JP2013521522A - 顕微鏡のための試料保持器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長期的な操作においてさえ十分なドリフト安定性をする顕微鏡のために試料ホルダを提供する。
【解決手段】 試料台(32)と、試料台の上に配置されるホルダ(34)と、試料が取付けられ、ホルダ(34)に連結可能な試料キャリア(36)と対物レンズ(46)が保持され、試料台に取付けられた対物レンズホルダ(54)と、試料キャリア(36)が連結されるホルダと共に、試料キャリアが試料台上で、対物レンズに対して目標位置に移動可能とする、ホルダに係合する調整装置(44)と、目標位置に配置された試料キャリアを、対物レンズを通って試料の画像形成の際にホルダから分離する分離装置と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、請求項1と請求項7のプリアンブル部分に係る試料保持器に関する。
最近において、光顕微鏡法(light-microscopy methods)は、個々の点の物体(特に蛍光分子)の逐次な確率的な場所の特定に基づい開発されている。そして、従来の光学顕微鏡の回折限界の分解能限界(the diffraction-limited resolution limit)より小さい画像構造を表示することが可能である。このような方法は、例えば特許文献1〜5、非特許文献1,2に記載されている。この顕微鏡の新しい分野はまた、「場所特定顕微鏡法(localization microscopy)」と呼ばれる。適用される方法は、例えばPALM、FPALM、(F)STORM、PALMIRA又はGSDIMの名称のもと、文献で知られている。
新しい方法は、画像化される構造が2つの異なる状態、即ち「明るい」状態と「暗い」状態を持つマーカーを備えられるという事実で共通している。例えば、蛍光性の染料がマーカーとして使用される場合、明るい状態が蛍光可能な状態で、暗い状態が蛍光不可能な状態である。従って、画像形成光学システム(the imaging optical system)の従来の分解能限界より小さい(高い)分解能で画像化される画像構造のために、マーカーの小さいサブセットは繰り返しに明るい状態に調整される。このサブセットは、「アクティブサブセット」として以下に称される。アクティブサブセットは、明るい状態の中に隣接マーカー間の平均間隔が画像形成光学システムの分解能限界より大きくなるように選択されなければならない。アクティブサブセットの輝度信号は、空間的に分析する光検出器、例えば、CCDカメラに画像化される。従って、光のスポットは、それぞれのマーカーから得られ、その光の大きさは、画像形成光学システムの分解能限界によって決定される。
このようにして、複数の個々の未加工データ画像が得られ、それらのそれぞれに、別のアクティブサブセットが画像化される。次に、画像解析処理に関して、(明るい状態であるマーカーを表している)光のスポットの中心点は、それぞれ個々の未加工データ画像の中に判定される。次に、個々の未加工データ画像から確認された光のスポットの中心点は、結合されて1つの全体の描写になる。この全体の描写によって生じた高分解能画像は、マーカーの分布を反映している。画像化される構造の代表的な再現のために、十分に多数の信号が検出されなければならない。しかしながら、マーカー、特にアクティブサブセットの数は、明るい状態で2つのマーカー間に存在しなければならい最小の平均間隔によって制限されているので、非常に多数の個々の未加工データ画像は、構造を完全に画像化するために得られなければならない。個々の未加工データ画像の数は、一般的に10,000〜100,000の範囲である。
個々の未加工データ画像を取得するために必要とされる時間は、画像検出器の最大画像取得速度によってローエンドで制限されている。これによって、全体の画像のために必要である一連の個々の未加工データ画像のために比較的長い総取得時間となる。従って、総取得時間は、数時間と同じ程度になり得る。
画像化される試料の移動は、画像形成生成光学システムに関して、この長い総取得時間の間中発生し得る。全ての個々の未加工データ画像は、高分解能の全体画像を作るために、中心点の判定後、結合されなければならないので、試料と2つの連続する個々の未加工データ画像の取得の間に発生する画像生成光学システムとの間の相対的な動きは、全体画像の空間分解能を低下させる。多くの場合、この相対的な動きは、例えば熱膨張若しくは熱収縮、機械的なストレス、機械部品に使用される潤滑油の濃度に関する変化によってもたらされる(機械的なドリフトとしても称される)システムのシステマチックな機械的な動きに由来する。
