JP5510541B2 - 収納容器 - Google Patents

収納容器 Download PDF

Info

Publication number
JP5510541B2
JP5510541B2 JP2012518159A JP2012518159A JP5510541B2 JP 5510541 B2 JP5510541 B2 JP 5510541B2 JP 2012518159 A JP2012518159 A JP 2012518159A JP 2012518159 A JP2012518159 A JP 2012518159A JP 5510541 B2 JP5510541 B2 JP 5510541B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
storage container
main body
lock member
container according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012518159A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011151873A1 (ja
Inventor
彰吾 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Publication of JPWO2011151873A1 publication Critical patent/JPWO2011151873A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5510541B2 publication Critical patent/JP5510541B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/02Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement
    • A45D40/04Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement effected by a screw
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D2040/0018Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks with indirect access, e.g. requiring an initial action for separating the cap from the stick holder
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D2040/0025Details of lipstick or like casings
    • A45D2040/0031Replacement of the stick
    • A45D2040/0043Replacement of the stick by inserting the new stick at the upper, applying end of the casing

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

本発明は、例えば、棒状をなす固形糊を被収容材としてケースの開口より出没可能に設けた収納容器に係り、更に詳しくは、ケースに装着されるキャップの嵌合解除と、被収容材を収容するリフィルケースの取り出しとを、共通の操作部材で選択的に行うことのできる収納容器に関する。
従来より、外観形状が筒状となるケースに棒状の固形糊を被収容材として収容し、当該固形糊をケースの一端側に設けられた開口に対して出没可能に設けた収納容器が知られている。この収納容器は、ケースの開口を閉塞するためのキャップを備えており、当該キャップは、ケースの開口部側外周に嵌合する構造が採用されている。
この種のキャップは、ケースとの嵌合構造により、不用意な脱落が防止できる一方、収納容器全体の長さに対して相対的に短い筒状をなしているため、嵌合を解除する際に手指が滑り易く、キャップを取り外す際の操作負担を伴う、という不都合がある。
そこで、このような不都合を解消するために、本出願人により、ケースとキャップとの嵌合を解除して当該キャップをケースから取り外し易くした収納容器が提案されている。
特開2007−261592号公報
前記特許文献1に記載された収納容器は、操作部材に操作力を付与することで、キャップの嵌合を容易に解除することができ、また、ケースの外周(周壁)部分に設けられた押圧部材を押圧操作することで、ケース本体とリフィルケース(カートリッジ)との相互係り合いを解除してリフィルケースを取り出しできるように構成されている。
