JP2013502246A - 高密度超音波ビームを生成する手段を備える超音波装置のためのパラメータ - Google Patents

高密度超音波ビームを生成する手段を備える超音波装置のためのパラメータ Download PDF

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Abstract

本発明は、眼疾患の治療のための装置に関し、この装置が、眼球への適用に適した近位端を有する少なくとも1つのアイリング(1)と、アイリング(1)の遠位端に取り付けられた超音波ビームを生成するための手段(2)とを備えており、前記超音波ビームを生成するための手段が、ただ1つの方向に対応するただ1つの曲率に従った凹状部分の形状を呈しており、凹面が眼球へと向けられるように設計されている。

Description

本発明は、概して、眼疾患の非侵襲的な治療に関し、特に、緑内障に侵された眼の毛様体の少なくとも1つの環状部分(annular segment)への高密度焦点式超音波(high intensity focused ultrasound)を生成するための装置および方法に関する。
眼科疾患の分野において、緑内障は失明の主な原因であるがゆえに、重大な公衆健康問題であり、人口の1〜2%がこの病気を抱えていることが広く知られている。
世界保健機関は、緑内障が公表された失明の発生のうちの15%の原因であり、1年につき240万人という発生率である世界中の失明の第3位の原因であると考えている。
緑内障の進行はゆっくりである。初期の段階において緑内障が無症状であり、患者がいかなる痛みもいかなる視覚的問題も感じないため、緑内障は潜行性の疾患である。最初の視覚的問題が現れたとき、病変がすでに大きいにもかかわらず不可逆であることが一般的である。
緑内障から生じる失明は中心視野および周辺視野の両方に関係し、独立した生活を送るための個人の能力に大きな影響を有する。
緑内障は、通常は高い眼圧の状況において生じる視神経症、すなわち視神経の疾患である。眼内の圧力が高くなり、これが視神経の状況および機能の変化に結び付く。圧力が充分に長い時間期間にわたって充分に高いままであると、視力の完全な喪失が生じる。高い圧力は、眼において内部の流体の不釣り合いに起因して生じる。
眼は、「房水」と呼ばれる透明な流体を含んでいる中空構造である。房水は、毛様体によって後眼房に形成される。その後に、ほぼ一定の速度で生成されるこの流体は、水晶体の周囲を通過し、虹彩の瞳孔開口を通り、前眼房へと通過する。ひとたび前眼房に位置すると、この流体は2つの異なる経路を通って眼から排出される。「ブドウ膜強膜」経路においては、流体が毛様体の筋肉繊維の間を染み通る。この経路は人間における房水の流出の約10パーセントを占める。人間における房水の流出の主たる経路は、小柱網およびシュレム管を含む「細管(canalicular)」経路を通過する。
眼の圧力が高い場合、房水が充分に速く外へと出ることができないため、房水が溜まる。房水が溜まるにつれて、眼内の眼圧(IOP)が高くなる。高いIOPが視神経の軸索を圧迫し、視神経への血管の供給を危うくする可能性もある。視神経は眼から脳へと視覚を運ぶ。一部の視神経は、他の眼よりも異常に高いIOPの影響を受けやすいと考えられる。
緑内障において現時点で利用可能な唯一の治療の手法は、眼圧を下げることである。
緑内障の臨床治療は段階的な方法で取り組まれる。手術が主たる治療である先天性緑内障を除き、投薬が多くの場合に最初の治療の選択肢である。
これらの薬剤は局所的に適用され、あるいは経口にて投与されて、房水の生成を減らすように機能し、あるいは流出を増やすように機能する。現時点において利用可能な薬剤は、うっ血性心不全、呼吸困難、高血圧症、うつ病、腎結石、再生不良性貧血、性機能障害、および死などの多数の深刻な副作用を抱える可能性がある。
