JP7109548B2 - カートリッジと、取外し可能に結合されるように構成された伝達要素とを有する、化粧品用の分配アセンブリ - Google Patents

カートリッジと、取外し可能に結合されるように構成された伝達要素とを有する、化粧品用の分配アセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、化粧品用の容器に関する。より詳細には、本発明は、互いに取外し可能に結合されるように構成されたベースと管状カートリッジとを備える化粧品分配アセンブリに関する。本発明は、特に、口紅分配アセンブリに関する。
化粧品分配アセンブリは、ベースと、ベースに結合することができるカートリッジと、化粧品に接触するのを防止する働きをするカートリッジ用の相補型キャップなどの他の部品とを備えることがある。このことは、口紅分配アセンブリの場合にしばしば当てはまる。その場合、カートリッジは、口紅のスティックを取り囲むとともに、スティックに接触するのを可能にする働きをする。このことを実現するために、カートリッジは口紅のスティック用のレセプタクルを備える。ベースの機能は、特に、口紅分配アセンブリを把持するのを可能にすることである。したがって、ベースとカートリッジとを備えるアセンブリが組み立てられたときに、アセンブリは口紅分配デバイスを形成する。
カートリッジとベースとは、口紅分配デバイスの長手方向軸に沿って連続的に配置される。さらに、カートリッジとベースとは結合され、口紅分配デバイスの長手方向軸に対応する回転軸の周りを互いに対して回転可能である。したがって、ベースをカートリッジに対して回転させることによって、口紅のスティック用のレセプタクルを分配デバイスの長手方向軸に沿って移動させることが可能になる。
通常、ベースとカートリッジとは永久的に結合される。したがって、口紅のスティックが消費されると、新しい分配デバイスを購入することが必要になる。
したがって、上記の欠点を解消するために、ベースとカートリッジとが取外し可能に結合された分配デバイスが製造されている。したがって、口紅のスティックが消費されると、ベースとカートリッジとを分離してカートリッジのみを交換することが可能であり、この方が環境保護の点で有利である。さらに、ユーザは、単一のベースと、それぞれに異なる色の口紅のスティックに対応するいくつかのカートリッジとを有してもよい。
しかし、その場合、ベースとカートリッジとが可逆的に結合された分配デバイス用の特定の組立てラインと、ベースとカートリッジとが永久的にまたは取外し不能に結合された分配デバイス用の特定の組立てラインを設けることが必要になる。したがって、この場合、そのようなデバイスの製造が複雑になる欠点がある。
本発明の目的は、製造がより簡単な化粧品分配アセンブリを提供することである。
これを実現するために、本発明は、化粧品分配アセンブリであって、
- 伝達要素と、
- 伝達要素に取外し可能に結合されるように構成された化粧品の管状カートリッジと、
- 伝達要素を収容することができる収容シェルとを備え、
カートリッジが、
- 少なくとも1つの螺旋溝を備える外側チューブと、
- 少なくとも1つの長手方向案内長穴を備える制御スリーブと、
- 外側チューブの螺旋溝および制御スリーブの長手方向案内長穴に係合する、化粧品用のレセプタクルと、
- 制御スリーブと一体で回転する(integral in rotation)底部要素とを備え、
伝達要素が、収容シェルに収容され取外し不能に保持されるように構成され、収容シェルが、収容シェルの内面上にスナップイン要素を備えることを特徴とする化粧品分配アセンブリを提供する。
したがって、伝達要素用の収容シェルは、標準的な寸法を有することができ、相補型カートリッジに可逆的または永久的に結合されるように構成された伝達要素を受け入れることが可能であり得る。その結果、伝達要素用の一連の収容セルをアセンブリユニット上に配置し、可逆的または永久的に結合されるように構成された一連の伝達要素を収容シェル内に配置することが可能になる。したがって、伝達要素と収容シェルとは、組み立てられたときに、カートリッジの相補型ベースを形成し、カートリッジが、このように形成されたベースに取外し可能に結合されるようになっているか、それとも永久的に結合されるようになっているかにかかわらず相補型ベースを形成する。
したがって、化粧品分配アセンブリの製造の標準化が向上する。さらに、伝達要素は、カートリッジの長手方向軸の周りの回転移動を収容シェルから底部要素に伝達し、制御スリーブに伝達して、ユーザが化粧品レセプタクルをカートリッジの長手方向軸に沿って移動させるのを可能にする機能を有する。
さらに、本発明の好ましい実施形態では、以下の構成のうちの1つまたは複数が場合によっては使用されてもよい。
- スナップイン要素は、収容シェルの内面から半径方向に延び、スナップイン要素は、外側からは見えず、したがって、収容シェルは、非常に魅力的な外観を有することができる。
- スナップイン要素は、スナップインタブまたはスナップインリングを備え、収容シェルは、たとえば射出成形によって一体として形成することができる。
- スナップイン要素は、概ね三角形の断面を有するリップを備え、リップは、スナップイン方向にランプを形成するように傾斜した上面を有し、リップの下面は、スナップイン方向に垂直であり、これによって、引き離されるのを防止するための頑丈な解決手段が形成される。
- 収容シェルと伝達要素との間のそのようなスナップ嵌めは有利なことに、スナップイン方向とは逆の方向における少なくとも30ニュートンの引張力に抵抗し、初期スナップ嵌めが実現された後、保持は、化粧品の有効期限の間に生じることがあるすべての様々な変動する引張応力について十分なものになる。
- 伝達要素は、スナップイン要素に係合することができる溝を備える円筒形状を有する部分を備え、したがって、射出成形によって伝達要素を形成することが可能である。
