JP2013258857A - 半導体モジュール及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度センサを設けることなく、安価で動作時にスイッチング素子温度を検出することが可能な半導体モジュールを提供する。
【解決手段】半導体モジュールである電力供給装置100は、各スイッチング素子STのゲート−ソース電圧VGSを検出するゲート−ソース電圧検出回路91と、検出タイミング信号をゲート−ソース電圧検出回路91に出力するゲート−ドレイン電圧検出回路92と、検出タイミング信号が入力されたとき、ゲート−ソース電圧検出回路91にて検出されたゲート−ソース電圧VGSを保持するサンプルホールド回路93と、保持されたゲート−ソース電圧VGSをA/D変換するA/D変換器95と、A/D変換されたゲート−ソース電圧VGSを、予め取得したスイッチング素子STのゲート−ソース電圧VGSと温度との相関関係を示すデータと照合して、スイッチング素子STの温度を推定する温度推定部83とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体モジュール及びその制御方法に関する。
IGBTやFWDなどの半導体デバイスから構成されたスイッチング素子が搭載され、パワーモジュールと呼ばれる半導体モジュールでは、スイッチング素子が過熱されると、誤作動や故障が生じるおそれがある。よって、スイッチング素子温度を測定する必要がある。
そのため、ハイブリッド車両などに搭載され、インバータ装置などを含む電力供給装置などのパワーエレクトロニクス回路では、サーミスタやダイオードなどの温度センサをスイッチング素子の内部や周辺部に設けて温度を測定している。この方法は、温度測定が簡易であるので多用されている。
また、半導体デバイスに直接測定電流を与え、デバイスの温度特性曲線を参照して、半導体デバイス温度を推定することもある。この方法は、高精度の温度測定が可能であるので、主に評価試験で用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−111446号公報
しかしながら、温度センサを設ける方法では、測定箇所毎に温度センサを設ける必要があるので、高コストとなる。さらに、この方法では、温度センサを埋込んで設ける場合、温度センサの不良によって、半導体モジュールの歩留まりが低下する要因になる。また、スイッチング素子−温度センサ間の温度抵抗により、測定精度が悪化する。
一方、半導体デバイスの温度特性曲線からの温度を推定する方法では、デバイス自体に測定電流を与えるので、デバイス動作時に温度検出が不可能であり、実際の製品に適用することができない。
本発明は、以上の点に鑑み、温度センサを設けることなく、安価で動作時にスイッチング素子温度を検出することが可能な半導体モジュール、及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明の半導体モジュールは、ゲート駆動回路からのゲート信号によって複数のスイッチング素子のオン・オフを切り替えることにより、二次電池からの電流を回転電機に供給する半導体モジュールであって、前記各スイッチング素子のゲート−ソース電圧を検出するゲート−ソース電圧検出回路と、検出タイミング信号を前記ゲート−ソース電圧検出回路に出力するタイミング信号出力回路と、前記検出タイミング信号が入力されたとき、前記ゲート−ソース電圧検出回路にて検出されたゲート−ソース電圧を保持するサンプルホールド回路と、前記保持されたゲート−ソース電圧をA/D変換するA/D変換器と、前記A/D変換されたゲート−ソース電圧を、予め取得した前記スイッチング素子のゲート−ソース電圧と温度との相関関係を示すデータと照合して、前記スイッチング素子の温度を推定する温度推定部とを備えたことを特徴とする。
本発明の半導体モジュールの制御方法は、ゲート駆動回路からのゲート信号によって複数のスイッチング素子のオン・オフを切り替えることにより、二次電池からの電流を回転電機に供給する半導体モジュールの制御方法であって、前記各スイッチング素子のゲート−ソース電圧を検出する工程と、検出タイミング信号を前記ゲート−ソース電圧検出回路に出力する工程と、前記検出タイミング信号が入力されたとき、前記検出されたゲート−ソース電圧を保持する工程と、前記保持されたゲート−ソース電圧をA/D変換する工程と、前記A/D変換されたゲート−ソース電圧を、予め取得した前記スイッチング素子のゲート−ソース電圧と温度との相関関係を示すデータと照合して、前記スイッチング素子の温度を推定する工程とを備えたことを特徴とする。
