JP2013537306A - 個別にアドレス可能なバンド電極アレイ及びそれを製造する方法 - Google Patents

個別にアドレス可能なバンド電極アレイ及びそれを製造する方法 Download PDF

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Abstract

バンド電極アレイ、製造方法及び使用方法を開示する。このアレイは、個別にアドレス可能なバンド電極を有し、それにより、バンド電極の拡散層がオーバラップする。例示的な製造方法は、第1の絶縁層が基板の上に配置されることと、第1のバンド電極が第1の絶縁層の上に配置されることと、第2の絶縁層が第1の絶縁層の上に配置され、かつ第1のバンド電極を完全に覆うことと、第2のバンド電極が第2の絶縁層の上に配置されることと、第3の絶縁層が第2の絶縁層の上に配置され、かつ第2のバンド電極を完全に覆うことと、第1のバンド電極及び第2のバンド電極が、相互に電気的に絶縁されるとともに個別にアドレス可能であり、第1のバンド電極及び第2のバンド電極の断面が試験面において露出し、これらの露出した断面が、基板に対して垂直な方向において互いに実質的にオーバラップすることとを含むことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気化学センサを備えたバンド電極に関連する構成、装置及び方法に関する。
本明細書において、既知の文献、行為又は事項が言及又は議論される場合、この言及又は議論は、その既知の文献、行為若しくは事項又はそれらの任意の組合せが、優先日において、公に利用可能であった、公知であった、一般常識の一部であった、若しくは、他の方法で適用可能な法律の条項の下で従来技術を構成している、または、本明細書が関与する何らかの問題を解決しようとする試みに関連しているものとして知られている、と認めることではない。
解析技法は、飲用水、廃水並びに血液及び尿等の生体液等、多種多様の試料の試験用の強力な道具を提供することができる。こうした技法の1つのカテゴリは、検体の電気化学反応に依存する。図1に示す通常の電気化学セルは、容器110、作用電極120、対電極130及び基準電極140を備えている。これらの3つの電極は、容器110内の検体溶液150に浸漬される。基準電極140は、検体溶液150に対して固定電圧を提供する。使用中、電圧信号は、基準電極140に対して作用電極120に印加され、すなわち、電流は作用電極120と対電極130との間を流れ、基準電極140には電流は流れない。一般的な電気化学試験技法はサイクリックボルタンメトリ(CV)であり、この技法では、作用電極120における電圧が時間に対して線形に勾配し、いずれかの検体が還元又は酸化されたときに、作用電極120と対電極130との間の電流にピークが現れる。電流は、化学種の拡散により作用電極120の表面及び対電極130の表面に制限されることが多い。従来の電気化学セルでは、電極間の物理的距離はセンチメートル台である。こうした距離にわたる化学種の拡散により、これらの従来の電気化学セルの時間感度及び定量感度が制限される。
本発明の開示を容易にするために従来の技術の或る特定の態様について論じたが、本出願人らは、これらの技術的態様を否認するものでは決してなく、特許請求される本発明は、本明細書において論じる従来技術の態様のうちの1つ又は複数を包含する可能性があることが意図されている。
本発明は、上述した従来技術の問題及び欠陥のうちの1つ又は複数に対処することができる。しかしながら、本発明は、多数の技術分野において、他の問題及び欠陥に対処するのに有用であることを証明することができ、又は利益及び利点を提供することができることが意図されている。したがって、特許請求される本発明は、必ずしも、本明細書において論じられる特定の問題又は欠陥のいずれかに対処することに限定されるものと解釈されるべきではない。