- 伝達要素は、永久磁石を備え、カートリッジの底部要素は、カートリッジが伝達要素に結合されたときにカートリッジと伝達要素との間に磁気保持力を発生させるように強磁性材料のリングを備え、磁気保持力は、カートリッジの望まれない非結合を回避できるほど高いが、それにもかかわらず伝達要素を保護シェルの内側にスナップ嵌めすることによって生じる保持力よりも低い。
- 伝達要素の外径は、制御スリーブの結合部材の外径と実質的に同一であり、したがって、同じ道具を使用して、従来のカートリッジをベース上に取外し不能に取り付け、かつ上述の種類のカートリッジを同様のベース上に取外し可能に取り付けることが可能である。
- 制御スリーブは、第1の円筒部と、第1の円筒部の後に続けて配置された第2の円筒部とを有し、第2の円筒部は、底部要素を囲み、直径が第1の円筒部の直径よりも大きく、高さが伝達要素の高さと等しい。
- 化粧品レセプタクルは、制御スリーブの長手方向案内長穴を通過し、外側チューブの螺旋溝に配置された少なくとも1つのガイドスタッドを備える。
- ガイドスタッドは有利なことにピンである。
- アセンブリは、管状カートリッジを取り囲むようになっているキャップを備える。
- 化粧品用のレセプタクルは、口紅のスティックを備える。
- アセンブリは口紅のスティックを備える。
別の実施形態によるスナップイン要素解決手段の代替手段として、伝達要素は、収容シェルに圧力ばめされるように構成される。
本発明によれば、上述のように化粧品分配アセンブリを組み立てるための方法であって、
- カートリッジを伝達要素に結合するステップと、
- 収容シェルと伝達要素との間をスナップイン方向に相対的に移動させることによって、カートリッジに結合された伝達要素を収容シェル内に配置するステップであって、スナップイン方向が、収容シェルと伝達要素とが相対的に互いに引き寄せられる方向である、ステップとを含む方法も提供される。
したがって、上記で指摘したように、カートリッジと伝達要素とを同じ組立てライン上に取外し可能または取外し不能に結合することができる、上記に定義したアセンブリを製造することが可能である。
また、本発明によれば、組み立て済みの化粧品分配デバイスであって、
- 伝達要素と、
- 伝達要素に取外し可能に結合された化粧品の管状カートリッジと、
- 伝達要素を収容することができる収容シェルとを備え、
カートリッジが、
- 少なくとも1つの螺旋溝を備える外側チューブと、
- 少なくとも1つの長手方向案内長穴を備える制御スリーブと、
- 外側チューブの螺旋溝および制御スリーブの長手方向案内長穴に係合する、化粧品用のレセプタクルと、
- 制御スリーブと一体で回転する底部要素とを備え、
伝達要素が、収容シェルに収容され、収容シェルの内面(5D)上のスナップイン要素(5C)によって収容シェル内に取外し不能に保持されることを特徴とする化粧品分配アセンブリを提供する。
したがって、デバイスは、アセンブリを形成する各部材が組み立てられた上述のアセンブリに相当する。もちろん、デバイスは、化粧品分配アセンブリに関する上述の特徴のうちの少なくとも1つを有してもよい。
本発明によれば、上記に定義したようなカートリッジと伝達要素とを備えるアセンブリも提供される。
最後に、本発明によれば、上述のように伝達要素と収容シェルとを備えるアセンブリが提供される。
次に、以下の図を用いて、本発明の実施形態について、非制限的な例として説明する。
本発明の一実施形態による、長手方向軸を含む平面における分配アセンブリであって、カートリッジと、伝達要素と、伝達要素用の収容シェルとを備え、伝達要素が、まだ収容シェル内に収容されておらず、カートリッジと伝達要素とが結合されている分配アセンブリの断面図である。 伝達要素が収容シェル内に収容されており、伝達要素とカートリッジとが結合されている、同じ平断面におけるこのアセンブリの図である。 伝達要素が収容シェル内に収容されており、伝達要素とカートリッジとが結合されていない、この場合も上述の断面におけるこのアセンブリを表す図である。 伝達要素と、底部要素と、伝達要素に結合されたカートリッジの制御スリーブとを示す図である。 外側チューブが取り外され、伝達要素が結合された、別の実施形態によるカートリッジの斜視図である。 カートリッジの外側チューブ用の被覆部分(covering part)の斜視図である。 外側チューブ用の技術的部分(technical part)の断面図である。 カートリッジ用の制御スリーブの斜視図である。 分配デバイス用の、化粧品用のレセプタクル、底部要素、および伝達要素の斜視図である。 代替実施形態による、ベースとカートリッジとの間の磁気保持インターフェースをより特定的に示す図である。
明確にするために、説明する実施形態を理解するうえで有用な要素のみを図示し、それらについて詳述する。図において、それぞれに異なる実施形態に共通する構造要素および/または機能要素が同じ参照符号を有することに留意されたい。したがって、特に明記しない限り、そのような要素は同一の構造特性、寸法特性、および材料特性を有する。表示のスケールは図ごとに異なる場合がある。
図1~図3には、本発明による化粧品分配アセンブリ10が示されている。分配アセンブリ10は、組み立てられたときに、ここでは、化粧品分配デバイス10を形成する。本発明による化粧品分配デバイス10は、カートリッジ13と、伝達要素7と、伝達要素7を収容することができる収容シェル5とを備える。分配デバイス10は、任意選択で、カートリッジ13へのアクセスを妨げるキャップを備える。
カートリッジ13と、伝達要素7と、これらの要素が組み付けられていない伝達要素7用の収容シェル5とを備える化粧品分配デバイスは、本発明の意味ではこのように定義されることに留意されたい。
