JP2007166754A - 分割コアを備えた回転電機およびその製造方法 - Google Patents

分割コアを備えた回転電機およびその製造方法 Download PDF

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国朋 石黒
Takashi Kotsuji
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Abstract

【課題】組立作業性がよく且つステータコアとハウジングとの締め代の増加に好適な回転電機およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ハウジング1内周面にバックコア6の外周面を接触させ且つバックコア6の円周方向側面を隣接するバックコア6の円周方向側面に接触させて、複数の分割コア5を円環状に配列して備える分割コア5を備えた回転電機において、前記分割コア5のバックコア6を連ねて形成するステータコア2の円周方向周長を増加させる周長増加手段14、15を設け、前記周長増加手段によりステータコア2の円周方向周長を増加させることでステータコア2外径を拡径させ、ステータコア2の外周面をハウジング1内周面に締め代をもって密着させるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、分割コアを備えた回転電機およびその製造方法に関し、特に、分割コアとハウジングとの隙間のない嵌合に好適な分割コアを備えた回転電機およびその製造方法に関するものである。
従来から回転電機のハウジングに対してステータコアを圧入固定する場合に、ステータコアのガタツキ・回動を防止するステータコア取付構造が提案されている(特許文献1参照)。
これは、ステータコアの外周に軸方向に伸びる凹溝を形成する一方、ハウジングを形成するブラケットの内側に軸方向に伸びる凹溝を形成し、同ブラケットにステータコアを圧入する時に、ステータコアの凹溝をブラケットの凹溝に合わせて圧入し、両凹溝にテーパーピンを圧入・固定するようにしている。
実開平5−15647号公報
しかしながら、上記従来例では、放熱性の良い軽合金、例えば、アルミニウム合金製のハウジングに、磁性鋼板の積層体である鉄材からなるステータコアを圧入するものであるため、軽合金材と鉄材の線膨張係数の違いから、ハウジングとステータ間にガタツキ・隙間を生じ、ステータの熱がハウジング側に逃げ難くなり、ステータが過熱するという課題があった。
前記ステータコアとハウジングとの圧入による嵌め合いの締め代を大きくする等により上記ガタツキ・隙間を減少させる方策も考えられるが、締め代が大きくなるほど鉄材のステータコア外周による軽合金製のハウジングの内径部の削れ量が大きくなり常温での圧入作業ができないことから、ハウジングの温度を加熱により上昇させて、その孔径を大きくした状態で圧入する等の焼嵌め工程を必要とし、作業性を向上でき難い課題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、組立作業性がよく且つステータコアとハウジングとの締め代の増加に好適な回転電機およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、ハウジング内周面にバックコアの外周面を接触させ且つバックコアの円周方向側面を隣接するバックコアの円周方向側面に接触させて、複数の分割コアを円環状に配列して備える分割コアを備えた回転電機において、前記分割コアのバックコアを連ねて形成するステータコアの円周方向周長を増加させる周長増加手段を設け、前記周長増加手段によりステータコアの円周方向周長を増加させることでステータコア外径を拡径させ、ステータコアの外周面をハウジング内周面に締め代をもって密着させるようにした。
したがって、本発明では、分割コアのバックコアを連ねて形成するステータコアの円周方向周長を増加させる周長増加手段を設け、前記周長増加手段によりステータコアの円周方向周長を増加させることでステータコア外径を拡径させ、ステータコアの外周面をハウジング内周面に締め代をもって密着させるため、高い締め代によりハウジングとステータコアとを密着させて、回転電機が発熱してハウジングとステータコアの寸法が変化しても隙間の発生を防止でき、隙間による熱抵抗の増加等の不具合を防止でき、回転電機の過熱を防ぐことができる。しかも、ステータコアのハウジングへの組付時には軽圧入でよいため、組立作業性がよい。
