JP2013509855A - 機械的に可変な永久磁場を有する、電気モータおよび/または発電機 - Google Patents

機械的に可変な永久磁場を有する、電気モータおよび/または発電機 Download PDF

Info

Publication number
JP2013509855A
JP2013509855A JP2012536867A JP2012536867A JP2013509855A JP 2013509855 A JP2013509855 A JP 2013509855A JP 2012536867 A JP2012536867 A JP 2012536867A JP 2012536867 A JP2012536867 A JP 2012536867A JP 2013509855 A JP2013509855 A JP 2013509855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
magnet
magnetic field
permanent magnet
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012536867A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5922023B2 (ja
Inventor
ルイ フィンクル
アンドレア フーリア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US12/610,271 external-priority patent/US8097993B2/en
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2013509855A publication Critical patent/JP2013509855A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5922023B2 publication Critical patent/JP5922023B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/02Details
    • H02K21/021Means for mechanical adjustment of the excitation flux
    • H02K21/028Means for mechanical adjustment of the excitation flux by modifying the magnetic circuit within the field or the armature, e.g. by using shunts, by adjusting the magnets position, by vectorial combination of field or armature sections
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/276Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

広い回転数範囲にわたり効率的な動作を得るように、ブラシレスモータおよび交流発電機(10)の磁場(24)を調整するための装置および方法。モータまたは交流発電機(10)は、永久磁石(16)を携持する回転ロータ(12)の周囲に固定巻線(または固定子)(14)を含む。永久磁石(16)は、略円筒形であり、該磁石(16)内に縦方向に形成されたN極およびS極を有する。磁気伝導回路は、磁気伝導ポールピース(20)(例えば、低炭素または軟鋼、および/または磁化されない材料の積層絶縁層)に存在する磁石(16)によって形成される。ポールピース(20)の内側で、永久磁石(16)を回転させること、または、非磁気伝導シャント部(80)を回転させることにより、結果として得られる磁場(24)を強化または弱化し、低回転数トルクまたは効率的な高回転数効率のためにモータまたは交流発電機(10)を調節する。ロータの磁場(24)を変化させることにより、交流発電機(10)の電圧出力を調節し、例えば、風車発電機等が、定電圧出力を維持することを可能にする。
【選択図】図7B