分配デバイス10は、口紅ケースである。したがって、分配デバイス10は口紅のスティックPCを含む。口紅のスティックPCは、固体または半固体材料、特にペースト状材料の形態をしており、ユーザの唇に擦り付けることによって塗布される。
さらに、分配デバイス10は、概ね円筒形状であり、長手方向軸Xを有する。分配デバイス10は、第1の長手方向端部Pと第2の長手方向端部Sとの間を延びる。分配デバイス10の第2の長手方向端部Sは、ユーザがスティックPCを唇に塗布するときにユーザの唇から最も遠い端部である。以下の説明では、分配デバイス10の部材を参照するときに、上記で定義した第1の長手方向端部Pおよび第2の長手方向端部Sも参照する。さらに、「内側の」および「外側の」という形容詞はそれぞれ、分配デバイス10の内部および外部に対して使用される。さらに、中央平面は、長手方向軸Xに垂直な平面として定義される。
伝達要素7は概ね円筒形状を有する。伝達要素7は、円筒状本体7Aと、本体7Aの面上に位置し、伝達要素7とカートリッジ13が取外し可能に結合されたときにカートリッジ13の方を向く動作部材7Bとを有する。動作部材7Bは、以下に詳しく説明するように伝達要素7をカートリッジ13に取外し可能に結合するのを可能にする機能を有する。動作部材7Bは、伝達要素7と底部要素4とを一体で回転するように固定する機能も有する。
動作部材7Bは、本明細書では鍵の形で提示される3次元符号化パターンを画定する。したがって、動作部材7Bは、中央平面内を延び、円筒状壁7A上に位置するベース7Cを備える。動作部材7Bは、ベース7Cから長手方向軸Xに沿って突き出る結合スタッド7Dをさらに備える。結合スタッド7Dは、特定の形状を有し、動作部材7Bにその鍵形状を付与するのに寄与する。
結合スタッド7Dは、上から長手方向に見たときに、図9に示す特定の"A"字形67を画定する符号化パターンを有する。もちろん、いくつかの変形実施形態では、特定の形状67は任意の種類の形状であってもよく、特に"C"字形、"S"字形、"Z"字形、または場合によっては"X"字形であってもよい。
本発明によれば、符号化パターンが、ユーザによって容易に識別できる特定の形状、たとえば、上記で指摘したような文字の形を画定すると有利である。したがって、ユーザは特定の伝達要素7が特定のカートリッジ13に結合するのに適していることを容易に識別することができる。
さらに、ベース7Cが円筒状壁7Aよりもわずかに大きい直径を有することに留意されたい。さらに、円筒状壁7Aは、その第1の長手方向端部Pの所に、円筒状壁7Aの残りの部分の直径D72よりも小さい直径を有する。したがって、ベース7Cと円筒状壁7Aとは、円筒状壁7Aの第1の長手方向端部Pに対応する溝7Eを有する概ね円筒体を画定する。溝7Eの機能については以下に説明する。
伝達要素7の円筒状壁7Aは、図1~図3に概略的に示し、図9に実際的に示すように、円筒状壁7Aの外側半径方向面上に規則的に配置された複数の結合溝72も備える。これらの結合溝72の機能についても以下で説明する。
さらに、動作部材7Bは、周方向においてベース7Cの半径方向縁部上に、本明細書では磁石MBの形をした永久磁石要素を備える。磁石MBは、概ねリング状を有し、動作部材7Bのベース7Cの半径方向周縁部上において長手方向軸Xの周りを周方向に延びている。
この実施形態では、磁石MBは基本的に、鉄、特に、フェライトの形態の鉄、たとえば、ストロンチウムフェライトまたはバリウムフェライトを含む。いくつかの変形実施形態では、磁石MBは、ニオジミウムと鉄とホウ素との合金、またはアルミニウムとニッケルとコバルトとの合金、または上述の材料もしくは合金のうちの1つを含む粉末を含有するポリマー材料を含む。
伝達要素7は特に、射出成形プラスチックで作られる。円筒状壁7Aと動作部材7Bとは、一体であってもよく、または別々に形成され、たとえば接着によって組み立てられてもよい。
伝達要素7の収容シェル5は、長手方向軸Xに沿って延びる円筒状壁5Aを有する。さらに、収容シェル5は、中央平面内を延びる平壁5Bを備える。平壁5Bは、収容シェル5の底部を形成する。したがって、平壁5Bは、特に図2に示すように収容シェル5と分配デバイス10の両方の第2の長手方向端部Sを形成する。
さらに、円筒状壁5Aは、半径方向において円筒状壁5Aの内側の方へ延びるスナップイン要素5Cを内面5D上に備える。このスナップイン要素5Cは、伝達要素7を収容シェル5にスナップ嵌めするための手段を形成する。図1~図3の例では、スナップイン要素5Cはスナップインリングである。しかし、スナップイン要素は、円筒状壁5Aの内面5D上で連続していなくてもよい。したがって、複数のスナップイン要素を円筒状壁5Aの内面5D上に配置することができる。複数のスナップイン要素は、円筒状壁5Aの内面5Dの円周に沿って揃えて配置することも、または揃えずに配置することもできる。
一実施形態によれば、スナップイン要素5Cは、戻り防止機能をスナップインリング5Cに付与するように適応された斜面形状を有する。したがって、一実施形態によれば、スナップイン要素5Cは、概ね三角形の断面を有するリップ9の形を有する。リップ9の上面9Aは、スナップイン方向Dに斜面を形成するように傾斜している。スナップイン方向Dは、収容シェル5と伝達要素7とを互いに引き寄せることができる方向である。したがって、上面9Aは、スナップイン要素5Cがスナップイン方向Dへの組立て時に伝達要素7に接触しながら滑るのを可能にする。リップ9の下面9Bはスナップイン方向Dに垂直である。したがって、下面9Bは、伝達要素7がスナップイン要素5Cに組み付けられるときにスナップイン要素5Cが伝達要素7を保持し、スナップイン方向Dと逆の方向への収容シェル5および伝達要素7の相対的な移動に抵抗しながら保持するのを可能にする。スナップイン要素5Cの下面9Bをスナップイン方向Dに垂直ではない角度にすることが可能である。スナップイン要素5Cの下面9Bは、たとえば、上面9Aと同じ方向に傾斜させ、したがって、スナップイン方向Dと逆の方向への収容シェル5に対する伝達要素7の移動に抵抗するのを可能にすることができる。
