JP2013516678A - ディスプレイ装置のための可動コネクタ付きドック - Google Patents

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Abstract

より耐久性のある可動コネクタを伴うドッキングステーションが提供される。例えば、コネクタに結合されたポータブル電子装置が前方に押されると、コネクタが動く(例えば、回転する)よう設計され、そのように押されることで生じる歪の影響を減少する。回転可能なコネクタは、ポータブル電子装置を直立位置に保持するようにバイアスされ、電子装置はドッキングステーションの後部基準面により支持され、直立位置における回転可能なコネクタにかかる不当な歪を防止すると共に、前方に動くのを禁止する。回転可能なコネクタは、その一部分がドッキングステーションの外殻より下にあり、外殻において枢着回転し、それにより、外殻の下の部分への考えられるダメージを減少する。又、回転可能なコネクタは、回転時に引っ込み、完全な前方回転位置においてコネクタを破壊する力を除去する。
【選択図】 図8A

Description

本発明は、電子装置のためのドッキングステーションに係る。より詳細には、本発明は、より耐久性のあるコネクタを有するドッキングステーションに係る。
ポータブル電子装置(電話、メディアプレーヤ、ノートブック/ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、等)は、今日の社会に偏在してきている。ポータブル電子装置は、通常、ユーザがデータや機能を見たり選択したりするディスプレイスクリーン(例えば、タッチスクリーン)を有している。例えば、ユーザは、見るビデオや他の提示を選択することができる。そのような環境では、ユーザが装置を見る間にその保持を強制されないように装置をある種のホルダに配置することで装置を直立(見るための)位置に保持することがユーザにとって便利である。
それに加えて、ユーザは、ディスプレイ装置を他の電子装置にインターフェイスすることを望む。例えば、ユーザは、スピーカを通して音楽を再生することを望み又は単に装置を充電することを望む。しかしながら、このようなインターフェイス中や充電中に、ユーザは、装置のディスプレイ及び/又はコントロールが見えることも望む。
そのような特徴を与えるために、製造者は、ユーザが装置を差し込めるドッキングステーション(ドック)を提供する。多くの場合に、ドックは、表面から立ち上るコネクタを有し、このコネクタは、装置を見たり使用したりできる位置にある。しかしながら、これらのコネクタは、特に、装置が大きいときや付加的な応力がコネクタにかかるときには、弱点となる。又、コネクタは、装置のほとんどの支持も与える。従って、そのようなドッキングステーションのコネクタは、不適切な方向に引っ張られる、等の誤用によってダメージを受けることがある。
本発明の実施形態は、より耐久性のあるコネクタを伴うドッキングステーションを提供する。ある実施形態は、コネクタをポータブル電子装置に接続したときにそれが動けるようにする。コネクタのこの動きは、望ましからぬ力を吸収して、コネクタが誤用から破壊するおそれを少なくする。この動きは、例えば、スライド、並進移動、撓み、回転及び/又はその何らかの組み合わせを含む。1つの例において、ポータブル電子装置が前方に押された場合には、コネクタが回転し、そのように押されることから破壊するおそれを少なくする。
更に、回転可能なコネクタは、ポータブル電子装置を直立位置に保持するようにバイアスメカニズムでバイアスされ、電子装置は、ドッキングステーションの後部基準面で支持され、直立位置における回転可能なコネクタへの不当な歪を防止する。バイアスメカニズムは、後部基準面で支持される位置に電子装置を保持するために前方への逆の動きにより作用することができる。回転可能なコネクタは、ドッキングステーションのベースの外殻より一部分が下で且つ一部分が上であり、そしてベースの外殻で枢着回転して、外殻の下の部品(例えば、回転メカニズム)へのダメージのおそれを少なくする。又、回転可能なコネクタは、回転時に引っ込んで、コネクタを装置から除去し、力がコネクタに作用するのを停止させることができる。
1つの実施形態によれば、ドッキングステーションは、ベースと、後部基準面と、ポータブル電子装置のリセプタクルコネクタを受け入れ且つそれに電気的に結合するよう構成された回転可能なコネクタとを備えている。回転可能なコネクタは、ベースに結合され、そして直立位置に向かってバイアスされる。後部基準面は、ベースに機械的に結合され、そしてポータブル電子装置がその直立位置において回転可能なコネクタに結合されるときにその電子装置を支持するようにされる。
別の実施形態によれば、ドッキングステーションは、開口を有する外殻付きベースと、ポータブル電子装置のリセプタクルコネクタを受け入れ且つそれに電気的に結合するように構成された回転可能なコネクタとを備えている。回転可能なコネクタは、ベースに結合され、そしてベースの外殻の開口を通して突出する。回転可能なコネクタは、外殻の下に第1区分をそして外殻の上に第2区分を有する。回転の少なくとも一部分の間に、回転可能なコネクタは、回転可能なコネクタの表面と外殻との間の接点の周りで枢着回転する。
更に別の実施形態によれば、ドッキングステーションは、開口を有する外殻付きベースと、ポータブル電子装置のリセプタクルコネクタを受け入れ且つそれに電気的に結合するように構成された回転可能なコネクタとを備えている。回転可能なコネクタは、外殻の開口を通して突出し、外殻の下に第1区分をそして外殻の上に第2区分を有する。又、ドッキングステーションは、回転可能なコネクタに結合された少なくとも1つのガイドポストと、この少なくとも1つのガイドポストに接触する少なくとも1つのガイド面も備えている。この少なくとも1つのガイド面は、回転可能なコネクタの回転中に回転可能なコネクタの位置をガイドする。
本発明の更に別の実施形態によれば、ドッキングステーションは、ベースと、(ポータブル電子装置のリセプタクルコネクタを受け入れ且つそれに電気的に結合するように構成された)回転可能なコネクタと、引っ込めメカニズムとを備えている。ベースは、下面、及び開口を有する上部外殻を有する。回転可能なコネクタは、上部外殻の開口を通して突出して、上部外殻の下に第1区分をそして上部外殻の上に第2区分を有する。引っ込めメカニズムは、回転可能なコネクタが下面に垂直な位置からドッキングステーションの前部に向かって回転するときに、外殻の上の回転可能なコネクタの第2区分を減少させる。
本発明の実施形態によるコネクタアッセンブリ100の斜視図である。 本発明の一実施形態により直立位置にバイアスされる回転可能なコネクタを伴うドッキングステーションの断面側面図である。 本発明の一実施形態により回転可能なコネクタが直立位置にあるときに後部基準面によって支持されるポータブル電子装置に結合されたドッキングステーションを示す。 本発明の一実施形態によりポータブル電子装置が後部基準面に対して前方に移動される場合に回転可能なコネクタに接続されたドッキングステーションを示す。 本発明の一実施形態によりポータブル電子装置が垂直位置を越えて移動される場合に回転可能なコネクタに接続されたドッキングステーションを示す。 本発明の実施形態によるドッキングステーションの上面図である。 本発明の一実施形態によりドッキングステーションの外殻の縁の周りで枢着回転する回転可能なコネクタの拡大断面図で、コネクタを直立位置で示す図である。 本発明の一実施形態によりドッキングステーションの外殻の縁の周りで枢着回転する回転可能なコネクタの拡大断面図で、コネクタを前方(図示されたように反時計方向)に完全に回転したところを示す図である。 本発明の一実施形態により安定化特徴をもつ支持面により支持された回転可能なコネクタを示す断面側面図である。 本発明の一実施形態により安定化特徴をもつ支持面により支持された回転可能なコネクタを示す断面側面図である。 本発明の一実施形態によるバイアスメカニズム及び電子的接続を有する回転可能なコネクタの断面側面図である。 本発明の一実施形態による図5Aのコネクタ、バイアスメカニズム及び電気的接続の下面図である。 本発明の一実施形態による図5Aのコネクタ、バイアスメカニズム及び電気的接続の下面図である。 本発明の実施形態により種々の形状を有する外殻の縁の周りで枢着回転する回転可能なコネクタの断面側面図である。 本発明の実施形態により種々の形状を有する外殻の縁の周りで枢着回転する回転可能なコネクタの断面側面図である。 本発明の一実施形態により異なる高さの縁を有する外殻の縁の周りで枢着回転する回転可能なコネクタの断面側面図である。 本発明の一実施形態により異なる高さの縁を有する外殻の縁の周りで枢着回転する回転可能なコネクタの断面側面図である。 本発明の一実施形態により回転中にドッキングステーションへ引っ込む回転可能なコネクタの断面側面図である。 本発明の一実施形態により回転中にドッキングステーションへ引っ込む回転可能なコネクタの断面側面図である。 本発明の一実施形態により回転中にドッキングステーションへ引っ込む回転可能なコネクタの断面側面図である。