Description

本発明は、電気モータおよび発電機に関し、具体的には、種々の回転数でも効率的な動作が得られるように、ロータ内の固定磁石および/または非磁気伝導シャント部の向きを調節することに関する。
〔優先権の表示〕
本願は、2009年10月30日に出願された米国特許出願第12/610,271号、および、2010年10月15日に出願された米国特許出願第12/905,834号の優先権を主張するものであり、それらの出願は参照することによりその全体が本明細書に組み込まれる。
ブラシレスDCモータは、しばしば、様々なRPM(毎分回転数)で動作することを要求されるが、限られた範囲の回転数でしか効率的な動作を達成し得ない。さらに、多くの場合に、発電機および交流発電機も広い範囲の回転数で動作することを要求される。例えば、自動車用交流発電機はエンジン回転数に比例した回転数で稼動し、風車交流発電機は風速に比例した回転数で稼動する。残念ながら、既知の交流発電機は、回転数に比例した電圧で発電する。回転数は、容易には制御できないため、多くの場合、出力電圧を調節するために他の要素が必要とされ、交流発電機システムに非効率性、複雑性、および追加のコストをもたらす。
いくつかの設計は、モータが、非常に低い回転数において効率的であり、かつ効率的なより高い回転数動作も維持し得るような、「弱め界磁(field weakening)」を用いて、回転数範囲を広げる試みをしている。かかる弱め界磁は、埋込構造永久磁石同期電動機(IPMSM)、またはAC同期誘導電動機に適用可能であり、妥当な効率で、3から4倍の基底速度(回転数)を可能にする。残念ながら、従来の方法による弱め界磁では、より高い回転数における効率を犠牲にする場合があり、制御アルゴリズムやソフトウェアはより複雑になる。
発電機/交流発電機の適用において、出力電圧は磁束強度に比例し、自動車用交流発電機内にインバータまたは別個の電磁励起コイルを要するが、交流発電機が稼動しなければならない回転数範囲が非常に広いために、60〜70パーセントの効率しか発揮しない。遭遇する風速の変化が動作の非効率をもたらす風力発電において、同様の問題が存在する。
本発明は、広い回転数範囲にわたり効率的な動作を得るように、ブラシレスモータおよび交流発電機の磁場を調整するための装置および方法を提供することにより、前述およびその他の必要性に応える。モータまたは交流発電機は、永久磁石を携持する回転ロータの周囲に、固定巻線(または固定子)を含む。永久磁石は略円筒形であり、該磁石内に縦方向に形成されたN極(N)およびS極(S)を有する。磁気伝導回路は、磁気伝導ポールピース(例えば、低炭素または軟鋼、および/または非磁化性材料の積層絶縁層)に設けられる磁石によって形成される。ポールピースの内側で、永久磁石を回転させること、または、非磁気伝導シャント部を回転させることにより、結果として得られる磁場を強化または弱化し、低回転数トルクまたは効率的な高回転数効率のためにモータまたは交流発電機を調節する。ロータの磁場を変化させることにより、交流発電機の電圧出力を調節し、例えば、風車発電機等が、定電圧出力を維持することを可能にする。ロータに用いられる他の材料は、通常、非磁性であり、例えば、ステンレス鋼等である。
本発明の1つの側面に従って、電気モータ内のロータ/電機子の磁束強度を変化させ、起動トルクの改善および高い回転数効率を提供する、装置および方法を提供する。
本発明の別の側面に従って、発電機/交流発電機内のロータ/電機子の磁束強度を変化させ、回転数に依存せずに出力電圧を制御するための、装置および方法を提供する。多くの既知の交流発電機の適用は、交流発電機の回転数を制御することは不可能であり、例えば、自動車用交流発電機は、エンジン回転数に比例した回転数で稼動しなければならず、風力発電は風速の影響を受ける。ロータ/電機子の磁束強度を変化させることにより、出力電圧を回転数に依存せずに制御し得るようになり、したがって、インバータまたは別個の電磁励起コイルが不要となる。
本発明の別の側面に従って、半長の円筒形永久磁石を回転させ、該回転可能な磁石を固定の半長永久磁石と整列させたりずらして配置したりすることにより、モータまたは発電機の磁場を変化させるための、装置および方法を提供する。
本発明の別の側面に従って、固定の永久磁石と協働する磁気シャント部を回転させることにより、モータまたは発電機の磁場を変化させるための、装置および方法を提供する。
本発明の別の側面に従って、モータの磁場を変化させうるように構成され、非同期モードでモータを始動するために弱い磁場を与え、かつ、同期モードで効率的な動作のために強い磁場を与える、誘導電動機に適した装置および方法を提供する。
本発明の、前述および他の側面、特性、および利点は、以下の図面と併せて提示される以下のより具体的な記述を通して、より明らかになるであろう。
本発明に従う再構成可能な電気モータの側面図である。
本発明に従う再構成可能な電気モータの端面図である。
図1Aの線2−2に沿って切断された、本発明に従う再構成可能な電気モータの断面図である。
本発明に従う円筒形の2極永久磁石の透視図である。
本発明に従う円筒形の4極永久磁石の透視図である。
放射状に整列させた構成における、本発明に従う可変型永久磁石ロータの側面図である。
放射状に整列させた構成における、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
放射状に整列させた構成における、最大(または強い)磁場を与えるように調整された2極永久磁石を伴う、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
放射状に整列させた構成における、中磁場を与えるように調整された2極永久磁石を伴う、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
放射状に整列させた構成における、最小(または弱い)磁場を与えるように調整された2極永久磁石を伴う、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
図6Aに対応する強磁場を示す。
図6Cに対応する弱磁場を示す。
磁束をスクイーズ(squeeze)する構成における、本発明に従う可変型永久磁石ロータの側面図である。
磁束をスクイーズする構成における、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
磁束をスクイーズする構成における、最大(または強い)磁場を与えるように調整された2極永久磁石を伴う、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
磁束をスクイーズする構成における、中磁場を与えるように調整された2極永久磁石を伴う、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
磁束をスクイーズする構成における、最小(または弱い)磁場を与えるように調整された2極永久磁石を伴う、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
図10Aに対応する強磁場を示す。
図10Cに対応する弱磁場を示す。
放射状に整列させた構成における、円筒形2極永久磁石対を有する、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
磁束をスクイーズする構成における、円筒形2極永久磁石対を有する、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
本発明に従う可変型ハイブリッド内部永久磁石と、固定された外部磁石ロータとの、放射状に整列させた構成における端面図であり、該内部磁石は最大磁束となるように整列される。
