JP2013535591A - クラムシェル・ドアハンドル把持装置 - Google Patents

クラムシェル・ドアハンドル把持装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、ユーザがドアハンドルを便利に握ることを可能とするために、容易に開くことが出来るように構成された丈夫な体を有するクラムシェル型の装置である。好ましくは、クラムシェルは、その近端又はその付近にヒンジ、又は容易に繰り返し折り畳み可能な部分を有する。ヒンジ部分から遠くへ延びるのは、概ね平坦な2つの上側及び下側プレートである。これらのプレートは、比較的平坦なものであってもよいし、湾曲したものであってもよい。容易に操作可能なロック/アンロックラッチがヒンジに設けられる場合がある。あるいは、ラッチは、上側プレートと下側プレートのいずれかの遠端に、又は、一方若しくは両方の側に沿って設けられる場合がある。
【選択図】図1

Description

本願は、2010年7月6日に出願された米国仮特許出願第61/361,742号、2010年12月21日に出願された米国仮特許出願第61/425,727号、2011年1月19日に出願された米国仮特許出願第61/434,021号、及び2011年3月17日に出願された米国仮特許出願第61/453,812号に基づく優先権を主張し、これら全ての開示全体が、参照により本明細書に援用される。
発明の背景
本発明は、衛生装置に関し、より具体的には、ドアハンドルを衛生的に把持するための、又は他の物品又は要素を把持するための、丈夫な体を有するクラムシェル型の装置に関する。
関連技術
米国特許第2,695,999号(アーノルド)は、装着者の指がポケット又は一組のポケットに入れられるゴム又は皮の手保護器を開示している。
米国特許第5,987,645(ティースター)は、装着者の手のためのポケットを備えた吸収材料又はプラスチックシートの手保護器を開示している。
米国特許第6,912,728(パネラ)は、ドアノブを握っているときにユーザの手を保護するための可撓性シートバリアを開示している。好ましくは、パネラのシートは、ディスペンサ容器の中に折り畳まれた形で格納され、各使用の後破棄されるように構成される。
今もなお、ごみ処理問題の原因とならない携帯型の細菌又はバクテリア遮断装置のニーズがある。また、今もなお、再使用が可能なそのような装置のニーズがある。さらに、今もなお、再使用時に便利に消毒することが可能なそのような装置のニーズがある。本発明は、これらのニーズに応えるものである。
発明の概要
本発明は、本明細書において「把持装置」とも呼ばれる、丈夫な体を有するクラムシェル型の装置であり、この装置、容易に開くことが出来るように構成され、それによってユーザは、ドアハンドル、及び/又は他の物品又は対象を便利に握ることができる。好ましくは、この装置は、衛生的な上記把持を可能にし、それによって、細菌性若しくは他の微生物、又は病原体が、ユーザの手や指に移らないようにする。この装置は、指紋が物品又は対象に付着することを防止し、及び/又は、物品又は対象からの手や指の損傷を防止するといった、他の理由からも有用な場合がある。好ましくは、クラムシェルは、その近端又はその付近にヒンジ、又は容易に繰り返し折り畳み可能な部分を有する。ヒンジ部分から遠くへ延びるのは、概ね平坦な2つの上側及び下側プレートである。1つ又は2つのプレートは、比較的平坦であってもよいし、湾曲していてもよい。
容易に操作可能なロック/アンロックラッチが、ヒンジに設けられる場合がある。あるいは、ラッチは、上側プレート若しくは下側プレートのいずれかの遠端に設けられ、又は、いずれか又は両方の側面に沿って設けられる場合がある。このように、クラムシェルは、ドアハンドルを握るために、開いた状態へと便利に展開することができ、及び、例えばシャツやパンツのポケットのための封筒に格納する時には、未展開状態へと便利に戻すことができる。
また、上側及び/又は下側プレートは、より良好にドアハンドルにフィットするように、及び、より良好に手で保持することができるように、湾曲していてもよい。最終的な形状は、概ね円錐台であってもよく、2つの空間的に離れた細長いスロットを有し、それによってドアハンドルを受け止め、受け入れる際に、円錐台を切り開くことが可能となる。また、プレートの外側表面のいずれか一方又は両方には、手、又は1以上の指を受け止め、固定するために、例えば、ストラップ又はポケットが設けられる場合がある。
好ましくは、瞬間ドアハンドル把持装置は、プラスチックから作成される場合がある。プラスチックは、手及びドアハンドルにフィットするだけの十分な可撓性を有するように薄く形成される場合がある。ただし、プラスチックは、丈夫な体が得られ、頑丈で、耐久性を有するものになるだけの十分な厚みを有する必要もあり、少なくとも一等客室の食器洗い機の安全性が得られるだけの厚みを有することが好ましい。また、ドアハンドルをより心地よく及びよりしっかりと握るために、把持装置は、例えば、より軟らかく粘性の高いプラスチックのような、異なるタイプのプラスチックを組み合わせて作成される場合があり、それによって、上側及び/又は下側プレートの内側における摩擦が増加する場合がある。あるいは、把持装置のプレートは、耐久性のある段ボール、及び/又は他の紙、又は他の繊維系材料であってもい。
図面の簡単な説明
