JP2013514015A - 無線ネットワークにおける、ネットワーク始動のアタッチメントおよび登録なしページングのための装置および方法 - Google Patents

Abstract

無線ネットワークにおいてモバイルデバイスのためのモバイルデバイスの識別性を確立することと、識別されたモバイルデバイスのための時間インスタンスを決定して、ページをリッスンすることと、決定された時間インスタンスの間に識別されたモバイルデバイスへ無線ネットワークからのページを送信することと、を備える登録なしページングのための装置および方法である。一例では、無線ネットワークにおいてモバイルデバイスにアタッチするリクエストを受信することと、モバイルデバイスにアタッチするリクエストに基づいて、ページングメッセージを生成することと、合意された規則に基づく時間インスタンスの間にページングメッセージに基づいてモバイルデバイスへページングインジケータを送信することと、ページングインジケータに基づいて、モバイルデバイスのアタッチプロシージャを受諾することと、を備えるネットワーク始動のアタッチプロシージャのための装置および方法である。

Description

（米国特許法の下の優先権主張）
本願は、２００９年１２月１１日に出願され、「Network-Initiated Attached and Registration-Less Paging」と題された仮出願番号第６１／２８５，８１０号の優先権を主張し、ここでの譲受人に譲渡され、参照によりここに組み込まれる。

本開示は、一般的には、無線通信システムにおける登録のための装置および方法に関する。より具体的には、本開示は、モバイル無線ネットワークで現在登録されていないモバイルデバイスのためのネットワーク始動のアタッチメントおよびページング(network-initiated attachment and paging)に関する。

無線ネットワークは、幅広く異なる特徴を備えた様々な通信を搬送しうる。例えば、１つの特徴はデューティサイクル、つまりモバイル端末が実際に情報を送信または受信する時間の割合、である。多くの場合、拡張された時間期間(extended time period)にわたって通信されるべきデータの量が非常に少ない場合には、モバイル端末は低いデューティサイクルを有することがある。

無線ネットワークにおいて多数のモバイル端末が接続を望み、それぞれが非常に低いデータトラフィックを伴う場合、ネットワーク輻輳が生じうる。一例では、接続は、拡張された時間期間の間、要求されることがある。例えば、ネットワーク輻輳は、多数の接続を維持することにより、コストがかかるまたは難しいことがある。例えば、モバイル端末上での非常に低いデューティサイクルは、長い電池寿命を達成するために必要でありうる。

ネットワーク始動のアタッチメントおよび登録なしページングのための装置および方法が開示されている。一態様によれば、登録なしページングのための方法は、無線ネットワークにおいてモバイルデバイスのためのモバイルデバイスの識別性を確立することと、識別されたモバイルデバイスのための時間インスタンスを決定して、ページをリッスンすることと、決定された時間インスタンスの間に識別されたモバイルデバイスへ無線ネットワークからのページを送信することと、を備える。

別の態様によれば、ネットワーク始動のアタッチプロシージャのための方法は、無線ネットワークにおいてモバイルデバイスにアタッチするリクエストを受信することと、モバイルデバイスにアタッチするリクエストに基づいて、ページングメッセージを生成することと、合意された規則に基づく時間インスタンスの間にページングメッセージに基づいてモバイルデバイスへページングインジケータを送信することと、ページングインジケータに基づいて、モバイルデバイスのアタッチプロシージャを受諾することと、を備える。

別の態様によれば、登録なしページングのための装置は、無線ネットワークにおいてモバイルデバイスのためのモバイルデバイスの識別性を確立するための手段と、識別されたモバイルデバイスのための時間インスタンスを決定して、ページをリッスンするための手段と、決定された時間インスタンスの間に識別されたモバイルデバイスへ無線ネットワークからのページを送信するための手段と、を備える。

別の態様によれば、ネットワーク始動のアタッチプロシージャのための装置は、無線ネットワークにおいてモバイルデバイスにアタッチするリクエストを受信するための手段と、モバイルデバイスにアタッチするリクエストに基づいて、ページングメッセージを生成するための手段と、合意された規則に基づく時間インスタンスの間にページングメッセージに基づいてモバイルデバイスへページングインジケータを送信するための手段と、ページングインジケータに基づいて、モバイルデバイスのアタッチプロシージャを受諾するための手段と、を備える。

別の態様によれば、装置は、プロセッサとメモリを備え、メモリは、下記の、無線ネットワークにおいてモバイルデバイスのためのモバイルデバイスの識別性を確立することと、識別されたモバイルデバイスのための時間インスタンスを決定して、ページをリッスンすることと、決定された時間インスタンスの間に識別されたモバイルデバイスへ無線ネットワークからのページを送信することと、を実行するために、プロセッサによって実行可能なプログラムコードを含む。

別の態様によれば、装置は、プロセッサとメモリを備え、メモリは、下記の、無線ネットワークにおいてモバイルデバイスにアタッチするリクエストを受信することと、モバイルデバイスにアタッチするリクエストに基づいて、ページングメッセージを生成することと、合意された規則に基づく時間インスタンスの間にページングメッセージに基づいてモバイルデバイスへページングインジケータを送信することと、ページングインジケータに基づいて、モバイルデバイスのアタッチプロシージャを受諾することと、を実行するためにプロセッサによって実行可能なプログラムコードを含む。

別の態様によれば、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトであって、コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、無線ネットワークにおいてモバイルデバイスのためのモバイルデバイスの識別性を確立させるためのコードと、コンピュータに、識別されたモバイルデバイスのための時間インスタンスを決定して、ページをリッスンさせるためのコードと、コンピュータに、決定された時間インスタンスの間に識別されたモバイルデバイスへ無線ネットワークからのページを送信させるためのコードと、を備える。

別の態様によれば、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトであって、コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、無線ネットワークにおいてモバイルデバイスにアタッチするリクエストを受信させるためのコードと、コンピュータに、モバイルデバイスにアタッチするリクエストに基づいて、ページングメッセージを生成させるためのコードと、コンピュータに、合意された規則に基づく時間インスタンスの間にページングメッセージに基づいてモバイルデバイスへページングインジケータを送信させるためのコードと、コンピュータに、ページングインジケータに基づいて、モバイルデバイスのアタッチプロシージャを受諾させるためのコードと、を備える。

本開示の利点は、無線ネットワークがモバイルデバイスと無線ネットワークとの間でデータ移送の必要性を検出するときはいつでも、多数の非常に低いデューティサイクルのモバイルデバイスが無線ネットワークに接続されることを許容することを含めうる。

他の態様が下記の説明より当業者にとって容易に明らかとなるように理解され、ここでは、様々な態様が例証により、図示され、説明されている。図面および詳細な説明は、本来は例証としてみなされるべきであって、制約としてみなされるべきではない。

図１は、アクセスノード／ユーザ機器（ＵＥ）システムの一例を図示するブロック図である。 図２は、複数のユーザをサポートする無線通信システムの一例を図示する。 図３は、いくつかのアタッチされたＭ２Ｍデバイスを備えたハイレベルＭ２Ｍアーキテクチャの一例を図示する。 図４は、登録なしページングのためのフロー図の第１の例を図示する。 図５は、登録なしページングのためのフロー図の第２の例を図示する。 図６は、ネットワーク始動のアタッチプロシージャのためのフロー図の一例を図示する。 図７は、登録なしページングまたはネットワーク始動のアタッチプロシージャのためのプロセスを実行するためにメモリと通信するプロセッサを備えるデバイスの一例を図示する。 図８は、登録なしページングに適したデバイスの第１の例を図示する。 図９は、登録なしページングに適したデバイスの第２の例を図示する。 図１０は、ネットワーク始動のアタッチプロシージャに適したデバイスの一例を図示する。 図１１は、モバイルデバイスの観点からの登録なしページングのためのフロー図の一例を図示する。 図１２は、モバイルデバイスの観点からの登録なしページングを実装するためのデバイスの一例を図示する。

