チャネル番号は、デバイスが、最終2MHz1次チャネルロケーションを取得するために、開始キャリア周波数に関するオフセットを計算することを可能にする。
[0047]しかしながら、この技法は柔軟性がない。たとえば、それの1次チャネルを決定するデバイスは、1次チャネルロケーションのロケーションを計算するために、国要素中の情報を使用し(それをアネックスEにおいて指定されているパラメータに一致させ)、さらに、S1G動作要素の1次チャネル番号フィールド値を使用することになる。残念ながら、国が複数の帯域を有する場合、アネックスE中の表は個別の帯域のために異なる開始周波数を示す必要があり得、これは、1次チャネルロケーションを計算するために使用される式の変更を必要とするか、または可能な周波数範囲をカバーするために1次チャネル番号のための大きいビット幅を必要とすることになる。さらに、国が将来において11ahのための新しい周波数帯域を開くことを決定した場合、現在の式/プロシージャは、(たとえば、帯域が国内の現在の開始周波数の下に開く場合)チャネルロケーションシグナリングに適応することが可能でないことがある。
例示的な1次チャネル決定
[0048]しかしながら、本開示の態様は、たとえば、装置が位置する地理的エリア(たとえば、現在の町、州、または国)から1次チャネル決定を分離することによって、1次チャネル決定におけるある程度の柔軟性を与え得る技法を提供する。
[0049]本明細書で提示される技法は、たとえば、1つまたは複数のフィールドを動作要素(たとえば、サブ1GHz「S1G」動作要素)に含めることによって、(たとえば、基本サービスセット(BSS)帯域幅内の)1次チャネルロケーションをシグナリングおよび計算するための柔軟な方法を提供する。そのようなフィールドは、動作帯域の開始周波数を決定するために使用され得るグローバル動作クラスパラメータなどの動作クラスパラメータ(operating class parameter)と、動作帯域を指定するチャネル幅パラメータと、(たとえば、開始周波数に関する)チャネルオフセットを決定するために使用され得る1次チャネルインデックスパラメータなどのインデックスとを含み得る。
[0050]図4は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信のための1次チャネルを決定するための例示的な動作400のブロック図を示している。動作400は、たとえば、任意のタイプのワイヤレスデバイスまたは局(たとえば、ワイヤレスデバイス302など)によって実行され得る。
[0051]動作400は、402において、1つまたは複数のパラメータを有する情報要素(IE)を取得することから開始し得る。たとえば、チャネル幅(たとえば、動作帯域幅)を決定するために使用されるべき第1のパラメータ、ワイヤレス通信のための開始周波数を決定するために使用されるべき第2のパラメータ、および開始周波数に関するオフセットを計算するために使用されるべき第3のパラメータ。いくつかの態様によれば、第2のパラメータは開始周波数にマッピングされ得る。いくつかの態様によれば、第2のパラメータは、チャネル幅を決定するためにも使用され得る。いくつかの態様によれば、パラメータは少なくとも第1の動作クラスパラメータを含み得る。第2の動作クラスパラメータの異なる値は、動作パラメータのセットのための値の異なる組合せにマッピングし得る。動作パラメータのセットは、チャネル開始周波数、チャネル間隔、チャネル中心周波数インデックス、または装置の挙動(behavior)に対する制限の任意の組合せを含み得る。
[0052]404において、ワイヤレスデバイスは、(たとえば、チャネル切替えのために)装置によるワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーションを計算し得、ここにおいて、計算は、1つまたは複数のパラメータと、装置が位置する地理的エリアに依存しない関数とに基づく。たとえば、第3のパラメータはインデックスであり得、関数は、開始周波数と、インデックスおよび周波数定数に基づいて計算されたオフセットとに基づいて、1次チャネルロケーションを決定するために使用され得る。
[0053]本明細書で使用される関数は、1次チャネルロケーションの決定がロケーションから分離されるので、依存しないと説明され得る。言い換えれば、1次チャネルは、デバイスが位置する地理的エリアによって厳密には決定されない。現在、開始周波数は地理的エリアと関連し得るが、本明細書で提示される技法は、デバイスがロケーションを知らずに1次チャネルを決定することを可能にする。
[0054]図5は、本開示の態様による、(たとえば、ワイヤレスデバイス300などの)デバイスが1次チャネルロケーションを計算するために使用し得る、1つまたは複数のパラメータを有する例示的なIE500を示している。図示のように、例示的なIE500は、要素IDフィールド502と、長さフィールド504と、S1G動作情報フィールド506と、基本S1G−MCSおよびNSSセットフィールド508とを含み得る。いくつかの態様によれば、S1G動作情報フィールド506は、グローバル動作クラスサブフィールド510(たとえば、2オクテット)および1次チャネルインデックスサブフィールド512(たとえば、1オクテット)というサブフィールドを含み得る。グローバル動作クラスサブフィールド510の値は、たとえば、開始周波数、チャネル幅を含む、動作パラメータのセットを指定し得る(チャネル中心周波数インデックスおよび挙動制限セットなど、802.11acワイヤレス規格の表E−4からの何らかの定義が再利用され得る)。1次チャネルインデックスサブフィールド512は、1次2MHzチャネルが存在することになる開始周波数に関する周波数オフセットを計算するためにデバイスによって使用され得る。
[0055]いくつかの態様によれば、1次チャネルロケーションの計算においてグローバル動作クラスサブフィールド510と1次チャネルインデックスサブフィールド512とを使用する関数は、以下の通りであり得る。
