JP2013517017A - 化粧品スティックを展開させる機構、関連する装置および方法 - Google Patents

化粧品スティックを展開させる機構、関連する装置および方法 Download PDF

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Abstract

機構は、内側中空スリーブ(60)と、内側スリーブ(60)の周りに回転可能に取り付けられた外側スリーブ(62)とを備える。外側スリーブ(62)は、らせんトラック(105)を画定し、内側スリーブ(60)は、らせんトラック(105)と交差する軸方向トラック(72)を画定する。機構は、スティック(12)を保持するカップ(64)を備える。内側スリーブ(60)が外側スリーブ(62)に対して回転する場合に、内部後退位置および外部展開位置の間の軸方向移動が防止されている初期形態から、内側スリーブ(60)および外側スリーブ(62)の相対回転が内部後退位置および外部展開位置の間のカップ(64)の軸方向移動を引き起こす使用形態に、カップ(64)は作動されることができる。

Description

本発明は、化粧品スティックを展開させる機構に関連し、該機構は、
− 縦軸を有する内側中空スリーブと、
− 内側スリーブの周囲に回転可能に取り付けられた外側スリーブであって、内側スリーブと外側スリーブのうちの一方の部材は、らせんトラックを画定し、内側スリーブと外側スリーブのうちの他方の部材は、らせんトラックに交差する軸方向トラックを画定する、外側スリーブと、
− スティックを保持するカップであって、カップはらせんトラックおよび軸方向トラックに係合する突出部を有し、内側スリーブ内で内部後退位置と外部展開位置との間を軸方向に移動可能であるカップと、
を備える。
化粧品は、特に1993年6月14日付のEEC議会指令93/35によって定められた製品である。
化粧品は、好都合に自立式スティック形状のペースト状製品である。スティックは、好都合に使用者の肌および/またはケラチン繊維を化粧するための製品である。特にスティックは、口唇を少なくとも部分的にカバーするために使用者の口唇に堆積されるよう意図されたリップスティックである。
機構は、保持デバイスまたはケーシングの中空基部に取り外し可能に取り付けられるよう意図されている。カバーは通常中空基部の周囲に係合され、例えば使用者のハンドバッグに装置が収納される場合に機構をカバーする。
このタイプの既知のデバイスは、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、および特許文献6に開示されている。
機構が中空基部に取り付けられる場合、中空基部は、通常機構の内側スリーブに係合し、内側スリーブと共に外側スリーブに対して回転移動可能となっている。
化粧品スティックを使用する前に、使用者はカバーを開く。そして、使用者は、一方の手で外側スリーブをつかみ、他方の手で中空基部をつかむ。使用者はその後中空基部を外側スリーブに対して回転させ、スティックを機構の外へ展開させる。
機構は、取り外し可能であり、スティックを使い切った後で、または使用者が例えば異なる色の異なるスティックを使用したい場合に別の類似の機構と交換することができる。
したがってこのようなデバイスは、経済的であり、かつ使用についての優れた柔軟性がある。
しかし、このデバイスは完全に満足するものではない。実際、機構は中空基部とは独立して供給されるため、機構が中空基部に挿入される前に内側スリーブが外側スリーブのまわりに誤って回転する可能性がある。
外側スリーブに対する内側スリーブの非制御回転は、内側スリーブ外部へのスティックの展開を導き、それはスティックが壊れる、および/または機構を運ぶハンドバッグが汚れる等の潜在的な欠点を伴う。
この問題を克服するために、特許文献7は、取り外し可能なスティック展開機構を開示し、該スティックにおいては、内側スリーブの回転ノブへのアクセスが外側スリーブに区切られた外側保護スカートによって妨げられる。結果として、内側スリーブは、ほとんど完全に外側スリーブによって覆われる。これは、内側スリーブへのアクセスを制限し、偶発的にスティックが展開する危険性を減らす。
しかし、この解決策は完全に満足するものではない。実際、外側スリーブの下部開口部を通る軸方向のアクセスによりスティックが回転する可能性が残っている。
さらに、中空基部は、外側スリーブの保護スカートを収容するよう考案されていなければならず、構造が複雑になり、かつ費用がかかる。
米国特許第6312179号明細書 米国特許第2858937号明細書 米国特許第2913103号明細書 仏国特許第1172681号明細書 英国特許第853306号明細書 欧州特許第0428794号明細書 国際公開第95/01743号パンフレット
