JP2013532860A5 - - Google Patents

Description

例えば、製品３０はコンピュータモニタ用にしてもよい。１９インチの画面寸法および１２８０×１０２４画素の解像度を有するコンピュータモニタは、０．２０８ｍｍの画素ピッチを有する。このコンピュータ画面で０．３００ｍｍの格子寸法を有する製品３０を用いる場合、目に見えるモアレ干渉を回避するために、格子ｘ軸がアレイｘ軸に対して１０°ないし３５°の範囲の角度だけオフセットされてよい。別の製品３０はテレビ画面用であってよい。４２インチの画面寸法および１９２０×１０８０画素の解像度を有するテレビ画面は、０．３４２ｍｍの画素ピッチを有する。この例では、このテレビ画面で０．３００ｍｍの格子寸法を有する製品３０を用いる場合、目に見えるモアレ干渉を回避するために、格子ｘ軸がアレイｘ軸に対して３０°ないし４０°の範囲の角度だけオフセットされてよい。

Claims (25)

1. 表面を備える製品であって、
   前記表面が、表面ｘ軸および表面ｙ軸を定める縁を備え、
   前記表面が、格子ｘ軸および格子ｙ軸を定めるように構成された格子に従って配置されたマークを備える符号化パターンをさらに設けられた製品において、
   前記格子ｘ軸が前記表面ｘ軸に対してある角度だけオフセットされた製品。
2. 前記格子は、仮想的な格子線を備えるものである請求項１に記載の製品。
3. 前記符号化パターンは、目に見えるものである請求項１又は２に記載の製品。
4. 前記格子ｘ軸が前記表面ｘ軸に対して約１０°ないし１５°、２５°ないし３５°、またはおよそ４５°の角度だけオフセットされた請求項１〜３のいずれか１項に記載の製品。
5. 前記マークが、１００μｍより小さな直径を有するドットである請求項１〜４のいずれか１項に記載の製品。
6. 前記マークが、６０μｍないし８０μｍの範囲の直径を有するドットである請求項１〜４のいずれか１項に記載の製品。
7. 前記マークが、１０μｍより大きな直径を有するドットである請求項１〜６のいずれか１項に記載の製品。
8. 前記マークが、１０μｍないし４０μｍの範囲の直径を有するドットである請求項１〜４のいずれか１項に記載の製品。
9. 前記マークが、縦と横の長さが異なる形状を有するドットである請求項１〜８のいずれか１項に記載の製品。
10. 可視放射に対して透明な材料で形成された請求項１〜９のいずれか１項に記載の製品。
11. 前記マークが赤外反射材料によって形成された請求項１〜１０のいずれか１項に記載の製品。
12. 前記符号化パターンが、互いに交差して格子交差点を形成する仮想的な格子線を備え、少なくともいくつかの前記マークが、情報を符号化するために前記格子交差点からずらされた請求項２〜１１のいずれか１項に記載の製品。
13. 前記格子交差点からの前記マークのずれの大きさが５０μｍより小さい請求項１２に記載の製品。
14. 前記格子交差点からの前記マークのずれの大きさが１０μｍないし３０μｍの範囲にある請求項１２に記載の製品。
15. 前記符号化パターンが、前記格子ｘ軸および前記格子ｙ軸に沿った座標として表される位置を符号化するように構成された請求項１〜１４のいずれか１項に記載の製品。
16. 画素のアレイを備える第１の表面であって、アレイｘ軸およびアレイｙ軸を定めるように前記アレイ中の前記画素が整列させられた第１の表面と、
    前記第１の表面上に重なる第２の表面であって、格子ｘ軸および格子ｙ軸を定めるように構成された格子に従って配置されたマークを備える符号化パターンを設けられた第２の表面と
    を備えるディスプレイであって、
    前記格子ｘ軸が前記アレイｘ軸に対してある角度だけオフセットされるように、前記格子ｘ軸が前記アレイｘ軸上に重なるディスプレイ。
17. 前記格子は、仮想的な格子線を備えるものである請求項１６に記載のディスプレイ。
18. 前記符号化パターンは、目に見えるものである請求項１６又は１７に記載のディスプレイ。
19. 前記マークが、縦と横の長さが異なる形状を有し、長い方が前記アレイｘ軸とそろえて配置されている請求項１６〜１８のいずれか１項に記載のディスプレイ。
20. モアレ干渉を生じさせることなく前記符号化パターンの格子寸法と前記画素のアレイの画素ピッチとの関係に自由度が許容されるように、前記格子ｘ軸が前記表面ｘ軸に対してある角度だけオフセットされた請求項１６〜１９のいずれか１項に記載のディスプレイ。
21. 前記第２の表面が、前記ディスプレイに着脱可能に取り付けられる製品上に構成されるものである請求項１６〜２０のいずれか１項に記載のディスプレイ。
22. 前記ディスプレイに取り付けられ、前記第１の表面の前面に前記第２の表面を装着するために前記製品を受けるように構成された保持部をさらに備え、前記格子ｘ軸が前記アレイｘ軸に対してある角度だけオフセットされるように、前記保持部が前記第１の表面に関する前記第２の表面の装着を制御するように構成された請求項２１に記載のディスプレイ。
23. 処理装置における方法であって、
    前記処理装置が、ユーザ対話のためにディスプレイと接続され、
    前記ディスプレイが、画素のアレイを備える第１の表面であって、アレイｘ軸およびアレイｙ軸を定めるように前記アレイ中の前記画素が整列させられた第１の表面と、前記第１の表面上に重なる第２の表面であって、格子ｘ軸および格子ｙ軸を定めるように構成された格子に従って配置されたマークを備える位置符号化パターンを設けられた第２の表面とを備えるディスプレイであって、前記格子ｘ軸が前記アレイｘ軸に対してある角度だけオフセットされるように、前記格子ｘ軸が前記アレイｘ軸上に重なるディスプレイであり、
    前記方法が、
    前記処理装置によって決定されたディスプレイ座標で前記ディスプレイ上に少なくとも２つの較正マークを示すように前記ディスプレイを制御し、
    前記表示された少なくとも２つの較正マークに対応して前記位置符号化パターンにおける位置を表す格子座標を受け取り、
    前記受け取った格子座標と前記少なくとも２つの較正マークの前記既知のディスプレイ座標とに基づいて、格子座標を対応するディスプレイ座標と関係づける変換関数を決定し、
    前記ディスプレイ上のユーザ入力を表す後続の格子座標を受け取り、
    前記決定された変換関数を用いて前記後続の格子座標を対応するディスプレイ座標に変換し、
    前記ディスプレイ座標とのユーザ対話と関連づけられた動作を実行する
    ことを含む方法。
24. 前記ディスプレイ座標とのユーザ対話と関連づけられた動作の前記実行が、前記処理装置で実行される動作中のアプリケーションに前記ディスプレイ座標を送ることを含む請求項２３に記載の方法。
25. 動作の前記実行が、動作中のアプリケーションが前記ディスプレイ座標を前記ディスプレイのその位置におけるマウス対話として解釈することをさらに含む請求項２４に記載の方法。