これら本発明によれば、サーミスタやダイオードなどの温度センサを設けることなく、各スイッチング素子のゲート−ソース電圧検出するゲート−ソース電圧検出回路、各スイッチング素子のゲート−ドレイン電圧検出するゲート−ドレイン電圧検出回路、検出されたゲート−ソース電圧を保持するサンプルホールド回路などを追加するだけよい。よって、各スイッチング素子毎に温度センサを設ける場合に比べて、安価にスイッチング素子の温度を推定することができる。
そして、サンプルホールド回路を設けたことにより、従来利用されていなかったスイッチング素子の動特性を利用することが可能となる。これにより、スイッチング切換時におけるスイッチング素子の動特性の温度依存性を利用して、動作時のスイッチング素子温度を推定することが可能となる。
また、本発明の半導体モジュールの制御方法において、前記推定されたスイッチング素子の温度が、予め定められた閾温度を超えた場合、前記ゲート駆動回路からのゲート信号によって当該スイッチング素子をオフする工程をさらに備えることが好ましい。
この場合、スイッチング素子が閾温度を超えるほどに過熱されて故障することを確実に防止することが可能となる。
本発明の実施形態に係る半導体モジュールである電力供給装置の全体構成を示す回路図。 図1のA部分の詳細を示す回路図。 (a)〜(c)は、それぞれ図2で示した回路図に流れる時間経過による電流Iの変化を説明する図。 ゲート−ソース電圧VGS、電流I及びドレイン−ソース電圧VDSの時間経過による変化を示すグラフ。 スイッチング素子のゲート−ソース電圧の温度特性を示すグラフ。
本発明の実施形態に係る半導体モジュールである電力供給装置100について図面を参照して説明する。電力供給装置100は、例えばハイブリッド車両、燃料電池車両、電動車両などの車両に搭載される。
図1に示すように、電力供給装置100は、電動機(回転電機)10と、原動機20(回転電機)と、電動機10を駆動制御する第1のインバータ回路30と、原動機20を駆動制御する第2のインバータ回路40と、インバータ回路30,40の各スイッチング素子STをオン・オフ駆動するゲート駆動回路50と、直流電源として機能するバッテリ(二次電池)60と、バッテリ60からの供給電力の電圧の昇降圧を行うコンバータ回路70と、ゲート駆動回路50及びコンバータ回路70などの動作制御を行うECU(制御部)80と備えている。
電動機10及び原動機20は、共に3相回転電機、例えばブラシレスDCモータである。
インバータ回路30,40は、コンバータ回路70からの供給電力の直流・交流変換を行って、それぞれ電動機10、原動機20に三相交流電力を供給する。
インバータ回路30,40は、それぞれIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ:Insulated Gate Bipolarmode Transistor)などの半導体デバイスとダイオードとからなる複数のスイッチング素子STをブリッジ接続してなるブリッジ回路から構成されている。
それぞれのインバータ回路30,40は、各2段に配置された半導体デバイスU1〜U2,V1〜V2,W1〜W2により2つの直列回路が構成されると共に、3つの直列回路が並列に接続されたトリプルブリッジインバータ回路である。
各半導体デバイスU1,V1,W1のコレクタは高電位側電源に、各半導体デバイスU2,V2,W2のエミッタは低電位側電源にそれぞれ接続されている。各半導体デバイスU1,V1,W1のエミッタは、各半導体デバイスU2,V2,W2のコレクタに接続されている。そして、各半導体デバイスU1,U2,V1、V2,W1,W2のコレクタ−エミッタ間には、エミッタからコレクタに向けて順方向となるようにしてダイオードDU1,DU2,DV1,DV2,DW1,DW2がそれぞれ接続されている。
ここで、半導体デバイスU1,U2はU相に、半導体デバイスV1,V2はV相に、半導体デバイスW1,W2はW相にそれぞれ対応しており、各相の半導体デバイスの中間接続点に電動機10又は原動機20の端子がそれぞれ接続されている。なお、第1のインバータ回路30は、平滑コンデンサ31を備えている。