1次チャネルロケーション=f(グローバル動作クラス)+(500KHz*1次チャネルインデックス)
上式で、f()は、グローバル動作クラスサブフィールド510の値を開始キャリア周波数にマッピングする関数を表し得る。いくつかの態様によれば、使用されるすべてのパラメータがグローバル動作クラス値から決定され得るので、国要素からの情報は、もはや1次チャネルロケーションの計算のために使用されないことがある。
[0056]場合によっては、異なる国は、それらの動作パラメータが周波数帯域内で整合する場合に、同じグローバル動作クラス値を使用し得る。さらに、ある国は複数のグローバル動作クラスをさらにサポートすることができる。一例として、国は、潜在的に異なる動作制限(たとえば送信電力)をもつ、異なる開始キャリア周波数における複数の帯域を有し得る。
[0057]図6は、本開示の態様による、デバイスが1次チャネルロケーションを計算するために使用し得る、1つまたは複数のパラメータを有する別の例示的なIE600を示している。IE600はIE500と同じフィールドを含み得るが、この例では、S1G動作情報フィールド606は、グローバル動作クラスサブフィールド510の代わりにS1G動作クラスサブフィールド614を含み得る。グローバル動作クラスサブフィールド510は、異なる802.11ワイヤレス規格にわたって使用されるいわゆる「レガシー」パラメータであり得、追加のオーバーヘッドを伴うことがある。たとえば、図5に示されているように、グローバル動作クラスサブフィールド510は、シグナリングするために2オクテットまたはそれ以上のオクテットを使用し得るが、図6に示されているように、S1G動作クラスサブフィールド614は、シグナリングするために1オクテットのみを使用し得る。S1G動作クラスサブフィールド614は、グローバル動作クラスサブフィールド510と同じ情報(たとえば、開始周波数、チャネル間隔など)であるが、802.11ahワイヤレス規格に固有の情報を搬送し得る。この手法は、このパラメータを搬送するフィールドのサイズを低減し得る。たとえば、図5に示されているように、S1G動作情報フィールド506は、2オクテットのグローバル動作クラスサブフィールド510と1オクテットの1次チャネルインデックスサブフィールド512とを搬送するために3オクテットであるが、図6に示されているように、S1G動作情報フィールド606は、1オクテットのS1G動作クラスサブフィールド614と1オクテットの1次チャネルインデックスサブフィールド512とを搬送するために2オクテットである。
[0058]図7は、本開示の態様による、デバイスが1次チャネルロケーションを計算するために使用し得る、1つまたは複数のパラメータを有する別の例示的なIE700を示している。図示のように、例示的なIE700は例示的なIE600と同じフィールドを含み得る。しかしながら、この場合、(「動作クラス」フィールドと呼ばれることもある)S1G動作クラスサブフィールド614。代わりに、たとえば、S1G動作情報フィールド706の別個のチャネル幅サブフィールド716を用いて、動作の信号帯域幅がシグナリングされ得る。さらに、いくつかの態様によれば、S1G動作クラスサブフィールド614は可変長(たとえば、1オクテットまたは2オクテット)フィールドであり得る。1次チャネルインデックスサブフィールド512は「1次チャネル番号」と呼ばれることもある。この例示的な実装形態では、1次チャネルロケーションの計算はまた、チャネル幅サブフィールド716中で示される動作帯域の関数であり得る。
[0059]本明細書で使用される「決定すること」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「決定すること」は、計算すること(calculating)、計算すること(computing)、処理すること、導出すること、調査すること、探索すること(たとえば、テーブル、データベース、または別のデータ構造の中で探索すること)、確認することなどを含み得る。また、「決定すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選定すること、確立することなどを含み得る。
[0060]本明細書で使用される、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーなどのそれらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−c、ならびに、a−a、a−a−a、a−a−b、a−a−c、a−b−b、a−c−c、b−b、b−b−b、b−b−c、c−c、およびc−c−c、またはa、b、およびcの任意の他の順序を包含するものとする。
[0061]本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
[0062]上記で説明された方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。それらの手段は、限定はされないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサなどの様々な(1つまたは複数の)ハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含み得る。概して、図に示された動作がある場合、それらの動作は、同様の番号を有する対応するカウンターパートのミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。たとえば、図4に示された動作400は、図4Aに示された手段400Aに対応する。たとえば、ワイヤレスシステムのための1次チャネルを決定するための手段は、1つまたは複数のパラメータを有する情報要素(IE)を取得するための手段402Aと、ワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーションを計算するための手段404Aと、ここにおいて、計算は、1つまたは複数のパラメータと、装置が位置する地理的エリアに依存しない関数とに基づく、を含み得る。