本実施形態のいくつかの変形実施形態では、円筒状壁5Aは、内面5D上に任意の種類のスナップ嵌め手段を備える。これらの手段は特に、たとえば、円筒状壁5Aの内面5Dから半径方向に延びるスナップインタブであってもよいスナップイン要素を備える。
さらに、一実施形態によれば、円筒状壁5Aはまた、形状が伝達要素7の結合溝72の形状に相補的である複数の結合リブ(図示せず)を内面5D上に備える。
さらに、収容シェル5は、円形、方形、または場合によっては六角形の外部断面を有してもよい。
本発明によれば、伝達要素7は、収容シェル5内に収容され永久的にまたは取外し不能に保持されるように構成される。
このことを実現するために、特に図2に示すように、溝7Eは、スナップインリング5Cに係合するように構成される。より詳細には、溝7Eは、リップ9の下面9Bが位置するショルダ79を有する。
さらに、結合溝72は、収容シェル5の円筒状壁5Aの結合リブに係合するように構成される。結合溝72と結合リブとの間の係合はまた、収容シェル5と伝達要素7とを固定する働きをし、それによって、収容シェル5と伝達要素7とは長手方向軸Xの周りを一体で回転するようになることに留意されたい。
さらに、選択されるスナップイン要素5Cの形状にかかわらず、スナップイン方向Dと逆の方向における伝達要素7の移動に対するスナップイン要素5Cの抵抗としては、磁石MBと底部要素4の磁石MCとの間の結合力よりも強い抵抗が選択されることが好ましい。一実施形態によれば、収容シェル5と伝達要素7との間のスナップ嵌めは、スナップイン方向Dと逆の方向における少なくとも30ニュートンの引張力に抵抗する。
この実施形態の変形実施形態によれば、伝達要素7は、収容シェル5に圧力ばめされるように構成される。このことを実現するために、伝達要素7の円筒状壁7Aの直径D72は、収容シェル5の円筒状壁5Aの内径よりも数ミリメートル大きい。
したがって、収容シェル5が、伝達要素7を収容し取外し不能に保持するとき、収容シェル5と伝達要素7は、カートリッジ13用のベース8を形成する。
さらに、カートリッジ13は、外側チューブ1と、制御スリーブ2と、口紅のスティックPC用のレセプタクル3と、底部要素4とを備える。
外側チューブ1は、図6および図7にも示されており、カートリッジ13用の外側円筒状壁を形成する機能を有する。外側チューブ1は、軸Xの概ね円筒形状を有する。外側チューブ1は、口紅のスティックPCにアクセスするのを可能にするようになっている第1の長手方向端部Pと、反対側の第2の長手方向端部Sとを有する。外側チューブ1の第1の長手方向端部Pはまた、カートリッジ13用の第1の長手方向端部Pを形成する。さらに、外側チューブ1はカートリッジ13の全高さに実質的に沿って延びている。したがって、外側チューブ1はカートリッジ13用の保護シースを形成する。
図6および図7に示すように、外側チューブ1は、技術的部分12を囲む被覆部分11を備える。被覆部分11は、外側チューブ1についての適切な構造補強を可能にする。技術的部分12は、カートリッジ13の長手方向軸Xに沿って延びる2つの螺旋溝12Aを円筒状内面上に備える。この2つの螺旋溝12Aは、互いの反対側に配置される。したがって、螺旋溝12Aは、直径方向において対向する。
さらに、外側チューブ1は、第1の円筒状部分1Aと、第1の円筒状部分1Aの後に続けて配置された第2の円筒状部分1Bとを有する。第1の円筒状部分1Aは、第2の円筒状部分1Bよりもカートリッジ13の第1の長手方向端部Pに近い。第2の円筒状部分1Bは、直径が第1の円筒状部分1Aの直径よりも大きく、たとえば、外径ではそれぞれに17mmおよび16mmである。
したがって、カートリッジ13も、第1の円筒状部分と、第1の円筒状部分の後に続けて配置された第2の円筒状部分とを有する。第2の円筒状部分は、直径が第1の円筒状部分の直径よりも大きく、図1~図3に示すように底部要素4を囲む。
同様に、被覆部分11は、第1の円筒状部分11Aと、第1の円筒状部分11Aと第1の円筒状部分11Aの後に続けて配置された第2の円筒状部分11Bとを有する。第1の円筒状部分11Aは、第2の円筒状部分11Bよりも外側チューブ1の第1の長手方向端部Pに近い。第2の円筒状部分11Bは、直径が第1の円筒状部分11Aの直径よりも大きい。外側チューブの下縁部11Cは、底部要素用の一体的な半径方向保護部(スカート機能)を形成することに留意されたい。言い換えれば、下縁部11Cは、底部まで下方に延び、カートリッジの全体的な長さ方向寸法を形成する。組み立てる場合、技術的部分12を下から被覆部分11に挿入し、内側ショルダに当接させる(図6参照)。
被覆部分11と技術的部分12とは、金属または射出成形プラスチックで形成されてもよい。被覆部分11と技術的部分12とは接着によって互いに固定されてもよい。被覆部分11と技術的部分12とは一体化されてもよい。
さらに、外側チューブ1は、その第1の長手方向端部Pの所に周方向結合縁部1Cを備え、周方向結合縁部1Cの機能については後述する。
制御スリーブ2も概ね円筒形状を有する。制御スリーブ2は外側チューブ1の内側円筒状壁に接触するように配置される。図8に示すように、制御スリーブ2は、通常の概ね円筒形状の本体2Aを備える。制御スリーブ2は、この本体2A上に、直径方向に対向する通し長穴である2つの長手方向案内長穴2Bを備える。各長手方向案内長穴2Bは、長手方向軸Xに平行に延びている。各長手方向案内長穴2Bは、その第1の長手方向端部Pおよび第2の長手方向端部Sの所に、その長手方向寸法と比較して短い距離だけ軸(X)に垂直に延びており、後述のようにレセプタクル3用の2つの移動端位置2C、2Dを画定する。移動端位置2Cは、移動端位置2Dよりもカートリッジの第1の長手方向端部Pに相対的に近い。