上記の影響は、図1に示すように、従来の倒立光学顕微鏡を参照して以下に説明する。図1に係る顕微鏡は、U字形状の台2を有し、試料保持器4は、U字形の台に取り付けられている。試料保持器4は、試料台6と試料台6の上に配置されたホルダ8を有し、試料を有している試料キャリア(図1に図示せず)は、ホルダ8にしっかり留められている。試料台6に具現化された貫通孔14を通過する画像形成ビーム路に選択的に旋回させられ得る複数の対物レンズ12を有する対物タレット10は、試料台6の下方に位置される。画像化された試料は、接眼レンズ16を通して見られ得る。検出器、例えばCCDカメラが接続され得るポート18もまた、台2上に配置される。
画像化される試料領域を選択するために、試料台6に横に(即ち、画像形成ビーム路に垂直に)、ホルダ8にしっかり留められた試料キャリアと一緒にホルダ8は、移動させられ得る。図1に全体的に概略的に示された機械的な調整装置20は、このために備えられる。調整装置20は、場所特定顕微鏡法を使用する上記高分解能の全体画像の取得のために必要であるように、ある意味でドリフト安定性に関して通常具現化されないということがここで1つの問題である。機械的なドリフトが調整装置20に発生すると、ドリフトは、ホルダ8に伝達され、最終的に試料と画像形成ビーム路に配置された対物レンズ12との間の横の相対的な動きになり、従って、全体的な画像に集合させられた個々の未加工データ画像のドリフトになる。
個々の未加工データ画像の中で画像ドリフトのこの種類はまた、U字形状の台2に対物タレット10の取付けによって引き起こされる。この従来の配置の結果として、例えば、画像形成対物レンズ12とホルダ8上に配置された試料との間の画像ドリフト関連性の距離(image drift-relevant distance)は、試料が試料ホルダ8、試料台6、U字形状の台2、対物タレット10を経由して対物レンズ12に連結されているため、比較的大きい(長い)。この比較的長い距離のため、図1に係る顕微鏡は、熱的不安定と距離を通じて「合計する」機械的ストレスを受けやすい。対物タレット10の比較的複雑なメカニズムはまた、ドリフトを受けやすい。
先行技術に関して、特許文献6、7、8が更に参照される。
WO 2006/127692 A2 DE 10 2006 021 317 B3 WO 2007/128434 A1 US 2009/0134342 A1 DE 10 2008 024 568 A1 US 2004/0051978 A1 DE 11 2005 000 017 B4 DE 1 847 180 U
"Sub-diffraction-limit imaging by stochastic optical reconstruction microscopy (STORM)," Nature Methods 3, 793-796 (2006), M. J. Rust, M. Bates, X. Zhuang. "Resolution of Lambda/10 in fluorescence microscopy using fast single molecule photo-switching," Geisler C. et al, Appl. Phys. A, 88, 223-226 (2007).
本発明の目的は、長期的な操作においてさえ十分なドリフト安定性をする顕微鏡のために試料ホルダを提供すること目的とする。
本発明は、請求項1と請求項7の特徴部分によってこの目的を達成する。
請求項1に係る試料保持器は、対物レンズを通る試料の画像形成の際に目標位置に配置された試料キャリアをホルダから分離する分離装置(a decoupling apparatus)を備える。ホルダと試料キャリアのこの分離は、ホルダに係合する調整装置に関して、試料の画像上に発生する機械的なドリフトを試料キャリアに、そして試料自身に移動されることから防ぐ。本発明によれば、試料キャリアは、試料の画像形成の際に、「自由」である。即ち、それは、対物レンズを通して試料を画像化するために目標位置に、ホルダと共に試料キャリアを移動させるために供されるドリフトの影響を受けやすい調整装置によって変化しないままである。
本発明に係る試料保持器は、もちろん機械的なドリフトを特に受けやすい、先に詳述されたように場所特定顕微鏡に関して、適宜に有利に特に使用可能である。本発明に係る試料保持器はまた、試料保持器に発生する機械的なドリフトの試料画像品質に関する影響を最小にすることが重要である他の適用にふさわしいことは、やはり自明である。