本発明の実施形態は、より耐久性のあるコネクタを備えたドッキングステーション(ドック)を提供する。そのような耐久性は、接続されたポータブル電子装置が著しい量の力をコネクタに課せないようにコネクタが動くのを許すことにより一部分達成される。例えば、限定された基準面(コネクタに接続されたときに電子装置にタッチする表面)では、ポータブル電子装置がその取り付け/取り外し軸から外れるように強制された場合に固定コネクタのジョイントが弱められる。そのような力は、ユーザが装置に対して届いたときに偶発的に発生し得る。ジョイントを弱めることのあるプッシュ力及び/又は装置の重量の力は、単にコネクタを動かす。
一実施形態では、例えば、コネクタは、軸外れ力が加わったときに力を良く分散するためにドックベースに対して回転するように構成され、即ち動かないことで力に完全に抵抗するのではなく力で動くようにされる。より耐久性のあるコネクタを提供する上で助けとなる他の特徴は、コネクタが直立位置にあるときにポータブル電子装置を支持するドッキングステーションの後部基準面と、幾つかの可動部をドックのベース内に保持することによりそれら可動部を保護するピボットメカニズムと、コネクタが前方に完全に回転する前にポータブル電子装置からコネクタを放出して、より耐久性のあるコネクタとする上で助けとなる引っ込めメカニズムとを含む。コネクタの厳密な動き、及びバイアスメカニズムからの力は、ユーザが電子装置を動かすときに望ましい動き及び感触を与えるように同調することができる。
ここで使用するポータブル電子装置は、個人の手(片手又は両手)で持つことのできるサイズ及び均整のものである。ポータブル電子装置は、例えば、これに限定されないが、オーディオ及び/又はビジュアル(ビデオ又は写真)信号を再生又は送信するメディアプレーヤ(例えば、iPod)、及びユーザがワイヤレス接続を通してリモート通信できるようにする電話を含む。又、ポータブル電子装置は、ミニコンピュータ、タブレットコンピュータ、PDA、インターネット又はe−メールベースの装置にも対応する。実際に、ポータブル電子装置は、本発明の譲受人であるカリフォルニア州クパチーノのアップル社により製造販売されている上述した特定又は専用装置(例えば、iPhoneTMのようなスマートホン)の組み合わせでよい。
本発明の実施形態は、図面を参照して以下に述べる。しかしながら、当業者であれば、添付図面を参照した以下の詳細な説明は、例示に過ぎず、本発明は、それら実施形態を越えて拡張できることが容易に明らかであろう。例えば、非ポータブル装置での実施形態が使用されてもよい。
図1は、本発明の実施形態によるコネクタアッセンブリ100の斜視図である。このコネクタアッセンブリ100は、表面140から突出するコネクタ120を備えている。コネクタ120は、一般的に、嵌合軸130を定義し、これに沿って、対応嵌合コネクタを取り付け及び除去することができる。対応嵌合コネクタは、例えば、電子装置に保持されたコネクタである。このコネクタは、軸130に沿ってスライドオン/オフし、コネクタに関連した電気的接点に結合し及び切断することができる。
1つの実施形態では、コネクタ120は、外壁及び表面から露出されて実質的に自由である(例えば、コネクタを取り巻く又はそれに隣接する壁がないか又は制限される)。従って、コネクタ120は、対応嵌合コネクタを経てこれに結合される電子装置を、その電子装置に対して設けられる基準面がないか又は制限された状態で、支持するように構成される。例えば、1つの実施形態では、コネクタ120は、くぼみ又は空洞内に配置されず、むしろ、その側部が露出されるように表面から外方に延びる。
コネクタ120は、基準面から露出されて実質的に自由とされるので、特に、電子装置が接続されたときには、望ましからぬ軸外れ力がコネクタ120に作用する。例えば、取り外し工程中に、電子装置が回転され、嵌合軸から離れるように押され、引っ張られて、コネクタ120に望ましからぬ力を与えることがある。例えば、嵌合軸130がz軸の方向である場合には、電子装置をx及びy方向に並進移動し、そしてx、y及びz軸の周りで回転することにより、コネクタに望ましからぬ力が与えられることがある。更に、嵌合コネクタ間の摩擦のためにz軸に沿ってコネクタを引っ張る力/押す力が生じることがある。コネクタ120の構成は、望ましからぬ力の影響を受け易いエリアを招く。例えば、コネクタ120がx方向に広くそしてy方向に狭い(図示されたように)場合には、コネクタは、x軸の周りの回転の影響を受け易い。
基準面を使用しないか又は限定された基準面を使用しながらコネクタ120に対するこれら形式の力を最小にするために、1つの実施形態では、コネクタアッセンブリ100は、更に、コネクタ120に結合された力分散ジョイント160を備えている。この力分散ジョイント160は、(コネクタ120が動くのを許すことにより)これらの力、特に、コネクタ120から電子装置を回転することにより生じる軸外れ力を吸収できるように構成される。例えば、電子装置を傾斜すると、コネクタ120に曲げモーメントが作用し、コネクタが力分散ジョイント160と一緒に傾斜することになる。
力分散ジョイント160は、広範囲に変更されてもよい。あるケースでは、特定の方向の望ましからぬ力(例えば、xの周りでの回転)を吸収するように構成され、他のケースでは、複数の方向の望ましからぬ力(x、y、zの並進移動及び/又はx、y、zの周りでの回転)を吸収するように構成される。力分散ジョイント160は、例えば、コネクタ120が動くのを許し、力がもはや固定ジョイントに作用しないようにし、即ち力が分散されるようにする。
力分散ジョイント160は、1つ以上の撓み、回転メカニズム、並進移動メカニズム、等を含むことができる。1つの具現化において、力分散ジョイント160は、望ましからぬ力がコネクタに与えられたときに弾性変形する従順な又は柔軟な材料で形成される。例えば、発泡材、スプリング、等が使用される。それとは別に又はそれに加えて、力分散ジョイント160は、望ましからぬ力がコネクタに与えられたときに弾性変形する1つ以上のモーションメカニズムから形成されてもよい。例えば、ピボット、スライド、等が使用されてもよい。種々の実施形態において、コネクタ120の下部区分が従順な又は柔軟な材料に埋め込まれて力分散ジョイント160を形成してもよいし、又はコネクタ120の下面が従順な又は柔軟な材料に取り付けられて、力分散ジョイント160を形成してもよい。
ある実施形態では、力分散ジョイント160に加えて限定基準面が使用されてもよい。例えば、フラットなポータブル電子装置(例えば、電話)のような電子装置をガイド及び支持する上で助けとなるように単一の基準面が使用されてもよい。この単一の基準面は、例えば、電子装置の背面を支持する上で助けとなる。又、この基準面は、電子装置を希望の位置(例えば、直立した又は実質的に直立した見る位置)に配置する上でも助けとなる。不都合にも、この基準面は、望ましからぬ力を招くことがある。例えば、ユーザは、取り外し工程中に基準面から離れるように装置を引っ張る(従って、コネクタを回転させる)。この特定のケースでは、力分散ジョイント160は、特に、それらの回転力を供給するように調整される。1つの例では、力分散ジョイント160は、コネクタ120が基準面から離れる方向に回転するのを許す。
力分散ジョイント160は、望ましからぬ力に対して望ましい力を与えるように同調又は減衰されることが明らかである。例えば、スプリングを使用して、望ましからぬ力(例えば、軸外れ力)の方向に対抗する方向にコネクタをバイアスする上で助けとすることができる。又、力分散ジョイント160は、例えば、表面140内又はその下で(破線で示すように)視野から隠されてもよいことが明らかである。
1つの実施形態において、表面140は、電子装置が結合されるように設計されたドッキングステーションの上面である。そのようなドッキングステーションは、ポータブル電子装置を、別のシステム又は装置、例えば、コンピュータ、電源、或いは周辺装置、例えば、モニタ、キーボード、スピーカ、等に素早く且つ容易に結合するためのプラットホームを形成することができる。又、ドッキングステーションは、電子装置のディスプレイを見るのに適した位置に電子装置を保持することもできる。