最大磁場を与えるように構成された、放射状に整列させた構成における、本発明に従う可変型ハイブリッド内部永久磁石と固定された外部磁石ロータとの、端面図である。
最小磁場を与えるように構成された、放射状に整列させた構成における、本発明に従う可変型ハイブリッド内部永久磁石と固定された外部磁石ロータとの、端面図である。
磁束をスクイーズする構成における、本発明に従う可変型ハイブリッド内部永久磁石と固定された外部磁石ロータとの、端面図である。
最大磁場を与えるように構成された、磁束をスクイーズする構成における、本発明に従う可変型ハイブリッド内部永久磁石と固定された外部磁石ロータとの、端面図である。
最小磁場を与えるように構成された、磁束をスクイーズする構成における、本発明に従う可変型ハイブリッド内部永久磁石と固定された外部磁石ロータとの、端面図である。
本発明に従う積層ポールピースを構築するための要素の端面図である。
図18の詳細である。
第1の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置の、第1の実施形態の側面図である。
第1の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置の、第1の実施形態の端面図である。
第2の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置の、第1の実施形態の側面図である。
第2の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置の、第1の実施形態の端面図である。
第1の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置の、第2の実施形態の側面図である。
第1の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置の、第2の実施形態の端面図である。
第2の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置の、第2の実施形態の側面図である。
第2の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置の、第2の実施形態の端面図である。
第1の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置の、第3の実施形態の側面図である。
第1の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置の、第3の実施形態の端面図である。
第2の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置の、第3の実施形態の側面図である。
第2の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置の、第3の実施形態の端面図である。
本発明に従い、放射状に整列させた、可変型ハイブリッド内部永久磁石の円筒形2極内部永久磁石と、固定された外部磁石ロータとの位置を調節するための、代替的歯車装置である。
本発明に従う、磁束をスクイーズする構成における、可変型ハイブリッド内部永久磁石の円筒形2極内部永久磁石と、固定された外部磁石ロータとの位置を調節するための、代替的歯車装置である。
本発明に従うモータに対する磁石の位置を制御するためのバイアスシステムの側面図である。
本発明に従うモータに対する磁石の位置を制御するためのバイアスシステムの端面図である。
本発明に従う発電機に対する磁石の位置を制御するためのバイアスシステムの側面図である。
本発明に従う発電機に対する磁石の位置を制御するためのバイアスシステムの端面図である。
回転可能な半長の円筒形磁石と、同軸上に固定された半長の円筒形磁石と、磁石の位置を制御するためのバイアスシステムとを有する、本発明に従う可変型永久磁石ロータの側面図である。
回転可能な半長の円筒形磁石と、同軸上に固定された半長の円筒形磁石と、磁石の位置を制御するためのバイアスシステムとを有する、本発明に従う可変型永久磁石ロータの、図28Aの線28B〜28Bに沿って切断された断面図である。
回転可能な半長の円筒形磁石と、同軸上に固定された半長の円筒形磁石と、磁石の位置を制御するためのバイアスシステムと、を有するロータの側面図である。
回転可能な半長の円筒形磁石と、同軸上に固定された半長の円筒形磁石と、磁石の位置を制御するためのバイアスシステムと、を有するロータの断面図である。
強磁場を与えるように調整された、可動磁気シャント部を有する、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
弱磁場を与えるようにずらして配置された、可動磁気シャント部を有する、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
可動磁気シャント部を整列することにより得られる強磁場を示す、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
可動磁気シャント部をずらして配置することにより得られる弱磁場を示す、本発明に従う可変型永久磁石ロータの端面図である。
複数の図面を通して、対応する参照文字は対応する構成部品を示す。
以下の記述は、本発明を実施するために現在考えられている最良の形態である。本記述は、限定する意味で解釈されるべきではなく、単に、本発明の1つ以上の好ましい実施形態を記述する目的のためにのみ成される。本発明の範囲は、特許請求の範囲への参照とともに決定されるものとする。
本発明に従う再構成可能な電気モータ10の側面図を図1Aに示し、再構成可能な電気モータ10の端面図を図1Bに示し、再構成可能な電気モータ10の図1Aの線2−2に沿って切断された断面図を図2に示す。モータ10は、固定子巻線14、および固定子巻線14の内側に存在するロータ12を含む。モータ10は、少なくとも1つの永久磁石16(図3〜7参照)か、ロータ12内の可動磁気シャント部80(図31A〜31B参照)かを含む磁気回路を、含む、ブラシレスAC誘導電動機であり、磁石16または磁気シャント部80は、効率的動作のために全回転数範囲にわたってロータの磁場を制御するように調節されてもよい。
本発明に従う円筒形の2極永久磁石16の透視図を図3に示し、本発明に従う円筒形の4極永久磁石16aの透視図を図4に示す。磁石16および16aの極は、点線で示されるように、該磁石の全長にわたる。
放射状に整列させた構成における、本発明に従う可変型永久磁石ロータ12aの側面図を図5Aに示し、放射状に整列させた構成における、可変型永久磁石ロータ12aの端面図を図5Bに示す。ロータ12aは、磁石16、内部ポールピース18、外部ポールピース20、および非磁性スペーサ22を含む。ポールピースは、磁気を通すが軟磁性の材料で形成され、磁石16の磁場を伝えてロータの磁場を生成する。スペーサ22は、内部ポールピース18を外部ポールピース20から分離し、空隙23は外部ポールピースを分離する。磁石16は略円筒形でモータ軸11と平行軸上にあるが、他の形状の磁石が使用されてもよい。
最大(または強い)磁場24a(図7A参照)を与えるように調整された2極永久磁石16を伴う、可変型永久磁石ロータ12aの端面図を図6Aに示し、中磁場を与えるように調整された2極永久磁石16を伴う、可変型永久磁石ロータ12aの端面図を図6Bに示し、最小(または弱い)磁場24b(図7B参照)を与えるように調整された2極永久磁石16を伴う、可変型永久磁石ロータ12aの端面図を図6Cに示す。電気モータにおいて、強磁場を与える配置は、低回転数において高トルクが得られ、弱磁場を与える配置は高回転数において効率的な運転が可能となる。発電機において、出力電圧は、例えば、自動車用交流発電機および風力発電機といった可変の回転数を有する発電機においても、磁石配置を調節することによって定電圧に調節されてもよい。