したがって本発明の目的は、初めて使用する前に安全に扱うことができ、かつ保持デバイスへ機構を挿入すると容易に使用することができる取り外し可能なスティック展開機構を提供することである。
本発明の別の目的は、低コストかつ単純構造のこのようなスティック展開機構を提供することである。
そのために本発明は、中空基部へ機構を挿入すると、任意の相対回転角度で内側スリーブが外側スリーブに対して回転する場合に、内部後退位置および外部展開位置の間の軸方向移動が防止される初期形態から、所定の相対回転角度を越える内側スリーブおよび外側スリーブの相対回転が、内部後退位置および外部展開位置の間のカップの軸方向移動を引き起こす使用形態に、カップを作動させることができることを特徴とする上述のタイプの機構に関連する。
本発明による機構は、単独、または任意の技術的に可能な組み合わせで採用される、1つまたは複数の以下の特徴を備えることができる:
− カップは、縦軸に沿って初期形態および使用形態の間で内側スリーブおよび外側スリーブに対して軸方向に移動可能である
− 機構は、内部後退位置および外部展開位置の間のカップの軸方向移動を防ぐ防止手段を備え、防止手段は、初期形態においてカップと協働する
− らせんトラックは、突出部が第1部分に受容される場合に、外側スリーブに対する内側スリーブの回転がカップの軸方向移動を引き起こす第1らせん部分を備え、防止手段は、らせんトラックの第2保持部分を備え、突出部が第2部分に受容される場合に、任意の相対回転角度での外側スリーブに対する内側スリーブの回転がカップの軸方向の位置を維持する
− らせんトラックは、下縁部によって画定され、下縁部は、第1部分において縦軸に対して傾斜し、下縁部は、第2部分において略軸方向に延在する
− 第2部分は、第1部分の下端部に位置する
− 機構は、初期形態および使用形態の間でカップを案内するための案内手段を備える
− 案内手段は、カップが初期形態から使用形態へ動く場合に、らせんトラックの第2部分かららせんトラックの第1部分へ突出部を駆動させることができる、軸方向トラックの案内部分を備える
− 軸方向トラックは、第1軸方向に延在する主軸部分と、主軸部分に対して横に延在する下部横方向部分と、下部横方向部分から第2軸方向に軸方向に延在する案内部分と、を備える。
本発明はまた、化粧品スティックを保持するデバイスに関連し、該デバイスは、
− 空洞を形成する中空支持基部と、
− 上記に定義された機構であって、該機構は、中空基部から離れた位置と、中空基部の空洞に挿入された位置との間を中空基部に対して移動可能であり、機構を中空基部の空洞に挿入すると、カップは、初期形態および使用形態の間で作動する、機構と、
を備える。
本発明によるデバイスは、単独、または任意の技術的に可能な組み合わせで採用される、1つまたは複数の以下の特徴を備えることができる:
− カップと、内側スリーブおよび外側スリーブの少なくとも1つとの間の相対移動を引き起こすために、中空基部カップと、内側スリーブと、外側スリーブとのうちの1つの部材に係合することができる作動突起を備え、初期形態から使用形態へカップを作動させることができる
− 中空基部へ機構を挿入すると、作動突起がカップに接触し、カップを初期形態および使用形態の間で移動させる
− 内側スリーブおよび外側スリーブの一方は、ノブを備え、中空基部は、機構が中空基部に挿入される場合に、ノブに係合することができる作動面を形成し、中空基部と、内側スリーブおよび外側スリーブの一方とは共同で、内側スリーブおよび外側スリーブの他方に対して縦軸の周りに回転移動可能である
− デバイスは、中空基部に係合可能な取り外し可能なカバーを備え、該カバーおよび中空基部は、機構を受容する内部空間を形成する。
本発明はさらに、化粧品を使用者の体表面に適用するための化粧品スティックを準備する方法に関連し、該方法は、以下のステップを備える:
− 上記に定義されたデバイスを供給するステップであって、機構は、中空基部から離れた位置にあり、カップは、内部後退位置および外部展開位置の間の軸方向移動が防止される初期形態にある、ステップ
− 機構を中空基部の空洞に挿入するステップであって、挿入は、初期形態から使用形態へのカップの作動を引き起こす、ステップ
− 内側スリーブおよび外側スリーブが縦軸の周りに相対回転するステップであって、内部後退位置および外部展開位置の間のカップの軸方向の摺動を引き起こす、ステップ。
本発明は、添付の図面の参照とともに単なる一例として与えられる以下の説明からよく理解されるだろう。