ドッキングステーションは、ワイヤード(例えば、ケーブル)又はワイヤレス(例えば、Bluetooth(登録商標))接続を経て他の装置又はシステムと通信するスタンドアローンユニットでもよいし、或いはドッキングステーションは、他の装置又はシステムに直接一体化されてもよい。1つの実施形態において、コネクタ120は、スワイプ接触、ワイヤ、トレース、フレキシブル回路、等の柔軟な接続又は動きイネーブル接続を経てドッキングステーション内に収容された他の電子装置に接続されてもよい。これらの例の幾つかは、コネクタが位置間で移動できるようにたるみを含んでもよい。電子装置は、広範囲に変更されてもよい。電子装置は、例えば、回路板、コントローラ、コネクタ、等を含む。電子装置は、本体内に固定することもできるし、又はコネクタ120が動くときに電子装置とコネクタ120との間の接続を管理する上で助けとなるように可動に構成することもできる。例えば、プリント回路板は、レールに沿ってスライドしてもよい。幾つかの実施形態を以下に詳細に述べる。
コネクタ120は、ドッキングステーションの他のコネクタ、ポート、ジャック、トランシーバ、又はケーブルに接続され、他の装置又はシステムへの外部接続を与える。一体化されたドッキングステーションの場合には、コネクタ120は、ホスト装置又はシステムのコンポーネントに直接配線される。あるケースでは、コネクタ120は、実質的に、それ自身であるが、他のケースでは、ハウジングのような二次的構造を含むモジュールの一部分である。
種々の実施形態において、コネクタ120は、USB、Firewire、又は他の標準的なコネクタフォーマットに対応する。一例において、コネクタ120は、アップル社のiPod(登録商標)及びiPhoneTM装置に適合する30ピンコネクタである。一実施形態において、30ピンコネクタは、離間された並置ピンを単一行にもつ長くて薄い低背型(図示されたように)である。1つの実施形態において、電子装置は、雄コネクタプラグであるコネクタ120に接続する雌コネクタのリセプタクルコネクタを有する。別の実施形態では、電子装置は、ドックの雌コネクタプラグに接続する雄コネクタリセプタクルを有する。この実施形態では、雌リセプタクルは、ハウジングに位置される。
可動コネクタ120は、電子装置の対応コネクタに係合するため閉じた位置と1つ以上の開いた位置との間で移動する。1つの実施形態において、対応するコネクタは、閉じた位置にあるコネクタ120には係合できない。あるケースでは、コネクタの動きは、例えば、並進移動及び回転のような異なる動きの組み合わせでもよい。例えば、コネクタ120は、閉じた位置に入れられるようにスライドする間に直立位置から前方に回転することができる。
閉じた位置では、コネクタ120は、少なくとも一部分がドッキングステーションの境界内にあり、そしてあるケースでは、完全にドッキングステーションの境界内にある。コネクタ120は、それが閉じた位置にあるときにドッキングステーションのくぼみ又は空所又は空洞に収容される。あるケースでは、この構成は、コネクタ120が閉じた位置にあるときに上面140上に実質的に平らな表面を形成する。更に、ある構成においては、コネクタ120が視野から隠れてもよい。
他方、直立位置において、コネクタ120は、表面140から外方に延びる。これは、コネクタ120を、ある装置と接続するために本体の外側に完全に又は部分的に露出する必要があるという点で有益である。ここで使用する「直立位置」という語は、装置がコネクタ120に接続されたときにユーザが装置を使用できるコネクタ120の位置を含む。直立位置という語は、単一位置であるが、あるケースでは、複数の直立位置を指すこともある。例えば、コネクタ120は、異なる方向/位置/本体からの距離にコネクタを配置する複数の直立位置を有してもよい。これらの位置は、多数の指定の点にあってもよい。
本発明の実施形態によるドッキングステーションは、力分散ジョイント160の一部でもよいし又はそれとは個別のものでもよいバイアスメカニズムも備えている。このバイアスメカニズムは、コネクタ120を直立位置(装置が支持されて見える)に保持するように構成される。バイアスメカニズムは、例えば、コネクタ120を直立位置に向かってバイアスし続けるスプリング(弾性定数をもつ物体)を含む。ロックメカニズムは、コネクタ120を閉じた位置に保持することができる。ロックは、例えば、ドッキングステーションに位置されたボタンを経て解除され、このボタンを作動すると、バイアスメカニズムがコネクタ120を直立位置に移動することができる。解除されると、ロックがコネクタ120に再係合するまでスプリング力に抗してコネクタ120を表面140へ戻すように強制するだけで、コネクタ120が本体内に再配置される。1つの実施形態において、コネクタ120を種々の直立位置に保持し又は少なくとも安定化させるのに止め具が使用される。コネクタ120が回転する実施形態では、バイアスメカニズムは、コネクタ120がそれ以上回転しない終了点(例えば、前方完全回転)を越えてコネクタ120が回転することも防止する。
コネクタ120の動きが回転である実施形態に関して、コネクタ120は、コネクタとドックの本体を一緒にリンクする回転メカニズムを使用して動く。1つの例において、力分散ジョイント160は、回転メカニズムである。1つの実施形態では、コネクタ120は、回転メカニズムの他の部分が表面140の下に保護された状態で表面140において枢着回転することができる。別の実施形態では、コネクタ120及び回転メカニズムは、単一の一体的ユニットへと形成される。与えられる回転の量は、変化してもよく、電子装置がドックされるときの電子装置の望ましい方向、及び/又はドックの他の特徴に依存する。例えば、回転の量は、電子装置を実質的な直立位置に入れさせる(そのディスプレイ及び/又はユーザインターフェイスを露出させる)ことができるものである。回転メカニズムは、ギア、カム、従動子、等を含む。
図2A−2Eは、本発明の一実施形態によるドッキングステーション200の断面側面図である。上述したように、ドッキングステーション200のようなドッキングステーションは、電子装置212を、別のシステム又は装置、例えば、コンピュータ、電源、或いは周辺装置、例えば、モニタ、キーボード、スピーカ、等に素早く且つ容易に結合するためのプラットホームを形成することができる。又、ドッキングステーション200は、電子装置のディスプレイ213を見るのに適した位置に電子装置212を保持することもできる。
ドッキングステーション200は、種々の電子装置、バラスト、等を含むベース230を備えている。ベース230は、ドッキングステーション200をテーブルのような表面上でバランスをとって支持した状態に保持し、且つ電子装置212を、それがマウントされたときにバランスをとって支持した状態に保持するように働く。又、ドッキングステーション200は、電子装置を直立位置に支持する上で助けとなるための1つ以上の基準面を与えることもできる。ここに示す実施形態では、ドッキングステーション200は、ベース230から上方に突出する後部基準面240を備え、これは、電子装置212がドッキングステーション200にマウントされたときに電子装置212の望ましい位置を定義する上で助けとなるものである。例えば、電子装置212の背面が後部基準面240に接触する。あるケースでは、付加的な基準面が設けられてもよい。例えば、1つ以上の側部支持部材が、電子装置212のコネクタをコネクタ214と嵌合する上で助けとなってもよい。
後部基準面240の角度は、一般的に、電子装置がマウントされるときその角度を定義する。この角度は、例えば、約0−30°であり、より詳細には、後部基準面240は、広範囲に変化してもよい。例えば、ベース230に結合される1つ以上の後部支持部材で構成されてもよい。ベース230及び後部支持部材は、単一の一体的ユニットとして形成されてもよいし、又は一緒に取り付けられる個別の部品であってもよい。ほとんどのケースでは、ベース及び後部支持部材は、互いに固定される。しかしながら、後部支持部材の位置は、ベースに対して調整可能である(従って、見るための複数の位置又は移動するための引っ込んだ位置が可能となる)ことが意図される。あるケースでは、後部支持部材は、ベース230から取り外し可能である。後部支持部材の長さは、一般的に、電子装置を直立位置に適切に支持するのに必要なものに対応する。あるケースでは、電子装置212より高く延びるが、他のケースでは、電子装置212より低く延びる(図示されたように)。もちろん、上縁がほぼ同じ高さとなるように同様の長さを有してもよい。あるケースでは、後部支持部材は、ドッキングステーション200によって異なる装置を支持できるように高さ調整可能である。
ドッキングステーション200は、少なくとも1つのコネクタ214を備えている。このコネクタ214は、ベース230から上方に突出し、そして電子装置がドッキングステーション及び特に後部基準面に対して配置されたときに電子装置の対応コネクタとインターフェイスするように構成される。ある実施形態では、コネクタ214は、その一部分がベース230の内部にあり、そして外面の開口215を通して突出している。他の実施形態では、回転可能なコネクタ214が完全に外面の上にある。このコネクタは、後部支持部材と同様の角度で上方に突出する。従って、後部基準面240は、電子装置をコネクタに対して配置する間に基準面として使用される。コネクタは、例えば、軸205に沿ってインターフェイスする。即ち、それらは、軸205に沿って互いに結合/切断される。軸205は、コネクタの接点が互いに嵌合する方向を与える。