プレートの遠端付近に機械的留め具を備えた、本発明のワンフラットプレート実施形態の背底面斜視図である。把持装置は、ドアノブを把持している。 図1に示した実施形態の正平面斜視図である。 ユーザの手の図とともに、図1及び図2に示した実施形態の平側面斜視図である。 図1〜図3に示した実施形態の平正面斜視図である。ただし、ドアノブや手は示されていない。 図4に示した図である。ただし、把持装置は閉じられ、機械的ラッチは係合されている。 図4に示した図の側面図である。 図5に示した図の側面図である。 図4に示した図の展開図である。 丸いドアノブに接している他の実施形態を示す平側面斜視図である。 図9に示した実施形態の平側面斜視図である。ただし、L字形ドアハンドルに接しているところを示している。 図9及び図10に示した実施形態の平側面斜視図である。ただし、ドアノブやハンドルは示されていない。 図11に示した図の側面図である。 図12に示した図である。ただし、閉位置にある状態を示している。 本発明のさらに他の実施形態の平面斜視図である。 図14に示した図の側面図である。 図14及び図15に示した実施形態の平側面斜視図であり、本発明が内部にちょうど収まる封筒を備えている。 図16に示した図である。ただし、本発明が封筒に入っている状態を示している。 ドアノブを把持する本発明のさらに別の湾曲実施形態を示す平側面斜視図である。 図18に示した実施形態の平側面斜視図である。ただし、ドアノブは示されていない。 図19に示した図である。ただし、把持装置が閉位置にある状態を示している 例えば、ユーザのベルト、ハンドバッグ、又はブリーフケースにクリップ留めすることが可能な代替のハウジングに収容された代替実施形態を示す背面斜視図である。 図21の実施形態の正面図である。 図21の実施形態の側断面図である。 図21及び図22の実施形態の側面斜視図であり、リールイン機能の一実施形態を示している。図中、把持装置は、ケーブル又は他のテザーによってハウジングに繋ぎとめられ、把持装置をハウジングの中に引き戻すスプリングロード機能を備えているので、把持装置を前記ケーブル又はテザーにより収納可能である。 代替のケース/ハウジングに収容された把持装置の一実施形態を示す平面斜視図である。 開いた形態における把持装置の一実施形態を示す斜視図であり、摩擦パッドが汚れたとき、又は磨耗したときに、摩擦パッドがどのように交換できるかを示している。この図において、上側摩擦パッドと下側摩擦パッドは両方とも取り外され、交換される場合がある。なお、前記摩擦パッドは、抗菌性の層、表面、薬剤、又は他の組成物又は構造をさらに含む場合がある。摩擦/抗菌パッドは、好ましくは、糊の付いた別の摩擦/抗菌パッドに交換される。 開位置にある把持装置の他の実施形態を示す側面斜視図である。 閉位置にある把持装置の他の実形形態を示す側面斜視図である。 把持装置の他の実施形態の開いた状態の平面斜視図である。 把持装置の他の実施形態の閉じた状態の側面図である。 把持装置の他の実施形態の開いた状態の平面斜視図である。 把持装置の他の実施形態の閉じた状態の側面図である。 把持装置の他の実施形態を示す背平面斜視図である。装置を開いた状態にする力を加えるためのヒンジのスプリング又は他の部材の代わりに、プレートの外側に弾性バンドが設けられている。 把持装置の他の実施形態を示す平正面斜視図である。この実施形態では、ヒンジのスプリング又は他の手段の代わりに、装置を開いた状態にする力を加えるために弾性部材が設けられている。弾性部材は、プレートの壁の中のチャネル空間の中に実質的に隠され、プレートの各遠端にある金属バーに固定されている。 把持装置の他の実施形態を示す背面斜視図である。この実施形態では、ヒンジのスプリング又は他の手段の代わりに、装置を開いた状態にする力を加えるために弾性部材が設けられている。弾性部材は、プレートの壁の中のチャネル空間の中に実質的に隠され、プレートの各遠端にある金属バーに固定されている。 把持装置の他の実施形態を示す平側面図である。この実施形態では、写真(複数可)、番号、医療情報、金融若しくはクレジットカード情報、又は他の情報、広告、又は他の標識を有する身分証明書又は他のカードが、装置の一方のプレートに結合される。この実施形態では、カードは、そのコーナーが装置のコーナーフラップの下に受け止められることによって、装置に結合される。 把持装置の他の実施形態を示す平側面斜視図である。この実施形態では、写真(複数可)、番号、医療情報、金融若しくはクレジットカード情報、又は他の情報、広告、又は他の標識を有する身分証明書、クレジットカード、又は他のカードが、装置に結合される。この実施形態では、カードは、その一部が装置の縁から突出する形で結合される。このように、カードを容易に把持することができ、及び/又はカードをカードリーダを通してスウィープすることができる。好ましくは、突出部分は、磁気ストリップ、又は他の情報搬送デバイスを含む。 カードの2つの端部を装置のプレート上の2つのエンドスリーブの下に滑り込ませることによって、写真(複数可)、番号、医療情報、金融若しくはクレジットカード情報、又は他の情報、広告、又は他の標識を有する身分証明書、クレジットカード、又は他のカードを装置に結合する実施形態を示している。 装置のプレートの一方の外側表面の大半又は全部を覆うスリーブの中に滑り込ませることによって、写真(複数可)、番号、医療情報、金融若しくはクレジットカード情報、又は他の情報、広告、又は他の標識を有する身分証明書、クレジットカード、又は他のカードを装置に結合する実施形態を示している。 装置の片側に情報のチップ又は他の保持手段を含む、把持装置の他の実施形態を示す平側面斜視図である。例えば、チップ又は他の保持手段は、写真(複数可)、番号、医療情報、金融若しくはクレジットカード情報、又は他の情報、広告、又は他の標識を保持する場合がある。この実施形態では、チップは通常、装置の一方の外側表面上に概ね中央に配置される。ただし、チップが格納された領域をリーダー又は他のセンサに向けてスウィープし、又は、チップが格納された領域を近接センサの十分に近くを通過させることによって、チップを容易に読み出すことが可能である限り、代わりに、1以上のチップを他の領域又は表面に配置してもよい。
発明の詳細な説明
