JP2013521837A - 滅菌器 - Google Patents

滅菌器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013521837A
JP2013521837A JP2012556532A JP2012556532A JP2013521837A JP 2013521837 A JP2013521837 A JP 2013521837A JP 2012556532 A JP2012556532 A JP 2012556532A JP 2012556532 A JP2012556532 A JP 2012556532A JP 2013521837 A JP2013521837 A JP 2013521837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lid
removable
portable sterilizer
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2012556532A
Other languages
English (en)
Inventor
デイヴィッド・ゴーチ
Original Assignee
ニューコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ニューコ filed Critical ニューコ
Publication of JP2013521837A publication Critical patent/JP2013521837A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L2/18Liquid substances or solutions comprising solids or dissolved gases
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/04Heat
    • A61L2/06Hot gas
    • A61L2/07Steam
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L2/23Solid substances, e.g. granules, powders, blocks, tablets
    • A61L2/235Solid substances, e.g. granules, powders, blocks, tablets cellular, porous or foamed
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2202/00Aspects relating to methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects
    • A61L2202/10Apparatus features
    • A61L2202/12Apparatus for isolating biocidal substances from the environment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2202/00Aspects relating to methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects
    • A61L2202/10Apparatus features
    • A61L2202/16Mobile applications, e.g. portable devices, trailers, devices mounted on vehicles

Abstract

本発明は、滅菌流体を使用して製品を滅菌する持ち運び可能滅菌器に関する。詳細には本発明は、滅菌流体を使用して製品を滅菌する持ち運び可能滅菌器を提供し、この滅菌器は、滅菌すべき製品および滅菌流体を収容するための容器(800)と、滅菌流体を吸収する吸収材を備えた取り外し可能インサート(820)と、容器と係合可能な取り外し可能な蓋(808)を備えており、前記取り外し可能インサートは、滅菌すべき製品を収容するように成形されている。

