JP2013523407A - 流体を分配する除毛装置 - Google Patents

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Abstract

ハンドル(2)と;ハンドルの一端に配置されるヘッド(10)であって、前記除毛装置が、回軸を有し、前記旋回軸のまわりに前記ヘッドが取り付けられる、ヘッドと、旋回軸の位置又は旋回軸の近傍に配置される、ヘッドの皮膚に面する表面の1つ以上のオリフィスと、除毛装置の使用中に前記1つ以上のオリフィスを通って分配される流体を収容するのに適した折り畳み式リザーバ(3)と、変形可能な剛性容器(4)又は変形可能でない剛性容器(104)から選択される封入システムと、を含む除毛装置(1)。

Description

剃毛準備剤又は潤滑剤等の流体を分配することができる除毛装置は公知であるが、多くの欠点がある。
いくつかの従来技術の流体を分配するかみそりに関連する問題は、流体がかみそり内部に配置されたリザーバの中に直接装填されるので、分配される際、流体が周囲空気と交換され周囲空気に接触する可能性があるか、あるいは、分配機構と直接接触する可能性があることである。これらの種類の実施は汚染の可能性を高めるが、これは、かみそり等の装置にとっては、特に剃毛と剃毛との間で流体がかみそりに残留する場合、微生物を蓄積させてしまうので、回避されなければならない問題である。そのような実施は国際公開特許第05/058560 A1号から公知である。
仏国特許出願第A−2 629 385号は、エアゾールカートリッジを有するかみそりを開示する。そのような装置は複雑で製造コストが高い。それらはまた噴射剤で大気を汚染し、その上、エアゾール缶は一般に再使用できないので、更に処分されなければならない。この特許出願は、加圧カートリッジを液体ポンプで置き換えることも示唆しているが、その達成方法、又は製品が滅菌状態で分配される状態を維持する達成方法のどちらも詳細が提供されていない。
国際公開特許第05/058560 A1号は、ハンドルに設置され剃毛助剤で充填された可撓性内袋を有する、流体を分配するかみそりを開示する。ハンドルにあるボタンを作動させることで、ラチェット機構がピストンを前方に送り、それによって内袋が圧縮して、剃毛助剤が剃毛刃の周りに設置された穴を通って排出される。この実施は、製造が機械的に複雑で、内袋への不均一な加圧のため、圧力がより低い箇所で剃毛助剤が大量に蓄積してしまう可能性があり、したがって、使用中に内袋が完全に空にならないという欠点を有する。
国際公開特許第05/065897号は、剃毛助剤で充填された内袋を含む配置を開示する。駆動機構によって動かされるピンチローラーが、内袋を圧縮して剃毛助剤を排出させる働きをする。この配置は技術的に非常に複雑である。
石鹸の入った管状の袋がハンドルに配置されたかみそりを教示する英国特許出願第2 246 314 A号も参照することができる。ハンドルにある圧力板を強く握ると、次いでばね板が加圧され、それによって袋を圧搾して、石鹸を剃毛ヘッドにある穴に通させる。ここでも、袋の外部表面への不均一な加圧が、より低い圧力での石鹸の大量な蓄積を生じる可能性があり、したがって、使用中に袋を完全に空にすることができない可能性がある。
米国特許出願第2006/0150386 A1号は、先行する特許出願で開示されたものと同様の配置を教示する。この特許出願では、剃毛剤を含む可撓性内袋がハンドル内に設置されるかみそりを教示する。分配はハンドルの可撓性領域を強く握ることで起こり、内袋に直接作用して内袋を圧縮し、剃毛剤を排出させる。ここでも、このように分配することは、内袋を完全に空にせず、それに伴う剃毛剤の無駄となる可能性がある。
その他の流体を分配するかみそりも記載されている。例えば、米国特許第6,789,321号を参照のこと。
国際公開特許第05/058560A1号 仏国特許出願第A−2 629 385号 国際公開特許第05/065897号 英国特許出願第2 246 314 A号 米国特許出願第2006/0150386 A1号 米国特許第6,789,321号
構築が機械的に簡単であり、流体を周囲空気又は分配機構と接触させず、かつ従来の流体を分配する除毛装置に比べて使用中に流体をより完全に分配することが可能である、流体を分配する除毛装置を提供することが望ましい。
本発明の一態様は、除毛装置であって、ハンドルと、ハンドルの一端に配置されるヘッドであって、除毛装置が、旋回軸を有し、旋回軸のまわりにヘッドが取り付けられるヘッドと、旋回軸の位置又は旋回軸の近傍に配置される、ヘッドの皮膚に面する表面の1つ以上のオリフィスと、除毛装置の使用中に1つ以上のオリフィスを通って分配される流体を収容するのに適した折り畳み式リザーバと、変形可能な剛性容器又は変形可能でない剛性容器から選択される変形可能な剛性容器と、を含む除毛装置を提供し、好ましくは、該装置は複数のオリフィスを含み、複数のオリフィスの1つ以上が旋回軸の位置又は近傍に配置される。理論に束縛されるものではないが、オリフィスを旋回軸の位置又は近傍に設置することにより、装置は、皮膚上への流体の望ましい分配を維持した状態でヘッドが回転及び旋回するのを可能にすると考えられる。
本発明による除毛装置の斜視図。 流体分配モードの弁を図示する、本発明による除毛装置の概略図。 空気取り入れモードの弁を図示する、本発明による除毛装置の概略図。 除毛装置から流体がどのように流出することができ、空気がどのように流入することができるかを図示する、本発明の特定の実施形態の詳細図。 除毛装置から流体がどのように流出することができ、空気がどのように流入することができるかを図示する、本発明の特定の実施形態の詳細図。 本発明による除毛装置の斜視図。 流体分配モードのポンプシステムを図示する、本発明による除毛装置の概略図。 流体取り入れモードのポンプシステムを図示する、図2Aによる除毛装置の概略図。 図5A及び5Bに略図的に示される除毛装置の代替のポンプ作動機構を有する、本発明によるかみそりの概略図。図6Aでは、ポンプシステムは流体分配モード。 流体取り入れモードのポンプシステムを図示する、図5Aによる除毛装置の概略図。 ヘッドを通って延びる旋回軸を示す除毛装置の側面図。 ヘッドを通って延びる旋回軸を示す除毛装置の断面側面図。 ヘッドが旋回軸を中心に旋回されている、図8の除毛装置の断面側面図。