[0063]たとえば、送信するための手段は、図2に示されたアクセスポイント110の送信機(たとえば、トランシーバ222の送信機ユニット)および/または(1つまたは複数の)アンテナ224、または図3に示された送信機310および/または(1つまたは複数の)アンテナ316を備え得る。受信するための手段は、図2に示されたアクセスポイント110の受信機(たとえば、トランシーバ222の受信機ユニット)および/または(1つまたは複数の)アンテナ224、または図3に示された受信機312および/または(1つまたは複数の)アンテナ316を備え得る。
[0064]処理するための手段、決定するための手段、生成するための手段、出力するための手段、計算するための手段、および/または取得するための手段は、図2に示されたアクセスポイント110のRXデータプロセッサ242、TXデータプロセッサ210、および/またはコントローラ230、または図3に描かれたプロセッサ304および/またはDSP320などの1つまたは複数のプロセッサを含み得る、処理システムを備え得る。
[0065]いくつかの態様によれば、そのような手段は、(たとえば、ハードウェアでまたはソフトウェア命令を実行することによって)様々なアルゴリズムを実装することによって、対応する機能を実行するように構成された処理システムによって実装され得る。たとえば、1次チャネルを決定するためのアルゴリズムは、入力として、1つまたは複数のパラメータを有する情報要素(IE)と、ワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーションを計算するためのアルゴリズムと、ここにおいて、計算は、1つまたは複数のパラメータと、装置が位置する地理的エリアに依存しない関数とに基づく、をとり得る。
[0066]本開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0067]本開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、当技術分野で知られている任意の形態の記憶媒体中に常駐し得る。使用され得る記憶媒体のいくつかの例としては、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどがある。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多数の命令を備え得、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラム間で、および複数の記憶媒体にわたって分散され得る。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取ることができ、その記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。
[0068]説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ハードウェアで実装された場合、例示的なハードウェア構成はワイヤレスノード中に処理システムを備え得る。処理システムは、バスアーキテクチャを用いて実装され得る。バスは、処理システムの特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バスは、プロセッサと、機械可読媒体と、バスインターフェースとを含む様々な回路を互いにリンクし得る。バスインターフェースは、ネットワークアダプタを、特に、バスを介して処理システムに接続するために使用され得る。ネットワークアダプタは、PHY層の信号処理機能を実装するために使用され得る。ユーザ端末120(図1参照)の場合、ユーザインターフェース(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティックなど)もバスに接続され得る。バスはまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、電力管理回路などの様々な他の回路をリンクし得るが、それらは当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上説明されない。
[0069]プロセッサは、機械可読媒体に記憶されたソフトウェアの実行を含む、バスおよび一般的な処理を管理することを担当し得る。プロセッサは、1つまたは複数の汎用および/または専用プロセッサを用いて実装され得る。例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、およびソフトウェアを実行することができる他の回路がある。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、データ、またはそれらの任意の組合せを意味すると広く解釈されたい。機械可読媒体は、例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取り専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取り専用メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、EEPROM(電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、または他の好適な記憶媒体、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。機械可読媒体はコンピュータプログラム製品において実施され得る。コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を備え得る。
