JP2015224949A - 対象物計測装置及び対象物計測方法 - Google Patents

対象物計測装置及び対象物計測方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015224949A
JP2015224949A JP2014109586A JP2014109586A JP2015224949A JP 2015224949 A JP2015224949 A JP 2015224949A JP 2014109586 A JP2014109586 A JP 2014109586A JP 2014109586 A JP2014109586 A JP 2014109586A JP 2015224949 A JP2015224949 A JP 2015224949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
xyz
single camera
coordinate system
ground
system xyz
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014109586A
Other languages
English (en)
Inventor
祐 辻井
Yu Tsujii
祐 辻井
耕平 田中
Kohei Tanaka
耕平 田中
レディ ヴィヴェック
Reddy Vivek
レディ ヴィヴェック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITT KK
Original Assignee
ITT KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ITT KK filed Critical ITT KK
Priority to JP2014109586A priority Critical patent/JP2015224949A/ja
Publication of JP2015224949A publication Critical patent/JP2015224949A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】単一カメラで高精度な三次元計測可能な対象物計測装置を提供する。【解決手段】単一カメラ10で、予め記憶された平面上の複数の基準点を含む基準画像を撮影し、単一カメラのXYZ座標値及び回転角を決定する決定手段103と、前記単一カメラと、前記平面上の対象物との相対位置が変更する際に、当該単一カメラで、当該相対位置の変更前後の対象物を撮影するとともに、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外表面に関係する有効値を算出する算出手段104と、前記決定された単一カメラのXYZ座標値及び回転角と、前記撮影された撮影画像と、前記算出された有効値と、地上座標系XYZにおける変更前の対象物のZ座標値が変更後の対象物のZ座標値と同一であることとに基づいて、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外面上の共通の特定点のXYZ座標値を計測する計測手段105とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、対象物計測装置及び対象物計測方法に関し、詳しくは、単一カメラを用いて対象物の3次元座標を非接触で精度高く計測することが可能な対象物計測装置及び対象物計測方法に関する。
従来より、単一カメラを用いて対象物に関する距離を計測する技術は、多数存在する。例えば、特表2003−515827号公報(特許文献1)には、単一の車載カメラによって互いに異なる時刻で取得された2つの撮像画像を基に、道路平面に対する自車両の運動を把握する技術が開示されている。
又、特開2006−349554号公報(特許文献2)には、単一の車載カメラによって互いに異なる時刻で取得された2つの撮像画像中の同一物体の距離(自車両との距離)を複数種類の値に仮定し、これらの各値の距離のうち、前記距離と、一方の撮像画像とから推定される他方の撮像画像中での物体の位置(これは互いに異なる時刻の2つの撮像画像をステレオ画像と見なして推定される)が、前記他方の撮像画像中での物体の実際位置に一致する距離を、前記物体の距離として決定する技術が開示されている。
又、特開2012−52884号公報(特許文献3)には、車載カメラにより異なる時刻で取得された第1撮像画像と第2撮像画像のうちの第1撮像画像において、移動体の路面に対する接地点に対応する画像上移動体接地点を特定し、車両との間の距離が移動体の接地点と同一の距離となる静止点に対応する第1撮像画像上の点と第2撮像画像上点とを第1撮像画像及び第2撮像画像から抽出する測距装置が開示されている。この測距装置では、抽出した点を用いて、モーションステレオの手法によって、静止点と車両との間の距離と算出し、算出した距離を移動体と車両との間の距離として決定する。これにより、単一の車載カメラによって取得される撮像画像を基に、車両の外部の移動体と自車両との間の距離を測定することが出来るとしている。
一方、出願人は、特開2010−266202号公報(特許文献4)、特開2012−027000号公報(特許文献5)、特開2013−122434号公報(特許文献6)に示すように、単一のカメラで撮影した撮影画像に基づいて撮影対象物の3次元座標値を計測する技術を多数出願し、権利化している
特開2007−80891号公報 特開2011−151078号公報 特開2012−52884号公報 特開2010−266202号公報 特開2012−027000号公報 特開2013−122434号公報
しかしながら、特許文献1−6に記載の技術では、単一のカメラによる複数の撮影画像に基づいて、平面上に存在する撮影の対象物の3次元座標値を非接触で精度高く計測することが出来ないという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、単一カメラを用いて対象物の3次元座標を非接触で精度高く計測することが可能な対象物計測装置及び対象物計測方法を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、本発明に係る新規な対象物計測装置及び対象物計測方法を完成させた。即ち、本発明は、単一カメラで、地上座標系XYZにおけるXYZ座標値が予め設定された所定の平面上の複数の基準点を含む基準画像を撮影し、前記平面を基準面とした地上座標系XYZにおける単一カメラのXYZ座標値及び回転角を決定する決定手段と、前記単一カメラと、前記平面上の対象物との相対位置が変更する際に、当該単一カメラで、当該相対位置の変更前後の対象物を撮影するとともに、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外表面に関係する有効値を算出する算出手段と、前記決定された単一カメラのXYZ座標値及び回転角と、前記撮影された撮影画像と、前記算出された有効値と、地上座標系XYZにおける変更前の対象物のZ座標値が変更後の対象物のZ座標値と同一であることとに基づいて、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外面上の共通の特定点のXYZ座標値を計測する計測手段とを備えることを特徴とする。