一般的に使用される薬剤は、房水のブドウ膜強膜経路の流出を増加させるラタノプロスト(キサラタン)、ビマトプロスト(ルミガン)、およびトラボプロスト(トラバタン)などのプロスタグランジンおよび類似体、毛様体による房水の生成を減少させるチモロール、レボブノール(ベタガン)、およびベタキソロールなどの局所適用のベータアドレナリン受容体遮断薬、房水の生成の減少およびブドウ膜強膜経路の流出の増加という2つの機構によって機能するブリモニジン(アルファガン)などのアルファ2アドレナリン作動薬、小柱網を通る房水の流出を増加させ、おそらくはブドウ膜強膜の流出経路を通る房水の流出を増加させるエピネフリンおよびジピベフリン(プロピン)などの低選択性の交感神経興奮剤、小柱網を引き締めて房水の流出を増やすことを可能にする毛様筋の収縮によって機能するピロカルピンなどの縮瞳薬(副交感神経興奮薬)、毛様体において炭酸脱水酵素を阻害することによって房水の生成を減少させるドルゾラミド(トルソプト)、ブリンゾラミド(エイゾプト)、アセタゾラミド(ダイアモックス)などの炭酸脱水酵素阻害薬である。2つの最も処方される薬剤は、現在のところ、局所適用されるプロスタグランジン類似体およびベータ遮断薬である。
投薬の順守が大きな問題であり、緑内障の患者の半分以上が正しい投薬の計画を守っていないと推定される。固定された組み合わせも、医療を単純にすることによって順守を向上させるため、広く処方されている。
投薬では圧力を適切に下げることができない場合、緑内障の治療における次の段階として、外科治療が実行されることが多い。レーザおよび従来からの手術の療法が、緑内障の治療のために実行される。一般に、これらの手術は、緑内障について完全に満足できる治癒が未だ存在しないため、一時的な解決策である。
緑内障の治療のために2つの異なる手法が存在し、執刀医は、房水の排水の改善を試み、あるいは房水の生成の低減を試みる。
房水の排水を改善する目的で最も実施される手術は、カナロプラスティ(canaloplasty)、レーザトラベキュロプラスティ(laser trabeculoplasty)、レーザ周辺虹彩切開術(laser peripheral iridotomy)(閉塞隅角緑内障の場合)、トラベクレクトミー(trabeculectomy)、非穿孔性ディープスクレレクトミー(deep non perforating sclerectomy)、および緑内障排水インプラント(glaucoma drainage implant)である。
房水の生成を低減する目的で最も実施される手術は、毛様体破壊術である。毛様体の破壊がレーザによって実行される場合、それは毛様体光凝固術と呼ばれる。高密度焦点式超音波を、毛様体の破壊を得るために使用することができる。
緑内障の治療において制御された超音波エネルギーを使用することが想定されている。「Therapeutic ultrasound in the treatment of glaucoma. I. Experimental model − Coleman DJ, Lizzi FL, Driller J, Rosado AL, Chang S, Iwamoto T, Rosenthal D − PMID:3991121(PubMed)1985 Mar;92(3):339−46」が、高い眼圧を非侵襲な方法で治療する毛様体上皮のろ過および焦点の崩壊(filtration and focal disruption)をもたらすために、高密度焦点式超音波(HIFU)を毛様体へと印加する緑内障の治療を開示している。
緑内障の治療に制御された超音波エネルギーを使用するこの治療に関係した装置も、米国特許第4,484,569号に記載されている。
しかしながら、SONOCAREという商品名で製造されて流通しているそのような装置は、操作がきわめて難しい。さらには、そのような装置は、一度に1つの点状の領域しか処理することができない。
したがって、各々のショット(shot)を、眼の全周を処理するために何度も繰り返す必要があり、すべての装置を何度も操作し、配置し、較正する必要があり、結果としてきわめて長い時間(すなわち、超音波手段を移動させ、処理すべき点状の領域に対する超音波手段の位置を、光および音波による観測手段で検証し、装置を結合液で満たし、超音波のショットを生じさせる)を要する。
さらには、処理領域の近傍の組織が破壊され、視覚のぼけ、眼の筋肉の不釣り合い、または複視につながる可能性がある。
米国特許第4,484,569号
