JP2013537150A - 子供を支持するための装置 - Google Patents

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Abstract

この発明は、子供を支持するための装置に関する。この発明はまた、そのような装置が設けられたベビーカー、子供用椅子、および子供用ベッドに関する。この発明によれば、装置の下方キャリッジおよび上方キャリッジの相対的回転運動が、変換機構によって、下方キャリッジを折畳む運動に変換される。これにより、装置の横断方向のサイズを減少することも可能である。

Description

この発明は、子供を支持するための装置に関する。この発明はまた、そのような装置が設けられたベビーカー、子供用椅子、および子供用ベッドに関する。
子供を支持するためのさまざまな装置が公知である。装置の一例はベビーカーである。ベビーカーは、子供を運ぶという目的のために多くの状況において必要であり、または望ましいため、ベビーカーは容易に運べるものである必要がある。公知のベビーカーは、折畳み可能な形をとるという点で、この要望に備えている。1つまたは複数のロック機構を操作することによって、ベビーカーは非安定状態になり、その後ベビーカーは折畳める。ベビーカーが折畳める範囲は、たとえば車内でベビーカーを運ぶために空間がどれだけ要求されるかを決定する。折畳み式ベビーカーのサイズはしたがって、依存として継続的な問題である。
公知のベビーカーは通常、ベビーカーを折畳み可能にするために、十字継手を用いた公知の手法を使用している。この原理は、枢動時、枢動可能な十字継手がより長くかつより狭くなり、または反対により短くかつより幅広くなるという事実に基づいている。十字継手をベビーカーの正しい位置に、たとえばベビーカーの前進運動の方向から見てベビーカーの左側部分と右側部分との間に配置することによって、要求される折畳み可能性を得ることができる。この種の手法の欠点は、提供される剛性、特にベビーカーが折畳まれる方向、たとえば横断方向における剛性が限られていることである。これにより、公知の折畳み可能なベビーカーは通常、折畳み方向では剛性がない。
公知の折畳み可能なベビーカーの別の欠点は、折畳まれた位置でそれらが高品質のシート部用の空間をほとんどまたは全く残さないということである。シート部があったとしても、そのようなシート部は背中用の受入可能な調節オプションを許容しない。
別の欠点は、公知の手法が通常、子供に接触し得る可動部品を使用しているという事実にある。これにより、子供がベビーカーの機械的可動構成部品間に挟まれるおそれがある。
公知の解決策の別の欠点は、荷物の保管に利用できる空間が限られていることである。
別の欠点は、ベビーカーを折畳む際に行なうべき操作の複雑性にある。ベビーカーを折畳むことは概して直観的に理解できるものではないということは、公知の問題である。操作マニュアルがなければ、ベビーカーを折畳むことは、ユーザにかなりの困難をもたらす場合がある。
さらに別の欠点は、公知の製品の寸法に関連する。ユーザが子供を運ぶために解決策を必要とする場合、このユーザは通常、バギーを使用するであろう。この種のベビーカーは概して、移動時に非常に好適なコンパクトな形状が得られるように、軽量で折畳み可能になっている。ユーザが自分のために、および子供のためにより一層の快適性を求める場合、通常、より大きいベビーカーが使用される。これらのベビーカーは折畳み可能であるが、折畳まれたベビーカーが占める体積は、多くのユーザにとって、ちょっとした使用や移動には大きすぎる。しかしながら、より大きいベビーカーは、携帯用ベビーベッドまたはカーシートの取付けといったオプションを提供可能である。ユーザはしたがって、一方での快適性およびオプションと他方での運びやすさとの間で、継続的に妥協しなければならない。
上述の要件はベビーカーのみに存在するのではなく、折畳み可能な子供用椅子および子供用ベッドについてもあてはまる、ということは当業者には明らかであろう。本願の文脈において、これらの種類の製品は、子供を支持するための装置と呼ばれる。しかしながら、この発明は、これらの種類の装置のすでに明記された例にとって特に好適であるということに留意されたい。
この発明は、上述の問題が全くまたは少なくともほとんど起こらない、子供を支持するための装置を提供する。
この発明に従った装置は、枢動可能な横断接続部を有する下方キャリッジを含み、下方キャリッジは、枢動可能な横断接続部を枢動することによって第1の方向に折畳み可能である。装置はさらに、下方キャリッジに枢動可能に結合された上方キャリッジを含み、下方キャリッジおよび上方キャリッジは互いに向かって回転可能である。なお、ここでは、下方キャリッジおよび上方キャリッジという言葉の使用は、通常使用時の配向のみを意味する。
装置はさらに、下方キャリッジおよび上方キャリッジの互いに向かう相対的回転運動を、枢動可能な横断接続部の折畳み運動に変換するための変換機構(transmission)を含む。装置はここでは、下方キャリッジが折畳まれた折畳み位置と、上方キャリッジが下方キャリッジに対して斜めに延びる使用位置との間で可動である。使用位置では、装置は開かれている。折畳み位置で上方キャリッジおよび下方キャリッジが実質的に重なり合っている場合、非常にコンパクトなベビーカーが得られる。
この発明の文脈では、横断接続部は、少なくとも使用位置で横断方向における装置の剛性を高める、装置の横断方向における接続部とみなされる。
この発明の文脈では、下方キャリッジおよび上方キャリッジの互いに向かう相対的回転運動を、枢動可能な横断接続部の折畳み運動に変換するための変換機構は、機械的に結合された一連の要素を含み、それらは各々、前記変換時に動く。
この発明に従った装置では、下方キャリッジおよび上方キャリッジを互いに向かって回転させることにより、同時に装置を折畳み、次に特に下方キャリッジを折畳むことが可能である。これにより、垂直方向および横断方向といった2つの方向において、サイズの減少が達成される。
この発明の一実施例では、下方キャリッジおよび上方キャリッジは、第1の方向に実質的に平行な回転軸に沿って、互いに向かって回転可能である。この発明の文脈では、回転軸とは、必ずしも実際の物理的な軸の存在を意味するものではない。回転軸はまた、関連する数学的概念を意味する場合がある。
この発明の一実施例では、横断接続部は、回転軸の位置に配置されている。装置はこれにより、横断方向において、脆弱な点、すなわち、下方キャリッジおよび上方キャリッジが互いに対して枢動する点で強化される。
この発明の一実施例では、横断接続部は、一端で相互枢動のために互いに結合され、他端で下方キャリッジの残りの部分に各々別々に枢動可能に結合された、第1の伸長部および第2の伸長部を含み、使用位置では、第1の伸長部は第2の伸長部と並んで位置し、および/または第2の伸長部にロックされている。これらの部分は使用位置では並んで位置し、したがって連続する全体を形成しているため、第1の方向における下方キャリッジの剛性が高まる。また、第1および第2の伸長部のさらなる相対的回転を防止する止め具を横断接続部に設けることも可能である。しかしながら、そのような止め具は、折畳み運動を不可能にしてはならない。
伸長部の主な機能は、下方キャリッジを形成するために必要な距離を作り出すことである。伸長部はしたがって、スペーサ部である。ディスクまたはプレート部といった他の形状のスペーサ部も、除外されない。
この発明の一実施例では、横断接続部は、第1の伸長部および第2の伸長部の前記相互枢動のためにヒンジ要素を含み、変換機構は、下方キャリッジを折畳むために、上方キャリッジおよび下方キャリッジの互いに向かう相対的回転運動を、ヒンジ要素の運動に変換するよう適合されている。ヒンジ要素は複数の別個のヒンジを含んでいてもよい。ヒンジ要素はこのため、第1の伸長部および第2の伸長部が互いに独立して枢動可能に搭載されたプラットホームを含んでいてもよい。変換機構は好ましくは、直接的である。これは、ヒンジ要素または横断接続部に係合してそれに回転力、引張力、牽引力、または押す力をかける機械的構成による、下方キャリッジおよび上方キャリッジの相対的回転の結果、ヒンジ要素が活発に動かされる、ということを意味する。
この発明の一実施例では、上方キャリッジは、上述の横断接続部と同様に具現化された、さらに別の枢動可能な横断接続部によって、第1の方向に折畳み可能である。上方キャリッジはここでは、上方キャリッジおよび下方キャリッジの互いに向かう相対的回転運動の際、さらに別の横断接続部が折畳まれるように具現化されている。可能な一実施例では、さらに別の横断接続部はこのため、第1の伸長部および第2の伸長部を含む。これらの部分は、下方キャリッジに枢動可能に結合されるのではなく、上方キャリッジに枢動可能に結合されている。このさらに別の横断接続部においても、第1の伸長部および第2の伸長部の枢動可能な結合のために、ヒンジ要素を使用してもよい。上方キャリッジにも横断接続部を装着することによって、第1の方向における上方キャリッジの剛性が高まる。