図面を参照すると、本発明のクラムシェル・ドアハンドル把持装置の種々の実施形態のうちの幾つかが、全ての実施形態ではないが、示されている。装置は、好ましくは、ドアハンドルを把持するためのものであるが、例えば、握ったり触れたりしなければならない他の物品/対象上の病原体から手や指を保護すること、及び/又は、物品/対象により引き起こされる可能性がある損傷、汚染、又は他の問題から手や指を保護することのような、他の目的に使用される場合もある。
図1は、本発明の第1の実施形態を示している。把持装置10は、その近端付近にヒンジ12を有している。ヒンジ12は、上側プレート14と下側プレート16を結合している。プレート14及び16は、概ね矩形であり、概ね平坦である。これらのプレートは、ドアハンドル20を受け止めるための2つのオープントレイを形成するために、隆起した縁部18及び18’をそれぞれ有する場合がある。プレート14と16の間には、ヒンジ12に沿って、把持装置10を開くためのバイアスをかけるスプリング22が存在する場合がある。両プレート14及び16の遠端付近には、把持装置10を閉じた状態に維持するための機械的ラッチのための種々のコンポーネントが存在する。例えば、プレート14上には、キーパーバー24が存在する。また、例えば、プレート16上には、キーパーバー24と協働し、把持装置10を閉じた状態に維持するための、キーパースイベルラッチ26が存在する。
図2では、図1に示したコンポーネントの大半を見ることができるが、プレート14及び16をはっきりと見ることはできない。その理由は、プレート14及び16の内側表面が、それぞれ摩擦パッド28、及び28’であるからである。パッド28及び28’は、プレート14及び16それぞれによるドアノブ20の保持/把持を強化するために設けられている。この役割のために、パッド28及び28’は、プレート14及び16のものに比べて、高い粘着性を有し、高い柔軟性を有し、高い弾性を有する材料から形成される場合がある。あるいは、代替実施形態では、ドアノブ20を良好に把持するために、軽石粉又は他のグリットをパッド28及び28’に添加する場合がある。
好ましくは、パッド28及び28’は、選択的に取外し可能、及び交換可能とされる場合がある。このように、パッドは、その把持能力を復元するために、リフレッシュされる場合がある。あるいは、パッド28及び28’は、取り外され、汚れたドアノブやハンドルと接触し汚染されていない新しい清潔なパッドを取り付けるべく、交換される場合がある。また、代替として、パッドは、例えば、銀のような金属が添加され、又は注入されたプラスチックのような、抗菌材料から作成される場合がある。あるいは、パッドは、上乗せされる抗菌エアロゾル、気体、ゲル、又は液体などと親和性を有するように構成される場合がある。
また、図2において最初に見られるものは、キーパースイベルラッチ26の内側にあるキーパーエッジ30である。機械的ラッチ26が係合しているとき、キーパーエッジ30は、図1に示したキーパーバー24と協働し、把持装置10を閉位置に維持する。
図3は、図1及び図2に示した実施形態を示している。ただし、把持装置10のユーザの手32も概略的に示している。把持装置10は、任意の便利なサイズに作成することができる。例えば、若者、女性、及び男性のユーザに対し、異なるサイズとすることが考えられる。また、ユーザによっては、図3に示した3又は4本の指の代わりに、親指と、例えば人差し指及び中指のような1本又は2本の指とを使用すると、心地よい場合がある。したがって、把持装置10の任意の便利な形状が考えられる。例えば、把持装置10は、より長いもの、より幅の狭いもの、並びに、より短いものや、より幅の広いものとなるように作成される場合がある。さらに、丸みを帯びた形を有するものや、他の心地よいシルエット又は空想的なシルエットに類似した形を有するものも考えられる。
図4〜図8は、図1〜図3に示した第1の実施形態のさらに別の図を示している。具体的には、機械的ラッチ26は、キーパースイベルラッチとして示されている。ラッチ26上のキーパーエッジ30は、プレート14の遠端部の外側表面上のキーパーバー24と協働し、把持装置10を図7に示すような閉位置に維持する。
図8の展開図にはさらに、パッド28及び28’が、プレート14及び16から分離可能であるものとして、それぞれ示されている。ただし、パッド28及び28’は、倍密度型成形品におけるように、プレート14及び16の中に、それぞれ一体化される場合がある。あるいは、パッド28及び28’は、複数の薄い材料のシートのタブレットであってもよく、タブレットの個々のシートは、使用後に廃棄のために選択的に剥ぎ取られ、次の使用に備えて未使用のシートが使用可能にされる場合がある。
把持装置10は、従来技術により、従来の材料から形成される場合がある。例えば、プレート14及び16は、薄く、耐久性のあるプラスチックから形成される場合がある。また、図示されているようなヒンジ12は、金属又はプラスチックのロッドを有するように形成される場合がある。ただし、ヒンジ12は、例えば、隆起した縁部18及び18’上の協働する肩部と一体に形成される場合があり、その場合、ロッドは、必要ない場合がある。また、ヒンジ12は、プレート14と16を結合するプラスチックの容易に繰り返し折り畳み可能な部分と同じくらい単純なものであってよい。この場合、スプリング22によって与えられるバイアスは、代わりに、容易に折り曲げ可能な部分における「記憶力」によって与えられる場合がある。
たとえスプリング2又はその均等におけるバイアスが非常に小さかったとしても、把持装置10のエッジ18及び18’を両側からそっと押すことによって、把持装置10が開くのを助けることができる。この両側から押す動作は、プレート14及び16の僅かな変形を引き起こし、多くの場合、キーパーバー24からラッチ26の係合を解除することにさえ十分な場合がある。