Therapeutic ultrasound in the treatment of glaucoma. I. Experimental model − Coleman DJ, Lizzi FL, Driller J, Rosado AL, Chang S, Iwamoto T, Rosenthal D − PMID:3991121(PubMed)1985 Mar;92(3):339−46
治療対象の眼へと高密度焦点式超音波を容易かつ安全に印加することによって眼疾患を治療する正確、安全、効果的、かつ安価な方法、ならびにそのための装置について、ニーズが存在する。
以上のニーズは、本明細書において本発明の以下の説明に記載される実施形態であって、他のHIFU治療と異なり、処理領域の近傍の組織にとってより安全に眼を治療することを可能にする実施形態によって対処される。
本発明の他の目的は、手順の最中に装置を操作することなく眼の全周をただ1つの工程で処理することができる方法および装置を提供することにある。
一実施形態においては、眼疾患の治療のための装置が開示される。
この装置は、眼へと高密度焦点式超音波ビームを生成する手段と、前記高密度焦点式超音波ビームを生成する手段と接続された制御ユニットとを備えている。好都合には、前記制御ユニットが、前記手段によって生成される高密度焦点式超音波ビームの継続時間および周波数を制御し、前記継続時間は、約3〜6秒の範囲にあり、より好ましくは約3秒に等しく、前記周波数は、約19〜23MHzの範囲にあり、より好ましくは約21MHzに等しい。
好ましくは、前記制御ユニットが、前記手段によって生成される高密度焦点式超音波ビームの出力をさらに制御し、前記出力は、約1音響ワット〜5音響ワットの範囲にあり、より好ましくは約2音響ワットに等しい。
好ましい実施形態においては、この装置が、少なくとも1つのアイリング(eye ring)をさらに備えており、このアイリングの近位端が、眼球への適用に適しており、前記手段が、前記アイリングの遠位端に適用されるように構成されている。
本発明の一変種においては、前記高密度焦点式超音波ビームを生成するための手段が、少なくとも2つの圧電素子を備えており、好ましくは6つの圧電素子を備えている。圧電素子を、圧電複合材料または圧電セラミック材料で製作することができる。
好ましくは、前記圧電素子が、前記制御ユニットによって順次作動させられる。これにより、装置の中央への熱の蓄積を抑えることができる。円柱形の各々の圧電素子の表面は、好ましくは約30mmであり、約10.2mmの曲率半径を有している。21MHzの周波数において、トランスデューサの表面の30mmと比べ、焦線の周囲における−6dBの等高線が約0.5mmの表面を有するため、焦点ゲインGは約60である。これは、約2音響ワットの音響パワーにおいて、約6.65W/cmの瞬時音響強度(すなわち、表面要素を横切って伝達される瞬時の音響パワーと表面要素の面積との商)および約6.5×G=390W/cmという焦点における音響強度に相当し、したがって3秒の継続時間を有するショットにおいて1170ジュール/cmの投与量に相当する。
他の実施形態においては、少なくとも1つの眼の領域へ高密度焦点式超音波を生成することによって眼疾患を治療する方法が開示される。
この方法は、
・眼への高密度焦点式超音波エネルギーを生成するステップと、
・前記高密度焦点式超音波ビームの生成を制御するステップと
を少なくとも含んでいる。
前記制御するステップが、前記高密度焦点式超音波ビームの継続時間および周波数を制御するステップを含んでおり、前記継続時間は、約3〜6秒の範囲にあり、より好ましくは約3秒に等しく、前記周波数は、約19〜23MHzの範囲にあり、より好ましくは約21MHzに等しい。
好都合には、前記制御するステップが、前記高密度焦点式超音波ビームの出力を制御するステップをさらに含むことができ、前記出力は、約1音響ワット〜5音響ワットの範囲にあり、好ましくは約2音響ワットに等しい。
一実施形態において、この方法は、少なくとも1つのアイリングを配置するステップであって、アイリングの近位端が眼球への適用に適している、ステップと、前記手段を前記アイリングの遠位端に適用するステップとをさらに含む。
さまざまな範囲の実施形態が、本明細書に記載される。この要約に記載された態様に加えて、さらなる態様が、図面および以下の詳細な説明を参照することによって明らかになるであろう。