又、本発明は、対象物計測方法として提供することが出来る。即ち、本発明は、単一カメラで、地上座標系XYZにおけるXYZ座標値が予め設定された所定の平面上の複数の基準点を含む基準画像を撮影し、前記平面を基準面とした地上座標系XYZにおける単一カメラのXYZ座標値及び回転角を決定するステップと、前記単一カメラと、前記平面上の対象物との相対位置が変更する際に、当該単一カメラで、当該相対位置の変更前後の対象物を撮影するとともに、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外表面に関係する有効値を算出するステップと、前記決定された単一カメラのXYZ座標値及び回転角と、前記撮影された撮影画像と、前記算出された有効値と、地上座標系XYZにおける変更前の対象物のZ座標値が変更後の対象物のZ座標値と同一であることとに基づいて、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外面上の共通の特定点のXYZ座標値を計測するステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係る対象物計測装置及び対象物計測方法によれば、単一カメラを用いて対象物の3次元座標を非接触で精度高く計測することが可能となる。
本発明に係る対象物計測装置の概略図及び機能ブロック図である。 本発明に係る対象物計測方法の実行手順の一例を示す図である。 本発明に係る対象物計測装置の単一カメラと路面との関係を示す図である。 撮影時刻t1における単一カメラと移動体の路面上の接地点との関係を示す図(図4A)と、撮影時刻t2における単一カメラと移動体の路面上の接地点との関係を示す図(図4B)とである。 撮影時刻t1における単一カメラと路面上の移動体との関係を示す図(図5A)と、撮影時刻t2における単一カメラと路面上の移動体との関係を示す図(図5B)とである。 撮影時刻t1における単一カメラと路面上の移動体との関係を示す図(図6A)と、撮影時刻t2における単一カメラと路面上の移動体との関係を示す図(図6B)とである。 第一の測定試験の撮影時刻t1における単一カメラ、基準プレート、オブジェクトの関係を示す図(図7A)と、第一の測定試験の撮影時刻t2における単一カメラ、基準プレート、オブジェクトの関係を示す図(図7B)とである。 第二の測定試験の撮影時刻t1における単一カメラ、基準プレート、オブジェクトの関係を示す図(図8A)と、第二の測定試験の撮影時刻t2における単一カメラ、基準プレート、オブジェクトの関係を示す図(図8B)とである。 第三の測定試験の単一カメラと路面との関係を示す図である。 第三の測定試験の撮影時刻t1における単一カメラと路面上のオブジェクトとの関係を示す図(図10A)と、第三の測定試験の撮影時刻t2における単一カメラと路面上のオブジェクトとの関係を示す図(図10B)とである。 第四の測定試験の撮影時刻t1における単一カメラと路面上のオブジェクトとの関係を示す図(図11A)と、第四の測定試験の撮影時刻t2における単一カメラと路面上のオブジェクトとの関係を示す図(図11B)とである。 第五の測定試験の撮影時刻t1における単一カメラ、路面上の車、車長の関係を示す図(図12A)と、第五の測定試験の撮影時刻t2における単一カメラ、路面上の車、車長の関係を示す図(図12B)とである。 第六の測定試験の撮影時刻t1における単一カメラと路面上の車との関係を示す図(図13A)と、第六の測定試験の撮影時刻t2における単一カメラと路面上の車との関係を示す図(図13B)とである。 第六の測定試験の撮影時刻t1における単一カメラ、路面上の車、車長の関係を示す図(図14A)と、第六の測定試験の撮影時刻t2における単一カメラ、路面上の車、車長の関係を示す図(図14B)とである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る対象物計測装置及び対象物計測方法の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
本発明に係る対象物計測装置1は、図1に示すように、単一のカメラ10と、当該単一カメラ10と通信可能に接続された端末装置11とから基本的に構成されている。
単一カメラ10は、対象物を含む画像を撮影することが出来れば、特に限定は無く、例えば、市販のデジタルカメラ、計測カメラ、デジタルビデオカメラ(15FPS(Frame Per Second))、Webカメラ等を採用することが出来る。
又、端末装置11は、一般に使用されるコンピュータであり、CPU、ROM、RAM、HDDを内蔵しており、CPUは、例えば、RAMを作業領域として利用し、ROM、HDD等に記憶されているプログラムを実行する。又、後述する各手段(図1に示す)についても、CPUがプログラムを実行することで当該各手段を実現する。
又、端末装置11は、キーボード、マウス等の操作部11aと、当該操作部11aからの指示や単一カメラ10からの撮影画像を受け付けたり単一カメラ10の撮影を制御したりする制御部11bとを備えている。又、端末装置11は、例えば、単一カメラ10の内部標定要素等の所定のデータを記憶する記憶部11cと、所定のデータや画像を液晶ディスプレイに表示する表示部11cとを備えている。
尚、端末装置11は、ディスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistance)、モバイルコンピュータ等を採用することが出来る。又、端末装置11と単一カメラ10との通信接続形態は、有線でも無線でも良く、USBケーブルで接続されても、赤外線通信や近距離無線通信でも構わない。
次に、図1、図2を参照しながら、本発明の実施形態に係る対象物計測方法の実行手順について説明する。先ず、ユーザーが、対象物計測装置1の端末装置11の電源を投入すると、当該端末装置11の制御手段101が起動して、操作部11aを介してユーザーからの指示(命令)を受け付ける。ここで、ユーザーが、図3に示すように、対象物計測装置1の単一カメラ10のレンズを、所定の平面S(路面)に向けて固定し、単一カメラ10で複数の画像を撮影すると、当該端末装置11の制御手段101が、前記撮影された複数の画像に基づいて、単一カメラ10の校正を実行する(図2:S101)。
ここで、制御手段101が単一カメラ10の校正を実行する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、制御手段101が、前記撮影された複数の画像を用いて、単一カメラ10の内部標定要素を算出し、当該算出した内部標定要素を設定する。ここで、内部標定要素とは、単一カメラ10の焦点距離−f(−)(カメラの前方向を負とする)、主点位置のズレ、放射方向レンズ歪み補正係数、接線方向レンズ歪み補正係数等の単一カメラ10の内部パラメータを意味する。内部標定要素を算出することで、写真座標系xyと地上座標系XYZとを適切に対応付けすることが可能となる。
次に、ユーザーは、図3に示すように、複数(例えば、4つ)の基準点P1−P4を、前記単一カメラ10で撮影可能な前記路面S上の位置にそれぞれ配置し、市販の三次元計測装置を用いて、地上座標系XYZにおける前記基準点P1−P4のXYZ座標値P1(X1、Y1、Z1)、P2(X2、Y2、Z2)、P3(X3、Y3、Z3)、P4(X4、Y4、Z4)を計測し、端末装置11に入力して、所定のメモリー(記憶手段102)に設定(記憶、登録)させておく。
そして、ユーザーは、前記路面Sの撮影の指示を端末装置11に入力すると、当該端末装置11の制御手段101が、その旨を決定手段103に通知し、当該通知を受けた決定手段103が、単一カメラ10で、前記路面S上の4つの基準点P1−P4を含む基準画像Aを撮影し(図2:S102)、前記路面Sを基準面とした地上座標系XYZにおける単一カメラ10のXYZ座標値P0(X0、Y0、Z0)(位置)及び回転角Q0(QX、QY、QZ)(方向)を決定する(図2:S103)。