或る特定のの態様によれば、本明細書では、基板、第1の絶縁層、第2の絶縁層、第3の絶縁層、第1のバンド電極、第2のバンド電極及び試験面を備え、第1の絶縁層が基板の上に配置され、第1のバンド電極が第1の絶縁層の上に配置され、第2の絶縁層が、第1の絶縁層の上に配置され、かつ第1のバンド電極を完全に覆い、第2のバンド電極が第2の絶縁層の上に配置され、第3の絶縁層が、第2の絶縁層の上に配置され、かつ第2のバンド電極を完全に覆い、第1のバンド電極及び第2のバンド電極が、相互に電気的に絶縁されるとともに個別にアドレス可能であり、第1のバンド電極及び第2のバンド電極の断面が試験面において露出され、これらの露出した断面が、基板に対して垂直な方向において互いに実質的にオーバラップする、バンド電極アレイについて記載している。
別の態様によれば、本発明は、バンド電極アレイであって、
基板と、
前記基板の上に配置された第1の絶縁層と、
前記第1の絶縁層の上に配置され、約1nm〜約5000nmの厚さと、幅が約1μm〜約1cmである露出した断面とを有する第1のバンド電極と、
前記第1の絶縁層の上に配置され、かつ前記第1のバンド電極を完全に覆う第2の絶縁層であって、厚さが約100nm〜約500μmである第2の絶縁層と、
前記第2の絶縁層の上に配置され、厚さが約1nm〜約5000nmであり、前記露出した断面の幅は約1μm〜約1cmである第2のバンド電極と、
前記第2の絶縁層の上に配置され、かつ前記第2のバンド電極を完全に覆う第3の絶縁層と、を備え、
前記第1のバンド電極及び前記第2のバンド電極は、相互に電気的に絶縁されるとともに個別にアドレス可能であり、前記第1のバンド電極及び前記第2のバンド電極の断面は、試験面において露出し、かつ該試験面と同一の広がりを有し、前記露出した断面は、前記基板に対して垂直な方向において互いに実質的にオーバラップする、バンド電極アレイを提供する。
作用電極、基準電極及び対電極を備えた従来の電気化学セルを示す図である。 一実施形態によるバンド電極アレイの組立分解図である。 追加の任意選択的な実施形態によるバンド電極アレイの上面図である。 別の任意選択的な実施形態によって形成されたバンド電極アレイの断面図である。 更なる実施形態によるバンド電極アレイの組立分解図である。 A−Lは、一実施形態による図2のバンド電極アレイを製造する方法のそれぞれのステップを示している。 電気化学センサの例示的な実施形態に係る電圧対電流のグラフである。
本明細書において又は本明細書の残り部分において後に特に定義しない限り、本明細書で用いる全ての技術用語及び科学用語は、本発明が属する技術分野における当業者によって一般に理解される意味を有している。
本発明を詳細に説明する前に、本明細書で用いる術語は、特定の実施形態を説明する目的のものであり、必ずしも限定するように意図されていないことが理解されるべきである。本明細書及び添付の特許請求の範囲において数量が特定されていない場合、文脈が別途明確に指示しない限り、単数又は複数の指示対象を含む。
図2は、一実施形態によるバンド電極アレイ(BEA)200の組立分解図を示す。BEA200は、基板210、第1の絶縁層220、第2の絶縁層230、第3の絶縁層240、第1のバンド電極235及び第2のバンド電極245を備えることができる。第1の絶縁層220を、基板210の上に配置することができる。第1のバンド電極235を第1の絶縁層220の上に配置することができる。第2の絶縁層230を、第1の絶縁層220の上に配置することができ、第2の絶縁層230は、第1のバンド電極235の上を完全に覆うことができる。第2のバンド電極245を第2の絶縁層230の上に配置することができる。第3の絶縁層240を第2の絶縁層230の上に配置することができ、第3の絶縁層240は、第2のバンド電極245を完全に覆うことができる。基板210を、シリコン、ガラス、プラスチック、ゴム、シリコーン及び/又はそれらの組合せ等、任意の適切な材料から作製することができる。絶縁層220、230及び240を、エポキシ、ポリマー、酸化物、窒化物、炭化物、プラスチック、シリコーン、ゴム及び/又はそれらの組合せ等、任意の適切な電気絶縁材料から作製することができる。絶縁層220、230及び240を、スピンコーティング、物理気相成長、化学気相成長、ドロップキャスト法及び印刷等、任意の適切な方法によって施すことができる。