1つの実施形態において、コネクタ214は、回転メカニズム(図示せず)を経てベース230に回転可能に結合される。コネクタ214は、例えば、後部支持部材に実質的に平行な直立位置(図2B)と、直立位置から離れた角度の種々の回転位置(図2C及び2D)との間で回転することができる。回転メカニズムは、例えば、電子装置212が取り外し又は偶発的な打撃事象で前方へ強制されるとき、電子装置212が直立位置(ディスプレイを見るのに使用される)から他の位置へと前方に回転できるようにする。その結果として、時間と共にコネクタ214のジョイントに故障を招き得るコネクタへの不当な応力が減少又は防止される。
回転メカニズムは、広範囲に変更できる。ある実施形態では、回転メカニズムは、コネクタ214の底部に取り付けられるか又はその一部分であってベースのピボット穴にインターフェイスする円筒状又は他の形状のロッドのようなピボットを含む(その逆も考えられる)。例えば、ロッドは、ベース230の側部に取り付けてもよいし、或いはロッドの回転を許しながらロッドを保持する空洞上又はその中に置いてもよい。別の実施形態では、ベース230の外殻の縁の周りで回転が行われる。
又、ドッキングステーション200は、コネクタ214を直立位置に存在させるようバイアスするバイアスメカニズム226も備えている。図示された実施形態では、バイアスメカニズム226は、長さがより短くされたときにより大きな力で後方に押すスプリング(例えば、ゴム又は同様の合成材料のような固体弾性材料)である。別の実施形態では、バイアスメカニズム226は、長さがより長くされたときに直立位置に存在させるようにコネクタ214を引っ張る。1つの態様において、バイアスメカニズム226の少なくとも1つの部分(例えば、コネクタから遠く離れた端)が位置保持されて、コネクタ214の下部が右へ移動するときにバイアスメカニズムの少なくとも1つの寸法が減少されるようにする。バイアスメカニズム226は、コネクタ214が前方に回転するときにその動きを同調及び減衰させるために種々のスプリング材料を使用する。1つの実施形態によるバイアスメカニズムの動作を、例えば、図3A及び3Bを参照して、以下に説明する。
又、ドッキングステーションは、コネクタを電子回路222に電気的に結合するように構成された接続部224も備えている。この接続部224は、コネクタ214の下端の接点から、データ及び/又は電力コネクタである電子回路222への電気的接続を与える。例えば、接続部224は、コネクタを動かせるようにある程度のたるみをもつ柔軟な部材である。柔軟な部材は、例えば、常時教示されるものではないリボンケーブル又は柔軟な回路である。或いは又、スワイプ接点が使用されてもよい。
より詳細には、図2Bは、本発明の一実施形態により回転可能なコネクタ214が直立位置にあるときに後部240によって支持されるポータブル電子装置212に結合されたドッキングステーション200を示す。図示されたように、回転可能なコネクタ214は、ポータブル電子装置214のリセプタクルコネクタを受け入れるように構成される。コネクタ214の下端の接点の一部分であるか又はそれに電気的に結合されるコネクタ214の上端の接点は、接続部224をリセプタクルコネクタに結合し、それにより、リセプタクルと電子回路222との間に電気的接続を与える。
図示されたように、後部基準面240は、ポータブル電子装置212がその直立位置において回転可能なコネクタ214に結合されたときに電子装置を支持するようにされる。1つの実施形態では、後部基準面240は、回転可能なコネクタ214がその後方全回転(図示されたように時計方向)に到達するまでポータブル電子装置212を支持する。別の実施形態では、後部基準面240は、ポータブル電子装置212が後方に完全に回転されたときにそれを支持する。後部基準面240は、接続されたポータブル電子装置212の重量を支持し、この重量が、例えば、装置212を見ているときにコネクタ214に力を及ぼし続けないようにする。このように、コネクタ214への歪を減少し、そしてコネクタ214をより耐久性のあるものにすることができる。
後方におけるコネクタ214への歪は、後部基準面240により減少できるが、ポータブル電子装置212が偶発的に前方に押され又は動かされることもある。例えば、ポータブル電子装置212をドッキングステーション200から除去しようと試みるとき、ユーザは、ポータブル電子装置212を前方に打撃する。このような動きは、コネクタ214に歪を課することがある。しかしながら、コネクタ214が前方に回転できるので、力が最初に加えられたときに、そのような歪を減少し又は潜在的に排除することができる。
バイアスメカニズム226は、電子装置212がいったん取り付けられると後部基準面240により支持されるように適切な位置に入るよう保証することができる。又、バイアスメカニズム226は、装置212を取り付け易くする逆の力を与えることもできる。更に、装置212が前方に動かされるときに、バイアスメカニズム226は、後部基準面240に対して装置212を戻す力を与えることもできる。さもなければ、装置212は前方へ倒れ、コネクタ214を破壊し得る。図2C及び2Dは、そのようなバイアス力を示す。
図2Cは、ポータブル電子装置214が後部基準面240に対して前方に動かされる場合に回転可能なコネクタ214に接続されたドッキングステーション200を示す。例えば、装置212は、ユーザの手で装置を掴むときに前方に押され又は引っ張られる。図示されたように、装置212は、もはや、後部基準面240に載せられていない。
装置212が前方に動くと、バイアスメカニズム226は、コネクタ14を後方に(図示されたように時計方向に)押す力260を与える。1つの態様において、この力260は、装置212からコネクタに働く反時計方向(即ち、前方)の力を打ち消すに充分な強さである。前方の力は、例えば、装置が持ち上げられるか又は軽く突かれるだけであるときには、時間巾の短いものであることに注意されたい。装置212がもはや取り付けられない場合には、コネクタ214は、直立位置に戻される。装置が依然取り付けられるが、装置212からの前方の力が後方の力260より強くない(又はそれより長く存在しない)場合には、装置212は、後部基準面240に載せられるように戻される。
図示された実施形態では、コネクタ214の下部は、コネクタ214が回転するときに動く。コネクタ214が反時計方向に回転すると、その下部をバイアスメカニズム226に対して押し、バイアスメカニズム226は、バイアス材料(例えば、スプリング)の長さが減少するので増加した力で左へ押し戻される。1つの実施形態では、コネクタ214は、回転の少なくとも一部分の間にベース230の外殻の1つ以上の縁の周りで枢着回転する。
別の実施形態では、コネクタの枢着回転は、ドッキングステーションのベースの外殻の下で、例えば、コネクタの下で、生じる。更に別の実施形態では、コネクタの枢着回転は、例えば、コネクタ全体がベースの上面の上にあるときに、外殻の上面の上で生じる。これらの実施形態では、コネクタは、コネクタに機械的に結合されるロッドに固定の回転軸を有する。例えば、ロッドは、コネクタの下部付近の円筒状の穴を通過するか、又はロッドは、コネクタの表面に取り付けられる。種々の実施形態において、ロッドは、ベースの側部、内部下面又は内部上面に取り付けられ、ロッドが回転するが並進移動しないようにされる。ある実施形態では、バイアスメカニズムは、カーブしたスプリングで、その第1端がベースに取り付けられ(例えば、コネクタから前方の点において)、そして第2端がコネクタの表面に取り付けられる。このようにして、コネクタが一方向(例えば、前方)に回転するときには、コネクタの表面が第1端の取り付け点に接近するのでスプリングの長さが減少し、そして後方のバイアス力を与えることができる。別の例として、バイアスメカニズムは、回転メカニズムの一部分であるロッドの周りでループしてロッドに取り付けられるスプリングである。ロッドが回転すると、スプリングが変形し、バイアス力を発生する。
1つの態様において、バイアスメカニズム226は、装置212が前方に僅かに押された後に垂直になるのを防止することができる。例えば、押しの大きさが小さなもので且つ短い時間中だけである場合には、後方の力260は、装置が垂直位置を越えて回転するのを防止することができる。前方の回転が打ち消される限り、装置の重量と、後方の力260が回復し続けることで、装置212を後部基準面240で支持されるように戻す。しかしながら、装置212が垂直位置を越えて動く場合には、力260を著しく増加する必要がある。
