JP2013531837A - 後部ドア熱交換機 - Google Patents
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Abstract
後部ドア熱交換機は、熱を発生する電子機器のラックまたは他の構成部材の後部に実装され、該後部ドア熱交換機の作動時には該機器の中を通る空気を冷却するように構成されている。該後部ドア熱交換機は、上流側母管と、下流側母管とよりなり、上流側母管と下流側母管との間でほぼ平行に伸びかつ上流側母管と下流側母管と流体連通している多数のマイクロチャンネルを有する。すなわち、両母管は、前記多数のマイクロチャンネルに対して共通している。
Description
データセンターは、伝統的に周囲冷房装置によって冷房されており、部屋の周囲には空気から液体へ熱を伝える熱交換器が配置され、空気は、データセンターの内部から、データセンターの床の下にある熱交換器へとポンプで汲み出され、そこから床にある通気孔を通って上に向かい、ブレードラックの列の間の通路へ送られる。これらの通路は、したがって、冷たい通路である。これらの通路にある冷たい空気は、対流によってブレードの間を通ってラックの列の反対側に抜け、暖かい通路に入っていく。暖かい通路の暖かい空気は、対流によってラック上方に上り、天井に沿って流れ、下方に下って再び周囲冷房装置用の熱交換器へと流れていく。この流れのサイクルは、連続して行われ、センターの温度は、ブレードの効率的な作動にとって許容できる程度の低いレベルに保たれる。
ブレードの作動時容量が増大するにつれ、データセンター内でより多量の空気を冷却することが望まれ、また必要となってくる。単に周囲冷房装置の冷却容量を増やすことは、この方法で実施できる冷却量に限界があるため、必ずしも選択肢として実行できるものではない。この問題は、従来、空気の流れがラックから出て行くラックの後部に、空気から流体へ熱を伝える熱交換器をそれぞれ取り付けることによって解決されてきた。ここで言う「後部」とは、冷却用空気が出て行くラック(または他の熱を発生する電子装置)の側を指す。このような熱交換器は、後部ドア熱交換機と呼ばれる。現存する後部ドア熱交換機に供給される冷却液の温度は、正常な室温と考えられる温度かそれよりわずかに低い温度で、通常、18℃から22℃の範囲である。ブレードから出る空気の温度は、それより高く、おそらく35℃から45℃の範囲にあるため、これでも有効である。
現存する後部ドア熱交換機は、交換機の片側に互いに隣接してほぼ垂直に配置された上流側母管と下流側母管とよりなり、そして、配管を有するものであり、この配管は、上流側母管から水平に伸びて、熱交換器の反対側で180°曲げられ、さらに水平に下流側母管まで伸びる。このような構造は、比較的直径の大きい配管と重い金属の構成部品を必要とし、そのため、後部ドア熱交換機は、重く、製造コストが高く、扱いにくいものとなっている。
本発明は、これらの欠点の1又はそれ以上を取り除くことを目的としたものである。ただし、本発明は、対象となる機器が一般にブレードラックと呼ばれるものか否かを問わず、熱を発生する電子機器を通る空気を冷却するために有効であることは、理解されよう。
したがって、後部ドア熱交換機であって、熱を発生する電子機器のラックまたは他の構成部材の後部に実装され、該後部ドア熱交換機の作動時には該機器の中を通る空気を冷却するように構成された後部ドア熱交換機であって、上流側母管と、下流側母管とよりなり、該上流側母管と該下流側母管との間でほぼ平行に伸びかつ上流側母管と下流側母管とを流体連通している多数のマイクロチャンネルを有し、したがって、両母管は、前記多数のマイクロチャンネルにとって共通している、後部ドア熱交換機に関する。
この構成では、マイクロチャンネルを使用するので、熱交換器の表面と冷却液の通路の断面積との比が大きくなるため、軽量な後部ドア熱交換機の建造が容易となり、さらに、熱交換器の通気と排水が容易となる。