詳細な説明

添付図面に関連して下記に記載される詳細な説明は、本開示の様々な態様の説明として意図されており、本開示が実行されうる唯一の態様を表すように意図されていない。本開示で説明された各態様は、本開示の単なる一例または例証として提供されているにすぎず、他の態様よりも好ましいまたは有利であると必ずしも解釈されるべきでない。詳細な説明は、本開示の完全な理解を提供するために具体的な詳細を含む。しかしながら、本開示はこれらの具体的な詳細なしに実行されうるということは当業者にとって明らかであろう。いくつかの例では、既知の構造およびデバイスは、本開示のコンセプトを不明瞭にしないためにブロック図で示される。頭字語および他の記述用語は、便宜および明瞭性のために使用されているにすぎず、本開示の範囲を限定するように意図されていない。

説明を簡略するために、方法は一連の動作として示され、そして説明されているが、方法は動作の順序によって制限されないということが認識され、理解されるべきであり、いくつかの動作は、１以上の態様にしたがって、ここで示され記載されたものとは他の動作と、異なる順序でおよび／または同時に生じることができる。例えば、当業者は、方法は、状態図におけるような、一連の相互関連づけられた状態あるいはイベントとして代替的に表されることができるであろうということを理解し、認識するであろう。さらに、図示されているすべての動作は、１つまたは複数の態様による方法を実装することを必ずしも必要としていない。

ここで説明される技法は、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）ネットワーク、時分割多元接続（ＴＤＭＡ）ネットワーク、周波数分割多元接続（ＦＤＭＡ）ネットワーク、直交ＦＤＭＡ（ＯＦＤＭＡ）ネットワーク、シングルキャリアＦＤＭＡ（ＳＣ−ＦＤＭＡ）ネットワーク等、のような様々な無線通信ネットワークに使用されうる。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば置換可能に使用される。ＣＤＭＡネットワークは、ユニバーサル地上ブロードキャストアクセス（ＵＴＲＡ）、ｃｄｍａ２０００などの無線技術を実装しうる。ＵＴＲＡは、広域ＣＤＭＡ（Ｗ−ＣＤＭＡ）および低チップレート（ＬＣＲ）を含む。ｃｄｍａ２０００は、ＩＳ−２０００、ＩＳ−９５およびＩＳ−８５６標準規格をカバーする。ＴＤＭＡネットワークは、モバイル通信のためのグローバルシステム（ＧＳＭ（登録商標））のような無線技術を実装しうる。ＯＦＤＭＡネットワークは、発展型ＵＴＲＡ（Ｅ−ＵＴＲＡ）、ＩＥＥＥ８０２．１１、ＩＥＥＥ８０２．１６、ＩＥＥＥ８０２．２０、フラッシュＯＦＤＭ等のような無線技術を実装しうる。ＵＴＲＡ、Ｅ−ＵＴＲＡおよびＧＳＭ（登録商標）は、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム（ＵＭＴＳ）の一部である。ロングタームエボリューション（ＬＴＥ）は、Ｅ−ＵＴＲＡを使用するＵＭＴＳのアップカミングリリースである。ＵＴＲＡ、Ｅ−ＵＴＲＡ、ＧＳＭ（登録商標）、ＵＭＴＳおよびＬＴＥは、「第３世代パートナーシッププロジェクト」（３ＧＰＰ）と称する団体の文書の中で説明されている。ｃｄｍａ２０００は、「第３世代パートナーシッププロジェクト２」（３ＧＰＰ２）と称する団体の文書の中で説明されている。様々な無線技術および規格が当技術分野では知られている。

図１は、アクセスノード／ユーザ機器（ＵＥ）システム１００の例を図示するブロック図である。当業者は、図１で図示される例示的なアクセスノード／ＵＥのシステム１００が周波数分割多元接続（ＦＤＭＡ）環境、直交周波数分割多元接続（ＯＦＤＭＡ）環境、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）環境、広帯域符号分割多元接続（ＷＣＤＭＡ）環境、時分割（ＴＤＭＡ）環境、空間分割多元接続（ＳＤＭＡ）環境、またはいずれの他の適切な無線環境において実装されうるということを理解するであろう。

アクセスノード／ＵＥのシステム１００は、アクセスノード１０１（例、基地局）と、ユーザ機器またはＵＥ２０１（例、無線通信デバイスまたは移動局）と、を含む。ダウンリンクレッグでは、アクセスノード１０１（例、基地局）は、トラヒックデータを受諾し、フォーマット化し、符号化し、インタリーブし、そして変調し（またはシンボルマッピングし）、変調シンボル（例、データシンボル）を供給する、送信（ＴＸ）データプロセッサＡ１１０を含む。ＴＸデータプロセッサＡ１１０は、シンボル変調器Ａ１２０と通信する。シンボル変調器Ａ１２０は、データシンボルおよびダウンリンクパイロットシンボルを受諾し処理し、シンボルのストリームを供給する。一態様では、シンボル変調器Ａ１２０は、設定情報を供給するプロセッサＡ１８０と通信する。シンボル変調器Ａ１２０は、送信機ユニット（ＴＭＴＲ）Ａ１３０と通信している。シンボル変調器Ａ１２０は、データシンボルとダウンリンクパイロットシンボルを多重化し、それらを送信機ユニットＡ１３０に供給する。

送信されるべき各シンボルは、データシンボル、ダウンリンクパイロットシンボルまたは信号値ゼロでありうる。ダウンリンクパイロットシンボルは、各シンボル期間において連続で送信されうる。一態様では、ダウンリンクパイロットシンボルは、周波数分割多重化（ＦＤＭ）される。別の態様では、ダウンリンクパイロットシンボルは、直交周波数分割多重化（ＯＦＤＭ）される。さらに、別の態様では、ダウンリンクパイロットシンボルは、符号分割多重化（ＣＤＭ）される。一態様では、送信機ユニットＡ１３０は、シンボルのストリームを受信し、１つまたは複数のアナログ信号へと変換し、さらにアナログ信号を調整し、例えば増幅しフィルタしおよび／または周波数アップコンバートして、無線送信に適切なアナログダウンリンク信号を生成する。アナログダウンリンク信号は、そのあとで、アンテナ１４０を通じて送信される。

ダウンリンクレッグでは、ＵＥ２０１は、アナログダウンリンク信号を受信し、アナログダウンリンク信号を受信機ユニット（ＲＣＶＲ）Ｂ２２０に入力するためのアンテナ２１０を含む。一態様では、受信機ユニットＢ２２０は、例えば、アナログダウンリンク信号を第１の「調整された」信号に調整する、例えばフィルタし、増幅し、周波数ダウンコンバートする。第１の「調整された」信号は、その後でサンプリングされる。受信機ユニットＢ２２０は、シンボル復調器Ｂ２３０と通信する。シンボル復調器Ｂ２３０は、受信機ユニットＢ２２０から出力された、第１の「調整された」および「サンプリングされた」信号（例、データシンボル）を復調する。当業者は、シンボル復調器Ｂ２３０においてサンプリングプロセスを実装する代替があるということを理解するであろう。シンボル復調器Ｂ２３０は、プロセッサＢ２４０と通信する。プロセッサＢ２４０は、シンボル復調器Ｂ２３０からダウンリンクパイロットシンボルを受信し、ダウンリンクパイロットシンボルに関してチャネル推定を実行する。一態様では、チャネル推定は、現在の伝播環境を特徴づけるプロセスである。シンボル復調器Ｂ２３０は、プロセッサＢ２４０から、ダウンリンクレッグについての周波数応答推定値を受信する。シンボル復調器Ｂ２３０は、データシンボルに関してデータ復調を実行して、ダウンリンクパス上でデータシンボル推定値を得る。ダウンリンクパス上のデータシンボル推定値は、送信されたデータシンボルの推定値である。シンボル復調器Ｂ２３０もまた、ＲＸデータプロセッサＢ２５０と通信する。

