JP2013258376A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、上部電極と下部電極のショートを抑制できる半導体装置を提供することを目的とする。
【解決手段】基板10と、該基板の上に貫通孔12aを有するように金属で形成された下部電極12と、該下部電極12の上に形成された第1誘電体膜14aと、該第1誘電体膜14aと接続されるように該貫通孔12aにおける該下部電極12の側面に形成された第2誘電体膜14bとを有する誘電体膜14と、該第1誘電体膜14aの上に形成された第1金属膜16aと、該第1金属膜16aと接続されるように該第2誘電体膜14bの側面に形成された第2金属膜16bとを有する上部電極16と、一端部分18aが該貫通孔12aの中に配置されつつ該第2金属膜16bの側面に接するエアブリッジ18と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばマイクロ波集積回路などに用いられるMIMキャパシタが形成された半導体装置に関する。
特許文献1には、下部電極、誘電体膜、及び上部電極を有するMIMキャパシタが開示されている。このMIMキャパシタの配線にはエアブリッジが用いられている。エアブリッジの一端は上部電極の上面に接続されている。
特開平8−8402号公報
エアブリッジは、例えばリフロー加熱等の熱ストレスによって膨張しその後収縮する。エアブリッジの膨張や収縮により、エアブリッジ直下の領域に局所的な応力が生じる。そのため特許文献1に開示のMIMキャパシタのうちエアブリッジの直下部分では誘電体膜が劣化する問題があった。誘電体膜の劣化により上部電極と下部電極がショートする問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、上部電極と下部電極のショートを抑制できる半導体装置を提供することを目的とする。
本願の発明に係る半導体装置は、基板と、該基板の上に貫通孔を有するように金属で形成された下部電極と、該下部電極の上に形成された第1誘電体膜と、該第1誘電体膜と接続されるように該貫通孔における該下部電極の側面に形成された第2誘電体膜とを有する誘電体膜と、該第1誘電体膜の上に形成された第1金属膜と、該第1金属膜と接続されるように該第2誘電体膜の側面に形成された第2金属膜とを有する上部電極と、一端部分が該貫通孔の中に配置されつつ該第2金属膜の側面に接するエアブリッジと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、下部電極に貫通孔を形成し、エアブリッジを当該貫通孔の中に配置するので、上部電極と下部電極のショートを抑制できる。
本発明の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。 下部電極の斜視図である。 図1に示す半導体装置の平面図である。 比較例の半導体装置の断面図である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の変形例を示す断面図である。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。この半導体装置は、例えばGaAsで形成された基板10を備えている。基板10の上には例えばAuなどの金属で下部電極12が形成されている。図2は、下部電極の斜視図である。下部電極12は貫通孔12aを有している。
図1の説明に戻る。下部電極12の上には第1誘電体膜14aが形成されている。さらに、貫通孔12aにおける下部電極12の側面には第2誘電体膜14bが形成されている。貫通孔12aに露出した基板上には第3誘電体膜14cが形成されている。第1誘電体膜14aと第2誘電体膜14b、及び第2誘電体膜14bと第3誘電体膜14cはそれぞれ接続されている。第1誘電体膜14a、第2誘電体膜14b、及び第3誘電体膜14cをまとめて誘電体膜14と称する。誘電体膜14は例えばシリコン窒化膜で形成されている。
第1誘電体膜14aの上には第1金属膜16aが形成されている。さらに、第2誘電体膜14bの側面には第2金属膜16bが形成されている。第3誘電体膜14cの上には第3金属膜16cが形成されている。第1金属膜16aと第2金属膜16b、及び第2金属膜16bと第3金属膜16cはそれぞれ接続されている。第1金属膜16a、第2金属膜16b、及び第3金属膜16cをまとめて上部電極16と称する。上部電極16は例えばAuで形成されている。このように、下部電極12、誘電体膜14、及び上部電極16でMIMキャパシタが形成されている。
上部電極16にはエアブリッジ18が固定されている。エアブリッジ18は一端部分18aと他端部分18bを有している。一端部分18aは、貫通孔12aの中に配置されつつ第2金属膜16bの側面に接している。一端部分18aの直下には第3金属膜16cと第3誘電体膜14cが形成されている。他端部分18bは、基板10に形成された電極20に接続されている。