以下、本発明の分割コアを備えた回転電機およびその製造方法を一実施形態に基づいて説明する。図1〜図6は、本発明を適用した分割コアを備えた回転電機およびその製造方法の第1実施形態を示し、図1は分割コアを備えた回転電機のステータコアおよびハウジングの正面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は第1実施例の分割コアを備えるステータコアとハウジングとの部分拡大図、図4はピン圧入力とステータ・ハウジング間の締め代との関係を示す特性図、図5は組立手順を示す工程図、図6は第2実施例の分割コアを備えるステータコアとハウジングとの部分拡大図である。
図1、2において、分割コアを備えた回転電機(電動機、または発電機、または電動機兼発電機等がある)は、リング状のハウジング1の内周面に、円筒形のステータコア2が、図示しないロータの外周を取り囲むように配置される。ステータコア2の内周面とロータの外周面との間には、所定の間隙が設けられている。リング状のハウジング1は、回転電機のケースであり、図示例では、その一部のみを示している。
前記ステータコア2は、複数個(本実施の形態では24個)に分割された分割コア5を円環状に連ねる分割コア構造に構成している。各分割コア5は、バックコア部6とティース部7とを備えて略T字状をなす。バックコア部6はハウジング1内周面に当接して他の分割コア5と共に環状に連なって継鉄部を構成する。
前記ティース部7はバックコア部6からステータコア2の内周側に突出させて形成している。各分割コア5は略T字型の磁性鋼板を回転軸の軸方向(図1の紙面に垂直方向、以下同一の方向を軸方向という)に所定厚さに積層しかつ一体に固定して構成する。ハウジング1の内方に向かって夫々突出するティース部7の間の凹部(溝部)はスロット8を構成する。
各ティース部7には、その周囲に絶縁体9を配置した後、コイル3をスロット8に収挿し、コイルエンドをステータコア2側方に露出させて巻装する。絶縁体9はスロット8を構成するティース部7の側面からバックコア部6表面に亙る絶縁体9の側板とティース部7の端面に配置する絶縁体9の端板とで構成している。これらの絶縁体9の上から各ティース部7にコイル3を集中巻にて巻装する。コイル3の巻層は必要に応じて複数層に亙って巻回される。
各分割コア5のバックコア部6の円周方向側面は、図3(第1実施例)に拡大して示すように、隣接する分割コア5のバックコア部6の円周方向側面と互いに嵌り合い、一方が凸状をなし他方が凹状をなした半円状の凸部11および凹部12を軸方向(磁性鋼板の積層方向)に形成している。バックコア部6同士は、これら凸部11と凹部12とを嵌り合わせて環状に連ねられる。このバックコア部6の側面形状は、図示の例では、互いに嵌合する半円状の凸部11および凹部12としているが、例えば、一方を三角形状の山形とし且つ他方を三角形状の谷形として互いに嵌合させてもよく、また、互いに嵌合させることなく互いに当接する平面であってもよい。なお、互いを嵌合させる場合には、各分割コア同士の位置決めが容易となる。
また、前記バックコア部6の円周方向の両側面には、表面から略半円形に窪ませて軸方向(磁性鋼板の積層方向)に延びる凹溝13を形成している。これらの凹溝13は側面同士を当接させてバックコア部6同士を円周方向に連ねて配置した際には軸方向に連なるピン穴14を構成し、このピン穴14はバックコア部6同士の間に夫々形成され、図示例では、分割コア5を24個備えるものであるため、24個のピン穴14を備えることとなる。
そして、これらのピン穴14の中の等間隔に選択したいずれかのピン穴14には、ピン穴14の内径よりも大きい直径のピン15が圧入されている。ピン穴14の内径より大きい直径のピン15を等間隔に選択したピン穴14に圧入により差込むことで、ピン15が差込まれたピン穴14を構成する凹溝13を備える分割コア5同士はピン穴14とピン15との径の差に応じて、互いの間隔が拡大されている。
なお、前記ピン穴14を構成する凹溝13の断面形状は、図示例では、半円形に形成したが、図示しないが、三角形や四角形に構成してもよい。その場合には、凹溝同士の対向する辺同士の間隔よりも大きい辺間寸法を備える菱形や四角形のピンを、前記凹溝同士で形成したピン穴(菱形・四角形)に圧入により挿入することとなる。
前記分割コア5同士の間隔の拡大は、分割コア5を連ねて形成するステータコア2の円周長を拡大させ、結果として、ステータコア2の外周径を拡径させる。即ち、ハウジング1への挿入時におけるステータコア2の外周径をハウジング1の内周径に対して軽圧入、例えば、止まり嵌め、若しくは、すきま嵌め、程度となる寸法に形成して、ハウジング1へのステータコア2の圧入の締め代を比較的小さくすることで、両者の組立を容易としている。
