JP2013510554A - 電動機のローター - Google Patents
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Abstract
【選択図】図1
Description
これに基づき、個別セグメントから形成されているローターは、個別セグメントの第1の部分と、隣接する個別セグメントの第2の対応部分とを有しており、これらの部分は、第1の部分と第2の部分との間で半径方向と円周方向にポジティブ結合が生じるように形成されている。半径方向と円周方向におけるポジティブ結合によって、組み立てられた状態では、安定した自己支持型の環状構造が生じることになる。従って、全ての個別セグメントをつなぎ合わせて環状にするために、その他の固定又は保持装置は不要である。
製造上の理由から、個別セグメントの第1の部分と、隣接する個別セグメントの第2の対応部分との完全な接触は困難である。それでも、ローターが組み立てられた状態においては、両方の隣接する個別セグメントの間で、できる限り大きな接触面が形成されるように形状を作るべきである。なぜなら、この接触面による、ローター内の電磁流の変化への影響が小さくなるからである。このために、両方の隣接する個別セグメントの接触面は、個別セグメントの第1の部分と隣接する個別セグメントの第2の対応部分との、理論的に可能な接触面の90%を超えていることが推奨される。
従って、半径方向及び円周方向のポジティブ結合を簡単な形状によって確保することができ、これらの形状は、個別セグメントの全ての部分にわたって広がっている必要はない。単純な形状は、より良好に製造することができる。
この形状は、半径方向と円周方向へのポジティブ結合の条件を満たしている。この形状は、簡単な方法で製造することができ、個別セグメントの材料特性に応じて簡単に寸法を決めることができる。
半径方向と円周方向へのポジティブ結合の重なり合い部分が複数に分割されることにより、個別重なり合い部分のサイズをより小さくすることができる。このことにより、製造時の破棄部分を減らすことができる。
このことにより、個別セグメントの形状を1つ作成するだけで済み、リング内での個別セグメントの位置は決まっていないため、製造が単純化される。従って、1つにつなぎ合わせる際に、それぞれの個別セグメントの位置と順番に注意する必要もない。
個別セグメントの第1の部分の形状と、隣接する個別セグメントの第2の対応部分の形状とは、個別セグメントの完全な形状を型打ちすることによって、メタルストリップから特に簡単に作ることができる。次に、ローター用の個別セグメントの軸方向の必要な深さを、1つのメタルストリップの深さをもつ個別セグメントの形状から得るために、型打ちされた複数の形状が1つの積層板に形成される。さらに、メタルストリップの素材は、有利な磁気特性を提供する。
軸方向の開口部に永久磁石をはめ込むことにより、半径方向の永久磁石の位置は、開口部の外部輪郭によって制限される。永久磁石に働く、回転するローターの遠心力は半径方向に作用し、軸方向の開口部の外部輪郭に伝達されるため、永久磁石を特に固定する必要がない。
有利には、個別セグメントをつなぎ合わせる前に、この永久磁石が個別セグメントの開口部にはめ込まれる。個別セグメントをつなぎ合わせた後、個別セグメントの変形可能な部分によって開口部が縮小することにより、永久磁石が開口部に固定される。従って、その他の固定工程及び固定手段が不要となる。
軸方向の開口部と変形可能な部分とは、永久磁石が簡単に開口部にはめ込まれるように形成されており、個別セグメントをつなぎ合わせた後、変形可能な部分が開口部を縮小するが、永久磁石は、その押圧力によって永久磁石に構造的損傷が生じない範囲で開口部に圧入されている。
変形可能な部分は、つなぎ合わされた個別セグメントがローターキャリアの上に圧着された後、この変形可能な部分が変形して、永久磁石を収納する開口部が半径方向に縮小されるように形成されている。
有利には、つなぎ合わせた個別セグメントをローターキャリアに圧着する前に、永久磁石が個別セグメントの開口部にはめ込まれる。ローターキャリア上に圧着された後で、変形可能な個別セグメント部分により開口部が半径方向に縮小することにより、永久磁石が開口部に固定される。従って、その他の固定工程及び固定手段が不要となる。
個別セグメントの軸方向の開口部と変形可能な部分とは、永久磁石を簡単に開口部にはめ込めるように形成されており、ローターキャリア上に圧着された後、永久磁石は、変形可能な部分が開口部を縮小し、その押圧力によって永久磁石に構造的損傷が生じない範囲で開口部に圧入されている。
個別セグメント2からなるローター1の製造は、独立した個別セグメントではない部分セグメントのチェーンからなるローターの製造と比較して、個別セグメント2を簡単に型打ちすることができるという利点を提供している。なぜなら、個別セグメント2は、メタルストリップ上に様々に配置することができるからであり、このことは、メタルストリップの破棄部分が少なくなることを意味している。さらに、部分セグメントのチェーンを型打ちする場合は、とりわけ、接続点に注意を払う必要があるが、このことにより、高い作業精度が要求される。