しかしながら、特許文献1に記載された収納容器は、キャップの嵌合解除と、リフィルケースの取り出しとを行うために、前記操作部材と、押圧部材とを必要とし、構成が複雑になるという不都合の他、キャップの嵌合解除を行う場合と、リフィルケースの取り出しを行う場合の操作箇所が異なり、使い易さという点において、若干の改善の余地が残されていた。
[発明の目的]
本発明の目的は、ケースの開口側に嵌合するキャップの嵌合解除操作と、ケース本体に収容されたリフィルケースの取り出し操作とを、共通する操作部材を用いて選択的に行うことができる収納容器を提供することにある。
また、本発明の目的は、前記操作部材の操作を必要に応じて禁止することのできる収納容器を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、特許請求の範囲記載の構成を採用した。具体的には、一端が開口するケース本体と、このケース本体に対して被収容材を出没可能に支持するリフィルケースとを含むケースと、当該ケースに嵌合して前記開口側を閉塞するキャップと、前記ケース本体の外周側に装着された操作部材とを備えた収納容器において、
前記操作部材は、所定の操作を行うことにより、前記キャップの嵌合解除と、前記リフィルケースの取り出しとを選択的に行えるように設けられる、という構成を採っている。
本発明において、前記操作部材は、前記ケース本体の軸方向を横切る仮想直線上の二箇所を回転中心として回転可能に支持された環状体により構成され、
前記操作部材を一方向に回転操作することで前記キャップの嵌合を解除可能とする一方、反対方向に回転操作することで前記リフィルケースの取り出しを可能とする、という構成を採っている。
前記操作部材は、前記ケース本体の外周面を囲む閉ループ形状に設けられる構成を採用することが好ましい。
また、本発明は、前記操作部材の操作を禁止するロック部材を更に含む、という構成を採っている。
前記ロック部材は、前記ケース本体の外周側で前記操作部材の下部に併設されたリング状をなし、前記操作部材の操作禁止位置、前記キャップの嵌合解除許容位置、及びリフィルケースの取出操作許容位置の各位置で選択的に停止可能となる状態で、前記ケース本体の周方向に沿って回転可能に設けられる、という構成を採っている。
前記ロック部材は、周方向に沿う一定の角度範囲に傾斜部を備え、当該傾斜部の位置を前記ケース本体の外周に沿って変更することで前記操作禁止位置、嵌合解除許容位置、取出操作許容位置が選択される、という構成を採ることができる。
また、前記傾斜部の反対側に前記ロック部材の回転操作部が一体に突設される、という構成を採るとよい。
本発明によれば、キャップの嵌合解除と、リフィルケースの取り出し操作とを単一の操作部材を共用して選択的に行うことができる。
また、操作部材の回転方向を一方向と反対方向に回転させるだけで、キャップ嵌合解除とリフィルケースの取り出しとを行うことができるので、操作に簡便性を付与することが可能となる。
更に、操作部材が閉ループ形状であることで、操作部材に強度を付与することができるとともに、ケース本体からの脱落防止も図ることができる。
また、ロック部材を含む構成を採用することで、操作部材に対して不用意な操作力が付与されても、キャップ嵌合解除やリフィルケースがケース本体から飛び出してしまうようなおそれを防止することができる。
更に、前記リング部材をケース本体の周方向に沿って所定位置に保つことで、操作禁止位置、嵌合解除許容位置、及び取出操作許容位置を選択することができる。
また、ロック部材に傾斜部を設けた構成では、当該傾斜部の位置を前記各位置に選択するだけで足りるため、ロック部材の位置を視覚を通じて認識することができ、また、操作部材の操作の許容と禁止とを容易に選択できる態様を簡易な構成によって提供することができる。
更に、傾斜部の反対側に回転操作部を突設した構成では、当該回転操作部に対して操作力を付与し易くなる。
本実施形態に係る収納容器の全体構成を示す概略正面図。 前記収納容器の縦断面図。 (A)はケース本体の平面図、(B)は同正面図。 (A)は図3(A)のA−A線断面図、(B)は図3(A)のB−B線断面図。 (A)はリフィルケースの平面図、(B)は同正面図、(C)は同底面図 (A)は図5(A)のA−A線断面図、(B)は図5(A)のB−B線断面図。 軸部材を一部断面した正面図。 固形糊を支持する昇降部材の断面図。 (A)は操作摘みの正面図、(B)はその縦断面図。 (A)はキャップの正面図、(B)はその縦断面図。 (A)は操作部材の平面図、(B)はその正面図、(C)は同縦断面図、(D)は同底面図。 (A)はロック部材の平面図、(B)はその正面図、(C)は図12(B)の左側面図、(D)は同右側面図、(E)はロック部材の縦断面図、(F)は同底面図。 操作部材によりリフィルケースの取り出しを行う状態を示す説明図。 ロック部材をキャップ嵌合解除許容位置にした状態を示す説明図。 操作部材によりキャップの嵌合を解除した状態を示す説明図。 ロック部材により操作部材の操作を禁止した状態を示す説明図。
