JP2013516525A - 三元リビング配位連鎖移動重合によるトリアルキルアルミニウムからの高精度炭化水素の規模拡大可能な製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
発明の分野
本発明は、メタロセンプレ触媒、共触媒、一次代替種(primary surrogate)、および二次代替種を接触させる段階;第一のオレフィンモノマーを添加する段階;ならびにポリオレフィンを形成するために十分な時間、第一のモノマーを重合させる段階を含む、ポリオレフィン組成物を製造する方法を提供する。本発明はまた、メタロセンプレ触媒、共触媒、一次代替種、および二次代替種を接触させる段階;ポリオレフィンを形成するために十分な時間、第一のモノマーを重合させる段階;第二のモノマーを添加する段階;ならびにブロックポリオレフィン組成物を形成するために十分な時間、第二のオレフィンモノマーを重合させる段階を含む、ブロックポリオレフィン組成物を製造する方法も提供する。方法は、低い分子量および狭い分子量分布を有するポリオレフィンの製造を可能にする。
エテン、プロペン、高級α-オレフィン、およびα,ω-非共役ジエンのリビング金属配位重合(均一系シングルサイトチーグラー・ナッタ重合としても知られる)を媒介することができるいくつかの遷移金属に基づく触媒が報告されており、いくつかの場合において、これらは高度の立体制御(立体規則性)で進行する(エテンおよびα-オレフィンのリビング配位重合の触媒の総論に関しては、Coates, G. W., et al., Angew. Chem. Int. Ed. 41:2236-2257 (2002)を参照されたい)(α-オレフィンおよびα,ω-非共役ジエンのリビングおよび立体選択性配位重合に関しては、Jayaratne, K. C, et al., J. Am. Chem. Soc. 122:958-959 (2000); Jayaratne, K. C. et al., J. Am. Chem. Soc. 122: 10490-10491 (2000); Keaton, R. J., et al., J. Am. Chem. Soc. 123:6197-6198 (2001); Zhang, Y., et al., Chem. Commun. 2358-2359 (2003); Zhang, Y., et al., Organometallics 23:3512-3520 (2004); Harney, M. B., et al., Angew. Chem. Int. Ed. 45:2400-2404 (2006); Harney, M. B., et al., Angew. Chem. Int. Ed. 45:6140-6144 (2006); Zhang, W.. et al., Adv. Synth. Catal. 350:439-447 (2008)を参照されたい)。しかし、リビング配位重合の独自の能力を利用する新規ポリオレフィン材料および産物の商品化は、可能性が低いように思われる(リビング配位重合を通して調製されたポリオレフィン材料の総論に関しては、Domski, G. J., et al., Prog. Polym. Sci. 32:30-92 (2007); Sakuma, A., et al., Polym. J. 39:193-207 (2007)); Szwarc, M., et al., Ionic Polymerization and Living Polymers; Chapman & Hall: New York (1993); Quirk, R. P., et al., Polym. Int. 27:359-367 (1992); Matyjaszewski, K., J. Phys. Org. Chem. 8: 197-207(1995)を参照されたい)。
本発明は、メタロセンプレ触媒、共触媒、一次代替種、および二次代替種を接触させる段階、第一のオレフィンモノマーを添加する段階、ならびにポリオレフィンを形成するために十分な時間、第一のモノマーを重合させる段階を含む、ポリオレフィン組成物を製造する方法を提供する。
「メタロセン」は、本明細書において、元素の周期表のIIIB族からVIII族またはランタニド系列の金属原子と配位した少なくとも1つまたは複数のσ-結合またはηn-結合リガンドを含有する任意の有機金属配位錯体を意味するために用いられる。σ-結合またはηn-結合リガンドの例は、シクロペンタジエニル環である。金属原子の例は、チタン、ジルコニウム、またはハフニウムなどのIVB族金属である。
式中、
破線は、非局在化結合を示し;
MはTi、Zr、Hf、V、Nb、またはTaであり;
各R1は、独立して水素もしくはアルキルであるか、または隣接する2つのR1が芳香環を形成し;
各R2、R3、およびR4は、独立してアルキル、シクロアルキル、Si(アルキル)3、Si(アリール)3、フェニル、置換されてもよいフェニル、アルキルフェニルであり;ならびに