このようにして、U相のスイッチング素子STU1,STU2は、半導体デバイスU1,U2とダイオードDU1,DU2とから、V相のスイッチング素子STV1,STV2は、半導体デバイスV1,V2とダイオードDV1,DV2とから、W相のスイッチング素子STW1,STW2は、半導体デバイスW1,W2とダイオードDW1,DW2とからそれぞれ構成されている。
ゲート駆動回路50は、ECU80から入力されるゲート信号に応じて、各半導体デバイスU1,U2,V1,V2,W1,W2をオン・オフ駆動するパルス、つまり各半導体デバイスU1,U2,V1,V2,W1,W2のコレクタ−エミッタ間の導通(オン)と遮断(オフ)を制御するパルスを、各半導体デバイスU1,U2,V1,V2,W1,W2のゲートに入力する。
バッテリ60は、例えば、直列に接続されたリチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池などの二次電池である。
コンバータ回路70は、入力電圧の昇降圧を行うチョッパ回路を構成する高電位側半導体デバイスHと、チョッパ回路を構成すると共に、高電位側半導体デバイスHに直列に接続された低電位側半導体デバイスLとを備えている。
さらに、高電位側半導体デバイスHのコレクタ−エミッタ間には、エミッタからコレクタに向けて順方向となるように、フリーホイールダイオードとしてダイオードDHが接続され、低電位側半導体デバイスLのコレクタ−エミッタ間には、エミッタからコレクタに向けて順方向となるように、フリーホイールダイオードとしてダイオードDLが接続されている。また、コンバータ回路70は、リアクトルであるコイル71を備えている。
ECU80は、電動機10及び原動機20に対して回転直交座標をなすdq座標上で電流のフィードバック制御を行う。ECU80は、ゲート駆動回路50の制御を行うインバータ制御部81、コンバータ回路70の動作制御を行うコンバータ制御部82などを備えている。
インバータ制御部81は、例えば電動機10の駆動時に、正弦波状の各相出力電圧と三角波等のキャリア信号とに基づくパルス幅変調(Pulse Width Modulation:PWM)により、第1のインバータ回路30の各スイッチング素子STをオン・オフ駆動させる各パルスからなるゲート信号(パルス幅変調信号)を生成して、ゲート駆動回路50に出力する。
このように、ECU80は、インバータ回路30,40の各半導体デバイスのオン・オフ状態を切り替えることによって、バッテリ60から供給される直流電力を3相交流電力に変換し、3相の電動機10又は原動機20の固定子巻線への通電を順次転流させることで、各相の固定子巻線に交流の電流を通電する。
以上のように構成された電力供給装置100において、スイッチング素子STU1,STU2,STV1,STV2,STW1,STW2(こららを合わせてスイッチング素子STという)の動作時の温度を推定する方法について説明する。この方法は、スイッチング素子STを構成する半導体デバイスの動特性、具体的にはゲート(ベース)−ソース(エミッタ)間の電圧閾値Vthの温度依存性を利用して、スイッチング素子温度を推定するものである。
図2に示すように、電力供給装置100は、各スイッチング素子STに対して、スイッチング素子STを構成する半導体デバイスのゲート−ソース電圧VGSを検出するゲート−ソース電圧検出回路91、同半導体デバイスのゲート−ドレイン電圧VGDを検出するゲート−ドレイン電圧検出回路92、スイッチング素子STを構成するダイオードを流れる電流Iを検出する電流センサ93を備えている。
さらに、電力供給装置100は、サンプルホールド回路94及びA/D変換器95を備えている。
サンプルホールド回路94は、ゲート−ドレイン電圧検出回路92又は電流センサ93からホールド信号を受けたとき、ゲート−ソース電圧検出回路91が検出した半導体デバイスのゲート−ソース電圧VGSをホールドする。
A/D変換器95は、サンプルホールド回路94がホールドしたゲート−ドレイン電圧VGD (th)をA/D変換する。
そして、ECU80は、温度推定部83を備えている。温度推定部83は、A/D変換器95でA/D変換されたゲート−ドレイン電圧VGD(th)からスイッチング素子STの温度を推定する。