10 収納容器
11 ケース本体
12 固形糊(被収容材)
13 リフィルケース
15 ケース
18 キャップ
20 操作部材
21 ロック部材
40 開口
80 環状体
90 傾斜部
91 回転操作部。
以下、本発明が棒状の固形糊を被収容材とした収納容器に適用された実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示されるように、本実施形態に係る収納容器10は、ケース本体11と、このケース本体11に収容されるとともに、被収容材としての棒状の固形糊12を支持するリフィルケース13とからなるケース15と、当該ケース15の図中下端部に回転可能に取り付けられた操作摘み16と、ケース15の上部外周側に嵌合するキャップ18と、キャップ18の嵌合解除と、リフィルケース13の取り出しとを選択的に可能とする操作部材20と、ケース11の外周側で、操作部材20の下部に併設されたロック部材21とを備えて構成されている。
前記ケース本体11は、図2及び図3に示されるように、略筒状をなし、その上端側の軸方向(上下方向)に沿う一定領域の外径寸法が僅かに小さくされて前記操作部材20の取付領域11Aとして形成されている。取付領域11Aの外周略180度間隔位置、すなわち、ケース15の軸方向を横切る仮想直線上の二箇所には、操作部材20の回転中心を形成する突軸27が形成されている。これら突軸27は、先端の一部領域が突軸27の軸線に対して傾いた傾斜面27Aとされ、操作部材20を前記取付領域11A回りに位置させて平面内で回転させたときに、前記傾斜面27Aから操作部材20の後述する軸受穴に容易に嵌合できるようになっている。また、前記取付領域11Aにおいて、突軸27の下方位置には、ロック部材21の平面内における回転位置を保持するための凹み28がケース本体11の周方向90度間隔毎に形成されている。
前記ケース本体11の底部30は、段部31を介して上下に貫通する孔32を備えた形状をなし、当該孔32を貫通する状態で、固形糊12内に延びる螺旋軸34を備えた回転部材35が配置され、当該回転部材35の下方において、底部30下に配置される操作摘み16が係り合うように設けられている。ここで、回転部材35の外周側には、固形糊12の下部を支持する昇降部材37が相対回転可能に配置され、当該昇降部材37の昇降によって固形糊12がケース15の上端に位置する開口40に対して出没自在となっている。
回転部材35は、図7に示されるように、下端側の外径が二段階で大きくなるスカート部56を備え、当該スカート部56の内周側に周方向所定間隔毎に設けられた溝57が設けられている。また、昇降部材37は、図8に示されるように、前記螺旋軸34に係り合う雌ねじ部58を備えた内筒59と、この内筒59の下部にテーパ部60を介して連なる外筒62とを備えて構成されている。
前記ケース本体11の内周には、図4に示されるように、周方向180度対称位置に上下方向リブ42が配置されているとともに、これら上下方向リブ42に対して周方向90度位置ずれした下方には、リフィルケース13の下部に係り合って当該リフィルケース13の位置を保持する突条部44が設けられている。
前記リフィルケース13は、図5及び図6にも示されるように、上端に開口40を有する筒状のリフィル本体45と、当該リフィル本体45の上端側に設けられた大径部46と、この大径部46の上方に位置する先細の先端部47と、リフィル本体45の下端に連設された小径部48とを備えて構成されている。小径部48の上方には上端部に割り溝50Aを備えたテーパ筒状部50が連設されている。リフィルケース13の内周には、径方向180度対称位置に上下方向に延びる凹状部51が形成されており、当該凹状部51外面側には凹溝52が形成され、この凹溝52内に、ケース本体11の内周に設けられた上下方向リブ42が位置するようになっている。従って、ケース本体11内にリフィルケース13を収容した状態において、ケース本体11とリフィルケース13の周方向相対移動が規制される一方、軸方向相対移動が許容される。
前記凹溝52に対して周方向に90度ずれた位置において、リフィル本体45の下端部には、フック部材54が設けられており、当該フック部材54がケース本体11の内周に設けられた突条部44に係り合い可能となっている。
また、前記フック部材54の上方において、前記大径部45の直下には、平面内で突出する突片55が周方向180度対称位置に設けられている。
前記操作摘み16は、図9に示されるように、前記回転部材35のスカート部56の内周に設けられた溝57に噛み合う歯部65を外周に備えた筒軸66と、当該筒軸66の下端に連なる下端開放型の摘み筒68とからなり、この摘み筒68の外周には滑り止め用の凹部68Aが形成されている。