機構が中空基部に装着された本発明による第1デバイスを示す軸方向中央面に沿った断面図である。 図1に示すデバイスの中空基部部材の同じ軸方向中央面に沿った断面図である。 図1に示すデバイスの機構の正面図である。 図2の中空基部への最初の導入前の図3の機構を示す軸方向中央面に沿った断面図である。 図3の機構の内側スリーブの正面図である。 図3の機構の外側スリーブを示す軸方向中央面に沿った断面図である。 カップが初期収納形態にある、図3の機構を示す外側スリーブを透明にした正面図である。 外側スリーブおよび内側スリーブが部分的に回転した図7に類似した図である。 中空基部への機構の挿入後の図7に類似した図である。
以下の説明において、方向は、図の表示を基準として理解されなければならない。
本発明による化粧品のスティック12を保持する第1デバイス10は、図1〜図9に示されている。デバイス10は、概して図1において垂直な縦軸A−A’に沿って延在している。
化粧品は、使用者の体表面に適用されるよう意図された、好都合にペースト状の製品である。体表面は、例えばケラチン繊維または使用者の肌であり、特に口唇などの組織である。
スティック12は、化粧品の自立型のブロックによって形成されている。
使用者の体表面に接触する際は、スティックの表面部分は、体表面に堆積することができる。
製品は、好都合にリップスティックであり、有色または無色とすることができる。
最初に使用する前のスティック12は、円筒の基部14と、平坦部18を有することができるテーパー状の上端部16とを有する略弾丸形状である。
保持デバイス10は、中空基部20と、取り外し可能なカバー22と、スティックを収納および展開するための機構24とを備える。本発明によると、機構24は、以下に詳細に説明するように、中空基部20から取り外し可能である。
図1および図2に示されるように、中空基部20は、横壁26と、底壁28とを備え、横壁26および底壁28は、機構24を受容するための挿入空洞30を形成する。
中空基部20はまた、機構24を把持するための把持部材32と、空洞30内部で機構24を軸方向に保持するための保持部材34と、を備える。
本発明によると、中空基部20はまた、以下に説明するように機構24を作動するための軸方向突起36を備える。
横壁26は、略管状、例えば軸A−A’周りに円筒状である。横壁は、上端部周りにカバー22を支持する外側肩部38と、環状の外側肩部38の上に、横壁26の外面から半径方向に突出する複数の保持スパッド40と、を形成する。
横壁26および底壁28は、デバイス10の外面を形成する。
底壁28は、デバイス10を垂直位置に置くための平らな下面42を形成し、凹状内面44は、空洞30の底部を形成する。底壁28および横壁26は、内部空洞30に位置する内側肩部46を周壁26の下縁部に沿って形成する。
空洞30は、横壁26によって横方向が画定され、かつ底壁28の内面44によって軸方向の下方が画定される。
空洞30は、機構24を挿入するための上部開口部48を通り上方向に開口する。
把持部材32は、軸A−A’周りに角度をなして分布したいくつかの歯50を備える。各歯50は、内側肩部46の上を空洞30内部の軸A−A’に向かって半径方向に突出する。示された例においては、中空基部20は、約90°の角度で離間した4つの歯50を備える。
保持部材34は、横壁26の内面に空洞30内部に半径方向に突出する半径方向の隆起部52によって形成される。
隆起部52は、歯50の上に位置し、かつ軸A−A’の周りに角度をなして分布している。各隆起部52の半径方向の厚さは、壁26の半径方向の厚さ以下であり、スティック12を使い切った場合に機構24を取り外すことができる。
作動突起36は、細長いピン54によって形成される。細長いピン54は、底壁28の凹状内面44から空洞30内部へ軸A−A’に沿って軸方向に突出する。
細長いピン54は、機構24と協働するよう意図された上部横面56を有する。上部面56は、保持部材34の上かつ外側肩部38および上部開口部48の下に位置する。軸A−A’に沿ったピン54の高さは、軸A−A’に沿った空洞30の最大高さの概ね0.2倍〜0.5倍の間である。
カバー22は、機構24の上部を受容することができる上部空洞59を形成する。
機構24は、中空基部20に取り外し可能に取り付けられる。機構は、空洞30の外部に、中空基部20から離れて配置される位置と、機構24が上部開口部48を通り空洞30内部に挿入された位置との間を、中空基部20に対して移動可能である。
図1、図3および図4に示されるように、機構24は、内側スリーブ60と、内側スリーブ60の周囲に軸A−A’の周りに回転可能に取り付けられた外側スリーブ62と、案内突起65を有するカップ64とを備え、カップ64は、内側スリーブ60の内部で軸方向に摺動可能である。
内側スリーブ60は、ほぼ軸A−A’に沿って延在する。内側スリーブは、管状上壁66と、中空基部20によって把持されるよう意図された下部ノブ68とを備える。