さらに、取扱いの容易さを増加させるために、プレート14及び/又はプレート16の外側表面上には、ポケット又はストラップが設けられる場合がある。このポケット又はストラップは、米国特許第2,695,999号(アーノルド)、5,987,645号(ティースター)、及び6,912,728号(パネラ)に開示されているタイプのものであってよい。このように、ポケット又はストラップは、プレートの外側端部の上又はその付近において折り返され、及び/又は横向きに延びるパッド28及び/又は28’の材料のフラップによって、プレート14又は16の遠端側の外側端、又はその付近に形成される場合がある。あるいは、ポケット又はストラップは、プレートの外側端から横に延び、又はプレートの外側端に対して横向きに固定された材料のループによって、プレート14又は16の遠端又はその付近に形成される場合がある。あるいは、ポケット又はストラップは、プレートの材料の外側表面に適当なスリットを設け、その材料の一部をユーザの指及び/又は親指を受け入れるのに十分なだけ緩ませることによって形成される場合がある。
本発明の把持装置は、「丈夫な体」を有する。これは、例えば、使用中に力による歪み及び撓みの影響下において、重力の向きが如何なる向きであっても、概ね一定の形状を有することを意味する。歪み及び撓みは、プレート14又は16の材料中に確立された「記憶力」を有する場合もあれば、有しない場合もある。ユーザによっては、特定の対象に触れるために、把持装置10を繰り返し使用する場合があり、停止時の把持装置の形状に変更を加えることが望ましい場合がある。この場合、その特定の対象を形作るようにプレート材料を曲げたとき、プレートがその形に留まることによって、把持装置がその特定の対象に対してよりカスタマイズされたものとなるように、プレート材料における実質的な内蔵「記憶力」は、最適化される場合がある。ユーザによっては、把持すべき多くの異なる形状の対象に頻繁に遭遇する場合があり、そのため、より統一的な形状の把持装置を必要とする場合がある。この場合、各使用の後、把持装置が概ねその元の形状に戻るように、実質的に少量の内蔵「記憶力」が与えられる場合がある。これに対し、例えば、ティースター(米国特許第5,987,645号)及びパネラ(米国特許第6,912,728号)の手保護器は、重力の影響を受けて容易に変形するプラスチックフィルムであり、「丈夫な体」を持たない。実際、把持装置10は、キッチンの食器洗い機において洗浄され、消毒されることが可能なくらい丈夫で、頑丈で、及び耐久性のあるものであることが好ましい。このように、把持装置は、世界のごみ処理問題の原因となることなく、便利に洗浄され、消毒され、再使用されることができる。
この環境に優しい態様では、パッド28及び28’が取り外し可能なシートのタブレットである場合でさえ、これは、ティースター及び/又はパネラタイプの完全な手保護器に比べて、実質的に廃棄物が少ない。この利点は、パッド28及び28’の材料自体が生物分解可能なものであるときに、最大限発揮される。
また、プレート14及び/又は16は、例えば身分証明(ID)カード及びクレジットカードを受け入れるために、外側にさらに別の材料のスリーブを有するように形成される場合がある。この場合、スリーブは実質的に、プレート14(複数可)及び/又は16の外側全体の上にわたって延びる場合がある。あるいは、スリーブは、プレート(複数可)の外側の一部のみの上に延びる場合がある。カード(複数可)の挿入を可能にするために、スリーブ材料をプレート(複数可)の外側から便利に持ち上げ、分離することを可能にするために、スリーブの一端には、スリットが存在することが好ましい。IDカード及びクレジットカードの他に、名刺、写真、メモ、お金などをスリーブに挿入してもよい。このように、把持装置10は、把持装置としてだけでなく、財布やカードホルダーとしても使用可能となるように便利に形成される場合がある。あるいは、例えばパッド28及び28’の抗菌性を補充するために、抗菌スープ、ローション、液体、ジェル又はエアロゾルを収容した小さな容器をスリーブの中に格納してもよい。
図9〜図13は、本発明の第2の代替実施形態の種々の図を示している。瞬間把持装置の実施形態100は、図1〜図8に示した第1の実施形態に比べて、特に、上で説明した第1の実施形態の隆起したエッジ18及び18’を有しない点で、薄くて優美である。この場合も、把持装置100は、ヒンジ112、並びに上側プレート114及び下側プレート116を有する。本発明のこの実施形態の場合、ヒンジ112を形成するプラスチックにおける「記憶力」は、把持装置100を開位置にバイアスする性質を有する。把持装置10を閉位置に維持するために、把持装置100は、プレート114の遠端に機械的フックラッチ126を有し、これが、プレート116の遠端と協働し、プレート116の遠端を固定する。また、把持装置100の把持能力を増強するために、把持措置100は、プレート114の内側表面上に把持パッド128を有し、プレート116の内側表面上に把持パッド128’を有する。
図11〜図13は、図9及び図10に示した第2の実施形態の他の種々の図を示している。具体的には、機械的ラッチ126は、プレート114の遠端に設けられた部分的円筒形フックとして示され、これが、把持装置100を閉位置に維持するために、プレート116の遠端と協働し、プレート116の遠端を固定する。