好ましくは、該マイクロチャンネルは、該後部ドア熱交換機が実装されて使用可能な状態になったとき、直立している。
前記マイクロチャンネルが、垂直方向に少なくとも一つの構成部材が存在する方向に伸びていれば、熱交換器の通気と排気は、さらに容易となる。
前記上流側母管を上方母管とし、前記下流側母管を下方母管としても良い。
各マイクロチャンネルは、上流側母管に開口している位置から下流側母管に開口している位置まで、一本の流路でうねり路ではないように伸びているものとしても良い。
このようにすることによって、高い熱吸収容量を得ることが容易となり、熱交換器での圧力低下を比較的少なくして作動させることができ、さらに、熱交換器の通気と排水を容易にすることができる。
本明細書の文脈においては、マイクロチャンネルとは、断面の内径または内幅が3.5mm未満である任意の通路で構成されるものである。好ましくは、マイクロチャンネルの断面の内径または内幅は、0.5mmからほぼ3.0mmの範囲である。さらに好ましくは、マイクロチャンネルの断面の内径または内幅は、ほぼ1.1mmまたは0.8mmである。
マイクロチャンネルのいくつかまたはすべては、冷却液と該マイクロチャンネルとの間の熱移転をより良くするために、その内部が施条を付しても良い。
このような後部ドア熱交換機にあっては、前記チャンネルを管で構成することによって好便な構造が得られる。
このような後部ドア熱交換機にあっては、前記マイクロチャンネルに対して横方向に伸び、マイクロチャンネルと熱接触をもつ材料の帯によって、より高い効率を得ることができる。
熱交換器を、金属または合金よりなるものとすることによって、すぐれた効率を得ることができる。例えば、該熱交換器は、アルミニウムよりなるものとしても良い。チャンネルの通気と排水を改善するためには、上方母管が上流側母管であることが有利であるが、現場の構成および性能条件によっては、上流側母管を下方母管としても良い。
以下、添付の図面を参照して、本発明を実施した後部ドア熱交換機の一例を詳細に説明する。
図1は、データセンター100を示し、該データセンターには冷却機ユニット110が設けられており、該冷却機ユニットは、周囲冷房装置120に冷たい水を供給するように接続されている。データセンター100には、ブレードラック140の列が配設されており、該ブレードラック140には、それぞれ後部ドア熱交換機142が配設されている。冷却機110からの冷却された水は、ポンプで汲み出されて送り配管143を通って周囲冷却装置120へと流れ、周囲冷却装置120からの暖められた水は、他の配管144を通って冷却機110に戻る。
周囲冷却装置120と、後部ドア熱交換機142を備えたブレードラック140とは、高床145上に配置されている。該ブレードラック140は、列146になるように配置されている。高床145には、列146の間の一以上の通路150に通気孔148が配設されており、隣接する通路152には通気孔が配設されていない構成となっている。すなわち、通気孔のある通路と通気孔のない通路が交互に配置されている。データセンター100の稼動時には、暖かい通路152の暖かい空気は、上方に上昇し、隣接する冷たい通路150からラック140を通して冷たい空気を引き寄せる。これによって、ラック140を通る冷たい空気の流れが常時形成されることになる。暖かい空気は、データセンターの天井に向かって上昇し、さらに外側に向かって流れて周囲冷却装置120に達し、そこで冷却されて下方に降下し、高床145の下方で周囲冷却装置120から出る。この対流が続くことによって、冷たい空気が通気孔148を通って上昇し、空気冷房のサイクルが連続して行われることになる。
後部ドア熱交換機142は、さらに、データセンター100を通って流れる空気も冷却している。