高密度焦点式超音波を印加することによって眼疾患を治療するための本発明による装置の概略の斜視図である。 図1に示した装置の一部分の斜視図である。 HIFUエネルギーの発生時の装置の側面図である。
以下で、緑内障の治療に適した方法および装置を開示するが、当然ながら、当業者であれば、そのような方法および装置を、本発明の技術的範囲から離れることなく、手術を必要とする任意の眼科の病変の治療に合わせて構成することができるであろう。
本発明による装置は、ここでの言及によって本明細書に援用されるPCT/EP2009/051892という番号のもとで出願されたPCT出願に開示されている。
図1〜3を参照すると、本発明による装置は、アイリング1と、高密度焦点式超音波エネルギーを生成するための手段2とを備え、アイリングの近位端は治療対象の眼の眼球への適用に適しており、手段2はアイリングの遠位端に取り付けられている。
アイリングの遠位端に取り付けられた前記手段2は、高密度焦点式超音波ビームの生成に適している。本発明の別の実施形態によれば、アイリングの遠位端に取り付けられた前記手段は、散乱超音波ビームの生成に適している。
前記手段2は制御ユニット3へと接続される。制御ユニット3は、バースト(burst)発生部と、各々のバーストの頻度、出力、および継続時間、ならびにバーストの数(すなわち、作動させるべきトランスデューサの数)などバーストのパラメータを指定する手段とを含む。バースト発生部は、19〜23MHzの間の(好ましくは、約21MHzに等しい)所定の周波数の正弦波信号発生部と、増幅部と、出力メータとを少なくとも備えている。
超音波ビームの浸透レベルは、この超音波ビームの周波数に依存する。特に、低い周波数の超音波ビームは、高い周波数の超音波ビームよりも深く浸透する。
本発明の発明者らは、超音波ビームの周波数が19MHzよりも低い場合、ビームが深く浸透しすぎ、毛様体の近傍の組織が超音波ビームによって損傷を被る可能性があるという危険が存在することを明らかにした。
さらに、本発明の発明者らは、超音波ビームの周波数が23MHzよりも高い場合、超音波ビームが眼へと充分に浸透せず、超音波ビームで毛様体を破壊できない恐れが存在することを明らかにした。
結果として、超音波ビームの目標、すなわち、毛様体が眼球の表面の下方2mmに位置することに鑑み、約19MHz〜23MHzの範囲の周波数を有する超音波ビームが好ましい。
さらに、処理に関するリスクは時間に依存する。手術の時間が長いほどリスクは大きくなる。
実際、患者の眼が手術の最中に動く可能性がある、などである。
手段2によって生成されるエネルギーの継続時間は、好ましくは約3秒〜6秒の範囲にあり、より好ましくは約3秒に等しい。
このきわめて短い継続時間は、手術の時間に起因する誤差のリスクを最小限にすることができ、治療の際の患者および執刀医の快適さを向上させる。
好ましくは、制御ユニット(3)は前記手段2によって生成される高密度焦点式超音波ビームの出力をさらに制御する。
高密度超音波ビームの出力は約1音響ワット(acoustic Watt)〜5音響ワットの範囲であり、より好ましくは約2音響ワットに等しい。
アイリング1は、両端が開いた、先端を切り詰めた円錐形の要素からなり、小さい方の底面が近位端であり、大きい方の底面が遠位端である。
先端を切り詰めた円錐形の要素1の近位端は、眼球へと適用するために適した環状の外フランジ4を備えている。
先端を切り詰めた円錐形の要素の近位縁は、先端を切り詰めた円錐形の要素1内に形成され、吸引装置へと接続された少なくとも1つのホース7に連絡している環状の溝5を備えている。
先端を切り詰めた円錐形の要素1の近位端の内径は、賢明には、角膜の直径に2〜6mmを加えたものに等しく、より好ましくは角膜の直径と4ミリメートルの値との和に等しい。
先端を切り詰めた円錐形の要素1の近位端の内径は、患者の角膜の直径に応じて、12〜18mmの間であってもよく、先端を切り詰めた円錐形の要素1の遠位端の内径は26〜34mmの間であってもよい。
さらに、先端を切り詰めた円錐形の要素1の高さは8〜12mmの間であってもよい。