ＲＸデータプロセッサＢ２５０は、シンボル復調器Ｂ２３０からダウンリンクパス上のデータシンボル推定値を受信し、例えば、ダウンリンクパス上のデータシンボル推定値を復調し（すなわち、シンボルデマッピングし）、インタリーブし、および／または復号して、トラフィックデータを復元する。一態様では、シンボル復調器Ｂ２３０とＲＸデータプロセッサＢ２５０による処理は、それぞれ、シンボル変調器Ａ１２０とＴＸデータプロセッサＡ１１０による処理の相補である。

アップリンクレッグでは、ＵＥ２０１は、ＴＸデータプロセッサＢ２６０を含む。ＴＸデータプロセッサＢ２６０は、トラフィックデータを受諾し処理して、データシンボルを出力する。ＴＸデータプロセッサＢ２６０は、シンボル変調器Ｄ２７０と通信する。シンボル変調器Ｄ２７０は、データシンボルを受諾し、アップリンクパイロットシンボルと多重化し、変調を実行し、そして、シンボルのストリームを供給する。一態様では、シンボル変調器Ｄ２７０は、設定情報を供給するプロセッサＢ２４０と通信する。シンボル変調器Ｄ２７０は、送信機ユニットＢ２８０と通信する。

送信されるべき各シンボルは、データシンボル、アップリンクパイロットシンボルまたは信号値ゼロでありうる。アップリンクパイロットシンボルは、各シンボル期間において連続で送信されうる。一態様では、アップリンクパイロットシンボルは、周波数分割多重化（ＦＤＭ）される。別の態様では、アップリンクパイロットシンボルは、直交周波数分割多重化（ＯＦＤＭ）される。さらに、別の態様では、アップリンクパイロットシンボルは、符号分割多重化（ＣＤＭ）される。一態様では、送信機ユニットＢ２８０は、シンボルのストリームを受信し、１つまたは複数のアナログ信号へと変換し、さらにアナログ信号を調整し、例えば増幅しフィルタしおよび／または周波数アップコンバートして、無線送信に適切なアナログアップリンク信号を生成する。アナログアップリンク信号は、そのあとで、アンテナ２１０を通じて送信される。

ＵＥ２０１からのアナログアップリンク信号は、アンテナ１４０によって受信され、受信機ユニットＡ１５０によって処理されて、サンプルを得る。一態様では、受信機ユニットＡ１５０は、例えば、アナログアップリンク信号を第２の「調整された」信号に調整する、例えばフィルタし、増幅し、周波数ダウンコンバートする。第２の「調整された」信号は、そのあとでサンプリングされる。受信機ユニットＡ１５０は、シンボル復調器Ｃ１６０と通信する。当業者は、シンボル復調器Ｃ１６０においてサンプリングプロセスを実装する代替があるということを理解するであろう。シンボル復調器Ｃ１６０は、データシンボルに関してデータ復調を実行し、アップリンクパス上のデータシンボル推定値を得て、そのあとで、ＲＸデータプロセッサＡ１７０に対し、アップリンクパイロットシンボルと、アップリンクパス上のデータシンボル推定値と、を供給する。アップリンクパス上のデータシンボル推定値は、送信されたデータシンボルの推定値である。ＲＸデータプロセッサＡ１７０は、アップリンクパス上のデータシンボル推定値を処理し、無線通信デバイス２０１によって送信されたトラヒックデータを復元する。シンボル復調器Ｃ１６０はまた、プロセッサＡ１８０と通信する。プロセッサＡ１８０は、アップリンクレッグ上で送信する各アクティブ端末についてのチャネル推定を実行する。一態様では、複数の端末は、パイロットシンボルを、それらのそれぞれ割り当てられたセットのパイロットサブバンドのアップリンクレッグ上で同時に送信しうる。この場合、パイロットサブバンドセットがインタレースされうる。

プロセッサＡ１８０およびプロセッサＢ２４０は、それぞれ、アクセスノード１０１（例、基地局）において、そして、ＵＥ２０１において、動作を命令する（すなわち、制御し、調整し、または管理する等）。一態様では、プロセッサＡ１８０およびプロセッサＢ２４０のいずれかまたは双方は、プログラムコードおよび／またはデータを記憶するために１つまたは複数のメモリユニット（図示されず）と関連づけられる。一態様では、プロセッサＡ１８０またはプロセッサＢ２４０のいずれかまたは両方は、それぞれ、アップリンクレッグおよびダウンリンクレッグについての周波数およびインパルス応答推定値を導出する計算を実行する。

一態様では、アクセスノード／ＵＥのシステム１００は多元接続システムである。多元接続システムの場合（例、周波数分割多元接続（ＦＤＭＡ）、直交周波数分割多元接続（ＯＦＤＭＡ）、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）、時分割多元接続（ＴＤＭＡ）、空間分割多元接続（ＳＤＭＡ）等）、複数の端末は、アップリンクレッグ上で同時に送信し、複数のＵＥへのアクセスを可能にする。一態様では、多元接続システムの場合、パイロットサブバンドは、異なる端末の中で共有されうる。チャネル推定技法は、各端末についてのパイロットサブバンドが全動作大域にわたる（出来る限り帯域の端は除く）場合に使用される。各端末の周波数ダイバーシティを得るこのようなパイロットサブバンド構造が望ましい。

図２は、複数のユーザをサポートする無線通信システム２９０の一例を図示する。図２では、参照番号２９２Ａ〜２９２Ｇは、セルを指し、参照番号２９８Ａ〜２９８Ｇは、基地局（ＢＳ）またはベーストランシーバ局（ＢＴＳ）を指し、参照番号２９６Ａ〜２９６Ｊは、アクセスユーザ機器（ＵＥ）を指す。セルサイズは変動しうる。様々なアルゴリズムおよび方法のいずれかは、システム２９０内の送信をスケジュールするために使用されうる。システム２９０は、複数のセル２９２Ａ〜２９２Ｇについての通信を提供し、それらの各々は、それぞれ、対応する基地局２９８Ａ〜２９８Ｇによってサービス提供される。

一態様では、本開示は、モバイルデバイスとしても知られている非常に多数のモバイル端末がネットワーク始動の方式で無線ネットワークにアタッチされうる技法を提案する。一例では、モバイルデバイスは、非常に低いデューティサイクルトラフィックを維持し、大抵、固定である。一態様では、長期間にわたって無線ネットワークにアタッチされる代わりに、本開示で開示される技法は、１つのアタッチメントステップ、モバイルデバイスのロングターム識別子（ＬＴＩＤ）の確立、およびモバイルデバイスが配置されるカバレッジエリアすなわちセクタのセットの保存を利用する。その後で、モバイルデバイスは、無線ネットワークから自身を完全にデタッチすることができ、ＬＴＩＤの関数である、時間スロットまたは時間インスタンスで配置されるページングインジケータをリッスンすることを始めることができる。

本開示は、無線ネットワーク側のモバイルデバイスデバイスのアタッチメントを開始するためのプロセスを説明する。無線接続ネットワークまたは無線ネットワークのコアネットワークで現在登録されていないモバイルデバイスのページングのためのメカニズムもまた開示されている。起こりうる利点は、多数の非常に低いデューティサイクルモバイルデバイスがモバイルデバイスと無線ネットワークとの間のデータ移送の必要性を無線ネットワークが検出するたびに無線ネットワークに接続されうるということである。