内側スリーブ60は、カップ64が摺動する内部管腔70と、図5に見えるように、管腔70の内部においてカップ64の移動を案内するための軸方向摺動トラック72とを形成する。
機構24の軸A−A’に沿った全体の高さは、スティック12の高さよりも高い。機構24の高さは、初めて使用する前のスティック12の高さの少なくとも1.2倍よりも高い。
管状壁66の高さは、初めて使用する前のスティック12の高さにほぼ等しい。管状壁は、ノブ68および上端部に形成された上部カラー74の間を軸方向に延在する。
上部カラー74は、軸A−A’から外に半径方向に突出する。
ノブ68の高さは、管状壁66の高さよりも低い。管状壁66およびノブ68は、外側スリーブ62を回転可能に支持する外側環状ステップ76を形成する。
ノブ68は、周壁78、横方向底壁80、波形部82および中空基部20と協働する環状リブ84を備える。
横方向底壁80は、管腔70内部へ作動突起36を挿入するための中央開口部86を形成する。
波形部82は、周壁78の下縁部の周囲に延在する。波形部82は、下方へ開口する一連の軸方向に隣接する切欠き88を形成する。各切欠き88は、歯50の形に相補的な形を有する。したがって機構24が挿入された位置にある場合に、各歯50は、相補的な切欠き88に相補的に受容されて互いに係合する。
環状リブ84は、軸A−A’まわりに延在する。リブ84は、機構24が中空基部20内部に挿入された位置にある場合に、リブ84に、かつリブの上に適用される保持部材34と協働するよう意図されている。
管腔70は、管状壁66によって側面にそって画定され、かつ横壁80によって横方向に画定される。
管腔は、管状壁66の上縁部におけるカラー74によって区切られた抽出開口部89を通じて上方に開口する。管腔70はまた、横壁80に形成された中央開口部86を通じて下方に開口する。
図5に示すように、軸方向案内トラック72は、上部管状壁66を通り延在するスロットによって形成される。トラック72は、管腔70の内部へカップ64を挿入するための上部スリット90と、上部横方向部分92と、中部軸方向部分94と、下部横方向部分96と、下部軸方向案内部分98とを備える。
上部スリット90は、上部カラー74を分割する。上部スリットは、上方に開口し、かつ上部横方向部分92に下方に開口する。
静止状態では、スリット90の幅は、案内突起65の最大横寸法よりも小さい。案内突起65を軸方向案内トラック72に挿入するために、スリット90は、上部カラー74の弾性変形により広がることができる。
上部横方向部分92は、軸A−A’回りに円周方向に第1円周方向D1へ延在する。横方向部分92の長さは、案内突起65の最大横寸法にほぼ等しい。
上部横方向部分92は、上部カラー74の近くまで延在する。その最大高さは、好都合に案内突起65の高さの1.5倍より下方にある。
中部軸方向部分94は、軸A−A’に平行に延在する。その幅は、案内突起65の幅にほぼ等しい。その高さは、上部管状壁66の50%の高さよりも高い。
下部横方向部分96は、中部軸方向部分94の下端部から方向D1と逆の円周方向D2に延在する。
下部横方向部分の円周方向の長さは、案内突起65の最大横寸法の3倍よりも好都合に短い。
下部軸方向案内部分98は、下部横方向部分96の自由端から延在する。部分98は、中部軸方向部分94から離間し、かつ平行である。部分98は、軸方向部分94とは逆の軸方向D3に下方へ延在する。
下部軸方向案内部分98の高さは、案内突起65の高さよりも高い。
上部管状壁66はまた、外側環状ステップ76の上の壁66を通り延在するいくつかの窓100を形成する。
図1、図4および図6に示すように、外側スリーブ62は、内側スリーブ60を挿入するための貫通孔104を形成する周壁102と、周壁102内部におけるカップ64の摺動を案内するためのらせんトラック105と、を備える。
周壁102は、上縁部の周囲に上部内側環状肩部106を画定し、かつ下縁部の周囲に下部内側環状肩部108を画定する。
周壁102の高さは、上部管状壁66の高さにほぼ等しい。
貫通孔104を形成する周壁102の内面は、上部管状壁66の外面に相補的な形を有する。
したがって内側スリーブ60は、周壁102内部の軸A−A’周りに回転可能に取り付けられる。上部カラー74は、上部環状肩部106に受容され、収容され、および外側環状ステップ76は、下部環状肩部108に受容される。
らせんトラック105は、周壁102内で画定される。らせんトラックは、軸A−A’の周りにらせん形に延在する。らせんトラック105は、管腔70内部でカップ64を持ち上げるための上部らせん部分110を備える。本発明によると、らせんトラック105はまた、初めて使用する前にカップ64を軸方向に保持する下部保持部分112を備える。