Description

本発明は、滅菌器に関するものである。詳細には本発明は、滅菌流体を使用して製品を滅菌する持ち運び可能滅菌器に関する。
滅菌流体を使用して製品を滅菌する滅菌器が知られている。一般にはこれら滅菌器は、容器または入れ物(例えばバケツ)を備えており、その中に滅菌すべき製品(例えば哺乳瓶、その乳首およびその他の食事を与える道具一式)と、滅菌流体(例えばMilton(RTM)溶液)が入れられる。製品は、それが滅菌されるまでこの入れ物の中に放置される。
既知の滅菌器の欠点は、ひとたび滅菌流体によって満たされると、搬送する間に入れ物の周りに滅菌流体がはね飛び、流体が外に漏れ出すため、入れ物は大抵持ち運びできなくなる点である。入れ物を滅菌流体で満たした後、家庭のある場所から別の場所に(あるいはさらにはある建物から別の建物に)この入れ物を移動させる必要がある場合もあるため、これはユーザにとって不便なことである。
よって持ち運び可能滅菌器に対する必要性が認められている。
本発明は、滅菌流体を使用して製品を滅菌する持ち運び可能滅菌器を提供しており、この滅菌器は、滅菌すべき製品および滅菌流体を収容するための容器と、滅菌流体を吸収するための吸収材を備えた取り外し可能インサートと、容器と係合可能な取り外し可能な蓋を備えており、この取り外し可能インサートは、滅菌すべき製品を収容するように成形されている。
取り外し可能な吸収材を使用することによって、製品を滅菌するのに容器を滅菌流体で満たす必要がなくなる。代わりに容器内に置かれた製品を滅菌できるようにするには、吸収材を飽和させるのに十分な量の滅菌流体しか必要とされない。そういうものであるため、これにより滅菌した製品を取り出すために容器を開放する際、余剰流体が容器から外にこぼれる危険性が抑えられる。さらに取り外し可能インサートの形状によって、滅菌すべき製品を容器の中にしっかりと保持し、この製品の最大表面積が確実に吸収インサートに接触するようにし、製品を滅菌することが可能である。
好ましい実施形態において、取り外し可能インサートは、容器の内部形状に一致する外部形状を有する。他の好ましい実施形態において、取り外し可能インサートは、子供用のおしゃぶりを収容するように成形される。別の好ましい実施形態において、吸収材は、吸収スポンジまたは発泡材である。
複数の実施形態において、取り外し可能インサートは、2つ以上の分離できる部分を備えている。好ましくは少なくとも1つの分離可能部分は、滅菌すべき製品を収容するように成形されている。
有利には、2つの分離可能な層を有するインサートを設けることによって、使用後にインサートを掃除し易くすることができる。何度も使用した後、滅菌すべき製品から除去された堆積物が、インサートのくぼみに集まることがわかっている。上部層と下部層を切り離し、これらを洗浄するまたはふき取ってから、この2つの部分を再度組み立てることによってインサートから堆積物が除去される。
さらにまた2つの分離可能な層によって、インサートを挿入する際に、滅菌溶液がはねて容器から出てユーザにかかる危険性が抑えられるが、これは、2つの層を組み合わせたものと同じ容積を有する1つの部品を挿入する場合と比べて、より少ない容積の流体が各々の分離可能な部分に移動するためである。
複数の実施形態において、取り外し可能な蓋は、容器に係合する際、実質的に防水性のシールを形成する。いくつかの実施形態において、取り外し可能な蓋は、係合したとき、容器にプレス嵌めまたはねじ込み係合する。
いくつかの実施形態において、取り外し可能な蓋は取り外し可能な内部蓋である。追加として滅菌器は、取り外し可能な外部蓋を備えており、この外部蓋は、プレス嵌めまたはねじ込み係合によって容器に係合することができる。
代替の実施形態において、取り外し可能な蓋は取り外し可能な外部蓋である。
いくつかの実施形態において、取り外し可能な外部蓋は内側周辺縁部を囲むオーリングである。他の実施形態において容器は外側周辺縁部を囲むオーリングを備える。
いくつかの実施形態において、取り外し可能な外部蓋は、滅菌器を他のものに装着するためのハンドルまたは装着手段を備えている。
いくつかの実施形態において、取り外し可能な蓋は、1つの面から延びる1つまたは複数の突起を備えており、この突起は、取り外し可能な蓋が容器と係合する際、滅菌すべき製品に接触するように構成されている。
有利にはこの突起によって、滅菌すべき製品をできるだけインサートに接触させる、したがって滅菌溶液に接触させることができる。
本発明はまた、滅菌流体を使用して製品を滅菌する持ち運び可能滅菌器を提供しており、この滅菌器は、滅菌すべき製品および滅菌流体を収容するための容器と、容器と係合可能であり、容器と係合する際、実質的に防水性のシールを形成する取り外し可能な外部蓋を備えており、取り外し可能な外部蓋は圧力弁を備えており、この弁は、容器の内圧が一定の圧力閾値を下回ったとき、閉鎖して実質的に防水性のシールを形成し、容器の内圧がこの圧力閾値を上回ったときに開放するように構成されている。
蓋にある弁は、容器内の圧力(例えば蒸気滅菌器などとして使用する際の、蒸気の増加によるもの)が所望の閾値を超えて上昇する際に開放して、危険を伴う蒸気の増加を防ぐ。実際にはこの弁によって、圧力は1バールまで上昇することができるが、技術を理解する読み手であれば、この構成要素(例えば容器と蓋)がより大きな圧力に耐えるように設計されたならば、他の値も可能であり得ることを理解するであろう。有利には滅菌工程中に上昇した圧力は実際には、この製品が滅菌される度合いを助けることになる。
いくつかの実施形態において、持ち運び可能滅菌器は、取り外し可能な外部蓋と係合可能なフロートをさらに備えており、このフロートが取り外し可能な外部蓋と係合し、取り外し可能な外部蓋が容器と係合する際、フロートは、取り外し可能な外部蓋から延出し、容器内の滅菌すべき製品に接触するように構成されている。
有利にはこのフロートによって、全ての滅菌すべき製品を確実に滅菌流体中に沈めることができる。
複数の実施形態において、外部蓋は、容器に係合する際ねじ込み係合する。いくつかの実施形態において、外部蓋は内側周辺縁部を囲むオーリングである。