先端を切り詰めた円錐形の要素1は医療グレードのポリマーである。
高密度焦点式超音波ビームを生成するための手段2は、少なくとも2つのトランスデューサ9(より好ましくは、6つのトランスデューサ)からなり、トランスデューサ9は、前記先端を切り詰めた円錐形の要素1の回転軸に向かって延びるように、前記先端を切り詰めた円錐形の要素1の遠位端に取り付けられている。
前記トランスデューサ9を、圧電複合材料または圧電セラミック材料あるいは高密度超音波の生成に適合する他の材料のいずれかで製作することができる。前記トランスデューサ9は、自身によりフォーカスされてもよいし、円環状の形状、円筒形の形状、球形の形状、または楕円形の形状を持たせてもよいし、あるいは前記トランスデューサ9が、平坦であってよく、該平坦な環状のトランスデューサの下方または前方に広がる、さまざまな形状および材料の音響レンズまたは音響リフレクタ15などのフォーカスシステムとの組み合わせにおいて使用されてもよい。
音響リフレクタ15は超音波治療において周知であり、現時点において体外衝撃波砕石術に日常的に使用されている(Focusing water shock waves for lithotripsy by various ellipsoid reflectors − Mueller M. − Biomed Tech(Berl).1989 Apr;34(4):62−72)。
本発明の別の実施形態によれば、高密度かつ動的にフォーカスされる超音波エネルギーを生成するための前記手段2は、少なくとも2つの平坦なトランスデューサ9からなり、トランスデューサ9は、前記先端を切り詰めた円錐形の要素1の回転軸に向かって延びるように、前記先端を切り詰めた円錐形の要素1の遠位端に取り付けられ、円筒部分の形状を有する。
あるいは、散乱超音波ビームを生成するための前記手段2は、少なくとも2つのトランスデューサ9からなる高密度の非フォーカス超音波エネルギーを生成するための手段であり、トランスデューサ9は、前記先端を切り詰めた円錐形の要素1の回転軸に向かって延びるように、前記先端を切り詰めた円錐形の要素1の遠位端に取り付けられ、環状の平坦部分の形状を有する。
さらに、前記トランスデューサ9は制御ユニット3へと接続される。
前記装置は、2つの無効な扇形部分13によって隔てられた、3つのトランスデューサ9の組を2つ、備えている。
トランスデューサ9は、制御ユニット3によって順に作動させられるか、あるいは前記制御ユニット3によって同時に作動させられる。
本発明による装置の1つの利点は、アイリング1の遠位端に取り付けられた超音波ビームを生成するための手段2が、治療パターンに応じて配置された複数のトランスデューサを備えていることである。
これは、眼を一度に周状に処理することを可能にする。実際、例えば米国特許第4,484,569号および独国特許出願公開第44 30 720号に記載の方法および装置と異なり、本発明による装置は、作業を何回も繰り返す必要なく眼を治療することを可能にする。
米国特許第4,484,569号および独国特許出願公開第44 30 720号に関して、本発明は、特に以下を可能にする。
・一度での眼の治療を可能にする装置を提供することによって、作業の手順を簡単にする。実際、ひとたび装置が眼に配置されて固定されたならば、装置はその場にとどまり、作業者が装置の移動または維持を行う必要なく、眼の全周の治療を実現できる。
・再現性のある手術をもたらす。実際、従来技術の装置と異なり、本発明の装置は治療対象の領域の種々の点状のゾーンを治療するために何度も移動させる必要がない。
・点状の損傷しか生じさせず多数の単元的な損傷を有効にする必要がある従来技術の装置と異なり、毛様体の広い領域をカバーする広い損傷が生成される。
・手術の時間が短縮され、したがって誤差のリスク因子が減少し、治療の質が改善される。
・実行がきわめて容易であり、非常に短い学習曲線できわめて容易に学習することができ、治療時間中は比較的自動的であるため、手術者にあまり依存しない治療がもたらされる。
好ましい実施形態において、本発明は、少なくとも1つのアイリング1と、アイリング1の遠位端に取り付けられた超音波ビームを生成するための手段2とを備えており、アイリング1の近位端が眼球への適用に適している眼疾患の治療のための装置であって、前記超音波ビームを生成するための手段2が、1つの方向に対応する1つの曲率に沿った凹状部分の形状を呈しており、凹面が眼球へと向けられるように設計されている装置に関する。