分離装置は、ホルダの一部であり、ホルダの変位に際し試料キャリアに係合する少なくとも1つの保持要素を好ましくは含み、対物レンズを通して試料の画像形成に際し、試料キャリアから接離される。この実施形態で、分離装置は、言わば、ホルダの中に保持要素の形で統合されている。保持要素は、ここでは2つの機能を有している。一方は、ホルダの変位の際に、ホルダ上の位置的に安定した形で試料キャリアを配置させる機能であり、他方は、試料キャリアとホルダを試料の画像形成に際し、相互から分離させる機能である。
保持要素は、例えば、試料キャリアに対して横に当接し、試料台に並行に旋回可能なアームである。或いは、保持要素はまた、試料キャリアに対して横に当接し、試料台に垂直に変位可能なピンである。ピンの構成に関して、ホルダは、好ましくは、ピン又は複数のピンが変位可能に取付けられている試料キャリア上に配置されたフレームを有する。
調整装置は、好ましくは、対物レンズを通して試料の画像形成の際に、目標位置に配置された分離された試料キャリアからホルダを移動させる。これにより、ホルダを経由し試料キャリアへの調整装置からの機械的なドリフトの移動は、より一層確実に回避される。
対物レンズを通して試料の画像形成に際して、試料キャリアを押圧し、ホルダに結合され、試料台に対して目標位置に配置される押圧装置が、請求項7に係る別の手法によって、提供される。試料キャリアに関して押圧装置によって及ぼされる押圧力は、ドリフト力が調整装置に発生する機械的なドリフトの結果としてホルダを経由して試料キャリア上に作用する場合でも、試料キャリアを位置的に安定した方法で目標位置に保持するような大きさとなる。
好ましい実施形態に関して、押圧装置は、相互に磁気的に作用する少なくとも2つの要素を含む。一方は、試料ホルダ上に配置され、他方は試料台に配置される。例えば、要素の一方は強磁性体であり、他方は永久磁石又は電磁石である。しかしながら、他の構成もまた、例えば、スプリング又はクランプを有する試料台上の試料キャリアを押圧する押圧装置考えられる。
試料保持器は、試料台に取付けられる、対物レンズが取付けられる対物レンズホルダを有する。この種類の対物レンズホルダは、対物レンズと試料の間の画像安定性ドリフト距離をできるだけ短く維持することを可能にする。そのため、その距離で発生する熱的不安定性と機械的応力は、例えば図1に示されたように、従来の配置の場合よりドリフトに関してそれほど影響はない。
対物レンズホルダは、好ましくは、対物レンズを試料に焦点を合わせる位置決め装置(positioning apparatus)の一部である。位置決め装置は、例えば、試料台に取付けられ、対物レンズの光軸に並行に配置された第1の肢と、第1の肢に変移可能に取付けられ、対物レンズが取付けられた第2の肢と、を有する実質的にL字形状の配置を形成し得る。位置決め装置のL字形状の実施形態は、対物レンズの光軸にできるだけ近くに配置の第1の肢をもたらし、それによって、対物レンズと試料の間の画像ドリフト関連の距離を最小にすることを可能にする。
更に有利な実施形態に関して、対物レンズホルダは、試料台の上に移動可能に案内され、対物レンズホルダが画像形成ビーム路に対物レンズを保持する作業領域から取外し可能である案内装置が備えられる。このようにして、本発明に係る対物レンズホルダに加えて、顕微鏡に関して、対物レンズホルダが作業領域から取外されたとき、必要に応じて作業領域に移動される対物タレットを備えることを可能にする。「作業領域」とは、この接続に関して、通常試料台の下に位置され、画像形成ビーム路が通過し、対物レンズが試料に焦点を合わせられる、その領域を意味する。従って、この構成は、従来の対物タレットと共に、又は画像精度に関する要望が特に厳しい場合、本発明に係る対物レンズホルダと共に、選択可能に作業の性能を提供する。
案内装置は、好ましくは試料台の下側に具現化されたガイダンス溝と、位置決め装置の第1の肢に結合された前記溝に案内されたキャリッジとを有する。従って、位置決め装置は、試料台に沿って作業領域から特に容易に取外され得る。特に単純な実施形態に関して、キャリッジは、位置決め装置の第1の肢と一体的に具現化される。
対物レンズが作業領域から対物レンズホルダの取外しの際に移動可能である細長い凹部は、好ましくは、試料台の下側に具現化される。この構成は、対物レンズが試料台を貫通する貫通孔の内側に位置され、貫通孔の上に試料キャリアが配置される場合のために備えられる。この場合に関して、作業領域から対物レンズホルダを取外すために前記貫通孔の中から外へ対物レンズを最初に移動することは必要ではない。対物レンズは、その代わりとして単に、画像形成ビーム路に対して横に凹部の中で移動され得る。このようにして、特にコンパクトな構造が可能となる。