本発明による除毛装置は、折り畳み式リザーバ内に配置された流体を含み、該リザーバは、それ自体が、1つ以上の圧力アプリケータを含む変形可能な剛性容器、又は1つ以上の吸引装置を含む変形可能でない剛性容器からなる群から選択される封入システム内に封入される。
封入システム:
一実施形態において、封入システムは変形可能な剛性容器を含む。折り畳み式リザーバを封入する変形可能な剛性容器は、折り畳み式リザーバと同時に陥没しないように十分に剛性でなければならないが、後述するように、圧力アプリケータ(単数又は複数)として、変形可能な非剛性の部分(単数又は複数)を含むことができる。変形可能な剛性容器の構造体に適した変形可能な剛性材には、ポリエチレン、ポリプロピレン、PET、PVC、及びそれらの混合物が挙げられる。変形可能な剛性容器は、流体を分配する除毛装置のハンドル内に含まれてもよく、又は実に流体を分配する除毛装置のハンドル自体が変形可能な剛性容器を形成してもよい。ハンドルが変形可能な剛性容器を形成するのであれば、折り畳み式リザーバが陥没する際にハンドルの形状を保持するだけでなく、ハンドルとしても機能するために、ハンドルは十分に変形可能に剛性でなければならない。
別の実施形態において、封入システムは変形可能でない剛性容器を含む。アクチュエータ及びポンプが使用される場合には、変形可能でない剛性容器が特に適している可能性がある。変形可能でない剛性容器は、流体を分配する除毛装置のハンドル内に含まれてもよく、又は実に流体を分配する除毛装置のハンドル自体が変形可能でない剛性容器を画定してもよい。ハンドルが変形可能でない剛性容器を画定するのであれば、折り畳み式リザーバが陥没する際にハンドルの形状を維持するだけでなく、ハンドルとしても機能するように、ハンドルは十分に剛性でなければならない。
「変形可能」とは、本明細書で定義される場合、使用時に容器本体が屈曲する、曲がる、陥没する、ないしは別の方法で形状を変化させることができることを意味する。「変形可能でない」とは、本明細書で定義される場合、使用時に容器本体が実質的に変形しないことを意味する。当業者は、任意の容器に十分な圧力が加えられる場合、容器本体は変形する可能性があることを理解するであろう。本発明の目的上、変形性は、例えば、通常の握力、例えばJamarダイノメーターを使用して測定した場合に68.9kPa(10PSI)〜約551.5kPa(80PSI)、又は約103.4kPa(15PSI)〜約275.7kPa(40PSI)などで手で強く握ることなどによる通常の使用に対して決定される。したがって、変形可能でない剛性容器は、通常の使用目的の間は変形しないが、該容器本体は、十分な圧力が加えられた場合に変形する可能性がある。
当業者は、いずれのタイプの封入システムも、本発明に従って使用することができることを理解するであろう。容器という用語は、別段の指定がない限り、変形可能な剛性容器及び/又は変形可能でない剛性容器のいずれか又は両方を指すために以下で用いられる。
折り畳み式リザーバは、変形可能な剛性容器とは別個に製造され、次いで変形可能な剛性容器の中に導入されてもよく、又は両方が単一のプロセスで共に製造されてもよい。
好ましい製造プロセスでは、製造後かつ使用前に、折り畳み式リザーバが容器に取り外し可能に積層されるように、両方が単一のプロセスで共に製造される。例示的なプロセスとして、容器になる外層、折り畳み式リザーバになる内層、及び内層と外層とが永久的に互いに付着するのを防ぐ役目をする内層と外層との間の中間層、を含む多層パリソンの押出ブロー成形が挙げられる。中間層は、内層と外層との間の界面の表面全体にわたって延在してもよく、又は流体出口等の界面の重要な位置(単数又は複数)で、内層と外層との間の接合を生じさせるために除外され、それによってその位置での層剥離を防いでもよい。製造プロセス中に、多層パリソンは押し出され、次に吹き込みが行われる。その後の使用で、内層と外層との間に強いられた空気が、折り畳み式リザーバを形成する内層を「剥離する」、即ち剥がす作用をする。それによって、折り畳み式リザーバを封入する外層は本質的にその形状を保持したまま、折り畳み式リザーバは、容器を形成する外層から分離される。
別の好ましい製造プロセスでは、射出成形された内側及び外側の予備成形物が共に組み立てられ、その後続いて、折り畳み式リザーバ及び変形可能な剛性容器を形成するためにブロー成形される。
折り畳み式リザーバの構造体の典型的な材料には、ナイロン、PET、PVC、LDPEポリプロピレン、及びそれらの混合物が挙げられる。折り畳み式リザーバ及びそれを封入する容器が、同様又は同一の材料で作られているのであれば、剛性についての必要な差は、壁厚の差を用いる等の当業者に公知の方法で達成される。いわゆる「剥離」又は「多層」容器を作るための技術について説明する、米国特許第5,316,135号、米国特許第5,447,687号、米国特許第5,501,625号、米国特許第6,244,852号、米国特許第6,109,468号、米国特許第5,435,452号、米国特許第5,513,761号、米国特許第5,567,377号、米国特許第5,711,454号、米国特許第5,921,438号、米国特許第6,691,494号、米国特許第6,266,943号、米国特許第6,691,494号、米国特許第6,266,943号、及び米国特許第6,670,007号の文献を参照してもよい。
変形可能な剛性容器が使用される場合、変形可能な剛性容器の中に導入された任意の空気が、再び流れ出るのではなく、容器を加圧し折り畳み式リザーバを陥没させる働きをするような方法で、折り畳み式リザーバが変形可能な剛性容器内に収容されなければならない。変形可能な剛性容器の中に導入された空気が容器の中身を加圧するように作用することが望ましく、そのようなものとして、一実施形態では容器は空気出口を全く含まない。一実施形態では結果として、空気入口は、空気を入れるが出さない第1の一方向弁を含む。好適な一方向弁には、傘型弁又はフラッパ弁が挙げられ、当業者に公知である。