これがため、ステータコア2外径とハウジング1内径の寸法精度を隙間嵌めから軽圧入の範囲へと拡大でき、選択嵌合による歩留まりの防止や在庫減少によるコスト削減を図ることができる。
また、前記ハウジング1とステータコア2との密着は、ステータコア2のハウジング1への挿入状態においてステータコア2の外径を拡径させてえるものであるため、ハウジング1内周面に対してステータコア2を圧入する場合におけるような、ハウジング1の内径部の削れ等を発生することがない。
そして、組立てられたハウジング1内に位置するステータコア2の分割コア5のバックコア部6同士の間に形成されるピン穴14の中の等間隔に選択したいずれかにピン15を圧入するようにして、ハウジング1の内周面にステータコア2の外周面を締め代をもって密着させている。
前記ハウジング1とステータコア2との締め代は、図4に示すように、ピン15の圧入力に応じて増加されることとなる。ピン穴14を選択して複数のピン15を圧入する場合には、圧入するピン15の数の増加につれてピン15の圧入力と前記締め代とが増加してゆく。従って、ピン圧入力を管理し、所定の圧入力が得られるまで場所を変えてピン15の本数を増すことによって必要な締め代を得ることができる。
前記選択するピン穴14の数やピン15の外径を調整することで、ステータコア2のピン圧入による拡径量を調節することができる。例えば、ハウジング1内へのステータコア2の軽圧入による挿入がし易くなるように、ステータコア2の最小外径を設定することができ、また、ステータコア2のハウジング1内への挿入後においては、ハウジング1とステータコア2との間に発生させる締め代を任意に調整することができる。また、ハウジング1の内径寸法やステータコア2の外径寸法にバラツキが発生しても、ピン穴14に圧入するピン15の数量を調節したり、圧入するピン15の直径を調節することにより、予め設定した締め代および密着代を確保することができる。
前記ピン穴14へのピン15の挿入により、隣接する分割コア5のバックコア6同士が、ピン穴14とピン15との径差に応じた間隔(ギャップ)をもつこととなり、バックコア6の磁束通路を横切ることとなるため、このギャップはできるだけ小さくして、磁束抵抗の増加を抑制することが望ましい。バックコア部6の側面形状を、前記のように、互いに嵌合する半円状や山谷形の凸部および凹部とすることにより、ギャップをもって対面する長さを長くすることは、前記磁束抵抗を低くすることに寄与する。
また、組立後の締め代を大きくできるため、発熱によりハウジング1とステータコア2との寸法が変化しても、ハウジング1内周面とステータコア2外周面との間に隙間を発生することが抑制でき、隙間の発生による熱抵抗の増加が防げるため、回転電機の過熱、および、それに伴う出力の低下や絶縁不良の発生等を防ぐことができる。
以上の構成の分割コアを備えた回転電機の製造方法について、図5に基づいて以下に説明する。
バックコア部6に、予め、一方が一方が凸状をなし他方が凹状をなした半円状の凸部11および凹部12が形成されており、半円状の凸部11および凹部12の中央には略半円状の凹溝13が形成されている磁性鋼板を準備し、バックコア部6とティース部7とを備えたT字型の磁性鋼板を所定の厚さに積層し且つ一体に固定して分割コア5を構成する。次に、ティース部7の周囲(スロット8を構成する両側面および積層した両端面)に絶縁体9を配置して、図5(A)に示すように、絶縁体9の上からステータコイル3をティース部7に集中巻により巻線する。この分割コア5は、所定数量(図示例では、24個)を必要とするため、以後の組立に先立つ準備工程等において、先行して実施することが望ましい。
そして、図5(B)に示すように、前記巻線済みの分割コア5をバックコア部6の側面同士の凹凸部11、12を互いに嵌合させて所定数量(24個)連ねてリング状に連結したステータコア2を構成する。この状態で、ステータコア2の外周部にバンド若しくはベルトを巻付けることにより、分割コア5同士が一体化したステータコア2を得ることができる。各分割コア5のバックコア6の側面同士は、半円状の凹部12および凸部11の全面を接触させてリング状に連ねた状態となっており、凹部12および凸部11の中央に形成している凹溝13同士によりピン穴14が形成されている。ステータコア2は、最小外径となっている。
次いで、図5(C)に示すように、リング状となったステータコア2をハウジング1の内周に軽圧入すると、ステータコア2とハウジング1とが一体となった組立体を得ることができる。