[0070]ハードウェア実装形態では、機械可読媒体は、プロセッサとは別個の処理システムの一部であり得る。しかしながら、当業者なら容易に諒解するように、機械可読媒体またはその任意の部分は処理システムの外部にあり得る。例として、機械可読媒体は、すべてバスインターフェースを介してプロセッサによってアクセスされ得る、伝送線路、データによって変調された搬送波、および/またはワイヤレスノードとは別個のコンピュータ製品を含み得る。代替的に、または追加として、機械可読媒体またはその任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタファイルがそうであり得るように、プロセッサに統合され得る。
[0071]処理システムは、すべて外部バスアーキテクチャを介して他のサポート回路と互いにリンクされる、プロセッサ機能を提供する1つまたは複数のマイクロプロセッサと、機械可読媒体の少なくとも一部を提供する外部メモリとを備える汎用処理システムとして構成され得る。代替的に、処理システムは、プロセッサを備えるASIC(特定用途向け集積回路)と、バスインターフェースと、アクセス端末)の場合はユーザインターフェースと、サポート回路と、単一のチップに統合された機械可読媒体の少なくとも一部分とを用いて、あるいは1つまたは複数のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア構成要素、もしくは他の好適な回路、または本開示全体にわたって説明された様々な機能を実行することができる回路の任意の組合せを用いて、実装され得る。当業者は、特定の適用例と、全体的なシステムに課される全体的な設計制約とに応じて、どのようにしたら処理システムについて説明された機能を最も良く実装することができるかを認識されよう。
[0072]機械可読媒体はいくつかのソフトウェアモジュールを備え得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサによって実行されたときに、処理システムに様々な機能を実行させる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュールと受信モジュールとを含み得る。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイス中に常駐するか、または複数の記憶デバイスにわたって分散され得る。例として、トリガイベントが発生したとき、ソフトウェアモジュールがハードドライブからRAMにロードされ得る。ソフトウェアモジュールの実行中、プロセッサは、アクセス速度を高めるために、命令のいくつかをキャッシュにロードし得る。次いで、1つまたは複数のキャッシュラインが、プロセッサによる実行のために汎用レジスタファイルにロードされ得る。以下でソフトウェアモジュールの機能に言及する場合、そのような機能は、そのソフトウェアモジュールからの命令を実行したときにプロセッサによって実装されることが理解されよう。
[0073]ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線(IR)、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備え得る。さらに、他の態様では、コンピュータ可読媒体は、一時的なコンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0074]したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示された動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明された動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令をその上に記憶した(および/または符号化した)コンピュータ可読媒体を備え得る。たとえば、コンピュータ可読媒体は、1つまたは複数のパラメータを有する情報要素(IE)を取得するためのその上に記憶された命令と、ワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーションを計算するためのその上に記憶された命令と、ここにおいて、計算は、1つまたは複数のパラメータと、装置が位置する地理的エリアに依存しない関数とに基づく、を有し得る。いくつかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
[0075]さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、および/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明された方法を実行するための手段の転送を可能にするためにサーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明された様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が記憶手段をデバイスに結合するかまたは与えると様々な方法を得ることができるように、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体など)によって提供され得る。その上、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の好適な技法が利用され得る。
[0076]特許請求の範囲は、上記で示された厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。上記で説明された方法および装置の構成、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な改変、変更および変形が行われ得る。

Claims (18)

  1. ワイヤレス通信のための装置であって、
    1つまたは複数のパラメータを有する情報要素(IE)を取得するための手段と、