この発明の一実施例では、下方キャリッジは、上述の横断接続部と同様に具現化された、さらに別の枢動可能な横断接続部を含む。このさらに別の横断接続部を下方キャリッジに加えることもまた、第1の方向における下方キャリッジの剛性を高める。下方キャリッジの横断接続部およびさらに別の横断接続部は、それらが実質的に同時に枢動するように結合されることが推奨される。この結合により、下方キャリッジを折畳むには、横断接続部またはさらに別の横断接続部のみを動かせばよい。
この発明の一実施例では、装置は、下方キャリッジの横断接続部をロックするためにユーザによって操作可能なロック機構、および/または、下方キャリッジのさらに別の横断接続部をロックするためにユーザによって操作可能なさらに別のロック機構、および/または、上方キャリッジのさらに別の横断接続部をロックするためにユーザによって操作可能なさらに別のロック機構を含む。下方キャリッジおよび/または上方キャリッジの折畳み運動と、下方キャリッジおよび上方キャリッジの相対的回転運動とは関連付けられているため、すなわち、それらを互いに独立して行なうことは全くまたはほとんどできないため、これらの能動部品のうちの一方をロックすれば十分であろう。能動部品とはここでは、上述の回転運動または折畳み運動の際に動く部品である。能動部品の例は、下方キャリッジの横断接続部またはさらに別の横断接続部、もしくは上方キャリッジのさらに別の横断接続部である。能動部品毎に別個のロック機構が設けられてもよい。
この発明の一実施例では、下方キャリッジは、第1の結合ハウジングが設けられた第1のアームと、第2の結合ハウジングが設けられた第2のアームとを含む。第1の伸長部はここでは、第1の結合ハウジングに枢動可能に接続され、第2の伸長部は第2の結合ハウジングに枢動可能に接続されている。上方キャリッジも、第1の結合ハウジングおよび第2の結合ハウジングに枢動可能に接続されている。下方キャリッジの横断接続部と残りの部分との間の枢動点と、下方キャリッジおよび上方キャリッジの相対的回転運動のための枢動点とを共に配置することは、装置の機能性を集中させ、それにより、装置の他の部品が他の機能用に依然として利用可能なままになる。ベビーカーの場合、機能の集中は、たとえば、利用可能な荷物用空間を拡大できる。
この発明の一実施例では、第1および第2の結合ハウジングは各々、地面で装置を支持するための、支持ブロックまたは支持ホイールなどの支持構造に接続されている。この手段はまた、機能性のさらなる集中をもたらす。
この発明の一実施例では、下方キャリッジの第1のアーム、第2のアーム、横断接続部、およびさらに別の横断接続部は、実質的に同じ平面に位置しており、下方キャリッジの横断接続部および/またはさらに別の横断接続部を折畳む際、関連する第1の伸長部および関連する第2の伸長部が平面で枢動する。この機能性により、折畳まれた状態での装置の寸法は、同じ平面の方向において小さくなり得る。
この発明の一実施例では、第1のアーム、第2のアーム、および横断接続部は、U字型の輪郭を形成し、または、下方キャリッジの第1のアーム、第2のアーム、横断接続部、およびさらに別の横断接続部は、矩形の輪郭を形成し、または、第1のアーム、第2のアーム、および横断接続部は三角形の輪郭を形成し、第1のアームおよび第2のアームは、横断接続部から離れる方に向かう側で互いに枢動可能に結合されている。長方形の輪郭またはU字型の輪郭により、装置は、4つのコーナー点で支持されるようになる。三角形の輪郭は、たとえば、車輪が3つのベビーカーで使用可能である。折畳みを可能にするために、横断接続部から離れる方に向かう第1のアームおよび第2のアームの端が、枢動可能に接続されてもよい。
この発明の一実施例では、上方キャリッジは、第1の結合ハウジングに枢動可能に結合された第3のアームと、第2の結合ハウジングに枢動可能に結合された第4のアームとを含む。オプションで存在する、上方キャリッジのさらに別の横断接続部はここでは、第3のアームおよび第4のアームの双方に枢動可能に接続されてもよい。この後者の場合、上方キャリッジのさらに別の横断接続部の第1の伸長部は、第3のアームに枢動可能に結合され、上方キャリッジのさらに別の横断接続部の第2の伸長部は、第4のアームに枢動可能に結合されている。
この発明の一実施例では、装置は、第1のアームおよび第3のアームの互いに向かう相対的回転運動を、横断接続部の第1の伸長部の折畳み運動に変換するための、および/または、第2のアームおよび第4のアームの互いに向かう相対的回転運動を、横断接続部の第2の伸長部の折畳み運動に変換するための、別の変換機構を含む。バランスのとれた装置が、複数の変換機構を用いることによって得られ、特にこれが第1の方向に垂直な対称面を有する対称的な装置をもたらす場合に得られ、また、横断接続部および/またはさらに別の横断接続部のヒンジ要素によって得られる。
この発明の一実施例では、装置は、下方キャリッジと上方キャリッジとの間の接続アームを含み、接続アームは、下方キャリッジに摺動可能にかつ枢動可能に結合され、上方キャリッジに枢動可能に接続されている。そのような接続アームは、第1のアームと第3のアームとの間に、および/または第2のアームと第4のアームとの間に配置されている。枢動可能でかつ摺動可能な結合の一実施例では、接続アームは、下方キャリッジに向かう一端で、キャリッジに枢動可能に結合されている。キャリッジは次に、下方キャリッジのスロットまたは溝、たとえば第1または第2のアームの溝内で摺動してもよい。
この発明の一実施例では、装置は、第1のアームと第3のアームとの間の接続アームの摺動運動をロックするための、および/または、第2のアームと第4のアームとの間の接続アームの摺動運動をロックするためのロック機構を含む。ここで、アームの組合せ毎に別個のロック機構が設けられてもよい。しかしながら、双方の摺動運動が、下方キャリッジの横断接続部を介して関連付けられているということは、当業者には明らかであろう。
この発明の一実施例では、変換機構は、横断接続部と接続アームとの間の結合アームを含み、接続アームおよび結合アームは、下方キャリッジおよび上方キャリッジの互いに向かう相対的回転運動の際、接続アームが横断接続部から離れるように摺動して、これにより横断接続部の枢動をもたらすように具現化されている。上方キャリッジが下方キャリッジへと回転する際、またはその逆の場合、接続アームは横断接続部から離れるように摺動する。結合アームによる横断接続部と接続アームとの結合により、ヒンジ要素が引張られ、それにより横断接続部は枢動するであろう。その結果、回転時、下方キャリッジが第1の方向に折畳まれるであろう。
結合アームは、第1のアーム用の接続アームと第1の伸長部との間に、および、第2のアーム用の接続アームと第2の伸長部との間に配置されてもよい。ここでも、バランスのとれた装置が、結合アームの対称的使用を通して得られ得る。この手段または他の手段の対称的使用のさらなる利点は、二重ロック、たとえば第1のアームから見て装置の左側および右側についてのロックを適用することが可能になる、ということである。これにより、装置の安全性を高めることができる。なぜなら、回転運動および折畳み運動を可能にするには、2つの別個のロック機構を操作する必要があるためである。
この発明の一実施例では、接続アームは、第1の方向に折畳み可能なバー構成によって相互接続されており、バー構成は、使用位置で接続アーム間に剛性接続部を形成するよう付勢されている。そのようなバー構成は通常、剛性実体が得られるようにばね張力がかかった、枢動可能に結合された複数のチューブ部を含む。
この発明の一実施例では、バー構成は死点を有し、バー構成は、剛性接続部をもはや形成しなくなるよう、死点を越えて動かなければならない。ここで装置にはさらに、死点を越えるようにバー構成を動かすことによってバー構成のロックを解除するようユーザによって操作可能なロック解除機構が設けられている。回転運動と折畳み運動とが関連付けられていることにより、このロック解除機構はまた回転運動をロックする。
この発明の文脈では、ロック解除機構およびロック機構という用語は、ほぼ同じ機能性を意味するために使用される。接続アームの摺動運動をロックするためのロック機構は、たとえば、ロック解除機構とみなされてもよい。ロック機構の操作は、結局のところ、摺動運動が可能になることを確実にする。
この発明の一実施例では、バー構成のためのロック解除機構、および、第1のアームと第3のアームとの間の接続アームまたは第2のアームと第4のアームとの間の接続アームの摺動運動をロックするためのロック機構は、ユーザによる1回の操作によって同時に操作可能である。これはユーザの利便性を高める。上述の利点は、たとえば、前記機構同士が機械的に結合され、同じ操作要素を用いて操作可能であるという点で、達成可能である。これはその他の場合、たとえば左右にある二重形状をとる機構を除外しない。単一の動作とは、その場合、左側および右側の機構に関連する操作要素のほぼ同時の操作を意味する。