さらに、本体2Aは、その第1の長手方向端部Pの半径方向周辺上にフランジ2Eを備える。フランジ2Eの機能については後述する。
さらに、制御スリーブ2は、本体2Aの後に続けて配置され、制御スリーブ2の第2の長手方向端部Sを形成する結合部材22を備える。
ベースとカートリッジとが取外し不能に結合された分配デバイス用のベースに、結合部材22を使用して制御スリーブ2を結合できることに留意されたい。このことを実現するために、結合部材22は、複数の結合溝23を備える円筒状壁を備える。
さらに、結合部材22は、制御スリーブ2が好ましくはプラスチック材料を射出成形することによって形成されることに起因して、ベースとカートリッジとが結合されたときにベースに対向する壁上にオリフィス24を備える。
本発明の場合、外側チューブ1および特に被覆部分11の第2の円筒状部分11Bがこの結合部材22を囲む。したがって、有利なことに、本発明による分配デバイス10は、ベースとカートリッジとが取外し不能に結合された分配デバイス10も適した制御スリーブ2を実装することができる。さらに、結合部材はまた、制御スリーブ2を底部要素4に結合する働きをする。
口紅のスティックPC用のレセプタクル3は、本明細書では収容カップの形である。さらに、レセプタクル3は、通常の概ね円筒形状を有し、言い換えれば、長手方向軸Xに沿って一定の直径を有する本体3Aを備える。図10に示すように、レセプタクル3は、直径方向に対向し、レセプタクル3から半径方向外側に延びる2つの案内スタッド36を本体3Aの外面上に備える。2つの案内スタッド36の機能については後述する。レセプタクル3はまた、射出成形プラスチックを含むことが好ましい。
底部要素4は、主として中央平面内を延びている。底部要素4は、相補型動作部材4Aを備える。相補型動作部材4Aは、本明細書では錠前の形状を有する相補型符号化パターンを備える。
相補型動作部材4Aは、以下でより詳しく説明するように動作部材7B用の長手方向ストップを形成する第1の周方向平坦部分4Bを備える。第1の平坦部分4Bは中央平面内を延びている。
相補型動作部材4Aは、平坦部分4Bから離れた位置で延びる第2の平坦部分4Cを備える。第2の平坦部分4Cも、中央平面内を延びている。第2の平坦部分4Cは、第1の平坦部分4Bよりもカートリッジ13の第1の長手方向端部Pに近い。さらに、第1の平坦部分4Bは、長手方向軸Xから、この長手方向軸Xと交差する第2の平坦部分4Cよりも遠い。
第2の平坦部分4Cは、特定の形状47を有し、相補型動作部材に錠前形状を付与することに寄与する相補型符号化パターンを有する。この特定の形状47は、上から長手方向に見たときに、図9に示すように"A"を表す。もちろん、代替として、特定の形状47は任意の種類の形状であってもよく、特に"C"字形、"S"字形、"Z"字形、または場合によっては"X"字形であってもよい。
さらに、図1~図4に示すように、底部要素4は固体であり、したがって、カートリッジ13の第2の長手方向端部Sを通してカートリッジ13の内部へのアクセスを妨げる。
さらに、第1の平坦部分4Bと第2の平坦部分4Cとは、制御スリーブ2の結合部材22の一部を挟み込むような形状である。
図示の実施形態によれば、ベース8に結合するための第1の手段は、底部要素4の半径方向周辺リム4Mを備える。
図8~図10に示す例では、半径方向周辺リム4Mは、磁気結合手段を形成し、この目的のためにフェライトを含み、言い換えれば、より一般的には、入射磁界の影響下で誘導的に磁化することができる強磁性材料を含む。
より詳細には、強磁性材料は、受動磁気特性を有する材料であり、言い換えれば、通常の条件下では永久磁界を誘導せず磁石によって引き付けられる材料である。
たとえば、そのような強磁性材料の粒子が、成形されるプラスチック基板に挿入されてもよい。
たとえば、成形されるプラスチック基板は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル(PVC)、または成形および/もしくは射出成形に適した任意の他のポリマーなどの熱可塑性材料である。受動磁気粒子は、たとえば、鉄粒子、フェライト粒子、または不動態化された酸化鉄粒子であってもよい。
図1~図3に示す代替解決手段によれば、第1の平坦部分4Bは、本明細書では磁石MCの形態である永久的に磁化される要素を含む。磁石MCは、概ねリング形状を有し、後述のように伝達要素7とカートリッジ13とが結合されたときに伝達要素7のベース7Cに対向する第1の平坦部分4Bの面上で長手方向軸Xの周りを周方向に延びている。この例では、磁石MCは基本的に、鉄、特に、フェライトの形態の鉄、たとえば、ストロンチウムフェライトまたはバリウムフェライトを含む。いくつかの変形実施形態によれば、磁石MCは、ニオジミウムと鉄とホウ素との合金、またはアルミニウムとニッケルとコバルトとの合金、または上述の材料もしくは合金のうちの1つを含む粉末を含有するポリマー材料を含む。いくつかの変形実施形態によれば、磁石MCは、入射磁界によって磁化される強磁性材料の一部であってもよい。
強磁性材料で作られた磁石またはリングMCは、ベース8とカートリッジ13とが結合されたときにベース8の平壁5Bに対向する底部要素4の面上に配置される。
この位置では、結合位置における空隙が0.5mm未満であり、好ましくは0.2mm未満である。本発明者は、磁界の作用下の2つの要素間の引力が上記の空隙距離の立方体では弱くなることを認識し、できるだけ小さい空間を得ることを目指し、実際には、図10に仮想線で示すように強磁性材料のリングMCを磁石96に直接接触させることを目指す。