図14〜図17は、本発明の第3の代替実施形態の種々の図を示している。瞬間把持装置のこの実施形態200は、上で説明した第2の実施形態100に比べて、薄く優美でさえもある。この場合も、把持装置200は、上側プレート214と下側プレート216を結合するヒンジ212を有している。上側プレート214の内側表面上には、グリッパーパッド228があり、下側プレート216の内側表面上には、グリッパーパッド228’がある。さらに、パッド228の遠端には、磁気封鎖外側ストリップ230があり、パッド228’の遠端には、磁気封鎖外側ストリップ230’がある。これらの磁気ストリップ230及び230’は、互いに協働して把持装置200を閉じ、保持装置200を閉位置に維持する。任意選択で、把持装置200を閉じ、把持装置200を閉位置に維持することをさらに補助するために、把持装置200は、パッド228の近端又はその付近に磁気封鎖内側ストリップ232をさらに備え、パッド228’の近端又はその付近に磁気封鎖内側ストリップ232’をさらに備える場合がある。
把持装置200は、閉じたとき、図16及び図17に示されているように、便利な保管手段としての封筒240に便利に挿入される場合がある。
図18〜図20は、本発明の第4の代替実施形態の種々の図を示している。瞬間把持装置のこの実施形態300は、ヒンジ312により結合された湾曲した上側プレート314及び湾曲した下側プレート316を有する。ヒンジスプリング322は、把持装置300を開くために、プレート314及び316を引き離す向きのバイアスを加える。上側プレート314の内側表面上には、グリッパーパッド328があり、下側プレート316の内側表面上には、グリッパーパッド328’がある。さらに、上側プレート314の遠端又はその付近には、2つの上側磁気スロット330及び330’があり、これらが、下側プレート316の遠端又はその付近にある2つの下側磁気スロット332及び332’(下側磁気スロット332’は図示せず)とそれぞれ協働し、把持装置300を閉じ、把持装置300を閉位置に維持する。図は、把持装置300が丸みを帯びたドアノブ320を把持しているところを示している。
その後に続く図21〜図34では、上で説明した種々の機能の多くを含む種々の代替実施形態を見ることができる。把持装置は、種々のハウジング又はケースに収められる場合があり、前記ハウジング又はケースは、任意選択で、格納式ケーブルシステムを含み、該システムは、把持装置をハウジング/ケースに繋ぎとめ、使用後にハウジング/ケースの中への「ハンズフリー」引き込み格納を可能にする。ユーザが、ハウジング/ケースから把持装置を引き出し、本明細書のどこかに記載したように一般的に把持装置を使用した後、把持装置から手を放すと、ばね仕掛けのシステム(好ましくは、ハウジング/ケースの内部にある)は、ケーブル/テザーをハウジング/ケースの中に高速に引き戻す。ユーザが、装置に触れる必要はなく、装置をハウジング/ケースに手で挿入する必要もない。
ハウジング/ケースを人のベルト、財布、ブリーフケース、ノートブック、又は他の着用物若しくは所持品に取り付けるために、ハウジング/ケースは、クリップフック又は他のラッチを有する場合がある。このフック/ラッチは、格納式ケーブルシステムと組み合わされ、装置の使用の利便及び効率を向上させる場合がある。
あるいは、把持装置は、フック又は他のラッチに繋ぎとめられられる場合があり、フック又は他のラッチは、装置をハウジング/ケースに収容することなく把持するための「ドッキングステーション」を提供する場合がある。フック又はラッチは、人のベルト、財布、ブリーフケース、ノートブック又は他の着用物若しくは所持品に取り付けられるように構成される場合がある。また、フック又は他のラッチは、使用後に把持装置をフック/ラッチに高速に引き戻すばね仕掛けのケーブルシステムを備える場合があり、ばね仕掛けのケーブルシステムは、装置をフック/ラッチに向けて、又はフック/ラッチに近づけるように引っ張ることが好ましく、それによって、装置が揺れ動くことなく、装置が再び必要になったときに、ユーザが装置に容易に及び予想どおり手を伸ばすことができるようになることが好ましい。このように、把持装置は、フック/ラッチに又はその付近にドッキングされるが、ハウジングに収容され、又は囲われることはない。装置は、このドッキング位置において閉じられ(ハウジング又はケースの中にあるときと同様に)、ユーザが汚染された可能性がある内側表面に容易に触れることは出来なくなる。
図面その他に示したものを含む本発明の把持装置は、把握されるドアノブ又他の物品から拾い上げることがあるバクテリア及び病原体からユーザをさらに保護するために、抗菌機能、及び/又は他の抗病原体機能を備える場合がある。例えば、プラスチックプレート(例えばプレート14及び16のようなもの)は、抗菌性及び/又は抗病原体特性を有する場合があり、及び/又は、その中に組み込まれ、又はそこに取り付けられた抗菌薬剤/抗病原体薬剤を有する場合がある。これは、プレートの内側表面、すなわち、把握されるドアノブ又は物品に面する部分において特に好ましい。ただし、外側表面は、その外側表面上又は外側表面において、抗菌性及び/又は抗病原体特性を有するものであってもよい。プレート、及び/又はプレートの1以上の表面は、生来的に抗菌性/抗病原体特性を有する場合もあれば、及び/又は、追加的に抗菌性/抗病原体特性を有する場合もある。あるいは、もし摩擦パッドを使用する場合、摩擦パッド(例えば28及び28’のようなもの)は、抗菌性/抗病原体特性を有する場合がある。あるいは、抗菌性/抗病原体特性を有するさらに別の層、薄膜、ストリップ、又はシートが、プレートの上又はプレートに近接して設けられ、及び/又は摩擦パッドの上又は摩擦パッドに近接して設けられる場合がある。実施形態によっては、そのような層、薄膜、ストリップ、又はシートは、摩擦パッドと同様に糊が付着され、及び取り外し可能/交換可能とされる場合がある。
取り外し可能で交換可能な摩擦パッドを使用する場合、それらは、抗菌性/抗病原体特性を有することが好ましく、それによって、摩擦パッドを剥がし、それらを交換するという単純な動作で、プレートの各々の内側表面の上に単一の層を与え、交換することによって、把握特性(例えば、ゴム状又はスポンジ状の材料、あるいは他の粘着性表面又はグリップ面により与えられるようなもの)、及びさらに抗菌性/抗病原体特性の両方が与えられ、維持されるようにすることが好ましい。