図6Aに対応する強磁場24aを図7Aに示し、図6Cに対応する弱磁場を図7Bに示す。
磁束をスクイーズする構成における、本発明に従う可変型永久磁石ロータ12bの側面図を図8に示し、可変型永久磁石ロータ12bの端面図を図9に示す。ロータ12bは、磁石16、ポールピース21、および空隙23を含む。ポールピースは、磁石16の磁場を伝導しロータの磁場を生成する、磁気を通すが軟磁性の材料である。空隙23は、ポールピース21を分離する。
最大(または強い)磁場24a'(11A参照)を与えるように調整された2極永久磁石16を伴う、可変型永久磁石ロータ12bの端面図を図10Aに示し、中磁場を与えるように調整された2極永久磁石16を伴う、可変型永久磁石ロータ12bの端面図を図10Bに示し、最小(または弱い)磁場24b'(11B参照)を与えるように調整された2極永久磁石16を伴う、可変型永久磁石ロータ12bの端面図を図10Cに示す。電気モータにおいて、強磁場を与える配置は、低回転数において高トルクが得られ、弱磁場を与える配置は高回転数において効率的な運転が可能となる。発電機において、出力電圧は、例えば、自動車用交流発電機および風力発電機といった、可変の回転数を有する発電機において安定した電圧を可能にする磁石配置を調節することによって、調節されてもよい。
図10Aに対応する強磁場24a'を図11Aに示し、図10Cに対応する弱磁場を図11Bに示す。
放射状に整列させた構成における、円筒形2極永久磁石対16を有する、本発明に従う可変型永久磁石ロータ12cの端面図を図12に示し、磁束をスクイーズする構成における、円筒形2極永久磁石対16を有する、本発明に従う可変型永久磁石ロータ12dの端面図を図13に示す。本発明は、単一または対の磁石に限定されるものではなく、任意の数の磁石は適用に適切なようにグループ化されてもよい。例えば、3つ、4つ、5つ、またはそれ以上の磁石は、図12および13における磁石対と置換されてもよい。
放射状に整列させた構成における、本発明に従う、可変型内部永久磁石16と固定された外部磁石17とを含むハイブリッドロータ12a'の端面図を、図14に示す。可変型内部永久磁石16と固定された外部磁石17との組み合わせは、ロータ磁場の更なる設計を可能にする。最大磁場を与えるように構成された、可変型ハイブリッド内部永久磁石と固定された外部磁石ロータ12a'との端面図を図15Aに示し、最小磁場を与えるように構成された、可変型ハイブリッド内部永久磁石と固定された外部磁石ロータ12a'との端面図を図15Bに示す。
磁束をスクイーズする構成における、本発明に従う、可変型内部永久磁石16と固定された外部磁石17とを含むハイブリッドロータ12b'の端面図を、図16に示す。可変型内部永久磁石16と固定された外部磁石17との組み合わせは、ロータ磁場の更なる設計を可能にする。最大磁場を与えるように構成された、可変型ハイブリッド内部永久磁石と固定された外部磁石ロータ12b'との端面図を図17Aに示し、最小磁場を与えるように構成された、可変型ハイブリッド内部永久磁石と固定された外部磁石ロータ12b'との端面図を図17Bに示す。
積層ポールピースを構築するための要素30の端面図を図18に示し、図18の詳細を図18Aに示す。ロータは、多くの場合、多数の要素30を積層して構築され、要素30の各々は好ましくは電気絶縁体で被覆される。要素30は、半径Rrと、円筒形磁石16に対する半径Rmを有する円形切り欠き32と、幅Wag34を有する空隙とを有する。本発明の他の実施形態に対する積層ポールピースも同様に構築される。
第1の磁石配置における、円筒形2極永久磁石16を調節するための装置40aの、第1の実施形態の側面図を図19Aに示し、第1の磁石配置における、円筒形2極永久磁石16を調節するための装置40aの端面図を図19Bに示し、第2の磁石配置における、円筒形2極永久磁石16を調節するための装置40aの側面図を図20Aに示し、第2の磁石配置における、円筒形2極永久磁石16を調節するための装置40aの端面図を図20Bに示す。40aを調節するための装置は、好ましくは、ステッピングモータであるリニアモータ42と、リニアモータ42によって軸方向に動かされる軸48と、軸48によって軸方向に動かされるリング46と、リング46によって作動させられ、かつ6つの歯付ラック52のうちの1つに接続するアーム44と、を含む。歯付ラック52は、磁石16を回転させるように磁石16に取り付けられた歯車50に係合する。軸48が右に動かされると歯付ラック52は径方向内側へ引かれ、軸48が左に動かされると歯付ラック52は径方向外側へ押され、それによって、歯付ラック52に直接係合する歯車50と共に、磁石を直接的に回転させ、残りの磁石16も、隣接する歯車50の間の歯付ラックにより一緒に動かされる。
第1の磁石配置における、円筒形2極永久磁石16を調節するための装置40bの、第2の実施形態の側面図を図21Aに示し、第1の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置40bの端面図を図21Bに示し、第2の磁石配置における、円筒形2極永久磁石16を調節するための装置40bの側面図を図22Aに示し、第2の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置40bの端面図を図22Bに示す。40bを調節するための装置は、好ましくは、ステッピングモータであるリニアモータ42と、リニアモータ42によって軸方向に動かされる軸48と、軸48によって軸方向に動かされるリング46と、リング46によって作動させられ、かつ6つの歯付ラック52のうちの1つに接続する、屈曲エルボ45と、を含む。屈曲エルボ45は、屈曲した状態に付勢され、例えば、90度屈曲している。リング46が右へ移動し、屈曲アーム45が解放されると、屈曲アーム45は屈曲状態へと弛緩し、歯付ラック52を径方向内側へ引く。リング46が左へ移動し、屈曲アーム45へ力を付加すると、屈曲アーム45は矯められ、歯付ラック52を径方向外側へ押す。歯付ラック52は、磁石16を回転させるように磁石16に取り付けられた歯車50に係合する。リニアモータ42が右に動かされると歯付ラック52は径方向内側へ引かれ、リニアモータ42が左に動かされると歯付ラック52は径方向外側へ押され、それによって、歯付ラック52に直接係合する歯車50と共に、磁石を直接的に回転させ、残りの磁石16も、隣接する歯車50の間の歯付ラック52により一緒に動かされる。
第1の磁石配置における、円筒形2極永久磁石16を調節するための装置40cの、第3の実施形態の側面図を図23Aに示し、第1の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置40cの端面図を図23Bに示し、第2の磁石配置における、円筒形2極永久磁石16を調節するための装置40cの側面図を図24Aに示し、第2の磁石配置における、円筒形2極永久磁石を調節するための装置40cの端面図を図24Bに示す。40cを調節するための装置は、好ましくは、ステッピングモータであるリニアモータ42と、リニアモータ42によって軸方向に動かされる軸48と、軸48に接続する第1のピストン47と、ピストン47と流体連通し、かつ6つの歯付ラック52のうちの1つに接続する第2のピストン49と、を含む。ピストン47が右へ移動すると、第2のピストン49は径方向内側へ引き出され、歯付ラック52は径方向内側へ引かれる。リング46が左へ移動すると、ピストン47は左へ移動し、ピストン49は径方向外側へ移動し、歯付ラック52を径方向外側へ押す。歯付ラック52は、磁石16を回転させるように磁石16に取り付けられた歯車50と係合する。リニアモータ42が右に動かされると歯付ラック52は径方向内側へ引かれ、リニアモータ42が左に動かされると歯付ラック52は径方向外側へ押され、それによって、歯付ラック52に直接係合する歯車50と共に、磁石16を直接的に回転させ、残りの磁石16も、隣接する歯車50の間の歯付ラック52により一緒に動かされる。