さらに、外側チューブ1は、半径方向において底部要素4を囲み、底部要素4の高さ全体にわたって長手方向に延びている。この場合、カートリッジ13の第2の円筒状部分は底部要素4を備える。さらに、底部要素4の半径方向縁部は、外側チューブ1の半径方向内面に直接接触する。したがって、特に図1~図3を見るとわかるように、底部要素4は、外側チューブ1とともに、カートリッジ13の第2の長手方向端部Sを形成する。
有利な変形実施形態によれば、底部要素4は、カートリッジ13の第2の長手方向端部Sから離れた位置に配置され、第2の長手方向端部Sから奥まっていることに留意されたい。したがって、底部要素4は、外側チューブ1の第1の長手方向端部Pと第2の長手方向端部Sとの間において、第1の長手方向端部Pと第2の長手方向端部Sとから離れた位置に配置される。これによって、カートリッジ13が伝達要素7に結合されるときに底部要素4が操作されるのが防止される。
上記で指摘したように、伝達要素7とカートリッジ13とは取外し可能に結合されるように効果的に構成される。
このことを実現するために、図1~図3に示すように、伝達要素7の磁石MBと底部要素4の磁石MCとは、伝達要素7とカートリッジ13とが取外し可能に結合されたときに互いに対向するように配置される。さらに、各磁石の対向面は互いに逆の極性を有する。したがって、各磁石は協働して、伝達要素7とカートリッジ13とを取外し可能に結合する力を発生させる。
さらに、鍵型動作部材7Bは、底部要素4の相補型錠前型動作部材4Aに係合することができる。この係合はまた、伝達要素7および底部要素4の固定に寄与し、それによって、伝達要素7と底部要素4とは長手方向軸Xの周りを一体で回転するようになる。
したがって、カートリッジ13はまた、伝達要素7を介して収容シェル5に取外し可能に結合される。したがって、さらに、収容シェル5とカートリッジとは、長手方向軸Xの周りを一体で回転するように固定される。
次に、分配デバイス10の動作、特に口紅のスティックPCにアクセスすることについて説明する。以下において、特にカートリッジ13の各部材の互いに対する移動について説明する。
制御スリーブ2のフランジ2Eは、図1~図3に示すように外側チューブ1の周方向結合縁部1Cに係合して制御スリーブ2を外側チューブ1に対して長手方向軸Xに沿って並進可能にロックする機能を有する。さらに、制御スリーブ2は、外側チューブ1に対して長手方向軸Xの周りを回転可能である。
底部要素4は、制御スリーブ2に対して長手方向軸Xの周りを一体で回転する。一体で回転するというこの特性は特に、制御スリーブ2の結合部材22と底部要素4の第1の平坦部分4Bおよび第2の平坦部分4Cとの間の係合に起因する特性である。したがって、伝達要素7とカートリッジ13とが取外し可能に結合されると、伝達要素7と制御スリーブ2とは、長手方向軸Xの周りを一体で回転するようになる。
さらに、レセプタクル3は、外側チューブ1の螺旋溝12Aおよび制御スリーブ2の長手方向案内長穴2Bに係合する。このことを実現するために、レセプタクル3の2つの案内スタッド36の各々は、制御スリーブ2の2つの長手方向案内長穴2Bのうちの1つに係合し、前記長穴を横断する。したがって、レセプタクル3は、案内スタッド36用の2つの移動端位置2Cおよび2D間において、制御スリーブ2に対して長手方向に並進移動可能である。さらに、各案内スタッド36は、前記溝内に配置されたときに外側チューブ1の2つの螺旋溝12Aのうちの1つに係合する。したがって、レセプタクル3は、軸Xの周りを回転移動可能であり、かつ外側チューブ1に対して長手方向に並進移動可能である。
したがって、制御スリーブ2が長手方向軸Xに対して外側チューブ1に対する回転を開始すると、レセプタクル3の各案内スタッド36は、螺旋溝12Aおよび長手方向溝2Bに沿って移動する。したがって、レセプタクル3は、長手方向軸Xの周りの回転および外側チューブ1に対する長手方向への並進移動を開始する。
したがって、ユーザは、レセプタクル3を外側チューブ1に対して長手方向に移動させ、たとえば、口紅のスティックPCを外側チューブ1の第1の長手方向端部Pを越えて突き出させたいときには、外側チューブ1をロックして長手方向への並進および長手方向軸Xの周りの回転を妨げる。次に、ユーザは、外側チューブ1に対する長手方向軸Xの周りでの回転移動を収容シェル5に加える。伝達要素7はこの回転移動を底部要素4に伝達する。したがって、底部要素4と制御スリーブ2とは、外側チューブ1に対する長手方向軸Xの周りの回転を開始する。次いで、レセプタクル3の各案内スタッド36は、螺旋溝12Aおよび長手方向案内長穴2Bに沿って移動する。したがって、レセプタクル3はカートリッジ13に沿って長手方向に移動する。したがって、カートリッジ13に対する収容シェル5の相対的な回転によって、口紅のスティックPC用のレセプタクル3は、外側チューブ1に対してカートリッジ13の長手方向軸Xに沿って移動することを見るとわかる。
さらに、図4に示すように、制御スリーブ2の結合部材22は有利なことに、高さH22が伝達要素7の円筒状壁7Aの高さH72に実質的に等しい。さらに、結合部材22は、直径D22が円筒状壁7Aの直径D72に実質的に等しい。さらに、外側チューブ1は、直径が伝達要素7のベース7Cの直径と実質的に等しいことが好ましい。
次に、分配デバイス10を製造するための方法について説明する。
収容シェル5、伝達要素7、およびカートリッジ13は別々に形成される。
収容シェル5と伝達要素7とは、プラスチック材料を射出成形することによって形成されることが好ましい。カートリッジ13を形成するには、外側チューブ1、制御スリーブ2、レセプタクル3、および底部要素4を、たとえば、射出成形によって別々に形成する。次いで、これらの部材を組み立ててカートリッジ13を形成する。
次に、伝達要素7を収容シェル5内に配置し、それによって、伝達要素7を収容シェル5内に収容し永久的にまたは取外し不能に保持する。