次いで、図3に示すように、例えば、等間隔に選択した複数のピン穴14にピン15を圧入すると、圧入するピン15の数が増加してゆくに連れて、ステータコア2の外径が拡径され、ハウジング1の内周面への締め代が徐々に増加させてステータコア2の外周を密着させてゆくことができる。所定数のピン15の圧入が完了すると、ステータコア2とハウジング1とは所定の締め代により密着される。
図6は、本実施形態の第2実施例であり、第1実施例とはピン穴の配置位置が相違している。即ち、本実施例の分割コア5においては、バックコア部6の円周方向中央に外周側より所定深さのスリット20を軸方向に配置して設け、このスリット20の先端部(若しくは、中途部)に所定の内径を備えたピン穴14Aを形成するようにしている。その他の構成は、第1実施例と同様に構成している。
この実施例の分割コア5においては、分割コア5同士をバックコア部6の半円状の凹部12および凸部11を嵌合させてリング状のステータコア2を構成し、ハウジング1の内周面に軽圧入させるまでの工程は、第1実施例と同様である。
組立てられたハウジング1とステータコア2との組立体に対して、本実施例は、スリット20の先端のピン穴14Aに対して、等間隔に位置するピン穴14Aを選択してピン15を順次圧入してゆく。ピン穴14Aをピン15が圧入された分割コア5のバックコア部6は、そのピン穴14Aがピン15の圧入により拡径されるため、スリット20の幅を拡大する方向に変形され、その変形量に応じて隣接する分割コア5のバックコア部6と強く接触して隣接する分割コア5を円周方向に引離すよう作用する。この作用により、ステータコア2の外周の円周長さが増加され、ステータコア2の外径を拡径させてハウジング1の内周面に締め代をもって密着させることができる。
この実施例においても、ピン圧入の数量を増減させたり、圧入するピン15の直径を調節することにより、前記締め代および密着代を調節することができる。
また、この実施例では、分割コア5のバックコア6同士の間に隙間が発生しないため、バックコア6の磁束通路は分割コア5間で連続して形成され、磁束抵抗が増加することがない。
本実施形態においては、以下に記載する効果を奏することができる。
(ア)ハウジング1内周面にバックコア6の外周面を接触させ且つバックコア6の円周方向側面を隣接するバックコア6の円周方向側面に接触させて、複数の分割コア5を円環状に配列して備える分割コア5を備えた回転電機において、前記分割コア5のバックコア6を連ねて形成するステータコア2の円周方向周長を増加させる周長増加手段14、15を設け、前記周長増加手段によりステータコア2の円周方向周長を増加させることでステータコア2外径を拡径させ、ステータコア2の外周面をハウジング1内周面に締め代をもって密着させるようにした。したがって、高い締め代によりハウジング1とステータコア2とを密着させて、回転電機が発熱してハウジング1とステータコア2の寸法が変化しても隙間の発生を防止でき、隙間による熱抵抗の増加等の不具合を防止でき、回転電機の過熱を防ぐことができる。しかも、ステータコア2のハウジング1への組付時には軽圧入でよいため、組立作業性がよい。
(イ)図3に示すように、バックコア部6同士の接触部分の両面に設けた凹溝13同士により形成したピン穴14に、このピン穴14より幅寸法の大きいピン15を圧入することにより、一部若しくは全ての分割コア5のバックコア6同士の接触部分の間隔を増加させることにより、バックコア6を連ねて形成するステータコア2の円周方向周長を増加させる周長増加手段とすると、挿入するピン15の数を調整することにより前記締め代を調整でき、ハウジング1内径とステータコア2外径の寸法のバラツキを吸収しつつ、所望の締め代を与えることができる。
(ウ)図6に示すように、バックコア6に外周方向から内周方向に延び且つ軸方向に延びる切欠きスリット20の幅寸法を増加させることにより、一部若しくは全ての分割コア5のバックコア6の円周方向寸法を増加させる周長増加手段とすると、バックコア6同士の間に隙間が発生しないため、バックコア6の磁束通路は分割コア5間で連続して形成され、磁束抵抗が増加することがない。
(エ)また、図6に示すように、切欠き20に開口する対面させた凹溝により構成したピン穴14Aを備え、ピン穴14A内にピン穴14Aの幅より幅広のピン15を圧入することにより、その幅を増加させるようにすると、ピン穴14Aの寸法誤差を小さくでき、精度よくステータコア2の周長を増加させることができる。