折り畳み式リザーバ内に含まれた流体は、除毛プロセス中に使えるように、折り畳み式リザーバ及び変形可能な剛性容器から出ることができなければならない。これを容易にするために、開口部が折り畳み式リザーバに設けられ、また更なる開口部が変形可能な剛性容器内に設けられ、これらの開口部は製造プロセス中に互いに整列され共に連結されて、流体出口を提供する。
流体出口で容器から空気が漏れないように、折り畳み式リザーバが変形可能な剛性容器に連結されなければならない。この密封は、当業者に公知の多くの方法で実行されることができる。そのような方法の1つは上述されており、折り畳み式リザーバ及び変形可能な剛性容器が、自然に接合する材料を含むことにより、及びそのような接合を防ぐための流体出口の近傍の任意の中間層を除外することにより、製造プロセス中に共に接合されることを伴う。より典型的には、折り畳み式リザーバ及び変形可能な剛性容器は、流体出口で機械的に共に密封されるように配置される。例えば、流体出口での変形可能な剛性容器及び折り畳み式リザーバの相対的なサイズは、強制的に合わせられるようになされてもよい。折り畳み式リザーバ及び変形可能な剛性容器が、単一の製造プロセスで共に製造されるのであれば、機械的密封等の気密密封はその製造プロセスから自動的に生じ得る。
流体出口は、流体が折り畳み式リザーバから出ることはできるが入ることはできないように第2の一方向弁を備えることが有利である。これは、折り畳み式リザーバの中に引き戻された汚染された空気又は汚染された流体によって、流体が汚染される可能性を低減するという長所を有する。好適な一方向弁には、ダックビル弁、フラッパ弁、スリット弁、及び傘型弁が挙げられる。
変形可能な剛性容器内の空気を加圧し、折り畳み式リザーバを陥没させるために、除毛装置は圧力アプリケータを含まなければならない。単純な形態では、折り畳み式リザーバがハンドル内に含まれる場合、そのような圧力アプリケータは単にハンドルの変形可能な部分を成してもよい。そのような変形可能な部分は、休止位置からの変形に続いて、押す力が取り除かれた後にその休止位置に戻る傾向があるように、記憶を有するプラスチック又はエラストマー材料で適切に作られ得る。使用中に、そのような変形可能な部分を押すと、変形可能な剛性容器内の空気が加圧されて、折り畳み式リザーバを陥没させる働きをし、流体を除毛プロセス中に使えるようにリザーバから押し出す。ユーザーが変形可能な部分を押すのを止めるとすぐに、その部分が休止位置に戻り、変形可能な剛性容器内で不足圧力(under-pressure)まで隆起し、第1の一方向弁を通って容器の中に流入する空気によって補われる。本発明による除毛装置は、1つ以上の圧力アプリケータを含んでもよい。除毛装置が複数の圧力アプリケータを含むのであれば、圧力アプリケータは異なる加圧能力を有してもよい。例えば、1つの圧力アプリケータは、小さい圧力のみを加えることによって少量の流体を分配することができるのに対して、別のアプリケータは、より大きい圧力を加え、大量の流体を分配することができる。異なるアプリケータは、異なる分配能力を消費者に知らせるために、消費者向け情報を更に含んでもよい。
理想的には、圧力アプリケータは、正確に再現可能な分配された流体の用量に理想的には一致する、正確に再現可能な空気の量を、除毛装置から移動させることを促進する。そのような用量は任意の望ましいレベルであってよいが、有利には0.001〜4mlである。毎回同量の空気を移動させるための好適な装置は、いわゆる「単安定ボタン」である。本明細書で使用するとき、単安定ボタンは、その休止位置から押されると、一定量の空気を移動させるが、その後すぐに休止位置に戻るボタンである。一定量の空気を移動させる際に、除毛装置から本質的に同量の流体が移動することを引き起こす。単安定ボタンは、電話のキーパッド、並びにガソリンエンジン等の流体ポンプシステム及び液体プライミングシステムに頻繁に使用される。適した単安定ボタンは当業者に公知である。
好ましくは、圧力アプリケータ(単数又は複数)は、作動されたので分配が起こるであろうという触知できる信号、例えばクリック等の信号を、ユーザーに送る。
更なる有利な実施形態では、除毛装置は、ユーザーが複数の異なる方法でハンドルを把持することができ、なおかつ流体の分配を促進することができるように、ハンドルの異なる位置に配置された複数の圧力アプリケータを含んでもよい。例えば、ユーザーは、装置を垂直に若しくは水平に保持している場合、あるいは足に沿って長い剃毛ストロークをしている、又は脇の下若しくは顔上で短いストロークをしている場合は、全く異なる方法でハンドルを把持してもよい。両方の配向で流体の簡単な分配を促進するために、除毛装置は、少なくとも1つの圧力アプリケータが常にユーザーの指の快適範囲内にあるように、ハンドルの異なる部品上などの異なる位置に置かれた複数の圧力アプリケータを含んでもよい。
変形可能でない剛性容器が使用される場合、折り畳み式リザーバ内に含まれた流体は、除毛プロセス中に使用するために、折り畳み式リザーバ及び変形可能でない剛性容器から出されなければならない。これを容易にするために、開口部が折り畳み式リザーバに設けられ、また更なる開口部が変形可能でない剛性容器内に設けられ、これらの開口部は製造プロセス中に互いに整列されかつ共に連結されて、流体出口を提供する。折り畳み式リザーバは、当業者に公知の方法で、流体出口で変形可能でない剛性容器に連結されてもよい。そのような方法の1つは上述されており、折り畳み式リザーバ及び変形可能でない剛性容器が、自然に接合する材料を含むことにより、及びそのような接合を防ぐための流体出口の近傍の任意の中間層を除外することにより、製造プロセス中に共に接合されることを伴う。より典型的には、折り畳み式リザーバ及び変形可能でない剛性容器は、流体出口で機械的に加圧一体化されるように配置される。例えば、流体出口での変形可能でない剛性容器及び折り畳み式リザーバの相対的なサイズは、強制的に接触されるようなものであってもよい。折り畳み式リザーバ及び変形可能でない剛性容器が単一の製造プロセスで共に製造される場合には、機械的結合はその製造プロセスにより自動的にもたらされてもよい。