好ましい実施形態において、外部蓋は、滅菌器を運ぶためのハンドルを備えている。いくつかの実施形態において、容器は、測定された一部の流体を収容するためのくぼみを備えている。
いくつかの実施形態において、持ち運び可能滅菌器は、容器または取り外し可能な蓋から延びる外側フランジを備えており、この外側フランジは、容器をその側面を下にして置くことができるように構成されている。
本発明はまた、滅菌流体を使用して製品を滅菌する持ち運び可能の滅菌器を提供しており、この滅菌すべき製品および滅菌流体を収容するための容器と、容器内側の面の第1のレベルに配置された第1の内部カラーと、この第1の内部カラーと係合可能な取り外し可能な内部蓋と、容器と係合可能な取り外し可能な外部蓋を備えており、この取り外し可能な内部蓋は、第1の内部カラーと係合する際、実質的に防水性のシールを形成するように構成されており、取り外し可能な内部蓋は圧力弁を備えており、この弁は、容器の内部圧力が特定の圧力閾値を下回ったとき、閉鎖して実質的に防水性のシールを形成し、容器の内部圧力がこの圧力閾値を上回ったときに開放するように構成されている。
内部蓋が内部カラーと係合し、内部カラーと係合する際に実質的に防水性のシールを形成するように構成されているため、容器の中身が外にこぼれる危険がなく、使用中に容器を搬送することができる。
蓋にある弁は容器内の圧力(例えば蒸気滅菌器などとして使用する際の、蒸気の増加によるもの)が所望の閾値を超えて上昇したとき開放して、危険を伴う蒸気の増加を防ぐ。実際にはこの弁によって、圧力は1バールまで上昇することができるが、技術を理解する読み手であれば、この構成要素(例えば容器と蓋)がより大きな圧力に耐えるように設計されたならば、他の値も可能であり得ることを理解するであろう。有利には滅菌工程中に上昇した圧力は実際には、この製品が滅菌される度合いを助けることになる。
複数の実施形態において、持ち運び可能滅菌器は、第2の内部カラーを備えており、この第2の内部カラーは、容器の内側の面の第1レベルとは異なる第2レベルに配置されており、内部蓋は、この第2内部カラーと係合可能であることから、実質的に防水性のシールを形成する。
第2内部カラーを容器内の異なるレベルまたは位置に設けることは、内部蓋が異なるレベルに配置され、なおも防水性のシールを形成することができることを意味している。これは、滅菌すべき製品の数に対して必要な滅菌流体の量にふさわしいレベルに内部蓋を配置することができることを意味している。
複数の実施形態において、内部蓋は、係合する際内部カラーとねじ込み係合する。いくつかの実施形態において、外部蓋は容器と係合する際ねじ込み係合する。
いくつかの実施形態において、内部蓋は外側周辺面を囲むオーリングである。他の実施形態において、内部カラーは内側周辺縁部を囲むオーリングである。
いくつかの実施形態において、内部蓋は可撓性であり、他の実施形態では内部蓋は剛性である。さらに外部蓋は、滅菌器を運ぶためのハンドルを備える場合もある。
いくつかの実施形態において、外部蓋は内側周辺縁部を囲むオーリングである。
好ましい実施形態において、外部蓋は1つまたは複数の通気孔を備えている。
いくつかの実施形態において、容器は測定された流体の一部を収容するためのくぼみを備えている。
いくつかの実施形態において、持ち運び可能滅菌器は、容器または取り外し可能な蓋から延びる外側フランジを備えており、この外側フランジは、容器をその側面を下にして置くことができるように構成されている。
本発明はまた、滅菌流体を使用して製品を滅菌する持ち運び可能の滅菌器を提供しており、滅菌すべき製品および滅菌流体を収容するための容器と、容器の内側の面の第1のレベルに配置された第1の内部カラーと、この第1の内部カラーと係合可能な取り外し可能な内部蓋と、容器と係合可能な取り外し可能な外部蓋を備えており、取り外し可能な内部蓋は、第1の内部カラーと係合する際、実質的に防水性のシールを形成するように構成されている。
内部蓋が内部カラーと係合し、内部カラーと係合する際に実質的に防水性のシールを形成するように構成されているため、容器の中身が外にこぼれる危険がなく、使用中に容器を搬送することができる。
本発明をここで、単なる例によって、かつ添付の図面を参照して記載する。
本発明による持ち運び可能滅菌器の第1の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第1の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第1の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第1の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第2の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第3の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第4の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の蓋の部分をクローズアップした図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第5の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第5の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第5の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第5の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第6の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第6の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第6の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第6の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第6の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第6の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第6の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第7の実施形態を示す図である。 本発明による持ち運び可能滅菌器の第7の実施形態を示す図である。