前記キャップ18は、図10に示されるように、頂壁70と、当該頂壁70の外周側に位置する筒部71とにより構成されている。筒部71の外周中間位置と下端位置には周方向に延びるリブ74が形成されている。また、筒部71の内周側には、周方向に延びる内側凸部75が形成され、当該内側凸部75は、リフィルケース13の上部大径部46にクリック動作を伴って嵌合可能となっている。
前記操作部材20は、一方向に回転操作することで、キャップ18の嵌合解除と、反対方向に回転操作することでリフィルケース13の取り出しとを選択的に行うようになっている。この操作部材20は、図11に示されるように、ケース本体11の軸方向を横切る仮想直線上の二箇所に位置する突軸27を回転中心として回転可能に支持されるとともに、ケース本体11の外周面を囲む閉ループ状の環状体80により構成されている。環状体80は、平面視楕円に近似した外径を備えているとともに、前記突軸27を受容する軸受穴81を単軸側方向の両側に備え、これら軸受穴81を結ぶ仮想直線に対して平面内で直交する方向の一端側に操作力付与部82が設けられている。操作力付与部82には、内周側に迫り出した段落ち部83が設けられており、当該段落ち部83の上面側に、リフィルケース13の突片55が着座するようになっている。また、操作力付与部82の反対側は、上端位置が次第に低位置となるように傾斜した傾斜上縁部84とされ、当該傾斜上縁部84の図11(A)中右端位置がキャップ18の嵌合を解除する際の力を付与する一対の力点部Pを構成するようになっている。
前記ロック部材21は、ケース本体11の外周側で操作部材20の下部に併設されたリング状に設けられ、操作部材20の操作禁止位置、キャップ18の嵌合解除許容位置、及びリフィルケース13の取出操作許容位置の各位置で選択的に停止可能となる状態で、ケース本体11の周方向に沿って回転可能に設けられている。これを更に詳述すると、ロック部材21は、全体的には操作部材20の外形に類似した形状を備えており、上縁側において、周方向に沿う一定の角度範囲内で上端位置が次第に低くなる傾斜部90を備え、その反対側にロック部材21の回転操作部91を一体に備えた形状に設けられている。ここで、傾斜部90の正面視における長さは、操作部材の傾斜上縁部84の長さよりも長く設定されている。また、回転操作部91は、片状をなし、その面が鉛直面内に位置する状態で突設されている。この回転操作部91に対して反対側に位置するロック部材21の内周面部分には突起94が設けられ、当該突起94は、ケース本体11の前記取付領域11Aに形成された凹み28にクリック動作を伴って係り合い可能に設けられ、これにより、ケース本体11の外周周方向において、一定角度毎、本実施形態では90度毎に静止位置を保持しうるようになっている。
次に、本実施形態における収納容器10の組立方法について説明したのち、キャップ18の嵌合解除と、リフィルケース13の取り出し要領について、図13ないし16をも参照しながら説明する。
収納容器10を組み立てる際には、ケース本体11の底部30に設けられた孔32に操作摘み16の軸66を挿入する。また、ケース本体11の上部取付領域11Aに、ロック部材21及び操作部材20を上端から順次挿入してこれらをケース本体11に組み合わせる。
この一方、昇降部材37に棒状の固形糊12を支持させた状態で、当該昇降部材37の内筒59を貫通するように回転部材35をねじ込んでおき、これをリフィルケース13内に収容する。
次いで、前記リフィルケース13をケース本体11内に収容し、キャップ18を装着することにより収納容器10の組立を完了することができる。この際、図16に示されるように、ロック部材21は、回転操作部91が操作部材20の軸受穴81の真下に位置するように初期位置を設定され、これにより、操作部材20は、操作力付与部82側の下端縁と、操作力付与部82の反対側の下端縁とがロック部材21の傾斜部90を除く上縁に当接した相対位置となる。従って、操作部材20は、突軸27の軸線を回転中心とした回転が規制され、キャップ18の嵌合解除と、リフィルケース13の取り出し操作とを禁止する操作禁止位置に保たれる。この際、ロック部材21は、内周面に設けられた突起94がケース本体11の凹み28に嵌合している状態にあり、操作力を付与しない限り、平面内で回転してしまうようなことはない。
固形糊12を消費してリフィルケース13をケース本体11から取り出す場合には、図13に示されるように、ロック部材21の操作力付与部91を摘んで平面内で90度回転させて取出操作許容位置に設定すればよい。このとき、前記突起94は、ケース本体11の周方向に沿って90度ずれた位置にある凹み28に嵌合して停止することができ、クリック感を得ることで、使用者はロック部材21の停止位置を認識することができる。