本発明に従う、放射状に整列させた構成における、可変型ハイブリッド内部永久磁石の円筒形2極内部永久磁石と、固定された外部磁石ロータとの位置を調節するための追加の歯車装置を、図25Aに示す。小磁石歯車50は、磁石16の各々の末端に固定される。大中心歯車51は、小磁石歯車50の各々と係合し、磁石16の各々にほぼ同じ(いくらかのギアラッシュは、磁石が近接して整列される範囲で存在してもよい)配置を維持させ、磁石16の配置を弱磁場から強磁場へ調節するように調整されてもよい。
本発明に従う、磁束をスクイーズする構成における、可変型ハイブリッド内部永久磁石の円筒形2極内部永久磁石と、固定された外部磁石ロータとの位置を調節するための、付加的な歯車装置を、図25Bに示す。小中心歯車51aは、1つおきの小磁石歯車50とのみ係合し、小歯車50は各隣接する歯車50に係合し、磁石16の各々にほぼ同じ(いくらかのギアラッシュは、磁石が近接して整列される範囲で存在してもよい)配置を維持させ、磁石16の配置を弱磁場から強磁場へ調節するように調整されてもよい。
本発明に従うモータに対する磁石の位置を制御するためのバイアスシステムの側面図を図26Aに示し、ワイヤ70を通してモータに対する磁石の位置を制御するためのバイアスシステムの端面図を図26Bに示す。制御装置64は、ソース68からの単相DC電圧を、三相モータのために三相台形波または正弦波の形に変換する。界磁コイル60への1つのDC入力線は、モータの負荷に比例する電磁場を生成するために使用される。界磁コイル60は非常に低い抵抗を有し、モータへの入力電圧は降下せず、または顕著な抵抗増加は起きない。磁場は、ディスク62に作用し、ディスクを屈曲エルボ45に接して左へと押し、磁石16を回転させる。
モータ負荷が増大すると、負荷に比例して電磁場が増大し、較正負荷は、磁石16の回転を制御するために必要な負荷よりもごく僅かに小さく、転換回路66は、シャント制御装置であり、バイアス電機子62の電磁力へ付加されるとロータの磁場を制御する磁石16の回転を制御するように最終の力を与える小さい電流を提供する。制御装置64は、好ましくは、単相DCを、固定子磁場を励起してロータを回転させる三相波の形に変換する、インバータ型である。
バイアスアクチュエータは、超低抵抗コイル60と、弱磁場位置に静止する磁石16の固有の性質に対抗する負荷電流に比例する力を産出する、電機子62と、を備える。転換回路66は低力トリガー制御であり、微小電力を用いて強または弱位置へ磁場を調節するように磁石16を回転させ得るバイアスアクチュエータへ、追加電流を付与する。
本発明に従う発電機に対する磁石16の位置を制御するためのバイアスシステムの側面図を図27Aに示し、発電機に対する磁石16の位置を制御するためのバイアスシステムの端面図を図27Bに示す。発電機は、発電機/交流発電機として、該相または任意の相の電力を生成するように駆動されてもよい。
発電機/交流発電機の出力電力は、通常、多相電流を単相DCへ変換するダイオードアレイ72を通じて与えられる。DC出力線のうちの1つの出力は、低抵抗バイアスコイル60と、磁石16の弱磁場位置への自然な回転に逆らう反発力を生成する電機子62とへ、転換される。図26Aおよび26Bのモータ構成と同様の方式で、転換制御は、コイル60と電機子62とに、磁石および磁場の回転の位置を制御するように磁力を制御するための僅かな追加電流を与える。転換回路制御装置は、コイル60および電機子62のバイアス力へ付加される可変量の電力を提供し得る、電子トランジスタ型スイッチである。
整列された向きにおける回転可能な半長の円筒形磁石16cと、同軸上に固定された半長の円筒形磁石16dと、磁石の位置を制御するための調節システムと、を有する、本発明に従う可変型永久磁石ロータ12eの側面図を図28Aに示し、図28Aの線28B−28Bに沿って切断された可変型永久磁石12eの断面図を図28Bに示す。同軸上に固定された半長の円筒形磁石16dとずらして配置された、回転可能な半長の円筒形磁石16cを伴うロータ12eの第2の側面図を図29A,に示し、図29Aの線29B−29Bに沿って切断された可変型永久磁石ロータ12eの断面図を図29Bに示す。磁石16cおよび16dが整列される(すなわち、磁石16cおよび磁石16dの極が整列される)と強磁場が生成され、磁石16cが180度回転し、磁石16cおよび磁石16dの軸がずらして配置されると、弱磁場が生じる。
調節システムは、磁石16cに取り付けられたピニオン歯車50と、ピニオン歯車50および第2のピニオン歯車54と協働する半径方向摺動ラック歯車52と、第2のピニオン歯車54と協働する軸方向摺動ラック歯車56と、を備える。軸方向摺動ラック歯車56は、ソレノイドを油圧的に用いて(図23A〜24B参照)、リニアモータ、リニアステッピングモータ、レバー、または、軸方向摺動ラック歯車56を軸方向に移動する任意の手段によって、電気的に作動させられてもよい。軸方向摺動ラック歯車56の軸方向平行移動は、第2のピニオン歯車54に連結され、第2のピニオン歯車54を回転させる。第2のピニオンギア54の回転は、半径方向摺動ラック歯車52に連結され、半径方向摺動ラック歯車52を放射状に動かす。半径方向摺動ラック歯車52の半径方向の動きは、第1のピニオン歯車50に連結され、第1のピニオン歯車50を回転させ、強および弱磁場を選択的に生成するように磁石16cと磁石16dとを整列、およびずらして配置させるように、磁石16cを回転させる。
強磁場を与えるように調整された、可動磁気シャント部80と、固定された外部永久磁石17と、固定された内部永久磁石16eとを有する、本発明に従う可変型永久磁石ロータ12fの端面図を図30Aに示し、弱磁場を与えるように、回転され、かつ固定された永久磁石17および16eとずらして配置された可動磁気シャント部80を有する、可変型永久磁石ロータ12fの端面図を図30Bに示す。可動磁気シャント部80は、好ましくは、円筒形であり、磁気を通すが軟磁性の材料でできており、可動磁気シャント部80の中心を通って可動磁気シャント部80を2つの部品へ分離するバー80aを含む。バー80aは、非磁気伝導性材料、好ましくは、非鉄の非磁性材料でできている。可動磁気シャント部80は、本明細書に説明されるように磁石を移動するために説明される、任意の調節システムを用いて移動(または調節)されてもよく、可動シャント部を用いて強磁場から弱磁場へ磁場を変化させる任意のモータまたは発電機は、本発明の範囲内に含まれることが意図される。
可動磁気シャント部を磁石16eと整列させることによって得られる強磁場24a"を示す、可変型永久磁石ロータ12fの端面図を図31Aに示し、可動磁気シャント部を磁石16eとずらして配置することによって得られる弱磁場24b"を示す、可変型永久磁石ロータ12fの端面図を図31Bに示す。可動磁気シャント部を有する磁気伝導回路を含むロータの様々な他の実施形態は、当業者にとって明らかであり、例えば、角度変動型の磁気伝導セグメントおよび非磁気伝導セグメントを伴う円筒殻外部磁石等があり、選択的に強磁場および弱磁場を生成するように磁石と協働する、かかる可動磁気シャント部を有するモータまたは発電機に使用されるいかなるロータも、本発明の範囲内に含まれることが意図される。
本発明は、電気モータ分野において産業上の利用可能性を有する。
〔発明の範囲〕
本明細書に開示された発明は、特定の実施形態およびその用途によって説明されているが、特許請求の範囲に記載される本発明の範囲から逸脱することなく、当業者によって多くの修正および変更が成されてもよい。