この発明の一実施例では、上方キャリッジは、回転軸に平行な軸を中心とする相互枢動のために互いに枢動可能に結合された、第1の上方キャリッジ部および第2の上方キャリッジ部を含む。これは、たとえば、折畳み位置での上方キャリッジの長さが、下方キャリッジの長さよりも大きい場合に有利である。これにより、上方キャリッジの長さが、折畳み位置での装置の全長を決定し得る。ここで上方キャリッジに枢動可能な形状も与えることにより、この長さを減少させること、たとえばほぼ半分にすることが可能である。
この発明の一実施例では、接続アームは第1の上方キャリッジ部に摺動可能にかつ枢動可能に結合され、下方キャリッジに枢動可能に接続されている。装置はさらに、第1の方向に折畳み可能で、第1の方向に平行な軸を中心とする回転のためにヒンジによって相互接続された背部およびシート部が設けられた子供用シートを含む。シート部はここではそのお尻側に、ヒンジから接続アームへと枢動可能に接続されたシートアームと、ヒンジから第1の上方キャリッジ部へと枢動可能に接続されたシート部結合アームとを含む。背部はその片側に、ヒンジから延びて第2の上方キャリッジ部に直接または変換機構を介して枢動可能に接続された背部アームを含む。
さらに別の実施例では、子供用シートには、第1の上方キャリッジ部の窪みに受けられる第1の挿入部が設けられている。シート部結合アームはここでは第1の挿入部に枢動可能に接続されており、子供用シートはさらに、第2の上方キャリッジ部の窪みに受けられ、背部アームが枢動可能に接続された第2の挿入部を含む。
さらに別の実施例では、第1および第2の挿入部と第1および第2の上方キャリッジ部との接続は解除可能であり、それにより子供用シートは装置の残りから取外し可能である。
この発明の一実施例では、装置は、第1および第2の上方キャリッジ部の相互ロックのためにユーザによって操作可能なロック機構を含む。そのロック位置では、第1および第2の上方キャリッジ部は、1つの伸長部を形成するために並んでいる。
この発明の一実施例では、第1のアームと第3のアームとの間の接続アームの摺動運動をロックするための、および/または第2のアームと第4のアームとの間の接続アームの摺動運動をロックするためのロック機構は、第1または第2の上方キャリッジ部に受けられ、かつ、第1および第2の上方キャリッジ部のロック解除および相対的回転の後でのみ、ユーザによってアクセス可能および/または操作可能である、ロック機構の前記操作のための操作要素を含む。したがって、第1および第2の上方キャリッジ部が依然としてロックされている場合、下方キャリッジおよび上方キャリッジを回転させて折畳むためにユーザが操作しなければならない操作要素にアクセスしたり、および/または操作要素を操作することは、不可能である。操作要素は、たとえば、第1および第2の上方キャリッジ部間の枢動点の近傍で、およびこれらの部分の一方において受けられる。上方キャリッジ部同士の相互枢動により、これらの部分の内側は開いたままとなり、それにより、ユーザが操作要素を操作することが可能になる。別のオプションは、第1および第2の上方キャリッジ部が互いに対してまだ枢動されていない場合、操作要素が阻止されるということである。
なお、上方キャリッジ部が枢動されると初めて利用可能になる操作要素を有する上述のシステムは、操作要素と関連するロック機構が、折畳み運動のロックとは別に回転運動のみをロックする場合にも、適用可能である。このため、そのようなシステムは本質的に、下方キャリッジに対して上方キャリッジが回転可能な既存のシステムで適用可能である。そのようなシステムの一例は、車輪が設けられた下方キャリッジに対して回転可能な2つの平行なプッシュバーによって上方キャリッジが形成されているベビーカーである。
この発明の一実施例では、変換機構は、上方キャリッジの一端に接続された第1の係合要素と、横断接続部の一端に接続された第2の係合要素とを含み、第1および第2の係合要素は相互に係合している。これらの係合要素は各々、たとえば歯車部を含む。上方キャリッジと横断接続部との間で係合要素を使用することにより、変換機構が直接的になるため、構成部品の数を少なくすることができる。全体に歯がついた歯車の使用が除外されないということは当業者には明らかであろう。なぜなら、歯車は歯車部を含むためである。
この発明の一実施例では、上方キャリッジは一端で、回転軸を中心とする回転のために配置された第1の歯車部に固定接続され、横断接続部は一端で、第1の歯車部に垂直に係合する第2の歯車部に固定接続されている。歯車部はこのため、歯車部に接続された構成部品と同じ平面で、またはそれに平行な平面で動く。
この発明のさらに別の実施例では、第3のアームはその一端で、下方キャリッジおよび上方キャリッジの互いに向かう相対的回転運動の際、回転軸を中心に回転する第1の歯車部に固定接続され、第1の伸長部は、第1のアームに向かう一端で、第2の歯車部に接続され、第2の歯車部は、第1のアームに対する第1の伸長部の前記枢動のために、第1のアームに固定接続された第1の軸を中心に回転可能である。
この発明のさらに別の実施例では、第1の軸は第1の結合ハウジングに配置され、第3のアームにはその一端に、回転軸に平行にかつ第1の結合ハウジングの空洞内で延びる第2の軸が設けられ、第2の軸はその一端で第1の歯車部に接続されている。
上述の変換機構はこのため、第1の結合ハウジングにおいて完全にまたはほぼ完全に受けられる。これにより、子供が指を挟むおそれがある鋭い可動部品が遮蔽されたままになる。これは、装置の安全性を高める。
この発明のさらに別の実施例では、第2のアーム、第4のアーム、および第2の伸長部についても、上述と同様の態様で、第1の歯車部および第2の歯車部が配置されている。これも、システムの対称性およびバランスを高める。
この発明はまた、子供を支持するための上述の装置を含むベビーカーも提供する。装置の下方キャリッジはここでは、ベビーカーの車輪搭載下方キャリッジに対応し、装置の上方キャリッジは、ベビーカーのプッシュバーに対応している。
この発明の一実施例では、上述の第3のアームおよび第4のアームは、ベビーカーを押し進めるためのプッシュバーであり、第1および第2のアームには車輪が設けられている。これらの車輪は、第1または第2の結合ハウジングに結合可能であり、旋回形状をとってもよい。ベビーカーの上方キャリッジはさらに、好ましくは第1の方向に折畳み可能な子供用シートに接続可能であってもよく、または接続されていてもよい。
装置はまた、子供を支持するための上述の装置を含む子供用椅子も提供する。
この発明の一実施例では、第1のアームおよび第2のアームは、地面で子供用椅子を支持するための桁を形成しており、第3および第4のアームは、シート部に接続可能な、または接続された垂直材である。このシート部も、第1の方向に折畳み可能であってもよい。
この発明はまた、子供を支持するための上述の装置を含む子供用ベッドも提供する。
この発明の一実施例では、子供用ベッドは、子供を支持するための前記装置の少なくとも2つを含み、各装置の第3および第4のアームは使用位置では垂直に配置されており、少なくとも2つの装置の第1および第2のアームは、横断接続部、第1のアーム、および第2のアームが、マットレスを配置可能な矩形構造を形成するように、互いに固定接続されている。子供用ベッドは、垂直材を第1および第2のアームの方向に回転させることによって折畳み可能である。これにより、1対の第1のアームと1対の第2のアームとの間の距離はより小さくなる。マットレスはまず、回転前に子供用ベッドから取外す必要がある。これらの種類のマットレスは通常、枢動可能に結合された一連のマットレス部として設計されている。これは、子供用ベッドを折畳んだ後で、子供用ベッドの周りにマットレスを畳み、それを1つのパッケージとして運ぶという可能性を生み出す。子供用ベッドにはまた、第3および第4のアーム間に張り渡された、下方または上方に折畳むスクリーンが設けられてもよい。子供はこれにより、子供用ベッドの中で安全であり、子供が容易に子供用ベッドから離れることはできない。
以下に、添付図面を参照して、この発明をより詳細に説明する。
使用位置にある、この発明に従ったベビーカーの一実施例を示す図である。 プッシュバーが折畳まれた図1の実施例を示す図である。 上方キャリッジが下方キャリッジに向かって回転した図1の実施例を示す図である。 図1の結合ハウジングの部分破断詳細図である。 関連する底面図である。 折畳み位置にある図1のベビーカーを示す図である。 ベビーカーのハンドグリップの位置での図1のベビーカーの断面図である。 上方キャリッジのさらに別の横断接続部の位置での図1のベビーカーの断面図である。 上方キャリッジ部の枢動点の位置での図1のベビーカーの断面図である。 第2の結合ハウジングの位置での図1のベビーカーの部分破断詳細図である。 使用位置にある、この発明に従った子供用椅子の一実施例を示す図である。 折畳み位置にある、この発明に従った子供用椅子の一実施例を示す図である。 使用位置にある、この発明に従った子供用ベッドの一実施例を示す図である。 折畳み位置にある、この発明に従った子供用ベッドの一実施例を示す図である。 折畳み位置にある、この発明に従った子供用ベッドの一実施例を示す図である。 図1の実施例の代替的な一実施例を示す図である。 図1のベビーカー用の子供用シートの一実施例を示す図である。 図1のベビーカー用の子供用シートの一実施例を示す図である。 図1のベビーカー用の子供用シートの一実施例を示す図である。 図1のベビーカーにおける図13Aの子供用シートの搭載を示す図である。 この発明に従ったベビーカーのさらに別の一実施例を示す図である。 図15の実施例用の子供用シートを示す図である。 図15の実施例における子供用シートとベビーカーとの結合の詳細図である。 子供用シートとベビーカーとの結合を示す図である。