ここで、決定手段103が単一カメラ10のXYZ座標値P0(X0、Y0、Z0)(位置)及び回転角Q0(QX、QY、QZ)(方向)を決定する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、以下のようになされる。即ち、決定手段103が、ユーザーからの指示を受けると、単一カメラ10に撮影の命令を入力し、当該単一カメラ10を起動して、前記4つの基準点P1−P4を含む基準画像Aを撮影させる(図2:S102)。
次に、決定手段103は、前記撮影された基準画像Aの中心点を原点oとして、横方向をx方向とし縦方向をy方向として、当該基準画像Aの写真座標系xyとする。ここで、地上座標系XYZにおける路面S上の任意点RのXYZ座標値R(Xn、Yn、Zn)は、係数k(−)(縮率)と、単一カメラ10の回転角Q0(QX、QY、QZ)を含む回転行列(mij)(i、j=1、2、3)と、地上座標系XYZにおける単一カメラ10のXYZ座標値P0(X0、Y0、Z0)と、前記基準画像Aの写真座標系xyにおける路面s上の、前記任意点Rに対応する対応点rのxy座標値r(xn、yn)と、単一カメラ10の焦点距離−f(−)とを用いて、次式(1)(2)で表現出来る。
ここで、単一カメラ10を原点oとしたカメラ座標系xyzを設定すると、単一カメラ10の回転角(QX、QY、QZ)は、地上座標系XYZのX軸を正方向に対して左回りにQXの角だけ回転させると、カメラ座標系xyzのx軸に一致し、地上座標系XYZのY軸を正方向に対して左回りにQYの角だけ回転させると、カメラ座標系xyzのy軸に一致し、地上座標系XYZのZ軸を正方向に対して左回りにQZの角だけ回転させると、カメラ座標系xyzのz軸に一致することを意味する。
ここで、地上座標系XYZにおける前記4つの基準点P1−P4のXYZ座標値P1(X1、Y1、Z1)、P2(X2、Y2、Z2)、P3(X3、Y3、Z3)、P4(X4、Y4、Z4)は、所定のメモリー(記憶手段102)に予め記憶されている。そこで、決定手段103は、写真座標系xyにおける前記基準画像Aの4つの基準点p1−p4のxy座標値p1(x1、y1)、p2(x2、y2)、p3(x3、y3)、p4(x4、y4)を算出し、写真座標系xyにおける前記4つの基準点p1−p4のxy座標値と、地上座標系XYZにおける前記4つの基準点P1−P4のXYZ座標値とを、式(1)(2)に代入すれば、地上座標系XYZにおける単一カメラ10のXYZ座標値P0(X0、Y0、Z0)及び回転角Q0(QX、QY、QZ)を決定することが出来る(図2:S103)。
この地上座標系XYZにおける単一カメラ10のXYZ座標値P0(X0、Y0、Z0)及び回転角Q0(QX、QY、QZ)が、単一カメラ10の外部標定要素となる。この外部標定要素を用いることにより、この単一カメラ10で撮影された撮影画像の写真座標系xyにおける路面s上の任意点rのxy座標値r(xn、yn)を、地上座標系XYZにおける平面S上の、前記任意点rに対応する対応点RのXYZ座標値R(Xn、Yn、Zn)に変換することが可能となる。
尚、単一カメラ10の外部標定要素を決定する際に、前記路面S上の基準点の数は、単一カメラ10の外部評定要素を算出できる4つ以上であれば、特に限定は無い。又、前記4つの基準点P1−P4の配置位置は、当該路面S上の位置であれば、特に限定は無く、どの位置でも構わないが、後述する対象物(移動体)の外面上の同一特定点のXYZ座標値を精度高く測定するのであれば、前記4つの基準点P1−P4の配置位置が形成する領域が、移動前後の移動体に近接すると好ましい。
さて、次に、測定対象となる所定の対象物を、例えば、前記路面S上を移動する移動体M(例えば、車)として決定し、当該移動体Mが前記路面S上を移動した際に、ユーザーは、移動体Mの撮影の指示を端末装置11に入力すると、当該端末装置11の制御手段101がその旨を算出手段104に通知する。当該通知を受けた算出手段104が、前記単一カメラ10と、前記路面S上の移動体Mとの相対位置が変更する際に、当該単一カメラ10で、当該相対位置の変更前後の対象物を(異なる時刻で)撮影するとともに(図2:S104)、地上座標系XYZにおける変更前後の移動体Mの外表面に関係する有効値を算出する(図2:S105)。
ここで、算出手段104が変更前後(移動前後)の移動体Mを撮影する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、以下のようになされる。即ち、算出手段104が、ユーザーからの指示を受けると、単一カメラ10を起動して、所定の間隔(例えば、数秒)で、撮影時刻t1、当該撮影時刻t1よりも遅い時刻の撮影時刻t2で、路面S上を移動する移動体Mを連続して撮影して、2枚の撮影画像を得る。すると、図4A、図4Bに示すように、移動前の移動体Mが撮影された撮影時刻t1の(第一の)撮影画像B1と、移動後の移動体Mが撮影された撮影時刻t2の(第二の)撮影画像B2とが得られる。この場合、撮影時刻t1における単一カメラ10と移動体Mとの相対位置は、撮影時刻t2における単一カメラ10と移動体Mとの相対位置と比較して変更されることになる。
次に、算出手段104は有効値を算出するが、この有効値は、実測値又は想定値を意味し、例えば、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外表面の特定点の変更量、地上座標系XYZにおける変更前の対象物の外表面の特定点のX座標値、Y座標値、Z座標値のいずれか、地上座標系XYZにおける変更後の対象物の外表面の特定点のX座標値、Y座標値、Z座標値のいずれかを挙げることが出来る。
先ず、算出手段104が算出する有効値を、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外表面の特定点の変更量として説明する。前記対象物が移動体Mである場合、前記変更量は、移動前後の移動体Mの移動量(地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの外表面の特定点の移動量)を意味する。ここで、撮影画像B1と撮影画像B2における移動体Mは、地上座標系XYZにおいて、形を変えること無く路面S上を移動しているため、撮影画像B1と撮影画像B2における移動体mの路面s上の共通の接地点r1、r2の移動量を算出できれば、この移動量は、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの移動量D(DX、DY)に該当することになる。
そこで、算出手段104は、先ず、撮影画像B1における移動前の移動体mの路面s上の接地点r1を検出する。この接地点r1は、移動体Mが車である場合には、図4Aに示すように、車のタイヤ(例えば、後輪のタイヤ)と路面sとの接点となる。移動体mが人である場合には、例えば、人の靴(足)と路面sとの接点となる。次に、算出手段104は、写真座標系xyにおける移動前の移動体mの接地点r1のxy座標値(x1、y1)を算出し、これを地上座標系XYZにおける前記接地点R1のXYZ座標値(X1、Y1、Z1)に変換する。
同様に、算出手段104は、前記接地点r1と共通の対応点(特徴点)であって、撮影画像B2における移動後の移動体mの路面s上の接地点r2を検出する。ここで、前記接地点r1が車の後輪のタイヤの接点であれば、撮影画像B2における移動後の移動体mの路面s上の接地点r2も車の後輪のタイヤの接点となる。