冷却液配送ユニット200は、後部ドア熱交換機142へ冷却液を配送する。図2は、この冷却液の配送のやり方をより分かりやすく示した図である。すなわち、冷却液配送ユニット200は、一次冷却液回路210に接続され、この一次冷却液回路210は、冷却液配送ユニット200の熱交換器212に熱的に連結されており、また、二次冷却液回路214も、冷却液配送ユニット200の熱交換器212に熱的に連結されていて、装置が作動しているときには、熱が、二次回路214内の冷却液から一次回路210内の冷却液へと転送されるようになっている。この目的のために、一次回路210内の冷却液も、また二次冷却液回路214内の冷却液も、ポンプで汲み出されて冷却液配送ユニット200を通るようにされる。
各々の後部ドア熱交換機142は、上流側コネクタ通路218を介して二次冷却液回路214の上流側216から冷却液を受け取り、また下流側コネクタ222を介して二次冷却液回路214の下流側220へ冷却液を返すように接続されている。
図2は、また、空気を、ラックを通って後部ドア熱交換機142へ向けて付勢するためのブレードラック140の内部ファン224を示している。
図3は、ブレードラック140とその後部に実装された後部ドア熱交換機142との組み合わせの外側パネルを示している。該後部ドア熱交換機は、図3に示すように、ラック140の左側でヒンジ止めされている。ドア142の後部パネル226は、多数の穿孔228によって穿孔されており、空気が、後部ドア熱交換機142を通って流れるようにされている。該ドア熱交換機がラック140にヒンジ止めされているので、ドアを開けて、後部ドア熱交換機142自体とラック140の後部との両方にアクセスできる構成となっている。
各々の後部ドア熱交換機142の他の機能は、図4および図5から明らかであろう。すなわち、後部ドア熱交換機142は、ヒンジ400と、上流側母管402と、下方上流側母管414と、多数の中空の棒すなわち細長い突起物406とを有する。前記ヒンジ400は、図4で見て右側にある。前記上流側母管402は、図4で見てその後部パネル226の前にあり、上流側コネクタ218の垂直に配置された部分が接続されている。前記下方上流側母管414は、下流側コネクタ222の垂直部分に接続されている。前記多数の中空の棒すなわち細長い突起物406の各々は、多数のマイクロチャンネルを有する。これらの細長い突起物406は、互いにほぼ平行で、垂直に配置されており、それらの上端は、上方上流側母管402の内部と流体連通しており、そこから下端まで曲路でもうねり路でもなく伸びており、該下端は、下方下流側母管404の内部と流体連通している。分かりやすくするために、マイクロチャンネル突起物406は、すべてを示さず、後部ドア熱交換機142の左側と右側にあるもののみを示してある。これら図示されたものの間にある空間は、同様なマイクロチャンネルの棒で満たされていることになる。
上方上流側母管402の上端には、ブリーダーバルブ408が配設されており、下方下流側母管414の下端には、ドレンバルブ410が配設されている。
図4には、幾つかのラインのみが図式的に示されているにすぎないが、冷却用U字形フィン412の各々は、横方向に伸び、フィン412の「U」字形の下端において、多数のマイクロチャンネルの突起物406と熱接触している。このようなフィン412は、マイクロチャンネル突起物406の上端からそれらの下端までの全域にわたって存在する。
図6aは、各マイクロチャンネル突起物406の断面を示す。すなわち、各突起物は、アルミニウムの突起物であって、断面が細長く、長さが約20mm、幅が約2mmで、ほぼ長方形の断面を有する多数のマイクロチャンネル440を備えており、各々のマイクロチャンネルの断面の幅は、約1.4mmであり、バー406の壁442の厚さは約0.3mmである。各端部のチャンネルの外形は、バーの断面の丸みの付いた端部444に合わせた丸みが付けられている。
各突起物406の向きは、そのまっすぐな側が、熱交換器142を通る空気の流れの方向にほぼ平行となるように配置されている。
図7は、フィン412をより明瞭に示している。この図は、各熱交換器142の上方部分の前面を示したものである。隣接するマイクロチャンネル突起物406のフィンは、櫛歯を絡み合わせた状態にされている。