有利には、本発明による除毛装置は、流体が折り畳み式リザーバから出ることはできるが入ることはできないようにする、第1の一方向弁を含む。これは、折り畳み式リザーバの中に引き戻された汚染された空気又は汚染された流体によって、流体が汚染される可能性を低減するという長所を有する。好適な一方向弁には、ダックビル弁、フラッパ弁、ボール弁、スリット弁、及び傘型弁が挙げられる。
流体を分配するために、除毛装置は、流体を折り畳み式リザーバから流体出口を通って吸い出すのに適した吸引装置を含まなければならない。好適な吸引装置は当業者には公知である。有利には、吸引装置はポンプ、及び好ましくは無気ポンプである。本明細書で使用される場合、用語「無気ポンプ」は、分配されている流体を置き替えるために空気を進入させることなく、流体を分配することができるポンプを意味する。そのようなポンプは、分配される流体を無菌状態に維持するという長所を有する。無気ポンプは当業者には公知である。
有利には、吸引装置は、除毛装置からの正確に再現可能な流体の量の送達を促進する。そのような用量は任意の望ましいレベルであってよいが、有利には0.001〜4mlである。
無気ポンプの一実施形態は、流体が通ってチャンバに入ることができるチャンバの入口、チャンバの出口、及びチャンバに延びるピストンであって、液密状態でチャンバの出口を通って延びる軸を有するピストン、を有するチャンバを含み、流体がチャンバに入ることはできるが出ることはできないように、第2の一方向弁がチャンバの入口に配置され、ピストンは流体が通ってポンプから出ることができる中空の孔を含み、上述の第1の一方向弁は孔の中に位置する。ピストン軸に配置された弾力的な手段は、ピストンをチャンバの出口に向かって付勢させる付勢力を働かせる役目をする。
使用中に、ユーザーの押す力がピストンに加えられて、ピストンがチャンバの入口の方に動かされる。これは次に、チャンバ内の流体が、中空の孔を通って、第1の一方向弁を経由して、チャンバから出ることを引き起こす。この段階中に、流体がチャンバから折り畳み式リザーバの中に押し戻されないように、第2の一方向弁が強制的に閉まる。一旦押す力が除去されると、弾力的な手段はピストンをチャンバの出口に向かって戻す役目をすることが、チャンバの中に不足圧力(under-pressure)が生じることをもたらし、それが、第1の一方向弁を閉じ、第2の一方向弁を開き、流体を折り畳み式リザーバからチャンバの中に吸引する作用をする。
ピストンに押す力を加える手段は、除毛装置のハンドルに配置されるボタンとして構成されてもよく、このボタンは、ボタンを押すことで、押す力をピストン軸に直接加えるように、除毛装置のユーザーによって手で操作できる。
より好ましくは、かみそりカートリッジ自体がポンプアクチュエータであり、それを押すことで流体の分配をもたらすように、かみそりカートリッジ自体がハンドルに相互に入れ込まれる。この実施は、ボタンもポンプをかみそりカートリッジに連結させる可撓性管も必要としないので、実現させるのが技術的に最も簡単であるという長所を有する。簡単な作動を促進するために、かみそりヘッドの部分は、ユーザーが必要な押す力を具合よく加えることができるように、指又は親指パッドとして構成されてもよい。あるいは、カートリッジを皮膚と接触させ、カートリッジを皮膚で移動させる際にユーザーによって加えられる力は、カートリッジを押し、ポンプの作動をもたらすのに十分なものであり得る。
装置のヘッド:
流体が一旦流体出口を出ると、ユーザーの皮膚上に分配されるように除毛装置のヘッドに入る。これは、ヘッドの皮膚に面する表面の1つ以上のオリフィスを通って起こってもよい。
一実施形態では、除毛装置のヘッドは流体を分配するためのアプリケータを含む。一実施形態では、アプリケータは、流体を薄く、しかし幅広くリボン状に分配するために平たく幅広い。一実施形態では、アプリケータは、約0.5mm〜約10mm、あるいは約1mm〜約3mmの長さを有する小さいほうのオリフィス寸法、及び約20mm〜約80mm、あるいは約30mm〜約70mm、あるいは約40mm〜約50mmの長さを有する大きいほうのオリフィス寸法を含む分配オリフィスを形成する。好ましくは、小さいほうのオリフィス寸法は垂直寸法であり、大きいほうのオリフィス寸法は水平寸法である。小さいほう及び大きいほうのオリフィス寸法は、オリフィスを形成するアプリケータの対向する縁部間で、それぞれ垂直距離及び水平距離として測定される。この種のアプリケータは、装置が脱毛剤、潤滑液、保湿剤、又は他の好適な除毛組成物を収容する場合に特に適している。一実施形態では、アプリケータは、分配オリフィスと分離している、伸ばす部材を有する。伸ばす部材が使用される場合、装置は(伸ばす部材が変形可能な剛性容器から離れて遠位に配置される箇所である)ハンドルに向かって近位に配置されることができる1つ以上のオリフィスを経由して流体を分配することができ、その結果、ユーザーが装置をハンドルの方向に引いているとき、流体が分配されることができ、伸ばす部材は流体を流体皮膚の表面上に伸ばすために使用され得る。一実施形態では、伸ばす部材は、約20mm〜約80mm、あるいは約30mm〜約70mm、あるいは約40mm〜約50mmの長さを有する。
一実施形態では、アプリケータは、平たい、凹の、又は凸の皮膚と接触する縁部を有する。装置が使用される目的の身体の所望部分に基づいて、皮膚と接触するための縁部が、異なる形状であることが好まれ得ることが、当業者に理解されるであろう。例えば、顔に使用される目的の除毛装置は、直線の縁部を有するアプリケータを有し得る。足に使用される目的の除毛装置は、凹の縁部を有するアプリケータを有し得る。好適なヘッド構成の非限定的な例は、米国意匠特許第D399,601号(Desnos)、同第D203,892号(Muscatiello)及び同第651,420号(Haglock)、米国特許第3,088,470号(Hall)、同第3,858,985号(Fiveash)、米国特許第2004 0168743A1号(Garwood)、国際公開特許出願WO 97/18043A1(Weiss)、並びに英国特許第1 390 153号(Laboratorio Guidotti & C.S.p.A)に開示されている。
アプリケータは、第2の流体を分配する部材としても機能し得ることが当業者に理解されるであろう。一実施形態では、アプリケータは、圧力が加えられるまで閉じた配向を維持できるスリット型のオリフィスを含み、スリット型のオリフィスが開くと流体が分配される。