    前記装置による前記ワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーションを計算するための手段と、ここにおいて、前記計算は、前記1つまたは複数のパラメータと、前記装置が位置する地理的エリアに依存しない関数とに基づく、
    を備える、装置。
  2. 前記1つまたは複数のパラメータのうちの第1のパラメータに基づいて前記ワイヤレス通信のための開始周波数を決定するための手段と、
    前記1つまたは複数のパラメータのうちの第2のパラメータに基づいて前記開始周波数に関するオフセットを決定するための手段と
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記開始周波数への前記第1のパラメータのマッピングを決定することによって、前記1つまたは複数のパラメータのうちの前記第1のパラメータに基づいて前記ワイヤレス通信のための前記開始周波数を決定するための手段
    をさらに備える、請求項3に記載の装置。
  4. 前記1つまたは複数のパラメータのうちの第3のパラメータに基づいてチャネル幅を決定するための手段
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第2のパラメータはインデックスを備え、
    前記オフセットを決定することは、前記インデックスと周波数定数とに基づいて前記オフセットを決定することを備える、
    請求項2に記載の装置。
  6. 前記1つまたは複数のパラメータは、
    前記IEの第1のフィールド中の1つまたは複数の動作クラスパラメータと、
    前記IEの第2のフィールド中のチャネル幅パラメータと、
    前記IEの第3のフィールド中のインデックスフィールドと
    を備える、請求項1に記載の装置。
  7. 前記第1の動作クラスパラメータの異なる値は、動作パラメータのセットのための値の異なる組合せにマッピングする、請求項6に記載の装置。
  8. 前記動作パラメータのセットは、チャネル開始周波数、チャネル中心周波数インデックス、または前記装置の挙動に対する制限のうちの少なくとも2つを備える、請求項7に記載の装置。
  9. 装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
    1つまたは複数のパラメータを有する情報要素(IE)を取得することと、
    装置による前記ワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーションを計算することと、ここにおいて、前記計算は、前記1つまたは複数のパラメータと、前記装置が位置する地理的エリアに依存しない関数とに基づく、
    を備える、方法。
  10. 前記1つまたは複数のパラメータのうちの第1のパラメータに基づいて前記ワイヤレス通信のための開始周波数を決定することと、
    前記1つまたは複数のパラメータのうちの第2のパラメータに基づいて前記開始周波数に関するオフセットを決定することと
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記開始周波数への前記第1のパラメータのマッピングを決定することによって、前記1つまたは複数のパラメータのうちの前記第1のパラメータに基づいて前記ワイヤレス通信のための前記開始周波数を決定すること
    をさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記1つまたは複数のパラメータのうちの第3のパラメータに基づいてチャネル幅を決定すること
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  13. 前記第2のパラメータはインデックスを備え、
    前記オフセットを決定することは、前記インデックスと周波数定数とに基づいて前記オフセットを決定することを備える、
    請求項10に記載の方法。
  14. 前記1つまたは複数のパラメータは、
    前記IEの第1のフィールド中の1つまたは複数の動作クラスパラメータと、
    前記IEの第2のフィールド中のチャネル幅パラメータと、
    前記IEの第3のフィールド中のインデックスフィールドと
    を備える、請求項9に記載の方法。
  15. 前記第1の動作クラスパラメータの異なる値は、動作パラメータのセットのための値の異なる組合せにマッピングする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記動作パラメータのセットは、チャネル開始周波数、チャネル中心周波数インデックス、または前記装置の挙動に対する制限のうちの少なくとも2つを備える、請求項15に記載の方法。
  17. 1つまたは複数のパラメータを有する情報要素(IE)を取得することと、
    装置によるワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーションを計算することと、ここにおいて、前記計算は、前記1つまたは複数のパラメータと、前記装置が位置する地理的エリアに依存しない関数とに基づく、
    を行うための命令を記憶したコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
  18. ワイヤレス通信のための局であって、
    少なくとも1つのアンテナと、
    前記少なくとも1つのアンテナを介して、1つまたは複数のパラメータを有する情報要素(IE)を受信するように構成された受信機と、
    前記ワイヤレス通信のために使用されるべき1次チャネルロケーションを計算するように構成された処理システムと、ここにおいて、前記計算は、前記1つまたは複数のパラメータと、前記局が位置する地理的エリアに依存しない関数とに基づく、
    を備える、局。
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