JP2013535986A - 核酸の捕捉法および配列決定法 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、2010年8月27日に出願された米国特許仮出願第61/402,350号に対し米国特許法第119条(e)に基づく優先権を主張し、その内容は参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、核酸の混合物から標的核酸分子を分離し、このような分子の配列を決定することに関する。
「亜硫酸水素塩処理」は、核酸を亜硫酸水素イオン(例えば亜硫酸水素マグネシウムや亜硫酸水素ナトリウム)に未保護シトシンのウラシル変換に十分な濃度で曝露することを指す。「亜硫酸水素塩処理」はまた、核酸を、未保護シトシンをウラシルに変換するのに使用されうる他の試薬、例えば二亜硫酸塩および重亜硫酸塩などに適切な濃度で曝露することを指す。「亜硫酸水素塩処理」は一般に、核酸を亜硫酸水素イオンまたは他の試薬に曝露した後、例えばNaOHなどの塩基に曝露することを含む。
一実施態様では、本発明は、個体支持体に固定された、例えばプライマーなどの相補的核酸を使用して、標的核酸分子を捕捉する方法に関する。ある実施態様では、次いで、標的核酸分子を鋳型として使用するポリメラーゼによるプライマーからの核酸重合を検出することにより、標的核酸分子の核酸配列が決定される。検出は、単分子レベルで発生し、リアルタイムまたはほぼリアルタイムである。
様々な実施態様では、標的核酸分子はDNAである。一実施態様では、標的核酸分子は、ヒトゲノムまたは他の任意の生物のゲノムなどのゲノムの任意の領域(「標的領域」)に相当しうる。標的領域は、1つまたは複数の複数メガベースの連続するブロック、1つまたは複数の染色体の全エキソンなどの複数のより小さい連続する領域または非連続の領域、またはSNPを含むことがわかっている部位などでありうる。標的領域を含むゲノムは部分的であっても完全であってもよい。ゲノムは、患者試料またはプールされた患者試料、セルラインまたはセル培地、生検材料、正常な組織試料または腫瘍や他の疾患の組織および当業者が認めうる他の生物学的供給源などの任意の生物学的供給源に由来しうる。一実施態様では、標的核酸を含むゲノムDNAは、例えば超音波処理または水力学的力により剪断され、一般に約200〜600塩基対の断片にされ、標的核酸分子はこれらの断片またはその分画部分から捕捉される。別の実施態様では、標的核酸分子は、コード配列または非コード配列でありうる。このような一実施態様では、標的核酸分子はエキソンであるか、またはその一部分である。
様々な実施態様では、標的核酸分子は、例えばRNA、DNA(例えばゲノムDNA)またはcDNAの分子などの核酸の混合物から捕捉される。一実施態様では、混合物中の核酸は、標的核酸分子の捕捉前に増幅される。これは、例えばユニバーサルなプライミング部位を含むアダプターを混合物中の核酸分子の末端にライゲートさせて得られ、末端はライゲーション前に随意に末端修復しうる。ユニバーサルプライマーは、混合物中の核酸増幅にこのように使用されうる。
標的核酸分子(特異的ハイブリダイゼーション複合体に含有される)は、混合物の他の核酸から分離された後、配列決定されうる。様々な実施態様では、この工程は一般に「再配列決定」と称され、リファレンスゲノムからの標的領域の配列は既知である。再配列決定の現行法では、標的核酸分子を増幅させた後、特異的ハイブリダイゼーション複合体から溶出させることが必要であり、増幅された標的核酸分子は次いで「次世代」配列決定技術(例えばパラレルで高スループットの配列決定ができる配列決定プラットフォーム)または再配列決定アレイ(核酸の個々のセグメントにおける変異の有無を特異的に検出するプローブを含むマイクロアレイ)を使用して配列が決定される。溶出工程および増幅工程の要件は時間とリソースを消費し、試料の欠失または標的核酸分子群内の個別の標的核酸分子のバイアス表示のおそれがある。