トラック105は、上部らせん縁部114および下縁部116の間に形成された溝によって画定される。トラック105は、軸A−A’へ半径方向に開口する。
上部分110は、周壁102の50%の高さを越えて延在する。らせん部分110は、軸A−A’周りに360°以上、好都合には720°以上の角度で延在する。
上部分110の最小の幅は、案内突起65の最大横幅にほぼ等しい。上部分110において、下縁部116および上縁部114の両方は、らせん状である。
下部保持部分112の軸A−A’に平行な高さは、案内突起65の最大高さよりも高い。保持部分112の高さは、下部軸方向案内部分98の高さよりも低い。下部分112におけるトラック105の下縁部116は、軸方向に延在し、かつ軸A−A’に平行な軸方向架台部117を形成する。
この例において、下部保持部分112は、直角三角形であり、三角形の直角は、軸方向架台部117および下部環状肩部108の間に形成される。
軸方向案内トラック72およびらせんトラック105は、図7〜図9に見えるように、少なくとも交差部分118において互いに面するように配置される。この交差部分118は、軸A−A’周りに内側スリーブ60および外側スリーブ62の間で相対回転する際に、軸方向案内トラック72に沿って軸方向に移動する。
カップ64の高さは、管腔70の半分の高さよりも低い。カップ64は、スティック12を保持するために外側周壁130と、底部支持壁132と、任意にリブ134とを備える。
外側周壁130は、管腔70の内部断面と相補的な横断面を有する外面を有し、軸A−A’に沿って移動する場合にカップ64が内側スリーブ68によって誘導されることができる。
底部支持壁132は、外側周壁130の下縁部近くに位置する。底部支持壁は、スティック12を受容するために上方に開口する上部ハウジング136を形成する。底部支持壁132はまた、下部空洞138を形成する。
リブ134は、外側周壁130から底部支持壁132へ上部ハウジング136内部に半径方向に延在する。それらは、略三角形である。
案内突起65は、軸A−A’に対して半径方向に延在する。案内突起は、周壁130の外面から突出している。この例において、突起65は、円筒形である。周壁130から半径方向に沿った半径方向の突起の厚さは、軸方向トラック72の深さと、らせんトラック105の深さとの合計にほぼ等しい。
突起の最大横寸法を表す直径は、中部軸方向部分94における軸方向トラック72の幅にほぼ等しく、かつ第1らせん部分110におけるらせんトラック105の幅にほぼ等しい。
以下に説明するように、内側スリーブ60および外側スリーブ62の間の軸A−A’周りの任意の相対回転がカップ64の軸方向移動を引き起こさない図4に示す下方初期形態と、内側スリーブ60および外側スリーブ62の相対回転の際にカップが管腔70内にて図1に示す内部後退位置および外部展開位置(図示せず)の間でスライド可能となる図1に示す使用形態と、の間でカップ64は、内側スリーブ68の管腔70内で軸方向に移動可能である。
図7に示すように、初期形態において、突起65は、らせんトラック105の第2保持部分112、および軸方向案内トラック72の下部軸方向案内部分98の下部に位置する。
この形態において、内側スリーブ60および外側スリーブ62がどのような角度で相対回転しても、カップ64は、軸A−A’に沿って軸方向に移動することが防止される。さらに、図8に示すように、内側スリーブ60に対する外側スリーブ62の所定の回転角度を越えて、突起65は、軸方向部分117に当接する。
使用形態において、カップ64は、内部後退位置に向かって作動突起36によって軸方向上方に押される。
この位置において、突起65は、下部軸方向案内部分98の上部へ持ち上げられる。突起65は、第2保持部分112の上で、らせんトラック105の上縁部に対して接触した状態で保持される。
スティック12は、抽出開口部89から突出することなく、完全に管腔70に収容された状態のままである。
所定の角度を越える外側スリーブ62に対する内側スリーブ60の回転は、突起65のらせんトラック105の傾斜した下縁部116との接触を引き起こし、カップ64のカム効果を誘起する。カップ64はその後、外側の位置に向かって軸方向トラック72において持ち上げられる。
外側の位置において、カップ64は、らせんトラック105の第1部分110内部と、連続する下部横方向部分96、中部軸方向部分94、および上部横方向部分92内とにおける突起65の摺動によって管腔70内部で上昇する。
カップ64は、管腔70の上部カラー74の近く位置する。
この上部位置において、スティック72は、管腔70から突出し、使用者の体表面に接触することができる。
デバイス10の組み立ては、以下に説明される。