一例では、マシン・ツー・マシン（Ｍ２Ｍ）通信を使用するいくつかのアプリケーションに関して、各モバイルデバイスがかなり低いデューティサイクルでデータトラヒックを生成する状態で、非常に多数のモバイルデバイスは無線ネットワークに接続されなくてはならない場合があると予測される。当業者は、Ｍ２Ｍデバイスの一例がモバイルデバイスであるということを理解するであろう。一態様では、Ｍ２Ｍアプリケーションのために使用されるモバイルデバイスは、Ｍ２Ｍデバイスとして知られている。このようなアプリケーションの例は、スマートメータ、ビルディング・モニタリングおよび安全システム、スマートベンディングマシン、病気管理のためのｅＨｅａｌｔｈ、頻繁に充電することのない電池モバイルデバイスに依存する産業機械またはインストールまたはＭ２Ｍアプリケーションの遠隔モニタリングを含む。拡張された時間期間、このようなＭ２Ｍデバイスの多数は接続されたままである、例えば無線ネットワークに一度アタッチしアタッチされたままである、ことを必要とする場合、維持される必要がある非常に多数の接続（すなわち、アタッチされたモバイルデバイス）により、無線システムでは、コストがかかりすぎるまたは不可能とさえなってしまうことがある。さらにモバイルデバイス、すなわちＭ２Ｍデバイスは、非常に長い電池寿命を確実にするために非常に低いデューティサイクルで動作する必要がありうる。

一態様では、このようなアプリケーションに関して、アドレス指定されたＭ２ＭデバイスまたはＭ２Ｍデバイスグループと情報を交換する必要がある場合には、特定のＭ２ＭデバイスまたはＭ２Ｍデバイスグループのアタッチメントを無線ネットワークが開始することができるメカニズムを有することが望ましいであろう。無線ネットワーク側で実行するＭ２ＭアプリケーションまたはＭ２Ｍデバイスで実行するＭ２Ｍアプリケーションが別のＭ２ＭデバイスまたはＭ２Ｍデバイスのグループと通信することを必要とするときにはいつでも、無線ネットワークは、ずっと接続されたままであることを必要とすることなく、リクエストされたＭ２Ｍデバイスのアタッチメントを開始することができるであろう。

一態様では、無線ネットワークにおいてコンテキスト情報を維持し、無線ネットワークにおいて登録を維持するために必要とされる周期的プロシージャを実行する影響を最小化するために、無線ネットワーク始動のアタッチメントプロシージャは、無線ネットワークにおいて登録されていないＭ２Ｍデバイスで機能しうる。したがって、一例では、登録なしページング方法は、無線ネットワーク始動のアタッチメントプロシージャを効率的に使用することを可能にするであろう。

一態様では、非常に低いデューティサイクルを伴う非常に多数のＭ２Ｍデバイスはサービスを必要とし、それらが静的または同じカバレッジエリアにとどまる場合（すなわち、それらは１セットのセルまたは同じセルのカバレッジエリアにいる）には、Ｍ２Ｍデバイスのすべてをずっと登録されたままにすることは難しいことがある。例えば、起こりうる障害は、下記のうちの１つまたは複数を含めうる。

・無線ネットワークにおける、ストレージ＆処理リソースの消費：一例では、登録されているとは、あるコンテキスト情報が、分散されているデバイスの数によって受諾し得ない無線ネットワークにおいて記憶且つ維持されなくてはならないということを意味する。非常に多数のこのようなＭ２Ｍデバイスが存在する場合、無線ネットワーク内のすべての情報を維持し、情報が十分に更新されているといことを確実にするためにはかなりの複雑さおよびコストが存在する可能性がある。

・無線リソースの消費：別の例では、非常に多数のＭ２Ｍデバイスが無線ネットワークにおいて登録される場合には、Ｍ２Ｍデバイスおよび無線ネットワーク間で情報が移送される必要がないときでさえも、著しい無線リソースが消費されうる。例えば、起こりうる問題は、近隣セルの報告または無線ネットワークにおいて構成される必要があるイベントの報告、ロケーションまたは登録エリアの周期的な更新等の必要性を含めうる。

・デバイスにおける処理／電池リソースの消費：別の例では、登録されたＭ２Ｍデバイスの既存プロシージャは、登録なしページングによって回避されうるＭ２Ｍデバイス内で実行不可能なリソース消費（例、電池電力消費）を引き起こすことがある。登録されたＭ２Ｍデバイスは、いくつかのＭ２Ｍアプリケーションにとって実現可能でない可能性のある最大期間を伴った周期的測定値またはイベントを報告するまたは起こりうるページをリッスンするようなある周期的なタスクを実行するように制約されうる。

一態様では、多くの低いデューティサイクルＭ２Ｍデバイスにサービスする１つの方法は、低いデューティサイクル登録プロシージャのうちいくつかの形式を実行する。そしてそれは、一例において、下記のステップのうち１つまたは複数に従う。

・通常のアクセスプロシージャを実行する
・ネットワークで登録する（例、アタッチ）
・データ接続（例、パケットデータプロトコル（ＰＤＰ）コンテキスト）を確立する
・Ｍ２Ｍデバイスのためのデータを有しうるサーバ（またはサービス層）をポーリングする
・何も行なわれる必要がない場合には、接続をティアダウンする
・ネットワークと登録解除する
・スリープに入り、後でプロシージャをやり直す
一例では、低いデューティサイクル登録プロシージャは悪影響を有しうる。無線ネットワーク側から、多くのＭ２Ｍデバイスがポーリングステップと比べて実際の登録プロシージャについてかなり大きいオーバーヘッドをもたらす低いデューティサイクル登録プロシージャを実行する場合、悪影響が生じうる。例えば、無線ネットワーク側の登録に必要とされる処理は、サーバのポーリングについての実際の処理よりも多い可能性がある。例えば、Ｍ２Ｍデバイスがただ単に「何かある？（Is there something for me?）」とサーバに尋ねたいとする場合、サーバは、単純に「はい（ｙｅｓ）」または「いいえ（ｎｏ）」と答えるべきである。この例は、フルな登録、接続のセットアップ等のために移送および処理されるのと比べて、少量の情報を結果としてもたらす。

さらに、ポーリングが実際のデータ転送について低い需要をもたらす場合、リソースを多く無駄遣いしていることがある。一例では、ポーリングインターバルは、データ移送の必要性をトリガするイベント間で予期された時間より大幅に短く寸法化されうる。例えば、ポールの半分未満が実際いくらかのデータ交換を結果としてもたらすことができるということが仮定されうる。非常に多数のＭ２Ｍデバイスがこのタイプの低いデューティサイクル登録プロシージャを実行する場合には、大きなキャパシティの無駄が生じうる。

デバイス側で、デバイスは、データトラフィックがないときでさえも、例えばアタッチのような高価なプロシージャを実行する必要がありうる。この場合、アタッチサイクルの各々に関する電池の影響は、適切なページングよりも大きいであろう。

ポーリングするエンティティについて、動作（例、情報の移送）が必要かを決定するための中央サービス層または１つのサーバもない場合には、どの位置がポーリングするのに正しい地点であるかを決定することは難しい場合がある。例えば、周期的な低いデューティサイクル登録を終える場合には、Ｍ２Ｍデバイスがポーリングする必要があろう複数の起こりうるエンティティがありうる。