種々のヒンジを使用することができ、例えば、従来のスプリングヒンジ又は他のバイアスされたヒンジを使用してもよい。装置を開くようにバイアスされたヒンジが好ましく、それによって、ユーザが装置を手で開く必要がなくなり、代わりに、装置をそのケース又は鞘、又はポケット又は他の収納手段からいったん取り外したときに、装置がひとりでに開くようにすることが好ましい。
代替として、プレート自体及びその折り目/近端結合部が、開位置へ向かうバイアスを僅かに有するか、全く持たず、プレート間の折り目においてヒンジが全く有意にバイアスされない実施形態が提供される場合がある。代わりに、例えば図29に示したように、弾性部材(複数可)によって、装置のための開バイアスを生成する場合がある。
図29〜図31は、開バイアスを生成するための弾性バンド/部材を有する2つの実施形態(ただし、これだけではない)を示している。装置は、装置の近端に容易に繰り返し折り畳み可能な部分/折り目を形成するために、前記一端において折り曲げられた材料の単一のシートから形成される場合があり、又は代替として、繰り返し折り畳み可能な位置を形成するように近端において互いに結合された2枚のシートである場合がある。弾性部材(複数可)は、前記折り目/繰り返し折り畳み可能な部分の周りにおいて湾曲し、好ましくは、装置の外側において又はその付近において湾曲し、前記折り目/部分から遠い位置においてプレートの各々に取り付けられる。このように、前記部材(複数可)の弾性特性は、前記位置に、外向きの力、及び前記折り目/部分に向けて近づく向きの力を加え、それが装置を開く働きをする。弾性バンド(複数可)/部材(複数可)がプレートの外側又はその付近に固定される場合(図29)、開バイアスは、より簡単に得ることができる。しかし、弾性バンド(複数可)/部材(複数可)は、実質的にプレートの中に存在する場合もあり(例えば図30及び図31のように)、それでも、弾性バンド(複数可)/部材(複数可)は、開バイアスが得られるような位置に配置される(及び/又は、そのように設計された折り目/ヒンジを有する)。
例えば、図29において、単一の円形の(エンドレス)ゴムバンド又は他の弾性部材は、折り目/部分の周りをくるみ、プレートの遠端までの道のりの約3/4の位置まで延びている。異なる位置が使用される場合もあり、例えば、近端/折り目から遠端までの道のりの1/2〜7/8の位置が使用される場合もある。ここで、ゴムバンドは、プレートに切り込まれたタブ(各プレートにつき1つ)に掛けられる。このように、ゴムバンドのバイアスは、ゴムバンドをタブ上の定位置に固定するとともに、ケース、ハウジング、ポケット、財布、又は他の容器から取り外されたときに、2つのプレートを離す向きに(外向き/近端に向けて)引っ張る。ゴムバンドは、一方のプレートの遠端付近から、折り目/部分の周囲を通り、他方のプレートの遠端付近まで、連続的に延びていることが好ましい。この場合、ゴムバンドは、実質的に装置の外側表面上に延びているが、実施形態によっては、弾性部材(複数可)は、装置の中に実質的に隠され(図30及び図31)、又は装置の中に完全に隠される場合がある。
例えば、図30及び図31において、装置のプレートは、段ボール紙のような波型シートの材料から形成されている。弾性部材は、各プレートにおけるひだの間の空間を通って延び、各プレートの遠端にある金属末端部、又はその周りに固定される。従って、この弾性部材は、プレートにおけるチャネルの中を通って延びる弾性部材(複数可)の一例であると言ってもよい。
図30及び図31における弾性部材は、視野から実質的に隠れているが、弾性部材は、プレートを1つにする方向ではなく、離す方向にプレートに力を加えるように配置されている。また、装置の近端における折り目/結合部は、装置を僅かに開くような多少の生来的なバイアスを有する場合があり、それによって、折り目/結合部バイアス及び弾性は、互いに協働し、装置を開く力を確立する場合がある。このアプローチは、装置を閉状態に維持するためのラッチを有する実施形態、及び/又は、装置を強制的に閉じた状態にするケースを有する実施形態において、特に有用な場合がある。このように、ラッチがケースから取り出されると同時に、及び/又は、ラッチが解除されると同時に、弾性体のバイアスは、プレート、及び/又は折り目/結合部の生来的機能に加えて、装置を例えばドアノブを握るために十分な大きさまで高速に開く働きをする。
実施形態によっては、プレートに形成されたトラフ又は溝を通って延びる1以上の弾性部材を有する場合があり、任意選択で、トラフ/溝のカバー、又はその一部のカバーを有する場合がある。この場合も、スプリングを備えた比較的高価な、及び/又は重いヒンジを必要とする代わりに、装置を開く働きをする弾性バンド/部材バイアスを提供する複数の方法が、本発明の広範な範囲内に存在する。
装置を「開く」とは、装置が少なくとも把持すべき対象の周りにフィットする程度まで十分に開くことを意味する。通常、これは、30度以上であり、好ましくは、45度以上であるが、通常は90度以上である必要はない。
代替実施形態は、着用者、又は着用者の所持品に結合される場合があり、種々の目的の情報又は標識を含む場合がある。例えば、装置は、個人若しくは法人識別カード、写真(複数可)、番号、医療情報、金融若しくはクレジットカード情報、又は他の情報、広告、又は他の標識を有する又は含むカード、表面又は半導体チップを含む場合がある。この情報又は標識は、独立した、ただし結合可能なカード又はチップとして結合される場合があり、あるいは、把持装置の材料に一体化され、又はラミネートされる場合がある。このように、人は、IDタグ、クレジットカードホルダー、医療緊急情報ホルダー、広告、又は他の二次目的のためのデバイスとしての働きもする把持装置を着用、又は所持することができる。装置は、人のベルト、ネックレス、又は他のストラップ若しくはコードに結合され、あるいは、ブリーフケース、財布若しくはノートブックのような所持品に結合される場合がある。