このようにしてロック部材21の位置を回転させると、当該ロック部材21の傾斜部90は、操作部材20の傾斜上縁部84の下に対応する位置となる。そして、操作力付与部82を上方に押し上げるように操作力を付与することで、操作部材20の段落ち部83に着座するようにリフィルケース13の突片55が係り合っていることから、当該リフィルケース13が上方に押し上げられ、同時に、下部のフック部材54と本体ケース11内周面の突条部44との係り合いが解除されてリフィルケース13が本体ケース11の上部から相対的に突出する。従って、その突出した部分を指で摘んで引き出すようにすることで、リフィルケース13と、これに組み合わされている昇降部材37及び回転部材35を一体として取り出すことができ、別途のリフィルケース13を本体ケース11内に再び収容することができる。
固形糊12を使用する場合には、つまり、リフィルケース13を取り出すことなく、キャップ18の嵌合を解除する場合には、図14に示されるように、ロック部材21を図13に示される位置に対して180度回転させて嵌合解除許容位置に設定すればよい。これにより、傾斜部90は操作部材20の操作力付与部82側に位置することとなる。従って、図15に示されるように、操作力付与部82を下方に押し下げて回転させると、傾斜上縁部84の上位側となる力点Pがキャップ18のリブ74に二箇所で接して下方から押し上げるように作用しながら突片55にリブ74が乗っかることで回転支点になりながら、前記キャップ18とリフィルケース13の大径部46との嵌合を解除し、これにより、キャップ18の取り外しが可能となる。
従って、このような実施形態によれば、単一の操作部材20を共用する状態で、キャップ18の嵌合解除と、リフィルケース13の取り出しとを選択的に行うことができる、という効果を得る。
また、ロック部材21を設けたことにより、意図しないキャップ嵌合解除と、リフィルケース13の取り出しとを禁止することができる一方で、その禁止を解除する操作もロック部材21の回転操作のみで足りる、という簡便性を付与することができる。
本発明を実施するための最良の構成、方法、被収容材などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施の形態に対し、形状、位置、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、位置などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した物品の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、操作部材20にロック部材21を併設した場合を図示、説明したが、本発明は、ロック部材21を省略した収納容器とすることを妨げるものではない。また、操作部材20の操作を禁止する構成は、図示のロック部材21に限定されるものではなく、ロック部材21自体をケース本体15に対して相対移動させることや、操作部材20自体の位置を変更すること等によって当該操作部材の操作禁止とその解除を可能とすることも可能である。
また、リフィルケース13をケース本体11内の所定位置に保つために、リフィルケース13の下部にフック部材54を設け、このフック部材54を本体ケース11の突条部44に係り合わせる構成を図示、説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リフィルケース13の上部外周に適当な凸部を設け、当該凸部に嵌合する凹部をケース本体11の内周面部分に設けることでもよい。
更に、前記操作部材20は、閉ループ状の環状体80により形成したが、当該環状体80は、一部が切除されたC字状であってもよい。
また、前記被収容材は、固形糊12に限定されるものではなく、化粧材等を対象とすることもできる。
産業上の利用分野
本発明は、例えば、棒状の固形糊等を出没可能とする収納ケースに利用することができる。

Claims (15)

  1. 一端が開口するケース本体と、このケース本体に対して被収容材を出没可能に支持するリフィルケースとを含むケースと、当該ケースに嵌合して前記開口側を閉塞するキャップと、前記ケース本体の外周側に装着された操作部材とを備えた収納容器において、
    前記操作部材は、前記キャップの嵌合解除と、前記リフィルケースの取り出しとを選択的に行えるように設けられていることを特徴とする収納容器。
  2. 前記操作部材は、前記ケース本体の軸方向を横切る仮想直線上の二箇所を回転中心として回転可能に支持された環状体により構成され、
    前記操作部材を一方向に回転操作することで前記キャップの嵌合を解除可能とする一方、反対方向に回転操作することで前記リフィルの取り出しを可能とすることを特徴とする請求項1記載の収納容器。
  3. 前記操作部材は、前記ケース本体の外周面を囲む閉ループ形状に設けられていることを特徴とする請求項1記載の収納容器。
  4. 前記操作部材の操作を禁止するロック部材を更に含むことを特徴とする請求項1記載の収納容器。
  5. 前記操作部材の操作を禁止するロック部材を更に含むことを特徴とする請求項2記載の収納容器。
  6. 前記操作部材の操作を禁止するロック部材を更に含むことを特徴とする請求項3記載の収納容器。