バンド電極235及び245を、金、銀、銅、白金、パラジウム、炭素、導電性ポリマー、金属合金及び/又はそれらの組合せ若しくは混合物等、任意の適切な導体から作製することができる。バンド電極235及び245を、スピンコーティング、物理気相成長、化学気相成長、ドロップキャスト法及び印刷等の任意の適切な方法によって堆積させることができる。バンド電極235及び245の断面235a及び245aは、BEAの少なくとも1つの側面290(この側面を、以降、「試験面」と呼ぶ)において露出し、これらの断面235a及び245aは、基板210に対して垂直な方向において互いに実質的にオーバラップすることができる(例えば、それらの幅の少なくとも50%、それらの幅の少なくとも70%又はそれらの幅の少なくとも90%)。バンド電極235及び245の露出した断面235a及び245aは、試験面(複数の場合もある)290と同一の広がりを有することができる。バンド電極235及び245の露出した断面235a及び245aを、同じか又は異なる化学種によって官能化することができる。例えば、金電極の場合、試験面を電気化学的に選択的に洗浄して、末端基の異なるアルカンチオールを各電極の上に堆積させることができる。炭素電極の場合、各個々の電極を、末端基の異なる芳香族ジアゾニウムイオンの電気化学的還元か、又は末端基の異なる脂肪族アミンの電気化学的酸化によって選択的に改質することができる。代替的に、バンド電極の露出面を、末端基の異なる芳香族アミン、末端基の異なる脂肪族アルコール若しくは芳香族アルコール、末端基の異なる脂肪族カルボン酸化合物及び/又は芳香族カルボン酸化合物、又は末端基の異なるジヒドロキシベンズアルデヒドによって官能化することができる。
バンド電極235及び245は、約1nmから約5000nm、約5nmから約2000nm又は約90nmから約110nmの厚さ等、任意の適切な厚さ(T)を有することができる。いずれか又は両方のバンド電極235、245を、単層から形成することができるか、又は複数の層によって形成することができる。上記厚さは総厚さ値を表す。試験面(複数の場合もある)290におけるバンド電極235及び245の断面235a及び245aは、約1μmから約1cm、約1μmから約5000μm、約10μmから約1000μm又は約100μmから約500μmの幅等、任意の適切な幅(W)を有することができる。バンド電極235及び245は同じ厚さを有することができるか、又はそれらの厚さを異ならせることができることが留意されるべきである。同様に、断面235a及び245aの幅を、同じとすることができるか、又は異ならせることができる。
バンド電極235及び245を、第2の絶縁層230によって分離することができ、その第2の絶縁層230の厚さを、約100nmから約500μm、約100nmから約5μm又は約1μmから約2μmの厚さ等、BEA200の使用中にバンド電極235及び245の間の任意の電位差(例えば最大10V)に耐えるのに十分なものとすることができる。バンド電極235及び245を、相互に電気的に絶縁することができ、それらは個別にアドレス可能であり、かつそれらを、バンド電極235及び245に電気信号を印加し及び/又はバンド電極235及び245における電気信号を検知するように、電気リード236及び246に(導電性接着剤、はんだ付け、ワイヤボンディング等、適切な方法により)それぞれ接続することができる。基板及び/又はバンド電極235及び245は、基板210に対して垂直な方向から見ると、任意の適切な形状又は幾何学形状を有することができる。例えば、図3に示すように、代替的なBEA200′、第1のバンド電極235′を基板210′の上に形成することができ、それは実質的に三角形状又は楔形状を有することができる。実質的に三角形状又は楔形状の第2のバンド電極245′もまた設けることができ、第2のバンド電極245′を、絶縁層220′によって第1のバンド電極235′から電気的に分離することができる。