別の態様では、本発明は、ゲノムDNA断片内のCpGジヌクレオチドのメチル化状態をゲノムDNA断片を個体支持体に固定することにより決定し、固定されたゲノムDNA断片の核酸配列をゲノムDNA断片を鋳型として使用するポリメラーゼによるヌクレオチド重合の検出により決定し、固定されたゲノムDNA断片を新たに合成された核酸鎖から変性させ、個体支持体を亜硫酸水素塩に曝露し、ゲノムDNA断片の核酸配列を、標的核酸分子を鋳型として使用するポリメラーゼによるヌクレオチド重合の検出により決定する方法に関する。
ゲノムDNA断片は、ヒトゲノムまたは他の任意の生物由来のゲノムなどの任意のゲノムから得られうる。ゲノムは部分的であっても完全であってもよい。ゲノムは、患者試料またはプールされた患者試料、セルラインまたはセル培地、生検材料、正常な組織試料または腫瘍や他の疾患の組織および当業者が認めうる他の生物学的供給源などの任意の生物学的供給源に由来しうる。一実施態様では、ゲノムDNAは、例えば超音波処理または水力学的力により剪断され、一般に約200〜600塩基対の断片にされる。別の実施態様では、ゲノムDNAは酵素消化により断片化される。
ゲノムDNA断片は、様々な方法のうち任意の方法で個体支持体に固定されうる。ゲノムDNA断片は、共有結合または非共有結合などで個体支持体に直接的または間接的に固定されうる。適切な化学的リンカーまたは他の結合法が当業者には公知である。特定の実施態様では、ゲノムDNA断片は変性され、個体支持体に一本鎖の形態で固定される。ゲノムDNA断片、例えば一本鎖のゲノムDNA断片は、結合用の核酸またはアダプターを介して個体支持体に固定される。例えば、アダプターは個体支持体に固定された状態で、ゲノムDNA断片の一端または両端にライゲートされうる。アダプターは、例えばオリゴヌクレオチドなどの一本鎖でありうる。ある実施態様では、アダプターは最初にゲノムDNA断片にライゲートされ、次いで個体支持体に固定されるか、あるいは、アダプターは最初に個体支持体に固定され、次いでゲノム断片が個体支持体上のアダプターにライゲートされる。別の実施態様では、アダプターはビオチン化され(例えば、1つまたは複数のビオチン化ヌクレオチドを含む)、個体支持体は、その表面にストレプトアビジンを有し、ビオチン部分がストレプトアビジンに結合してアダプターを固定する。
固定されたゲノムDNA断片の配列は、個体支持体上で決定される。ある実施態様では、ゲノムDNA断片は、一本鎖の形態で個体支持体に固定されるか、または二本鎖の形態で個体支持体に固定され、その全体または一部は個体支持体に固定されたままの一本鎖に変換可能である。
ゲノムDNA断片の配列決定に次いで、新たに合成されたDNA鎖とゲノムDNA断片からなる特異的ハイブリダイゼーション複合体は(例えば熱または塩基の変性により)変性され、新たに合成されたDNA鎖がゲノムDNA断片から分離される。個体支持体上のゲノムDNA断片は亜硫酸水素塩処理に供される。亜硫酸水素塩処理の実施法は当分野では公知であり、例えばHermanら(1996)の Proc. Natl. Acad. Sci. USA 93:9821-9826に記載されている。ゲノムDNA断片の未保護(非メチル化)シトシンは、こうしてウラシルに変換される。ゲノムDNA断片は、次いで上述のような配列決定プロトコールに供される。得られた配列は亜硫酸水素塩処理前に得られた配列と比較され、配列決定プロトコールにより生成された新たに合成された鎖に、例えばグアニンの代わりにチミンが存在することに示されるように、ゲノムDNA断片中でウラシル残基に変換されたシトシン残基が同定される。変換された残基はゲノムDNA断片中の非メチル化状態を示すが、変換されなかった残基はゲノムDNA断片中の保護された、すなわちメチル化状態を示す。このようにして、ゲノムDNA断片のメチル化状態が決定される。