そして、算出手段104は、写真座標系xyにおける移動後の移動体mの接地点r2のxy座標値(x2、y2)を算出し、これを地上座標系XYZにおける前記接地点R2のXYZ座標値(X2、Y2、Z2)に変換する。更に、算出手段104は、前記変換した地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの共通の接地点R1、R2のXYZ座標値R1(X1、Y1、Z1)、R2(X2、Y2、Z2)との間の差分(距離)(DX=X2−X1、DY=Y2−Y1)を算出すれば、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの移動量D(DX、DY)として算出することが出来る。尚、前記移動体Mが路面S上を回転しながら移動する場合でも、地上座標系XYZにおける移動体Mが形を変えること無く、路面S上を平行移動しているのであれば、問題なく、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの移動量D(DX、DY)を算出することが出来る。
この方法では、撮影画像B1と撮影画像B2があれば、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mに非接触で移動前後の移動体Mの移動量D(DX、DY)を算出できるという利点がある。尚、上述では、撮影画像B1と撮影画像B2における移動体mの路面s上の共通の接地点r1、r2に基づいて算出したが、他の方法でも構わない。例えば、撮影画像B1と撮影画像B2における路面s上から同一高さにある移動体mの外面上の共通の特定点rに基づいて算出しても良い。この場合であっても、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mは、形を変えること無く路面S上を移動しているため、路面S上から同一高さにある移動体Mの外面上の共通の特定点Rでも、共通の接地点と同様に、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの移動量Dを算出することが出来る。又、例えば、移動体mと路面sとの接点には、影が必ず発生することから、撮影画像B1と撮影画像B2における移動体mの影の形が変形しない場合には、移動前後の移動体Mの影上の共通の特定点Rでも、共通の接地点と同様に、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの移動量Dを算出することが出来る。
さて、算出手段104が、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの移動量D(DX、DY)を算出すると、その旨を計測手段105に通知し、当該通知を受けた計測手段105は、前記決定された単一カメラ10のXYZ座標値P0(X0、Y0、Z0)及び回転角Q0(QX、QY、QZ)と、前記撮影された撮影画像B1、B2と、前記移動前後の移動体Mの実測値(移動量D)と、地上座標系XYZにおける移動前の移動体MのZ座標値が移動後の移動体MのZ座標値と同一であることとに基づいて、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの外面上の共通の特定点のXYZ座標値を測定する(図2:S106)。
ここで、計測手段105が共通の特定点のXYZ座標値を測定する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、有効値が移動前後の移動体Mの移動量D(DX、DY)の場合は、以下のようになされる。即ち、計測手段105が、先ず、図5A、図5Bに示すように、撮影画像B1における移動前の移動体mの外面上の任意の特定点s1(車の上方中央端の点)と、当該特定点s1と共通点(対応点)であって、撮影画像B2における移動後の移動体mの外面上の特定点s2(車の上方中央端の点)とを指定する。ここで、共通の特定点s1、s2を指定する方法は、特に限定は無く、例えば、ユーザーが、端末装置11を操作して、撮影画像Bにおける移動前後の移動体mの外面上の任意の特定点sを指定しても、端末装置11が自動的に指定しても構わない。この共通の特定点s1、s2が、計測対象の地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの外面上の共通の特定点S1、S2となる。
そして、計測手段105は、地上座標系XYZにおける移動前の(撮影時刻t1の)移動体Mの外面上の前記特定点S1のXYZ座標値(X1、Y1、Z1)と、移動後の(撮影時刻t2)の移動体Mの外面上の前記特定点S2のXYZ座標値(X2、Y2、Z2)とを仮定する。ここで、地上座標系XYZにおける移動前の移動体Mの外面上の前記特定点S1のXYZ座標値(X1、Y1、Z1)は、地上座標系XYZにおける単一カメラ10のXYZ座標値P0(X0、Y0、Z0)、単一カメラ10の回転角Q0(QX、QY、QZ)を含む回転行列(mij)(i、j=1、2、3)、写真座標系xyにおける移動前移動体mの外面上の前記特定点s1のxy座標値(x1、y1)、前記単一カメラ10の焦点距離f(−)、係数k1(−)を用いて、次の式(3)で表現出来る。
そして、式(3)のZ座標値を算出すると、次の式(4)を得る。
同様に、地上座標系XYZにおける移動後の移動体Mの外面上の前記特定点S2のXYZ座標値(X2、Y2、Z2)と、Z座標値Z2は、下記の式(5)(6)で表現される。
ここで、地上座標系XYZにおける移動前の移動体MのZ座標値Z1が移動後の移動体のZ座標値Z2と同一(Z1=Z2、DZ=0)であるから、式(4)と式(6)を用いて、k1とk2との関係を示す次の式(10)を得る。
ところで、式(3)(5)のXY座標値を算出すると、次の式(8)−(11)を得る。
又、移動前後の移動体Mの移動量D(DX、DY)は、式(8)−(11)を用いれば、次の式(12)(13)を得る。
式(7)(12)(13)を用いることで、k1、k2をそれぞれ算出することが出来る。そして、k1、k2が算出されると、式(3)(5)を用いることで、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの外面上の共通の特定点S1、S2のXYZ座標値S1(X1、Y1、Z1)、S2(X2、Y2、Z2)をそれぞれ計測することが出来る。
そして、計測手段105が、共通の特定点S1、S2のXYZ座標値S1(X1、Y1、Z1)、S2(X2、Y2、Z2)の計測を完了すると、その旨を制御手段101に通知し、当該通知を受けた制御手段101は、表示部11cを介して計測結果を表示する。これにより、ユーザーは、非接触で、共通の特定点S1、S2のXYZ座標値S1(X1、Y1、Z1)、S2(X2、Y2、Z2)を知ることが出来る。
次に、算出手段104が算出する有効値を、地上座標系XYZにおける変更前の対象物の外表面の特定点のX座標値、Y座標値、Z座標値のいずれか、地上座標系XYZにおける変更後の対象物の外表面の特定点のX座標値、Y座標値、Z座標値のいずれかとして説明する。前記対象物が移動体Mである場合、前記有効値は、地上座標系XYZにおける移動前の移動体Mの外表面の特定点のX座標値、Y座標値、Z座標値のいずれか、地上座標系XYZにおける移動後の移動体の外表面の特定点のX座標値、Y座標値、Z座標値のいずれかを意味する。この場合は、図6Aに示すように、基準面である地上座標系XYZにおける路面Sの特定の位置に、移動体Mの通過の有無を検知する検知センサーCを予め設けておき、この検知センサーCで検知された移動体Mの外表面の特定点S1のX座標値X1(又はY座標値Y1)を、市販の計測装置を用いて実測しておく。そして、前記検知センサーCが移動体Mを検知すると、その検知時点における移動体Mの検知位置(移動体Mの外表面の特定点S1、例えば、車の前方下端の点)のX座標値X1を、前記計測された有効値に対応付ける。これにより、移動前の移動体Mの外表面の特定点S1のX座標値X1を確実に算出することが出来る。