さらに、BEA200並びにその関連する基板、バンド電極及び絶縁層は、平面である必要はない。したがって、本発明のBEAを、幾つかの例を挙げると、曲線状であるか又は直線多角形の形態とすることができる。図4に、本発明の任意選択的で代替的なBEA200″を示す。そこに示すように、基板210″は、略U字型等、直線多角形の形態である。その上に第1のバンド電極235″を設け、続いて第1の絶縁層220″及び第2のバンド電極245″を設けることができる。第2の絶縁層230″もまた設けることができる。図4に見られるように、第1のバンド電極235″は、例えば絶縁層220″の形状及び/又は厚さによって第2のバンド電極245″を包囲することができる。上述した実施形態及びBEAの任意選択的な特徴と同様に、基板、バンド電極及び/又は絶縁層(複数の場合もある)は、本明細書に記載するように、特性のうちのいずれを有することもでき、及び/又は原理のうちのいずれに従って構成することもできる。
図5に示すように、BEA200は、任意選択的に、第1の絶縁層220の上に配置された2つ以上のバンド電極を備えることができる。第1の絶縁層220の上に配置された全てのバンド電極を、第2の絶縁層230によって完全に覆うことができる。BEA200は、任意選択的に、第2の絶縁層230の上に配置された2つ以上のバンド電極を備えることができる。第2の絶縁層230の上に配置された全てのバンド電極を、第3の絶縁層240によって完全に覆うことができる。図5は、第1の絶縁層220の上に配置された2つのバンド電極235及び237と、第2の絶縁層230の上に配置された2つのバンド電極245及び247とを示す。バンド電極237は露出断面237aを有し、バンド電極237をリード238に接続することができる。バンド電極247は露出断面247aを有し、バンド電極247をリード248に接続することができる。BEAの全てのバンド電極を、相互に電気的に絶縁し、個別にアドレス可能とすることができる。バンド電極のいずれか又は全ては、第1のバンド電極及び第2のバンド電極の説明に関連して記述したように寸法を有し構成することができる。加えて、BEAは、任意の適切な数のバンド電極及び/又は絶縁層を有することができる。
図6A〜図6Lは、一実施形態による図2に示すBEA200を製造する例示的な方法のステップを示す。本方法は、(i)基板210の上に第1の絶縁層220を堆積させること(図6B)と、(ii)第1の絶縁層220の上に第1のシャドーマスク310(米国マサチューセッツ州ローウェル所在のPhoto Etch Technology社から入手可能なNi又はステンレス鋼ステンシル等)を配置すること(図6C)と、(iii)第1のシャドーマスク310の上に導電性膜を堆積させることにより、第1のシャドーマスク310の開口部に第1のバンド電極235を形成すること(図6D)と、(iv)第1のシャドーマスク310を除去すること(図6E)と、(v)任意選択的に、リード236を第1のバンド電極235に電気的に接続すること(図6F)と、(vi)第1のバンド電極235が第2の絶縁層230によって完全に覆われるように、第2の絶縁層230を堆積させること(図6G)と、(vii)第2の絶縁層230の上に第2のシャドーマスク320(米国マサチューセッツ州ローウェル所在のPhoto Etch Technology社から入手可能なNi又はステンレス鋼ステンシル等)を配置すること(図6H)と、(viii)第2のシャドーマスク320の上に導電性膜を堆積させることにより、第2のシャドーマスク320の開口部に第2のバンド電極245を形成すること(図6I)と、(ix)第2のシャドーマスク320を除去すること(図6J)と、(x)任意選択的に、第2のバンド電極245にリード246を電気的に接続すること(図6K)と、(xi)第2のバンド電極245が第3の絶縁層240によって完全に覆われるように第3の絶縁層240を堆積させること(図6L)と、(xii)BEAの側面350を割裂又は切断して試験面290を形成して、バンド電極235及び245の断面235a及び245aがその試験面290において露出し、基板210に対して垂直な方向において互いに実質的にオーバラップするようにすること(図6L)とを含むことができる。試験面290を、化学機械研磨(CMP)等の適切な方法によって研磨することができる。試験面において露出した電極の寸法に関して、BEAを製造するこの方法は、フォトリソグラフィ及び電子ビームリソグラフィ等のいかなるリソグラフィ技法も使用しない。