代替的な実施形態に関して、位置決め装置は、対物レンズの光軸周りに回転対称に、試料台に取付けられ、環状部分を含む配置を形成し試料台に取付けられ、中心軸が対物レンズの光軸と一致する環状部分と、対物レンズが中心に取付けられ、環状部分に関して変移可能に取付けられた円形プレートと、を有する配置を形成する。この回転対称構造は、画像形成ビーム路に対して横に機械的部品のドリフトによって生じる不利な影響を減らす。
位置決め装置は、好ましくは、圧電駆動装置である。このように、位置決め装置は、ドリフトへのプライオリな比較的に小さい感受性を有している。
更に有利な実施形態に関して、対物レンズホルダを構成する配置を囲っているシールドと対物レンズは、例えばドラフトからの保護のために備えられる。この種類のシールドはまた、ドラフトから試料も保護するため、試料自体のために備えら得る。
本発明に係る更なる態様に関して、上記試料保持器を装備している、特に場所特定顕微鏡法に関する使用のための顕微鏡は、提供される。
本発明は、図面を参照して実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
従来の倒立顕微鏡を示す。 本発明の第1の実施形態に係る試料保持器の斜視図である 第1の実施形態に係る試料保持器の側面図である。 第1の実施形態に係る試料保持器の平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る試料ホルダの側面図である。 第2の実施形態に係る試料ホルダの平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る試料ホルダの側面図である。 第3の実施形態に係る試料ホルダの平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る試料ホルダの側面図である。 第5の実施形態に係る試料ホルダの平面図である。
図2〜4は、第1の実施形態に係る顕微鏡向けの試料保持器( sample retainer )の部品をそれぞれ示す。
図2に示されるように、試料保持器は、試料台32と試料台の上に移動可能に横に取付けられたホルダ34を有する。ホルダ34は、試料(図示せず)が配置され得る試料キャリア36を動かなくするように供する。
ホルダ34は、試料キャリア36が支えられているだいたいU字形のフレーム38からなる。アーム40は、軸42周りに旋回可能にフレーム38上に取付けられる。アーム40が試料キャリア36に関してその自由端で支えている場合、アーム40は、それと反対側に設置されたフレーム38の端部に対して試料キャリア36を押付け、その結果、試料キャリア36がホルダ34に定位置にクランプ固定される。
(図3に単に概略的に示された)調整装置44は、試料台32上に横に動くホルダ34のために備えられる。ホルダ34は、また(試料キャリア36と旋回アーム無しで)簡略されたやり方で図3に示される。調整装置44は、目標位置にホルダ34を動かすためにホルダ34、特にそのフレーム38に係合する。試料キャリア36上に配置される試料は、対物レンズ46(図3を参照)の光軸によって定義される画像形成ビーム路に要望通りに配置される。対物レンズ46は、図3に示された側面図にL字に形づけられた、対物レンズ46を試料に焦点を合わせるのに供する位置決め装置48上に保持されている。対物レンズ46は、試料台32を貫通する貫通孔50に、その端部が試料を向いて突出する。
位置決め装置48は、試料台32に付属され、対物レンズ46の光軸に並行に配置される第1の肢52と、対物レンズ46が付属され、対物レンズ46の光軸に垂直に位置される、第1の肢52上に移動可能に取付けられた第2の肢54と、からなる。第2の肢54は、圧電ドライブ(図示せず)を経由して、対物レンズ46を試料に焦点を合わせるために、第1の肢52に沿って動かされ得る。
画像形成される試料の領域を形成するために、調整装置44は、正確な制御システム(図示せず)の制御下で、要求された目標位置に、試料キャリア36がホルダ34にしっかり固定された状態で、ホルダ34を共に動かす。これに関連して、アーム40は、試料キャリア36をフレーム38に対して押し付け、その結果として、試料キャリア36は、ホルダ34にしっかりと設置される。一旦要求された目標位置に達すると、アーム40は、試料台32に並行な軸42周りに横に(図2で左側に)旋回し、そのため、アームは、試料キャリア36から分離する。そして、試料キャリア36は、もはやホルダ34のフレーム38に支えられていないため、調整装置44は、試料キャリア36から僅かに離れてホルダ34を動かす。従って、この状態では、試料キャリア36は、(貫通孔50の上方に)試料台32上に自由に置かれている。そのため、ホルダ34に係合する調整装置の機械的コンポーネントに生じる機械的な変動動作(mechanical drifting motion)の、ホルダ34を経由して試料キャリア36における移動を確実に回避することは、可能である。従って、機械的な変動によってある意味で大部分に無影響である試料の画像形成は、可能である。