尚、前記検知センサーCの検知時点を、算出手段104が移動前の移動体Mを撮影する撮影時点に対応付ければ、更に好ましい。この場合は、算出手段104が、前記検知センサーCで、路面S上の移動体Mを検知すると、この検知時刻を撮影時刻t1として、単一カメラ10で、当該移動体Mを移動前の移動体として撮影し、更に、所定の間隔後の撮影時刻t2で、当該移動体Mを移動後の移動体として撮影すれば(図2:S104)、撮影画像B1、B2を取得出来るとともに、前記検知センサーCの検知位置に対応する移動前の移動体Mの外表面の特定点S1のX座標値X1を有効値として算出出来る(図2:S105)。
さて、算出手段104が、移動前の移動体Mの外表面の特定点S1のX座標値X1を算出すると、計測手段105は、前記特定点S1のX座標値X1を用いて、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの外面上の共通の特定点S1、S2のXYZ座標値を測定する(図2:S106)。
ここで、有効値が、例えば、移動前の移動体Mの外表面の特定点S1のX座標値X1の場合は、以下のようになされる。即ち、先ず、計測手段105が、図6A、図6Bに示すように、撮影画像B1における移動前の移動体mの外面上の第一の特定点s1(車の前方下端の点)、任意の第二の特定点s2(車の上方中央端の点)と、当該第一の特定点s1、第二の特定点s2と共通点(対応点)であって、撮影画像B2における移動後の移動体mの外面上の第一の特定点s3(車の前方下端の点)、第二の特定点s4(車の上方中央端の点)とを指定する。ここで、指定される複数の特定点のうち、一の特定点s1は、前記移動前後の移動体Mの有効値に対応させる。尚、指定方法は、上述と同様である。
次に、計測手段105は、地上座標系XYZにおける移動前の移動体Mの外面上の第一の特定点S1のXYZ座標値(X1、Y1、Z1)と、第二の特定点S2のXYZ座標値(X2、Y2、Z2)と、移動後の移動体Mの外面上の第一の特定点S3のXYZ座標値(X3、Y3、Z3)と、第二の特定点S4のXYZ座標値(X4、Y4、Z4)とを仮定する。
ここで、地上座標系XYZにおける移動前の移動体Mの外面上の第一の特定点S1のXYZ座標値(X1、Y1、Z1)は、上述と同様に、地上座標系XYZにおける単一カメラ10のXYZ座標値P0(X0、Y0、Z0)、単一カメラ10の回転角Q0(QX、QY、QZ)を含む回転行列(mij)(i、j=1、2、3)、写真座標系xyにおける特定点s1のxy座標値(x1、y1)、前記単一カメラ10の焦点距離f(−)、係数k1(−)を用いて、次の式(14)で表現出来る。
ここで、既に、移動前の移動体Mの外表面の第一の特定点S1のX座標値X1が算出されているため、この値を式(14)のX座標値に代入することで、k1を算出することが出来て、第一の特定点S1のXYZ座標値(X1、Y1、Z1)を全て算出出来る。尚、第一の特定点S1以外の特定点S2−S4のXYZ座標値(Xn、Yn、Zn)(n=2−4)は、地上座標系XYZにおける単一カメラ10のXYZ座標値P0(X0、Y0、Z0)、単一カメラ10の回転角Q0(QX、QY、QZ)を含む回転行列(mij)(i、j=1、2、3)、写真座標系xyにおける特定点s2−s4のxy座標値(xn、yn)、前記単一カメラ10の焦点距離f(−)、係数kn(−)を用いて、上述の式(3)と同様に表現できる。
ところで、地上座標系XYZにおける移動前の移動体MのZ座標値が移動後の移動体のZ座標値と同一であるから、移動前の移動体Mにおける第一の特定点S1のZ座標値Z1は移動後の移動体Mにおける第一の特定点S3のZ座標値Z3と同一(Z1=Z3、DZ=0)であり、移動前の移動体Mにおける第二の特定点S2のZ座標値Z2は移動後の移動体Mにおける第二の特定点S4のZ座標値Z4と同一(Z2=Z4、DZ=0)である。そのため、k1とk3の関係と、k2とk4の関係を示す次の式(15)(16)を得る。
更に、移動前後の移動体Mの移動量D(DX、DY)は、移動体Mの外表面で同じであるから、移動前後の移動体Mにおける第一の特定点S1、S3の移動量D(DX、DY)は、移動前後の移動体Mにおける第二の特定点S2、S4の移動量D(DX、DY)と同一(X3−X1=X4−X2、Y3−Y1=Y4−Y2)である。そのため、式(15)、(16)を用いて、k1とk2の関係と、k1と4の関係を示す次の式(17)(18)を得る。
ところで、k1は、既に算出されているから、式(15)(17)(18)を用いることで、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの外面上の共通の第一の特定点S1、S3のXYZ座標値S1(X1、Y1、Z1)、S3(X3、Y3、Z3)と、第二の特定点S2、S4のXYZ座標値S2(X2、Y2、Z2)、S4(X4、Y4、Z4)をそれぞれ計測することが出来る。
さて、本発明では、計測手段105が、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体の外面上の共通の特定点S1、S2のXYZ座標値を計測すると、これを利用して、例えば、地上座標系XYZにおける移動体Mの上下方向のサイズを非接触で容易に計測することが出来る。例えば、移動体Mが車の場合、計測手段105が、地上座標系XYZにおける移動体Mの外面上の上下端の特定点S11、S12を計測し、両者の間の距離を算出することで、地上座標系XYZにおける移動体Mの上下方向のサイズ(車であれば、車高)を計測することが可能となる。同様に、地上座標系XYZにおける移動体Mの左右方向のサイズ(車であれば、車幅)や前後方向のサイズ(車であれば、車長)を計測することが可能となる。移動体Mが高速移動する場合には、撮影画像B1、B2だけで可能となるため、特に有効である。
更に、本発明では、地上座標系XYZにおける移動体Mの3次元寸法(車であれば、車長、車幅、車高)の計測結果と、予め用意された移動体Mの種類毎の基準3次元寸法とを比較することで、移動体Mの種類を判定する判定手段を更に設けても良い。移動体Mの特徴点を加味させれば、移動体Mの種類を更に精度高く判定することが出来る。尚、本発明の実施形態では、路面S上の車を移動体Mとしたが、他の移動体Mでも構わない。例えば、路面S上を移動する人物、平面に対応するコンベアライン上の物品でも適用することが出来る。
又、本発明の実施形態では、単一カメラ10を地面に固定したが、他の構成でも構わない。例えば、平面を移動する車に単一カメラ10を車両搭載カメラとして固定しても良い。この場合は、対象物は、前記平面上に静止し、前記車両搭載カメラ10は車の移動に伴って移動することになるが、この場合であっても、前記車両搭載カメラ10と、前記対象物との相対位置が変更する。そこで、前記車両搭載カメラ10が移動すると(当該相対位置が変更すると)、算出手段104が、当該車両搭載カメラ10で、当該相対位置の変更前後の対象物を撮影する。ここで、前記変更前で撮影した第一の撮影画像内の車両搭載カメラ10の位置に、前記変更後で撮影した第二の撮影画像内の車両搭載カメラ10の位置を、当該第二の撮影画像内の対象物とともに変換することで、当該変換後の第二の撮影画像は、前記第一の撮影画像に対して、前記車両搭載カメラ10が固定され、前記対象物が、上述の移動体Mのように、前記平面S上をあたかも移動した撮影画像となる。このような変換処理を行うことで、上述した計測手段105が、上述と同様の処理を用いて、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外面上の共通の特定点のXYZ座標値を計測することが可能となる。