対象となる標的核酸分子を含むDNA(例えば、対象となるタンパク質コード領域を有するゲノムDNA)が、図1Bおよび図2Bに示すように適切な大きさに剪断される。対象となる領域の相補的オリゴヌクレオチドを収容する、例えばアレイ(図1Aに示す)またはビーズ(図2Aに示す)などの基材が使用される。対象となる領域は、例えばエキソンでありうる。剪断されたDNAからの該当領域を含む核酸が、オリゴヌクレオチドへのハイブリダイゼーションを通じて基材上で捕捉される。図1では、剪断されたDNAからの該当する領域を含む核酸が、オリゴヌクレオチドへのハイブリダイゼーションによりアレイ上で捕捉されている。図2では、剪断されたDNAからの該当する領域を含む核酸が、ビーズ上の溶液に捕捉されている。非結合DNAおよび非特異的結合DNAは洗い流される。図2Cでは、ビーズは、例えば規則的アレイまたは不規則的アレイなどの別の基材に載置される。捕捉されたDNAは、図1Cおよび図2Cに示すように、直接的配列決定に供される。これは、リアルタイムのDNA合成の間、付加された塩基とポリメラーゼの直接的モニタリングを可能にするオリゴヌクレオチドの自由3’末端(プライマーとして機能する)、標識ポリメラーゼおよび標識dNTPを使用して得られる。
図3Bおよび4Bに示すように、ポリ-Aテールを含むRNAが使用されうる。ポリ-dTを含むオリゴヌクレオチドを含む、例えばアレイ(図3Aに示す)またはビーズ(図4Aに示す)などの基材も使用される。RNAは、図3Cおよび図4Cに示すように、ポリ-Aテールがポリ-dTを含むオリゴヌクレオチドにハイブリダイズすることを通じて基材に捕捉される。非結合RNAおよび非特異的結合RNAは洗い流され、捕捉されたRNAは、ポリ-dTの自由3’末端と逆転写酵素を使用してcDNAに変換される。RNAからcDNAへの変換後、cDNA配列が決定される。cDNA配列決定の一実施態様では、オリゴヌクレオチドアダプターが新たに合成されたcDNAの自由3’末端にライゲートされ、次いでプライマーがそのアダプターにアニールされる。cDNAは、リアルタイムのDNA合成の間、付加された塩基とポリメラーゼの直接的モニタリングを単分子レベルで可能にする当該プライマー、標識ポリメラーゼおよび標識dNTPを使用して、配列決定される。あるいは、捕捉されたRNAは、リアルタイムのcDNA合成の間、付加された塩基とポリメラーゼの直接的モニタリングを単分子レベルで可能にする標識逆転写酵素および標識dNTPを使用して、直接的に配列決定されうる。(図3C及び4Cを参照されたい。)
DNA(例えばゲノムDNA)のメチル化状態を決定するため、最初にDNAは適切な大きさに剪断され、好ましくは図5Bおよび図6Bに示すように一本鎖に変換される。メチル化オリゴヌクレオチド(すなわちメチルシトシンを含むオリゴヌクレオチド)を含む、例えばアレイ(図5Aに示す)またはビーズ(図6Aに示す)などの基材が使用される。剪断されたDNAは、図5Cおよび図6Cに示すように、メチル化オリゴヌクレオチドにライゲートされる。ライゲートされたDNAは、次いでリアルタイムのDNA合成の間、付加された塩基とポリメラーゼの直接的モニタリングを単分子レベルで可能にする、アレイまたはビーズ上のメチル化オリゴヌクレオチドの相補的プライマー、標識ポリメラーゼおよび標識dNTPを使用して、配列決定される。ライゲートされたDNAの配列決定後、図5Dおよび図6Dに示すように、新たに合成された鎖は除去され、もとのDNAはメチル化シトシンのウラシル変換が可能になるように亜硫酸水素塩で処理される。処理されたDNAは、リアルタイムのDNA合成の間、付加された塩基とポリメラーゼの直接的モニタリングを単分子レベルで可能にするプライマー、標識ポリメラーゼおよび標識dNTPを使用して、配列決定される。同一分子から得られた亜硫酸水素塩処理前と後の配列を比較することで、DNAのメチル化状態が決定できる。