従って、この実施形態に関してアーム40は、ホルダ34の部品と、試料が画像形成される試料キャリア36の目標位置に試料キャリア36が達すると直ぐにホルダ34から試料キャリア36を分離するのに供される分離装置との両方を構成する。
図3と図4から明らかなように、このようなことは、L字形状の位置決め装置48への対物レンズ46の取付けによってまた促進される。従って、対物レンズ46と画像形成される試料との間の像の適切なドリフトの距離(the image drift-relevant distance)は、試料台32への対物レンズ46のL字形状の取付け具のため、この距離がU字形状の台2によって大体は定義される図1に示された従来の形状より短い。試料台32に付属された位置決め装置48の第1の肢52が対物レンズ46の光軸に比較的近くに配置され得ることが図4における平面図から特に明らかであり、そのため対物レンズ46と位置決め装置48から構成される配置は、比較的にコンパクトな形状を有する。
図5と図6は、図3と図4と比較して変形された実施形態を、第2の実施形態として示す。図5は、側面図を示し、図6は平面図を示す。この変形された実施形態に関して、位置決め装置48は、試料台32に変位可能に取付けられる。このため、試料台32は、その下側に、キャリッジ(carriage)58が変位可能に案内されているガイダンス溝56を有する。この実施形態では、キャリッジ58は、試料の方へ向く第1の肢52のその端部に一体的に具現化される。更に、試料台32を貫通する貫通孔50に隣接する細長い凹部60は、試料台32の下側に具現化される。
試料の方に向いている対物レンズ46の端部が貫通孔50の内部に配置される作業領域から、位置決め装置48に保持されている対物レンズ46と共に位置決め装置48を外すために、キャリッジ58は、試料台32に(図6に関して下向きに)沿ってガイダンス溝56に動かされる。それに関連して、試料の方を向いている対物レンズ46の端部は、細長い凹部60に動く。従って、位置決め装置48の移動前に、試料の方を向いている端部が貫通孔50から完全に移動するまで、最初に画像形成ビーム路に(図5に関して下向きに)沿って十分に対物レンズ46を移動することは、必要ではない。
作業領域の中で位置決め装置48を動かなくするために、上方から試料台32に取付けられる締付けネジ62は、ガイダンス溝56の中でキャリッジ58をしっかり留めるために備えられる。
図7と図8は、第3の実施形態として更なる変形を示す。図7は側面図を示し、図8は平面図を示す。図7に係る側面図から最も知られ得るように、この実施形態に関する位置決め装置48は、試料台32に取付けられた環状部分64と環状部分64上に置換可能に配置された円形プレート(a circular plate)66を含む。対物レンズ46は、プレート66に中心に取付けられる。環状部分64の中心軸は、対物レンズ46の光軸と一致する。従って、対物レンズ46と位置決め装置48から構成された配置は、対物レンズ46の光軸の周りに回転対称である。この配置は、例えば熱影響又は機械的応力によってもたらされる、光軸に横に配置の機械的なコンポーネントの変動動作が大部分に取消されることを保証する。
図9は、第4の実施形態として更なる変形された実施形態を側面図で示す。この実施形態は、ホルダ34の異なった形状を有することで図2に示された実施形態とは異なる。従って、図9に係るホルダ34は、複数の垂直変位ピン(vertical displaceable pins)72が取付けられる試料台32の上側から垂直線間距離(vertical spacing)で配置されたフレーム70を有する。ピン72は、試料キャリア36に対して横に当接し、その結果試料キャリア36は、ホルダ34上に動かないようになる。試料キャリア36からホルダ34を分離するため、ピン72は、図9で上向きに移動させられる。そのため、ピン72は、もはや試料キャリア36に当接しない。一旦、ピン72が移動させられると、試料キャリア36は、完全に自由になる。図2に示された実施形態のようにホルダ34の付加的な動きは、ここでは必要ない。