図1は、この発明に従った子供を支持するための装置の一実施例が適用されるベビーカー1を示す。ベビーカー1は、下方キャリッジ2と上方キャリッジ3とを含む。下方キャリッジ2は、横断接続部6およびさらに別の横断接続部7によって結合される、第1のアーム4および第2のアーム5を含む。第1のアーム4および第2のアーム5は、第1の結合ハウジング8および第2の結合ハウジング9をそれぞれ含む。横断接続部6の第1の伸長部10は、この部分が下方キャリッジ2の平面で回転できるように、第1の結合ハウジング8に枢動可能に接続されている。第1の伸長部10はまた、ヒンジ要素12によって第2の伸長部11に枢動可能に接続されている。第2の伸長部11は他端で、第2の結合ハウジング9に枢動可能に接続されている。横断接続部6は、図3に示すように、ヒンジ要素12の2つの回転軸13、14によって枢動可能である。
さらに別の横断接続部7は、横断接続部6と同様に具現化されている。それは、第1の伸長部15と、第2の伸長部16と、2つの回転軸18、19を有するヒンジ要素17とを含む。さらに別の横断接続部7はこれにより、図3に示すように、下方キャリッジ2の平面で枢動可能である。
第1の結合ハウジング8および第2の結合ハウジング9は、第3のアーム20および第4のアーム21にそれぞれ枢動可能に結合されている。第3のアーム20および第4のアーム21には一端に、ハンドグリップ20およびハンドグリップ23がそれぞれ設けられている。第3のアームおよび第4のアームは、さらに別の横断接続部24によって相互に結合されている。さらに別の横断接続部24は、第3のアーム20に枢動可能に結合された第1の伸長部25と、第4のアーム21に枢動可能に結合された第2の伸長部26とを含む。双方の部分は、軸28を中心とする回転を可能にするヒンジ要素27によって互いに枢動可能に結合されている。さらに別の横断接続部24はこれにより、図5に示すように枢動可能である。第3のアーム20、第4のアーム21、およびさらに別の横断接続部24は全体で、上方キャリッジ3を形成する。
第3のアーム20は、ヒンジ29によって互いに枢動可能に結合された2つのアーム部20−1、20−2を含む。同様に、第4のアーム21は、ヒンジ30によって互いに枢動可能に結合された2つのアーム部21−1、21−2を含む。アーム部20−2、21−2はこれにより、図2に示すように、それぞれのアーム部20−1、21−1に対して回転可能である。アーム部20−1、21−1はここで第1の上方キャリッジ部を形成し、アーム部20−2、21−2は第2の上方キャリッジ部を形成する。
下方キャリッジ2と上方キャリッジ3とは、接続アーム31、32によって結合されている。接続アーム31は、第3のアーム20に枢動可能に結合され、第1のアーム4に枢動可能にかつ摺動可能に結合されている。後者の結合は、接続アーム31が第1のアーム4に向かう一端で、スロット33内でそれ自体摺動可能なキャリッジ(図示せず)に枢動可能に結合されているため、可能となる。同様に、接続アーム32は、第2のアーム5に向かう一端で、スロット34内でそれ自体摺動可能なキャリッジ(図示せず)に枢動可能に結合されている。
接続アーム31、32は、枢動可能なバー構成35によって相互に結合されている。このバー構成35は、ヒンジ37によって互いに枢動可能に結合された複数のチューブ部36を含む(図9参照)。バー構成35は、ねじりばね38によって付勢されている。バー構成35はこれにより、図1に示すような使用位置で剛性構造を形成する。バー構成35は、死点を有する。バー構成35がこの死点を越えて動かされまたは枢動されると、それはもはや図1の剛性構造を形成せず、図2および図3に示すように第1の方向に折畳み可能になる。
横断接続部6とさらに別の横断接続部7とは、2つのサイドアーム40、41に枢動可能に接続されたアーム39によって結合されている。サイドアーム40、41は次に、第1のアーム4のスペーサ片42および第2のアーム5のスペーサ片43にそれぞれ枢動可能に接続されている。スペーサ片42、43は、横断接続部6、7の枢動点と関連するアーム4、5との間でほぼ等しい距離を提供する。
第1の結合ハウジング8および第2の結合ハウジング9は、旋回前輪44に接続されている。後端で、第1のアーム4および第2のアーム5は、概して旋回形状をとっていない後輪45に接続されている。フットペダル46、47を操作することによって、本質的に公知のブレーキ機構が起動可能である。この機構は、相互に係合可能な歯付き構造(図示せず)を含む。後輪45の回転軸には1つの歯付き構造が接続されているため、この車輪にブレーキをかけることができる。双方の後輪45のブレーキ機構は、ケーブル48、49によって機械的に結合されている。これは、一方のペダル46、47しか操作されない場合に双方の後輪45が阻止されることを達成する。
ベビーカー1の操作について、以下に詳細に説明する。ここでの開始点は、図1に示すような使用位置である。
図1は、2つのプッシュボタン50、51を示す。これらのボタンを操作することにより、第3のアーム20および第4のアーム21内を走るケーブル52が動かされる(図6〜8参照)。ケーブル52は、被覆53と、その中に受けられるケーブルコア54とを含む。ケーブルコア54はロール55上に搭載され、ロール55は、第4のアーム21に対して軸56を中心に回転できるものの、並進することはできない。プッシュボタン51は、操作可能となる前に解除されなければならない。これは、ロック解除要素57を第4のアーム21へと動かすことによって起こる。窪み58がこれにより、プッシュボタン51の突起59と並んで位置する。プッシュボタン51はこれにより、第4のアーム21内で動くことができる。この動きにより、本体60が下向きに動かされる。これは、本体60が軸56用のスロット(図示せず)を含むために可能である。本体60の一端で、ケーブルコア54は点61に固定接続されている。ケーブルコア54はこのため、ロール55の周りを走っている。さらに別の本体62が、第4のアーム21に固定接続されている。本体62は、第4のアーム21に対して被覆53を固定する。本体62に対して本体60を遠ざけるばね63が、さらに配置されている。プッシュボタン51が操作されることによって本体60がここで下向きに動かされると、ケーブルコア54の終点61は下向きに動くであろう。ケーブルコア54はこれにより、効果的に引張られ得る。
図8は、結合されていない位置でのアーム部21−1および21−2間の枢動点を示す。アーム部21−1および21−2間の結合は、フック64、65によって可能になる。図8では、ケーブルコア54の動きにより、フック64が上向きに回転される。その他の場合、フック64は、フック65が係合可能な位置へと回転しやすくなるよう、ねじりばね66によって張力をかけられている。ケーブルコア54が結合されていないフック64、65を有するため、アーム部21−1および21−2は互いに対して枢動可能である。
アーム部21−1には、ケーブル70のケーブルコア68およびケーブル71のケーブルコア69に接続されたハンドル67が設けられている。これらのケーブルの被覆は、要素72によって、アーム部21−1に対して固定されている。ケーブルコア68、69は、軸73を中心にハンドル67を回転させることによって引張られる。しかしながら、ハンドル67は、操作可能となる前に解除されなければならない。アーム部21−1において、阻止手段74が受けられる。図1の使用位置では、阻止手段74はアーム部21−1および21−2間に封入されて固定して位置しており、それによりハンドル67は操作できない。アーム部21−1および21−2の結合を解除した後、およびこれらの部分を枢動した後で、阻止手段74は自由に動けるようになり、それによりハンドル67は操作可能となる。
図7および図8を参照して、さらに別の横断接続部24の動きをここに説明する。
図7は、さらに別の横断接続部24の位置でのアーム部21−2を示す。横断接続部24の伸長部26は、伸長部26が軸75を中心に回転できるようにアーム部21−2に枢動可能に接続されている。しかしながら、図7に示す状況では、伸長部26がロック要素76に当たって位置しているため、この回転は不可能である。この要素は、ケーブル52を通すための空洞を有する。ロック要素76の動きは、ケーブル52に影響を全くまたはほとんど与えない。伸長部26には、伸長部27の回転を促すねじりばね77が設けられている。
アーム部21−2は、本体79に固定接続されたロッド78を含む。この本体は、アーム部21−2内で並進可能であり、本体79を下向きに押すばね18のばね張力を受けている。本体79において受けられているのは、本体79に対してロック要素78を上向きに押す、さらに別のばね81である。