旋回軸:
一実施形態において、旋回軸を含み、旋回軸のまわりにヘッドが取り付けられる。一実施形態において、ヘッドの皮膚に面する表面の中の1つ以上のオリフィスは、旋回軸の位置又は近傍に配置される。前記1つ以上のオリフィスが、所定の旋回軸の位置又は近傍において流体を皮膚に直接放出されるのを可能とする。オリフィスは、ヘッドから離れて延びるアプリケータから形成されることができ、又はヘッド自体を形成する材料により形成されることができる。流体放出位置の類似の配置を有する装置の非限定的な例(Non-limiting of devices)は、米国特許第6,789,321号に記載されている。一実施形態において、装置は複数のオリフィスを含み、この複数のオリフィスの1つ以上は、旋回軸の位置又は近傍に配置される。前記オリフィスの1つ以上は、一般に、旋回軸の一部にわたって延びるラインを形成することができる。装置は、旋回軸の一部にわたって延びるオリフィスを1つだけ有することも可能であり、該オリフィスは、装置のヘッドの外側端部に向かって側面を延びる概ね細長い形状を有する。旋回軸において分配される任意の流体の一部に沿って配置された1つ以上のオリフィスを提供することにより、薄いが幅の広いリボン状の流体が形成される可能性が高くなる。好適なオリフィスの非限定的な例は、2010年3月15日に出願されたTerence Gordon Royleらの米国特許仮出願、発明の名称「HAIR REMOVAL DEVICE」、代理人整理番号Z−8441P(米国特許出願第61/340,299号)にも記載されている。
ヘッドの旋回軸上又はその極めて近くに位置する前記1つ以上のオリフィスを通って流体が放出されるように構成することにより、放出は本質的に同じ場所で生じ得る。例えば、装置がかみそりの場合、刃ユニットの枢動に関係なく、刃の前のガード表面の位置である。この結果は、旋回軸を中心に回転することができるヘッドに対して(with the respect to)固定された状態の装置の一部によって画定されたオリフィスにより達成され得る。加えて、可撓管で都合よく構成されてもよい装置の固定部品(即ち、ハンドル及び容器)と、ヘッドの交換可能な部分(例えば交換可能なかみそりカートリッジなど)との間の直接的な機械的結合は必要なく、ヘッド/カートリッジの交換を簡略化することができる。
ヘッドにはチャネルが設けられるのが好ましく、このチャネルは、ヘッドを横断する放出口を通って旋回軸の方向に送達される流体を分配するために、ヘッドの長さに沿って連続的に開口され得る。チャネルは、へりを有するエラストマーの皮膚接触要素によって、少なくとも一部が画定されることができ、このへりは、オリフィスに隣接した導管を囲み、かつこの導管に対して密封する。
別の態様によると、本発明は、ハンドルに対して枢動するように取り付けられる又は取り付け可能である除毛装置に関し、ヘッド支持構造の反対側末端部は支持構造体にヒンジにより連結され、送達システムはリザーバからオリフィスまで流体を導くものであり、この送達システムは、オリフィスに対する流体の供給を制御するための弁を含み、ヘッド支持構造は、剃毛中にヘッドを皮膚に押し付けることによって引き起こされる該支持構造に対する刃ユニット支持構造の移動によって弁が作動されるように弁に結合され、ヘッド支持構造は、刃ユニットが皮膚から離れて持ち上げられると弁を閉じるように弾性的に付勢される。
本発明による好ましい除毛装置は、上述の両方の態様を具体化する。例えば、装置がかみそりの場合には、刃ユニットを皮膚に押し付けることによってもたらされる刃ユニット支持構造の動きによって作動される弁によって、刃ユニットの刃のすぐ前側といった、流体が必要な又は所望なとき及び場所に流体を正確に送達するのを確実にすることができ、ユーザーは、制御弁を開くために追加の作業を行う必要がない。それでもなお、刃ユニット支持構造は、使用中の柔軟性をより大きくするために、ユーザーによる制御弁の直接的な手動操作も可能にするように適合され得る。刃ユニット支持構造は、支持構造に都合よく移動可能に連結される、より詳細には、1つ以上の可撓性ウェブによって、支持構造にヒンジにより一体的に結合される。リザーバは容器で構成されるのが好ましく、この容器には、リングの形態を都合よく有する支持構造が、例えば容器の周縁部との摩擦又はスナップ嵌め連結によって取り付けられる。刃ユニット支持構造は、一対の横方向に対向するウェブヒンジによって支持リングに連結されるフランジ状の基部から外方に延びる中空ステムを含んでもよく、この基部は、基部が係合されることができ、かつ弁を開くためにユーザーの指で押され得る指ボタンを画定することができる。
除毛装置のハンドルは、除毛装置に永久的に又は取り外し可能に固定されてもよい。ハンドルが除毛装置から取り外し可能であるのが有利である。ハンドルが折り畳み式リザーバを封入する変形可能な剛性容器を含むのであれば、そのような配置は折り畳み式リザーバの交換を容易にする。そのような場合、リザーバが空になると、変形可能な剛性容器及び折り畳み式リザーバを含むハンドルは単に取り外され、流体で充満した新しい折り畳み式リザーバを封入する変形可能な剛性容器を含む新しいハンドルと取り替えられる。そして空のハンドルは再利用することができる。
本発明による流体を分配する除毛装置は、かみそり等の剃毛装置であり得るが、そのような装置に制限されるものではなく、代わりに、除毛するために例えば光、特にレーザー光線、更には(米国特許第4618344号、同第5645825A号、同第6743419号、及び米国特許公報第2004/0228820A1号に開示されるように)脱毛剤のような他の手段を用いる装置であってもよい。一実施形態では、除毛装置は、かみそり、こすり落とす縁部又はスクレーパー、光、及び脱毛剤のうちの少なくとも1つ、所望により複数を含む。伸ばす縁部と同様に、スクレーパー又はこすり落とす縁部は、直線、凹、又は凸の形状であってよい。
除毛装置がかみそりである場合には、刃を含むかみそりカートリッジは、除毛装置に永久的に又は取り外し可能に固定されてもよい。必要に応じて取り替えられるように、カートリッジが除毛装置から取り外し可能であることは有利である。