上記製造方法は、第1の化学種によって第1のバンド電極235の露出した断面235aを官能化すること、及び/又は第2の化学種によって第2のバンド電極245の露出した断面245aを官能化することをさらに含むことができる。バンド電極のうちの1つ又は複数を官能化する方法は、BEA200の試験面290、基準電極(例えば飽和カロメル電極、Ag/AgCl基準電極)及び対電極(例えば白金ワイヤ又は白金メッシュ)を、電気化学セルの電解液に浸漬することと、基準電極に対して1つ又は複数のバンド電極に電圧を印加し、それにより、1つ又は複数のバンド電極の露出した断面において所望の電気化学反応が誘導され、その上に所望の化学種が堆積するようにすることと、任意選択的に、基準電極に対して他のバンド電極(複数の場合もある)に同時に別の電圧を印加して、その他の電極(複数の場合もある)にいかなる電流も流れないようにすることとを含むことができる。
上述したBEA200を、複数の作用電極として電気化学セルにおいて使用することができる。例えば、BEA200の試験面290、基準電極(例えば飽和カロメル電極、Ag/AgCl電極)及び対電極(例えば白金ワイヤ又は白金メッシュ)は、検体溶液に浸漬される。第1のバンド電極235に第1の電圧信号が印加され、それにより、第1のバンド電極235の露出した断面235aにおいて電気化学反応が誘導され、その付近で反応生成物が生成される。第2のバンド電極245に第2の電圧信号が印加され、それにより、反応生成物には、第2のバンド電極245の露出した断面245aにおいて別の電気化学反応がもたらされ、第2のバンド電極245に結果としての電流が流れる。この電流を検出し解析して、第1のバンド電極235における電気化学反応の特徴と、化学的特質、拡散挙動及び濃度等の反応生成物の特性を特定することができる。第1の電圧信号及び第2の電圧信号を、定DC電圧か、又は時間によって変化する電圧(例えば三角波電圧信号、パルス電圧信号、鋸歯状波電圧信号、階段波信号等)とすることができる。第1のバンド電極235及び第2のバンド電極245が近接しているため、第1のバンド電極235からの反応生成物は、第2のバンド電極245によって検出される前に遠くに拡散する必要はない。結果として、本明細書に記載するBEA200は、従来のBEAに比較して向上した定量感度及び時間感度を有する。
上述したBEA200を、作用電極及び対電極の両方として使用することもできる。例えば、CV測定では、基準電極に対して、作用電極としての第1のバンド電極235に掃引電圧信号を印加することができ、第2のバンド電極245を、対電極として電気的に接地することができる。
本明細書に記載するBEA200は、2つのバンド電極のみには限定されない。このBEAは複数の層を有することができ、各層は2つ以上のバンド電極を有することができる。層の間の間隔は、絶縁層の厚さによって決まり、したがって、非常に小さくしかつ容易に制御することができ、それにより、隣接するバンド電極の拡散層は好ましくはオーバラップする。バンド電極の拡散層(境界層)は、検体がバルク濃度である場所と、検体濃度がゼロに近づく場所(すなわち、検体溶液とバンド電極との間の界面)との間の或る体積の検体溶液である。
本発明の原理によって、複数のバンド電極を有するBEAにおける、バンド電極の検知機能の遅延させた起動又は延期もまた達成可能である。例えば、最初に、第1のバンド電極に電気化学信号が印加され、第1のバンド電極は印加される信号を検知する。或る期間にわたってこのように使用された後、第1のバンド電極はその検出能力を喪失する可能性がある。第1のバンド電極がこうした能力を喪失すると、その後、任意選択的に事前に非活性であるか又は機能していなかった第2のバンド電極に電気化学信号を印加することができ、第2のバンド電極を利用して電圧を継続することができる。次に、検知機能の全てに対してこの遅延させた起動順序を、BEAに存在する可能性がある追加のバンド電極に対して複数回繰り返すことができる。したがって、この構成及び機能のモードに従って、単一のセンサ又はバンド電極に依存する構成の寿命を大幅に延長することができ、信頼性を著しく向上させることができる。