  7. 前記ロック部材は、前記ケース本体の外周側で前記操作部材の下部に併設されたリング状をなし、前記操作部材の操作禁止位置、前記キャップの嵌合解除許容位置、及びリフィルケースの取出操作許容位置の各位置で選択的に停止可能となる状態で、前記ケース本体の周方向に沿って回転可能に設けられていることを特徴とする請求項4記載の収納容器。
  8. 前記ロック部材は、前記ケース本体の外周側で前記操作部材の下部に併設されたリング状をなし、前記操作部材の操作禁止位置、前記キャップの嵌合解除許容位置、及びリフィルケースの取出操作許容位置の各位置で選択的に停止可能となる状態で、前記ケース本体の周方向に沿って回転可能に設けられていることを特徴とする請求項5記載の収納容器。
  9. 前記ロック部材は、前記ケース本体の外周側で前記操作部材の下部に併設されたリング状をなし、前記操作部材の操作禁止位置、前記キャップの嵌合解除許容位置、及びリフィルケースの取出操作許容位置の各位置で選択的に停止可能となる状態で、前記ケース本体の周方向に沿って回転可能に設けられていることを特徴とする請求項6記載の収納容器。
  10. 前記ロック部材は、周方向に沿う一定の角度範囲に傾斜部を備え、当該傾斜部の位置を前記ケース本体の外周に沿って変更することで前記操作禁止位置、嵌合解除許容位置、取出操作許容位置が選択されることを特徴とする請求項7記載の収納容器。
  11. 前記ロック部材は、周方向に沿う一定の角度範囲に傾斜部を備え、当該傾斜部の位置を前記ケース本体の外周に沿って変更することで前記操作禁止位置、嵌合解除許容位置、取出操作許容位置が選択されることを特徴とする請求項8記載の収納容器。
  12. 前記ロック部材は、周方向に沿う一定の角度範囲に傾斜部を備え、当該傾斜部の位置を前記ケース本体の外周に沿って変更することで前記操作禁止位置、嵌合解除許容位置、取出操作許容位置が選択されることを特徴とする請求項9記載の収納容器。
  13. 前記傾斜部の反対側に前記ロック部材の回転操作部が一体に突設されていることを特徴とする請求項10記載の収納容器。
  14. 前記傾斜部の反対側に前記ロック部材の回転操作部が一体に突設されていることを特徴とする請求項11記載の収納容器。
  15. 前記傾斜部の反対側に前記ロック部材の回転操作部が一体に突設されていることを特徴とする請求項12記載の収納容器。
JP2012518159A 2010-05-31 2010-05-31 収納容器 Active JP5510541B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2010/059195 WO2011151873A1 (ja) 2010-05-31 2010-05-31 収納容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011151873A1 JPWO2011151873A1 (ja) 2013-07-25
JP5510541B2 true JP5510541B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=45066275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012518159A Active JP5510541B2 (ja) 2010-05-31 2010-05-31 収納容器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20130028649A1 (ja)
JP (1) JP5510541B2 (ja)
DE (1) DE112010005613T5 (ja)
WO (1) WO2011151873A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2563187T3 (es) 2012-01-31 2016-03-11 Unilever N.V. Distribuidor de doble de pared
WO2016061400A1 (en) * 2014-10-15 2016-04-21 Custom Rx Tda, Llc Metering dispenser for flowable compositions
US10435226B2 (en) 2016-12-27 2019-10-08 Doselogix, Llc Dosing dispenser system
EP3982787A2 (de) * 2019-06-13 2022-04-20 RPC Bramlage GmbH Vorrichtung zur ausbringung einer masse
US20220232947A1 (en) * 2021-01-24 2022-07-28 Matthew Morales Reusable deodorant stick device