次いで、カートリッジ13を伝達要素7に取外し可能に結合する。
代替として、まずカートリッジ13を伝達要素7に取外し可能に結合する。
次に、カートリッジ13に結合された伝達要素7を収容シェル5内に配置し、それによって、伝達要素7を収容シェル5内に収容し永久的にまたは取外し不能に保持する。
もちろん、本発明には、その範囲から逸脱せずに多数の変形を施すことができる。
伝達要素7は、特に制御スリーブ2に直接結合するための手段を備えてもよい。
底部要素4は、少なくとも1つの孔を備えてもよく、それによって、底部要素4は、第2の長手方向端部Sを通してカートリッジ13の内部へのアクセスを妨げない。
図10では、磁石MBは、96として示され、2つのプラスチック部分6、7をスナップ嵌めすることによって所定の位置に保持された環状の磁石である。代表的な例では、環状の磁石96の外径D92は16mmである。代表的な例では、環状の磁石96の内径D91は12mmである。環状の磁石96の厚さは1mmから2mmの間である。
第3の変形実施形態によれば、特に図10を参照すると、ベースとカートリッジとの間の磁気的および機械的インターフェースが非結合構成(実線)および結合構成(点線)においてより詳しく示されている。結合要素6は、伝達要素7に関連付けられ、スナップ嵌めによって永久磁石96を取り付ける。伝達要素7は、環状溝70を備え、環状溝70は、上向きに開放され、結合要素6から下向きに突き出るスナップ嵌めタブ60を収容するように設計される。伝達要素7は保護シェル5に接着または固定されてもよい。ベース要素の外側リム78は、保護シェル5に係合して保護シェル5を少なくとも一体で回転するように固定するリブ72を備える。
スナップ嵌めタブ60は、ビード63と環状溝64とを備える。ビード63は、伝達要素7の相補型環状溝73に収容される。環状溝64は、伝達要素7の相補型ビード74を収容する。これによって頑丈で耐久性の高いスナップ嵌めが形成される。
したがって、有利なことに、接着剤を使用せずに信頼性および耐久性の高いアセンブリが形成される。
さらに、ショルダを形成して磁石96を伝達要素7の外側リム78に接する所定の位置に保持する上部環状縁部62が設けられる。上部環状縁部62は、周方向において連続的であってもまたは非連続的であってもよい。
ベース要素の外径D72は、値[15mm~17mm]の範囲内であることが好ましい。この直径D72は好ましくは有利なことに、制御スリーブの結合部材の直径D22と同一であり、それによってアセンブリ手段を最適化することが可能になることに留意されたい。
ベース要素の内径D70は、値[8mm~12mm]の範囲内であることが好ましい。
永久磁石の上面9Bと底部要素のフェライトリング4Mの下面とを分離する、eとして示された空隙を考えた場合、結合構成では、これは好ましくは0.5mm未満であり、または場合によってはゼロに近い。
図10の例では、結合要素6による底部要素4の回転駆動は、一緒に結合された3次元符号化パターンの完全相補性または部分相補性によって実現される。
ベース8とキャップ15(図10、仮想線)とはともに化粧品分配デバイスの見た目を向上させるために設けられるケースを形成する。ベースとキャップとは特に、極めて美しい装飾、または場合によっては豪華な特注の装飾を有してもよい。
1 外側チューブ
1A 第1の円筒状部分
1B 第2の円筒状部分
1C 周方向結合縁部
2 制御スリーブ
2A 本体
2B 長手方向案内長穴
2C、2D 移動端位置
2E フランジ
3 レセプタクル
3A 本体
4 底部要素
4A 相補型動作部材、相補型錠前型動作部材
4B 第1の周方向平坦部分
4C 第2の平坦部分
4M 半径方向周辺リム、フェライトリング、強磁性材料のリング
5 収容シェル、保護シェル
5A 円筒状壁
5B 平壁
5C スナップイン要素、スナップインリング
5D 内面
6 プラスチック部分、結合要素
7 伝達要素、プラスチック部分
7A 円筒状本体、円筒状壁
7B 動作部材、鍵型動作部材
7C ベース
7D 結合スタッド
7E 溝
8 ベース
9 リップ
9A 上面
9B 下面
10 化粧品分配アセンブリ、化粧品分配デバイス
11 被覆部分
11A 第1の円筒状部分
11B 第2の円筒状部分
11C 下縁部
12 技術的部分
12A 螺旋溝
13 カートリッジ
15 キャップ
22 結合部材
23 結合溝
24 オリフィス
36 案内スタッド
47 特定の形状
60 スナップ嵌めタブ
62 上部環状縁部
63 ビード
64 環状溝
67 A字形、特定の形状
70 環状溝
72 結合溝、リブ
73 相補型環状溝
74 相補型ビード
78 外側リム
79 ショルダ
96 磁石、環状の磁石、永久磁石
D スナップイン方向
D22 直径
D70 内径
D72 直径、外径
D91 内径
D92 外径
e 空隙
H22、H72 高さ
MB 磁石
MC 磁石、強磁性材料で作られた磁石またはリング
P 第1の長手方向端部
PC 口紅のスティック
S 第2の長手方向端部
X 長手方向軸

Claims (11)

  1. 伝達要素(7)と、
    前記伝達要素(7)に取外し可能に結合されるように構成された化粧品(PC)の管状のカートリッジ(13)と、
    前記伝達要素(7)を収容することができる収容シェル(5)と、
    を備えた、化粧品(PC)分配アセンブリ(10)であって、
    前記カートリッジ(13)が、
    少なくとも1つの螺旋溝(12A)を備える外側チューブ(1)と、
    少なくとも1つの長手方向案内長穴(2B)を備える制御スリーブ(2)と、
    前記外側チューブ(1)の前記螺旋溝(12A)および前記制御スリーブ(2)の前記長手方向案内長穴(2B)に係合する、化粧品(PC)用のレセプタクル(3)と、