本発明のさらなる原理及び態様を、本発明の以下の例示的かつ任意選択的な実施形態を参照して例示することができる。
70μmのシリコーン絶縁層によって分離された300nm厚さ及び0.7cm幅の2つの炭素電極を備えた、バンド電極アレイを構成した。バンド電極アレイ及び基準電極(テキサス州オースティン所在のCH Instruments社から販売されているAg/AgCl基準電極モデル「CHI111」)を、10mMフェロシアン化カリウム及び0.1M塩化カリウム支持電解質を含む水溶液に投入した。第1の炭素電極(C1)に可変電圧信号を印加した。第2の炭素電極(C2)に−0.1Vの定電圧を印加した。図7に示す実線は、第1の炭素電極C1から得られたボルタモグラムである。C1が、0.3Vを超える電位で酸化フェロシアン化物を発生する際、第2の炭素電極(C2)における電流を測定した。図7において点線によって示すように、第2の炭素電極(C2)における電流は、酸化フェロシアン化物の検出に起因して増大した(特に図7の右側X軸を参照されたい)。したがって、上述した反応からの化学種の拡散が、バンド電極アレイによって検出可能であった。
BEA、BEAの製造方法及びBEAの使用方法について、その特定の実施形態を参照して詳細に説明したが、当業者には、添付の特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく、さまざまな変形及び変更を行うことができ、均等物を採用することができることが明らかとなろう。
作用電極、対電極及び基準電極が1つのシステムに組み込まれている、3電極システムの構造。同様に、1つの電極が別の電極において検出される種を発生し、別の電極が対電極として、別の電極が基準電極としての4電極システムもまた意図される。
本明細書で使用した成分、構成要素、反応条件等の数量を表す全ての数は、全ての場合において、「約」という用語によって修飾されているものとして理解されるべきである。加えて、本明細書に開示した全ての数及び数値範囲もまた、「約」という用語によって修飾されているかのように、文字通りの数値又は数値範囲を包含するように意図されている。また、本明細書に開示する全ての数値範囲は、それらの端点又は限界値を包含する。記載されている数値範囲及びパラメータ、本明細書において提示する主題の広い範囲は近似値であるにも関らず、記載されている数値は可能な限り正確であるように示されている。しかしながら、いかなる数値も、関連する標準偏差によって証明されるように、例えばそれらのそれぞれの測定技法からもたらされる或る特定の誤差又は最大誤差(inaccuracies)を固有に含む可能性がある。
本発明をその好ましい実施形態に関連して説明したが、当業者には、特に記載していない追加、削除、変更及び置換を、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく行うことができることが理解されよう。本明細書で使用する術語は、「手段」という用語が関連して明示的に使用されない限り、米国特許法第112条第6段落に従って解釈されるべきである。

Claims (23)

  1. バンド電極アレイであって、
    基板と、
    前記基板の上に配置された第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層の上に配置され、1nm〜5000nmの厚さと、幅が1μm〜1cmである露出した断面とを有する第1のバンド電極と、
    前記第1の絶縁層の上に配置され、かつ、前記第1のバンド電極を完全に覆う第2の絶縁層であって、厚さが100nm〜500μmである第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層の上に配置され、厚さが1nm〜5000nmであり、前記露出した断面の幅は1μm〜1cmである第2のバンド電極と、