コネクタ218および222の垂直部分と、母管402および414と、マイクロチャンネル突起物406と、フィン412とは、すべてアルミニウム製である。したがって、使用しているアルミニウムが軽量であることから、後部ドア熱交換機142は、全体として比較的軽量であることが理解されよう。さらに製造コストが安く、設置が容易である。更に、マイクロチャンネルを使用することにより、後部ドア熱交換機142の冷却液の通路の外表面積と内部容積の比も大きくなる。加えて、垂直方向に伸びるマイクロチャンネルを使用することにより、後部ドア熱交換機からバルブ408を介して空気または他の気体を抜くことが容易となり、また、後部ドア熱交換機142からバルブ410を介して液体の冷却液を排出することが容易となる。上方上流側母管402と下方下流側母管404は、ともにすべてのマイクロチャンネル440に対して共通していることは理解されよう。
装置が作動していて、図1を参照して説明したように空気がデータセンターを通って循環しており、また冷却液が一次回路210および二次回路214を通って汲み出されているときには、二次回路214の上流側からの冷却液は、各々の後部ドア熱交換機142の上流側コネクタ214の垂直部分の中を通ってその上流側母管142へ流れ、そこから、マイクロチャンネルバー406のマイクロチャンネルを通って下降して下方下流側母管404の中に入り、下流側コネクタ222の垂直部分を通って出て、二次回路214の下流側220に入る。このように冷却液が後部ドア熱交換機を通ることによって、関連するブレードラック140を通る空気は、後部ドア熱交換機142を通過して冷却され、穿孔されたパネル326を通って出て、暖かい通路152に入る。
各々の後部ドア熱交換機の中で使用可能な冷却液は、水からなるものであっても、あるいはR134a冷媒(1,1,1,2−テトラフルオロエタン)であってもよい。後者は、マイクロチャンネル突起物406のマイクロチャンネルの中で、二相の状態(液相および気相)で存在することができる。
本明細書の読者には、図示の装置をさまざまに変更または修正して、本発明の範囲を逸脱することのない構造を得ることが考えられよう。例えば、各々のマイクロチャンネル突起物に、フィン412の代わりに、それぞれうねった帯状のものを配設することもできる。図示の構成では、上方母管402と下方母管404の間に比較的小さな圧力差が必要であるが、コネクタ218および222の接続を逆にして、前者のコネクタが二次回路214の下流側220に接続され、コネクタ222が二次回路214の上流側216に接続されるようにし、したがって、冷却液が、マイクロチャンネルバー406のマイクロチャンネルを通って、下方に流れるのではなく上方に流れるようにすることもできる。
図6bは、マイクロチャンネル突起物406を好ましく修正したものの断面を示す。このマイクロチャンネル突起物406は、長さが16mm、幅が1.8mmで、その中には、断面が幅1.12mmの正方形で角部がわずかに丸められた8つの各マイクロチャンネルが形成されており、二つの端部にあるマイクロチャンネル部分は、一番外側が丸められており、バーの壁の厚さは、0.34mmとなっている。
図6c図は、マイクロチャンネル突起物406を好ましく修正した別のものの断面を示す。このマイクロチャンネル突起物406は、長さが25.4mm、幅が1.3mmであり、その中には10のマイクロチャンネルが形成されており、中間の8つは、断面が、長さが1.88mm、幅が0.76mmの長方形である。二つの端部にあるマイクロチャンネルは、やはり一番外側が丸められている。したがって、長方形の長辺にそったバーの壁の厚さは、0.27mmであり、隣接するマイクロチャンネルの間のバーの壁厚は、0.6mmである。
後部ドア熱交換機142は、図に示した側とは反対側でヒンジ止めすることができることは明らかであろう。
装置の使用時には、二次冷却液回路214の上流側216内部での冷却液の温度は、通常、ほぼ10℃から25℃の範囲、好ましくは15℃から20℃の範囲、より好ましくは18℃である。装置の使用時には、二次冷却液回路214の下流側220内部での冷却液の温度は、ほぼ20℃から35℃の範囲、好ましくは25℃から30℃の範囲、より好ましくは28℃である。