Claims (20)

  1. 電力と機械動力との間の変換を行う電気モータまたは発電機で使用するためのロータであって、
    磁気を通すが軟磁性の材料でできた固定ポールピースと、
    前記ポールピースと、強いロータ磁場または弱いロータ磁場を選択的に生成するように移動可能な可動要素とを含む、磁気伝導回路と、
    を備える、ロータ。
  2. 前記可動要素は、非磁気伝導性材料を含む、少なくとも1つの可動磁気シャント部を備える、請求項1に記載のロータ。
  3. 前記ポールピースは、放射状に整列して構成される、請求項1に記載のロータ。
  4. 前記ポールピースは、磁束をスクイーズ(squeeze)するように構成される、請求項1に記載のロータ。
  5. 前記可動要素は、前記ポールピースと磁気的に協働する少なくとも1つの可動永久磁石を含み、前記少なくとも1つの永久磁石は、前記ロータの磁場を、強い磁場又は弱い磁場に調節するように可動しうる、請求項1に記載のロータ。
  6. 前記回転可能な永久磁石の各々の配置を調節するように、前記回転可能な永久磁石の各々の末端に取り付けられる、磁石歯車をさらに含む、請求項5に記載のロータ。
  7. 摺動歯付ラックは、前記回転可能な永久磁石の各々の前記配置を調節するように、前記磁石歯車のうちの対応するものと協働する、請求項6に記載のロータ。
  8. ストレートレバーは、前記歯付ラックのうちの少なくとも1つに接続し、前記レバーは、前記歯付ラックを径方向に摺動して、前記回転可能な永久磁石の各々の前記配置を調節するように作動させられる、請求項7に記載のロータ。
  9. 前記ストレートレバーは、前記歯付ラックを径方向に摺動して、前記回転可能な永久磁石の各々の前記配置を調節するように、リニアアクチュエータによって作動させられる、請求項8に記載のロータ。
  10. 前記リニアアクチュエータは、ステッピングモータである、請求項9に記載のロータ。
  11. 分割レバーは、前記歯付ラックのうちの少なくとも1つに接続し、前記分割レバーは、前記歯付ラックを径方向に摺動して、前記回転可能な永久磁石の各々の前記配置を調節するように作動させられる、請求項7に記載のロータ。
  12. 前記分割レバーの先端は、摺動部に接して存在し、前記分割レバーに向かった前記摺動部の軸方向平行移動は、前記回転可能な永久磁石の各々の前記配置を調節するように、前記分割レバーを広げる、請求項7に記載のロータ。
  13. 前記分割レバーは、前記歯付ラックを径方向に摺動して、前記回転可能な永久磁石の各々の前記配置を調節するように、リニアアクチュエータによって作動させられる、請求項12に記載のロータ。
  14. 油圧ピストンは、前記歯付ラックを径方向に摺動して、前記回転可能な永久磁石の各々の前記配置を調節するように作動させられる、請求項7に記載のロータ。
  15. 前記油圧ピストンは、第2の油圧ピストンと流体連通しており、前記第2の油圧ピストンの作動は、前記油圧ピストンの平行移動を引き起こし、かつ、前記歯付ラックに前記回転可能な永久磁石の各々の前記配置を調節させる、請求項14に記載のロータ。
  16. 前記第2の油圧ピストンは、リニアアクチュエータによって作動させられる、請求項15に記載のロータ。
  17. 単一の中心歯車は、前記回転可能な永久磁石のほぼ同じ配置を維持するように、前記磁石歯車の各々と協働する、請求項6に記載のロータ。
  18. 前記ロータの外側に取り付けられる、固定外部ロータ磁石をさらに含む、請求項1に記載のロータ。
  19. 電気モータであって、
    電気固定子巻線を有する固定子と、
    前記固定子巻線を通って流れる電流によって生成される、回転固定子磁場と、
    前記固定子巻線の内側に存在するロータであって、
    磁気を通すが軟磁性の材料でできた固定ポールピースと、
    前記ポールピースと磁気的に協働する、少なくとも1つの内部永久ロータ磁石であって、ロータの磁場を強い磁場又は弱い磁場に調節するように回転可能である、少なくとも1つの永久内部ロータ磁石と、
    を備える、ロータと、
    を備える、電気モータ。
  20. 発電機であって、
    電気固定子巻線を有する固定子と、
    前記固定子巻線の内側に存在する回転可能なロータであって、
    磁気を通すが軟磁性の材料でできた固定ポールピースと、
    少なくとも1つの固定磁石と、
    前記少なくとも1つの固定磁石および前記ポールピースと協働する、磁気非伝導性材料を含む、少なくとも1つの可動磁気シャント部であって、ロータの磁場を強い磁場又は弱い磁場に調節するように回転可能である、少なくとも1つの可動磁気シャント部と、
    を備える、ロータと、
    を備える、発電機。
JP2012536867A 2009-10-30 2010-10-16 機械的に可変な永久磁場を有する、電気モータおよび/または発電機 Active JP5922023B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/610,271 US8097993B2 (en) 2009-10-30 2009-10-30 Electric motor and/or generator with mechanically tuneable permanent magnetic field
US12/610,271 2009-10-30
US12/905,834 US8072108B2 (en) 2009-10-30 2010-10-15 Electric motor or generator with mechanically tuneable permanent magnetic field
US12/905,834 2010-10-15
PCT/US2010/052978 WO2011053472A2 (en) 2009-10-30 2010-10-16 Electric motor and/or generator with mechanically tuneable permanent magnetic field