図2Dは、ポータブル電子装置212が垂直位置を越えて移動される場合に回転可能なコネクタ214に接続されたドッキングステーション200を示す。装置212は、図2Cより前方の位置で示されている。対応的に、後方の力260画像化されている(弧の長さがより長く示されている)。1つの実施形態では、バイアスメカニズム226の長さの減少で力260がより大きなものとなる。
力260のこの増加は、装置212の重量の成分より大きくされる。従って、(例えば、ユーザの手からの)外力がもはや装置212を押さない場合には、例えば、装置212が後部基準面240により支持される直立位置へ装置を戻すことができる。
コネクタ214の一部分が本体230の内部にありそしてコネクタ214の下部の動きが許される実施形態では、コネクタ214は、コネクタ214を本体から引き出したままにするという付加的な特徴を有する。
図2Eは、本発明の実施形態によるドッキングステーション200の上面図である。コネクタ214は、本体230の開口215において実質的に垂直の位置で示されている。1つ以上の制限部材219(ピン、ロッド、突起、等)がコネクタ214の側部から開口215の縁を越えて延びている。従って、コネクタ214が上方に引っ張られる場合に、制限部材219は、コネクタ214が本体230の内部から完全に引き出されるのを防止する。1つの実施形態において、制限部材219への下向きの力が、開口215が存在する外面により与えられる。別の実施形態では、この下向きの力は、制限部材と外面との間の別の表面又は縁により加えられる。又、制限部材219は、コネクタ214が本体230の内部に完全に落ちないように(本体230の下部外面である)表面により下に支持されてもよい。
又、コネクタ214の他の特徴は、開口215の縁を越えて延びることができる。例えば、部材は、開口215の縁を越えて前方(図示された左)又は後方(図示された右)へ延びてもよい。別の実施形態では、コネクタ214は、本体230の内部の下部が開口215より大きくなるように角のある形状を有してもよい。
装置212を経てコネクタ214に力が加えられたときコネクタをダメージから保護するのに加えて、ある実施形態では、回転メカニズムがダメージから保護される。例えば、回転メカニズムが露出された場合には、回転メカニズムに粒子が当たったり、粒子で汚染されたりする。更に、機能又は審美的な理由で、ベースのフラットな面又は比較的均一な面が要望される。これらの特徴を与えるため、実施形態では、回転可能なコネクタが本体の外殻で枢着回転する。
図3A及び3Bは、本発明の一実施形態によるコネクタアッセンブリ300の断面側面図である。コネクタアッセンブリ300は、一般的に、図2A−2Eに示したシステムに対応する。コネクタアッセンブリ300は、ドッキングステーションの本体の縁の周りでコネクタが枢着回転するような回転メカニズムを示している。
コネクタアッセンブリ300は、外殻334(ドッキングステーションのベースの上壁のような)の開口333を通して配置された回転可能なコネクタ314を備えている。開口333は、公称直立位置(図3Aに示す)と、傾斜位置(図3Bに示す)との間で回転可能なコネクタ314を回転できる形状を有する。外殻334は、コネクタ314の左の区分334aと、コネクタ314の右の区分334bとを有する。外殻は、厚み(t)を有するように示されている。厚み(t)は、特定のスケールで描かれておらず、例えば、コネクタ314の高さとベースの高さについてもっと大きくても小さくてもよい。又、ベースは、例えば、ドッキングステーションが使用中であるときに支持面に載せることのできる下部332も有している。この下面332は、外殻334と一体的に形成され、同じ厚みtを有してもよい。
コネクタが実質的に傾斜位置から公称位置へ回転するときに、回転可能なコネクタは、区分334bの縁337bの周りで枢着回転するように構成される。コネクタが実質的に公称位置から傾斜位置へ回転するときに、回転可能なコネクタは、区分334aの縁337aの周りで枢着回転するように構成される。その際に、開口333は、(公差のための最小ギャップを伴う)コネクタのサイズと実質的に同様のサイズ又は寸法とされる。この実施形態では、コネクタ314の下部は、その回転中に動くことが許される。
図3Aにおいて、コネクタ314は、直立位置で示されている。1つの実施形態において、バイアスメカニズム326(図2Aのバイアスメカニズム226と同様の)は、その弛緩長さ又はその付近にある。種々の実施形態において、コネクタ314は、例えば、縁337b、縁337c、表面336aにより、又は区分334aの下の別の物体(固定ストッパーのような)により、或いはその組み合わせにより、後方(図示された時計方向)に更に回転することが防止される。
図3Aに示す位置では、コネクタ314は、表面336bの縁337b及び表面336aの縁337cにより更に時計方向に回転することが防止される。図3Bは、コネクタ314を前方(反時計方向)に完全に回転した状態で示している。図3Bに示すように、コネクタ314は、ここでは、表面336aの縁337a及び全表面336bによって更に反時計方向に回転することが防止される。他の実施形態では、表面336bの下部は、回転を防止するためのストッパーとして働く。全表面336bがストッパーとして働くことで、大きなストップ力及び大きな耐久性を与えることができる。
ここに示す実施形態では、外殻334の開口333は、コネクタ314が図3Aの時計方向に完全に回転した位置において両縁337a及び337bに接触しないに充分なほど大きい。1つの態様において、これは、コネクタ314が、時計方向より、垂直(即ち、下面332に垂直)から反時計方向に、更に回転できるためである。表面336a及び336bは、そのような非対称的な動き範囲を許すために傾斜が異なる。コネクタ314が両方向に同じだけ回転する場合には、コネクタ314がいずれかの方向に完全に回転されたときに縁337a、337b間に全くスペースがないか又はスペースが減少される。他の位置では、コネクタ314は、一般的に、両区分334a及び334bにタッチせず、又、どちらの区分にもタッチしないこともある。
コネクタ314の下部が後方に(図示された右に)動くことが許されるとき、コネクタ314の上部は、左に動くことができる(例えば、接続されたポータブル電子装置212が動く結果として)。又、コネクタ314の下部が動くときには、バイアスメカニズム326も動き、コネクタ314を図3Aの直立位置へ戻そうとする力を与える(が、ある実施形態では、その力は、ポータブル電子装置から与えられる力に打ち勝つに充分な強さではない)。従って、外殻334の縁は、コネクタ314の回転の種々の部分中に枢着回転部として働く。外殻334の縁を枢着回転部として働かせることで、区分334a及び334bをコネクタ314に接近させることができる。従って、開口333を極めて小さくすることができる。小さな開口にすることで、ゴミ、屑又は他の外来物体がベースの内部コンポーネントへ入ることを防止できる。更に、1つの実施形態では、コネクタ314が公称直立位置にあるときに、コネクタ314が縁337c及び縁337bにタッチすることによりシールを形成することができる。従って、液体が開口333を通してドックに入るのを防止することもできる。
1つの実施形態では、コネクタ314を縁(例えば、縁337a又は337bの一方)に取り付けることができるが、他の実施形態では、そのような取り付けは行われない。そのような取り付けは、ある実施形態では、ヒンジ又は他のロータリメカニズムから形成されて、固定の回転軸を許すが、他の実施形態では、固定の回転軸をもつことがない。
1つの実施形態において、許される回転量は、各表面336a及び336bの角度338a及び338bを選択することにより一部分制御することができる。表面336a及び336bの角度は、変更することができる。1つの実施形態では、角度338aは、角度338bより小さい。そのような実施形態では、コネクタ314は、時計方向より、垂直位置から反時計方向に更に回転することができる。別の実施形態では、許される回転の量は、縁337aと縁337bとの間のギャップのサイズによって一部分制御することができる。
又、種々の実施形態において、コネクタ314の下部は、バイアスメカニズム326、ガイド面(例えば、下部332、又は表面334と332との間の別の表面)、(例えば、コネクタ314から延びるロッドを取り付けできる)ベースの側部のノッチ、又は他の適当な支持体によって支持することができる。1つの実施形態では、ガイド面は、比較的フラットであり、一方、他の実施形態では、ガイド面は、コネクタ314のための異なる安定した直立位置を与えるために、例えば、カーブ又はノッチのような特徴を有することができる。