最初に、機構24が組み立てられる。この目的のために、内側スリーブ60と、外側スリーブ62と、カップ64とが個別に提供される。カップ64は上部カラー74によって形成された開口部89を通り内側スリーブ60の管腔70に最初に挿入される。
上部管状壁66は、軸方向案内トラック72に案内突起65を挿入するために変形し、上部スリット90の幅が広くなる。
そしてカップ64は、軸A−A’に沿って摺動することによって管腔70内部において下方へ駆動される。案内突起65は、中部軸方向部分94を通り、下部横方向部分96を通り、かつ下部軸方向案内部分98を通り下方へ摺動する。
そして、外側スリーブ62は、内側スリーブ60の周囲に回転可能に取り付けられる。
外側スリーブ62の下端は、内側スリーブ60の上端部の周囲に係合され、かつ周壁102の下部環状肩部108が下部ノブ68の外側環状ステップ76に当接するまで外側スリーブ62は下方へ押される。同時に、上部管状壁66の上部カラー74は、外側スリーブ62の周壁102に作られた上部環状肩部106に入る。
外側スリーブ62は、内側スリーブ60に対する軸A−A’に沿った移動に関して固定される。外側スリーブ62はまた内側スリーブ60に対して軸A−A’周りに回転可能である。
カップ64のこの初期形態において、カップ64の案内突起65は、らせんトラック105の保持部分112に位置する。
図8に示すように、外側スリーブ62および内側スリーブ60が軸A−A’の周りに互いに対して誤って回転したとしても、下縁部116の形態により、かつ下縁部116の軸方向部分117に対する案内突起65の当接により、カップ64は同じ軸方向位置のままである。これは、外側スリーブ62に対する内側スリーブ60の任意の角度の移動の場合である。
そしてスティック12が管腔70を通りカップ64内に挿入される。リブ134の本体14への挿入により、スティック12はカップ64内に固定される。
そして、機構24は、管腔70内部のカップ64の望まれない軸方向移動が起こる危険性なく、中空基部20とは別に支持されることができる。
スティック12は、機構24が中空基部20に挿入されるまで管腔70内に全体が安全に保持されることができ、例えばハンドバッグに機構24を保管する間にスティック12が壊れる危険性、汚染の危険性を抑える。
化粧品を使用者の体表面に適用するための保持デバイス10の使用法は、以下に説明される。
必要な場合に、使用者は、機構24を掴み、その下端を中空基部20によって画定された挿入空洞30に挿入する。
内側肩部46に位置する歯50が下部ノブ68の波形端部の対応する切欠き88に入るまで、下部ノブ68は、底壁28へ向かって下方へ移動する。
機構24は、保持部材34がノブ68の周壁78の周囲に位置する環状リブ84に、およびその上に係合することにより、挿入空洞30に固定される。
下部ノブ68の空洞30への挿入中、作動突起36は、ノブ68の横方向底壁80に形成された中央開口部86を通り管腔70に入る。
細長いピン54の上部横面56は、カップ64の底部支持壁132に当接し、軸A−A’に沿ってカップ64を使用形態へ内側スリーブ60および外側スリーブ62に対して上方へ押す。
カップ64の軸方向移動の過程では、案内突起65は、下部軸方向案内部分98において上へ摺動し、軸方向案内トラック72の下部横方向部分96に到達する。
同時に、案内突起65は、らせんトラック105の第2保持部分112を出て、かつ下縁部116の軸方向部分117の上を越える。図9に示すように、突起65は、らせんトラック105のらせん部分110における下縁部116の傾斜部分に一致して、配置される。
カップ64は、管腔70内の内部後退位置を占める。
この位置において、使用者は、外側スリーブ62および内側スリーブ60の軸A−A’周りの相対回転を自由に作動させ、外側の位置に向かってカップ64を上げることができる。
それに応じて、使用者は、一方の手の指で外側スリーブ62をつかみ、他方の手の指で中空基部20をつかむ。
把持部材32の歯50が、下部ノブ68の対応する切欠き88に係合されるため、外側スリーブ62に対する中空基部30の軸A−A’周りの相対回転は、内側スリーブ60の対応する回転を引き起こす。
下部横方向部分96の角度範囲に対応する所定の角度を越える場合、回転により、軸方向案内トラック72およびらせんトラック105の交差部分118は軸方向トラック72に沿って上方に移動し、これは案内突起65に対する傾斜した下縁部のカム効果によって、機構24の上端部へのカップ64の摺動を導く。
この移動の過程で、スティック12は、管腔70の外へ突出する。
案内突起65が上部横方向部分92に到達する場合、カップ64は、外部展開位置にロックされる。そして使用者は、化粧品を体表面に堆積させるために、スティック12の外表面を体表面に適用することができる。