潜在的な悪影響に伴い、周期的な低いデューティサイクル登録およびポーリングプロシージャは、無線ネットワーク内の多くの低いデューティサイクルＭ２Ｍデバイスにサービス提供する課題を解決しない。

一態様では、無線ネットワークにおいて維持される必要があり、また同時にＭ２Ｍデバイスが登録される必要なく非常に長いページングサイクルを可能にする、Ｍ２Ｍデバイスコンテキストを最小化するために、この必要性に対する１つの解決方法は、登録なしページングと関連づけられた無線ネットワーク始動のアタッチプロシージャを含めうる。

一態様では、登録なしページングは、無線ネットワークに登録されていない、モバイル端末、例えばＭ２Ｍデバイスをページングすることを指す。例えば、無線ネットワークにおける登録なしは、モバイル端末についてのコンテキスト情報を有さない無線ネットワークを結果としてもたらす。コンテキスト情報は、モバイル端末についての位置情報であり、ページングの必要に応じてモバイル端末を見つけるために使用されうる。別の態様では、外部ユーザ、例えばインターネットまたはミドルウェアプラットフォームに接続されたサーバアプリケーションは、特定のエリアで無線端末のページをリクエストしうる。モバイル端末の登録なしページングは、モバイル端末がこのようなページングリクエストをリッスンすべきときに、リッスン時間について予め定義されたルールを含めうる。一例では、モバイル端末は、ページングリクエストを受信するために、リッスン時間にウェイクアップする。

図３は、いくつかのアタッチされたＭ２Ｍデバイスを備えたハイレベルＭ２Ｍアーキテクチャの例を図示する。一態様では、ハイレベルＭ２Ｍアーキテクチャは、図３で図示されるように無線システムのコアネットワークと通信するために無線ネットワーク側でＭ２Ｍサービス層を使用する。（図３の上部に示されている）多数のＭ２Ｍアプリケーションは、（Ｍ２Ｍアプリケーションより下のボックスで示されている）Ｍ２Ｍサービス層と通信し、（図３の下部に示されている）Ｍ２Ｍデバイスで情報を交換する機能を提供する。一例では、Ｍ２Ｍデバイスが無線広域ネットワーク（ＷＷＡＮ）を使用してＭ２Ｍサービス層に接続する場合には、Ｍ２Ｍデバイスは、通信するためにＷＷＡＮの利用可能な無線接続技術を使用しうる。このコンテキストにおける無線ネットワーク始動のアタッチプロシージャの場合、Ｍ２Ｍサービス層のトップに位置しているＭ２ＭアプリケーションまたはＭ２Ｍデバイスの１つで実行しているＭ２Ｍアプリケーションは、リクエストしているＭ２Ｍアプリケーションと、特定Ｍ２ＭデバイスまたはＭ２Ｍデバイスグループとの間で情報の交換を確立するようにＭ２Ｍサービス層にリクエストしうる。

一態様では、Ｍ２Ｍサービス層は、アドレス指定されたＭ２Ｍデバイスに接続するために、例えばＷＷＡＮのような基盤の無線ネットワークのコアネットワークにコンタクトすることができる。例えば、Ｍ２Ｍデバイスがネットワークに今アタッチされていない場合、アタッチメントを確立するであろう。例えば、アドレス指定されたＭ２ＭデバイスがＷＷＡＮに登録されない場合には、それは、リクエストされたＭ２Ｍデバイスを手に入れるページングメカニズムを使用しうる。

一例では、無線ネットワーク始動のアタッチプロシージャは、無線ネットワーク側のＭ２Ｍサービス層の特別メッセージによって、または、通常のドメイン名システム（ＤＮＳ）クエリによってトリガされうる。一態様では、無線ネットワークは、Ｍ２Ｍサービス層によってアドレス指定されるＭ２Ｍデバイスのための通常のコンテキスト情報を有していない、したがって、特別なページングメッセージが導入されうる。一例では、無線ネットワーク始動のアタッチプロシージャは、下記のように動作しうる。

・Ｍ２Ｍデバイスにアタッチするリクエストは、Ｍ２Ｍサービス層を通じてまたはＤＮＳシステムを通じて、コアネットワーク側のページングエージェント（例えば、サービングＧＰＲＳサポートノード／モビリティ管理エンティティ（ＳＧＳＮ／ＭＭＥ））に到達する。

・ページングエージェントは、ＷＷＡＮで使用されるページングメッセージと同様なページングメッセージを生成するが、無線ネットワーク自体によって割り付けられないロングタームＩＤ（例、Ｍ２Ｍデバイスとサービス層との間の第１のコンタクトの間に確立された完全修飾ドメイン名（ＦＱＤＮ）またはロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ））を含む。

・Ｍ２Ｍデバイスは、ＦＱＤＮまたはロングタームＩＤの関数としてページングインジケータを（既存のページングチャネルでまたは新規のページングチャネルで）リッスンするはずである時間インスタンスをどのように決定するかを合意された規則の手段により知る。

・Ｍ２Ｍデバイスがそれは無線ネットワークによってページングされるということを検出する場合、それは通常のアタッチプロシージャを開始する。

一態様では、開示された手法は、ページングが生じる必要があるセルまたはセルのグループにプラスする完全修飾ドメイン名（ＦＱＤＮ）またはロングターム識別子（long term identifier）（ＬＴＩＤ）の割り付けのほかに、無線ネットワークに登録されないＭ２Ｍデバイスの無線ネットワークによって保持される必要があるコンテキストをほぼゼロに減らすことを可能にする。あるいは、無線ネットワーク、例えばＷＷＡＮにおいて登録されることは実行可能であるまたは必要である場合、無線ネットワーク始動のアタッチプロシージャはまた、すでに登録されているがアタッチされていないデバイスのための既存のページングメカニズムを使用しうる。

一態様では、開示された手法は、無線ネットワークで現在登録されていないＭ２Ｍデバイスをページングするために使用されうる新規ページングメカニズムを含むが、ロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ）はすでに確立されている。一例では、開示された手法は、Ｍ２Ｍデバイス側の長い電池寿命を可能にするために非常に長いページングサイクルを許容するように、柔軟に結合されうる。

一例では、登録なしページングプロシージャは、下記のステップのうち１つまたは複数を含めうる。

・通常の登録を実行し、Ｍ２Ｍサービス層への接続をセットアップし、Ｍ２Ｍデバイスの識別性（例、ロングタームＩＤ）を確立する。

・Ｍ２Ｍサービス層でそのロングタームＩＤをちょうど確立したＭ２Ｍデバイスが新規ページングメカニズムを使用することができる特別なタイプであるということを無線ネットワークに（すなわちコアネットワークに）示す。また、コアネットワークは、Ｍ２Ｍデバイスのカバレッジエリアを備えるセルまたは１セットのセルを記録し、Ｍ２Ｍデバイスの確立されたロングタームＩＤにこのカバレッジエリアをマッピングする。一態様では、この情報は、無線ネットワークで維持される小さなコンテキストである。別の例では、Ｍ２Ｍデバイスによってリクエストされるまで（例、Ｍ２Ｍデバイスが１つの場所から別の場所へと移動するとき）、このコンテキストは静的のままである（すなわち更新されない）ということもまた定義される。

・接続をティアダウンし、登録を取り消す。

・Ｍ２Ｍデバイスがページをリッスンする時に時間インスタンスを決定するために、Ｍ２ＭデバイスのロングタームＩＤを使用する。ページが送信される無線接続ネットワークにおける実際のメカニズムは既存のもの（すなわち、ページングインジケータを含む既存のページングチャネルを使用する）、または、新規のもの（異なるページングチャネル、ぺージングインジケータなしまたは異なるページングインジケータを有する）であってもよい。