個別セグメント2は、永久磁石の収納に用いられる軸方向の開口部3を示している。軸方向の開口部3は、永久磁石の位置を半径方向と円周方向に画定しており、これによって、永久磁石は開口部に位置決めされている。このことは、永久磁石が回転するローターの遠心力に対して追加的に固定される必要がなく、軸方向に軽く固定するだけで済むという利点がある。永久磁石へ作用する磁界の力も、軸方向の開口部3の外部輪郭へ伝達され、軸方向には作用しない。
個々に示されているローター1は、永久磁石励磁同期モーターでの使用に適している。
有利には、図1から、このローター1は同一の個別セグメント2から形成されていることが分かる。このことにより、個別セグメントの製造が単純化される。なぜなら、同一の個別セグメント2だけを生産すれば済むからであり、また、リング内における個別セグメント2の順番は取り替えることができ、自由に選択できることから、ローター1の組立ても単純化される。
半径方向と円周方向におけるポジティブ結合によって、ローターリングの自己支持型構造が形成され、この構造を、ローターキャリア上に圧着することができる。これにより、ローター1は、ローターキャリアに固定接続され、また、トルク伝達のためにもこのキャリアに支持されている。このローターキャリアは図には示されていない。個別セグメント2をローターキャリアに固定するために、その他の固定は不要である。同時に、ローターリングをローターキャリアに圧着することにより、隣接する個別セグメント2のポジティブ結合に圧力がかかるため、個別セグメント2はそれ以上軸方向に動くことはできなくなる。従って、個別セグメント2は、ローターキャリア上で全方向に固定されている。
半径方向へのポジティブ結合は、ローター1のローターキャリア上への圧着を可能にするだけでなく、回転するローター1の遠心力にも反対に作用する。従って、半径方向と円周方向のポジティブ結合により、その他の固定装置なしに個別セグメントを安定した1つのローター1につなぎ合わせることが可能になる。それ以外に、個別セグメント2からローター1へ組み立てるために用いられる、例えば、個別セグメントの溶接、接着又はネジ留めなども不要である。従って、それぞれの個別セグメントをローターキャリアに1つ1つ固定する繰り返し作業は、セグメント2の数と同じ数の作業工程を必要とするが、この繰り返し作業も不要となる。
このセグメント化されたローター1は、半径方向のポジティブ結合により、高速回転する電動機に使用できるほど安定している。固定装置が追加される場合、その追加される質量によって、ローター1の慣性モーメントも上昇すると考えられ、この慣性モーメントは、電動機の効率に負の作用を及ぼす。
別個の固定装置、溶接又は接着もまた、ローター1の磁気特性を妨害する。
電磁流は、材料の移行部分においても影響を受ける。このことは、個別セグメント2の間に隙間がある場合に生じる。この中間スペースを塞ぐ作業は技術的に難しく、追加の作業コストを発生させるが、これが塞がれないと、エアギャップが形成され、電磁流は、最初にローター材料と空気との材料移行部を通り、次に再び空気とローター材料との材料移行部を通らなくてはならない。このことを防ぐため、個別エレメント2が実質的に第1の部分4に沿って接触していることが有利である。図1、並びに図3、図4は、有利には、個別セグメント2の第1の部分4と、隣接する個別セグメント2の第2の対応部分5とが、両方の部分の間にエアギャップを形成せずに、実質的に、理論的に可能な接触面全体にわたって接触しているように形成されていることを示している。
個別セグメント2の間のエアギャップはローター1の電磁流に影響を及ぼすため、個別セグメントの実質的な接触及びエアギャップの防止は、特に、ローター1の電磁流が存在する、個別セグメント2の第1の部分4と第2の部分5の範囲に関係がある。構造上の理由から、ローター1には、電磁流のない小さな部分が存在し得る。そうした電磁流のない部分が、2つの隣接する個別セグメント2の接触面にある場合、この箇所で、エアギャップは無害である。このエアギャップにより、両方の隣接する個別セグメント2の接触面が、第1の部分4全体に広がることはない。
金属板は、ローターのための良好な磁気特性と単純な製造条件とを提供する。そのため、ローターの形状は、金属板から型打ちされ、次に、積層板にまとめられる。セグメント化されていないローターの場合、ローターリング全体が1つの金属板から型打ちされることになり、そのことから、多量の金属板の破棄部分が生じる。このセグメント形状の配置は、実質的に、破棄部分を少なくすることができるように選択できる。個別セグメントを型打ちするためには、個別セグメント2を大量に生産するより小さな型打ち工具も必要である。個別セグメント2の外部形状を型打ちする場合、同時に、永久磁石を収納する軸方向の開口部3も一緒に型打ちされるのが有利である。
金属板は、その製造方法により、大抵の場合、磁気的な優先方向を有しており、個別セグメント2の型打ちを配置する際には、この優先方向も考慮されるため、同様の磁気特性をもつ個別セグメントから作られるローター1もまた、対称な磁気特性を有している。