滅菌流体を記載する際、この流体は、事前に混合された滅菌溶液であってよいことを理解されたい。あるいは滅菌流体は、非滅菌流体(例えば水)を指す場合もあり、この流体に、液体または錠剤の形態(例えばMilton(RTM)滅菌錠剤)の滅菌剤が加えられ滅菌流体を形成する。
さらに用語「滅菌している」、「滅菌される」または「滅菌する」は、高いレベルの滅菌が行なわれる状況、ならびに満足できるレベルの殺菌(好ましくは高レベルの)が行なわれた(すなわちこの製品が滅菌されないが、満足できるレベルまで殺菌された)状況を網羅することが意図されている。
図1aから図1dは、本発明の第1の態様による持ち運び可能滅菌器を示している。
滅菌器は、滅菌すべき製品および滅菌流体を収容するための容器100を備えている。第1の内部カラー102および第2の内部カラー104が、容器100の内側の面に沿って、第1レベルと第2レベルのところにそれぞれ設けられている。第1および第2内部カラーはそれぞれ、内側周辺縁部にねじ山を有する。内部カラー102および104は、製作する際、定位置に接着剤で接着される、あるいはプラスチック溶接される。
滅菌器はまた、可撓性の取り外し可能な内部蓋106を備えており、この蓋は、外側周辺縁部に沿ったねじ山と、同じ外側周辺縁部に沿ったオーリングを有する。また取り外し可能な外部蓋108も設けられており、この蓋は、内側周辺縁部に沿ってねじ山を有することで、容器100の外側周辺縁部にある対応するねじ山と係合する。取り外し可能な内部蓋は、弁(図示せず)も備えており、この弁は、閉鎖する際に防水性のシールを形成するように設計されている。
使用する際、滅菌すべき製品は、滅菌流体(図示せず)と共に容器100内に置かれる。満杯の量の流体が必要であると仮定すると、可撓性の内部蓋106が、より高い位置にある第2の内部カラー104にねじ込まれる。ねじとオーリングを組み合わせることによって実質的に防水性のシールを形成して容器を密閉することで、搬送中に容器から流体が漏れたり、はね飛んだりするのを防ぐ。
その後外部蓋108が、容器100に対してねじ込まれ、製品はそこに置かれて滅菌される。滅菌器はこのとき、外部蓋108にあるハンドル110を使用して搬送することもできる。
あるいはより少ない数のまたはより小さな製品、あるいはより少ない流体が必要な場合、内部蓋106が、より低い位置にある第1の内部カラー102にねじ込まれることもある。
取り外し可能な内部蓋106および内部カラーの利点は、それらが実質的に防水性のシールを形成することで、滅菌流体が外に漏れ出すことなく、使用中に持ち運び可能滅菌器を移動させることができる点である。
持ち運び可能滅菌器の代替の用途では、少量の水が、滅菌すべき製品と共に容器100の底部にあるくぼみ(図示せず)に置かれる。この代替の用途では、内部蓋106が、再び内部カラー102または104にねじ込まれることで、所望の容積が提供され、この中で製品を滅菌することができる。外部蓋108を容器100にねじ込むことができ、このユニットは、電子レンジの中に入れられ、蒸気を使用して滅菌する。この用途の場合、取り外し可能な蓋にある弁が、容器内の圧力(蒸気の増加によるもの)が所望の閾値を超えて上昇する際に開放することで、危険を伴う蒸気の増加を防ぐ。さらにまた通気孔112が、外部蓋108に配置されることで危険を伴う蒸気の増加を防ぐ。実際にはこの弁によって圧力は1バールまで上昇することができるが、技術を有する読み手であれば、この構成要素(例えば容器と蓋)がより大きな圧力に耐えるように設計されたならば、他の値も可能であり得ることを理解するであろう。
有利には滅菌工程中に上昇した圧力は実際には、この製品が滅菌される度合いを助けることになる。
図2は、持ち運び可能滅菌器の第2の実施形態の分解組立図である。
ここでも滅菌器は、滅菌すべき製品および滅菌流体を収容するための容器200を備えている。この実施形態では内部カラーは設けられていない。その代わりに、その容積は、容器全てである。
滅菌器はまた、取り外し可能なフロート242を備えており、このフロートは、外部蓋208に装着することができる。フロート242は、外部蓋に装着される際、容器200の方向に外部蓋から延出する。密閉要素240(これはオーリング形状であるため、容器の周辺縁部に載置することができる)が、容器と外部蓋の間に設けられ防水性のシールを形成する。あるいは、密閉要素240は、外部蓋208に取り付けられる。
外部蓋208には、弁250が備わっており、この弁は、オーリングシール252を備えている。弁は、閉鎖する際に防水性のシールを形成するように設計されている。外部蓋208には、ハンドル210も備わっている。
使用する際、滅菌すべき製品が、滅菌流体(図示せず)と共に容器200の中に置かれる。外部蓋208がこのとき容器200にねじ込まれ、滅菌すべき製品はそこに放置されて滅菌される。このとき滅菌器を、外部蓋208にあるハンドル210を使用して搬送することもできる。密閉要素240によって実質的に防水性のシールが形成されることで容器を密封し、外部蓋208が容器200に係合したとき、搬送中に容器から流体が漏れたりはね飛んだりするのを防ぐ。
