JP2013519177A5

JP2013519177A5 -

Info

Publication number: JP2013519177A5
Application number: JP2012552962A
Authority: JP
Filing date: 2011-02-09
Publication date: 2014-03-27

Claims

品物が配置される所定のサイズの容器（３３０）内にＲＦ場を確立するためのＲＦＩＤ使用可能モジュールシステム（４０４）であって、各品物は、データ識別情報を伴うＲＦＩＤタグを有し、各ＲＦＩＤタグは動作周波数を有し、前記ＲＦＩＤ使用可能モジュールは、
前記容器の周囲に略完全に形成されたファラデー箱（４０６）と、
品物が配置される前記容器に対して選択された場所にベースを取り付けるように構成された取付け固定具を有するベース（４３０）であって、前記容器が、前記容器サイズを有し、前記ベースが、前記ベースおよび前記ベースのコンポーネントが前記容器内に配置されたタグ付き品物と相互作用するように、前記容器サイズと適合するように選択されたベースサイズを有する、ベースと、
前記ベースに設置され、かつ、前記容器内に設置された品物の前記ＲＦＩＤタグが動作する周波数において、この動作周波数は前記容器の共振周波数以外であり、前記容器内に安定した作動ＲＦ場を確立するように構成された、同調プローブアンテナ（４１４）であって、前記プローブは、前記動作周波数の電磁（ＥＭ）エネルギを前記ファラデー箱内に注入し、それにより前記容器内に注入し、前記ファラデー箱の壁に対する前記プローブの位置は、前記ファラデー箱内の前記動作周波数の反射されたＥＭエネルギが前記プローブの位置で同相になることにより、前記動作周波数における前記容器内への電力伝達が最適化されるように選択されるように構成された、前記同調プローブアンテナと、
前記ベースに設置され、かつ、前記作動ＲＦ場に応じて前記容器内に生成されたＲＦＩＤデータ信号を受信するように構成された、受信アンテナ（４３２）と、
前記受信アンテナから前記ＲＦＩＤデータ信号を受信し、前記データ信号を処理するように構成された前記ベースに設置されたＲＦＩＤリーダユニット（４４０）と、
前記リーダユニットから前記処理されたデータ信号を受信し、前記処理されたデータ信号を遠隔地へ通信するように構成された前記ベースに設置された通信ユニットと、
少なくとも前記プローブアンテナおよび前記受信アンテナが、前記ファラデー箱内に設置され、
前記遠隔地に設置されたデータベースであって、前記品物にそれぞれ取り付けられた前記タグのデータ識別情報と相関する前記タグ付き品物に関する情報を含むデータベース（３２０）と、
前記処理されたデータ信号を受信し、前記データ信号を前記データベースと比較し、前記比較に基づいて前記タグ付き品物に関する情報を提供するように構成された、前記遠隔地に設置されたリモートプロセッサ（３１０）と、
を備えることを特徴とする、ＲＦＩＤ使用可能モジュールシステム。
前記比較に基づいた前記タグ付きの品物に関する情報が、以下の情報、すなわち、
再発注のために最小／最大レベルと比較される在庫レベル、
偽造防止、
電子ペディグリ／シリアル番号化能力、
ロット管理、
投薬ミスの防止、
ＮＤＣ管理、および
使用期限管理、
の少なくとも１つを含むことをさらに特徴とする、請求項１に記載のＲＦＩＤ使用可能モジュールシステム。
前記リーダが、スケジュールに従って、前記容器に、前記ＲＦ場を確立するように構成されることをさらに特徴とする、請求項１に記載のＲＦＩＤ使用可能モジュールシステム。
前記プローブアンテナが、前記容器内の品物数の増減に対応するために、自動的に再同調して、前記容器の周波数と共振しない周波数において、前記容器内に前記安定した作動ＲＦ場を確立するように構成されることをさらに特徴とする、請求項１に記載のＲＦＩＤ使用可能モジュールシステム。
前記ベースのサイズが、前記ベースが前記容器のサイズに合致して適合されるように選択されることにより、前記モジュールシステムが、前記容器に後付けするように使用されることをさらに特徴とする、請求項１に記載のＲＦ使用可能モジュールシステム。
複数のプローブアンテナと、複数の受信アンテナとをさらに備え、前記リーダが前記複数のアンテナの間の前記ベースの中央に設置されることをさらに特徴とする、請求項１に記載のＲＦ使用可能モジュールシステム。
４つの受信アンテナと、２つのプローブアンテナと、２つのスイッチとを備え、前記リーダが、前記ベースに取り付けられるＲＦＩＤリーダ回路基板を備え、前記プローブアンテナ、前記スイッチおよび前記リーダが、前記アンテナ間の中央に設置されたＲＦＩＤリーダ回路基板に取り付けられることをさらに特徴とする、請求項６に記載のＲＦ使用可能モジュールシステム。
ＲＦＩＤタグ付きの品物が配置されるサイズの容器内にＲＦ場を確立するために、前記容器をＲＦＩＤ使用可能にする方法であって、
前記容器に対して完全にファラデー箱を形成する、ステップと、
ＲＦＩＤタグ付きの品物が配置される容器に対して選択された場所にベースを取り付けるステップであって、前記ベースは、ベースおよび前記ベースのコンポーネントが前記容器内に配置された品物のＲＦＩＤタグと相互作用するように、前記容器サイズと適合するように選択されたベースサイズを有する、ステップと、
前記ＲＦＩＤタグの動作周波数において、この動作周波数は前記容器の共振周波数以外であり、前記容器内に安定した作動ＲＦ場を確立するように、前記ベースに取り付けられた同調プローブアンテナを励起するステップであって、前記プローブは、前記動作周波数において前記ファラデー箱内に電磁（ＥＭ）エネルギを注入し、前記ファラデー箱の金属製の壁に対する前記プローブの位置が、前記ファラデー箱内の前記動作周波数の反射されたＥＭエネルギが、前記プローブの位置において同相になり、これにより、前記動作周波数における前記容器内への電力伝達が最適化されるように選択されるように構成され、前記安定した作動ＲＦ場は、前記容器に配置されたすべてのＲＦＩＤタグ付きの品物に及ぶ、ステップと、
ＲＦＩＤタグが前記安定した作動ＲＦ場によって作動された後、前記容器内の品物にＲＦＩＤタグからＲＦＩＤ個体識別データ信号を受信するステップと、
前記容器内の前記作動した品物からＲＦＩＤデータ信号を読み取り、処理するステップと、
前記処理されたＲＦＩＤデータ信号を遠隔地に通信するステップと、
を含む方法。
前記容器内のＲＦＩＤタグ付きの品物数の増減に対応するために、前記プローブアンテナを自動的に再同調して、非共振周波数において、前記容器内に安定した作動ＲＦ場を確立する、ステップを含むことをさらに特徴とする、請求項８に記載の方法。
前記遠隔地に位置されたリモートプロセッサ（３１０）において前記処理されたデータ信号を受信するステップと、前記受信され処理されたデータ信号と前記データベースとを比較するステップと、前記比較に基づいて前記タグ付き品物に関する情報を提供するステップとをさらに特徴とする請求項８に記載の方法。