図に示されている、個別セグメント2の第1の部分4及び隣接する個別セグメント2の第2の対応部分5の外部形状は、軸方向と円周方向のポジティブ結合を形成している。この場合、部分4の点8a〜8bの第1の範囲は、個別セグメント2の凸形湾曲を形成し、これらの凸形湾曲は、隣接する個別エレメント2の部分5の点8a〜点8bの第1の範囲の凹形湾曲と対応しており、凸形湾曲と凹形湾曲が半径方向にも円周方向にも重なるように形成されている。部分4の凸形湾曲及び部分5の凹形湾曲の重なり部分の適切な寸法により、半径方向と円周方向のポジティブ結合が形成される。
凸形湾曲は、エッジができないように形成されており、このことは金属板の型打ちの際に有利になる。凸形湾曲と凹形湾曲の正確な形状及び重なり部の寸法は、個別セグメント2の使用材料の予想される力と特徴とに左右される。
ローター11の全ての個別セグメント12は同一のものとして実施され、互いに入れ替えることができる。図の様々な取付け状態を分かりやすく区別するため、同一のものとして実施されている個別セグメント12の2つの異なる取付け状態を符号a、bで示す。
点18a〜点18bの個別セグメント12の第2の部分15の第1の範囲の凹形湾曲は、この凹形湾曲が、永久磁石10の収納に用いられる軸方向の開口部13、13a、13bまで達するように形成されている。第2の部分15に対向する側の円周方向には、変形可能な部分16が開口部13、13a、13bの部分に配置されている。この変形可能な部分16は、開口部13、13a、13bと個別セグメント12の第1の部分14との間に配置されており、第2の部分15の第1の範囲の、開口部13、13a、13bまで達する凹形湾曲と共に、個別セグメント12の第3の可動部分17a、17bを形成する。開口部13、13a、13bの一方の側の変形可能な部分16と、開口部13、13a、13bの他方の側で円周方向に開口部13、13a、13bまで達する凹形湾曲とによって、軸方向の開口部13、13a、13bの半径方向の広がりが、第3の可動部分17a、17bを用いて変更可能である。第3の可動部分17aと第3の可動部分17bとによって、同じ構成部品の様々な位置が形成され、その結果として、該当する開口部13a、13bの様々な形状が生じる。
軸方向の開口部13、13a、13bの半径方向の広がりが変更可能であることにより、永久磁石10の開口部13、13a、13bへのはめ込みが容易になる。図4に図示されているように、個別セグメント12の第3の可動部分17aが、開口部13aの広がりを半径方向に大きくしている位置にある場合、永久磁石10は僅かな労力で簡単に軸方向の開口部13aにはめ込むことができる。永久磁石10のはめ込み後、第3の可動部分17bが、軸方向の開口部13bの広がりを半径方向に小さくする位置に移動すると、このことにより、軸方向の開口部13bは半径方向に閉じられ、永久磁石10は開口部13bに固定される。
このために、部分15の点8a〜点8bの第1の範囲の凹形湾曲は、隣接する個別セグメント12の部分14の点8a〜点8bの第1の範囲の凸形湾曲とともに小さな重なり部分を形成し、永久磁石10を固定するために動かす際には、外部の力によって可動部分17bが重なり部分に打ち勝つことができるが、永久磁石10を固定した後は、永久磁石10にかかる可動部分17bの押圧力が小さな内部の力となり、この力は、重なり部分に打ち勝つには十分ではない。
部分14の第1の範囲と部分15の第1の範囲との小さな重なり部分は、可動部分17a、17bを位置に保持し、可動部分17bで示されているようにこれを固定し、同時に永久磁石10を開口部13bに固定する。永久磁石10にかかる押圧力は、永久磁石10に構造的な損傷が生じる可能性のある危険な力よりも常に小さい。永久磁石10のその他の固定手段及び固定工程は不要である。
部分14と部分15の凸形湾曲と凹形湾曲とは、この場合もエッジができないように形成されており、それは、この形状が金属板の型打ちの際に作業を容易にするからである。
変形可能な部分36bは、個別セグメント32aと個別セグメント32bとをつなぎ合わせる組立て段階において、開口部33bが円周方向に縮小され、永久磁石を開口部33bに固定するように変形された。開口部33bは、変形可能な部分36bの部分領域36cとの重なり部分において、永久磁石30よりも大きな半径方向への広がりをまだ有している。ローター31がローターキャリアに圧着される際、圧着力によって外部の変形力が生じ、この変形力は、変形可能な部分36a、36bの部分領域36cを半径方向へ変形し、開口部33a、33bの半径方向への広がりを縮小する。半径方向への開口部33a、33bの縮小は、開口部33a、33bの永久磁石30への押圧力を発生させ、この押圧力が永久磁石を開口部33a、33bの中に固定する。
2、12、22、22a、22b、32、32a、32b 個別セグメント
3、13、13a、13b、23a、23b、33a、33b 開口部
4、14、24、24a、34、34a 第1の部分
5、15、25、25b、35、35b 第2の対応部分