好ましくは、前記ただ1つの方向はアイリング1の回転軸に垂直である。
円環状の形状を有する超音波ビームを生成するための手段2の代わりに、1つの方向に対応する1つの曲率に沿った凹状部分の形状を呈する超音波ビームを生成するための手段を使用することで、
・複数の(少なくとも2つの)焦点調整領域(focalisation regions)を有するリスクをなくし、
・製造プロセスを簡単にすることができ、
・工具を交換することなく、超音波ビームを生成するための種々の直径の手段を製造することを可能にでき、
・円環状の要素を用いて得られる形状とほぼ同一の損傷の形状を得ることを可能にできる。
本発明の一実施形態においては、高密度焦点式超音波エネルギーを生成するための手段2が、1つの方向に対応する1つの曲率に沿った凹状部分の形状を有する少なくとも2つのトランスデューサ9を保持するスタンディングクラウン(standing crown)8を備えており、このスタンディングクラウン8は、トランスデューサ9が前記アイリングの回転軸に向かって延びるように、アイリング1の遠位端に取り付けられている。
他の実施形態においては、高密度焦点式超音波エネルギーを生成するための手段2がスタンディングクラウン8を備えており、このスタンディングクラウン8は、少なくとも2つのトランスデューサと、それぞれのトランスデューサ9の下方に広がる少なくとも2つの音響焦点要素15とを保持し、各々の音響焦点要素15は1つの方向に対応する1つの曲率に沿った凹状部分の形状を有しており、前記スタンディングクラウン8は、音響焦点要素15が前記アイリング1の回転軸に向かって延びるように、アイリング1の遠位端に取り付けられている。各々のトランスデューサ9は、賢明にはアイリングの近位および遠位縁に平行に延びる全体的に矩形の外形を有している平坦部分であってもよい。
好都合には、凹状部分の形状が円柱形部分の形状または楕円形部分の形状であってもよい。
好ましくは、トランスデューサ9が治療パターンに従って配置される。
本発明の場合において、治療パターンが処理すべき領域によって定められる形態に相当することを、理解できるであろう。毛様体の処理の場合には、治療パターンが環状または半環状であってもよい。他の場合には、治療パターンが楕円形または六角形あるいは八角形であってもよい。
例えば、一実施形態において、トランスデューサ9を治療パターンに従ってスタンディングクラウンの上方に周状に配置することができる。より好ましくは、トランスデューサ9がスタンディングクラウンの全体または一部分の上方に周状に配置される。特に、トランスデューサ9をスタンディングクラウンの外周の全体または一部分の上方に周状に配置することができる。
次に、本発明に係る環状の病変(annular pathology)の治療方法を、さらに詳しく説明する。
第1の工程において、ユーザは治療対象の眼へとアイリング1を配置する。次いで、ユーザは、高密度超音波ビームを生成するための手段2を、アイリング1の遠位端に配置する。
第2の工程において、ユーザは、約3〜6秒の範囲に含まれる期間のあいだ19〜23MHzの間の周波数にて高密度超音波ビームが生成されるように、前記手段2を作動させる。
一実施形態においては、高密度超音波ビームの周波数および継続時間が、入力手段を使用して、ユーザによって調節される。別の実施形態においては、高密度超音波ビームの周波数および継続時間が、制御ユニット3においてあらかじめ設定される。ユーザは、例えばボタンを押すことによって、高密度超音波ビームの生成を開始させるだけでよく、制御ユニット3が高密度超音波ビームの周波数および継続時間を制御する。
本明細書は、本発明を最良の態様を含めて開示し、さらに本発明を当業者にとって製作および使用可能にするために、いくつかの実施例を使用している。本明細書に記載の主題の技術的範囲は、特許請求の範囲によって定められ、当業者にとって想到可能な他の実施例を含むことができる。そのような他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文言から相違しない構造要素を有している場合、または特許請求の範囲の文言から非実質的な相違しか有さない均等な構造要素を含む場合、特許請求の範囲の技術的範囲に包含される。