・無線ネットワークがＭ２Ｍデバイスへページを送信する必要がある場合、それは、Ｍ２ＭデバイスロングタームＩＤに基づいて新規のページングの機会を使用する。

・Ｍ２Ｍデバイスが新しく定義されたページング機会の間にこのＭ２Ｍデバイスについての有効なページを検出する場合、このページでいくつかのページングデータ（例、ページングメッセージ）を受信しうる。ページングデータは、Ｍ２Ｍアプリケーションからのショートデータパケット（例、ユーザデータ）でありうる、または、さらなる動作をトリガするための特別なデータでありうる。特別データに関する１つのオプションは、一例では、Ｍ２Ｍデバイス側の通常のアタッチプロシージャを開始するためにコマンドを送信する。

別の態様では、提示された解決方法はまた、Ｍ２Ｍサーバ層を使用しないＭ２Ｍシステムに適用可能である。提示された解決方法はまた、Ｍ２Ｍサーバが無線ネットワーク、例えばＷＷＡＮを通じてＭ２Ｍデバイスに到達することを望む場合に、Ｍ２Ｍシステムで使用されることできるであろう。一例では、Ｍ２Ｍサーバは、ただ、無線ネットワークのコアネットワークからの無線ネットワーク始動のアタッチのリクエストを送信できる必要があるであろう。さらに別の例では、コンセプトはまた、無線ネットワークによってＭ２Ｍデバイスのグループのアタッチメントを開始するように拡張されることができるであろう。

図４は、登録なしページングのためのフロー図の第１の例を図示する。ブロック４１０では、無線ネットワークにおいてマシン・ツー・マシン（Ｍ２Ｍ）デバイスのためのモバイルデバイスの識別性を確立する。ブロック４２０では、識別されたモバイルデバイスのための時間インスタンスを決定し、ページをリッスンする。ブロック４３０では、決定された時間インスタンスの間に、識別されたモバイルデバイスへ無線ネットワークからのページを送信する。一態様では、ブロック４４０で、モバイルデバイスは、決定された時間インスタンスの間に、識別されたモバイルデバイスについての有効なページを検出する。

図５は、登録なしページングのためのフロー図の第２の例を図示する。ブロック５１０では、登録を実行し、接続をセットアップし、無線ネットワークにおいてマシン・ツー・マシン（Ｍ２Ｍ）デバイスのためのモバイルデバイスの識別性を確立する。一例では、接続は、Ｍ２Ｍサービス層でセットアップされる。別の例では、Ｍ２Ｍデバイスのためのデバイスの識別性（すなわち、Ｍ２Ｍデバイスの識別性）は、ロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ）である。ブロック５２０では、識別されたモバイルデバイスは、新規ページングメカニズムを使用することができるということを示す。一例では、無線ネットワーク内のコアネットワークに対して示される。ブロック５３０では、接続をティアダウンし、無線ネットワークから識別されたモバイルデバイスの登録を取り消す。ブロック５４０では、識別されたモバイルデバイスがページをリッスンすべき時に時間インスタンスを決定する。一例では、１より多い時間インスタンスが決定される。一例では、決定は、Ｍ２ＭデバイスのＬＴＩＤを使用する。ブロック５５０では、決定された時間インスタンスの間に、識別されたモバイルデバイスへ無線ネットワークからのページを送信する。一例では、決定された時間インスタンスは、ＬＴＩＤに基づく。一態様では、ブロック５６０で、モバイルデバイスは、決定された時間インスタンスの間に、識別されたモバイルデバイスについての有効なページを検出する。一例では、有効なページを検出することはまた、ページングデータ、例えばユーザデータまたはさらなる動作をトリガする特別なデータ、を受信することを含む。例えば、特別なデータは、Ｍ２Ｍデバイス側の通常のアタッチプロシージャを開始するコマンドでありうる。

図６は、ネットワーク始動のアタッチプロシージャのためのフロー図の一例を図示する。ブロック６１０では、無線ネットワークにおいてモバイルデバイスにアタッチするリクエストを受信する。一例では、モバイルデバイスは、Ｍ２Ｍデバイスである。別の例では、リクエストは、コアネットワーク側のページングエージェントに到達する。別の例では、リクエストは、Ｍ２Ｍサービス層を通じて、または、ドメイン名システム（ＤＮＳ）システムを通じて、到達する。さらに別の例では、ページングエージェントは、サービングＧＰＲＳサポートノード（ＳＧＳＮ）またはモバイル管理エンティティ（ＭＭＥ）である。ブロック６２０では、モバイルデバイスにアタッチするリクエストに基づいてページングメッセージを生成する。一例では、ページングメッセージは、ロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ）を含む。別の例では、ＬＴＩＤは、無線ネットワーク自体によって割り付けられない。別の例では、ＬＴＩＤは、モバイルデバイスとサーバ層との間の第１のコンタクトの間に確立されたロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ）または完全修飾ドメイン名（ＦＱＤＮ）として割り付けられる。ブロック６３０では、合意された規則に基づく時間インスタンスの間に、生成されたページングメッセージに基づいてページングインジケータを送信する。一例では、１より多いページングインジケータが送信される。一例では、１つまたは複数のページングインジケータが１つまたは複数の時間インスタンスの間に送信される。一例では、合意された規則は、ＦＱＤＮまたはＬＴＩＤに基づく。ブロック６４０では、ページングインジケータに基づいて、モバイルデバイスのアタッチプロシージャを受諾する。一例では、アタッチプロシージャは、ページングインジケータの検出によってトリガされる。

当業者は、本開示の範囲および精神から逸脱することなく、図４、５および６の例示的なフロー図で開示されたステップがそれらの順序において置き換えられることができるということを理解するであろう。また、当業者は、フロー図で説明されたステップが唯一ではなく、他のステップも含まれうる、または、例示的なフロー図におけるステップのうち１つまたは複数が本開示の範囲および精神に影響を与えることなく削除されうる、ということは理解するであろう。

当業者は、ここで開示される例と関連して説明される、様々な説明のためのコンポーネント、論理ブロック、モジュール、回路および／またはアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、ファームウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの組み合わせとして実装されうるということをさらに理解するであろう。ハードウェア、ファームウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明瞭に説明するために、様々な説明のためのコンポーネント、ブロック、モジュール、回路および／またはアルゴリズムステップがそれらの機能という点から、上で一般的に説明されている。そのような機能が、ハードウェア、ファームウェアあるいはソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーションと全体のシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、各特定のアプリケーションについて様々な方法で説明された機能性を実装しうるが、そのような実装の決定は、本発明の範囲または精神からの逸脱を生じさせるものとして解釈されるべきでない。

例えば、ハードウェア実装の場合には、処理ユニットは、１つまたは複数の特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣｓ）、デジタルシグナルプロセッサ（ＤＳＰｓ）、デジタル信号処理デバイス（ＤＳＰＤｓ）、プログラマブル論理デバイス（ＰＬＤｓ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡｓ）、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、ここで説明される機能を実行するように設計された他の電子ユニット、または、それらの組み合わせ、内で実装されうる。ソフトウェアの場合には、ここで説明される機能を実行するモジュール（例、プロシージャ、関数等）を通じて実装されうる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶され、プロセッサユニットによって実行されうる。さらに、ここで説明される、様々な説明のためのフロー図、論理ブロック、モジュールおよび／またはアルゴリズムステップもまた、当技術分野で知られる任意のコンピュータ可読媒体上で搬送される、または、当技術分野で知られる任意のコンピュータプログラムプロダクトで実装される、コンピュータ可読命令として符号化されうる。