図8は、ロッド78が下向きに動けない状況を示す。これは、ばね80が本体79を下向きに押したためである。これは、ロッド78が依然として、伸長部26の回転が防止された上方位置にある図7とは対照的である。したがって、双方の図は相関していない。
図8に破線で示すのは、ロッド78が下向きに動けないことを確実にする阻止手段82である。使用位置では、阻止手段82はアーム部21−1および21−2間に封入されており、それにより、それは留め具83を越えて上向きに摺動し、ロッド78を引留める。アーム部21−1および21−2の結合を解除した後で、阻止手段82は下向きに摺動可能となり、それにより、ロッド78も下向きに動くことができる。ばね80のばね張力により、本体79はロック要素76とともに下向きに動くであろう。この結果、伸長部26とロック要素76とはもはや接触しておらず、伸長部26は枢動可能である。ロック要素76は本体79に対して動くことができる。これにより、フレームが折畳み位置から使用位置へと動いた後で、アーム部21−1および21−2が互いに再度結合される際に、ロッド78および阻止手段82によって本体79がその位置でロックされた場合でさえ、ロック要素76は下向きの方向に動くことができる。横断接続部24の伸長部25および26は、横断方向における上方キャリッジの剛性を高めるよう、再度並ぶようになるであろう。伸長部26はここで、ロック要素76の傾斜面を圧迫し、それによりロック要素76は、ばね81のばね張力とは逆に下向きに動く。伸長部26が使用位置に位置する場合、それはもはやロック要素76と接触しておらず、ロック要素76はばね81のばね張力によってそのロック位置へと動くであろう。
図1に示す実施例以外のベビーカーの実施例が可能であることは、当業者には明らかであろう。この発明は、たとえば、図1に示すハンドグリップ22、23の代わりに、横断接続部24が押し要素として使用される一実施例を明らかに除外しない。そのような実施例では、図6に示すようなハンドグリップ22、23の機能部分は、横断接続部24において少なくとも部分的に受けられるであろう。
図4A、図4b、および図9を参照して、下方キャリッジ3の機能性を説明する。
図9には、ケーブル71がフック84に接続されていることが示されている。このフックは、接続アーム32の枢動点に係合している。図9はしたがって、接続アーム32の枢動点がスロット34内で並進できない状況を示している。したがって、上方キャリッジ3は下方キャリッジ2へと回転することができず、ベビーカー1は、以下に解明されるように折畳めない。さらに、ベビーカー1が完全に折畳まれた際に枢動点をロック可能なフック85が示されている。双方のフック84、85はロッド86によって結合されており、したがって、双方ともハンドル67で操作可能である。
以下に説明するように、接続アーム32の枢動点の摺動は、横断方向におけるベビーカー1の折畳みに、解除不能な態様で関連付けられている。枢動点の摺動はしたがって、バー構成35の折畳みと調和する必要がある。これはケーブル70によって起こり、それはバー構成35をその死点を通るように引張る。これは枢動点の並進と同時に起こるため、ベビーカー1を折畳むことができる。
図4Aおよび図4Bは、第1の結合ハウジング8を詳細に示す。ここでは軸87が示されており、それはアーム部20−1に固定接続され、オプションで軸受が搭載された態様で結合ハウジング8において支持されている、。上方キャリッジ3が下方キャリッジ2へと回転するにつれて、軸87は回転するであろう。軸87の端で、歯車部88が軸87に固定接続されている。歯車部88は、歯車部88に垂直に配置された歯車部89に係合している。歯車部89は、横断接続部6の第1の伸長部10に固定接続されている。歯車部89はここでは、軸90を中心に回転可能である。したがって、その結果、第1の伸長部10はまた、軸90を中心に回転可能である。
上方キャリッジ3が下方キャリッジ2に向かって回転するにつれて、軸87は、ギア付き変換機構によって第1の伸長部10を枢動させるであろう。同じ機構が、ベビーカー1の他方の側に、すなわち第2の結合ハウジング9に配置されている。横断接続部6はこれにより、図3に示すように枢動するであろう。横断接続部6とさらに別の横断接続部7との結合により、この後者も枢動するであろう。
ベビーカー1の折畳みはこのため、以下のように要約できる。第1のステップとして、ロック要素57が操作され、そのため、アーム部20−1と20−2、およびアーム部21−1と21−2とが、プッシュボタン50、51によって結合解除される。アーム部20−2および21−2は次に、ハンドグリップ22、23が前輪44の近傍へと動くように前方に枢動される(図2参照)。さらに別の横断接続部24がこれにより、ベビーカー1の横断方向に枢動可能になる。これにより、ハンドル67を操作することも可能になる。この操作により、バー構成35は折畳み可能になり、接続アーム31、32の枢動点は、それがそれぞれのスロット33、34内で摺動できるように結合解除される。その結果、ユーザは、上方キャリッジ3全体を下方キャリッジ2へと回転させることができる(図3参照)。この回転により、横断接続部6はギア付き変換機構によって枢動し、それにより、ベビーカー1は横断方向に折畳まれるであろう。横断接続部7および24はここでは、横断接続部6の枢動運動に従う。最後に、ベビーカー1は、図5に示すように折畳まれた位置となる。
図示されていないものの、ベビーカー1は、通常の態様で子供用の折畳みベッドまたはカーシートに結合可能である。そのような構成要素も、折畳む際に構成要素がベビーカー1に接続されたままとなるよう、折畳み可能な形状を与えられている。カーシートは、たとえば、ここでは少なくとも横断方向に折畳み可能である。カーシートまたは折畳みベッドは通常、第3のアーム20および第4のアーム21に結合可能である。
この発明に従った子供を支持するための装置の適用を、ベビーカーについて上述してきた。しかしながら、この発明はベビーカーに限定されない。図10Aおよび図10Bはこのため、子供用椅子での適用を示し、図11A〜11Cは携帯用ベビーベッドでの適用を示している。
図10Aは、子供用椅子101を示す。これは、第1のアーム104と、第2のアーム105と、横断接続部106と、さらに別の横断接続部107とを含む。これらの要素は、子供用椅子101のための支持サービスを形成する。子供用椅子101はさらに、第3のアーム120と、第4のアーム121とを含む。これらのアームは入れ子状に伸長可能である。それらはシート部190に接続されている。この部分は、ヒンジ192、193によって枢動可能なアームレスト191を含む。シート部190の下側はさらに、ヒンジ194によって、第3のアーム120および第4のアーム121に枢動可能に接続されている。
子供用椅子101は、以下のように折畳み可能である。図10Aの要素はここでは、図1〜9の同様の要素と同じ機能を有する。まずアームレスト191のロックを解除し、それによりそれらは枢動可能となる。次にシート部を前方に動かす。これは入れ子式のアーム120、121のロックを解除し、その結果、シート部190を下向きに運ぶことが可能になる。この入れ子式の動きは、第3のアーム120と第1のアーム104との間の、および第4のアーム121と第2のアーム105との間の変換機構のロックを解除する。子供用椅子101はしたがって、横断方向および垂直方向の双方において折畳み可能となる。
図11Aは、使用位置にある子供用ベッド201を示す。子供用ベッド201は、第1のアーム204と、第2のアーム205と、第3のアーム220と、第4のアーム221と、横断接続部206とを含む。図11Aの要素は、図1〜9の同様の要素と同じ機能を有する。
子供用ベッド201を折畳むには、まず、第3のアーム220および第4のアーム221を、矢印Aに示すように第1のアーム204および第2のアーム205の方向に回転させる。横断接続部206はこれにより枢動を開始し、それにより、図11Cに示すような折畳み位置が得られる。子供用ベッド201にはさらに、子供を保護するために、ネット295が設けられてもよい。
これまで示してきた実施例では、上方キャリッジおよび下方キャリッジの回転運動を、下方キャリッジの、およびオプションで上方キャリッジの折畳み運動に変換するために、ギア付き変換機構が使用されてきた。しかしながら、この発明はそれに限定されない。
図12は、ギア付き変換機構の代替例を示す。この図では、図1と同じ番号付けが採用されている。しかしながら、図1の実施例との大きな違いは、図12ではギア付き変換機構がないということである。代わりに、結合アーム98、99が配置されている。結合アーム98はここでは、接続アーム31に枢動可能に接続され、第1の伸長部10に枢動可能に接続されている。結合アーム99は、接続アーム32に枢動可能に接続され、第2の伸長部11に枢動可能に接続されている。この実施例では、上方キャリッジを下方キャリッジへと回転させた結果、結合アーム98,99によって横断接続部6を枢動させるのは、接続アーム31、32である。しかしながら、この形の変換機構も直接的である。これは、横断接続部を下方キャリッジおよび上方キャリッジの相対的回転運動に直接接続する、一連の機械的構成部品があるためである。