    前記第2の絶縁層の上に配置され、かつ、前記第2のバンド電極を完全に覆う第3の絶縁層と、
    を備え、
    前記第1のバンド電極及び前記第2のバンド電極は、相互に電気的に絶縁されるとともに個別にアドレス可能であり、前記第1のバンド電極及び前記第2のバンド電極の断面は、試験面において露出し、かつ、該試験面と同一の広がりを有し、前記露出した断面は、前記基板に対して垂直な方向において互いにオーバラップする、バンド電極アレイ。
  2. 前記第1のバンド電極及び前記第2のバンド電極の拡散層がオーバラップする、請求項1に記載のバンド電極アレイ。
  3. 前記第1の絶縁層の上に配置され、かつ前記第2の絶縁層によって完全に覆われる第3のバンド電極をさらに備え、前記第1のバンド電極、前記第2のバンド電極及び前記第3のバンド電極は、相互に電気的に絶縁されるとともに個別にアドレス可能である、請求項1に記載のバンド電極アレイ。
  4. 前記第2の絶縁層の上に配置され、かつ前記第3の絶縁層によって完全に覆われる第4のバンド電極をさらに備え、前記第1のバンド電極、前記第2のバンド電極、前記第3のバンド電極及び前記第4のバンド電極は、相互に電気的に絶縁されるとともに個別にアドレス可能である、請求項3に記載のバンド電極アレイ。
  5. 前記第1のバンド電極及び/又は前記第2のバンド電極は、複数の層から形成されている、請求項1に記載のバンド電極アレイ。
  6. 前記基板、前記バンド電極及び前記絶縁層のうちの少なくとも1つは、曲線形状又は直線形状を有している、請求項1に記載のバンド電極アレイ。
  7. 前記基板は、シリコン、ガラス、プラスチック、ゴム、シリコーン及び/又はそれらの組合せから作製されている、請求項1に記載のバンド電極アレイ。
  8. 前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層及び前記第3の絶縁層は、エポキシ、シリコーン、ポリマー、酸化物、窒化物、炭化物、プラスチック、ゴム及び/又はそれらの組合せから作製されている、請求項1に記載のバンド電極アレイ。
  9. 前記第1のバンド電極及び前記第2のバンド電極は、金、銀、銅、白金、パラジウム、炭素、導電性ポリマー、金属合金及び/又はそれらの組合せ若しくは混合物から作製されている、請求項1に記載のバンド電極アレイ。
  10. 前記第1のバンド電極の前記露出した断面は、第1の化学種によって官能化され、及び/又は前記第2のバンド電極の前記露出した断面は、第2の化学種によって官能化され、前記第1の化学種及び前記第2の化学種は同じ種か又は異なる種である、請求項1に記載のバンド電極アレイ。
  11. 請求項1に記載のバンド電極アレイを製造する方法であって、
    (a)前記基板の上に前記第1の絶縁層を堆積させるステップと、
    (b)前記第1の絶縁層の上に第1のシャドーマスクを配置するステップと、
    (c)前記第1のシャドーマスクの上に導電性膜を堆積させることにより、前記第1のシャドーマスクの開口部に前記第1のバンド電極を形成するステップと、
    (d)前記第1のシャドーマスクを除去するステップと、
    (e)前記第1のバンド電極が前記第2の絶縁層によって完全に覆われるように、前記第2の絶縁層を堆積させるステップと、
    (f)前記第2の絶縁層の上に第2のシャドーマスクを配置するステップと、
    (g)前記第2のシャドーマスクの上に導電性膜を堆積させることにより、前記第2のシャドーマスクの開口部に前記第2のバンド電極を形成するステップと、
    (h)前記第2のシャドーマスクを除去するステップと、
    (i)前記第2のバンド電極が前記第3の絶縁層によって完全に覆われるように、前記第3の絶縁層を堆積させるステップと、
    (j)前記第1のバンド電極及び前記第2のバンド電極の断面が露出し、かつ、前記基板に対して垂直な方向において互いにオーバラップする試験面を形成すべく、前記バンド電極アレイの側面を割裂又は切断するステップと、