各R5は、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アリール、またはアリールアルキルである。
式中、
X=CH2、CO、N(R13)、OまたはSであり;
R11、R12、およびR13は、それぞれ独立してH、アルキル、またはフェニルであり;ならびに
nおよびmは各々独立して0〜5の整数である。
a {(η5-C5Me5)Hf(Me)[N(Et)C(Me)N(Et)]}[B(C6F5)4]に対するモル当量
b GPC分析により決定
c NMR末端基分析により決定
d オクテン500当量の存在下で行われたt-LCCTP
三元LCCTPの典型的技法
250 mLシュレンクフラスコにおいて、20℃のトルエン20 mL中の共触媒[Ph3C][B(C6F5)4](18.5 mg、20μmol)の溶液に、(η5-C5Me5)Hf(Me)2[N(Et)C(Me)N(Et)](9.1 mg、20μmol)を添加して、混合物を10分間撹拌して{(η5-C5Me5)Hf(Me)2[N(Et)C(Me)N(Et)]}[B(C6F5)4]を生成した。Al(イソ-ブチル)3(476 mg、18当量)をトルエン中の15重量%溶液としておよびZnEt2(33 mg、2当量)をトルエン中の15重量%(1.1 M)溶液として添加して、10分間撹拌した。次にフラスコを、プロペンによって5 psiまで加圧して、撹拌しながら圧力を4時間維持した後、メタノール1.0 mLによって反応を停止させた。トルエン溶液を酸性メタノール(10%濃塩酸)600 mL中で沈殿させて、ポリプロペン材料を単離した。最終産物を採取して、真空で終夜乾燥させた。収量:3.1 g。GPC分析:Mw=4,710 Da;Mn=4,530 Da;D=1.04。
プロペンの三元LCCTPの規模拡大(項目9、表1)
500 mLシュレンクフラスコにおいて、25℃のトルエン300 mL中の共触媒[Ph3C][B(C6F5)4](221.4 mg、0.24 mmol)の溶液に、{(η5-C5Me5)Hf(Me)2[N(Et)C(Me)N(Et)]}(109.7 mg、0.24 mmol)を添加して、混合物を10分間撹拌した。Al(i-Bu)3(9.04 g、190当量)およびZnEt2(1.98 g、10当量)をトルエン中の15重量%(1.1 M)溶液として添加して、10分間撹拌した。フラスコをプロペンによって5 psiまで加圧して、撹拌しながら圧力を72時間維持した後、メタノール10.0 mLによって反応を停止させた。トルエン溶液を酸性メタノール1600 mLに沈殿させて、アタクチックポリプロペンを単離した。粗産物をトルエンに再溶解して、シリカゲルの中を通過させた後、酸性メタノール800 mL中で再沈殿させた。最終産物を採取して真空で終夜乾燥させた。収量:88.3 g。GPC分析:Mw=1,310 Da;Mn=1.190 Da;D=1.10。13C NMRスペクトル末端基分析:Mn=580 Da.
三元LCCTP共重合の典型的技法
250 mLシュレンクフラスコにおいて、20℃のトルエン20 mL中の共触媒[Ph3C][B(C6F5)4](18.5 mg、20μmol)の溶液に、{(η5-C5Me5)Hf(Me)2[N(Et)C(Me)N(Et)]}[B(C6F5)4](9.1 mg、20 μmol)を添加して、混合物を10分間撹拌した。Al(イソ-ブチル)3(476 mg、18当量)をトルエン中の15重量%溶液として、およびZnEt2(33 mg、2当量)をトルエン中の15重量%(1.1 M)溶液として添加して、10分間撹拌した。フラスコに1-オクテン(1.12 g、500当量)を添加して、プロペンによって5 psiまで加圧して、撹拌しながら圧力を4時間維持した後、メタノール1.0 mLによって反応を停止させた。トルエン溶液を酸性メタノール600 mL中で沈殿させて、アタクチックポリプロペンを単離した。最終産物を採取して、真空で終夜乾燥させた。収量:0.84 g、GPC分析:Mw=1,400 Da;Mn=1,270 Da;D=1.10。
13C NMR分光法を用いる末端基分析
13C NMR分光法を用いて、AlR3およびZnEt2のアルキル基からの異なるアタクチックポリプロペン鎖末端構造の比率を直接調べた。図5(項目6、表1)に示されるように、ポリマー鎖末端の3/10がn-プロピル型の末端であり、鎖末端の1/5がエチル型の末端であり、および鎖末端の1/2がイソ-ブチル型の末端であった。
Claims (33)
- (a)メタロセンプレ触媒、共触媒、R8がC1-C10アルキルであるAl(R8)3の化学量論的過剰量、およびR9がC1-C10アルキルであるZn(R9)2を接触させる段階;
(b)第一のオレフィンモノマーを添加する段階;ならびに
(c)ポリオレフィンを形成するために十分な時間、三元リビング配位連鎖移動によって第一のモノマーを重合させる段階、
を含む、ポリオレフィン組成物を製造する方法。 - R8が、エチル、メチル、イソ-ブチル、n-ヘキシル、n-プロピル、およびt-ブチルからなる群より選択される、請求項1記載の方法。
- R8がイソ-ブチルである、請求項2記載の方法。