以下、図1に破線で囲んだ、IGBTである半導体デバイスU2を含むスイッチング素子STU2の温度を推定する場合を例に挙げて説明する。
半導体デバイスU1がオフ、半導体デバイスU2がオンであるとき、図3(a)に矢印で示すように電流が流れている。よって、図4に示すように、ゲート−ソース電圧検出回路91が検出する半導体デバイスU2のゲート−ソース電圧VGSは0であり、ゲート−ドレイン電圧検出回路92が検出する半導体デバイスU2のドレイン−ソース電圧VDSはVDS(0)である。そして、ダイオードDU2は順バイアス状態であるので、電流センサ93が検出する電流Iは負の値となる。
その後、時刻t1に、半導体デバイスU1をオンに、且つ半導体デバイスU2をオフに同時にスイッチングすると、図3(b)に矢印で示すように電流が逆流し始める。よって、図4に示すように、ゲート−ソース電圧検出回路91が検出する半導体デバイスU2のゲート−ソース電圧VGSが立ち上がる。
そして、時刻t1の直後の時刻tthに、ゲート−ドレイン電圧検出回路92が検出する半導体デバイスU2のドレイン−ソース電圧VDSが降下して、電流センサ93が検出する電流Iが0に近付く。このとき、即ち、ゲート−ドレイン電圧検出回路92が半導体デバイスU2のドレイン−ソース電圧VDSが降下を検出したとき、又は、電流センサ93が電流Iの上昇を検出したとき、ゲート−ドレイン電圧検出回路92又は電流センサ93がタイミング信号をサンプルホールド回路94に出力する。ゲート−ドレイン電圧検出回路92又は電流センサ93が、本発明のタイミング信号出力回路に相当する。
そして、タイミング信号が入力されたサンプルホールド回路94は、ゲート−ソース電圧検出回路91にホールド信号を送り、ゲート−ソース電圧検出回路91が検出した半導体デバイスU2のゲート−ソース電圧VGSを閾電圧VGS(th)としてホールドする。
その後、電流Iが時刻t2まで直線的に上昇するが、さらに、その後の時刻t3までダイオードDU2の逆回復特性である期間中は、図3(c)に矢印で示すように転流が発生して、ダイオードDU2に逆電流が流れる。この逆電流はエネルギ損失に変換されて、図4に示すように、半導体デバイスU2のゲート−ソース電圧VGSはゲート電圧VGGまで上昇して、時刻t4で定常化する。また、半導体デバイスU2のゲート−ドレイン電圧VGDは飽和電圧VGD(sat)まで低下する。
図5のグラフに示したように、ゲート−ソース閾電圧VGS(th)とスイッチング素子温度とには相関関係がある。
温度推定部83は、A/D変換器95でA/D変換された半導体デバイスU2のゲート−ドレイン閾電圧VGD(th)を、予め取得したゲート−ソース閾電圧VGS(th)に対応したスイッチング素子温度との相関関係と照合して、スイッチング素子温度を推定する。
温度推定部83は、図示しないCPU、CPUが実行するプログラム及び各種設定値のデータ等を記憶したROM84、CPUが処理するプログラムやデータを一時的に記憶する図示しないRAM等を備え、CPUがプログラムを実行することによってスイッチング素子温度を求める。
例えば、図4のグラフに示すような温度特性をゲート−ソース閾電圧VGS(th)に応じたスイッチング素子温度が格納されたテーブルがROM84に記憶させておく。そして、温度推定部83は、A/D変換器95でA/D変換された半導体デバイスU2のゲート−ドレイン閾電圧VGD (th)に対応するスイッチング素子温度をテーブルから読み出し、この読み出した温度をスイッチング素子温度と推定する。
あるいは、図4のグラフに示すような温度特性を多項式等で近似した曲線式をプログラムに入れておく。そして、温度推定部83は、A/D変換された半導体デバイスU2のゲート−ドレイン閾電圧VGD (th)を曲線式に当てはめて、スイッチング素子温度を推定してもよい。
そして、推定されたスイッチング素子STU2の温度が、予め定められた閾温度を超えた場合、ゲート駆動回路50からのゲート信号によって当該スイッチング素子STU2をオフする。これにより、スイッチング素子STU2が閾温度を超えるほどに過熱されて、故障することを確実に防止することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る電力供給装置100によれば、サーミスタやダイオードなどの温度センサを設けることなく、ゲート−ソース電圧検出回路91、ゲート−ドレイン電圧検出回路92、サンプルホールド回路94などを追加するだけで、スイッチング素子STの温度を推定することができる。