点8a〜8b、点18a〜18b 第1の範囲
点8b〜8c、点18b〜18c 第2の範囲
10、20、30 永久磁石
16、26a、26b、36a、36b 変形可能な部分
17a、17b 第3の可動部分
36c 変形可能な部分の部分領域
Claims (11)
- 個別セグメント(2、12、22、32)から形成され、
それぞれの前記個別セグメント(2、12、22、32)は、第1の部分(4、14、24、34)を有し、該第1の部分は、組み立てられた状態において、隣接する前記個別セグメントの第2の対応部分(5、15、25、35)と接触している、電動機のローターであって、
前記個別セグメントの前記第1の部分(4、14、24、34)と、隣接する前記個別セグメントの前記第2の対応部分(5、15、25、35)とは、半径方向及び円周方向に前記第1の部分(4、14、24、34)と前記第2の対応部分(5、15、25、35)との間でポジティブ結合が生じるように形成されていることを特徴とする、ローター。 - 両方の隣り合う前記個別セグメントが、組立て後に前記第1の部分(4、14、24、34)に実質的に沿って接触するように、前記個別セグメントの前記第1の部分(4、14、24、34)と、隣接する前記個別セグメントの前記第2の対応部分(5、15、25、35)とが形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のローター。
- 前記個別セグメントの前記第1の部分(4、14、24、34)の部分領域のみと、隣接する前記個別セグメントの前記第2の対応部分(5、15、25、35)の該当する部分領域とが、半径方向及び円周方向に前記第1の部分(4、14、24、34)と前記第2の部分(5、15、25、35)との間で前記ポジティブ結合を生じることを特徴とする、請求項1〜2のいずれか一項に記載のローター。
- 前記個別セグメントの前記第1の部分(4、14、24、34)と、隣接する前記個別セグメントの前記第2の対応部分(5、15、25、35)とが、あり継ぎ接続部の形で実施されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のローター。
- 前記個別セグメントの前記第1の部分(4、14、24、34)と、隣接する前記個別セグメントの前記第2の対応部分(5、15、25、35)とが、もみの木形接続部の形で実施されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のローター。
- 全ての前記個別セグメント(2、12、22、32)が、同一の形状を有していることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のローター。
- それぞれの前記個別セグメント(2、12、22、32)が、1つの積層板から形成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のローター。
- それぞれの前記個別セグメント(2、12、22、32)が、永久磁石を収納する軸方向の開口部(3、13、23、33)を含んでいることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のローター。
- それぞれの前記個別セグメント(12、22、32)が変形可能な部分(16、26a、26b、36a、36b)を有しており、該変形可能な部分は、前記個別セグメントの前記第1の部分(14、24、34)と前記開口部(13、23、33)との間、及び/又は前記個別セグメントの前記第2の対応部分(15、25、35)と前記開口部(13、23、33)との間に配置されているため、前記変形可能な部分(16、26a、26b、36a、36b)が、前記個別セグメント(12、22、32)のつなぎ合わせの後に変形され、永久磁石を収納する前記開口部(13、23、33)が半径方向及び/又は円周方向に縮小されることを特徴とする、請求項8に記載のローター。
- 前記変形可能な部分(16、26a、26b、36a、36b、36c)が、前記開口部(13、23、33)の範囲内に半径方向に配置されており、
つなぎ合わされた前記個別セグメント(12、22、23)がローターキャリアの上に圧着された後で、前記変形可能な部分(16、26a、26b、36a、36b、36c)が変形して、永久磁石を収納する前記開口部(13、23、33)が半径方向に縮小されるように形成されていることを特徴とする、請求項9に記載のローター。 - 前記開口部(13)が、前記個別セグメント(12)の第3の可動部分(17a、17b)によって部分的に画定されており、
前記開口部(13)が半径方向に拡大できるように、及び前記第3の可動部分(17a、17b)がローターの作動中に前記個別セグメント又は隣接する前記個別セグメントの凸形湾曲によって固定されるように形成されていることを特徴とする、請求項8、9又は10のいずれか一項に記載のローター。
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