図4および図5の装置内に配設された図6bに示すようなバーの場合、冷却効率は、ほぼ10ないし30リットル/分(l/m)、好ましくは15ないし25リットル/分、より好ましくは20リットル/分である。図6cに示すような突起物の場合の冷却効率は、ほぼ30ないし50リットル/分(l/m)、好ましくは35ないし45リットル/分、より好ましくは40リットル/分である。
100:データセンター、
110:冷却機ユニット、
120:周囲冷房装置、
140:ブレードラック、
142:後部ドア熱交換機、
200:冷却液配送ユニット、
218:上流側コネクタ通路、
222:下流側コネクタ、
402:上流側母管、
404:下流側母管、
406:細長い突起物、
412:冷却用U字形フィン、
440:マイクロチャンネル
110:冷却機ユニット、
120:周囲冷房装置、
140:ブレードラック、
142:後部ドア熱交換機、
200:冷却液配送ユニット、
218:上流側コネクタ通路、
222:下流側コネクタ、
402:上流側母管、
404:下流側母管、
406:細長い突起物、
412:冷却用U字形フィン、
440:マイクロチャンネル
Claims (14)
- 後部ドア熱交換機であって、熱を発生する電子機器のラックまたは他の構成部材の後部に実装され、該後部ドア熱交換機の作動時には該機器の中を通る空気を冷却するように構成された後部ドア熱交換機であって、上流側母管と、下流側母管とよりなり、該上流側母管と該下流側母管との間でほぼ平行に伸びかつ上流側母管と下流側母管とを流体連通している多数のマイクロチャンネルを有し、したがって、両母管は、前記多数のマイクロチャンネルにとって共通している、後部ドア熱交換機。
- 前記後部ドア熱交換機が実装されて使用可能な状態になったとき、前記マイクロチャンネルが、垂直方向に少なくとも一つの構成部材が存在する方向に伸びている、請求の範囲1に記載の後部ドア熱交換機。
- 前記後部ドア熱交換機が実装されて使用可能な状態になったとき、前記マイクロチャンネルが直立している、請求の範囲2に記載の後部ドア熱交換機。
- 前記上流側母管が上方母管であり、前記下流側母管が下方母管である、請求の範囲1〜3のいずれか1項に記載の後部ドア熱交換機。
- 各マイクロチャンネルが、上流側母管に開口している位置から下流側母管に開口している位置まで、一本の流路でうねり路ではないように伸びている、請求の範囲1〜4のいずれか1項に記載の後部ドア熱交換機。
- 各マイクロチャンネルの断面の内径または内幅が、3.5mm未満である、請求の範囲1〜5のいずれか1項に記載の後部ドア熱交換機。
- 各マイクロチャンネルの断面の内径または内幅が、ほぼ0.5mmからほぼ3.0mmの範囲である、請求の範囲6に記載の後部ドア熱交換機。
- 各マイクロチャンネルの断面の内径または内幅が、ほぼ1.1mmである、請求の範囲7に記載の後部ドア熱交換機。
- 各マイクロチャンネルの断面の内径または内幅が、ほぼ0.8mmである、請求の範囲7に記載の後部ドア熱交換機。
- 前記マイクロチャンネルの少なくとも一つの内部に、施錠が付けられ、冷却液と該マイクロチャンネルとの間の熱移転をより良くする、請求の範囲1〜9のいずれか1項に記載の後部ドア熱交換機。
- 前記マイクロチャンネルが、管によって構成されている、請求の範囲1〜10のいずれか1項に記載の後部ドア熱交換機。
- 更に帯よりなり、該帯が、前記マイクロチャンネルに対して横方向に伸び、マイクロチャンネルと熱接触をもつ材料よりなる、請求の範囲1〜11のいずれか1項に記載の後部ドア熱交換機。
- 金属または合金よりなる、請求の範囲1〜12のいずれか1項に記載の後部ドア熱交換機。
- アルミニウムよりなる、請求の範囲13に記載の後部ドア熱交換機。
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