    前記制御スリーブ(2)と一体で回転する底部要素(4)と、
    を備え、
    前記伝達要素(7)が、前記収容シェル(5)の内面(5D)上におけるスナップイン要素(5C)によって、前記収容シェル(5)に収容されかつ取外し不能に保持されるように構成され
    前記伝達要素(7)上に永久磁石(96、MB)が設けられ、前記カートリッジの前記底部要素(4)は、前記カートリッジが前記伝達要素(7)に結合されたときに前記カートリッジと前記伝達要素(7)との間に保持力を発生させるように強磁性材料のリング(4M)を備えており、
    前記カートリッジが前記伝達要素(7)に結合されたときに前記カートリッジの前記底部要素(4)と前記伝達要素(7)との間に配置される結合要素(6)が設けられており、
    前記結合要素(6)は、前記結合要素(6)と前記伝達要素(7)との間におけるスナップ嵌めによって前記永久磁石(96)を取り付けるよう構成されていることを特徴とする、化粧品分配アセンブリ(10)。
  2. 前記スナップイン要素(5C)が、前記収容シェルの前記内面から半径方向に延びていることを特徴とする、請求項1に記載の化粧品分配アセンブリ(10)。
  3. 前記スナップイン要素が、1つもしくは複数のスナップインタブまたはスナップインリングを備えていることを特徴とする、請求項1または2に記載の化粧品分配アセンブリ(10)。
  4. 前記スナップイン要素が、概ね三角形の断面を有するリップ(9)を備え、前記リップが、スナップイン方向(D)にランプを形成するように傾斜した上面(9A)を有し、前記リップの下面(9B)が、前記スナップイン方向に垂直であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の化粧品分配アセンブリ(10)。
  5. 前記収容シェル(5)と前記伝達要素(7)との間のスナップ嵌めが、スナップイン方向(D)とは逆の方向における少なくとも30ニュートンの引張力に抵抗することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の化粧品分配アセンブリ(10)。
  6. 前記伝達要素(7)が、前記スナップイン要素に係合することができる溝(7E)を備える円筒形状を有する部分を備えていることを特徴とする、請求項3または4に記載の化粧品分配アセンブリ(10)。
  7. 前記伝達要素(7)は、環状溝(70)を備えており、前記環状溝(70)は、上向きに開放されかつ前記結合要素(6)から下向きに突き出るスナップ嵌めタブ(60)を収容するように設計されていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の化粧品分配アセンブリ(10)。
  8. 前記伝達要素(7)の外径(D72)が、前記制御スリーブ(2)の結合部材(22)の外径(D22)と実質的に同一であることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の化粧品分配アセンブリ(10)。
  9. 化粧品用の前記レセプタクル(3)が、口紅のスティックを備えていることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の化粧品分配アセンブリ(10)。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の化粧品分配アセンブリ(10)を組み立てるための方法であって、
    前記カートリッジを前記伝達要素に結合するステップと、
    前記収容シェルと前記伝達要素との間をスナップイン方向(D)に相対的に移動させることによって、前記カートリッジに結合された前記伝達要素を前記収容シェル内に配置するステップであって、前記スナップイン方向が、前記収容シェルと前記伝達要素とが相対的に互いに引き寄せられる方向である、ステップと、
    を含んでなる、方法。
  11. 伝達要素(7)と、
    前記伝達要素(7)に取外し可能に結合されるように構成された化粧品(PC)の管状のカートリッジ(13)と、
    前記伝達要素(7)を収容することができる収容シェル(5)と、
    を備えた、化粧品(PC)分配アセンブリ(10)であって、
    前記カートリッジ(13)が、
    少なくとも1つの螺旋溝(12A)を備える外側チューブ(1)と、
    少なくとも1つの長手方向案内長穴(2B)を備える制御スリーブ(2)と、
    前記外側チューブ(1)の前記螺旋溝(12A)および前記制御スリーブ(2)の前記長手方向案内長穴(2B)に係合する、化粧品(PC)用のレセプタクル(3)と、
    前記制御スリーブと一体で回転する底部要素(4)と、
    を備え、
    前記伝達要素(7)が、前記収容シェル(5)の内面(5D)上のスナップイン要素(5C)によって前記収容シェル(5)に収容されかつ取外し不能に保持されており、
    前記伝達要素(7)上に永久磁石(96、MB)が設けられ、前記カートリッジの前記底部要素(4)は、前記カートリッジが前記伝達要素(7)に結合されたときに前記カートリッジと前記伝達要素(7)との間に保持力を発生させるように強磁性材料のリング(4M)を備えており、
    前記カートリッジが前記伝達要素(7)に結合されたときに前記カートリッジの前記底部要素(4)と前記伝達要素(7)との間に配置される結合要素(6)が設けられており、
    前記結合要素(6)は、前記結合要素(6)と前記伝達要素(7)との間におけるスナップ嵌めによって前記永久磁石(96)を取り付けるよう構成されていることを特徴とする、化粧品分配アセンブリ。
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