除毛装置のリザーバ内に含まれる流体は、有利には美容流体、より好ましくは剃毛準備剤である。そのような流体の例には、水中油型エマルション、油中水型エマルション、単相水性ポリマー溶液、高濃度界面活性剤系溶液が挙げられるが、これらに限定されない。そのような流体中に、追加の成分が組み込まれてもよく、その例としては、高分子量ポリマー、カチオン帯電ポリマー、脂質系物質、シリコーン系化合物、界面活性剤、ビタミン及びビタミン誘導体、皮膚コンディショニング剤、除毛ワックス、その他の除毛組成物、並びに脱毛剤が挙げられる。
図面:
本発明の非限定的な実施形態を開示する図面が参照される。図1は、刃(図示せず)を含む剃毛カートリッジ(10)を有する、かみそりの形態で開示される除毛装置(1)を示す。かみそりは、分配される剃毛剤等の流体を収容する折り畳み式リザーバを封入する変形可能な剛性容器(4)として機能するハンドル(2)を含む。ハンドル(2)の可撓性部分として構成される圧力アプリケータ(7)も見られる。これらの圧力アプリケータ(7)は、ハンドル内の空気のすき間を加圧し、それによって折り畳み式リザーバ(3)も加圧するために、ユーザーによって押され得、それによって折り畳み式リザーバ(3)から流体を押し出させる。
図2A及び2Bは、図1の除毛装置(1)のいくつかの重要な機能的態様を示す概略図である。
図2Aは、折り畳み式リザーバ(3)を封入するハンドルであってもよい、変形可能な剛性容器(4)を示す。圧力アプリケータ(7)も見られる。これらは、記憶を有するハンドルの可撓性部分として構成される。使用中に、それらはユーザーの力を加えることにより、押すことができる。加えられた力が取り除かれると、それらは休止状態に戻る。重要な点は、空気が変形可能な剛性容器(4)に入ることはできるが出ることはできないように作用する第1の一方向弁(6)も示されていることである。図2Aでは、装置は流体分配モードであるので、この弁は閉まっている。結果として、折り畳み式リザーバ内に収容される流体が、(矢印で示されるように)開いている第2の一方向弁(8)を経由して、流体出口(5)を通って排出される。これは、圧力アプリケータ(7)のうちの1つ以上を押すことで、変形可能な剛性容器(4)中の空気が圧縮され、それによって折り畳み式リザーバ(3)も圧縮されることで実行される。これは、次いで、折り畳み式リザーバ内に収容される流体が流体出口(5)を経由して排出することを引き起こす。
図2Bで示す特徴は、空気取り入れモードである弁を示しているという点を除いて、図2Aで示されるものと同一である。ユーザーによって加えられた力が解除されると、圧力アプリケータ(7)は休止状態に戻り、それによって変形可能な剛性容器(4)内に不足圧力が生じ、それが次に、矢印で示されるように空気を第1の一方向弁(6)を経由して引き込むように作用して、変形可能な剛性容器(4)内の圧力を平衡化させる。結果として、この図で第1の一方向弁(6)は開いており、それに対して第2の一方向弁(8)は圧力がないので、図示されるように閉まっている。
図3A及び3Bは、図2で略図的に示される弁システムが作用している実施形態を示す。折り畳み式リザーバ(3)及び変形可能な剛性容器(4)が示される。図3Aを参照すると、変形可能な剛性容器(4)内の圧力の上昇に反応して、流体が、流体の再入を防ぐ第2の一方向弁(8)を備えた流体出口(5)を通って矢印で示される方向に流れる。圧力の上昇によって第1の一方向弁(6)が強制的に閉まるので、空気が変形可能な剛性容器(4)の中に流れ込むことができない。図3Bを参照すると、変形可能な剛性容器(4)内の圧力の低下に反応して、第2の一方向弁(8)が強制的に閉まるが、第1の一方向弁(6)が開いて、空気が矢印の方向に流れるようにする。空気が開口部(12)を通って流れ、それによって、折り畳み式リザーバ(3)と変形可能な剛性容器(4)との間のすき間に流れ込むことができるように、空気のギャップ(図示せず)がねじ部(11)を通って存在する。
図4は、かみそりの形態の別の除毛装置(1)を示し、除毛装置(1)は、ハンドル(2)と、それ自体が刃(図示せず)を含むかみそりカートリッジ(18)と、流体を分配するためのボタン(17)と、を含み、除毛装置は変形可能でない剛性容器を有する。
図5A及び5Bは、図4に示される実施形態を実行する1つの方法を図示する概略図である。これらの図は、流体を含む可撓性リザーバ(3)を示しており、このリザーバは、容器(104)によって封入されており、可撓性リザーバ(3)及び容器(104)の両方が整合した開口部を有し、それらは共に流体出口(5)を形成し、そこを通って流体が折り畳み式リザーバ(3)及び容器(104)から出ることができる。容器(104)の1つ以上のオリフィス(60)は、空気が容器の中に流れ込むことができるようにし、それによって、折り畳み式リザーバ(3)が陥没したときの圧力補正が可能となる。
図5A及び5Bはまた、この場合、無気ポンプとして構成される吸引装置(70)を示す。無気ポンプは、そこを通って流体がチャンバ(90)に入ることができるチャンバの入口(100)と、チャンバの出口(110)と、チャンバ(90)を横切って延びるピストン(120)と、を有するチャンバ(90)を含み、ピストン(90)は、液密状態でチャンバの出口(110)を通って延びるピストン軸(13)を有し、流体がチャンバに入ることはできるが出ることはできないように、第2の一方向弁(14)がチャンバの入口(100)に配置される。ピストンは、流体がピストンを通過できるように、中心に位置するピストンオリフィスを含む。更に、ピストン軸(13)は、ピストンオリフィスに流体接続された中空の孔(15)を含み、その結果、流体は、ピストンオリフィスを通って、中空の孔(15)の中に流入し、ポンプから出ることができる。流体が中空の孔(15)から出ることはできるが再び入ることができないようにする第1の一方向弁(80)が、中空の孔(15)の中に位置決めされる。ピストン軸(13)に配置された弾力的な手段(16)は、ピストン(12)をチャンバの出口(10)に向かって付勢する付勢力を働かせる役目をする。弾力的な手段は、これらの図ではコイルばねとして構成されているが、代わりに、当業者に公知の代替的方法で構成されてもよい。