図13A〜13Cは、図1のベビーカー用の子供用シート300の一実施例を示す。このシートは、シートをベビーカー1の上方キャリッジ3に取付ける挿入部301、302、303を含む(図14参照)。挿入部303は、アーム部20−2,21−2に、矢印Gによって示す場所で取付けられる。挿入部301、302は、アーム部20−1、21−1に、それぞれの矢印E、Fによって示す場所で取付けられる。シート300はさらに、背面307と、シート面322と、調節部を含む脚支持体と、シート300を支持するためのロッド323、324、325、326と、調節つまみ327と、2個の非弾性バンド328、329とを含む。
シート面322は、シートロッド304および305間に張り渡された1枚の布(破線で示す)を含む。上方キャリッジ3の幅は、シート面322が張られることを確実にする。
背面307は、ブラケット314および315の上に枢動不能に搭載されたチューブ306を含む。ブラケット314および315は、それぞれのシートロッド304および305に枢動可能に接続されている。背中の支持はさらに、チューブ306にロッド311で接続されたパネル308によって形成される。子供の背中により幅広い支持を提供するために、追加のパネル312および313がロッド311に取付けられている。背面307はさらに、シート300の後部でともに接合された非弾性バンド328、329によって支持されている。バンド328、329がともに接合する場所には、背面307が異なる位置で配置できるようにバンドをロックするための設備327が作られている。
シート300の両側のシートロッド304および305には、脚支持体が取付けられている。この脚支持体は、脚支持調節部320が搭載された固定部318、319を含む。脚支持調節部320には、パネル321が取付けられている。脚支持調節部320の後ろ側には、脚支持体の高さを設定するためのつまみが設けられている。これらのつまみは、脚支持体が上向きに動かされると、それを自動的にロックする。
ロッド323、324、325、326は、上方キャリッジ3とともにシート300を畳んだり広げたりすることを提供する。ロッド323と325、およびロッド324と326はここでは、互いに枢動可能に接続されており、ロッド323および324はそれぞれのブラケット314および315に枢動可能に接続され、ロッド325および326はそれぞれの挿入部301および302に枢動可能に接続されている。ロッド323、324、325、326はさらに、シート面322が引張られると、それはもはや前方に回転できない、ということを確実にする。
シート300は、挿入部301、302、303によって、上方キャリッジ3に取付けられる。挿入部303は、アーム部20−2および21−2の窪み(図示せず)によって、これらのアーム部20−2および21−2に取付けられる。挿入部301および302は、接続アーム31および32の上方を降下する窪み330を有する。より上方で、挿入部301および302は、それぞれのアーム部20−1および21−1の上のプラスチック部品(図示せず)に嵌めこまれる。
挿入部303がアーム部20−2および21−2に取付けられるため、アーム20−2および21−2の前方への回転は、ベビーカー1の折畳みの一部として、挿入部303および非弾性バンド328、329を介して背面307を前方に引張るであろう。背面307が前方に引張られるため、ブラケット314および315も前方に回転する。ブラケット314、315には、ロッド323および324を前方に押す突起(図示せず)が追加されている。ロッド325、326の上方枢動点が上方キャリッジ3上の固定点に接続されているため、これは、シート300が図13Bに示すように上向きに動くという結果を有する。図13Bに示すような状況では、シート面322は第3のアーム20、21に平行に位置し、背面307はさらに別の横断接続部24の上に位置する。ここでアーム部20−1および21−1を下方キャリッジ2の方向に動かすと、下方キャリッジ2および上方キャリッジ3は、ギア付き変換機構を介してより狭くなるであろう。その結果、シート300もより狭くなることを強いられる。これは、とりわけ、ロッド311がチューブ306およびパネル308上に枢動可能に搭載されているために可能である。パネル312、313はさらに、少なくとも部分的にパネル308を覆うよう摺動可能である。子供用シート300の最終的な折畳み位置を図13Cに示す。
図15は、この発明に従ったベビーカーのさらに別の一実施例を示す。この実施例には、挿入部401,402、403によってアーム部20−1、20−2、21−1、および21−2に挿入される子供用シート400も提示されている。ここで子供用シート400をより詳細に図16に示す。
子供用シート400は、結合部414、415によって互いに接続されたシートロッド404、405と接続アーム440、442とを含む。接続アーム440、442はここでは結合部414、415に枢動可能に結合され、アーム部20−1、21−1に対して固定された枢動点441で挿入部402、401に枢動可能に結合されている。ベビーカーの一方の側について、以下に説明する。ベビーカーの他方の側も同一のまたは実質的に同一の形状を与えられ得るということが当業者には明らかであろう。
挿入部401はキャリッジ480に結合されており、キャリッジ480には、接続アーム442の枢動点441を受けるスロット481が設けられている。キャリッジ480は挿入部401を覆って摺動可能である(図17参照)。
下側では、バー構成435が、枢動点485を介してアーム20−1のスロット486に摺動可能に受けられている。枢動点485はこれにより、ベビーカーを折畳む際、上向きに摺動可能である。なお、この実施例では、バー構成と、下方キャリッジと上方キャリッジとの間の接続アームとは、一体的に形成される。他の実施例では、枢動点は接続アームのみの一部である。
図1の実施例の接続アーム31とは対照的に、図15の接続アーム/バー構成は、下方キャリッジではなくアーム部20−1、21−1において摺動可能である。接続アーム/バー構成はさらに、アーム部20−1、21−1に、および下方キャリッジに枢動可能に接続されている。
子供用シート400は、挿入部401、402、403をアーム部20−1、20−2、21−1、21−2に配置して、子供用シート400をバー構成435に接続することによって、フレームに結合可能である。この目的のために、子供用シート400には、バー構成435の円筒形状の枢動点485に係合可能な窪み487が、結合部450の位置に設けられている(図18参照)。この接続を確実にするために、弾性フック488がさらに存在する。結合部450はまた、キャリッジ480に固定接続されている。結合部450は、シートロッド405に枢動可能に接続されている。
ベビーカーを折畳む際、バー構成435の枢動点485は上向きに動くであろう。これによりキャリッジ480も、結合部450を介して上向きに摺動するであろう。枢動点441はここでは位置を変えない。
アーム部20−2および21−2を折畳んだ後で、バー構成435をその死点を通るように引張ることができる操作要素67を操作することが可能になる。ハンドル67を操作することにより、図9のケーブル71と同等のケーブル(図示せず)によって突起489も引込められ、それにより、枢動点485はスロット486内で摺動可能となり、それにより、ベビーカーを折畳むことが可能になる。突起489はここでは、ばね張力を受けて配置されており、傾斜側が設けられている。これにより、ベビーカーを開いた際、下方キャリッジおよび上方キャリッジが互いに対してロックすることが可能になる。
結合部415は、背部の部分を形成する背部ロッド406にも枢動可能に接続されている。図15では、背部ロッド406は、好ましくは非弾性のバンド328、329によって、アーム部20−2、21−2に間接的に接続されている。これにより、ベビーカーを折畳む際、結合部415が前輪44に対して後方に動くことが可能になり、一方、背部はより一層前輪44に向かって動くであろう。
図16に示すように、背部は、複数のパネル412、413、408を含み、それらは、パネルおよび背部ロッド406の双方に枢動可能に接続されたロッド411によって相互に接続されている。これらのロッド411のうち、下方にあるロッドは、結合部414、415を通って走るケーブル(図示せず)によって、それぞれのシートロッド404、405に接続されている。ケーブルはここでは、上側から下方ロッド411の内部へと係合している。ベビーカーが折畳まれると、このケーブルは下方ロッドを枢動させ、それにより、それらは他のロッド411と同じ位置に位置するようになる。その結果、背部は横断方向において内向きに折畳まれ得る。図16に示す状況では、背部をこのように折畳むことはできない。下方ロッド411はばね張力を受けており、これによりロッド411は図16に示す状況へと動かされる。