持ち運び可能滅菌器の代替の用途では、少量の水が、滅菌すべき製品と共に容器200の底部にあるくぼみ(図示せず)に置かれる。外部蓋208が容器200にねじ込まれ、このユニットが電子レンジの中に入れられ、蒸気を使用して滅菌する。この用途の場合、外部蓋にある弁が、容器内の圧力(蒸気の増加によるもの)が、所望の閾値を超えて上昇したときに開放することで、危険を伴う蒸気の増加を防止する。
図3は、本発明の第3の実施形態を示しており、この実施形態は、第1の実施形態のより小さいタイプである。この第3の実施形態では、容器300は、容量がより小さいことからより携帯し易くなっている。例えば容器300は、哺乳瓶、その乳首および蓋の一式を収容するのに十分な大きさだけあればよい。その作動原理は、図1aから図1dに関して提示したものと同様であり、例外は、内部カラーがなく、取り外し可能な内部蓋106(これもまた弁(図示せず)を備えている)が、容器の1つの場所(すなわち頂部)のみに装着されている点である。第1の実施形態と同様の特徴部分は、同様の数字が与えられている。本発明の第1の実施形態の場合と同様に、図3に示される態様は、滅菌流体と共に使用することができ、あるいは電子レンジの中に入れられて蒸気を使用して滅菌することができる。
図4は、本発明の第4の実施形態を示しており、この実施形態は、第2の実施形態のより小さいタイプである。この第4の実施形態では、容器400は、容量がより小さいことからより携帯し易くなっている。例えば容器400は、哺乳瓶、その乳首および蓋の一式を収容するのに十分な大きさだけあればよい。その作動原理は、第2の実施形態に対して、および図2を参照して提示されたものと同様である。第2の実施形態と同様の特徴部分は、同様の数字が与えられている。本発明の第2の実施形態の場合と同様に、図4に示される態様は、滅菌流体と共に使用することができ、あるいは電子レンジの中に入れられて蒸気を使用して滅菌することができる。このような用途において、外部蓋208にある弁250が、容器内の圧力が一定の圧力閾値に達したときに開放することによって、容器400内における危険を伴う蒸気の増加を防止する。
図5は、外側フランジ560を有する持ち運び可能滅菌器を示しており、このフランジによって、1つの面上で滅菌器があちこちに転がることなく、滅菌器をその側面を下にして置くことができる。この機能は、縦型の滅菌器を収容するのに十分な高さがないより小型の電子レンジを使用する場合に特に有益である。
図6は、本発明の第3の実施形態を示している。この実施形態では、容器600は、さらに小さくなっている。例えば容器600は、子供用のおしゃぶり624を収容するのに十分な大きさだけあればよい。
作動する際、取り外し可能インサート620(これは吸収材を備える)が、容器600の中に置かれる。インサート620は、容器600の内側の形状にほぼ一致する外形を有することで滑り嵌めが可能である。またインサート620の内側形状は、滅菌すべき製品、例えば子供用のおしゃぶり624などをぴったり収容するのに適している。インサート620は、例えばPVAタイプの材料の発泡樹脂製品やスポンジなどの吸収材から作製される。
その後、インサート620がこの流体622で十分に飽和されるまで、滅菌流体622が容器600に取り込まれる。製品624はこのとき、インサート620の内側の成形された部分に置かれ、外部蓋608が容器600にねじ込まれる。外部蓋608の内側周辺縁部にあるねじ山と同様に、オーリングが、同じ縁部に沿って設けられる。あるいはオーリングは、容器600の外側周辺縁部に沿っていてもよい。
オーリング、ならびに容器600と外部蓋608のねじ込み係合により、実質的に防水性のシールが形成されることで、製品624の滅菌中に容器600を移動させることができる。さらにインサートの形状により、滅菌すべき製品624の接触面領域を最大限にすることで、この製品を適切に滅菌することが保証される。
図7は、図6に示される滅菌器の代替の(第6の)実施形態を示している。この実施形態では、容器700は、図6の容器600と同様に大きさが決められている。すなわち容器700は、子供のおしゃぶり724を収容するのに十分な大きさだけあればよい。
作動する際、滅菌流体が、満杯のレベルまで容器700に注がれ、このレベルは好ましくは容器に印しが付けられる。あるいは非滅菌流体(例えば水)が正確なレベルまで注がれ、滅菌用の錠剤722がこの流体に加えられ滅菌流体を形成する。あるいはこの非滅菌流体に濃縮した滅菌溶液が加えられ、所望の濃度の滅菌流体を形成する。
取り外し可能インサート720が(これは吸収材を備える)、容器700内に配置される。インサート720は、容器700の内径とほぼ一致する外径を有する。またインサート720の内側形状は、滅菌すべき製品、例えば子供用のおしゃぶり724をぴったりと収容するのに適している。インサート720は、泡樹脂製品やスポンジなどの吸収材から作製される。インサート720は加えて、保持リップ730によって容器700内に保持される。
インサート720の外面には、細長い隆起部が備わっており、この部分は、その外周の周りに上部から下部に延在している。インサート720の外部形状により、既に容器700内にある滅菌流体をほとんど移動させずにスポンジをその底部に挿入することができる。
ひとたび滅菌溶液内に置かれると、インサート720は、溶液の一部を吸収し、この溶液によって飽和される。その後製品724が、インサート720の内側の成形された部分に配置される。取り外し可能内部蓋または密閉キャップ706が(これは柔軟で可撓性の材料から作製されるのが好ましい)、容器700の上に配置され、その開放端に入るように押し込まれる。密閉キャップ706が、水密シールを形成するような寸法にされることで、滅菌溶液が外に逃げるのを阻止する。さらに密閉キャップが、滅菌すべき製品と、インサートを下に押しつけるような寸法にされることで、余剰の滅菌流体が、滅菌すべき製品の上部に接触するようになる。外部蓋708が、容器700にねじ込まれて容器を閉鎖する。
いくつかの実施形態において、密閉キャップ706は、外部蓋708と一体式である。