(オ)ハウジング1内周面への挿入前に、前記分割コア5のバックコア6を連ねて形成するステータコア2の外径をハウジング1内周面の内径と同等若しくは小径に形成し、ステータコア2をハウジング1内周面に、すきま嵌め若しくは止まり嵌めによる軽圧入により挿入し、圧入後にステータコア2の円周方向周長を増加させてステータコア2外径を拡径させ、ステータコア2の外周面をハウジング1内周面に締め代をもって密着させるようにしたため、ハウジング1へのステータコア2の圧入は軽圧入とでき、組立が容易となる一方、ハウジング1とステータコア2との密着は、ステータコア2のハウジング1への挿入状態においてステータコア2の外径を拡径させて所望の高い締め代を得ることができる。
本発明の一実施形態を示す分割コアを備えた回転電機のステータコアおよびハウジングの正面図。 同じく図1のA−A線に沿う断面図。 第1実施例の分割コアを備えるステータコアとハウジングとの部分拡大図。 ピン圧入力とステータ・ハウジング間の締め代との関係を示す特性図。 組立手順を(A)〜(D)に分けて示す工程図。 第2実施例の分割コアを備えるステータコアとハウジングとの部分拡大図。
符号の説明
1 ハウジング
2 ステータコア
3 コイル
5 分割コア
6 バックコア部
7 ティース部
8 スロット
9 絶縁体
11 凸部
12 凹部
13 凹溝
14、14A ピン穴
15 ピン
20 スリット

Claims (9)

  1. ハウジング内周面にバックコアの外周面を接触させ且つバックコアの円周方向側面を隣接するバックコアの円周方向側面に接触させて、複数の分割コアを円環状に配列して備える分割コアを備えた回転電機において、
    前記分割コアのバックコアを連ねて形成するステータコアの円周方向周長を増加させる周長増加手段を設け、
    前記周長増加手段によりステータコアの円周方向周長を増加させることでステータコア外径を拡径させ、ステータコアの外周面をハウジング内周面に締め代をもって密着させるようにしたことを特徴とする分割コアを備えた回転電機。
  2. 前記周長増加手段は、一部若しくは全ての分割コアのバックコア同士の接触部分の間隔を増加させることにより、バックコアを連ねて形成するステータコアの円周方向周長を増加させるものであることを特徴とする請求項1に記載の分割コアを備えた回転電機。
  3. 前記バックコア同士の接触部分の間隔は、接触部分の両面に設けた凹溝同士により形成したピン穴に、このピン穴より幅寸法の大きいピンを圧入することにより増加されるものであることを特徴とする請求項2に記載の分割コアを備えた回転電機。
  4. 前記周長増加手段は、一部若しくは全ての分割コアのバックコアの円周方向寸法を増加させることにより、バックコアを連ねて形成するステータコアの円周方向周長を増加させるものであることを特徴とする請求項1に記載の分割コアを備えた回転電機。
  5. 前記バックコアの円周方向寸法は、バックコアに外周方向から内周方向に延び且つ軸方向に延びる切欠きスリットの幅寸法を増加させることにより、増加されるものであることを特徴とする請求項4に記載の分割コアを備えた回転電機。
  6. 前記切欠きスリットは、その切欠きに開口する対面させた凹溝によるピン穴を備え、ピン穴内にピン穴の幅より幅広のピンを圧入することにより、その幅が増加されるものであることを特徴とする請求項5に記載の分割コアを備えた回転電機。
  7. ハウジング内周面にバックコアの外周面を接触させ且つバックコアの円周方向側面を隣接するバックコアの円周方向側面に接触させて、複数の分割コアを円環状に配列して備える分割コアを備えた回転電機の製造方法において、
    ハウジング内周面への挿入前に、前記分割コアのバックコアを連ねて形成するステータコアの外径をハウジング内周面の内径と同等若しくは小径に形成し、
    ステータコアをハウジング内周面に、すきま嵌め若しくは止まり嵌めによる軽圧入により挿入し、
    圧入後にステータコアの円周方向周長を増加させてステータコア外径を拡径させ、ステータコアの外周面をハウジング内周面に締め代をもって密着させるようにしたことを特徴とする分割コアを備えた回転電機の製造方法。
  8. 前記ステータコアの円周方向周長は、一部若しくは全ての分割コアのバックコア同士の接触部分の間隔を両者間にピンを圧入することで増加されることを特徴とする請求項7に記載の分割コアを備えた回転電機の製造方法。
  9. 前記ステータコアの円周方向周長は、一部若しくは全ての分割コアのバックコアに外周方向から内周側に延び且つ軸方向に延びるスリットの幅を、スリット内にピンを圧入することで増加されることを特徴とする請求項7に記載の分割コアを備えた回転電機の製造方法。
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