そして、使用者は使用後に、反対の相対方向における内側スリーブ60および外側スリーブ62の相対回転によって、機構24内へスティック12およびカップ64を下方へ引っ込めることができる。
したがって機構24は、一旦中空基部20に挿入されると、きわめて容易に使用することができる。
必要であれば、スティック12を使い切った場合、または使用者が保持デバイス10によって分配される化粧品を変えたい場合に、使用者は、機構24を取り外すことができる。
変形例において、軸方向トラック72は、下部横方向部分96を有しない。案内部分98は、主軸方向部分94と同じ軸に沿って延在する。
使用形態においてカップ64を通過させる際に、カップ64は、ほぼ0度の角度で外側スリーブ62に対して内側スリーブ60を回転した後に、軸方向部分94を上昇することができる。
逆のことが指定されない限り、不定冠詞(“a”)または「1つの」という言葉は、「少なくとも」または「少なくとも1つの」として理解されるべきである。
10 デバイス
12 スティック
20 中空基部
22 カバー
24 機構
26 横壁
28 底壁
30 空洞
32 把持部材
34 保持部材
36 作動突起
59 上部空洞
60 内側スリーブ
62 外側スリーブ
64 カップ
65 案内突起
68 下部ノブ
70 管腔
72 軸方向トラック
90 上部スリット
92 上部横方向部分
94 中部軸方向部分
96 下部横方向部分
98 下部軸方向案内部分
105 らせんトラック
110 第1部分
112 保持部分
114 上縁部
116 下縁部
117 軸方向部分
118 交差部分

Claims (15)

  1. 中空支持基部(20)に挿入されることを意図された、化粧品スティック(12)を展開するための機構(24)であって、該機構(24)は、
    − 縦軸(A−A’)を有する内側中空スリーブ(60)と、
    − 前記内側スリーブ(60)の周りに回転可能に取り付けられた外側スリーブ(62)であって、前記内側スリーブ(60)および前記外側スリーブ(62)の一方の部材が、らせんトラック(105)を画定し、前記内側スリーブ(60)および前記外側スリーブ(62)の他方の部材が、前記らせんトラック(105)に交差する軸方向トラック(72)を画定する、外側スリーブ(62)と、
    − 前記スティック(12)を保持するカップ(64)であって、該カップ(64)は、前記らせんトラック(105)および前記軸方向トラック(72)に係合する突出部(65)を有し、前記カップ(64)は、前記内側スリーブ(60)内で内部後退位置と外部展開位置との間を軸方向に移動可能である、カップと、
    を備え、
    前記中空基部(20)に前記機構(24)を挿入すると、任意の相対回転角度で前記内側スリーブ(60)が前記外側スリーブ(62)に対して回転する場合に、前記内部後退位置および前記外部展開位置の間の軸方向移動が防止される初期形態から、所定の相対回転角度を越える前記内側スリーブ(60)および前記外側スリーブ(62)の相対回転が内部後退位置および外部展開位置の間の前記カップ(64)の軸方向移動を引き起こす使用形態に、前記カップ(64)を作動させることができることを特徴とする、機構。
  2. 前記カップ(64)が前記初期形態および前記使用形態の間を前記縦軸(A−A’)に沿って、前記内側スリーブ(60)および前記外側スリーブ(62)に対して軸方向に移動可能であることを特徴とする、請求項1に記載の機構(24)。
  3. 前記内部後退位置および前記外部展開位置の間の前記カップ(64)の前記軸方向移動を防止するための防止手段(112,117)を備え、前記初期形態において、前記防止手段(112,117)は、前記カップ(64)と協働することを特徴とする、請求項1または2に記載の機構(24)。
  4. 前記らせんトラック(105)は、第1らせん部分(110)であって、前記突出部(65)が前記第1部分(110)に受容される場合に、前記外側スリーブ(62)に対する前記内側スリーブの回転が前記カップ(64)の軸方向移動を引き起こす、第1らせん部分(110)を備え、
    前記防止手段(112,117)は、前記らせんトラック(105)の第2保持部分(112)であって、前記突出部(65)が前記第2部分(112)に受容される場合に、任意の相対回転角度での前記外側スリーブ(62)に対する前記内側スリーブ(60)の回転が前記カップ(64)の前記軸方向の位置を維持する、第2保持部分(112)を備えることを特徴とする、請求項3に記載の機構(24)。