又、本発明の実施形態では、路面S上の複数の基準点P1−P4を含む基準画像Aを撮影することで、当該路面Sを基準面とした地上座標系XYZにおける単一カメラ10のXYZ座標値及び回転角を決定したが、他の構成でも構わない。例えば、前記対象物が車である場合、当該車に予め設置された、既知寸法の四角以上の多角形状(例えば、四角形状)の平面部(ナンバープレート)の頂点(四隅点)を前記基準点P1−P4と設定することが出来る。ここで、前記平面部の寸法が既知であることから、地上座標系XYZにおける前記平面部の頂点のいずれかのXYZ座標値が分かれば、他の点は、全て既知となり、前記基準点P1−P4とみなすことが出来る。この場合、前記平面部を基準面とした地上座標系XYZにおける単一カメラ10のXYZ座標値及び回転角が決定される。そのため、決定手段103が、前記基準画像Aに基づいて前記平面部の座標系と前記路面の座標系を特定し、前記平面部基準の地上座標系XYZにおける単一カメラ10のXYZ座標値及び回転角を、前記路面基準の地上座標系XYZにおける単一カメラ10のXYZ座標値及び回転角に変換する。これにより、上述した単一カメラ10のXYZ座標値及び回転角を得ることが出来る。尚、地上座標系XYZにおける前記路面S上の移動体の平面部のZ座標値は、前記相対位置の変更前後で同一であるため、当該平面部の移動量は、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの移動量D(DX、DY)に該当するから、上述と同様の処理により、2枚の撮影画像B1、B2に写る平面部のXYZ座標値に基づいて移動前後の移動体Mの移動量D(DX、DY)を算出し、地上座標系XYZにおける移動前後の移動体Mの外面上の共通の特定点のXYZ座標値を計測することが出来る。
又、本発明の実施形態では、移動体計測装置1が各手段を備えるよう構成したが、当該各手段を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、前記プログラムを、単一カメラ10を備える端末装置11に読み出させ、当該端末装置11が前記各手段を実現する。その場合、前記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。更に、各手段が実行するステップを本発明の移動体計測方法として提供することも可能である。
<測定試験、測定結果>
以下に、実際に測定した結果を用いて、具体的に説明する。
<第一の測定試験及び測定結果>
先ず、図7Aに示すように、単一カメラ10を所定の位置に固定し、所定の平面(地面)に、4つの基準点P1−P4が設けられた縦横400mmの基準プレートPを固定する。次に、地上座標系XYZにおける前記4つの基準点P1−P4のXYZ座標値を、市販の2画像によるステレオ計測ソフトを用いて計測した。更に、単一カメラ10で、前記4つの基準点P1−P4を含む基準画像を撮影して(撮影時刻t1)、前記平面を基準面とした地上座標系XYZにおける単一カメラのXYZ座標値及び回転角を決定した。
又、基準画像を撮影する際に、移動体として、所定のターゲットS1を有するオブジェクトDを用意し、このオブジェクトDを基準プレートPの近傍に設置して、当該オブジェクトDと平面との接点R1が基準画像に含まれるようにした。又、この基準画像を、オブジェクトDが移動前の撮影画像B1として兼用した。
次に、図7Bに示すように、オブジェクトDをX方向にDXだけY方向にDYだけ移動させて、基準プレートP近傍に配置し、更に、単一カメラ10で、前記オブジェクトDを撮影した(撮影時刻t2)。この撮影画像B2には、オブジェクトDのターゲットS2と、当該オブジェクトDと平面との接点R2とが含まれるようにした。
そして、有効値(実測値)の移動量(DX、DY)と、上述の式(7)(12)(13)を用いてk1、k2を算出し、地上座標系XYZにおけるターゲットS1、S2のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。一方、単一カメラ10の撮影画像を用いずに、市販の2画像によるステレオ計測ソフトを用いて、地上座標系XYZにおけるターゲットS1、S2のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。測定結果は、次の表1のようになった。表1に示すように、誤差は、1mm以下であった。
<第二の測定試験及び測定結果>
図8Aに示すように、上述と同様に、基準プレートPを用いて、基準画像を撮影し(撮影時刻t1)、平面を基準面とした地上座標系XYZにおける単一カメラのXYZ座標値及び回転角を決定した。この際、2つのターゲットS1、S2を有するオブジェクトDを用意して、このオブジェクトDを基準プレートPの近傍に設置し、当該オブジェクトDの2つのターゲットS1、S2が基準画像に含まれるようにした。又、この基準画像を、オブジェクトDが移動前の撮影画像B1として兼用した。又、オブジェクトDのターゲットS1の地上座標系XYZにおけるX座標値(X1=470.342)を、市販の2画像によるステレオ計測ソフトを用いて計測した。
次に、図8Bに示すように、オブジェクトDをX方向にdxだけY方向にdyだけ移動させて、基準プレートP近傍に配置し、更に、単一カメラ10で、オブジェクトDを撮影した(撮影時刻t2)。この撮影画像B2には、オブジェクトDの2つのターゲットS1、S2が含まれるようにした。そして、有効値(実測値)のX座標値(X1=470.342)と、上述の式(14)を用いてk1を算出し、上述の式(15)(17)(18)を用いてa1(k3に対応)、a4(k4に対応)を算出し、地上座標系XYZにおけるターゲットS1〜S4のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。一方、単一カメラ10の撮影画像を用いずに、市販の2画像によるステレオ計測ソフトを用いて、地上座標系XYZにおけるターゲットS1〜S4のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。測定結果は、次の表2のようになった。表2に示すように、誤差は、1mm以下であった。
<第三の測定試験及び測定結果>
先ず、室内において、図9に示すように、単一カメラ10(型番:NikonD2X、画素数:1200万画素)を固定し、当該内部標定要素を設定した。次に、当該単一カメラ10で、床面S上の4つの基準点P1〜P4を含む基準画像Aを撮影して、地上座標系XYZにおける基準点P1〜P4のXYZ座標値と、写真座標系xyにおける基準点p1〜p4のxy座標値とに基づいて、前記平面Sを基準面とした地上座標系XYZにおける単一カメラのXYZ座標値P0(X0、Y0、Z0)及び回転角Q0(QX、QY、QZ)を決定した。
次に、図10Aに示すように、二つのターゲットS1、S2を有する十字形のオブジェクトMを用意し、当該オブジェクトMを前記床面S上に配置して、前記単一カメラ10で、前記床面S上のオブジェクトMを撮影した(撮影時刻t1)。この撮影画像B1を、前記オブジェクトMの移動前の撮影画像とした。次に、図10Bに示すように、前記床面S上で前記オブジェクトMを所定の移動量(DX、DY)だけ移動させて、前記単一カメラ10で、二つのターゲットS3、S4を有するオブジェクトMを撮影した(撮影時刻t2)。この撮影画像B2を、前記オブジェクトMの移動後の撮影画像とした。そして、有効値(実測値)の移動量D(DX、DY、DZ=0)を既知とし、上述の式(7)(12)(13)を用いて、写真座標系xyにおけるターゲットs1〜s4のxy座標値から、地上座標系XYZにおけるターゲットS1〜S4のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。測定結果は、次の表3のようになった。
一方、別のカメラ(型番:NikonD800、画素数:3600万画素)を用いて、このカメラの内部標定要素を設定し、市販の写真計測ソフト(従来技術)で、地上座標系XYZにおけるターゲットS1〜S4のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。又、地上座標系XYZにおけるターゲットS1とS2との距離DS12とターゲットS3とS4との距離DS34とを算出し、本発明と従来技術との誤差を算出した。測定結果は、次の表4のようになった。表4に示すように、誤差は、1mm以下であった。