１つまたは複数の例では、ここで説明されるステップまたは機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または、それらのいずれの組み合わせで実装されうる。ソフトウェアで実装される場合には、機能は、コンピュータ可読媒体上で、１つまたは複数の命令あるいはコードとして、記憶または送信されうる。コンピュータ可読媒体は、１つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移送を容易にするいずれの媒体も含んでいる、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の双方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる、いずれの利用可能な媒体でありうる。例として、また限定されないが、そのようなコンピュータ可読媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭあるいは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージあるいは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令あるいはデータ構造の形で所望のプログラムコードを記憶または搬送するために使用されることができる、また、コンピュータによってアクセスされることができる、任意の他の媒体も備えることができる。また、いずれの接続もコンピュータ可読媒体と適切に名付けられる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、あるいは、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者ライン（ＤＳＬ）、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術を使用している他の遠隔ソース、から送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、ＤＳＬ、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されるように、ディスク(disk)とディスク(disc)は、コンパクトディスク(compact disc)（ＣＤ）、レーザーディスク(登録商標)(laser disc)、光学ディスク(optical disc)、デジタル汎用ディスク(digital versatile disc)（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(blu-ray disc)を含み、「ディスク(disks)」は、大抵、データを磁気的に再生し、「ディスク(discs)」は、レーザーで光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。

一例では、ここで説明される、説明のためのコンポーネント、フロー図、論理ブロック、モジュールおよび／またはアルゴリズムのステップは、１つまたは複数のプロセッサで実装または実行される。一態様では、プロセッサは、ここで説明される様々なフロー図、論理ブロックおよび／またはモジュールを実装または実行するためにプロセッサによって実行されるべき、データ、メタデータ、プログラム命令等を記憶するメモリと結合される。図７は、登録なしページングのためのプロセスを実行するために、メモリ７２０と通信するプロセッサ７１０を備えるデバイス７００の一例を図示する。別の例では、デバイス７００はまた、ネットワーク始動のアタッチプロシージャのためのプロセスを実行するためである。一例では、デバイス７００は、図４、５、６および１１で図示されたアルゴリズムを実装するために使用される。一態様では、メモリ７２０は、プロセッサ７１０内に配置される。別の例では、メモリ７２０は、プロセッサ７１０に外付けされる。一態様では、プロセッサは、ここで説明される、様々なフロー図、論理ブロック、および／またはモジュールを実装または実行するための回路を含む。

図８は、登録なしページングに適したデバイス８００の第１の例を図示する。一態様では、デバイス８００は、ブロック８１０、８２０、８３０および８４０で、ここにおいて説明されるように、登録なしページングの異なる態様を提供するように構成された１つまたは複数のモジュールを備える少なくとも１つのプロセッサによって実装される。例えば、各モジュールは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらのいずれの組み合わせを備える。一態様では、デバイス８００もまた、少なくとも１つのプロセッサと通信する少なくとも１つのメモリによって実装される。

図９は、登録なしページングに適したデバイス９００の第２の例を図示する。一態様では、デバイス９００は、ブロック９１０、９２０、９３０、９４０、９５０および９６０で、ここにおいて説明されるように、登録なしページングの異なる態様を提供するように構成された１つまたは複数のモジュールを備える少なくとも１つのプロセッサによって実装される。例えば、各モジュールは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらのいずれの組み合わせを備える。一態様では、デバイス９００もまた、少なくとも１つのプロセッサと通信する少なくとも１つのメモリによって実装される。

図１０は、ネットワーク始動のアタッチプロシージャに適したデバイス１０００の一例を図示する。一態様では、デバイス１０００は、ブロック１０１０、１０２０、１０３０および１０４０で、ここにおいて説明されるように、ネットワーク始動のアタッチプロシージャの異なる態様を提供するように構成された１つまたは複数のモジュールを備える少なくとも１つのプロセッサによって実装される。例えば、各モジュールは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらのいずれの組み合わせを備える。一態様では、デバイス１０００もまた、少なくとも１つのプロセッサと通信する少なくとも１つのメモリによって実装される。

図１１は、モバイルデバイスの観点からの登録なしページングのためのフロー図の一例を図示する。ブロック１１１０では、無線ネットワークにおいてモバイルデバイスのためのモバイルデバイスの識別性を確立する。ブロック１１２０では、識別されたモバイルデバイスのための時間インスタンスを決定して、ページをリッスンする。ブロック１１３０では、決定された時間インスタンスの間に有効なページを受信する。ブロック１１４０では、受信された有効なページに基づいてアタッチプロシージャを開始する。一態様では、ブロック１１４０のステップはオプションである。

図１２は、モバイルデバイスの観点からの登録なしページングを実装するためのデバイス１２００の一例を図示する。一態様では、デバイス１２００は、ブロック１２１０、１２２０、１２３０および１２４０で、ここにおいて説明されるように、モバイルデバイスの観点から、登録なしページングを提供するように構成された１つまたは複数のモジュールを備える少なくとも１つのプロセッサによって実装される。例えば、各モジュールは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらのいずれの組み合わせを備える。一態様では、デバイス１２００もまた、少なくとも１つのプロセッサと通信する少なくとも１つのメモリによって実装される。

開示された態様の前述の説明は、いかなる当業者も本開示を行なうまたは使用することができるように提供されている。これらの態様に対する様々な修正は、当業者にとっては容易に明らかであろう、そして、ここで定義された包括的な原理は、本開示の精神あるいは範囲から逸脱することなく、他の態様に適用されうる。

Claims (43)