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626715U (ja) * 1992-09-07 1994-04-12 御木本製薬株式会社 コンパクト容器
JP2005160581A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Yoshino Kogyosho Co Ltd 化粧品用コンパクト容器
JP2007261592A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Kokuyo Co Ltd 収納容器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2480539A (en) * 1939-07-22 1949-08-30 Cartier Inc Case for lipstick, rouge, and the like products
US2371808A (en) * 1943-07-24 1945-03-20 Bland Jamison C Lipstick holder
US3954114A (en) * 1974-02-04 1976-05-04 Vca Corporation Lipstick case

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626715U (ja) * 1992-09-07 1994-04-12 御木本製薬株式会社 コンパクト容器
JP2005160581A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Yoshino Kogyosho Co Ltd 化粧品用コンパクト容器
JP2007261592A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Kokuyo Co Ltd 収納容器

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011151873A1 (ja) 2011-12-08
JPWO2011151873A1 (ja) 2013-07-25
US20130028649A1 (en) 2013-01-31
DE112010005613T5 (de) 2013-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5510541B2 (ja) 収納容器
JP5619917B2 (ja) 化粧品スティックを展開させる機構、関連する装置および方法
US9474349B2 (en) Cosmetic dispenser with frictional resistance
JP4806789B2 (ja) 収納容器
US11882916B2 (en) Refillable cosmetic dispenser
WO2019131821A1 (ja) 口紅容器
US11406169B2 (en) Container for a cosmetic product and refill for such a container
JP2019097824A (ja) 繰出容器
TW201936082A (zh) 棒狀化妝料收納容器
KR101820480B1 (ko) 브러시 일체형 립스틱
EP3673765B1 (en) Cosmetic applicator
JP5813990B2 (ja) 塗布具付き容器
JP2010036069A (ja) 噴出ヘッドのロック機構
JP2007223762A (ja) 吊りフック
US9731880B2 (en) Cap structure for vessel
JP7507109B2 (ja) 塗布容器
KR200424822Y1 (ko) 한손으로 사용가능한 립스틱용기
KR102569160B1 (ko) 정량 출몰 조절용 다각형 스틱 용기
CN112656107B (zh) 化妆品容器
KR200382342Y1 (ko) 회전 우산
KR200277192Y1 (ko) 립스틱 케이스
JP5759255B2 (ja) 係止部材を有する傘の柄、傘および係止部材
JP2006075451A (ja) 化粧品収納容器
FR3046037A1 (fr) Receptacle pour produit cosmetique
WO2009087146A1 (en) Device for packaging and dispensing a product such as a stick of a cosmetic product, and corresponding product dispensing method.

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5510541

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250