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013509855A true JP2013509855A (ja) 2013-03-14
JP5922023B2 JP5922023B2 (ja) 2016-05-24

Family

ID=43922949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012536867A Active JP5922023B2 (ja) 2009-10-30 2010-10-16 機械的に可変な永久磁場を有する、電気モータおよび/または発電機

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8072108B2 (ja)
EP (1) EP2494685A4 (ja)
JP (1) JP5922023B2 (ja)
BR (1) BR112012010151A2 (ja)
CA (1) CA2779219C (ja)
RU (1) RU2543993C2 (ja)
WO (1) WO2011053472A2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8390162B2 (en) * 2009-10-30 2013-03-05 Louis J. Finkle Reconfigurable inductive to synchronous motor
US8952587B2 (en) * 2009-10-30 2015-02-10 Louis J. Finkle Windmill generator with mechanically tuneable permanent magnetic field
US8823331B2 (en) 2011-09-15 2014-09-02 Lovejoy Controls Corporation Permanent magnet generator
US9419504B2 (en) 2012-04-20 2016-08-16 Louis J. Finkle Hybrid induction motor with self aligning permanent magnet inner rotor
US9484794B2 (en) 2012-04-20 2016-11-01 Louis J. Finkle Hybrid induction motor with self aligning permanent magnet inner rotor
US9923439B2 (en) 2014-01-09 2018-03-20 Motor Generator Technology, Inc. Hybrid electric motor with self aligning permanent magnet and squirrel cage rotors
US9923440B2 (en) * 2014-01-09 2018-03-20 Motor Generator Technology, Inc. Hybrid electric motor with self aligning permanent magnet and squirrel cage rotors
US10998802B2 (en) 2017-02-21 2021-05-04 Louis J. Finkle Hybrid induction motor with self aligning hybrid induction/permanent magnet rotor
US10476363B2 (en) 2014-01-09 2019-11-12 Louis J. Finkle Hybrid electric motor with self aligning permanent magnet and squirrel cage dual rotors magnetically coupled with permeant magnets and bars at synchronous speed
DE102014107845B4 (de) * 2014-06-04 2024-02-15 Thyssenkrupp Presta Teccenter Ag Ölverteilelement
TWI634724B (zh) * 2017-01-23 2018-09-01 王文民 永磁變磁路發電機
TWI644501B (zh) * 2017-06-09 2018-12-11 宇生自然能源科技股份有限公司 Magnetic pole displacement power generation device with magnetic gap
WO2019001623A1 (de) * 2017-06-27 2019-01-03 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Permanentmagnet-erregter motor mit verdrehbaren magnetstäben
DE102017222683A1 (de) * 2017-12-13 2019-06-13 Baumüller Nürnberg GmbH Elektrische Maschine
US10944302B2 (en) 2018-04-09 2021-03-09 Williams International Co., L.L.C. Permanent-magnet generator incorporating a variable-reluctance stator system
US11011966B2 (en) * 2018-12-07 2021-05-18 Pratt & Whitney Canada Corp. Electric machine systems
TW202203586A (zh) * 2020-03-02 2022-01-16 美商飛爾康動力公司 用於可變轉矩發電機/馬達齒輪切換的級聯mosfet設計
DE102020113625A1 (de) 2020-05-20 2021-11-25 Voith Patent Gmbh Rotor für eine elektrische Maschine

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB495813A (en) * 1936-05-27 1938-11-21 Jakob Bohli Magneto electric machines
US3360667A (en) * 1964-01-31 1967-12-26 Jr Thurlow M Gordon Field control means for dynamo electrical machines
US4482034A (en) * 1979-08-03 1984-11-13 Max Baermann Switchable permanent magnet brake
JPH07203644A (ja) * 1993-12-29 1995-08-04 Tokai Rubber Ind Ltd 回動装置
DE4421594A1 (de) * 1994-06-21 1996-01-04 Bernhard Kraser Vorrichtung zur Veränderung der magnetischen Luftspaltinduktion in elektromechanischen Energiewandlern, bei denen der magnetische Widerstand des magnetischen Schließungskreises in der Maschine variabel ist
JP2004135377A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Nissan Motor Co Ltd 回転電機
JP2004336915A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Nissan Motor Co Ltd 複軸多層モータの磁気回路制御装置
JP2006288183A (ja) * 2005-03-09 2006-10-19 Nissan Motor Co Ltd 電動機
JP2006352973A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Hitachi Appliances Inc 電動機の回転子及び電動機