完全に折畳まれた位置では、枢動点441は、キャリッジ480のスロット481の端に当たって位置しており、それにより、枢動点441は結合部450に実質的に当たって位置している。
結合部414は、ケーブルをロッド411に収容することがより容易になるよう、好ましくはプラスチックで具現化されている。
上述のベビーカーの一利点は、その上に携帯用ベビーベッドまたはカーシートを配置できること、ならびに、下方キャリッジおよび上方キャリッジを非常にコンパクトな位置へと動かせることである。携帯用ベビーベッドおよびカーシートは、オプションでアダプタを使用して、上述の子供用シートと同様に上方キャリッジに結合可能である。しかしながら、携帯用ベビーベッドおよびカーシートは概して、アーム部20−1および21−1にのみ結合される。
この発明に従ったベビーカーは、コンパクトで折畳み可能なバギーの特徴と、高品質のシートといったより大きいベビーカーの特徴との組合せ、および、携帯用ベビーベッドまたはカーシートを搭載するというオプションを形成する。このベビーカーをバギーとしても使用するには、小さい1組の車輪を設ければよい。
上述の子供用シートはまた、この発明に従った構成を有していないベビーカーにも適用可能である。しかしながら、子供用シートは、この発明の第3および第4のアームといった枢動可能なロッドまたはチューブを使用するベビーカーまたは他の子供支持装置に搭載されるのに特に好適である。これは、上述の子供用シートが、子供用シートの結合を解除する必要なく、そのようなロッドまたはチューブが枢動する可能性を許容するためである。ひときわコンパクトな折畳み位置も得られる。
上述の子供用シートは、子供支持装置の枢動可能なロッドまたはチューブの異なる部分に子供用シートを結合するための第1および第2の結合要素を有する。第1のアームおよび枢動可能なアームは、互いから距離を置いて、第1の結合要素からヒンジ要素へと延びている。通常、左側に1つ、右側に1つある第1のアームはここでシート面を規定し、一方、枢動可能なアームは強化を提供する。これらの後者のアームは通常、互いに枢動可能に接続された2つの部分を含む。
ヒンジ要素から延びているのは、背面を規定する第2のアームである。これらのアームは好ましくは、ヒンジ要素に対して枢動不能である。背面はさらに、好ましくは弾性がほとんどまたは全くないバンドの形状をした可撓性部品によって、第2の結合要素に接続されている。使用位置では、背面は、背面の変位によって子供が後方に沈み込むことが全くまたはほとんどないように、これらの可撓性部品によって固定されている。
この発明に従ったベビーカーなどの折畳み可能な子供支持装置における適用については、そのような子供用シートは横断方向に折畳み可能である。第2のアームはここでは、枢動可能な横断接続部によって相互に結合可能である。シート面は、第1のアーム間の1枚の布によって形成可能であり、それにより、それは容易により狭くなり得る。
背面には、子供の背中を支持するためのパネルを設けることができる。パネルは両側で、接続アームによって第2のアームに枢動可能に接続可能である。その他の場合、第2のアームと接続アームとの間の接続も枢動可能である。接続アームには、さらなるパネルが配置されてもよい。
ここに示された実施例に、この発明の保護範囲から逸脱することなく、さまざまな修正を加えることが可能であるということは、当業者には明らかであろう。この保護範囲は、添付された請求項によってのみ記載される。

Claims (44)

  1. 子供を支持するための装置であって、
    枢動可能な横断接続部を有する下方キャリッジを含み、前記下方キャリッジは、前記枢動可能な横断接続部を枢動することによって第1の方向に折畳み可能であり、前記装置はさらに、
    前記下方キャリッジに枢動可能に結合された上方キャリッジを含み、前記下方キャリッジおよび上方キャリッジは互いに向かって回転可能であり、前記装置はさらに、
    前記下方キャリッジおよび前記上方キャリッジの互いに向かう相対的回転運動を、前記枢動可能な横断接続部の折畳み運動に変換するための変換機構を含み、前記変換機構は、前記上方キャリッジの一端に接続された第1の係合要素と、前記横断接続部の一端に接続された第2の係合要素とを含み、前記第1および第2の係合要素は相互に係合しており、
    前記装置は、前記下方キャリッジが折畳まれた折畳み位置と、前記上方キャリッジが前記下方キャリッジに対して斜めに延びる使用位置との間で可動である、装置。
  2. 前記下方キャリッジおよび前記上方キャリッジは、前記第1の方向に実質的に平行な回転軸に沿って、互いに向かって回転可能である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の係合要素および前記第2の係合要素は各々、歯車部を含む、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記上方キャリッジは一端で、前記回転軸を中心とする回転のために配置された第1の歯車部に固定接続され、前記横断接続部は一端で、前記第1の歯車部に垂直に係合する第2の歯車部に固定接続されている、請求項2に従属する範囲での、請求項3に記載の装置。
  5. 前記第2の歯車部は、前記下方キャリッジに固定接続された第1の軸を中心に回転可能である、請求項4に記載の装置。
  6. 前記横断接続部は、前記回転軸の位置に配置されている、請求項2〜5のいずれかに記載の装置。
  7. 前記横断接続部は、一端で相互枢動のために互いに結合され、他端で前記下方キャリッジの残りの部分に各々別々に枢動可能に結合された、第1の伸長部および第2の伸長部を含み、使用位置では、前記第1の伸長部は前記第2の伸長部と並んで位置し、および/または第2の伸長部にロックされている、前述の請求項のいずれかに記載の装置。
  8. 前記横断接続部は、前記第1の伸長部および前記第2の伸長部の前記相互枢動のためにヒンジ要素を含み、前記変換機構は、前記下方キャリッジを折畳むために、上方キャリッジおよび下方キャリッジの互いに向かう相対的回転運動を、前記ヒンジ要素の運動に変換するよう適合されている、請求項7に記載の装置。
  9. 前記上方キャリッジは、請求項7または8に記載の前記横断接続部と同様に具現化された、さらに別の枢動可能な横断接続部によって、前記第1の方向に折畳み可能であり、前記上方キャリッジは、前記上方キャリッジおよび前記下方キャリッジの互いに向かう相対的回転運動の際、前記さらに別の横断接続部が折畳まれるように具現化されている、前述の請求項のいずれかに記載の装置。
  10. 前記下方キャリッジは、請求項7または8に記載の前記横断接続部と同様に具現化された、さらに別の枢動可能な横断接続部を含み、前記下方キャリッジの前記横断接続部および前記さらに別の横断接続部は、前記下方キャリッジの前記横断接続部および前記さらに別の横断接続部が実質的に同時に枢動するように結合されている、前述の請求項のいずれかに記載の装置。
  11. 前記下方キャリッジの前記横断接続部をロックするためにユーザによって操作可能なロック機構、および/または、前記下方キャリッジの前記さらに別の横断接続部をロックするためにユーザによって操作可能なさらに別のロック機構、および/または、前記上方キャリッジの前記さらに別の横断接続部をロックするためにユーザによって操作可能なさらに別のロック機構を含む、前述の請求項のいずれかに記載の装置。
  12. 前記下方キャリッジは、第1の結合ハウジングが設けられた第1のアームと、第2の結合ハウジングが設けられた第2のアームとを含み、
    前記第1の伸長部は前記第1の結合ハウジングに枢動可能に接続され、前記第2の伸長部は前記第2の結合ハウジングに枢動可能に接続され、
    前記上方キャリッジは、前記第1の結合ハウジングおよび前記第2の結合ハウジングに枢動可能に接続されている、請求項7に従属する範囲での、前述の請求項のいずれかに記載の装置。
  13. 前記第1および第2の結合ハウジングは各々、地面で前記装置を支持するための、支持ブロックまたは支持ホイールなどの支持構造に接続されている、請求項12に記載の装置。
  14. 前記下方キャリッジの前記第1のアーム、前記第2のアーム、前記横断接続部、および/または前記さらに別の横断接続部は、実質的に同じ平面に位置しており、前記下方キャリッジの前記横断接続部および/またはさらに別の横断接続部を折畳む際、関連する前記第1の伸長部および関連する前記第2の伸長部が平面で枢動する、請求項12または13に記載の装置。
  15. 前記第1のアーム、前記第2のアーム、および前記横断接続部は、U字型の輪郭を形成し、または
    前記下方キャリッジの前記第1のアーム、前記第2のアーム、前記横断接続部、および前記さらに別の横断接続部は、矩形の輪郭を形成し、または
    前記第1のアーム、前記第2のアーム、および前記横断接続部は三角形の輪郭を形成し、前記第1のアームおよび前記第2のアームは、前記横断接続部から離れる方に向かう側で互いに枢動可能に結合されている、請求項12〜14のいずれかに記載の装置。