1. 登録なしページングのための方法であって、
   無線ネットワークにおいてモバイルデバイスのためのモバイルデバイスの識別性（identity）を確立することと、
   前記識別されたモバイルデバイスのための時間インスタンスを決定して、ページをリッスンすることと、
   前記決定された時間インスタンスの間に前記識別されたモバイルデバイスへ前記無線ネットワークからのページを送信することと、
   を備える方法。
2. 前記モバイルデバイスの識別性を確立することは、登録を実行し、前記識別されたモバイルデバイスのための接続をセットアップすることをさらに備える、請求項１に記載の方法。
3. 前記識別されたモバイルデバイスが新規のページングメカニズムを使用することができるということを示すこと、をさらに備える請求項２に記載の方法。
4. 前記接続をティアダウン（tear down）し、前記ページを送信する前に前記無線ネットワークから前記識別されたモバイルデバイスの登録を取り消すこと、をさらに備える請求項３に記載の方法。
5. 前記モバイルデバイスの識別性は、ロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ）である、請求項１に記載の方法。
6. 前記時間インスタンスは、前記ＬＴＩＤに基づいて決定される、請求項５に記載の方法。
7. 前記ページは、ページングデータをさらに備える、請求項１に記載の方法。
8. 前記ページングデータは、ユーザデータ、または、少なくとも１つの更なる動作をトリガする特別なデータのうちの１つまたは複数を備える、請求項７に記載の方法。
9. 前記特別なデータは、前記モバイルデバイス側のアタッチプロシージャを開始するためのコマンドである、請求項８に記載の方法。
10. モバイルデバイスのためのネットワーク始動のアタッチプロシージャのための方法であって、
    無線ネットワークにおいてモバイルデバイスにアタッチするリクエストを受信することと、
    前記モバイルデバイスにアタッチするリクエストに基づいて、ページングメッセージを生成することと、
    合意された規則に基づく時間インスタンスの間に前記ページングメッセージに基づいて前記モバイルデバイスへページングインジケータを送信することと、
    前記ページングインジケータに基づいて、前記モバイルデバイスのアタッチプロシージャを受諾することと、
    を備える方法。
11. 前記リクエストは、コアネットワーク側のページングエージェントに到達する、請求項１０に記載の方法。
12. 前記ページングエージェントは、サービングＧＰＲＳサポートノード（ＳＧＳＮ）またはモバイル管理エンティティ（ＭＭＥ）である、請求項１１に記載の方法。
13. 前記リクエストは、マシン・ツー・マシン（Ｍ２Ｍ）サービス層を通じて、または、ドメイン名システム（ＤＮＳ）システムを通じて、到達する、請求項１０に記載の方法。
14. 前記ページングメッセージは、ロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ）を備える、請求項１０に記載の方法。
15. 前記ＬＴＩＤは、前記無線ネットワークによって割り付けられない、または、前記モバイルデバイスとサービス層との間の第１のコンタクトの間にすでに確立された、完全修飾ドメイン名（ＦＱＤＮ）またはロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ）として割り付けられる、請求項１４に記載の方法。
16. 登録なしページングのための装置であって、
    無線ネットワークにおいてモバイルデバイスのためのモバイルデバイスの識別性を確立するための手段と、
    前記識別されたモバイルデバイスのための時間インスタンスを決定して、ページをリッスンするための手段と、
    前記決定された時間インスタンスの間に前記識別されたモバイルデバイスへ前記無線ネットワークからのページを送信するための手段と、
    を備える装置。
17. 前記確立するための手段は、登録を実行し、前記識別されたモバイルデバイスのための接続をセットアップするための手段をさらに備える、請求項１６に記載の装置。
18. 前記識別されたモバイルデバイスが新規のページングメカニズムを使用することができるということを示すための手段、
    をさらに備える請求項１７に記載の装置。
19. 前記接続をティアダウンし、前記ページを送信する前に前記無線ネットワークから前記識別されたモバイルデバイスの登録を取り消すための手段、
    をさらに備える請求項１８に記載の装置。
20. 前記モバイルデバイスの識別性は、ロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ）である、請求項１６に記載の装置。
21. 前記時間インスタンスは、前記ＬＴＩＤに基づいて決定される、請求項２０に記載の装置。
22. 前記ページは、ページングデータをさらに備える、請求項１６に記載の装置。
23. 前記ページングデータは、下記の、ユーザデータ、または、少なくとも１つの更なる動作をトリガする特別なデータ、のうちの１つまたは複数を備える、請求項２２に記載の装置。
24. 前記特別なデータは、前記モバイルデバイス側のアタッチプロシージャを開始するためのコマンドである、請求項２３に記載の装置。
25. ネットワーク始動のアタッチプロシージャのための装置であって、
    無線ネットワークにおいてモバイルデバイスにアタッチするリクエストを受信するための手段と、
    前記モバイルデバイスにアタッチするリクエストに基づいて、ページングメッセージを生成するための手段と、
    合意された規則に基づく時間インスタンスの間に前記ページングメッセージに基づいて前記モバイルデバイスへページングインジケータを送信するための手段と、
    前記ページングインジケータに基づいて、前記モバイルデバイスのアタッチプロシージャを受諾するための手段と、
    を備える装置。
26. 前記リクエストは、コアネットワーク側のページングエージェントに到達する、請求項２５に記載の装置。
27. 前記ページングエージェントは、サービングＧＰＲＳサポートノード（ＳＧＳＮ）またはモバイル管理エンティティ（ＭＭＥ）である、請求項２６に記載の装置。
28. 前記リクエストは、マシン・ツー・マシン（Ｍ２Ｍ）サービス層を通じて、または、ドメイン名システム（ＤＮＳ）システムを通じて、到達する、請求項２５に記載の装置。
29. 前記ページングメッセージは、ロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ）を含む、請求項２５に記載の装置。
30. 前記ＬＴＩＤは、前記無線ネットワークによって割り付けられない、または、前記モバイルデバイスとサービス層との間の第１のコンタクトの間にすでに確立された、完全修飾ドメイン名（ＦＱＤＮ）またはロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ）として割り付けられる、請求項２９に記載の装置。
31. プロセッサとメモリを備える装置であって、
    前記メモリは、下記の、
    無線ネットワークにおいてモバイルデバイスのためのモバイルデバイスの識別性を確立することと、
    前記識別されたモバイルデバイスのための時間インスタンスを決定して、ページをリッスンすることと、
    前記決定された時間インスタンスの間に前記識別されたモバイルデバイスへ前記無線ネットワークからのページを送信することと、
    を実行するために前記プロセッサによって実行可能なプログラムコードを含む、
    装置。
32. 前記確立するためのプログラムコードは、登録を実行し、前記識別されたモバイルデバイスのための接続をセットアップするためのプログラムコードをさらに備える、請求項３１に記載の装置。
33. 前記メモリは、前記識別されたモバイルデバイスが新規のページングメカニズムを使用することができるということを示すためのプログラムコードをさらに備える、請求項３２に記載の装置。
34. 前記メモリは、前記接続をティアダウンし、前記ページを送信する前に前記無線ネットワークから前記識別されたモバイルデバイスの登録を取り消すためのプログラムコードをさらに備える、請求項３３に記載の装置。
35. 前記モバイルデバイスの識別性は、ロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ）である、請求項３１に記載の装置。
36. 前記時間インスタンスは、前記ＬＴＩＤに基づいて決定される、請求項３５に記載の装置。
37. プロセッサとメモリを備える装置であって、前記メモリは、下記の、
    無線ネットワークにおいてモバイルデバイスにアタッチするリクエストを受信することと、
    前記モバイルデバイスにアタッチするリクエストに基づいて、ページングメッセージを生成することと、
    合意された規則に基づく時間インスタンスの間に前記ページングメッセージに基づいて前記モバイルデバイスへページングインジケータを送信することと、
    前記ページングインジケータに基づいて、前記モバイルデバイスのアタッチプロシージャを受諾することと、
    を実行するために前記プロセッサによって実行可能なプログラムコードを含む、
    装置。
38. 前記リクエストは、コアネットワーク側のページングエージェントに到達する、請求項３７に記載の装置。
39. 前記リクエストは、マシン・ツー・マシン（Ｍ２Ｍ）サービス層を通じて、または、ドメイン名システム（ＤＮＳ）システムを通じて、到達する、請求項３７に記載の装置。
40. 前記ページングメッセージは、ロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ）を含む、請求項３７に記載の装置。
41. 前記ＬＴＩＤは、前記無線ネットワークによって割り付けられない、または、前記モバイルデバイスとサービス層との間の第１のコンタクトの間にすでに確立された、完全修飾ドメイン名（ＦＱＤＮ）またはロングタームＩＤ（ＬＴＩＤ）として割り付けられる、請求項４０に記載の装置。
42. コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトであって、
    前記コンピュータ可読媒体は、
    コンピュータに、無線ネットワークにおいてモバイルデバイスのためのモバイルデバイスの識別性を確立させるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記識別されたモバイルデバイスのための時間インスタンスを決定して、ページをリッスンさせるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記決定された時間インスタンスの間に前記識別されたモバイルデバイスへ前記無線ネットワークからのページを送信させるためのコードと、
    を備える、
    コンピュータプログラムプロダクト。
43. コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトであって、
    前記コンピュータ可読媒体は、
    コンピュータに、無線ネットワークにおいてモバイルデバイスにアタッチするリクエストを受信させるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記モバイルデバイスにアタッチするリクエストに基づいて、ページングメッセージを生成させるためのコードと、
    前記コンピュータに、合意された規則に基づく時間インスタンスの間に前記ページングメッセージに基づいて前記モバイルデバイスへページングインジケータを送信させるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記ページングインジケータに基づいて、前記モバイルデバイスのアタッチプロシージャを受諾させるためのコードと、
    を備える、
    コンピュータプログラムプロダクト。

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