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2209558A (en) * 1937-04-22 1940-07-30 Karl Otto Goettsch Magnetic clamping appliance
US2243616A (en) * 1937-12-08 1941-05-27 Bing Julius Lifting magnet
US2287286A (en) * 1938-08-13 1942-06-23 Karl Otto Goettsch Magnetic chuck
US2558540A (en) * 1948-03-23 1951-06-26 Bell Telephone Labor Inc Electromagnetic motor
SU400956A1 (ru) * 1971-03-30 1973-10-01 Синхронный двигатель с постоянными магнитами
SU452895A1 (ru) * 1972-07-24 1974-12-05 Предпритие П/Я А-7677 Ротор синхронного электродвигател
US4151431A (en) * 1973-12-06 1979-04-24 Johnson Howard R Permanent magnet motor
US4508998A (en) * 1981-02-09 1985-04-02 David H. Rush Brushless disc-type DC motor or generator
US4578609A (en) * 1982-09-29 1986-03-25 The Garrett Corporation Permanent magnet dynamoelectric machine
JPS62117558A (ja) 1985-11-18 1987-05-29 東邦機工株式会社 階段の昇降自在な車椅子装置
WO1988005976A1 (en) 1987-02-04 1988-08-11 Franklin's Magnetic Generator Corp. Dynamomagnetic machine
US5508576A (en) * 1990-07-12 1996-04-16 Seiko Epson Corporation Rotor for brushless electromotor
FR2675299B1 (fr) * 1991-04-10 1994-09-16 Braillon Cie Porteur magnetique a aimants permanents.
US5397975A (en) * 1993-06-14 1995-03-14 Ecoair Corp. Hybrid alternator
JP2968918B2 (ja) * 1993-09-16 1999-11-02 弘平 湊 磁力回転装置
US6376959B1 (en) * 1999-10-21 2002-04-23 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Mangle magnetic structure
JP3879412B2 (ja) * 2001-02-28 2007-02-14 株式会社日立製作所 発電システム
JP4619585B2 (ja) * 2001-09-06 2011-01-26 株式会社東芝 リラクタンス型回転電機
US20040041481A1 (en) * 2002-08-27 2004-03-04 Jin-Hu Kuo Magnetism driven power machine
WO2004088817A2 (en) * 2003-03-28 2004-10-14 John Bates Improved efficiency magnetic motor
US6864773B2 (en) * 2003-04-04 2005-03-08 Applied Materials, Inc. Variable field magnet apparatus
US7088011B2 (en) * 2003-11-21 2006-08-08 Smith Raymond W Motor-generator system with a current control feedback loop
JP2005210826A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Fujitsu General Ltd 電動機
KR20050116677A (ko) * 2004-06-08 2005-12-13 삼성전자주식회사 브러시리스 직류 모터
JP3996919B2 (ja) * 2004-08-20 2007-10-24 信越化学工業株式会社 永久磁石モータ
JP4434045B2 (ja) * 2005-03-14 2010-03-17 株式会社日立製作所 回転電機及び風力発電システム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB495813A (en) * 1936-05-27 1938-11-21 Jakob Bohli Magneto electric machines
US3360667A (en) * 1964-01-31 1967-12-26 Jr Thurlow M Gordon Field control means for dynamo electrical machines
US4482034A (en) * 1979-08-03 1984-11-13 Max Baermann Switchable permanent magnet brake
JPH07203644A (ja) * 1993-12-29 1995-08-04 Tokai Rubber Ind Ltd 回動装置
DE4421594A1 (de) * 1994-06-21 1996-01-04 Bernhard Kraser Vorrichtung zur Veränderung der magnetischen Luftspaltinduktion in elektromechanischen Energiewandlern, bei denen der magnetische Widerstand des magnetischen Schließungskreises in der Maschine variabel ist
JP2004135377A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Nissan Motor Co Ltd 回転電機
JP2004336915A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Nissan Motor Co Ltd 複軸多層モータの磁気回路制御装置
JP2006288183A (ja) * 2005-03-09 2006-10-19 Nissan Motor Co Ltd 電動機
JP2006352973A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Hitachi Appliances Inc 電動機の回転子及び電動機

Also Published As

Publication number Publication date
CA2779219C (en) 2018-04-10
US8072108B2 (en) 2011-12-06
WO2011053472A3 (en) 2011-08-11
RU2543993C2 (ru) 2015-03-10
RU2012122012A (ru) 2013-12-10
BR112012010151A2 (pt) 2016-04-12
EP2494685A2 (en) 2012-09-05
EP2494685A4 (en) 2018-01-17
WO2011053472A2 (en) 2011-05-05
CA2779219A1 (en) 2011-05-05
US20110101815A1 (en) 2011-05-05
JP5922023B2 (ja) 2016-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5922023B2 (ja) 機械的に可変な永久磁場を有する、電気モータおよび/または発電機
US8097993B2 (en) Electric motor and/or generator with mechanically tuneable permanent magnetic field
US7876019B2 (en) Electrical devices with reduced flux leakage using permanent magnet components
KR101484980B1 (ko) 다상성 다중 코일 발전기
US8952587B2 (en) Windmill generator with mechanically tuneable permanent magnetic field
JP4476627B2 (ja) 電気的マシン
US6097124A (en) Hybrid permanent magnet/homopolar generator and motor
US7852037B2 (en) Induction and switched reluctance motor
TWI572116B (zh) 電動馬達或發電機中使用之轉子與定子總成
JP2014525727A (ja) 空芯巻線を備えた電気モータ
US20120139465A1 (en) Asymmetrical reluctance machine
KR20000057152A (ko) 2상 전기적 절환식 자기저항 머신
JP2016536952A (ja) ハイブリッド車のための改良されたスイッチトリラクタンスモータ及びスイッチトリラクタンス装置
US9831753B2 (en) Switched reluctance permanent magnet motor
JP2011182638A (ja) 磁気変速機組立体
US20100026103A1 (en) Driving or power generating multiple phase electric machine
RU2406212C2 (ru) Бесконтактная электрическая машина
JP2005020885A (ja) ロータリ・リニア直流モータ
US20150288229A1 (en) Electric motor with improved inductance and method for winding and interconnecting coils
KR20170024744A (ko) 고효율 직류 전동기 및 그 제어방법
WO2019026725A1 (ja) 回転電機
Rathod et al. Design of poly-phase outer rotor homo-polar transverse flux machine using ferrite magnets and laminations
WO2013185828A1 (en) Rotating electrical machine with superconducting field coil
Banerjee et al. Fine grain commutation: Integrated design of permanent-magnet synchronous machine drives with highest torque density
EP4068573A1 (en) A cogging electric machine and a method of operating the cogging electric machine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140818

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141113

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20141120

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141204

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20141211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5922023

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250