カード、チップ、又は、他の情報保持部分は、把持装置の外部から容易にアクセス可能であることが好ましい。このように、カード、チップ、又は他の情報保持部分は、扉のところで係員又は警備員に見せられ、カードリーダーに提示され、又はカードリーダーよって走査され、あるいは、他のタイプのセンサデバイスに提示され、他のタイプのセンサデバイスによって走査され、又は他のタイプのセンサに十分に近付けられる場合がある。前記リーダー/センサデバイスは、多数の現在又は未来のリーダ/センサの中から選択される場合がある。例えば、装置、及びそのカード、チップ、又は情報保持部分は、把持装置によって保持される場合があり、クレジットカードを読み取るために小売店に設置されるような一般的なリーダーによって読み取られるように構成され、あるいは、多くのホテルの部屋の扉に取り付けられているような一般的なリーダーによって読み取られるように構成される場合がある。例えば、カードは、装置の一方又は両方のプレートの表面領域の全部又は表面領域の一部の領域、すなわち、装置の外側周囲の縁を超えて延びることがない領域を覆い、又はかかる領域を含む場合がある。あるいは、カードは、リーダを通して走査されるために、1以上の方向において装置から突き出ている場合がある。カードは、その長辺縁、又はその末端縁に突き出した縁部を有する場合がある。カードは、把持装置の本体を形成するために旋回可能に結合された2枚のプレート/ウィングの一方又は両方に結合され、又はそれらと一体に形成される場合があり、その結果、カードは、プレート(複可)の外側表面の全体、又は実質的に全体を覆う場合がある。
情報は、カードに記憶され、多くの従来の手段により、データ入力装置により、読み出される場合があり、及び/又は、カードの上/中に印刷され若しくはエンボス加工される場合がある。例えば、従来の手段としては、カードリーダー、メモリカードリーダー、又は、磁気カードリーダー技術、バーコードリーダー、及び/又は、他のリーダー、又は近接センサのような他のセンサが挙げられ、記憶される情報及び/又はコードは、そのようなリーダー及び/又はセンサと協働する。かかるシステムは、例えば、法人、公共施設、軍事、病院、又はクリニック、政府、又は他の環境におけるID又は他の安全検査のために有用な場合がある。かかるシステムは、情報又はクレジットカードを頻繁に見せ、又は使用しなければならないが、ポケット、財布、ハンドバック、又はブリーフケースから前記情報又はクレジットカードを取り外さなければならないことは望ましくない人々にとって有用な場合がある。
図32に示す実施形態では、写真をスクラップブックやフォトブックに結合するための従来のコーナータブシステムと同様に、カードは、装置のコーナーフラップ/タブの下に受け入れられたカードのコーナーによって結合される。このように、カードは、取り外される場合があり、及び/又は、種々の事象又は行為発生地のために、切り替えられる場合がある。図32において、把持装置の外側上にあるカード上の「#」マークは、例えば、従来のカードリーダー(例えば、カードリーダー、メモリカードリーダー、又は磁気カードリーダー技術、バーコードリーダー、及び/又は、他のリーダー、又は近接センサのような他のセンサ)により読み出すべき上で述べた情報及び/又はコードのような情報又は標識が、カード上/中に置かれている場合があることを示し、及び/又は、情報又は標識が、警備員のような人が見て理解するために、カード上に置かれている場合があることを示している。従って、情報は、電気的に読取り可能な情報、及び/又は目に見える(人が読み取ることが可能な)情報を含む。図32Aは、前記プレートの少なくとも一方の各端に、(4つのコーナータブではなく)プレートの上に部分的に延在するスリーブを備え、IDカード、クレジットカード、又は他の着脱可能なシートの2つの端部を2つのエンドスリーブの下に挿入することが可能な実施形態を示している。図32Bは、プレートの少なくとも一方に、前記少なくとも一方のプレートの前記外側表面の大半又は全部を覆うスリーブを有する代替実施形態を示している。スリーブの開放端(図の右側)、及びその開放端を通してスリーブの中に挿入された破線で示された着脱可能なカード(又は、メモリ、又は他のシート又は対象)が見て取れる。図32Bにおけるカードの小さな端部は、アクセス及び/又は取り外しのために、スリーブから突出している。観察者がスリーブの中に何があるか(例えば、スリーブの中に現金があるか否か)を知ることができないように、スリーブは不透明であってもよく、あるいは、スリーブに挿入されたカード、又は他の対象を視覚的に読み取り、デジタル的に読み取り、又はその他見ることができるようにするために、スリーブは、透明又は半透明であってもよい。
図33は、IDカード、クレジットカード、又は他のカードが、把持装置の縁から突出する、把持装置の一実施形態を示す平面斜視図である。カード又は他のプレート/突出部は、写真(複数可)、番号、医療情報、金融若しくはクレジットカード情報、又は他の情報、広告若しくは他の標識を含む場合があり、装置に結合される。カードは、その一部が装置の縁から突出する形で結合されるため、カードを容易に握ることができ、及び/又は、カードをカードリーダー、又は他のリーダー、及び/又はセンサのポートを通して、又は、その表面に対して容易に走査することができる。好ましくは、突出部分は、磁気ストリップ、又は他の情報搬送デバイスを含み、さらに、ストリップとは反対側に印刷された情報を有する場合がある。したがって、情報は、電気的に読み取り可能な情報、及び/又は目に見える(人が読み取り可能な)情報を含む場合がある。実施形態によっては、突出するカードは、装置に固定される場合があり、又は、カードを定位置に保持するスリーブ(図33には示されていない)に挿入される場合がある。