流体を無気ポンプから第1の一方向弁(80)を通って、可撓性管(19)の中に排出させるように、無気ポンプは点線で示すボタン(17)に押す力を加えることで作動されてもよく、その管は無気ポンプとかみそりヘッド(180)とを接続し、そのヘッドからユーザーの皮膚上に分配される。これはヘッドの皮膚に面する表面の1つ以上のオリフィス(図示せず)を介して起こってもよい。
使用中、押す力がユーザーによってボタン(17)に加えられ、力をピストン軸(13)を経由してピストン(120)に伝達して、ピストンをチャンバの入口(100)の方に移動させる。これにより、チャンバ(90)中の流体が、チャンバ(90)から、ピストン軸(13)の中空の孔(15)を通って、第1の一方向弁(80)を経由して出ることを引き起こす。この段階中に、流体がチャンバから出て折り畳み式リザーバ(3)の中に押し戻されないように、ピストン(120)によってもたらされかつ流体を通って伝達される押す力によって、第2の一方向弁(14)が強制的に閉じられる。一旦押す力が除去されると、弾力的な手段(16)は、ピストン(120)をチャンバの出口(110)に向かって戻す役目をする。それにより、チャンバ(90)内に圧力降下が生じ、この圧力降下は、第1の一方向弁(80)を閉じ、第2の一方向弁(14)を開き、そして流体を折り畳み式リザーバ(3)からチャンバ(90)の中に引き出すように作用し、チャンバを再び満たして、次のポンプの作動に備える。折り畳み式リザーバ(3)が陥没すると、空気がオリフィス(60)を経由して容器(104)の中に引き込まれて、折り畳み式リザーバ(3)の体積の減少が補われる。
図6A及び6Bは、吸引装置(70)を作動させる代替的方法を図示する概略図である。これらの図で番号が付けられた特徴は、図5A及び5Bで同一番号を有する特徴と同じであり、同じ機能を有する。図5A及び5Bの実施形態と図6A及び6Bの実施形態との間の違いは、ポンプの作動が、ボタンを押すことによって引き起こされるのではなく、ハンドルに相互に入れ込まれたかみそりカートリッジ(180)自体の動きによって引き起こされることである。
図6A及び6Bの実施形態で使用する場合、弾力的な手段(16)の付勢力を超え、かつカートリッジ(180)をその休止状態から押すように、押す力がユーザーによってカートリッジ(180)に加えられる。この押す力は、本質的に図6Aに描かれる力の矢印が示すように、指/親指パッド(20)に加えられてもよい。あるいは、カートリッジ(180)を皮膚に接触させ、カートリッジ(180)を皮膚で移動させる際にユーザーによって加えられる力は、弾力的な手段(16)の付勢力を超え、カートリッジ(180)を休止状態から押すのに十分であり得る。カートリッジ(180)を押すと、軸力がピストン軸(13)を介してピストン(120)に伝達されて、それをチャンバの入口(100)の方に動かす。これにより、チャンバ(90)内の流体が、チャンバ(90)から出て、ピストンオリフィス及びピストン軸(13)の中空の孔(15)を通り、第1の一方向弁(図示せず)を経由して外に出すことを引き起こす。この段階中に、流体がチャンバから出て折り畳み式リザーバ(3)の中に押し戻されないように、ピストン(120)によってもたらされ流体を通して伝達された押す力によって、第2の一方向弁(14)が強制的に閉じられる。図6Bに示されているように、一旦押す力が除去されると、弾力的な手段(16)は、カートリッジ(180)をその休止状態に戻す役目をし、その間にピストン(120)はチャンバの出口(110)の方に戻される。それにより、チャンバ(90)内に圧力降下が生じ、この圧力降下は、第1の一方向弁(図示せず)を閉じ、第2の一方向弁(14)を開き、そして流体を折り畳み式リザーバ(3)からチャンバ(90)の中に引き出すように作用し、チャンバを再び満たして、次のポンプの作動に備える。図5A及び5Bに示された実施形態と対比した場合のこの実施形態の長所は、別個のボタンも、かみそりカートリッジをポンプと連結させる可撓性管も、必要としないので、技術的により簡単なことである。
図7は、ヘッド(18)を通って延びる旋回軸(100)を示す除毛装置の側面図である。ヘッドは、ハンドル(2)に取り付けられるが、旋回軸(100)を中心に回転運動することができる。
図8は、ヘッド(18)を通って延び得る旋回軸(100)を示す除毛装置の断面側面図である。ヘッドの皮膚に面する表面の1つ以上のオリフィス(110)は、旋回軸(100)の位置又は旋回軸(100)の近傍に配置される。図8には可撓性ホース(19)も示されている。図9は、図8の除毛装置の断面側面図であり、図中、ヘッド(18)は前記旋回軸(100)を中心に部分的に回転されている。ヘッドの皮膚に面する表面の1つ以上のオリフィス(110)は、旋回軸(100)の位置又は旋回軸(100)の近傍に配置される。
本明細書全体にわたって記載されるあらゆる最大数値限定は、それより小さいあらゆる数値限定を、そのような小さい数値限定が本明細書に明示的に記載されたものとして包含すると理解されるべきである。本明細書全体にわたって記載されるあらゆる最小数値限定は、それより大きいあらゆる数値限定を、そのようなより大きい数値限定が本明細書に明示的に記載されているかのように含む。本明細書全体にわたって記載されるあらゆる数値範囲は、そのようなより広い数値範囲内にあるあらゆるより狭い数値範囲を、そのようなより狭い数値範囲が本明細書に全て明示的に記載されているかのように含む。
特に指定がない限り、本明細書の明細、実施例、及び請求の範囲における全ての部、比、及び百分率は重量基準であり、全ての数値限定は、当該技術分野により提供される通常の程度の精度で使用される。
本明細書に開示した寸法及び値は、記述された正確な数値に厳しく限定されるものと理解すべきでない。むしろ、特に言及しない限り、そのようなそれぞれの寸法は、記述された値と、その値の周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