図4A及び4Bは、本発明の一実施形態によるコネクタアッセンブリ400を示す断面側面図である。この実施形態では、回転可能なコネクタ414は、複数の直立位置を許す安定化特徴(1つ又は複数)を有する支持面455により支持される。図面に示された異なる実施形態の特徴を、他の図面に示された他の実施形態の他の特徴と結合してもよいことに注意されたい。例えば、図4A及び4Bの実施形態の特徴を、他の実施形態(例えば、図3A及び3Bに示す実施形態)の特徴と結合することができる。
図4Aにおいて、コネクタ414は、支持面455に沿って動くカーブした部分450(例えば、円筒形)を下部に有する。このカーブした部分450は、個別の断片でもよいし、又はコネクタ414(例えば、コネクタのハウジング)と一体的に形成されてもよい。一実施形態では、カーブした部分450は、回転するホイールである。別の実施形態では、カーブした部分450がスライドする。種々の実施形態において、カーブした部分450は、コネクタ414の側縁のみと結合されるか、コネクタ414の下縁のみと結合されるか、又はその両方と結合される。例えば、支持(ガイド)面455は、コネクタ414の縁を越えて存在する2つの個別の表面であり、カーブした部分450は、コネクタ414に取り付けられるか又はその側縁を越えて延びる。
1つの実施形態において、カーブした部分450は、表面455を横切ってスライドする。別の実施形態では、カーブした部分450は、そのカーブした部分450がホイール、円筒又は球であるときには、それが表面450に沿って移動するにつれて回転する。カーブした部分450及び支持面455は、コネクタ414の回転を許す回転メカニズムであるか又はその一部分である。外殻区分434a及び434b、或いは外殻区分434a及び434bの部分(縁及び表面のような)も、回転メカニズムの一部分である。
支持面455は、異なる直立位置を与えるための輪郭、止め部又は他のそのような特徴を有する。例えば、図4Aにおいて、カーブした部分450は、支持面455の谷455aに座る。コネクタ414が前方(反時計方向)に回転されると、谷の右側の山の上昇がそのような動きと逆になる。このような実施形態では、支持面455は、バイアスメカニズムとして働くか、又は別のバイアスメカニズムに関連して働く。
コネクタ414が充分な力のもとで回転するとき、カーブした部分450は、谷455bへと移動する。谷455bは、谷455aにより達成されるものとは異なる直立位置にコネクタ414を保持するための別の止め具として働く。図4Bに示したように、カーブした部分450は、外殻434の区分434a及び434bの形状により許されるようにコネクタ414が前方に完全に回転されることにほぼ対応する谷455cに存在する。
図4A及び4Bには3つの谷をもつものとして示されているが、表面455は、より多くの谷があってもよいし、より少ない谷があってもよいし、又は谷がなくてもよい。又、谷は、同じ高さでも異なる高さでもよく、例えば、その勾配が徐々に増加/減少してもよい。更に、支持面455は、谷455bの後に増加し続けてもよく(又は少なくとも山の後に平らにされてもよく)、従って、完全な前方回転に対応する谷455cをもたなくてもよい。支持面455のそのような増加高さを全回転時にもたせると、コネクタ414を後方(時計方向)に押すための大きなバイアス力を与えることができる。
回転可能なコネクタとドッキングステーションの電子回路との間の電気的接続は、上述したように、種々の仕方で構成される。1つの実施形態では、バイアスメカニズム及び電気的接続が同じ平面に存在する。これら実施形態の幾つかについて以下に説明する。
図5Aは、本発明の一実施形態によりバイアスメカニズム526及び電子的接続524を有する回転可能なコネクタ514の断面側面図である。図5Aにおいて、電気的接続524及びバイアスメカニズム526は、少なくとも一部分が同じ平面内に存在する。これは、種々の異なる仕方で達成される。例えば、電気的接続524は、バイアスメカニズム526を通過するか、又は横方向に分離される。
この実施形態では、電気的接続524は、コネクタ514の背面502においてコネクタ514に結合される(が、コネクタの下部付近である)。他の実施形態では、接続524は、コネクタ514の下面で行われてもよい。
又、図5Aは、ストッパー590により回転量をコントロールできる実施形態を示す。コネクタ514の下部は、ストッパー590に接触し、これは、時計方向(例えば、後方)の更なる回転を防止する。図示された実施形態では、コネクタ514は、ストッパー590と縁537との間に拘束され、時計方向の更なる回転が防止される。
図5B及び5Cは、本発明の一実施形態による図5Aのコネクタ514、バイアスメカニズム526及び電気的接続524の下面図である。コネクタ514の下面は、電気的接続524に結合されて示されている。電気的接続524は、リボンケーブルであるが、異なる仕方で接続が達成されてもよい。ドッキングステーションの本体の外部形状580は、図5Bと5Cとの間の位置の相違を比較するための参照として与えられる。
バイアスメカニズム526は、2つの個別の部材、即ち第1バイアス部材526a及び第2バイアス部材526bを含む。明らかなように、これらバイアス部材526a、526bは、接続524の縁の外側の位置においてコネクタ514に載せられる。2つのバイアス部材を各側に置くことで、1つだけの場合より均一な力を与えることができる。或いは又、バイアスメカニズムは、両端に2つの電気的接続がある状態で中央に置くこともできる。コネクタ514の下部が動くとき、バイアスメカニズム526の後端は、固定素子527で位置保持される。
図5Bは、コネクタを第1位置(例えば、直立位置)において示している。コネクタが前方に回転するにつれて、コネクタ514の下部が、図5Cに示すように、ドッキングステーションの後部に向けて移動する。固定素子527を伴うこの移動で、バイアス部材の長さが減少し、バイアス力が増加する。
別の実施形態では、電気的接続524は、バイアスメカニズム526としても働く。例えば、接続524は、コネクタ514の動きを許すために柔軟であるが、スチフネスも有し、従って、スプリングとして作用する。
ドッキングステーションのベースの外殻は、本発明の実施形態と一貫した種々の形状をもつことができる。例えば、図6A及び6Bは、本発明の実施形態により種々の形状を有する外殻の縁の周りで枢着回転する回転可能なコネクタ614の断面側面図である。図6Aにおいて、外殻634は、コネクタ614の前側及び後側に隣接して各々配置された区分634a及び634bを有している。左区分634aは、上面631a及び下面633aを有する。右区分634bは、上面631b及び下面633bを有する。
図6Aにおいて、上面631a、631bは、カーブしており、一方、下面633a、633bは、フラットである。図6bにおいて、上面631c、631dは、カーブした表面を有し、そして下面638c、638dもカーブしているか、さもなければ、非フラットである。他の実施形態では、下面638c及び638dだけがカーブしてもよい。
図6Aの実施形態において、区分634a、634bは、ベース639a及び639bの残部とは個別に、例えば、ベースのくぼみに適合するトリムとして、形成される。上述した実施形態のコネクタが立ち上るところの開口を有する外殻の部分も、ベースのくぼみに適合するトリムで構成されてもよい。更に、コネクタに接触する面及び点は、以下に述べるように種々の形状を有してもよい。
図7A及び7Bは、本発明の一実施形態により異なる高さの縁を有する外殻734の縁の周りで枢着回転する回転可能なコネクタ714の断面側面図である。
図7Aにおいて、コネクタ714は、後方(図示されたように時計方向)に完全に回転されて示されている。コネクタ714は、縁737bと、この縁737bの上の表面区分736bとに接触する。表面区分736bをもたせたことで、表面731bをより高くすることができると共に、コネクタ714の回転を停止するための大きな表面積も与え、縁737bの摩耗及び引き裂きを減少することができる。特に、直立位置が最も頻繁な回転位置である場合には、そのような耐久性は、完全な前方(反時計方向)位置よりも重要である。
表面731bから表面731aへのより規則的な傾斜を与えるため、外殻の区分734aの縁737aは、縁737bより高さが高い。図示されたように、表面731bから表面731aへの傾きは、下方勾配である。縁737aを高くすることで、表面731bから表面731aへの一貫した傾斜を与えるだけでなく、区分734を、それがコネクタ714に接触してその動きに抵抗する場所で、より厚く且つより強くすることもできる。
別の実施形態では、表面736aも、表面736bと同じ方向において、縁737aの上の上部区分を有する。上述したように、表面736aの上部も、大きな耐久性を与えると共に、より厚く且つより強い表面734aを許す。