図34は、装置の片側の上/中に情報のチップ又は他のホルダーを含む、把持装置の他の実施形態を示す側面斜視図である。例えば、チップ(複数可)又は他のホルダーは、読み取り可能な識別情報、番号、医療情報、金融若しくはクレジットカード情報、又は他の情報、広告若しくは他の標識を保持する場合がある。図34において、チップは、装置の一方の外側表面上のほぼ中央にあるが、チップを含む領域をリーダー又は他のセンサに対して走査することによって、又は、チップを含む領域を近接センサに十分に近づけることによって、チップを容易に読み取ることが出来る限り、代わりに、1以上のチップを、他の領域又は表面に配置してもよい。さらに、装置の表面、又は装置のカード/層の上には、他の情報又は標識が印刷される場合があり、又は、装置の表面、又は装置のカード/層には、他の情報又は標識が埋め込まれる場合がある。チップは、見る者にとって目に見えるものであっても、見えないものであってもよいが、チップ(複数可)を含む領域をユーザに示す標識が存在する場合がある。
あるいは、カード(複数可)、チップ(複数可)、及び/又は他の情報又は命令保持デバイスは、他の方法で把持装置に結合され、又は取り付けられてもよく、例えば、スリーブ、フラップ、テザー、磁気結合、粘着結合、スナップオン結合、スナップイン結合、及び/又は他のメカニズム/システムのような他の方法で把持装置に結合され、又は取り付けられてもよい。透明又は半透明の可撓性スリーブは、カード(複数可)又は半導体チップ(複数可)を含む場合があり、装置に柔軟に結合される場合がある。かかるスリーブは、装置の通常使用中は、2つのプレートのうちの一方に対して平坦な状態にあり、その後、カード/チップのID検査、及び/又は他の使用のために、スリーブは、装置から振り出され、又は滑り出される場合がある。
本発明は、特定の手段、材料、及び実施形態を参照して上で説明されているが、本発明がそれらの開示した特定の事項に限定されるものと解するべきではなく、むしろ、本発明は下記の特許請求の範囲の広範な範囲内の全ての均等にまで拡張されものと解するべきである。

Claims (20)

  1. ユーザの親指及び指を含む手のための、把持道具であって、
    各プレートが近端及び遠端を有し、各プレートがその近端においてヒンジにより他方のプレートに結合された、2枚のプレートと、
    各プレートの前記遠端が他方のプレートの前記遠端から分離されるようにバイアスが加えられた前記ヒンジと、
    ユーザの前記手の前記親指又は指と協働するように構成された各プレートと
    を含む把持道具。
  2. 前記プレートの一方の前記遠端の付近にラッチ部品をさらに含む、請求項1に記載の把持道具。
  3. 前記プレートの少なくとも一方は、パッドを含む内側表面を有し、前記パッドは、前記プレートから選択的に着脱可能である、請求項1に記載の把持道具。
  4. 前記プレートの少なくとも一方は、パッドを含む内側表面を有し、前記パッドは、前記内側表面上において選択的に交換可能である、請求項1に記載の把持道具。
  5. 各プレートが、1つの材料からなり、各プレートは、パッドを含む内側表面を有し、前記パッドは、前記プレートの材料とは異なる材料からなる、請求項1に記載の把持道具。
  6. 前記パッド材料は、前記プレートの前記材料に比べて大きな摩擦係数を有する、請求項5に記載の把持道具。
  7. 前記パッド材料は、前記プレートの前記材料に比べて軟らかい、請求項5に記載の把持道具。
  8. 前記プレートの少なくとも一方は、パッドを含む内側表面を有し、前記パッドは、抗菌物質を含む、請求項1に記載の把持道具。
  9. 前記着脱可能なパッドは、複数の薄いシートを含む、請求項3に記載の把持道具。
  10. 前記交換可能なパッドは、複数の薄いシートを含む、請求項4に記載の把持道具。
  11. 前記ヒンジにおける前記バイアスは、スプリングによって与えられる、請求項1に記載の把持道具。
  12. 前記ヒンジにおける前記バイアスは、前記ヒンジである容易に繰り返し折り畳み可能な部分における弾性記憶力によって与えられる、請求項1に記載の把持道具。
  13. 前記ヒンジにおける前記バイアスは、前記プレートの両方に固定された弾性バンドによって与えられる、請求項1に記載の把持道具。
  14. 前記弾性バンドは、前記プレートの少なくとも一方の外側に固定される、請求項13に記載の把持道具。
  15. 前記弾性バンドは、前記プレートの少なくとも一方の前記遠端に固定され、前記少なくとも1つのプレートの中の空間を通って延びる、請求項13に記載の把持道具。
  16. 前記プレートの少なくとも一方は、外側表面を有し、デジタルリーダーによって読み取ることが可能な情報保持デバイスが、前記外側表面に固定される、請求項1に記載の把持道具。
  17. 前記プレートの少なくとも一方は、外側表面を有し、デジタルリーダーによって読み取ることが可能な情報保持デバイスが、前記外側表面に固定される、請求項1に記載の把持道具。
  18. 前記プレートの少なくとも一方は、外側表面を有し、
    スリーブが、前記外側表面に結合され、少なくとも1つの開放端を有し、前記少なくとも1つの開放端を通して前記スリーブの中にIDカード、クレジットカード、又は他の着脱可能なシートを受け入れる、請求項1に記載の把持装置。
  19. 前記スリーブは不透明である、請求項18に記載の把持装置。
  20. 前記スリーブは透明である、請求項18に記載の把持装置。
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