図10に係る平面図は、第5実施形態として変形された実施形態を示す。図2〜9に示された実施形態に関して、試料キャリア36は、(図10で74の符号を付された)試料の画像形成の際にホルダ34から分離させられるのに対して、図10に係る実施形態は、試料キャリア36を試料74の画像形成の際に試料台32に対して押圧する押圧装置を備える。この実施形態に関して、押圧装置は、試料キャリア36上に配置された2つの永久磁石76と、試料台32上に配置され永久磁石76と関連付けられる2つの強磁性(ferromagnetic)の領域によって構成される。永久磁石76とそれらと関連付けられたそれぞれの強磁性の領域の間の磁気的な相互作用は、調整装置44で生ずる機械的なドリフトの、ホルダ34を経由して試料キャリア36への移動を避けるために、試料キャリア36が十分に強く試料台32に押しつけられることを保証する。これを保証するために、永久磁石76は、試料キャリア36上に配置され、それらと関連付けられた強磁性の領域は、試料台32上に配置され、このような方法で、試料キャリア36のドリフト回避する固定画像(image drift-avoiding securing)のために所望の磁気的な相互作用がその目標位置に可能である。
永久磁石76はまた、試料台32上に配置され得て、強磁性の部分は、試料キャリア36上に配置され得る。永久磁石76はまた、電磁石によって置き換えられ得る。電磁石は、所望の効果を達成するために高精度な制御システム(図示せず)の方法によって、定義された方式でオンとオフを切り替えられ得る。従って、例えば、ホルダ34に保持されている試料キャリア36が試料台32上に、より容易に動かされる得るように、最初にオフに切替られた電磁石をそのままにしておくことが考えられる。目標位置が一度だけ到達されると、電磁石が試料キャリア36を試料台32に対して押し付けるためにオンに切り替える。
上述の説明された図2〜10のそれぞれは、それぞれの説明された事実のセットの理解のために必要である試料保持器のそれらのコンポーネントだけ示す。図10に係る平面図に関して、例えば、試料保持器の様々なコンポーネントは、描写を簡略化するために、特にホルダ34、位置決め装置44、そして対物レンズ46が省略されている。図2に示されている種類のホルダは、例えば図10に係る実施形態に使用され得る。そして、旋回可能なアーム40の代わりに、動かないホルダコンポーネント、例えばフレーム38の付加的な部分が備えられ得る。
図3〜10に示された別の実施形態は、相互に有効に組み合わされ得ることはまた、指摘されなければならない。例えば、試料キャリア36の分離(decoupling)の方へ向けられた図2と図8に示された両方の実施形態と、試料キャリア36を固定している方へ向けられた図10に示された実施形態とは、図3〜8に係る実施形態と、それぞれ組み合わせ可能である。
位置決め装置48のコンパクトな形状のため、例えば試料台32に取付けられ得るシールド(図示せず)の方法によって、設計図面からそれに保持されている対物レンズ46と共に、それを保護することは更に可能である。
2 台
4 試料保持器
6 試料台
8 ホルダ
10 対物タレット
12 対物レンズ
14 貫通孔
16 接眼レンズ
18 ポート
20 調整装置
32 試料台
34 ホルダ
36 試料キャリア
38 フレーム
40 アーム
42 軸
44 調整装置
46 対物レンズ
48 位置決め装置
50 貫通孔
52 第1の肢
54 第2の肢
56 ガイダンス溝
58 キャリッジ
60 細長い凹部
62 締付けネジ
64 環状部分
66 プレート
70 フレーム
72 ピン
74 試料
76 永久磁石

Claims (18)

  1. 試料台(32)と、
    前記試料台(32)の上に配置されるホルダ(34)と、
    試料が取付けられ、前記ホルダ(34)に連結可能な試料キャリア(36)と、
    対物レンズ(46)が保持され、前記試料台(32)に取付けられた対物レンズホルダ(54)と、
    前記試料キャリア(36)が連結される前記ホルダ(34)と共に、前記試料キャリア(36)が前記試料台(32)上で、前記対物レンズ(46)に対して目標位置に移動可能とする、前記ホルダ(34)に係合する調整装置(44)と、
    目標位置に配置された前記試料キャリア(36)を、前記対物レンズ(46)を通って試料の画像形成の際に前記ホルダ(34)から分離する分離装置と、
    を有する顕微鏡のための試料保持器。