「発明を実施するための形態」において引用するすべての文献は、その関連部分において参照として本明細書に組み込まれるものであるが、いずれの文献の引用も、こうした引用が本発明の先行技術であることを容認するものとして解釈すべきではない。本書における用語のいずれかの意味又は定義が、参考として組み込まれた文献におけるいずれかの意味又は定義と相反する限りにおいては、本文書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
特に指定のない限り、前置詞の「a」、「an」、及び「the」は「1つ以上」を意味する。
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (15)

  1. 除毛装置(1)であって、
    a.ハンドル(2)と、
    b.前記ハンドルの一端に配置されるヘッドであって、前記除毛装置が、旋回軸を有し、前記旋回軸のまわりに前記ヘッドが取り付けられる、ヘッドと、
    c.前記旋回軸の位置又は前記旋回軸の近傍に配置される、前記ヘッドの皮膚に面する表面の1つ以上のオリフィスと、
    d.前記除毛装置の使用中に前記1つ以上のオリフィスを通って分配される流体を収容するのに適した折り畳み式リザーバ(3)と、
    e.封入システムであって、
    i.変形可能な剛性容器(4)であって、前記折り畳み式リザーバ(3)、前記折り畳み式リザーバ(3)及び変形可能な剛性容器(4)の両方から流体が出て行くのを可能にするように適合された流体出口(5)、空気が前記変形可能な剛性容器(4)に入ることはできるが出ることはできないように適合された第1の一方向弁(6)、及び、前記変形可能な剛性容器(4)の中の空気を加圧するように適合され、それによって前記折り畳み式リザーバ(3)を陥没させ、流体を前記流体出口(5)を通って排出させる圧力アプリケータ(7)、を封入する、変形可能な剛性容器(4)、及び
    ii.変形可能でない剛性容器(104)であって、折り畳み式リザーバ(3)、前記折り畳み式リザーバ(3)及び変形可能でない剛性容器(104)の両方から流体が出て行くのを可能にするように適合された流体出口(5)、空気が前記容器に流入する又はそこから流出するように適合されたオリフィス(60)、及び、前記折り畳み式リザーバ(3)から前記流体出口(5)を通って流体を吸い出すように適合された吸引装置(70)、を封入する、変形可能でない剛性容器(104)、
    から成る群から選択される封入システムと、
    を含む、除毛装置(1)。
  2. 前記ヘッドが、前記オリフィスの2つ以上を形成する、請求項1に記載の除毛装置。
  3. 前記オリフィスの2つ以上が、前記旋回軸に沿って配置される、請求項2に記載の除毛装置。
  4. 前記オリフィスの全てが前記旋回軸に沿って配置されるわけではない、請求項1〜3のいずれか一項に記載の除毛装置。
  5. 前記ヘッドが、前記流体を分配するためのアプリケータを更に含み、前記アプリケータが前記1つ以上のオリフィスを形成する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の除毛装置。
  6. 前記ヘッドが、皮膚と接触する縁部を更に含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の除毛装置。
  7. 前記アプリケータが、前記皮膚と接触する縁部を形成する、請求項6に記載の除毛装置。
  8. 前記封入システムが、変形可能な剛性容器で構成され、前記装置が、流体が前記リザーバ(3)から出ることはできるが入ることはできないように前記流体出口(5)に配置される第2の一方向弁(80)を追加的に含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の除毛装置。
  9. 前記圧力アプリケータ(7)が、前記ハンドル(2)の1つ以上の変形可能な部分(9)によって画定され、変形可能な部分(8)を休止位置から離れるように押すことは、前記変形可能な剛性容器(4)中に配置された空気が加圧されるように作用し、前記変形可能な部分(8)を解放することは、前記変形可能な部分(8)がその休止位置に戻り、かつ、前記第1の一方向弁(6)を介して前記変形可能な剛性容器(4)の中に空気を引き込むことを引き起こす、請求項8に記載の除毛装置。
  10. 圧力アプリケータ(7)が、圧力が加えられる度に同量の空気が移動され、流体の用量が分配されることを確実にする投与機構を含む、請求項8又は9に記載の除毛装置。
  11. 前記圧力アプリケータが1つ以上の単安定ボタン(9)を含み、前記単安定ボタン(9)を押すことは、前記単安定ボタンが押されるたびに流体の用量が分配されることを確実にするために、空気を所定の量だけ加圧するように作用し、前記単安定ボタン(9)を解除することは、前記単安定ボタン(9)がその休止位置に戻り、かつ、前記第1の一方向弁(6)を介して前記変形可能な剛性容器(4)の中に空気を引き込むことを引き起こす、請求項8、9又は10に記載の除毛装置。
  12. 前記封入システムが、前記変形可能でない剛性容器で構成され、前記吸引装置(70)がポンプである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の除毛装置。
  13. 前記装置が、1つ以上のかみそり刃を含むかみそりカートリッジ(18)を有するかみそりであり、前記吸引装置(70)がポンプであり、前記かみそりカートリッジ(18)が前記ハンドル(2)に相互に入れ込まれ、その結果、押す力を加えて前記かみそりカートリッジ(18)をその休止状態から押すことで、前記ポンプが作動し、ユーザーの皮膚上に流体を分配し、一旦押す力が除去されると、付勢手段(16)が前記かみそりカートリッジ(18)をその休止状態に戻す作用をする、請求項12に記載の除毛装置。
  14. 前記付勢手段(16)によって加えられる付勢力は、前記カートリッジ(18)を皮膚に接触させかつ前記カートリッジ(18)を皮膚で移動させる際にユーザーによって加えられる力によって超えられるように適合されている、請求項13に記載の除毛装置。
  15. 前記ポンプ(70)が手動で動かされる、請求項16に記載の除毛装置(1)。
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