図7Bにおいて、コネクタ714は、前方(図示された反時計方向)に完全に回転された状態で示されている。コネクタ714は、縁737bの下にある表面736bの下部区分により回転が停止され且つ縁737aにより停止される。1つの態様において、コネクタ714は、縁737bが垂直方向に下げられた場合には、更に前方に回転することができ、又は縁737bから更に動かすことができる。
又、表面731bから表面731aへの一貫した勾配をもたせることで、ドッキングステーションのベースが後方に向けてより厚くなるので、ドッキングステーションに、ドッキングステーションの後方に向けて比較的大きな重量を与えることができる。後方に向けてより大きな重量がかかるので、コネクタに前方に充分な力がかかる場合には、ドッキングステーションが次いで(設計上)ひっくり返り、コネクタを破壊するかもしれない全ての力がコネクタに留まらないようにする。
又、ある実施形態では、コネクタが回転し過ぎたときにポータブル電子装置からコネクタを除去(放出)する上で助けとなるようにすることにより、回転可能なコネクタが破壊するのを防止することができる。このようにして、コネクタは、ポータブル電子装置がコネクタにもはや結合されないので、回転し過ぎたポータブル電子装置からの力を経験することはもはやない。ある実施形態では、この放出は、コネクタの少なくとも一部分をドッキングステーションの本体へ引っ込めることにより達成することができる。
図8A−8Cは、本発明の一実施形態により回転中にドッキングステーションへ引っ込む回転可能なコネクタ814の断面側面図である。
図8Aは、例えば、接続されたポータブル電子装置をドッキングステーションの後部基準面(図示せず)により受け入れできる場合にコネクタが直立位置へと後方(時計方向)に完全に回転されるところを示す。ガイドポスト850がコネクタ814に結合されるか又はその一部分として形成される。例えば、コネクタ814の側縁に円筒状ロッドが取り付けられる。他の実施形態では、ガイドポストは、長方形、楕円形、又は他の適当な幾何学形状でよい。バイアスメカニズム826は、他の実施形態と同様に、コネクタ814を直立位置へとバイアスするように使用される。
ガイド平面855(この実施形態では2つの表面855a及び855bより成る)は、コネクタ814が回転するときにガイドポスト850の動きをガイドすることができる。コネクタ814の下部又は他の部分の動きをこのようにガイドすることで、回転中に引っ込み運動が与えられる。ガイド平面855は、並列及び水平に示されているが、他の形状及び方向が使用されてもよい。例えば、下部ガイド平面855bは、図4A及び4Bの支持面455と同じ形状を有してもよい。
ガイドポスト850及びガイド面855は、コネクタ814が垂直位置から離れるように回転するときにそれを引っ込める引っ込めメカニズムをなす。又、ガイドポスト850及びガイド面855は、コネクタ814を回転できるようにする回転メカニズムでもよいし又はその一部分でもよい。又、外殻の区分834a及び834b、或いは外殻の区分834a及び834bの一部分(縁及び面のような)が回転メカニズムの一部分であってもよい。
図8Bは、更に垂直な方向に回転されたコネクタ814を示す。この位置では、コネクタ814は、外殻の区分834aの縁837aに接触するものとして示されている。1つの態様において、コネクタ814のこの位置は、コネクタ814が前方に回転されたときに生じる。この位置から後方へ移動すると、コネクタ814は、外殻の区分834bの縁に接触してその周りで枢着回転する。
図8Bにおいて、外殻の上面831bの上に延びるコネクタ814の部分は、図8Aに示す位置に対して増加されている。これは、コネクタ814に沿った下部ガイド面855bから表面831bへの距離が、図8Aの場合より短いからである。この距離は、コネクタがより垂直であるために短くなる。
上面831bより下のコネクタ814の部分が少ないので、コネクタのより多くが表面831bの上にある。従って、下部ガイド面855bは、ガイドポスト850を同じ高さに保持することによりコネクタ814を押し上げることができる。しかしながら、コネクタ814が垂直位置を越えて前方(反時計方向)に回転するにつれて、コネクタ814のより多くが上面831bの下となり、上の部分がより少なくなる。この動きは、コネクタ814を効果的に引っ込める。
図8Cは、コネクタ814を前方(図示された反時計方向)に完全に回転した状態で示す。コネクタ814が前方に回転するにつれて、ガイドポスト850は、後方(図示された右)に動き、そして垂直からのコネクタ814の角度が増加する。ガイド面855aは、ガイドポスト850が表面831bへ接近するのを防止するので、表面831bより下のコネクタ814の部分が増加する。上面831bより下のコネクタ814の部分が増加するので、上面831bより上の部分が減少して、コネクタ814の引っ込みを生じさせる。
換言すれば、コネクタ814が垂直位置を越えて回転すると、コネクタ814は、ガイド平面855aによりドッキングステーションの本体へと更に引っ張られる。上面831bより上のコネクタ814の部分が充分に少なくなると、コネクタ814は、ポータブル電子装置と結合されたままとなれず、従って、コネクタ814は、ポータブル電子装置から放出される。
そのような放出は、コネクタが完全に水平となるまで前方に回転できない実施形態では有益である。このような状況では、コネクタが前方に完全に回転されたときに、前方への力が続くことでコネクタが破壊され易い。図8A−8Cの実施形態は、コネクタ814が前方完全回転位置に到達する前にポータブル装置からのコネクタ814の放出(解離)を促進することによりコネクタ814が前方に押され続けるのを防止することができる。
ここに述べる実施形態は、ポータブル電子装置に結合するコネクタを伴うドッキングステーションを提供する。コネクタは、前方の力が加わるときに動く(例えば、回転する)ことができ、これは、コネクタが破壊されるのを防止する上で助けとなる。ある実施形態では、コネクタを直立位置に保持するためにバイアスメカニズムが使用される。電子装置をコネクタと共に垂直位置に支持するために後部基準面を設けることができる。更に、ある実施形態では、コネクタは、前方に回転されたとき、本体へと引っ込み、これにより、コネクタが歪で破壊される前に、接続された装置からの放出が促進される。
ある実施形態では、ドックの外殻の縁は、コネクタの枢着回転部(ピボット)として働く。そのような実施形態では、コネクタが延びる開口をより小さくすることができ、ゴミがドック内に落下するおそれを減少することができる。
特定の実施形態の特定の詳細は、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、適当に組み合わせることもできるし、又はここに図示して説明されたものから変更することもできる。更に、本発明は、スピーカ、ビデオスクリーンコンピュータ、及び充電メカニズムのようなドッキングステーションの他の特徴を提供することもできる。
本発明の規範的実施形態の以上の説明は、単なる例示に過ぎない。この説明は、余すところのないものでもないし、本発明を、ここに述べた厳密な形態に限定するものでもなく、以上の教示に鑑み、多数の変更や修正が考えられる。本発明の原理及びその実際の応用を最良に説明するべく実施形態を選択して説明したので、当業者であれば、本発明を種々の実施形態に最良に利用することができると共に、意図された特定の用途に適するように種々の変更を加えて最良に利用することができよう。
100:コネクタアッセンブリ
120:コネクタ
130:嵌合軸
140:表面
160:力分散ジョイント
200:ドッキングステーション
205:軸
212:電子装置
213:ディスプレイ
214:コネクタ
215:開口
222:電子回路
226:バイアスメカニズム
230:ベース
240:後部基準面
260:後方の力
300:コネクタアッセンブリ
314:回転可能なコネクタ
326:バイアスメカニズム
332:下部
333:開口
334:外殻
334a、334b:区分
337a、337b:縁
336a、336b:表面
338a、338b:角度
400:コネクタアッセンブリ
414:回転可能なコネクタ
434a、434b:区分
450:カーブした部分
455:支持面
514:回転可能なコネクタ
524:電気的接続
526:バイアスメカニズム
537:縁
590:ストッパー
614:回転可能なコネクタ
714:コネクタ
814:回転可能なコネクタ

Claims (26)

  1. ポータブル電子装置のためのドッキングステーションにおいて、
    ベースと、
    前記ベースに結合され且つ直立位置に向けてバイアスされる回転可能なコネクタであって、ポータブル電子装置のリセプタクルコネクタを受け入れてそれに電気的に結合される回転可能なコネクタと、