  5. 前記らせんトラック(105)が下縁部(116)によって画定され、前記下縁部(116)は、前記第1部分(110)において前記縦軸(A−A’)に対して傾斜し、前記下縁部(116)は、前記第2部分(112)において略軸方向に延在していることを特徴とする、請求項4に記載の機構(24)。
  6. 前記第2部分(112)が前記第1部分(110)の下端部に位置することを特徴とする、請求項4または5に記載の機構(24)。
  7. 初期形態および使用形態の間で前記カップ(64)を案内するための案内手段(98)を備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の機構(24)。
  8. 前記案内手段は、前記軸方向トラック(72)の案内部分(98)を備え、該案内部分(98)は、前記カップ(64)が初期形態から使用形態に移動する場合に、前記らせんトラック(105)の前記第2部分(112)から前記らせんトラック(105)の前記第1部分(110)へ前記突出部(65)を駆動することができることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一項と組み合わせた請求項7に記載の機構(24)。
  9. 前記軸方向トラック(72)が、第1軸方向に延在する主軸方向部分(94)と、前記主軸方向部分(94)に対して横方向に延在する下部横方向部分(96)と、前記下部横方向部分(96)から第2軸方向の軸方向に延在する前記案内部分(98)と、を備えることを特徴とする、請求項8に記載の機構(24)。
  10. 化粧品スティックを保持するデバイス(10)であって、
    − 空洞(30)を形成する中空支持基部(20)と、
    − 請求項1〜9のいずれか一項に記載の機構(24)であって、前記機構(24)は、前記中空基部(20)から離れた位置と前記中空基部(20)の前記空洞(30)に挿入された位置との間で、前記中空基部(20)に対して移動可能であり、前記機構(24)を前記中空基部(20)の前記空洞(30)に挿入すると、前記カップ(64)は、初期形態および使用形態の間で作動する、機構と、
    を備えるデバイス(10)。
  11. 前記中空基部(20)が作動突起(36)を備え、該作動突起は、前記カップ(64)と前記内側スリーブ(60)および前記外側スリーブ(62)の少なくとも1つとの間の相対移動を引き起こすために、前記カップ(64)と前記内側スリーブ(60)と前記外側スリーブ(62)とのうちの1の部材に係合することができ、初期形態から使用形態へ前記カップ(64)を作動させることができることを特徴とする、請求項10に記載のデバイス(10)。
  12. 前記機構(24)を前記中空基部(30)に挿入すると、前記作動突起(36)が前記カップ(34)に接触し、前記カップ(64)を初期形態および使用形態の間で移動させることを特徴とする、請求項11に記載のデバイス(10)。
  13. 前記内側スリーブ(60)および前記外側スリーブ(62)の一方が、ノブ(68)を備え、前記中空基部(20)は、前記機構(24)が前記中空基部(20)に挿入される場合に、前記ノブ(68)に係合することができる作動面を形成し、前記中空基部(20)と前記内側スリーブ(60)および前記外側スリーブ(62)の一方とは共同で、前記内側スリーブ(60)および前記外側スリーブ(62)の他方に対して前記縦軸(A−A’)の周りに回転移動可能であることを特徴とする、請求項10〜12のいずれか一項に記載のデバイス(10)。
  14. 前記中空基部(20)に係合可能な取り外し可能なカバー(22)を備え、前記カバー(22)および前記中空基部(20)は、前記機構(24)を受容する内部空間(30,59)を形成することを特徴とする、請求項10〜13のいずれか一項に記載のデバイス(10)。
  15. 化粧品(12)を使用者の体表面に付けるために化粧品スティック(12)を準備する方法であって、該方法は、
    − 請求項10〜14のいずれか一項に記載のデバイス(10)を供給するステップであって、前記機構(24)は、前記中空基部(20)から離れた位置にあり、前記カップ(64)は、内部後退位置および外部展開位置の間の軸方向移動が防止される初期形態にある、ステップと、
    − 前記機構(24)を前記中空基部(20)の前記空洞(30)に挿入するステップであって、該挿入が、初期形態から使用形態への前記カップ(64)の作動を引き起こす、ステップと、
    − 前記内側スリーブ(60)および前記外側スリーブ(62)が前記縦軸(A−A’)周りに相対回転するステップであって、内部後退位置および外部展開位置の間の前記カップ(64)の軸方向の摺動を引き起こす、ステップと、
    を備える方法。
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