他の実施形態において、外部蓋708は、内側周辺縁部にあるねじ山に設けられたオーリングを有する。あるいはこのオーリングは、容器700の外側周辺縁部に沿っていてもよい。このようなオーリングにより、蓋と容器の間に追加の水密シールが形成される。
このような実質的に防水性のシールによって、製品724を滅菌している間に容器700を移動させることが可能になる。さらにインサートの形状によって、滅菌すべき製品724の接触面領域を最大限にすることで、この製品を適切に滅菌することが保証される。
図8は、滅菌器の第7の実施形態を示しており、これは、図6および図7に示されるものと同様である。この実施形態では、容器800は、図6の容器600と同様になるように大きさが決められている。すなわち容器800は、子供のおしゃぶりを収容するのに十分な大きさだけあればよい。
作動する際、滅菌流体が、満杯のレベルまで容器800に注がれ、このレベルは好ましくは容器に印しが付けられる。あるいは非滅菌流体(例えば水)が正確なレベルまで注がれ、滅菌用の錠剤がこの流体に加えられ、滅菌流体を形成する。あるいはこの非滅菌流体に濃縮した滅菌溶液が加えられ、所望の濃度の滅菌流体を形成する。
取り外し可能インサート820が(これは吸収材を備える)、容器800内に配置される。インサート820は、容器800の内径とほぼ一致する外径を有する。またインサート820の内側形状は、滅菌すべき製品、例えば子供用のおしゃぶりをぴったりと収容するのに適している。インサート820は、泡樹脂製品やスポンジなどの吸収材から作製される。インサート820は加えて、保持リップ830によって容器800内に保持される。
この実施形態において、インサート820は、2つの分離可能部分820aと820bを備えており、これは図面では上部層と下部層として示されている。上部層820aにくぼみが設けられることで、滅菌すべき製品をぴったりと収容する。有利には、2つの分離可能な層を有するインサートを設けることによって、使用後にインサートを掃除し易くすることができる。何度も使用した後、滅菌すべき製品から除去された堆積物が、インサート820のくぼみに集まることがわかっている。上部層820aと下部層820bを切り離し、これらを洗浄するまたはふき取ってから2つの部分を再度組み立てることによってこの堆積物はインサートから除去される。
さらにまた2つの分離可能な層は、インサートを挿入する際に、滅菌溶液がはねて容器から出てユーザにかかる危険性を抑え、これは、2つの層を組み合わせたものと同じ容積を有する1つの部品を挿入する場合と比べて、より少ない容積の流体が各々の分離可能な部分に移動するためである。
2つの分離可能な層820aおよび820bに異なる色が付けられることで、正確な順番でインサートの各層を挿入するのを助ける。好ましくは下部層820bは、上部層820aより暗い色である。一実施形態において、下部層820bは青であり、上部層820aは白またはクリーム色である。技術を有する読み手であれば当然、選択する色はたくさんあると思われ、正確な順番で容器に各層を挿入するのを助けるには、2つの層のコントラストが異なっていれば十分であることを理解するであろう。さらに下部層820bは、例えば1ヶ月から2ヶ月の期間にわたって(製造元が望むなら何でも)経時的に徐々に消えていく染料によって色付けされる。有利には、これにより、インサート820が長時間にわたって使用され、今や新しいインサートと取り換えるべきであることの視覚的な指示がユーザに与えられる。これにより、経年変化したインサートを定期的に交換することで、確実に製品の滅菌を効果的にすることができる。
インサート820は、ひとたび滅菌溶液中に置かれると、溶液の一部を吸収し、この溶液によって飽和される。その後滅菌すべき製品が、インサート820の内側の成形された部分に配置され、押し下げられることで、確実に滅菌溶液がこの製品を包み込む。製品を一部だけインサート内で回転させる場合もあり、製品と滑り嵌めインサート820の摩擦によって堆積物が除去される。
外部蓋808が容器800にねじ込まれ、容器を閉鎖する。密閉要素、すなわちオーリング840が、蓋808と容器800の間に配置され、蓋と容器の間に実質的に防水性のシールを形成するように設計されることで、滅菌溶液が外に逃げるのを防止する。
さらに外部蓋808の一部842が外部蓋から突出することで、この蓋が容器と係合する際、この部分が滅菌すべき製品を押し下げることで、余剰の滅菌流体が、滅菌すべき製品の上部に接触するようになる。
いくつかの実施形態において、密閉要素840は外部蓋808に結合される。あるいは密閉要素は、容器800の周辺縁部に結合される。
このような実質的に防水性のシールにより、製品の滅菌中に容器800を移動させることが可能になる。さらにインサートの形状によって、滅菌すべき製品の接触面領域を最大限にすることで、この製品を適切に滅菌することが保証される。
当業者が、多くの他の効果的な代替形態を思い付くことは間違いないであろう。本発明は記載される実施形態に限定されるのではなく、ここに添付される特許請求の範囲の範囲内にある当業者に明らかな修正形態を包含することを理解されたい。
100 容器
102 第1の内部カラー
104 第2の内部カラー
106 内部蓋
108 外部蓋
110 ハンドル
112 通気孔
200 容器
208 外部蓋
210 ハンドル
240 密閉要素
242 フロート
250 弁
252 オーリング
300 容器
400 容器
500 容器
508 外部蓋
510 ハンドル
560 外側フランジ
600 容器
608 外部蓋
610 ハンドル
620 インサート
622 滅菌流体
624 子供用のおしゃぶり
700 容器
706 密閉キャップ
708 外部蓋
710 ハンドル
720 インサート
722 滅菌用の錠剤
730 保持リップ
724 子供用のおしゃぶり
800 容器
808 外部蓋
810 ハンドル
820 インサート
820a、820b 分離可能部分
830 保持リップ
840 密閉要素
842 外部蓋の一部