<第四の測定試験及び測定結果>
次に、図9に示すように、室内において、第三の測定試験と同様に、単一カメラ10の内部標定要素を設定し、地上座標系XYZにおける単一カメラのXYZ座標値P0(X0、Y0、Z0)及び回転角Q0(QX、QY、QZ)を決定した。次に、図11Aに示すように、二つのターゲットS1、S2を有する十字形のオブジェクトMを床面S上で撮影した(撮影時刻t1)。この撮影画像B1を、前記オブジェクトMの移動前の撮影画像とした。この際に、地上座標系XYZにおける前記ターゲットS1のX座標値S1(X1)を実測した。次に、図11Bに示すように、前記床面S上で前記オブジェクトMを移動させて、前記単一カメラ10で、二つのターゲットS3、S4を有するオブジェクトMを撮影した(撮影時刻t2)。この撮影画像B2を、前記オブジェクトMの移動後の撮影画像とした。そして、有効値(実測値)のX座標値S1(X1)とZ座標値の移動量D(DZ=0)を既知とし、上述の式(14)(15)(17)(18)を用いて、地上座標系XYZにおけるターゲットS1〜S4のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。一方、第三の測定試験と同様に、市販の写真計測ソフト(従来技術)で、地上座標系XYZにおけるターゲットS1〜S4のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。又、地上座標系XYZにおけるターゲットS1とS2との距離DS12と、ターゲットS3とS4との距離DS34とを算出し、本発明と従来技術との誤差を算出した。測定結果は、次の表5のようになった。表5に示すように、誤差は、1mm以下であった。
<第五の測定試験及び測定結果>
先ず、室外において、第三の測定試験と同様に、単一カメラ10(NikonDX3、画素数:2400万画素)の内部標定要素を設定し、当該単一カメラ10で、路面S上の4つの基準点P1−P4を含む基準画像Aを撮影して、地上座標系XYZにおける基準点P1〜P4のXYZ座標値と、写真座標系xyにおける基準点p1〜p4のxy座標値とに基づいて、前記平面Sを基準面とした地上座標系XYZにおける単一カメラのXYZ座標値P0(X0、Y0、Z0)及び回転角Q0(QX、QY、QZ)を決定した。
次に、図12Aに示すように、前記単一カメラ10で、前記路面S上を走る車Mを撮影した(撮影時刻t1)。この撮影画像B1を、前記車Mの移動前の撮影画像とし、当該車Mの上方の後端の点S1と前端の点S2をターゲットとした。次に、図12Bに示すように、当該車Mが移動した時点で、前記単一カメラ10で、前記路面S上の車Mを撮影し(撮影時刻t2)、この撮影画像B2を、前記車Mの移動後の撮影画像とし、当該車Mの上方の後端の点S3と前端の点S4(共通の特定点)をターゲットとした。この撮影画像B1、B2において、車Mのタイヤ(後輪)と路面Sとの接点に基づいて、有効値(想定値)の移動量D(DX、DY、DZ=0)を算出し、上述の式(7)(12)(13)を用いて地上座標系XYZにおけるターゲットS1〜S4のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。一方、第三の測定試験と同様に、市販の写真計測ソフト(従来技術)で、地上座標系XYZにおけるターゲットS1〜S4のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。又、地上座標系XYZにおけるターゲットS1とS2との距離DS12と、ターゲットS3とS4との距離DS34とを算出し、本発明と従来技術との誤差を算出した。この距離DS12及び距離DS34は、前記車Mの上方の車長に対応する。測定結果は、次の表6のようになった。表6に示すように、誤差は、数mm以下であった。
<第六の測定試験及び測定結果>
先ず、室外において、第五の測定試験と同様に、単一カメラ10の内部標定要素を設定し、当該単一カメラ10で、路面S上の4つの基準点P1〜P4を含む基準画像Aを撮影して、前記平面Sを基準面とした地上座標系XYZにおける単一カメラのXYZ座標値P0(X0、Y0、Z0)及び回転角Q0(QX、QY、QZ)を決定した。
次に、図13Aに示すように、前記単一カメラ10で、前記路面S上を走る車Mを撮影した(撮影時刻t1)。この撮影画像B1を、前記車Mの移動前の撮影画像とし、当該車Mのタイヤ(後輪)と前記路面Sとの接点S1と車Mの上方の後端の点S2をターゲットとした。又、図13Bに示すように、当該車Mが移動した時点で、前記単一カメラ10で、前記路面S上の車Mを撮影し(撮影時刻t2)、この撮影画像B2を、前記車Mの移動後の撮影画像とし、当該車Mのタイヤと前記路面Sとの接点S3と車Mの上方の後端の点S4(共通の特定点)をターゲットとした。この撮影画像B1、B2において、有効値(想定値)のZ座標値S1(Z1=0)と移動量D(DZ=0)を既知とし、上述の式(14)(15)(17)(18)を用いて、地上座標系XYZにおけるターゲットS1〜S4のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。一方、第五の測定試験と同様に、市販の写真計測ソフト(従来技術)で、地上座標系XYZにおけるターゲットS1〜S4のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。測定結果は、次の表7のようになった。表7に示すように、誤差は、十数mm以下であった。
又、撮影画像B1、B2において、ターゲットS1、S3は変えずに、ターゲットS2、S4を変えて、新たな前記車Mの上方の後端の点S5、S6(共通の特定点)をターゲットとした。そして、上述と同様に、有効値(想定値)のZ座標値S1(Z1=0)と移動量D(DZ=0)を既知とし、上述の式(14)(15)(17)(18)を用いて、地上座標系XYZにおけるターゲットS5、S6のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。一方、上述と同様に、市販の写真計測ソフト(従来技術)で、地上座標系XYZにおけるターゲットS5、S6のXYZ座標値を測定した(単位:mm)。又、地上座標系XYZにおけるターゲットS3とS5との距離DS35と、ターゲットS4とS6との距離DS46とを算出し、本発明と従来技術との誤差を算出した。この距離DS35及び距離DS46は、前記車Mの上方の車長に対応する。測定結果は、次の表8のようになった。表8に示すように、誤差は、十数mm以下であった。これにより、単一カメラを用いて移動体の3次元座標を非接触で精度高く計測することが出来ることが分かった。
以上のように、本発明に係る対象物計測装置及び対象物計測方法は、平面上の対象物の計測に有用であり、単一カメラを用いて対象物の3次元座標を非接触で精度高く計測することが可能な対象物計測装置及び対象物計測方法として有効である。
1 対象物計測装置
10 単一カメラ
11 端末装置
101 制御手段
102 記憶手段
103 決定手段
104 算出手段
105 計測手段

Claims (3)

  1. 単一カメラで、地上座標系XYZにおけるXYZ座標値が予め設定された所定の平面上の複数の基準点を含む基準画像を撮影し、前記平面を基準面とした地上座標系XYZにおける単一カメラのXYZ座標値及び回転角を決定する決定手段と、
    前記単一カメラと、前記平面上の対象物との相対位置が変更する際に、当該単一カメラで、当該相対位置の変更前後の対象物を撮影するとともに、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外表面に関係する有効値を算出する算出手段と、