図3は、図1に示す半導体装置の平面図である。下部電極12は配線の機能も兼ねているので誘電体膜14で覆われていない部分を有している。また、破線で示す一端部分18aは第1金属膜16aで囲まれている。そのため、一端部分18aの全ての側面は上部電極(第2金属膜16b)と接している。
ここで、本発明の理解を容易にするために比較例について説明する。図4は、比較例の半導体装置の断面図である。比較例の半導体装置は、貫通孔のない下部電極50を有している。下部電極50の上には誘電体膜52が形成されている。誘電体膜52の上には上部電極54が形成されている。エアブリッジ56の一端部分56aは上部電極54の上に形成されている。エアブリッジ56の他端部分56bは電極20の上に形成されている。
比較例の半導体装置では、エアブリッジ56の一端部分56aの直下に上部電極54、誘電体膜52、及び下部電極50からなるMIMキャパシタが形成されている。そのため、一端部分56aの直下に生じる応力により一端部分56aの直下の誘電体膜52が劣化し、上部電極54と下部電極50がショートするおそれがある。
ところが、本発明の実施の形態に係る半導体装置では、エアブリッジ18の一端部分18aを下部電極12の貫通孔12aの中に配置したので、一端部分18aの直下にMIMキャパシタが形成されていない。そのため、一端部分18aの直下に生じる応力が上部電極16と下部電極12をショートさせることを抑制できる。
しかも、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法と図4に示す比較例の半導体装置の製造方法を比較すると、下部電極12に貫通孔12aを設けた点が相違するだけである。つまり、両者間で異なるのは下部電極12形成用のマスクだけである。従って、比較例のような半導体装置があった場合に、大規模な設計変更を要することなくMIMキャパシタの上部電極と下部電極のショートを抑制できる。
本発明の実施の形態に係る一端部分18aの直下には第3金属膜16cと第3誘電体膜14cが形成されているが本発明はこれに限定されない。図5は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の変形例を示す断面図である。変形例の半導体装置は、エアブリッジ18の一端部分18aの直下に第3金属膜16cが形成されている。第3金属膜16cの下面に基板10が接している。そして、一端部分18aの直下に誘電体膜は形成されていない。
一端部分18aの直下の誘電体膜が劣化すると一端部分18aと第3金属膜16cの接続が不安定になると考えられる。しかしながら、比較例の半導体装置によれば一端部分18aの直下に第3金属膜16cだけが形成されるので、誘電体膜の劣化自体が発生しない。よって、一端部分18aと第3金属膜16cの接続を安定化できる。
なお、別の比較例として、一端部分18aが直接基板10に接するようにしてもよい。その他、本発明の範囲を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。例えば、本発明の実施の形態で挙げた材料は適宜変更可能である。
10 基板、 12 下部電極、 12a 貫通孔、 14 誘電体膜、 14a 第1誘電体膜、 14b 第2誘電体膜、 14c 第3誘電体膜、 16 上部電極、 16a 第1金属膜、 16b 第2金属膜、 16c 第3金属膜、 18 エアブリッジ、 18a 一端部分、 18b 他端部分、 20 電極

Claims (3)

  1. 基板と、
    前記基板の上に貫通孔を有するように金属で形成された下部電極と、
    前記下部電極の上に形成された第1誘電体膜と、前記第1誘電体膜と接続されるように前記貫通孔における前記下部電極の側面に形成された第2誘電体膜とを有する誘電体膜と、
    前記第1誘電体膜の上に形成された第1金属膜と、前記第1金属膜と接続されるように前記第2誘電体膜の側面に形成された第2金属膜とを有する上部電極と、
    一端部分が前記貫通孔の中に配置されつつ前記第2金属膜の側面に接するエアブリッジと、を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記一端部分の直下に、前記第2金属膜と接するように形成された第3金属膜を備えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第3金属膜の下面に前記基板が接することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
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