Claims (35)

  1. 滅菌流体を使用して製品を滅菌することを目的とし、
    滅菌すべき製品および滅菌流体を収容するための容器(600、700、800) と、
    滅菌流体を吸収する吸収材を備えた取り外し可能インサート(620、720、820)と、
    前記容器と係合可能な取り外し可能な蓋(608、706、708、808)と、
    を備えた持ち運び可能な滅菌器であって、
    前記取り外し可能インサートが、滅菌すべき製品(624、724)を収容するように成形されていることを特徴とする持ち運び可能滅菌器。
  2. 前記取り外し可能インサート(620)が、前記容器の内部形状に一致する外部形状を有することを特徴とする請求項1に記載の持ち運び可能滅菌器。
  3. 前記取り外し可能インサート(720、820) が、2つ以上の分離可能な部分を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の持ち運び可能滅菌器。
  4. 前記分離可能な部分の少なくとも一方が、滅菌すべき製品を収容するように成形されることを特徴とする請求項3に記載の持ち運び可能滅菌器。
  5. 前記取り外し可能インサートが、子供用おしゃぶり(624、724)を収容するように成形されることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の持ち運び可能滅菌器。
  6. 前記吸収材が、吸収スポンジまたは発泡樹脂材料であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の持ち運び可能滅菌器。
  7. 前記取り外し可能な蓋が、前記容器と係合する際、実質的に防水性のシールを形成することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の持ち運び可能滅菌器。
  8. 前記取り外し可能な蓋が、係合する際、プレス嵌めまたはねじ込み係合によって前記容器に係合することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の持ち運び可能滅菌器。
  9. 前記取り外し可能な蓋が、取り外し可能な内部蓋(706)であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の持ち運び可能滅菌器。
  10. 取り外し可能な外部蓋(708)をさらに備え、この取り外し可能な外部蓋が、プレス嵌めまたはねじ込み係合によって前記容器と係合可能であることを特徴とする請求項9に記載の持ち運び可能滅菌器。
  11. 前記取り外し可能な蓋が、取り外し可能な外部蓋(608、808)であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の持ち運び可能滅菌器。
  12. 前記取り外し可能な外部蓋が、内側周辺縁部を取り囲むオーリングであることを特徴とする請求項10または11に記載の持ち運び可能滅菌器。
  13. 前記容器が外側周辺縁部を囲むオーリングを備えることを特徴とする請求項10または11に記載の持ち運び可能滅菌器。
  14. 前記取り外し可能な外部蓋が、前記滅菌器を他のものに装着するためのハンドルまたは装着手段を備えることを特徴とする請求項10から13のいずれか一項に記載に記載の持ち運び可能滅菌器。
  15. 前記取り外し可能な蓋が、1つの面から延びる1つまたは複数の突起を備えており、この突起が、前記取り外し可能な蓋が前記容器と係合する際、滅菌すべき製品に接触するように構成されていることを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の持ち運び可能滅菌器。
  16. 滅菌流体を使用して製品を滅菌することを目的とし、
    滅菌すべき製品および滅菌流体を収容するための容器(200、400、500)と、
    前記容器と係合可能であり、前記容器と係合する際、実質的に防水性のシールを形成する取り外し可能な外部蓋(208、508)と、
    を備える持ち運び可能滅菌器であって、
    前記取り外し可能な外部蓋が圧力弁を備えており、この弁が、前記容器の内圧が一定の圧力閾値を下回ったとき、閉鎖して実質的に防水性のシールを形成し、前記容器の内圧が前記圧力閾値を上回ったときに開放するように構成されていることを特徴とする持ち運び可能滅菌器。
  17. 前記取り外し可能な外部蓋と係合可能なフロート(242)をさらに備え、前記フロートが、前記取り外し可能な外部蓋(208、508)と係合し、前記取り外し可能な外部蓋が、前記容器と係合する際、前記フロートが、前記取り外し可能な外部蓋から延出し、前記容器内の滅菌すべき製品に接触するように構成されていることを特徴とする請求項16に記載の持ち運び可能滅菌器。
  18. 前記外部蓋(208、508)が、前記容器と係合する際、ねじ込み係合することを特徴とする請求項16または17に記載の持ち運び可能滅菌器。
  19. 前記外部蓋が内側周辺縁部を囲むオーリングであることを特徴とする請求項16から18のいずれか一項に記載の持ち運び可能滅菌器。
  20. 前記外部蓋が、当該持ち運び可能滅菌器を運ぶためのハンドル(210、510)を備えることを特徴とする請求項16から19のいずれか一項に記載の持ち運び可能滅菌器。
  21. 前記容器が、測定された流体の一部を収容するためのくぼみを備えることを特徴とする請求項16から20のいずれか一項に記載の持ち運び可能滅菌器。
  22. 前記容器または取り外し可能な蓋から延びる外側フランジ(560)を備えており、前記外側フランジが、前記容器をその側面を下にして置くことができるように構成されていることを特徴とする請求項16から21のいずれか一項に記載の持ち運び可能滅菌器。
  23. 滅菌流体を使用して製品を滅菌することを目的とし、
    滅菌すべき製品および滅菌流体を収容するための容器(100、300)と、
    前記容器の内側の面の第1レベルに配置された第1の内部カラー(102)と、
    前記第1の内部カラーと係合可能な取り外し可能な内部蓋(106)と、
    前記容器と係合可能な取り外し可能な外部蓋(108)と、
    を備える持ち運び可能滅菌器であって、
    前記取り外し可能な内部蓋(106)が前記第1の内部カラーと係合する際、実質的に防水性のシールを形成するように構成されており、前記取り外し可能な内部蓋が、圧力弁を備えており、この弁が、前記容器の内圧が一定の圧力閾値を下回ったとき、閉鎖して実質的に防水性のシールを形成し、前記容器の内圧が前記圧力閾値を上回ったときに開放するように構成されている持ち運び可能滅菌器。
  24. 第2の内部カラー(104)を備えており、この第2の内部カラーが、前記容器の内側の面の前記第1レベルとは異なる第2レベルに配置されており、前記内部蓋が、前記第2の内部カラーと係合可能であることから実質的に防水性のシールを形成することを特徴とする請求項23に記載の持ち運び可能滅菌器。
  25. 前記内部蓋(106)が係合する際、前記第2の内部カラー(104)とねじ込み係合することを特徴とする請求項23または24に記載の持ち運び可能滅菌器。
  26. 前記内部蓋が、外側周辺面を囲むオーリングであることを特徴とする請求項23から25のいずれか一項に記載の持ち運び可能滅菌器。
  27. 前記内部カラーが、内側周辺縁部を囲むオーリングであることを特徴とする請求項23、24または25に記載の持ち運び可能滅菌器。
  28. 前記内部蓋が可撓性であることを特徴とする請求項23から27のいずれか一項に記載の持ち運び可能滅菌器。
  29. 前記外部蓋(108)が、前記容器と係合する際、ねじ込み係合する、請求項23から28のいずれか一項に記載の持ち運び可能滅菌器。
  30. 前記外部蓋が内側周辺縁部を囲むオーリングであることを特徴とする請求項23から29のいずれか一項に記載の持ち運び可能滅菌器。
  31. 前記外部蓋が1つまたは複数の通気孔(112)を備えることを特徴とする請求項23から30のいずれか一項に記載の持ち運び可能滅菌器。
  32. 前記外部蓋が、当該持ち運び可能滅菌器を運ぶためのハンドル(110)を備えることを特徴とする請求項23から31のいずれか一項に記載の持ち運び可能滅菌器。
  33. 前記容器が、測定された流体の一部を収容するためのくぼみを備えることを特徴とする請求項23から32のいずれか一項に記載の持ち運び可能滅菌器。
  34. 前記容器または取り外し可能な蓋から延びる外側フランジを備えており、前記外側フランジが、前記容器をその側面を下にして置くことができるように構成されていることを特徴とする請求項23から33のいずれか一項に記載の持ち運び可能滅菌器。
  35. 滅菌流体を使用して製品を滅菌することを目的とし、
    滅菌すべき製品および滅菌流体を収容するための容器(100、300)と、
    前記容器の内側の面の第1レベルに配置された第1の内部カラー(102)と、
    前記第1の内部カラーと係合可能な取り外し可能な内部蓋(106)と、
    前記容器と係合可能な取り外し可能な外部蓋(108)と、
    を備える持ち運び可能滅菌器であって、
    前記取り外し可能な内部蓋(106)が、前記第1の内部カラーと係合する際、実質的に防水性のシールを形成するように構成されていることを特徴とする持ち運び可能滅菌器。
JP2012556532A 2010-03-12 2011-03-11 滅菌器 Withdrawn JP2013521837A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1004115.0 2010-03-12
GBGB1004115.0A GB201004115D0 (en) 2010-03-12 2010-03-12 Sterilising apparatus
PCT/EP2011/053702 WO2011110666A1 (en) 2010-03-12 2011-03-11 Sterilising apparatus