そして、サンプルホールド回路94を設けたことにより、従来利用されていなかったスイッチング素子STの動特性を利用することが可能となった。これにより、スイッチング切換時におけるスイッチング素子STの動特性の温度依存性を利用して、動作時のスイッチング素子温度を推定することが可能となった。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、スイッチング素子STを構成する半導体デバイスがIGBTである場合について説明したがこれに限定されない。例えば、スイッチング素子STを構成する半導体デバイスはトランジスタであってもよい。この場合、ゲート−ソース電圧VGSの代わりにベース−エミッタ電圧VBE、ゲート−ドレイン電圧VGDの代わりにベース−コレクタ電圧VBCをそれぞれ検出すればよい。
10…電動機(回転電機)、 20…原動機(回転電機)、 30…第1のインバータ回路、 40…第2のインバータ回路、 50…ゲート駆動回路、 60…バッテリ(二次電池)、 70…コンバータ回路、 80…ECU(制御部)、 81…インバータ制御部、 82…コンバータ制御部、 83…温度推定部、 84…ROM、 91…ゲート−ソース電圧検出回路、 92…ゲート−ドレイン電圧検出回路(タイミング信号出力回路)、 93…電流センサ(タイミング信号出力回路)、 94…サンプルホールド回路、 95…A/D変換器、 100…電力供給装置、 U1,U2,V1,V2,W1,W2…半導体デバイス、 DU1,DU2,DV1,DV2,DW1,DW2、DH、DL…ダイオード、 H…高電位側半導体デバイス、 L…低電位側半導体デバイス、 ST,STU1,STU2,STV1,STV2,STW1,STW2…スイッチング素子。

Claims (3)

  1. ゲート駆動回路からのゲート信号によって複数のスイッチング素子のオン・オフを切り替えることにより、二次電池からの電流を回転電機に供給する半導体モジュールであって、
    前記各スイッチング素子のゲート−ソース電圧を検出するゲート−ソース電圧検出回路と、
    検出タイミング信号を前記ゲート−ソース電圧検出回路に出力するタイミング信号出力回路と、
    前記検出タイミング信号が入力されたとき、前記ゲート−ソース電圧検出回路にて検出されたゲート−ソース電圧を保持するサンプルホールド回路と、
    前記保持されたゲート−ソース電圧をA/D変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換されたゲート−ソース電圧を、予め取得した前記スイッチング素子のゲート−ソース電圧と温度との相関関係を示すデータと照合して、前記スイッチング素子の温度を推定する温度推定部とを備えたことを特徴とする半導体モジュール。
  2. ゲート駆動回路からのゲート信号によって複数のスイッチング素子のオン・オフを切り替えることにより、二次電池からの電流を回転電機に供給する半導体モジュールの制御方法であって、
    前記各スイッチング素子のゲート−ソース電圧を検出する工程と、
    検出タイミング信号を前記ゲート−ソース電圧検出回路に出力する工程と、
    前記検出タイミング信号が入力されたとき、前記検出されたゲート−ソース電圧を保持する工程と、
    前記保持されたゲート−ソース電圧をA/D変換する工程と、
    前記A/D変換されたゲート−ソース電圧を、予め取得した前記スイッチング素子のゲート−ソース電圧と温度との相関関係を示すデータと照合して、前記スイッチング素子の温度を推定する工程とを備えたことを特徴とする半導体モジュールの制御方法。
  3. 前記推定されたスイッチング素子の温度が、予め定められた閾温度を超えた場合、前記ゲート駆動回路からのゲート信号によって当該スイッチング素子をオフする工程をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の半導体モジュールの制御方法。
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