    を含む、請求項1に記載のバンド電極アレイを製造する方法。
  12. ステップ(d)とステップ(e)との間に前記第1のバンド電極に第1のリードを電気的に接続するステップと、ステップ(h)とステップ(i)との間に前記第2のバンド電極に第2のリードを電気的に接続するステップとをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. フォトリソグラフィを使用するステップ又は電子ビームリソグラフィを使用するステップを含まない、請求項11に記載の方法。
  14. 前記第1のバンド電極の前記露出した断面及び/又は前記第2のバンド電極の前記露出した断面を官能化するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  15. 前記バンド電極アレイの前記試験面、基準電極及び対電極を電解液に浸漬するステップと、
    前記バンド電極のうちの一方の前記露出した断面に所望の電気化学反応が誘導され、その上に所望の化学種が堆積するように、前記基準電極に対して前記バンド電極のうちの一方に電圧を印加するステップと、
    前記バンド電極の他方に電流が流れないように、前記基準電極に対して他方のバンド電極に同時に別の電圧を任意選択的に印加するステップと、
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  16. 前記所望の化学種は、末端基の異なるアルカンチオール、末端基の異なる芳香族ジアゾニウムイオン、末端基の異なる芳香族アミン、末端基の異なる脂肪族アルコール若しくは芳香族アルコール、末端基の異なる脂肪族カルボン酸化合物及び/又は芳香族カルボン酸化合物、末端基の異なるジヒドロキシベンズアルデヒド又はそれらの組合せである、請求項14に記載の方法。
  17. 請求項1に記載のバンド電極アレイを使用する方法であって、
    前記バンド電極アレイの前記試験面、基準電極及び対電極を検体溶液に浸漬するステップと、
    前記第1のバンド電極の前記露出した断面において第1の電気化学反応が誘導され、その付近に反応生成物が生成されるように、前記第1のバンド電極に第1の電圧信号を印加するステップと、
    前記第2のバンド電極の前記露出した断面において前記反応生成物に第2の電気化学反応がもたらされ、前記第2のバンド電極に結果としての電流が流れるように、前記第2のバンド電極に第2の電圧信号を印加するステップと、
    前記第2のバンド電極を通る前記電流を検出し解析して、前記第1の電気化学反応の特徴及び前記反応生成物の特性を特定するステップと、
    を含む、請求項1に記載のバンド電極アレイを使用する方法。
  18. 前記第2のバンド電極に印加される前記第2の電圧信号を終端させるステップと、
    第3のバンド電極の前記露出した断面において前記反応生成物に電気化学反応がもたらされ、前記第3のバンド電極に前記結果としての電流が流れるように、前記第3のバンド電極に前記第2の電圧信号を印加するステップと、
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1の電圧信号及び/又は前記第2の電圧信号は、定DC電圧又は時間で変化する電圧である、請求項17に記載の方法。
  20. 前記時間で変化する電圧は、三角波電圧信号、鋸歯状波電圧信号、階段波信号及び/又はそれらの組合せである、請求項17に記載の方法。
  21. 前記第1のバンド電極の厚さは、前記第2のバンド電極の厚さと異なる、請求項1に記載のバンド電極アレイ。
  22. 前記第1のバンド電極の前記露出した断面の幅は、前記第2のバンド電極の前記露出した断面の幅と異なる、請求項1に記載のバンド電極アレイ。
  23. 前記第1のバンド電極の厚さは、前記第2のバンド電極の厚さと異なり、前記第1のバンド電極の前記露出した断面の幅は、前記第2のバンド電極の前記露出した断面の幅と異なる、請求項1に記載のバンド電極アレイ。
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