Claims (16)
- 標的核酸分子を捕捉し配列決定する方法であって、
(a)個体支持体を、ハイブリダイズ条件下で標的核酸分子を含んでなる核酸の混合物に曝露し、ここで標的核酸分子はプライミング能力のある構造で個体支持体に固定されたプライマーと特異的ハイブリダイゼーション複合体を形成し、
(b)個体支持体から非結合核酸および非特異的結合核酸を分離し、
(c)個体支持体を重合条件下でポリメラーゼおよびヌクレオチドに曝露し、
(d)標的核酸分子の核酸配列を、標的核酸分子を鋳型として使用するポリメラーゼによる核酸重合を固定されたプライマーから検出することにより決定することを含む、方法。 - 標的核酸分子がゲノムDNA領域に由来する、請求項1に記載の方法。
- 標的核酸分子がエキソンをすべてまたは部分的に含む、請求項2に記載の方法。
- 標的核酸分子がRNAであり、ポリメラーゼが逆転写酵素であり、プライマーが3’ポリ-T配列を含む請求項1に記載の方法。
- 標的核酸分子がDNAであり、ポリメラーゼがDNAポリメラーゼである請求項1に記載の方法。
- ヌクレオチドが末端のリン酸に標識されている請求項1に記載の方法。
- ポリメラーゼがFRETドナーで標識されており、ヌクレオチドがFRETアクセプターで標識されている請求項6に記載の方法。
- FRETドナーが蛍光ナノ粒子である請求項7に記載の方法。
- ゲノムDNA断片のメチル化状態を決定する方法であって、
(a)ゲノムDNA断片を個体支持体に固定し、
(b)個体支持体に固定されたゲノムDNA断片の核酸配列を、固定されたゲノムDNA断片を鋳型として使用するポリメラーゼによる核酸重合を検出することにより決定し、
(c)固定されたゲノムDNA断片を亜硫酸水素塩処理に供し、
(d)固定された亜硫酸水素塩処理されたゲノムDNA断片の核酸配列を、固定された亜硫酸水素塩処理されたゲノムDNA断片を鋳型として使用するポリメラーゼによる核酸重合を検出することにより決定し、
(e)(b)で決定された核酸配列を(d)で決定された配列と比較し、ここでゲノムDNA断片中のシトシン残基の変換は該残基が亜硫酸水素塩処理前はメチル化されていなかったことを示し、ゲノムDNA断片中のシトシン残基が変換されないことは該残基が亜硫酸水素塩処理前にメチル化されていたことを示す、方法。 - ゲノムDNA断片が個体支持体にアダプターによって固定される請求項9に記載の方法。
- アダプターがプライマー結合部位を含み、プライマー結合部位中のシトシンが保護される請求項10に記載の方法。
- (b)および/または(d)のポリメラーゼが、プライマー結合部位にアニールされたプライマーから核酸鎖を重合する請求項11に記載の方法。
- (b)および/または(d)の核酸重合が、標識ヌクレオチドの取り込みを検出することにより検出される請求項9に記載の方法。
- 標識ヌクレオチドが末端のリン酸に標識されている請求項13に記載の方法。
- (b)および/または(d)のポリメラーゼがFRETドナーで標識されており、ヌクレオチドがFRETアクセプターで標識されている請求項14に記載の方法。
- FRETドナーが蛍光ナノ粒子である請求項15に記載の方法。
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