  16. 前記上方キャリッジは、前記第1の結合ハウジングに枢動可能に結合された第3のアームと、前記第2の結合ハウジングに枢動可能に結合された第4のアームとを含み、
    請求項6に従属する範囲で、前記上方キャリッジの前記さらに別の横断接続部は、前記第3のアームおよび前記第4のアームの双方に枢動可能に接続されている、請求項12〜15のいずれかに記載の装置。
  17. 前記第1のアームおよび前記第3のアームの互いに向かう相対的回転運動を、前記横断接続部の前記第1の伸長部の折畳み運動に変換し、および/または
    前記第2のアームおよび前記第4のアームの互いに向かう相対的回転運動を、前記横断接続部の前記第2の伸長部の折畳み運動に変換するための、別の変換機構を含む、請求項12〜16のいずれかに記載の装置。
  18. 前記下方キャリッジと前記上方キャリッジとの間の接続アームをさらに含み、前記接続アームは、前記下方キャリッジまたは前記上方キャリッジに摺動可能にかつ枢動可能に結合され、前記下方キャリッジまたは前記上方キャリッジの他方に枢動可能に接続されている、前述の請求項のいずれかに記載の装置。
  19. 前記装置は、前記第1のアームと前記第3のアームとの間に、および/または前記第2のアームと前記第4のアームとの間に配置された接続アームを含む、請求項16に従属する範囲での、請求項18に記載の装置。
  20. 前記第1のアームと前記第3のアームとの間の前記接続アームの摺動運動をロックするための、および/または、前記第2のアームと前記第4のアームとの間の前記接続アームの摺動運動をロックするためのロック機構を含む、請求項18または19に記載の装置。
  21. 前記接続アームは前記下方キャリッジに摺動可能にかつ枢動可能に結合され、前記上方キャリッジに枢動可能に接続されており、前記変換機構は、前記横断接続部と前記接続アームとの間の結合アームを含み、前記接続アームおよび結合アームは、前記下方キャリッジおよび前記上方キャリッジの互いに向かう相対的回転運動の際、前記接続アームが前記横断接続部から離れるように摺動して、これにより前記横断接続部の枢動をもたらすように具現化されている、請求項20に記載の装置。
  22. 結合アームが、前記第1のアーム用の前記接続アームと前記第1の伸長部との間に、および、前記第2のアーム用の前記接続アームと前記第2の伸長部との間に配置されている、請求項7および19に従属する範囲での、請求項21に記載の装置。
  23. 横断方向に離れて配置され、前記第1の方向に折畳み可能なバー構成によって相互接続された1対の接続アームを含み、前記バー構成は、使用位置で前記接続アーム間に剛性接続部を形成するよう付勢されている、請求項18〜22のいずれかに記載の装置。
  24. 前記バー構成は死点を有し、前記バー構成は、剛性接続部をもはや形成しなくなるよう、死点を越えて動かなければならず、前記装置はさらに、前記死点を越えるように前記バー構成を動かすことによって前記バー構成のロックを解除するようユーザによって操作可能なロック解除機構を含む、請求項23に記載の装置。
  25. 前記ロック解除機構、および、前記第1のアームと前記第3のアームとの間の前記接続アームまたは前記第2のアームと前記第4のアームとの間の前記接続アームの摺動運動をロックするための前記ロック機構は、前記ユーザによる1回の操作によって同時に操作可能である、請求項20に従属する範囲での、請求項24に記載の装置。
  26. 前記上方キャリッジは、前記回転軸に平行な軸を中心とする相互枢動のために互いに枢動可能に結合された、第1の上方キャリッジ部および第2の上方キャリッジ部を含む、請求項2に従属する範囲での、前述の請求項のいずれかに記載の装置。
  27. 前記接続アームは前記第1の上方キャリッジ部に摺動可能にかつ枢動可能に結合され、前記下方キャリッジに枢動可能に接続されており、前記装置はさらに、前記第1の方向に折畳み可能で、前記第1の方向に平行な軸を中心とする回転のためにヒンジによって相互接続された背部およびシート部が設けられた子供用シートを含み、前記シート部はそのお尻側に、前記ヒンジから前記接続アームへと枢動可能に接続されたシートアームと、前記ヒンジから前記第1の上方キャリッジ部へと枢動可能に接続されたシート部結合アームとを含み、前記背部はその片側に、前記ヒンジから延びて前記第2の上方キャリッジ部に直接または変換機構を介して枢動可能に接続された背部アームを含む、請求項18〜20のいずれかに従属する範囲での、請求項26に記載の装置。
  28. 前記子供用シートには、前記第1の上方キャリッジ部の窪みに受けられる第1の挿入部が設けられ、前記シート部結合アームは前記第1の挿入部に枢動可能に接続されており、前記子供用シートはさらに、前記第2の上方キャリッジ部の窪みに受けられ、前記背部アームが枢動可能に接続された第2の挿入部を含む、請求項27に記載の装置。
  29. 前記第1および第2の挿入部と前記第1および第2の上方キャリッジ部との接続は解除可能であり、それにより前記子供用シートは前記装置の残りから取外し可能である、請求項28に記載の装置。
  30. 前記第1および前記第2の上方キャリッジ部の相互ロックのためにユーザによって操作可能なロック機構を含む、請求項26〜29のいずれかに記載の装置。
  31. 前記第1のアームと前記第3のアームとの間の前記接続アームの摺動運動をロックするための、および/または前記第2のアームと前記前記第4のアームとの間の接続アームの摺動運動をロックするための前記ロック機構は、前記第1または第2の上方キャリッジ部に受けられ、かつ、前記第1および第2の上方キャリッジ部のロック解除および相対的回転の後でのみ、ユーザによってアクセス可能および/または操作可能である、前記ロック機構の前記操作のための操作要素を含む、請求項20に従属する範囲での、請求項30に記載の装置。
  32. 前記第3のアームはその一端で、前記下方キャリッジおよび前記上方キャリッジの互いに向かう相対的回転運動の際、前記回転軸を中心に回転する前記第1の歯車部に固定接続され、前記第1の伸長部は、前記第1のアームに向かう一端で、前記第2の歯車部に接続され、前記第2の歯車部は、前記第1のアームに対する前記第1の伸長部の前記枢動のために、前記第1のアームに固定接続された第1の軸を中心に回転可能である、請求項16に従属する範囲での、請求項5に記載の装置。
  33. 前記第1の軸は前記第1の結合ハウジングに配置され、前記第3のアームにはその一端に、前記回転軸に平行にかつ前記第1の結合ハウジングの空洞内で延びる第2の軸が設けられ、第2の軸はその一端で前記第1の歯車部に接続されている、請求項32に記載の装置。
  34. 前記第2のアーム、前記第4のアーム、および前記第2の伸長部についても、請求項32または33に記載されたものと同様の態様で、第1の歯車部および第2の歯車部が配置されている、請求項32または33に記載の装置。
  35. 請求項1〜34のいずれかに記載の子供を支持するための前記装置を含む、ベビーカー。
  36. 前記装置の前記下方キャリッジには車輪が設けられ、前記装置の前記下方キャリッジは前記ベビーカーの下方キャリッジを形成しており、前記装置の前記上方キャリッジは前記ベビーカーのプッシュバーを形成している、請求項35に記載のベビーカー。
  37. 前記第3のアームおよび前記第4のアームは、前記ベビーカーを押し進めるためのプッシュバーであり、前記第1および第2のアームには車輪が設けられている、請求項16に従属する範囲での、請求項36に記載のベビーカー。
  38. 前記車輪は、旋回のために前記第1または前記第2の結合ハウジングに接続されている、請求項37に記載のベビーカー。
  39. 前記上方キャリッジは、前記第1の方向に折畳み可能な子供用シートに接続可能であり、または接続されている、請求項35〜38のいずれかに記載のベビーカー。
  40. 請求項1〜34のいずれかに記載の子供を支持するための前記装置を含む、子供用椅子。
  41. 前記第1のアームおよび前記第2のアームは、地面で前記子供用椅子を支持するための桁を形成しており、前記第3および第4のアームは、シート部に接続可能な、または接続された垂直材である、請求項16に従属する範囲での、請求項40に記載の子供用椅子。
  42. 請求項1〜34のいずれかに記載の子供を支持するための装置を含む、子供用ベッド。
  43. 子供を支持するための前記装置の少なくとも2つを含み、各装置の前記第3および第4のアームは使用位置では垂直に配置されており、前記少なくとも2つの装置の前記第1および第2のアームは、前記横断接続部、前記第1のアーム、および前記第2のアームが、マットレスを配置可能な矩形構造を形成するように、互いに固定接続されている、請求項16に従属する範囲での、請求項42に記載の子供用ベッド。
  44. 前記第3および第4のアーム間に張り渡された下方または上方に折畳むスクリーンをさらに含む、請求項43に記載の子供用ベッド。
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