    前記ベースに機械的に結合され、且つポータブル電子装置が前記回転可能なコネクタにその直立位置で結合されたときにその電子装置を支持するようにされた後部基準面と、
    を備えたドッキングステーション。
  2. 前記回転可能なコネクタを、直立位置に存在するようバイアスするバイアスメカニズムを更に備え、このバイアスメカニズムは、前記回転可能なコネクタがその直立位置から遠くへ動くにつれて増加するバイアス力を与える少なくとも1つのスプリングを含む、請求項1に記載のドッキングステーション。
  3. 前記回転可能なコネクタの接点に電子的に結合された電子回路を更に備え、前記少なくとも1つのスプリングは、前記回転可能なコネクタを前記電子回路に電気的に結合する柔軟な回路を含む、請求項2に記載のドッキングステーション。
  4. 前記少なくとも1つのスプリングの長さは、前記回転可能なコネクタがその直立位置から離れて回転するときに減少する、請求項2に記載のドッキングステーション。
  5. 回転中に、前記回転可能なコネクタは、前記ベースの外面上の点で枢着回転する、請求項1に記載のドッキングステーション。
  6. 前記ベースは、外殻を含み、そして回転中に、前記回転可能なコネクタは、その外殻において枢着回転する、請求項1に記載のドッキングステーション。
  7. ポータブル電子装置のためのドッキングステーションにおいて、
    開口を有する外殻を含むベースと、
    前記ベースに結合され且つ前記ベースの外殻の開口を通して突出する回転可能なコネクタであって、前記外殻の下に第1区分をそして前記外殻の上に第2区分を有し、更に、ポータブル電子装置のリセプタクルコネクタを受け入れてそれに電気的に結合されるように構成された回転可能なコネクタと、
    を備え、前記回転可能なコネクタは、回転の少なくとも一部分中に、前記回転可能なコネクタの表面と前記外殻との間の接触点の周りで枢着回転する、
    ドッキングステーション。
  8. 前記外殻は、
    前記開口の第1の側に第1区分を含み、この第1区分は、第1の縁を含み、前記回転可能なコネクタは、その回転可能なコネクタが第1の方向に回転するときにその第1の縁において枢着回転し、
    前記開口の反対側に第2区分を更に含み、この第2区分は、第2の縁を含み、前記回転可能なコネクタは、その回転可能なコネクタが反対方向に回転するときにその第2の縁において枢着回転する、
    請求項7に記載のドッキングステーション。
  9. 前記第1の縁は、前記第2の縁と同じ高さである、請求項8に記載のドッキングステーション。
  10. 前記外殻の下で前記コネクタの区分に結合され且つ前記回転可能なコネクタを直立位置に向けてバイアスするバイアスメカニズムを更に備え、前記回転可能なコネクタは、その回転可能なコネクタが直立位置にあるときに前記ベースの外殻の開口にシールを形成し、そのシールは、前記回転可能なコネクタが第1の縁に接触し且つ第2区分に接触することで形成される、請求項8に記載のドッキングステーション。
  11. 前記外殻の第1区分は、前記回転可能なコネクタを向いた第1の表面を含み、この第1の表面は、前記第1の縁の下にあり、そして前記回転可能なコネクタが垂直位置にあるときに前記回転可能なコネクタから離れる角度にあり、
    前記外殻の第2区分は、前記回転可能なコネクタを向いた第2の表面を含み、この第2の表面は、前記第2の縁の下にあり、そして前記回転可能なコネクタが垂直位置にあるときに前記回転可能なコネクタから離れる角度にある、請求項8に記載のドッキングステーション。
  12. 前記回転可能なコネクタは、その回転可能なコネクタが直立位置にあるときに前記第1の縁に接触し、前記第1の縁の下にある前記第1の表面の角度は、前記第2の縁の下にある前記第2の表面の角度より大きい、請求項11に記載のドッキングステーション。
  13. 前記第1の縁の上にある前記第1の表面の部分は、前記回転可能なコネクタがその垂直位置にあるときに前記回転可能なコネクタから離れる角度にある、請求項11に記載のドッキングステーション。
  14. 前記回転可能なコネクタは、少なくとも1つのカーブした部分を前記回転可能なコネクタの下部に含み、そして更に、
    回転中に前記少なくとも1つのカーブした部分に接触して前記回転可能なコネクタの位置をガイドする少なくとも1つのガイド面を含む、請求項7に記載のドッキングステーション。
  15. 前記少なくとも1つのガイド面は、前記回転可能なコネクタを1つ以上の直立位置において安定化する止め具を含む、請求項14に記載のドッキングステーション。
  16. 前記外殻の下で前記コネクタの区分に結合され且つ前記回転可能なコネクタを直立位置に向かってバイアスするバイアスメカニズムを更に備えた請求項7に記載のドッキングステーション。
  17. 電子回路と、
    前記回転可能なコネクタと前記電子回路との間の電気的接続と、
    を備え、前記バイアスメカニズムは、
    前記電気的接続の第1の側の第1の縁において前記回転可能なコネクタに結合された第1のスプリングと、
    前記電気的接続の第2の側の第2の縁において前記回転可能なコネクタに結合された第2のスプリングと、
    を含む、請求項16に記載のドッキングステーション。
  18. ポータブル電子装置のためのドッキングステーションにおいて、
    開口を有する外殻を有するベースと、
    前記外殻の開口を通して突出する回転可能なコネクタであって、前記外殻の下に第1区分をそして前記外殻の上に第2区分を有し、更に、ポータブル電子装置のリセプタクルコネクタを受け入れてそれに電気的に結合されるように構成された回転可能なコネクタと、
    前記回転可能なコネクタに結合された少なくとも1つのガイドポストと、
    回転中に前記少なくとも1つのガイドポストに接触しそして前記回転可能なコネクタの位置をガイドする少なくとも1つのガイド面と、
    を備えたドッキングステーション。
  19. 前記少なくとも1つのガイド面は、
    前記少なくとも1つのガイドポストの下に第1のガイド面を含み、この第1のガイド面は、前記回転可能なコネクタが垂直位置に向かって回転するときに前記回転可能なコネクタに上方の力を与え、
    前記少なくとも1つのガイドポストの上に第2のガイド面を含み、この第2のガイド面は、前記回転可能なコネクタが水平位置に向かって回転するときに前記回転可能なコネクタに下方の力を与える、請求項18に記載のドッキングステーション。
  20. 前記少なくとも1つのガイドポストに接触するバイアスメカニズムを更に備え、このバイアスメカニズムは、前記回転可能なコネクタを直立位置に向けて回転する方向にバイアス力を与える、請求項19に記載のドッキングステーション。
  21. 前記バイアスメカニズムは、
    前記第1のガイド面と前記第2のガイド面との間に存在する1つ以上のスプリングを含む、請求項20に記載のドッキングステーション。
  22. 前記少なくとも1つのガイドポストは、前記回転可能なコネクタの第1区分の下端に結合される、請求項18に記載のドッキングステーション。
  23. 前記少なくとも1つのガイド面は、1つ以上の直立位置において前記回転可能なコネクタを安定化する止め具を含む、請求項18に記載のドッキングステーション。
  24. 前記回転可能なコネクタをドッキングステーションの電子回路に電気的に結合する柔軟な回路を更に備え、この柔軟な電気回路は、前記回転可能なコネクタを直立位置に向かってバイアスするバイアスメカニズムとして働く、請求項18に記載のドッキングステーション。
  25. ポータブル電子装置のためのドッキングステーションにおいて、
    下面及び上部外殻を有し、その上部外殻が開口を有するようなベースと、
    前記上部外殻の開口を通して突出する回転可能なコネクタであって、前記上部外殻の下に第1区分をそして前記上部外殻の上に第2区分を有し、更に、ポータブル電子装置のリセプタクルコネクタを受け入れてそれに電気的に結合されるように構成された回転可能なコネクタと、
    前記外殻の上にある前記回転可能なコネクタの第2区分を、前記回転可能なコネクタが前記下面に垂直な位置から前記ドッキングステーションの前部に向かって回転するときに減少させる引っ込めメカニズムと、
    を備えたドッキングステーション。
  26. 前記引っ込めメカニズムは、前記回転可能なコネクタが前記ドッキングステーションの前部に向かって前方に回転されたとき前記ポータブル電子装置のリセプタクルコネクタから前記回転可能なコネクタを放出させる、請求項25に記載のドッキングステーション。
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