Claims (14)

  1. 眼疾患の治療のための装置であって、
    −眼への高密度焦点式超音波ビームを生成する手段(2)と、
    −前記高密度焦点式超音波ビームを生成する手段と接続された制御ユニット(3)と、
    を備え、
    前記制御ユニットは、前記手段によって生成される高密度焦点式超音波ビームの継続時間および周波数を制御し、
    前記継続時間は約3〜6秒の範囲にあり、前記周波数は約19〜23MHzの範囲にあることを特徴とする装置。
  2. 前記制御ユニット(3)は、前記手段によって生成される高密度焦点式超音波ビームの出力をさらに制御し、
    前記出力は、約1音響ワット〜5音響ワットの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記出力は、好ましくは約2音響ワットであることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記周波数は、好ましくは約21MHzであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記継続時間は、約3秒であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 少なくとも1つのアイリング(1)をさらに備え、
    前記アイリング(1)の近位端は、眼球への適用に適しており、
    前記手段(2)は、前記アイリング(1)の遠位端に適用されるように構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記高密度焦点式超音波ビームを生成するための手段(2)は、前記制御ユニットによって順次作動される少なくとも2つの圧電素子を備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記圧電素子のそれぞれは、約30mmの表面を有することを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 少なくとも1つの眼の領域へ高密度焦点式超音波を生成することによって眼疾患を治療する方法であって、
    −眼への高密度焦点式超音波エネルギーを生成するステップと、
    −前記高密度焦点式超音波ビームの生成を制御するステップと、
    を少なくとも備え、
    前記制御するステップは、前記高密度焦点式超音波ビームの継続時間および周波数を制御することを含み、
    前記継続時間は約3〜6秒の範囲にあり、前記周波数は約19〜23MHzの範囲にあることを特徴とする方法。
  10. 前記制御するステップは、前記高密度焦点式超音波ビームの出力を制御するステップをさらに含んでおり、
    前記出力は、約1音響ワット〜5音響ワットの範囲にあることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  11. 前記出力は、好ましくは約2音響ワットであることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  12. 前記周波数は、好ましくは約21MHzであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記継続時間は、約3秒であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  14. 少なくとも1つのアイリング(1)を配置するステップであって、前記アイリングの近位端が眼球への適用に適している、ステップと、
    前記手段(2)を前記アイリング(1)の遠位端に適用するステップと、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
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