JP2013500374A5

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Publication number: JP2013500374A5
Application number: JP2012522207A
Authority: JP
Filing date: 2010-06-23
Publication date: 2016-08-18
Anticipated expiration: 2030-06-23

Description

式(I)のヒドロフルオロオレフィンとして特に好ましいものとしては1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテン、1,1,4,4,5,5,5−オクタフルオロ−2−ペンテン、1,1,1,4−テトラフルオロロ−2−ブテン、1,1,1,4,4−ペンタフルオロ−２−ブテン、1,1,4−トリフルオロ−2−ブテン、1,1,1−トリフルオロ−２−ブテン、4−クロルー1，1，1−トリフルオロ−2−ブテン、4−クロル−4，4−ジフルオロ−2−ブテンが挙げられる。

1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテンまたは1,1,1,4,4,5,5,5−オクタフルオロ−2−ペンテンと、蟻酸メチル、ペンタン、イソペンタン、シクロペンタンまたはトランス−1，2−ジクロロエチレンとの共沸組成物も適している。

本発明の一実施例では、冷媒は40〜100重量％の1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテンと、0〜60重量％のペンタン、イソペンタン、シクロペンタンおよびトランス−1，2−ジクロロエチレンから選択される少なくとも一つの化合物とを含むのが好ましい。

特に好ましい冷媒としては60〜100重量％の1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテンと、0〜40重量％のシクロペンタン、ペンタン、イソペンタンまたはトランス−1，2−ジクロロエチレンとから成るものを挙げることができる。

蒸発器の温度を11.7℃に維持し、凝縮器が149℃のエネルギー変換サイクルの運転条件での冷媒の性能は下記で与えられる：
タービンの等エントロピー効率：100％
Ｃ：イソペンタン
Ｄ：トランス−１，２−ジクロロエチレン(ＴＤＣＥ)
Ｆ：ペンタン
Ｇ：１，１，１，４，４，４−ヘキサフルオロ−２−ブテン
ＰＦＥ−ＰＦＩＰＫ：ペルフルオロエチルペルフルオロイソプロピルケトン
ＭＰＦＢＥ：メチルペルフルオロブチルエーテル

Claims

冷媒の蒸発段階と、タービンでの膨張段階と、内部熱交換器でのデスーパーヒーティング（desuperheating）段階と、流体の凝縮段階と、ポンプ中での液体の圧縮段階とを順次有する少なくとも一つのステージを有するタービンを用いたエネルギー変換プロセスにおいて、
蒸発段階での蒸発温度が６０〜１５０℃であり、冷媒が４０〜１００重量％の１，１，１，４，４，４−ヘキサフルオロ−２−ブテンと、０〜６０重量％のペンタン、イソペンタンおよびトランス−１，２−ジクロロエチレンの中から選択される少なくとも一つの化合物とから成ることを特徴とするエネルギー変換プロセス。
蒸発温度が８０〜１５０℃である請求項１に記載のプロセス。
冷媒が、ハイドロフルオロカーボン、炭化水素、（ハイドロ）フルオロエーテル、ハイドロクロロフルオロプロペン、ハイドロフルオロプロペン、エーテル、蟻酸メチル、二酸化炭素およびトランス−１，２−ジクロロエチレンの中から選択される少なくとも一つの化合物をさらに含む請求項１または２に記載のプロセス。
冷媒が、１，１，３，３，３−ペンタフルオロプロパンおよび１，１，３，３，３−ペンタフルオロブタンから選択される少なくとも一種のハイドロフルオロカーボンを含む請求項３に記載のプロセス。
冷媒がペンタンまたはイソペンタンを含む請求項１〜４のいずれか一項に記載のプロセス。
冷媒が、６０〜１００重量％の１，１，１，４，４，４−ヘキサフルオロ−２−ブテンと、０〜４０重量％のペンタン、イソペンタンまたはトランス−１，２−ジクロロエチレンとから成る請求項１に記載のプロセス。
冷媒が安定剤をさらに含む請求項１〜６のいずれか一項に記載のプロセス。
冷媒が潤滑剤をさらに含む請求項１〜７のいずれか一項に記載のプロセス。
潤滑剤がポリアルキレングリコール、ポリオールエステルまたはポリビニールエーテルである請求項８に記載のプロセス。