    前記決定された単一カメラのXYZ座標値及び回転角と、前記撮影された撮影画像と、前記算出された有効値と、地上座標系XYZにおける変更前の対象物のZ座標値が変更後の対象物のZ座標値と同一であることとに基づいて、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外面上の共通の特定点のXYZ座標値を計測する計測手段と、
    を備えることを特徴とする対象物計測装置。
  2. 地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外表面に関係する有効値は、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外表面の特定点の変更量、地上座標系XYZにおける変更前の対象物の外表面の特定点のX座標値、Y座標値、Z座標値のいずれか、地上座標系XYZにおける変更後の対象物の外表面の特定点のX座標値、Y座標値、Z座標値のいずれかである
    請求項1に記載の対象物計測装置。
  3. 単一カメラで、地上座標系XYZにおけるXYZ座標値が予め設定された所定の平面上の複数の基準点を含む基準画像を撮影し、前記平面を基準面とした地上座標系XYZにおける単一カメラのXYZ座標値及び回転角を決定するステップと、
    前記単一カメラと、前記平面上の対象物との相対位置が変更する際に、当該単一カメラで、当該相対位置の変更前後の対象物を撮影するとともに、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外表面に関係する有効値を算出するステップと、
    前記決定された単一カメラのXYZ座標値及び回転角と、前記撮影された撮影画像と、前記算出された有効値と、地上座標系XYZにおける変更前の対象物のZ座標値が変更後の対象物のZ座標値と同一であることとに基づいて、地上座標系XYZにおける変更前後の対象物の外面上の共通の特定点のXYZ座標値を計測するステップと、
    を備えることを特徴とする対象物計測方法。
JP2014109586A 2014-05-27 2014-05-27 対象物計測装置及び対象物計測方法 Pending JP2015224949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014109586A JP2015224949A (ja) 2014-05-27 2014-05-27 対象物計測装置及び対象物計測方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014109586A JP2015224949A (ja) 2014-05-27 2014-05-27 対象物計測装置及び対象物計測方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015224949A true JP2015224949A (ja) 2015-12-14

Family

ID=54841802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014109586A Pending JP2015224949A (ja) 2014-05-27 2014-05-27 対象物計測装置及び対象物計測方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015224949A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018056206A1 (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 日本電気株式会社 変位計測装置、変位計測システム、変位計測方法及びプログラム
KR20180041552A (ko) * 2016-10-14 2018-04-24 울산대학교 산학협력단 단일 카메라와 멀티 라인 레이저 센서를 이용한 비접촉성 간격 측정 장치 및 그 방법
JP7367251B1 (ja) 2023-02-03 2023-10-23 興和株式会社 把握方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018056206A1 (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 日本電気株式会社 変位計測装置、変位計測システム、変位計測方法及びプログラム
JP7067479B2 (ja) 2016-09-21 2022-05-16 日本電気株式会社 変位計測装置、変位計測システム、変位計測方法及びプログラム
KR20180041552A (ko) * 2016-10-14 2018-04-24 울산대학교 산학협력단 단일 카메라와 멀티 라인 레이저 센서를 이용한 비접촉성 간격 측정 장치 및 그 방법
KR101889497B1 (ko) 2016-10-14 2018-08-17 울산대학교 산학협력단 단일 카메라와 멀티 라인 레이저 센서를 이용한 비접촉성 간격 측정 장치 및 그 방법
JP7367251B1 (ja) 2023-02-03 2023-10-23 興和株式会社 把握方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI498580B (zh) 長度量測方法與長度量測裝置
TWI581007B (zh) 頭戴型顯示裝置及其校正方法
JP2012021958A5 (ja)
US10277889B2 (en) Method and system for depth estimation based upon object magnification
JP2008116373A5 (ja)
JP5117418B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP2017050701A5 (ja)
JP2011123008A (ja) 計測方法および計測プログラムならびに計測装置
JP2012075060A5 (ja)
JP2013185832A5 (ja)
JP2012141964A5 (ja)
JP2011027724A5 (ja)
KR101659464B1 (ko) 투사형 정전용량방식 터치패널의 주변부 좌표 정확도개선방법 및 장치
TWI460637B (zh) 光學觸控系統及光學觸控位置檢測方法
JP2017033429A (ja) 3次元物体検査装置
JP5858773B2 (ja) 3次元計測方法、3次元計測プログラム及びロボット装置
JP2015224949A (ja) 対象物計測装置及び対象物計測方法
JP2014232100A5 (ja)
TWI417774B (zh) 光學距離判斷裝置、光學觸控螢幕系統及光學觸控測距之方法
CN109357637B (zh) 一种基于深度相机的卷板机卷板曲率半径和厚度测量方法
JP2012132786A (ja) ひずみ計測方法及びひずみ計測システム
US20180124381A1 (en) Structured-light-based three-dimensional scanning method, apparatus and system thereof
JP2012181063A (ja) 計算装置、計算方法及び計算プログラム
JP2018049498A (ja) 画像処理装置、操作検出方法、コンピュータプログラム、及び記憶媒体
JP2013170829A (ja) ひずみ計測装置及びひずみ計測方法