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013521837A true JP2013521837A (ja) 2013-06-13

Family

ID=42261459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012556532A Withdrawn JP2013521837A (ja) 2010-03-12 2011-03-11 滅菌器

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP2544724A1 (ja)
JP (1) JP2013521837A (ja)
CN (1) CN102933238A (ja)
AU (1) AU2011226042B2 (ja)
CA (1) CA2792992A1 (ja)
GB (1) GB201004115D0 (ja)
RU (1) RU2012143619A (ja)
WO (1) WO2011110666A1 (ja)
ZA (1) ZA201206957B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022508464A (ja) * 2018-09-18 2022-01-19 シー イズ ルーシッド スポルカ ジー オグラニクゾナ オドパウイエドジアルノシア 月経カップを洗浄及び滅菌するための容器

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160166720A1 (en) * 2012-08-10 2016-06-16 Tomy International, Inc. Sterilizer
WO2014123953A1 (en) * 2013-02-05 2014-08-14 Precision Ventures, Llc Portable sterilizer

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4353367A (en) * 1980-11-14 1982-10-12 The Clinipad Corporation Container for sterilizing a flexible tube
GB8522922D0 (en) * 1985-09-17 1985-10-23 Bradford W D Sterilising vessel
GB9001933D0 (en) * 1990-01-29 1990-03-28 Mcloughlin Charles Water purifier for water charged sterilizing vessels
DE9109147U1 (ja) * 1991-07-24 1991-09-19 Kaltenbach & Voigt Gmbh & Co, 7950 Biberach, De
GB9510241D0 (en) * 1995-05-20 1995-07-19 Harber Hulya Dummy cleanser
US5722537A (en) 1996-06-11 1998-03-03 Sigler; Elizabeth Disinfectant container for pacifier or nipple
DE29617133U1 (de) 1996-10-02 1997-01-02 Wirth Christian Reinigungsgerät für Schnuller
GB0106853D0 (en) * 2001-03-20 2001-05-09 Martin Julie Cleaning apparatus
GB0117644D0 (en) * 2001-07-19 2001-09-12 Jackel Int Ltd Steriliser
JP2003116970A (ja) * 2001-10-12 2003-04-22 Matsushita Electric Works Ltd 殺菌装置および無電極放電バルブ
US6708363B2 (en) 2002-05-23 2004-03-23 L. Chris Larsen Infant pacifier cleaning container
US7282186B2 (en) 2003-06-20 2007-10-16 Lake Jr Robert F Decontamination device
CN201361282Y (zh) * 2009-03-17 2009-12-16 邢庆华 一种医用易浮物品消毒容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022508464A (ja) * 2018-09-18 2022-01-19 シー イズ ルーシッド スポルカ ジー オグラニクゾナ オドパウイエドジアルノシア 月経カップを洗浄及び滅菌するための容器
JP7155434B2 (ja) 2018-09-18 2022-10-18 シー イズ ルーシッド スポルカ ジー オグラニクゾナ オドパウイエドジアルノシア 月経カップを洗浄及び滅菌するための容器

Also Published As

Publication number Publication date
GB201004115D0 (en) 2010-04-28
WO2011110666A8 (en) 2012-06-14
RU2012143619A (ru) 2014-04-20
AU2011226042B2 (en) 2014-04-17
AU2011226042A1 (en) 2012-10-04
EP2544724A1 (en) 2013-01-16
WO2011110666A1 (en) 2011-09-15
CA2792992A1 (en) 2011-09-15
CN102933238A (zh) 2013-02-13
ZA201206957B (en) 2014-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5184593B2 (ja) 容器のクロージャおよび充填方法
FI89697B (fi) Foerslutning foer en laekemedelsflaska samt foerfarande foer framstaellning av foerslutningen
JP2008539863A (ja) 通気孔付き二重構造の哺乳瓶
JP7155434B2 (ja) 月経カップを洗浄及び滅菌するための容器
JPS6340158B2 (ja)
JP4195775B2 (ja) 経口哺乳瓶
KR100639171B1 (ko) 아기용 공급 병
GB2441825A (en) Self-heating food container
US2796062A (en) Apertured container cover and attachment
JP2013521837A (ja) 滅菌器
CN104015992B (zh) 容器及其制造方法
TWI516289B (zh) 用以滅菌瓶罐之方法
EP1542645B1 (en) Package with stack of container bodies and stack of closures for feeding bottles
EP3294350B1 (en) Pressure-venting container for disinfection and storage of contact lenses
CN107758091B (zh) 饮料容器
KR101389697B1 (ko) 밀폐용기용 실리콘 내피 및 이를 포함하는 밀폐용기
JP6480165B2 (ja) 飲料容器
US9095634B2 (en) Constructive feature introduced in toothbrush hygiene device
KR200465909Y1 (ko) 친환경 밀폐용기
KR200410179Y1 (ko) 밀폐용기의 밀착구조
RU71635U1 (ru) Канистра с дополнительным отверстием
JP2006345965A (ja) 母乳搾乳具及び哺乳器
JP2006110366A (ja) 消毒用容器
GB2507724A (en) A container for sterilising articles
AU2003231591B2 (en) Feed Bottle for Babies

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140513