- R8がエチルである、請求項2記載の方法。
- R8がプロピルである、請求項2記載の方法。
- R9が、メチル、エチル、n-ブチル、イソアミル、t-ブチル、ネオペンチル、n-プロピル、およびイソ-プロピルからなる群より選択される、請求項1記載の方法。
- R9がエチルである、請求項6記載の方法。
- Al(R8)3およびZn(R9)2が約1:1から約200:1の比率で添加される、請求項1記載の方法。
- 比率が約1.1:1から約100:1である、請求項8記載の方法。
- 比率が約9:1である、請求項8記載の方法。
- 比率が約19:1である、請求項8記載の方法。
- メタロセンプレ触媒が、(η5-C5Me5)Hf(Me)2[N(Et)C(Me)N(Et)]である、請求項1記載の方法。
- 共触媒が、[PhNMe2H][B(C6F5)4]、[PhNMe2H][B(C6F5)3Me]、またはB(C6F5)3である、請求項1記載の方法。
- Al(R8)3およびZn(R9)2を不活性溶媒中でメタロセンプレ触媒および共触媒と接触させる、請求項1記載の方法。
- 溶媒がトルエンである、請求項14記載の方法。
- Al(R8)3、Zn(R9)2、メタロセンプレ触媒、および共触媒を、約-20℃から約25℃の温度で接触させる、請求項1記載の方法。
- 第一のオレフィンモノマーが、エテン、プロペン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、1-ヘプテン、1-オクテン、スチレン、ブタジエン、イソプレン、3-メチルブテン、3-メチル-1-ペンテン、ビニルシクロヘキサン、ビニルシクロブタン、ビニルシクロペンタン、ビニルシクロオクタン、1-デセン、鏡像異性体として純粋なβ-シトロネレン、3,5,5-トリメチル-1-ヘキセン、シクロペンテン、ビニルシクロヘキセン、または4-メチル-1-ペンテンである、請求項1記載の方法。
- 第一のオレフィンモノマーが、エテン、プロペン、1-ヘキセン、1-オクテン、または1,5-ヘキサジエンである、請求項1記載の方法。
- ポリオレフィンが、約1.01〜1.15の多分散度指数を有するアタクチックポリオレフィンである、請求項1記載の方法。
- メタロセンプレ触媒が(η5-C5Me5)Hf(Me)2[N(Et)C(Me)N(Et)]であり、R8がエチルであり、R9がエチルであり、かつ第一のオレフィンモノマーがプロペンである、請求項1記載の方法。
- Al(R8)3対Zn(R9)2の比率が約1:1である、請求項20記載の方法。
- メタロセンプレ触媒が(η5-C5Me5)Hf(Me)2[N(Et)C(Me)N(Et)]であり、R8がn-プロピルであり、R9がエチルであり、かつ第一のオレフィンモノマーがプロペンである、請求項1記載の方法。
- Al(R8)3対Zn(R9)2の比率が約1:1である、請求項22記載の方法。
- メタロセンプレ触媒が(η5-C5Me5)Hf(Me)2[N(Et)C(Me)N(Et)]であり、R8がイソ-ブチルであり、R9がエチルであり、第一のオレフィンモノマーがプロペンであり、かつAl(R8)3対Zn(R9)2の比率が約1:1から約19:1である、請求項1記載の方法。
- Al(R8)3対Zn(R9)2の比率が約9:1から約19:1である、請求項24記載の方法。
- 第二のオレフィンモノマーを添加する段階;およびポリオレフィンを形成するために十分な時間、第二のモノマーを重合させる段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
- 第二のオレフィンモノマーが、エテン、プロペン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、1-ヘプテン、1-オクテン、スチレン、ブタジエン、イソプレン、3-メチルブテン、3-メチル-1-ペンテン、ビニルシクロヘキサン、ビニルシクロブタン、ビニルシクロペンタン、ビニルシクロオクタン、1-デセン、鏡像異性体として純粋なβ-シトロネレン、3,5,5-トリメチル-1-ヘキセン、または4-メチル-1-ペンテンである、請求項26記載の方法。
- ポリオレフィンがアタクチックリビングポリオレフィンである、請求項26記載の方法。
- ポリオレフィンが、式:アタクチック-ポリ(第一のオレフィン)-コ-ポリ(第二のオレフィン)を有するジブロックコポリマーを含む、請求項26記載の方法。
- ジブロックコポリマー組成物が約1.02〜1.2の多分散度指数を有する、請求項26記載の方法。
- ジブロックコポリマーが単峰性である、請求項26記載の方法。
- メタロセンプレ触媒が(η5-C5Me5)Hf(Me)2[N(Et)C(Me)N(Et)]であり、R8がイソ-ブチルであり、R9がエチルであり、第一のオレフィンモノマーがプロペンであり、および第二のオレフィンモノマーが1-オクテンである、請求項26記載の方法。
- Al(R8)3対Zn(R9)2の比率が約9:1である、請求項32記載の方法。
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