  2. 前記ホルダ(34)の移動の際に、前記ホルダ(34)の一部であり、前記試料キャリア(36)に係合し、前記対物レンズ(46)を通して試料の画像形成の際に、前記試料キャリア(36)から切離される、少なくとも1つの保持要素(40,72)を前記分離装置が有する請求項1に係る試料保持器。
  3. 前記保持要素が前記試料キャリア(36)に対して横に当接し、前記試料台(32)に対して並行に旋回可能なアーム(40)である請求項2に係る試料保持器。
  4. 前記保持要素が前記試料キャリア(36)に対して横に当接し、前記試料台(32)に垂直に移動可能なピン(72)である請求項2に係る試料保持器。
  5. 前記ホルダ(34)が前記試料キャリア(36)上に配置され、前記ピン(72)が移動可能に取付けられるフレーム(70)を有する請求項4に係る試料保持器。
  6. 前記調整装置(44)が、前記対物レンズ(46)を通して試料の画像形成の際に、目標位置に配置された連結された試料キャリア(36)から離れて前記ホルダ(34)を移動させる請求項2〜5の何れか一項に係る試料保持器。
  7. 試料台(32)と、
    前記試料台(32)の上に配置されるホルダ(34)と、
    試料が取付けられ、前記ホルダ(34)に連結可能な試料キャリア(36)と、
    対物レンズ(46)が保持され、前記試料台(32)に取付けられた対物レンズホルダ(54)と、
    前記試料キャリア(36)が連結される前記ホルダ(34)と共に、前記試料キャリア(36)が前記試料台(32)上で、前記対物レンズ(46)に対して目標位置に移動可能とする、前記ホルダ(34)に係合する調整装置(44)と、
    前記対物レンズ(46)を通って試料の画像形成の際に、前記ホルダ(34)に連結され、前記試料台(32)に対して目標位置に配置された前記試料キャリア(36)を押圧する押圧装置と、を有する顕微鏡のための試料保持器。
  8. 前記押圧装置が相互に磁気的に作用する少なくとも2つの要素(76)を有し、
    一方の要素は前記試料ホルダ(36)上に配置され、他方の要素は前記試料台(32)上に配置される請求項7に係る試料保持器。
  9. 前記対物レンズホルダ(54)が、前記対物レンズ(46)を試料に焦点をあわせることに供する位置決め装置(48)の一部である請求項1〜8の何れか一項に係る試料保持器。
  10. 前記対物レンズホルダ(54)が前記試料台(32)上に移動可能に案内され、前記対物レンズホルダ(54)が前記対物レンズ(46)を画像形成ビーム路に保持する作業領域から取外し可能であるガイダンス装置(56,58)を有することを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に係る試料保持器。
  11. 前記位置決め装置(48)が、前記試料台(32)に取付けられ、前記対物レンズ(46)の光軸に並行に配置された第1の肢(52)と、前記第1の肢(52)上に移動可能に取付けられ、前記対物レンズ(46)が取付けられた第2の肢(54)と、を有する実質的にL字形状の配置を形成する請求項9又は10に係る試料保持器。
  12. 前記ガイダンス装置が、前記試料台(32)の下側に具現化されるガイダンス溝(56)と、前記溝に案内され、前記位置決め装置(48)の前記第1の肢(52)に連結されるキャリッジ(58)と、を有する請求項10と11に係る試料保持器。
  13. 前記対物レンズ(46)が前記作業領域から前記対物レンズホルダ(54)の取外しの際に移動可能である細長い凹部(60)が前記試料台(32)の下側に具現化される請求項12に係る試料保持器。
  14. 前記試料台(32)に取付けられ、中心軸が前記対物レンズ(46)の光軸と一致する環状部分(64)と、前記環状部分(64)に移動可能に取付けられ、前記対物レンズ(46)が中心に取付けられる円形プレート(66)と、を有する配置を前記位置決め装置(48)が、前記対物レンズ(46)の光軸の周りに回転対称に、形成する請求項9に係る試料保持器。
  15. 前記位置決め装置(48)が圧電駆動装置である請求項9〜14の何れか一項に係る試料保持器。
  16. 配置を囲むシールドが前記対物レンズホルダ(54)と対物レンズ(46)から構成されることを特徴とする請求項1〜15の何れか一項の試料保持器。
  17. 請求項1〜16の何れか一項の試料保持器を有する顕微鏡。
  18. 前記対物レンズホルダ(54)が取外される場合、作業領域に移動可能である対物タレットによって特徴つけられる請求項10に関連した請求項17に係る顕微鏡。
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